JPH01146521A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH01146521A
JPH01146521A JP62305432A JP30543287A JPH01146521A JP H01146521 A JPH01146521 A JP H01146521A JP 62305432 A JP62305432 A JP 62305432A JP 30543287 A JP30543287 A JP 30543287A JP H01146521 A JPH01146521 A JP H01146521A
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telescope
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slide
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Tetsumaru Kubota
窪田 哲丸
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Yuichi Ikeda
裕一 池田
Toshihiko Hashiguchi
敏彦 橋口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は頭蓋骨内外科手術において使用されるもので、
特に、脳内出血や脳腫瘍等の障害部分を吸引除去するも
のに関する。
[従来の技術と発明が解決しようとづる問題点]脳血管
障害の代表的なものに脳出血とりt股下出血が上げられ
る。これらの脳内出血後の脳内血腫等を除去するために
、近年、例えば「脳神経外科」第14巻、2号1986
年2月で示されているCT(コンピュータ トモグラフ
)誘導法による定位脳手術が行なわれている。
定位脳手術とは、患者の頭部に定位脳手術装置を固定し
、この装置に設けた位置決め装置により、脳内の障害部
分への位置決めを行い、ドレイナージチュ〜ブ等の処置
具を障害部分に挿入し、手術を行うものであるが、CT
を用いて断層像により障害部分を捕え、位置決めするこ
とにより位置決めの精度が向上し、患者に与える侵襲を
小さくおさえることができるようになった。
この定位脳手術に使用される手術装置が特公昭61−2
5377号公報に示されている。これは、CTにより脳
内の手術目標部位を決定し、この目標点に頭蓋に装着た
手術装置によりシースを穿刺し、このシースを介()て
血腫等を吸引除去する技術である。
ところで定位脳手術で脳内血腫を除去する方法として金
属製吸引管を血腫内に挿入し、シリンジ等の吸引器で血
腫を吸引除去する方法が行なわれている。この方法で完
全に除去できない場合には、留置チューブを血腫腔に留
置して、例えばウキロナーゼ((Jrok i nas
e)等の血腫溶解剤を注入し、数時間後に溶解された血
腫を留置チューブから吸引除去するという血腫溶解法が
行なわれている。また、近年、超音波吸引装置を用いて
血腫を破砕し、吸引除去Jる方法も行なわれるつつある
。また、脳腫瘍の生検やNd−YAGレーザ光による焼
灼治療等が定位脳手術により行なわれている。
ところで、CT誘導法により定位脳内血腫除去では、リ
アルタイムで血腫吸引状況をll5l察できず盲目的な
手術操作となるため脳実質を損傷していまう危険性が非
常に高い、また、脳実質を損傷しないようにするあまり
、脳内血腫を完全に除去できないことがある。更に、脳
実質を損傷させないだめに逐次血腫吸引状況をCTで確
認しながら手術操作を進めなければならないため、手術
時間が極めて艮くなり、患とに与える侵襲が大きい。ま
た、術者の疲労も極めて大ぎいものとなる。
シリンジγノの吸引器で血腫を吸引除去する方法は、高
粘稠であるという血腫の性質から吸引圧により脳実質を
も吸引していまつという危険性があると共に、吸引管内
腔に血腫が詰まり易く、しばしば手術を中断しなければ
ならないという問題がある。血腫が詰まり難くするため
には吸引管の径を大きくしなければならず、そのため脳
実質に損1f2を与えた場合、損(具の程度が大きくな
ってしまう。
血腫溶解法では、血腫溶解剤の溶解能は非常に小さいた
め、臨床的に満足する状態になく、長時間のカテーテル
留置や溶解剤頻回投与により感染症を併発する危険性が
あると共にカテーテルの長期留置により患者に与える苦
