JPH01146544A - 脳手術装置 - Google Patents

脳手術装置

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JPH01146544A
JPH01146544A JP62305431A JP30543187A JPH01146544A JP H01146544 A JPH01146544 A JP H01146544A JP 62305431 A JP62305431 A JP 62305431A JP 30543187 A JP30543187 A JP 30543187A JP H01146544 A JPH01146544 A JP H01146544A
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Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Yuichi Ikeda
裕一 池田
Toshihiko Hashiguchi
敏彦 橋口
Tetsumaru Kubota
窪田 哲丸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は頭蓋骨内外科手術において使用されるらので、
特に、脳内出血や脳腫瘍等の障害部分を吸引除去するも
のに関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点]脳血管
障害の代表的なものに悩出血とクモ膜下出血が上げられ
る。これらの脳内出血後の脳内血腫等を除去するために
、近年、例えば「脳神経外科」誌、第14巻、第2号1
986年2月で示されているCT(コンピュータ トモ
グラフ)誘導法による定位脳手術が行なわれている。
定位脳手術とは、患者の頭部に定位脳手術装置を固定し
、この装置に設けた位置決めl置により、脳内の障害部
分への位置決めを行い、ドレイナージヂューブ等の処置
具を障害部分に挿入し、手術を行うものであるが、CT
を用いてIg′i層像により障害部分を捕え、位置決め
することにより、位置決めの精度が向上し、患者に与え
る侵襲を小さくおさえることができるようになった。
この定位脳手術に使用される手術装置が特公昭61−2
5377号公報に示されている。これは、CTにより脳
内の手術目標部位を決定し、この目標点に頭蓋に装着た
手術装置によりシースを穿刺し、このシースを介して血
腫等を吸引除去する技術である。
ところで定位脳手術で脳内血腫を除去する方法として金
属製吸引管を血n・p内に挿入し、シリンジ等の吸引器
で血腫を吸引除去する方法が行なわれている。この方法
で完全に除去できない場合には、留置チューブを血腫腔
に留「?シて、例えばウキロナーゼ(Urok i n
ase)等(D dn m m Wl 剤ヲ注入し、数
時間後に溶解された血腫を留置チューブから吸引除去す
るという血腫溶解法が行なわれている。また、近年、超
音波吸引装置を用いて血腫を破砕し、吸引除去する方法
も行なわれるつつある。また、脳腫瘍の生検やNd−Y
AGレーザ光による焼灼治療等が定位脳手術により行な
われている。
ところで、CT誘導法により定位脳内血腫除去では、リ
アルタイムで血腫吸引状況を観察できず盲目的な手術操
作となるため脳実質を損傷していまう危険性が非常に高
い、また、脳実質を損傷しないにうにするあまり、脳内
血腫を完全に除去できないことがある。更に、脳実質を
損傷させないために逐次血腫吸引状況をCTで確認しな
がら手術操作を進めなければならないため、手術時間が
極めて長くなり、患者に与える侵襲が大きい。また、術
者の疲労も極めて大きいものとなる。
シリンジ等の吸引器で血腫を吸引除去する方法は、高粘
稠であるという血腫の性質から吸引圧により脳実質をも
吸引していまうという危険性があると其に、吸引管内腔
に血腫が詰まり易く、しばしば手術を中断しなければな
らないという問題がある。面■が詰まり難くするために
は吸引管の径を大きくしなければならず、そのため脳実
質の損傷を与えた場合、損傷の程度が大きくなってしま
う。
血腫溶解法では、血腫溶解剤の溶解能は非常に小さく、
臨床的に満足Jる状態のなく、長時間のカテーテル留置
や溶解剤頻回投与により感染症を併発する危険性がある
と共にカテーテルの長期留置により患者に与える苦痛は
非常に大きなものである。
超音波吸引Bi置による方法は、非常に有効であるもの
