JPH01153143A

JPH01153143A - 寝台装置

Info

Publication number: JPH01153143A
Application number: JP62311861A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Manabe; 真鍋　義典
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-12-11
Filing date: 1987-12-11
Publication date: 1989-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、医療に用いられ被検体を載置する寝台装置に
関し、特に被検体の一部を保持する補助具に関する。

（従来の技術）例えばＸ線ＣＴ装置に用いられる寝台装置において、頭
部の断層撮影を行う際に、天板の一端に設けられた被検
体の頭部を保持するためのヘッドレストを使用する。第
６図は従来のヘッドレストの構成を示す斜視図である。

第６図では被検体を載置する天板３の一端に金具４によ
ってヘッドレスト５ａが取付けられている。ヘッドレス
ト５゛ａは、断層撮影中の被検体の頭部の動きを抑える
ため、被検体の頭部を包み込むような構造をしている。

一方、Ｘ線ＣＴ装置に用いられる寝台装置において胸部
等の撮影を行う際には、被検体の腕が撮影領域に入らな
いよう、天板の一端に設けられた被検体の腕を保持する
ためのアームアップホルダを使用する。第７図は従来の
アームアップホルダの構成を示す斜視図である。第７図
では被検体を載置する天板３の一端に金具１１によって
アームアップホルダ７ａが取付けられている。

第８図は、ヘッドレストを使用した頭部撮影の概略図で
ある。架台部８内のＸ線発生器からＸ線パス９が曝射さ
れ、被検体２を挟んで架台部８内にＸ線発生器と対向配
置された検出器に達する。

被検体２は、頭部をヘッドレスト５ａで保持した状態で
天板３上に載置されており、頭部をＸ線パス９が通過す
るように寝台本体１上で天板３を移動させる。第９図は
、アームアップホルダを使用した体部撮影の概略図であ
る。被検体２は、腕をアームアップホルダ７ａで保持し
た状態で天板３上に裁置されており、体部をＸ線パス９
が通過するように寝台本体１上で天板３を移動させる。

Ｘ線撮影を行う際に、第８図のように頭部を撮影した後
、第９図のように体部を撮影する、あるいはその逆とい
う具合に、頭部撮影と体部撮影を連続して行う場合があ
る。このとき、撮影部位が変化する度に天板の一端に取
付けられたヘッドレストを取外してアームアップホルダ
を取付ける、又はその逆の動作をする必要がある。この
動作は、撮影技師にとり余計な負担である。

（発明が解決しようとする問題点）以上説明したように、従来の寝台装置において、頭部断
層撮影と体部断層撮影を連続して行う場合に、ヘッドレ
ストとアームアップホルダを取替える必要があるという
問題点があった。本発明は、ヘッドレストとアームアッ
プホルダを取替えずに頭部と体部の連続撮影を行うこと
を可能にした寝台装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）上記問題点を解決するために、本発明では、被検体を′
ａ置し得る天板と、天板の一端に設けられた、被検体の
頭部を保持するヘッドレストとヘッドレストに設けられ
た、被検体の腕を保持するアームアップホルダとを有す
ることを特徴とする。

（作用）このように構成されたものにおいては、体部撮影の場合
、被検体はヘッドレストに頭部を載せたままヘッドレス
トに取付けられたアームアップホルダによって腕を保持
する。頭部撮影の場合、ヘッドレストに被検体の頭部を
載せ、アームアップホルダを取外して行なってもよい。

（実施例）第１図は、本発明の実施例を示す斜視図である。

第１図には寝台本体１の上部に被検体２を載置する天板
３が被検体２の体軸方向に移動可能に設置されている図
が示されている。天板３の一端に、金具４によって被検
体２の頭部を保持するためのヘッドレスト５が設置され
ており、ヘッドレスト５に備えられた止め具６によって
係止されているアームアップホルダ７によって被検体２
の腕を保持することができる。第２図は第１図に示され
るヘッドレスト部分を拡大した構成図である。ヘッドレ
スト５は、被検体の頭部の動きを抑えるために頭部を包
み込むような形状をしており、その先端にポケット状の
形状をなしている止め具６が設けられている。アームア
ップホルダ７はｒＣＪ字形の中央部が突出した形状をし
ている。ポケット状の止め具６にアームアップホルダ７
の突起部Ａを差込むことによってアームアップホルダ７
をヘッドレスト５に係止でき、アームアップホルダ７は
ヘッドレスト５に容易に着脱可能となっている。