痛は非常に大きなものである。
超音波吸引装置による方法は、非常に有効であるものの
、白目的操作により脳実質を損傷してしまう危険がある
と共に、超音波吸引装置を固定し、■つ進退操作できる
装置がなく、手で装置を保持して進退操作をしなければ
ならないため誤操作によって脳実質を損(セしてしまう
危険性がある。
以上の不具合は脳内血腫の吸引除去に限らず脳腫瘍の手
術等、従来の定位脳手術に共通したものであった。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされてものであり、リア
ルタイムで血肚、腫瘍等の障害部分の治療状況を直視下
に観察しながら、安全に且つ確実に、短時間で障害部分
の治療を行うことのできる内視鏡装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決1′るための手段および作用1本発明の
内視鏡装置は、テレスコープと処置具との間に、テレス
コープ手元部に着脱自在に接続可能な第1の接続部と、
処置具に着脱自在に接続可能な第2の接続部と、テレス
コープのチャンネルの連通し、処置具のプローブを収納
できる中空部と、処置具を前記テレスコープに対し進退
操作する摺動手段と、処置具を1ff記テレスコープに
対し所望の位置で固定する固定手段とを有するアダプタ
を設けたちのである。
すなわち、アダプタの摺動手段によって処置具はFD 
?jの頭部に挿入され、位置決めされる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第10図は本発明の第1実施例に係り、第
1図はアダプタの断面図、第2図は第1図のスライド状
態の説明図、第3図はスライド装置の外形図、第4図は
支え本体の断面図、第5図は押えベルトで固定した支え
本体の断面図、第6図は押えアームで固定した支え本体
の断面図、第7図はテレスコープの断面図、第8図はシ
ースの断面図、第9図はマンドリンの外形図、第10図
は内視鏡装置の全体の構成図である。
本実施例は、本発明を脳手術装置に適用したものである
第10図において、内視鏡装置1はシース2とテレスコ
ープ3とアダプタ4と定位脳手術装置5と処置具として
の超音波吸引装置6と固定装置7とジェネレータ8とに
よって構成されている。
患茜の頭部9は、前記定位脳手術装置5の環11内に挿
入され、この環11に設けられている4本の頭部固定用
ビン12により、定位脳手術装置5に固定されるように
なっている。前記環11の一方の側部には、X、Y、Z
方向に摺動可能で、且つα方向に回動できる位置決め装
置13が設けられており、この位置決め装置13には湾
曲した腕14が連設されている。この腕14には、前記
シース2がβ方向に摺動可能なように設けられている。
また、環11の頂部には、腕14と共にシース2を保持
する湾曲したアーム16がi設された固定装置7が設け
られている。
前記シース2は、腕14とアーム16とによってシース
保持具17によって保持されている。更に、このシース
保持具17は支持具18を介してスライド装置19を支
持するようになっている。
前記シース2には、側部斜め後方に接眼部21が延設さ
れた前記テレスコープ3が接続されており、更に、この
テレスコープ3の後方には、前記超音波吸引装置6が接
続された前記アダプタ4が設けられている。なお、テレ
スコープ3には、照明光を供給できるライトガイド22
が接続されており、シース2には生理食塩水等の潅流液
を送水できる送水デユープ23が接続されている。
前記超音波吸引装置6の後端部からはコード24と排水
チューブ26とが延出して、コード24は前記ジェネレ
ータ8に接続され、排水チューブ26はジェネレータ8
に付属した排液を収集する収集ビン27に接続されてい
る。この収集ビン27から延出づるチューブ28はポン
プ29を経て図示しない排液容器に接続されている。
第3図において、支持具18は支持部材31と支持本体
33とを備えている。この支持部材31は腕14の先端
部とアーム16によって支持された回転部材30との間
に介装されてシース2を保持するようになっており、支
持本体33は、支持部材31の後端面に設けられ、固定
ねじ32によって支持部材31に固定されている。この
支持本体33の後端面には棒状の支持軸34.34がシ
ース2の軸方向に平行に設けられており、スライド装置
1つが支持されている。このスライド装置19は、スラ