の、酋目的操作により脳実質を損傷してしまう危険があ
ると共に、超音波吸引装置を固定し、且つ進退操作でき
る装置がなく、手で装置を保持して進退操作をしなけれ
ばならないため誤操作によって脳実質を損傷してしまう
危険性がある。
以上の不具合は脳内血腫の吸引除去に限らず脳腫瘍の手
術等、従来の定位脳手術に共通したものであった。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされてものであり、手術
器具の位置決めおよび保持を確実に行うと共に患者の頭
部に対する手術器具の位置を高い精度で調節することの
できる脳手術装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明の脳
手術装置は、定位脳手術装置に固定されてシースとテレ
スコープと処置具とを支持する支持具と、前記支持具に
対してシースとテレスコープと処置具とを一体で挿入方
向に対して前後に移動可能なスライド装置とを備えたも
のである。
す′なわち、定位脳手術装置によって挿入方向を固定し
、スライド装置によって処置具の挿入を行う。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ない′し第18図は本発明の第1の実施例に係り
、第1図はスライド装置の断面図、第2図は第1図のA
−A ′方向断面図、第3図はスライド装置の外形図、
第4図は固定装置の斜視図、第5図は固定装置の断面図
、第6図は第5図のB−B′′方向断面図第7図はシー
ス保持具の説明図、第8図は第7図のc−c”方向断面
図、第9図は第8図のD−D =方向断面図、第10図
はテレスコープの構成の説明図、第11図はアダプタの
構成の説明図、第12図は第11図のスライド状態の説
明図、第13図は支え本体の断面図、第14図は押えベ
ルトで固定した支え本体の断面図、第15yAは押えア
ームで固定した支え本体の断面図、第16図はシースの
断面図、第17図はマンドリンの外形図、第18図は脳
手術装置の全体の構成図である。
第18図において、脳手術装置1はシース2とテレスコ
ープ3とアダプタ4と定位脳手術装置5と処置具として
の超音波吸引装置6と固定装置7とジェネレータ8とに
よって構成されている。
患者の頭部9は、前記定位脳手術装置5の環11内に挿
入され、この点11に設けられている4本の頭部固定用
ビン12により、定位脳手術装置5に固定されるように
なっている。前記環11の一方の側部には、X、Y、Z
方向に摺動可能で、且つα方向に回動できる位置決め装
置13が設けられており、この位置決め装置13には湾
曲した腕14が連設されている。この腕14には、前記
シース2がβ方向に摺動可能なように設けられている。
また、環11の頂部には、腕14と共にシース2を保持
する湾曲したアーム16が31設された固定装置7が設
けられている。
前記シース2は、腕14とアーム16とによってシース
保持具17によって保持されている。更に、このシース
保持具17は支持具18を介してスライド装置19を支
持するようになっている。
前記シース2には、側部斜め後方に接眼部21が延設さ
れた前記テレスコープ3が接続されており、更に、この
テレスコープ3の後方には、前記超音波吸引装置6が接
続された前記アダプタ4が設けられている。なお、テレ
スコープ3には、照明光を供給できるライトガイド22
が接続されており、シース2には生理食塩水等の潅流液
を送水できる送水チューブ23が接続されている。
前記超音波吸引装置6の後端部からはコード24と排水
チューブ26とが延出して、コード24は前記ジェネレ
ータ8に接続され、排水チューブ26はジェネレータ8
に付属した排液を収集する収集ビン27に接続されてい
る。この収集ビン27から延出するチューブ28はポン
プ29を経て図示しない排液容器に接続されている。
第4図ないし第6図において前記固定装置7は、環11
に固定ねじ34によって固定され、且つ図示しない患者
の乗ったベツド面と平行な摺動面31を有する固定台3
2を備えている。この摺動面31上をX方向に摺動自在
なスライド台33が設けられている。このスライド台3
3は固定ねじ36によって固定台32に固定されるよう
になっている。このスライド台33は、Z方向に摺動可
能なように支持台37を有しており、固定ねじ38によ
って支持台37を固定するようになっている。
この支持台37の上面には、円柱状の支持柱39が設け