第３図は、本実施例による寝台装置を用いて体部のＸ線
断層撮影を行う場合の概略図である。Ｘ線ＣＴ装置にお
いては、架台部８内にＸ線発生器と検出器が被検体２を
挟んで対向配置されており、Ｘ線発生器から曝射された
Ｘ線パス９は被検体２を通過して検出器へ達する。Ｘ線
発生器及び検出器を被検体２の体軸を中心として回転さ
せ、Ｘ線パス９を被検体２の体軸を中心として３６０’
回転させると、被検体２の断層像を得ることができる。

被検体２はヘッドレスト５に頭部を載せた状態において
天板２上に載置されており、患部にＸ線パス９が当たる
ような適当な位置まで天板を被検体２の体軸方向に移動
して断層撮影を行なう。

このとき、被検体２の腕を体部の脇に添えた状態で撮影
を行なうと、腕の骨の影響などによりアーチファクトが
画像に現れてしまう。そこで画像に腕が写らないように
するため、体部の断層撮影をするときは腕をアームアッ
プホルダ７によって保持する。

第４図は、本実施例による寝台装置を用いて頭部のＸ線
断層撮影を行う場合の概略図である。へラドレスト５に
被検体２の頭部を載せ、患部にＸ線パス９が当たるよう
な適当な位置まで天板を長平方向に移動し、撮影を行う
。このとき、第５図に示すように、目と耳を結んだ線で
ある０Ｍライン１０からある角度θ以上傾斜させた状態
でＸ線パス９を曝射する特殊な撮影状態においては、ア
ームアップホルダ７が撮影の邪魔になる。この場合には
、アームアップホルダ７を止め具６から抜取って撮影を
行う。

本発明によれば、Ｘ線断層撮影の際、体部及び頭部のい
ずれの撮影状態においてもヘッドレスト５を取外す必要
はなく、通常は天板３ヘツドレスト５とアームアップホ
ルダ７を両方装着した状態で撮影が可能である。アーム
アップホルダ７が不要な場合には、単にアームアップホ
ルダ７をヘッドレスト５に備わっている止め具から抜取
るだけで良い。

［発明の効果コ本発明によれば、ヘッドレストにアームアップホルダを
装着したことにより、従来行われていたヘッドレストと
アームアップホルダを取替えるという作業を省略でき、
従って撮影技師の負担を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成を示す斜視図、第２図は
本発明の実施例のヘッドレスト部分を拡大した構成図、
第３図は本発明の実施例による寝台装置を用いて体部の
Ｘ線撮影を行う場合の概略図、第４図は本発明の実施例
による寝台装置を用いて頭部のＸ線撮影を行う場合の概
略図、第５図はＸ線バスを０Ｍラインより傾斜させて撮
影する場合の概略図、第６図は従来のヘッドレストの構
成を示す斜視図、第７図は従来のアームアップホルダの
構成を示す斜視図、第８図は従来のヘッドレストを用い
て頭部撮影を行う場合の概略図、第９図は従来のアーム
アップホルダを用いて体部撮影を行う場合の概略図であ
る。２・・・被検体、　　　　３・・・天板、５・・・ヘッ
ドレスト、　７・・・アームアップホルダ第　１　図第２図第３図第４因第５図／１゜第７図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被検体を載置し得る天板と、前記天板の一端に設
けられた、前記被検体の頭部を保持するヘッドレストと
、前記ヘッドレストに設けられた、前記被検体の腕を保
持するアームアップホルダとを有することを特徴とする
寝台装置。
（２）前記ヘッドレストと、前記アームアップホルダと
を着脱可能な構造としたことを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の寝台装置。