イド本体36と固定板37との間に前記2本の支持ft
t34,34を挟み込み、固定板37を貫通し、スライ
ド本体36に螺入される固定ねじ38によって支持軸3
4.34に固定されている。このスライド本体36の上
部には、支え本体3つがシース2の軸方向に摺動自在に
設けられている。この支え本体39の上部には、アダプ
タ4が固定されている。
前記スライド本体36の上面には、シース2の軸方向に
図示しないラックが設けられており、前記支え本体39
内に設けられた図示しないビニオンと噛合するようにな
っている。このビニオンの両端は支え本体39から突出
するようになっており、この突出する端部にノブ41が
固定されている。このノブ41を回動することにより支
え本体39を軸方向に移動させることができるようにな
っている。
前記スライド本体36の側面には、基準線35が設けら
れており、更に、支え本体39の側面には、目盛40が
刻設され、ノブ41を回動することによって移動する支
え本体3つの移動給を目視できるようになっている。
第4図において、アダプタ4は支え本体3つと、支え本
体39に固定ねじ42によって固定された押え板43に
よって挟み込まれるようになっており、固定ねじ42を
螺入することによりアダプタ4を支え本体39に固定す
ることができるJ:うになっている。また、スライド本
体36の下面には、固定ねじ44が螺入されており、こ
の固定ねじ44の先端部が支え本体39の下面に当接し
、押圧することによって支え本体3つの位置決めができ
るJ:うになっている。
なお、アダプタ4の固定方法は、第5図のにうに、支え
本体39の上部に位置させたアダプタ4を一方の端部が
固定ねじ46で支え本体39に固定された押えベルト4
7で半周程巻き付け、他方の端部を支え本体39に設け
たビン48に係止することによりアダプタ4を固定して
もよい。
また、第6図のように、支え本体39の上部に蝶番49
を介して押えアーム51を設け、支え本体39と押えア
ーム51との間にアダプタ4を挟み込み押えアーム51
に設けられた固定爪50を支え本体39に係止すること
により固定してもよい。
第7図において、前記テレスコープ3は、硬性で細長の
挿入部52と、この挿入部52の後部に連設された大径
の操作部53と、この操作部53の側部から斜め後方に
分岐して設けられた接眼部21と、前記操作部53の後
端部に設けられた処置具取付は部56とで構成されてい
る。
前記挿入部52は、レンズ管57とライトガイド管58
とで構成されており、このレンズ管57は、操作部53
内を通過し、接眼部21が延出する部位の近傍まで挿入
されている。
前記操作部53は、前記接眼部21と処置具取付は部5
6とを有する操作部本体55と、この操作部本体55の
前端部に摺動自在に設けられ、位置決めされた後に固定
される接続部材59とから構成されている。この接続部
材59は、前記挿入部52を挿通ずるシース2を先端部
に接続するようになっている。
前記レンズ管57には、対物レンズ系61と、この対物
レンズ系61の後方に前記屈折率勾配型レンズ62が設
けられている。ライトガイド管58には、ライトガイド
ファイバ63が挿通されており、ライトガイドファイバ
63はライトガイド管58の対物側端部において接着固
定された後、前端面64を研磨され照明光を、この前端
面64より出射できるようになっている。このライトガ
イドファイバ63はライトガイド管58内を挿通され操
作部53内で側方に曲げられて操作部53の側部に延設
されたライトガイト口金66に接着固定された後に端面
67を研磨されるようになっている。この端面67は図
示しない光源装置より供給される照明光の入射面となっ
ている。
前記接続部材59の後端側には、位置決め部材68が嵌
合固定されている。この位置決め部材68は前記レンズ
管57より露出した前記屈折率勾配型レンズ62の後端
部が挿入される固定孔69が設けられており、更に、接
続部材59の前端面より操作部本体55内をレンズ管5
7と平行して挿通されて前記処置具取付は部56に達す
る処置具用チャンネル71を形成するチャンネル管72
が貫通するようになっている。
前記固定孔69に挿入された屈折率勾配型レンズ62の
後端面には、レンズ76が設けられている。
前記接眼部21は、接眼筒79が取付けられている。こ
の接眼筒79内には、観察光学系の光軸を屈曲させるよ
うに前記レンズ76の後方に設けられた三角プリズム8
1と台形プリズム82とが取付けられた接眼レンズ系枠