られており、この支持柱3つには、円柱状の回転筒41
の下部が外嵌されている。この回転筒41は、支持柱3
9を中心としてβ方向に回動自在であり、固定ねじ42
によって支持柱39との間で固定できるようになってい
る。また、回転筒41の上部には、上面と側面とに開口
する溝43が設けられており、この溝43の中には、す
り割りfi444が設けられたアーム保持板46が挟み
込まれるようになっている。更に、このアーム保持板4
6には前記アーム16が挟み込まれている。
この回転筒41とアーム保持板46には軸47が貫通し
ており、この軸の先端部にノブ48を螺入することによ
りアーム16を固定するようになっている。このノブ4
8を緩めることによってアーム16をγ方向に摺動可能
であり、更に、ε方向に回動することができる。
第7図ないし第9図において、前記アーム16の先端部
には、2本の補助アーム49.49が、ねじ51によっ
て固定されている。この補助アーム49.49の間には
、シース保持具17を構成する回転部材52が挾み込ま
れるように設けられている。この回転部材52は、前記
補助アーム49.49の先端部に設けられた溝部53を
通り、回転部材52に螺入される固定ねじ54によって
アーム16との間で保持されるようになっている。
前記回転部材52には、円筒状の保持筒56が回動自在
に挿通されており、更に、この保持筒56には、前記シ
ース2を構成するシ・〜ス挿入部57が挿通された保持
具本体58が嵌入されている。
前記保持筒56の前端部には、ねじ部59が螺設されて
おり、このねじ部59は、前記支持具18を構成する支
持部材61に螺入できるようになっている。また、前記
保持具本体58の前端部はフランジ部62が形成されて
おり、このフランジ部62と前記支持部材61の前端面
とが前記腕14を挟み込みようになっている。この保持
具本体58の41端部には、ねじ部63が形成されてお
り、このねじ部63には、前記保持筒56の後端面を押
圧して腕14をフランジ部62との間で挟持するように
締付はナツト64が螺入されている。更に、このねじ部
63の後方には細径で、軸方向に複数のスリット66が
設【ノられたねじ部67が螺設されてJ3す、このねじ
部67にはナツト68が螺入されてシース挿入部57を
締め付けるようにして固定している。
前記支持部材61の後端面には、支持本体69の段部7
1が当接し、固定ねじ72によって固定されている。こ
の支持本体69の後端面には、2木の支持軸73.73
が設【プられており、支持本体69と支持部材61とを
貫通するようになっている。この支持f*73.73は
中空となっており、この支持軸730両端には、この中
空部を塞ぐようにしてキ1?ツブ74が螺入されている
第1図ないし第3図のようにスライド装置19は、支持
本体69の後端面より後方に延設された2本の支持軸7
3.73によって保持されている。
このスライド装置19は、スライド本体76と固定板7
7との間に前記2本の支持軸73.73を挟み込み、固
定板77を頁通し、スライド本体76に螺入される固定
ねじ78によって支持@73゜73に固定されている。
このスライド本体76の上面には、シース2の軸方向に
凸部79が形成されており、この凸部79に摺動自在に
係合する溝部81を有する支え本体82が設けられてい
る。
この支え本体82の上面には、アダプタ4が固定されて
いる。
前記凸部79の上面には、軸方向にラック83が設けら
れており、前記支え本体82内に設けられたビニオン8
4と噛合するようになっている。
このビニオン84の両端は支え本体82から突出するよ
うになっており、この突出する端部にねじ86によって
ノブ87が固定されている。このノブ87を回動するこ
とにより支え本体82を軸方向に移動させることができ
るようになっている。
前記スライド本体76の側面には、基準線80が設けら
れており、更に、支え本体82の側面には目盛85が刻
設され、ノブ87を回動することによって移動する支え
本体82の移動量を目視できるようになっている。
第13図において、アダプタ4は支え本体82と、支え
本体82に固定ねじ88によって固定されjこ押え板8
9によって挟み込まれるようになう′CJ5す、固定ね
じ88を螺入することによりアダプタ4を支え本体82
に固定することができるようになっている。また、スラ
イド本体76の下面には、固定ねじ90が螺入されてお
り、この固定ねじ90の先端部が支え本体82の下面に