83が設けられている。この接眼筒79の後端には、接
眼各装置4が設けられており、更に、この接眼各装置4
の後端にはアイピース86が設けられている。
前記処置具取付は部56は操作部本体55の後端部に嵌
合され、ねじ87によって固定される閉塞部材88と、
この閉塞部材88の後端に着脱リング89を螺合するこ
とによって着脱自在に取付けられる処置具アダプタ91
とを備えている。
前記閉塞部材88の嵌合する外周面は、操作部本体55
と0リング92によって気密を保つようになっており、
更に、中心部には、前記チャンネル管72が嵌合する孔
部93が形成されるようになっている。この孔部93に
は、チャンネル管72との間で気密を保つようにOリン
グ94が配設されている。
前記処置具アダプタ91はOリング90によって気密を
保たれて前記閉塞部材88に嵌合固定されてa3す、後
端面に前記処置具用チャンネル71に連通する処置具挿
入口96が設けられたアダプタ本体97と処置具挿入口
96を開閉できるコック98とを備えている。このコッ
ク98の上部にはレバー95が設けられており、下部に
はコック98をアダプタ本体97に取付けるようにナッ
ト9つが螺合されている。
第8図において、前記テレスコープ3の挿入部52は、
シース保持具17に固定されたシース挿入部100内の
上部を挿通されている。このシース挿入部100の後端
には太径の本体部101が連設されており、更に、この
本体部101の後端部には、前記テレスコープ3の前部
に設けられた接続部材59の先端部が着脱自在に接続で
きるように接続部102が設けられている。なお、この
本体部101には、前記送水チューブ23が接続された
コック103が設けられている。
前記シース挿入部100内にはテレスコープ3の挿入部
52と共に前記超音波吸引装置6のプローブ104が挿
通されている。このプローブ104は前記処置具用チャ
ンネル71内を挿通されており、その先端部をシース挿
入部100より突出して血腫106に当接するようにな
っている。
なお、シース挿入部100の脳内に挿入する場合は、第
9図に示すようなマンドリン107をシース2内に挿入
して穿刺するようになっている。
このマンドリン107は先端に穿刺し易いような凸部が
形成された先端部108と、この先端部108の後方に
連設されて細長の挿入部109と、この挿入部109の
後端に連設された大径の接続部111と、この接続部1
11の後端部に設(プられた握り112とを備えており
、この接続部111は前記シース2の接続部102と着
脱自在に接続できるようになっている。
第1図および第2図に示すように、処置具取付は部56
が取り外されたテレスコープ3の後端部には前記アダプ
タ4が接続されている。
前記アダプタ4は、アダプタ本体113と、スライド部
材114とにより構成されている。アダプタ本体113
の前端部には、第1の接続部としての接続部材116が
内嵌固定されており、この接続部材116によって回動
自在に設りられた着脱リング115がテレスコープ3の
操作部53と’a脱自在に接続できるように設けられて
いる。
この接続部材116の前端面には、アダプタ4内の潅流
液の漏れを防ぐためのOリング117とプローブ104
が破断した場合に破断したプローブ104が頭蓋骨内に
落下することを防止するためにプローブ104の振動の
節部を押さける0リング118とが設けられている。
前記アダプタ本体113は中空部124を右する円筒状
であり、この後部に前記スライド部材114が摺動自在
に内嵌されている。
前記スライド部材114の内部には前記超音波吸引装置
6のホーン119が装備されており、このホーン119
先端には、アダプタ本体113内とシース挿入部100
内とを連通ずるプローブ104が接続部121によって
締結されている。また、スライド部材114の後端には
、第2の接続部としてのねじ部120が設けられており
、このねじ部120に超音波吸引装置6のカバー122
の先端部が螺合して接続されている。スライド部材11
4とボーン119との間には0リング123が設けられ
潅流液が超音波吸引装置6内に流入することを防ぐよう
になっている。スライド部材114外周面のアダプタ本
体113内に挿入された部分には、0リング126が設
けられており、アダプタ4内の水密を保ち、潅流液が外
部に流出することを防ぐようになっている。
アダプタ本体113の円周上には周方向に、スライド部
材114の円周上には螺旋上に、それぞれカム溝127
が設けられており、アダプタ本体113外周上に設けら
れた回転可能なカムリング128に固定されてるカムビ
ン129が前記カム溝127に係入されている。更に、
スライド部材114外周上には、軸方向に溝131が設
けられており、アダプタ本体113の外周面より内側に
向かって螺入さ°れているガイドビン132の先端部が
前記溝131に係入されている。このカムリング128
は回動されることによりカム溝127に沿ってカムビン
129が摺動するようになっている。アダプタ本体11
3と、スライド部材114とは、ガイドビン132によ
って周方向の位置関係が規制されているので、このカム
ビン129のカム溝127内での動きのよって、スライ
ド部材114は、アダプタ本体113の軸方向に移動で
きるようになっている。スライド部材114のアダプタ
本体113に対する軸方向の移動に伴ってプローブ10
4がアダプタ本体113に対して軸方向に移動を行うこ
とができるようになっている。
このようにカム溝127とカムリング128とカムビン
129と溝131とガイドビン132とは摺動手段を構
成するようになっている。
前記カムリング128の外周面には軸方向に基準Pi1
133が刻印されており、押えリング134によってア
ダプタ本体113の外周面上に固定されている目盛リン
グ136上に刻印されている目盛137と前記基準線1
33との位置からカムリング128のアダプタ本体11
3に対する軸方向の移動距離、すなわちプローブ104
先端のシス挿入部100からの突出量を知ることができ
るようになっている。
アダプタ本体113の外周上後端には、固定手段として
の固定ねじ138が設けられており、この固定ねじ13
8を螺入することによって固定ねじ138の先端がスラ
イド部材114の外周面を押圧し、スライド部材114
をアダプタ本体113に対して所望の位置で固定するこ
とができると共に、固定ねじ138を緩めることによっ
てスライド部材114はアダプタ本体113に対して摺
動可能となるようになっている。
第1図はスライド部材114が最小に縮められた状態を
示しており、この状態では、プローブ104の先端面は
、シース挿入部100より突出するにうになっている。
更に、第2図はスライド部材11/Iが最大に伸ばされ
た状態を示しており、この状態ではプローブ104の先
端面は、シース挿入部100端面と同一面か、または僅
かに退避づるようになっている。
上記のように構成された内視鏡装置1の作用を説明する
定位脳手術5A置5の腕14とアーム16とによって支
持されたシース保持具18にシース2を固定する。
アダプタ4を構成するスライド部材114をアダプタ本
体113に対して最大に伸ばした状態(第2図の状態)
で固定ねじ138によって固定し、着脱リング115に
より、接続部材116を介してテレスコープ3に接続す
る。そして、超音波吸引装置6のプローブ104をホー
ン119に取付けた状態で、スライド部材114の後端
の設けられたねじ部120にカバー122をスライド部
材114の後端に当接するまで、ねじ込む。
アダプタ4にスライド装置19の支え本体39を固定し
、テレスコープ3の挿入部52とプローブ104とをシ
ース2内に挿入するようにしてスライド装置19を支持
軸34.34に差し込む。
テレスコープ3とアダプタ4と超音波吸引装置6とをシ
ース2側に摺動させ、シース2の接続部102とテレス
コープ3の接続部材116とを接続づる。この状態でプ
ローブ104の先端はシース挿入部100の先端に対し
て同一面か、または、僅かに退避したようになっている
固定ねじ138を緩めてカムリング128をアダプタ本
体113に対して回動し、スライド部材114をアダプ
タ本体113に対して目盛137を読みながら前方の所
望の位置まで移動させる。
そして、ふたたび固定ねじ138を締め付けてアダプタ
本体113とスライド部材114とを固定する。この状
態でプローブ104先端のシース挿入部100端面から
の突出量が設定される。
スライド装置19に設けられたノブ41を回動してシー
ス2とテレスコープ3とアダプタ4と超音波吸引装置6
とを一体で進退操作させることにより血腫等を安全に吸
引して除去できる。
本実施例によれば、シース挿入部100先端からのプロ
ーブ104の突出量を所望のものとでることができ、不
用意にプローブ104を突出させる危険がなくなり、安
全に手術を行うことができる。
また、手術前に、シース2とテレスコープ3とアダプタ