当接し、押圧することによって支え本体82の位置決め
ができるようになっている。
なお、アダプタ4の固定方法は、第14図のように、支
え本体82の上部に位置させたアダプタ4を一方の端部
が固定ねじ91で支え本体82に固定された押えベルト
92で半周程巻き付け、他方の端部を支え本体82に設
けたビン93に係止することによりアダプタ4を固定し
てもよい。
また、第15図のように、支え本体82の上部に蝶?i
94を介して押えアーム96を設り、支え本体82と押
えアーム96との間にアダプタ4を挟み込み押えアーム
96に設けられた固定爪97を支え本体82に係止する
ことにより固定してもよい。
第10図において、前記テレスコープ3は、硬性で細長
の挿入部102と、この挿入部102の後部に連設され
た大径の操作部103と、この操作部103の側部から
斜め後方に分岐して設けられた接眼部21と、前記操作
部103の後端部に設けられた処置具取付は部106と
で構成されている。
前記挿入部102は、レンズ管107とライトガイド管
108とで構成されており、このレンズ管107は、操
作部103内を通過し、接眼部21が延出する部位の近
傍まで挿入されている。
前記操作部103は、前記接眼部21と処置具取付は部
106とを有する操作部本体105と、この操作部本体
105の前端部に摺動自在に設けられ、位置決めされた
後に固定される接続部としての接続部材109とから構
成されている。この接続部材109は、葭記挿入部10
2を挿通ずるシース2を先端部に接続するようになって
いる。
前記レンズ管107には、対物レンズ系111と、この
対物レンズ系111の後方に前記屈折率勾配型レンズ1
12が設けられている。ライトガイド管108には、ラ
イトガイドファイバ113が挿通されて33す、ライト
ガイドファイバ113はライトガイド管108の対物側
端部において接着固定された後、前端面114を研磨さ
れ照明光を、この前端面114より出射できるようにな
っている。このライトガイドファイバ113はライ1〜
ガイド管108内を挿通され操作部103内で側方に曲
げられて操作部103の側部に延設されたライトガイト
口金116に接着固定された後に端面117を研磨され
るようになっている。この端面117は図示しない光源
装置より供給される照明光の入射面となっている。
11す記接続部材109の後端側には、位置決め部材1
18が嵌合固定されている。この位置決め部材118は
前記レンズ管107より露出した前記屈折率勾配型レン
ズ112の後端部が挿入される固定孔119が設【ノら
れてa3す、更に、接続部材109の前端面より操作部
本体105内をレンズ管107と平行して挿通されて前
記処置具取付り部106に7する処置具用チャンネル管
ンネル形成するチャンネル管122が貫通ずるようにな
っている。
前記固定孔119に挿入された屈折率勾配型レンズ11
2の後端面には、レンズ126が設(」られている。
前記接眼部21は、接眼筒129が取付けられている。
この接眼筒129内には、観察光学系の光軸を屈曲させ
るように前記レンズ126の後方に設けられた三角プリ
ズム131と台形プリズム132とが取付けられた接眼
レンズ系枠133が設けられている。この接眼筒129
の後端には、接眼外装置34が設けられており、更に、
この接眼外装置34の後端にはアイピース136が設け
られている。
前記処置具取付は部106は操作部本体105の後端部
に嵌合され、ねじ137によって固定される閉塞部材1
38と、この閉塞部材138の後端に着脱リング139
を螺合することによって着脱自在に取付けられる処置具
アダプタ141とを備えている。
前記閉塞部材138の嵌合する外周面は、操作部本体1
05とOリング142によって気密を保つようになって
a3す、更に、中心部には、前記チャンネル管122が
嵌合する孔部143が形成されるようになっている。こ
の孔部143には、チャンネル管122との間で気密を
保つようにOリング1/I4が配設されている。
前記処置具アダプタ141はOリング140によって気
密を保たれて前記閉塞部材138に嵌合固定されており
、4!2端面に前記処置具用チャンネル121に連通す
る処置具挿入口146が設置)られたアダプタ本体14
アと処置具挿入口146を開閉できるコック148とを
備えている。このコック148の上部にはレバー145
が設けられてJ3つ、下部にはコック148をアダプタ
本体147に取イ・」けるようにナツト149が螺合さ