4と超音波吸引装置6とを組付けることにより、零点調
整が可能であり、手術時には零点の目盛を基準にしてス
ライド部材114を調整することにより、プローブ10
4の突出量を手元側で正確に把握することがでる。
また、超音波吸引装置6から術者が手を放してもプロー
ブ104は突出しないため極めて安全である。
更に、Oリング118によりプローブ104を弾性的に
保持しているため、プローブ104が接続部121との
溶接部で破断しての頭蓋骨内に落下することがなく安全
である。
更にまた、テレスコープ3で、直視しながら手術を行う
ので誤って正常な部位を損傷する危険性が減少する。
第11図および第12図は本発明の第2実施例に係り、
第11図はアダプタの断面図、第12図は第11図のA
−/M方向断面図である。
アダプタ4はアダプタ本体142と、スライド部材14
3とにより構成されている。アダプタ本体142の前端
部には、第1の接続部としての接続部材116が内嵌固
定されており、この接続部材116によって回動自在に
設けられた着脱リング115がテレスコープ3の操作部
53と着脱自在に接続できるように設(プられている。
この接続部材116の前端面には、アダプタ4内の潅流
液の漏れを防ぐためのOリング117とプローブ104
が破断した場合に破断したプローブ104が頭蓋骨内に
落下することを防止するためにプローブ104の撮動の
節部を押させるOリング118とが設けられている。
前記アダプタ本体142は中空部144を右する円筒状
であり、この内面には摺動手段としての摺動面145が
形成されている。この摺動面145にはスライド部材1
43の前部に設けられた円筒状に形成された摺動面14
9が摺動自在に内嵌されている。このアダプタ本体14
2の後部には軸方向にすり割り146が設けられており
、更に、このすり割り146の直角方向に固定手段とし
ての締付けねじ147が設けられており、アダプタ本体
142にスライド部材143を固定することができるよ
うになっている。
スライド部材143のアダプタ本体142内に内挿され
る部位の外周面には目盛148が設けられており、スラ
イド部材143のアダプタ本体142に対する挿入m、
すなわち、プローブ104の先端の突出量を所望のもの
とすることができるようになっている。
前記スライド部材143の内部には前記超音波吸引装置
6のホーン119が装備されており、また、スライド部
材143の後端には、第2の接続部としてのねじ部12
0が設けられている。このねじ部120に超音波吸引装
置6のカバー122の先☆ツ:部が螺合して接続されて
いる。
上記の構成のアダプタ4の進退操作は、締付けねじ14
7を緩めて、スライド1rf119に固定されたアダプ
タ本体142に対してスライド部材143を摺動させて
プローブ104を進退させる。
プローブ104の突出量は、目盛148を読むことによ
り所望のものとすることができる。
本実施例によれば、第1実施例に比べ摺動手段の構成を
簡素化してアダプタ4を小形化でき、更に、軽量化する
ことができる。
その伯の構成1作用および効果は第1実施例と同様であ
る。
第13図は本発明の第3実施例に係るアダプタ固定部の
断面図である。
アダプタ4を構成するアダプタ本体161の後端部の外
周面には、ねじ部162が螺設されており、締付はナツ
ト163が螺入されている。更に、このねじ部162に
は、軸方向に複数のスリット164が設けられ、前記締
付はナツト163によってアダプタ本体161内に摺動
自在に内嵌されたスライド部材166を締付けて固定す
るようになっている。
その他の構成1作用および効果は第1実施例と同様であ
る。
第14図は本発明の第4実施例に係るアダプタの摺動部
の断面図である。
アダプタ4を構成するアダプタ本体167の後部の外周
面には、軸方向にラック168が刻設されており、スラ
イド部材169の前部に内嵌されている。このランク1
68はスライド部材169の前部に設けられたピニオン
171と噛合するようになっており、このビニオン17
1に連設された図示しないノブ等を回動することにより
プローブ104の突出mを調整することができるように
なっている。更に、スライド部材169の先端部には固
定ねじ172が径方向に螺入されており、この固定ねじ
172の先端部がアダプタ本体167の外周面に当接し
てアダプタ本体167とスライド本体169とを固定す
ることができるようになっている。