れている。
第16図において、前記テレスコープ3の挿入部102
は、シース保持具17に固定されたシース挿入部57内
の上部を挿通されている。このシース挿入部57の後端
には太径の本体部151が連設されており、更に、この
本体部151の後端部には、前記テレスコープ3の前部
に設けられた接続部材109の先端部が着脱自在に接続
できるように接続部152が設【ノられCいる。なお、
この本体部151には、前記送水チューブ23が接続さ
れた]ツク153が設けられている。
前記シース挿入部57内にはテレスコープ3の挿入部1
02と共に前記超音波吸引装置6のプローブ154が挿
通されている。このプローブ154は前記処置具用チ1
1ンネル121内を挿通ぎれており、その先端部をシー
ス挿入部57J:り突出して血腫156に当接するよう
になっている。
なお、シース挿入部57の脳内に挿入する場合は、第1
7図に示すようなマンドリン157をシース2内に挿入
して穿刺するようになっている。
このマンドリン157は先端に穿刺し易いような凸部が
形成された先端部158と、この先端部158の後方に
連設されて細長の挿入部159と、この挿入部159の
後端に連設された太径の接続部161と、この接続部1
61の後端面に設けられた握り162とを備えており、
この接続部161は前記シース2の接続部152と着脱
自在に接続できるようになっている。
第11図および第12図に示すように、処躍具取付は部
106が取り外されたテレスコープ3の後端部には前記
アダプタ4が接続されている。
前記アダプタ4は、アダプタ本体163と、スライド部
材164とにより構成されている。アダプタ本体163
は、テレスコープ3の操作部103と接続部材166を
介して着脱リング139によって着脱自在に接続できる
ようになっている。
この接続部材166の前端部にはアダプタ4内の潅流液
の漏れを防ぐためのOリング167とプローブ154が
破断した場合に破断したプローブ154が頭蓋骨内に落
下することを防止するためにプローブ154の振動の節
部を押させる0リング168を有している。スライド部
材164内には前記超音波吸引装置6のホーン169が
装備されており、このホーン169先端には、アダプタ
本体163内とシース挿入部57内とを連通ずるプロー
ブ154が接続部171によって締結されている。また
、スライド部材164の後端は、超音波吸引装δ6のカ
バー172に接続されている。
スライド部材164とボーン169との間には0リング
173が設けられ潅流液が超音波吸引装置6内に流入す
ることを防ぐようになっている。スライド部材164外
周面のアダプタ本体163内に挿入された部分には、O
リング176が設けられており、アダプタ4内の水密を
保ち、M流液が外部に流出することを防ぐようになって
いる。
アダプタ本体163には円周上周方向に、スライド部材
164には円周上螺旋状に、それぞれカム溝177が設
けられており、アダプタ本体163外周上に設けられた
回転可能なカムリング178に固定されてるカムビン1
79が前記カム溝177に係入されている。更に、スラ
イド部材164外周上には、軸方向に溝181が設けら
れており、アダプタ本体163の外周面より内側に向か
って螺入されているガイドビン182の先端部が前記溝
181に係入されている。このカムリング178は回動
されることによりカム溝177に沿ってカムビン179
が摺動するようになっている。
アダプタ本体163と、スライド部材164とは、ガイ
ドビン182によって周方向の位置関係が規制されてい
るので、このカムビン179のカム)シ177内での動
きのよって、スライド部材164は、アダプタ本体16
3の軸方向に移動できるようになっている。スライド部
材164のアダプタ本体163に対する軸方向の移動に
伴ってプローブ154がアダプタ本体163に対して軸
方向に移動を行うことができるようになっている。
前記カムリング178の外周面には軸方向に基準線18
3が刻印されており、押えリング184によってアダプ
タ本体163の外周面上に固定されている目盛リング1
86上に刻印されている目盛187と前記基準線183
との位置からカムリング178のアダプタ本体163に
対する軸方向の移動距lll11、すなわちプローブ1
54の先端突出量を知ることができるようになっている
アダプタ本体163の外周上後端には固定ねじ188が
設りられており、この固定ねじ188を螺入することに
よって固定ねじ188の先端がスライド部材164の外
周面を押圧し、スライド部材164をアダプタ本体16
3に対して所望の位置で固定Jることができると共に、
固定ねじ188を緩めることによってスライド部材16
4はアダプタ本体163に対して摺動可能となるように
なっている。
第11図はスライド部材164が最大に伸ばされた状態
を示しており、この状態ではプローブ154の先端面は
、シース挿入部57端面と同一面か、または僅かに返1
iJるようになっている。更に、第12図はスライド部
材164が最小に縮められた状態を示しており、この状
態では、プローブ154の先端面は、シース挿入部57
より突出するようになっている。
上記のように構成された脳手術装置1の作用を説明する
定位脳手術装置5の腕14および固定装置7のアーム1
6に固定され、予めシース2が固定されているシース保
持具17を構成する支持部061に支持軸73.73が
嵌合固定された支持本体69を当接し、固定ねじ72に
よって固定する。
一方、テレスコープ3と超音波吸引装置6とを接続する
アダプタ4にスライド装@19を構成する支え本体82
を固定した後、テレスコープ3の挿入部102がシース
挿入部57内に挿入されるJ:うにして支持1rqb7
3.73をスライド本体76に差込みスライド装置19
とテレスコープ3とアダプタ4と超音波吸引装置6とを
シース2側に摺動さIてシース2に完全に接続する位置
でテレスコープ3とシース2とを確実に固定すると共に
固定ねじ78によりスライド本体76を支持軸73゜7
3に固定する。
シース保持具17のナツト68を緩めてシース保持具1
7にス・1してシース挿入部57を移動自在としてスラ
イド本体76のノブ87を回動させる。
このノブ87は、ラック83に噛合したビニオン84を
回動させ、シース2とテレスコープ3とアダプタ4と支
え本体82とを一体でシース保持具17と支持具18と
支持軸73とスライド本体76等に対してシース中心軸
方向に移動する。
シース2を所望の位置に固定する場合には、固定ねじ9
0を螺入することにより固定することかできる。このよ
うにスライド装置19が位置決めされた後、シース挿入
部57内に挿通されたプローブ154がカムリング17
8を回動することによりシース挿入部57より突出され
、テレスコープ3の観察のもとに血腫156に到達し、
破砕吸引することができる。
本実施例では、ノブ87の回動によりシース2とテレス
コープ3とアダプタ4と超音波吸引装置6とを一体で軸
方向に移動させることができるので移動を正確、且つ確
実に行うことができる。
更に、テレスコープ3とアダプタ4と超音波吸引装置6
とを一体で移動させながら血腫吸引を行うことができる
ため作業能率が向上し、手術時間を短縮することができ
る。
更にまた、処置具先端の位置をテレスコープ3の視野の
最も見易い位置に固定し、手術を行えるため、無理に処
置具を突出さ往たすしなくても良く、安全性が高い。
更に、スライド本体76と支え本体82とに目盛85が
設けられているためスライド装置19の移動mを正確に
把握することができる。
本実施例では、アダプタ4を支え本体82に固定してい
るが、テレスコープ3かシース2か超音波吸引装置6の
いずれかと支え本体82とを固定してもよい。
第19図は本発明の第2実施例に係るスライド装置の構
成説明図である。
支持本体69の後端には、スライド装置19を構成する
細長の支持1kh191がシース2の軸方向に平行に設
けられている。この支持軸191は、ラック192が刻
設されており、このラック192には支え本体193に
設けられたビニオン194が噛合するようになっている
。支え本体193には、テレスコープ3と超音波吸引装
置6とを接続ザるアダプタ4が固定されている。
前記ビニオン194には図示しないノブが設けられてお
り、このノブを回動することによりシース2とアダプタ
4と超音波吸引装置6とをシース2の軸方向に移動させ
ることができるようになっている。
本実施例では第1実施例のスライド本体76に相当と1
6部品を省いたためスライド装置1つの構成が簡単にな
り軽量化することができる。
その他の構成1作用および効果は第1実施例と同様であ
る。
第20図は本発明の第3実施例に係るスライド装置の構
成説明図である。
支持本体69の後端には、スライド装置19を構成する
細長の支持軸196がシース2の軸方向に平行に設けら
れている。この支持軸196の上面には支え本体197