その他の構成1作用および効果は第1実施例と同様であ
る。
第15図は本発明の第5実施例に係るアダプタの断面図
である。
円筒状に形成されたアダプタ本体173の外周には、ア
ダプタ本体173内を挿通されたプローブ104を冷却
する冷媒を供給できる冷媒人口174と冷媒を排出する
冷媒出口176とが設けられている。この冷媒人口17
4と冷媒出口176とは各々コック177.177を有
しており、冷媒を挿通しない場合に気密を保てるように
なっている。また、冷媒人口174と冷媒出口176と
はチューブ178.178が接続されている。
アダプタ本体173の後部内周面には、摺動面179が
形成されており、この摺動面179にはスライド部材1
81の前部に形成された摺動面182が摺動自在に内嵌
されている。このアダプタ本体173側の摺動面179
とスライド部材181側の摺動面182とは0リング1
80によって気密が保たれており、潅流液等の漏れを防
ぐようになっている。また、アダプタ本体173に後部
には、径方向に固定ねじ183が螺入されており、この
固定ねじ183の先端部がスライド部材181の外周面
に当接することによりアダプタ本体173とスライド本
体181とを固定することができるようになっている。
本実施例によれば、アダプタ本体173内に冷媒を供給
することによりプローブ104の冷却を行えるため、プ
ローブ104の超音波振動に伴う発熱をおさえられプロ
ーブ104の破断を防止することができる。
その他の構成9作用および効果は第1実施例と同様であ
る。
第16図は本発明の第6実施例に係るアダプタの断面図
である。
アダプタ4を構成するアダプタ本体184とスライド部
材186の外周面には、内部を挿通されたプローブ10
4を観察できる複数の窓部187が設けられている。
その他の構成は第5実施例と同様である。
本実施例によればプローブ104のクラック。
折れ等の異常が発生した場合でも、窓部187を通して
確認できるためプローブ104を頭蓋骨内に落下させる
ことがなく安全に操作を行うことができる。
その他の作用および効果は第1実施例と同様でさる。
上記各実施例では処置具として超音波吸引装置を接続し
ているが本発明は、これに限定されることなく、例えば
、高周波電極、レーザプローブ。
鉗子、シリンジ等の処置具を接続してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、リアルタイムで血
腫、腫瘍等の障害部分の治療状況を直視下に観察しなが
ら、安全に且つ確実に、短時間で障害部分の治療を行う
ことのできる。
【図面の簡単な説明】
、第1図ないし第10図は本発明の第1実施例に係り、
第1図はアダプタの断面図、第2図は第1図のスライド
状態の説明図、第3図はスライド装置の外形図、第4図
は支え本体の断面図、第5図は押えベルトで固定した支
え本体の断面図、第6図は押えアームで固定した支え本
体の断面図、第7図はテレスコープの新面図、第8図は
シースの断面図、第9図はマンドリンの外形図、第10
図は内祝鏡装置の全体の構成図、第11図および第12
図は本発明の第2実施例に係り、第11図はアダプタの
断面図、第12図は第11図のへ−A′方向断面図、第
13図は本発明の第3実施例に係るアダプタ固定部の断
面図、第14図は本発明の第4実施例に係るアダプタの
摺動部の断面図、第15図は本発明の第5実施例に係る
アダプタの断面図、第16図は本発明の第6実施例に係
るアダプタの断面図である。 2・・・シース      3・・・テレスコープ4・
・・アダプタ     6・・・超音波吸引装置113
・・・アダプタ本体 114・・・スライド部材115
・・・着脱リング  116・・・接続部材120・・
・ねじ部    124・・・中空部127・・・カム
溝    128・・・カムリング129・・・カムビ
ン   131・・・)范132・・・ガイドピン  
138・・・固定ねじ第4図 第5図    第6図 第15図 手続ネn1正書(自発) 昭和63年1月19日 2、発明の名称   内視鏡装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 代表者  下  山  敏  部 4、代理人 1、特許請求の範囲を次のように補正します。 [シースとテレスコープと処置具とを有する内視鏡装置
において、 前記テレスコープと前記処置具との間に、テレスコープ
手元部に着脱自在に接続可能な第1の接続部と、前記処