が摺動自在に設けられており、この支え本体197は支
持軸196のシース2の軸方向に設けられたずり割り1
98を通して螺入された固定ねじ199によって支持軸
196に固定することができるようになっている。支え
本体197はシース2と超音波吸引装置6とを接続する
アダプタ4を固定するようになっている。
本実施例では、移動方法をラックとビニオンとによらず
支持軸196の上面を摺動させるようになっているため
第2実施例に比べ、より構成を簡素化することができ、
軽量化できる。
なお、支持軸196は、棒状として平行に2本設け、支
持軸196の間に固定ねじ199を通すようにしてもよ
い。
その他の構成9作用および効果は第1実施例と同様であ
る。
なお、上記各実施例では超音波吸引装置を接続している
が本発明は、これに限定されることなく例えば、高周波
電極、レーザプローブ、鉗子、シリンジ等の処置具を接
続してもよい。
[、発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、手術器具の位置決
めおよび保持を正確に、且つ確実に行うと共に患者の頭
部に対する手術器具の位置を高い精度で調節することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第18図は本発明の第1の実施例に係り、
第1図はスライド装置の断面図、第2図は第1図のA−
/M方向断面図、第3図はスライド装置の外形図、第4
図は固定装置の斜視図、第5図は固定装置の断面図、第
6図は第5図のB−B一方向断面図、第7図はシース保
持具の説明図、第8図は第7図のc−c′方向断面図、
第9図は第8図のD−D′方向断面図、第10図はテレ
スコープの構成の説明図、第11図はアダプタの構成の
説明図、第12図は第11図のスライド状態の説明図、
第13図は支え本体の断面図、第14図は押えベルトで
固定した支え本体の断面図、第15図は押えアームで固
定した支え本体の断面図、第16図はシースの断面図、
第17図はマンドリンの外形図、第18図は脳手術装置
の全体の構成図、第19図は本発明の第2実施例に係る
スライド装置の構成説明図、第20図は本発明の第3実
施例に係るスライド装置の構成説明図である。 1・・・脳手術装置 2・・・シース 3・・・テレスコープ 4・・・アダプタ 5・・・定位脳手術装置 6・・・超音波吸引装置 7・・・固定装置 18・・・支持具 第7図 手続ネrth正書(自発)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 定位脳手術とシースとテレスコープと処置具とよりなる
    脳手術装置において、 定位脳手術装置に固定され、シースとテレスコープと処
    置具とを支持する支持具と、 前記支持具に対してシースとテレスコープと処置具とを
    一体で挿入方向に対して前後に移動可能なスライド装置
    と、 を有することを特徴とする脳手術装置。
JP62305431A 1987-12-02 1987-12-02 脳手術装置 Expired - Fee Related JPH0624537B2 (ja)

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DE3804491A DE3804491A1 (de) 1987-12-02 1988-02-12 Vorrichtung fuer die gehirnchirurgie
US07/823,629 US5154723A (en) 1987-12-02 1992-01-21 Cerebral surgery apparatus

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53142080A (en) * 1977-05-17 1978-12-11 California Inst Of Techn Internal and surgical cranial bone operating device
JPS6086312U (ja) * 1983-11-22 1985-06-14 瑞穂医科工業株式会社 Ct用定位脳手術装置に取付ける開創器
JPS6173308U (ja) * 1984-10-19 1986-05-19

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