置具に着脱自在に接続可能な第2の接続部と、前記テレ
スコープのチャンネルに連通して前記処置1玉収納でき
る中空部と、前記処置具を前記テレスコープに対し進退
操作する摺動手段と、前記処置具を前記テレスコープに
対し所望の位置で固定する固定手段とを有するアダプタ
を設けたことを特徴とする内視鏡装置。」2、明細@1
ページ中第19行目から第20行目に「障害部分を吸引
除去するものに関する。」とあるのを「障害部分の吸引
除去等の処置を行うものに関する。」に訂正します。 3、明細書2ペ一ジ中m6行目に「コンピュータトモグ
ラフ」とあるのを「コンピュータ トモグラフィー」に
訂正します。 4、明細書5ページ中第19行目から第20行目に[チ
!・ンネルの連通し、処置具のプローブを収納」とある
のを「チャンネルに連通し、処置具を収納」に訂正しま
す。 5、明細書17ペ一ジ中第3行目に「節部を押させる」
とあるのを1節部近傍をJ5さえる」に訂正します。 6、明細書19ペ一ジ中第15行目に「シス」とあるの
を「シース」に訂正します。 7、明細書20ペ一ジ中第20行目に「そして、超音波
吸引装置6のプローブ104をホーン119に取付けた
状態で、スライド部材114の後端に設けられたねじ部
120にカバー122をスライド部材114の後端に当
接するまでねじ込む。」を挿入します。 8、明細120ペ一ジ中第20行目に「アダプタ4」と
あるのを「その後、アダプタ4」に訂正します。 9、明細書21ペ一ジ中第4行目から第8行目にある「
そして、超音波吸引装置6のプローブ1゜4をホーン1
19に取付けた状態で、スライド部材114の後端の設
けられたねじ部120にカバー122をスライド部材1
14の後端に当接するまで、ねじ込む。」を削除します
。 10、明細書23ペ一ジ中第7行目に「溶接部で」とあ
るのを「溶接部等で」に訂正します。 11、明細書30ペ一ジ中第1行目に「なお、本発明の
内視鏡装置は、頭蓋骨内外科手術に限定されるものでな
く、その他の医学分野においても応用可能である。」を
挿入します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シースとテレスコープと処置具とを有する内視鏡装置に
    おいて、 前記テレスコープと前記処置具との間に、テレスコープ
    手元部に着脱自在に接続可能な第1の接続部と、前記処
    置具に着脱自在に接続可能な第2の接続部と、前記テレ
    スコープのチャンネルに連通して前記処置具のプローブ
    を収納できる中空部と、前記処置具を前記テレスコープ
    に対し進退操作する摺動手段と、前記処置具を前記テレ
    スコープに対し所望の位置で固定する固定手段とを有す
    るアダプタを設けたことを特徴とする内視鏡装置。
JP62305432A 1987-12-02 1987-12-02 内視鏡装置 Granted JPH01146521A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62305432A JPH01146521A (ja) 1987-12-02 1987-12-02 内視鏡装置
DE3804491A DE3804491A1 (de) 1987-12-02 1988-02-12 Vorrichtung fuer die gehirnchirurgie
US07/823,629 US5154723A (en) 1987-12-02 1992-01-21 Cerebral surgery apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0430508U (ja) * 1990-07-05 1992-03-11
JP2003038427A (ja) * 2001-08-02 2003-02-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡鉗子口用アダプタ

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JP2003038427A (ja) * 2001-08-02 2003-02-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡鉗子口用アダプタ

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