JPH01128314A - フラットケーブルおよびその製造法 - Google Patents

フラットケーブルおよびその製造法

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JPH01128314A
JPH01128314A JP28571187A JP28571187A JPH01128314A JP H01128314 A JPH01128314 A JP H01128314A JP 28571187 A JP28571187 A JP 28571187A JP 28571187 A JP28571187 A JP 28571187A JP H01128314 A JPH01128314 A JP H01128314A
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JP
Japan
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flat cable
insulating
insulating sheet
sheet
jacket
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Application number
JP28571187A
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English (en)
Inventor
Hiraaki Ootsuka
大塚 平明
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KOEI BOEKI KK
Original Assignee
KOEI BOEKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ジャケットを設けたシールド付きフラットケ
ーブルおよびその製造法にかかるものであり、殊にその
ジャケット部分の改良に関するものである。
従来の技術 フラットケーブルは、周知のように、導体を平形に並べ
絶縁処理したものである。
このフラットケーブルは、電磁波ノイズ発生防止のため
、その周囲全体をシールド材料で被覆することが多い。
シールド材料としては、金属箔。
全屈メツ゛シュなどが用いられており、シールド性を向
上させるため、金属箔で被覆した上からさらに金属メツ
シュで被覆することもある。
フラットケーブルをシールド材料で被覆した場合、必要
に応じさらにその上から絶縁被覆を行う。
従来、この目的の絶縁被覆方法として、(a)シールド
付きフラットケーブルの周りにポリ塩化ビニル等の樹脂
を押出被覆する方法、(b)シールド付きフラットケー
ブルをポリ塩化ビニルシートなどの絶縁シートで包接し
、ついで熱口、−ルで圧着して継ぎ目の部分を接合する
方法、などが採用されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記(a)の方法は、高温の溶融樹脂で
被覆を行うものであるためフラットケーブル自体が損傷
を受け、導通性、絶縁性などの点で信頼性が損なわれる
おそれがある。上記(b)の方法も、熱ロールにより絶
縁シートを加熱溶融して融着させるためフラットケーブ
ルにはかなりの熱的、圧力的負荷がかかる上、熱ロール
との接触時間も比較的長く、その結果、フラットケーブ
ル自体が損傷を受けたり、導通性、絶縁性などの点で信
頼性が損なわれるおそれがある。
本発明者は、上記(b)の方式において、熱ロールに代
えてホットエアにより絶縁シートの継ぎ目部分のシート
対向個所を加熱し、ついで該個所が溶融状態になった段
階でロールにより圧着すれば、熱ロール方式の場合のよ
うなフラットケーブルの損傷は避けられるのではないか
と考えたが、実際にこの方法を試みると、ホットエアが
絶縁シートの継ぎ目部分から内部に入り込み1期待した
ような効果を奏しえなかった。
本発明は、絶縁シートでシールド付きフラトケーブルを
被覆する方式において、ホットエアを用いた場合の上記
のようなトラブルを解消することを目的になされたもの
である。
問題点を解決するための手段 本発明のフラットケーブル、すなわちジャケットを設け
たシールド付きフラットケーブルは、シールド(2)付
きフラットケーブル(1)の周りに、ジャケットとして
の熱可塑性樹脂製の絶縁シート(3)がその耳端部にお
いて一部重なるよう包接され、さらにその包接された絶
縁シート(3)の継ぎ目部分に熱可塑性樹脂製の絶縁テ
ープ(4)が積層され、かつ該絶縁テープ(4)と前記
絶縁シート(3)との対向面同士が熱融着により一体化
していることを特徴とするものである。
フラットケーブル(1)としては、平面状の絶縁体(1
b)内に導体(1a)を並行に並べた構造を有する任意
のフラットケーブルを用いることができる。
シールド(2)としては、アルミニウム箔、銅箔、鉄箔
、ニッケル箔等の金属箔;金属箔とプラスチックスとの
ラミネート物;錫メツキ銅線等の金属線を編んだり織っ
たりした金属メツシュなどがあげられ、これらのシール
ドを2以上組み合せることもできる。
熱可塑性樹脂製の絶縁シート(3)としては。
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
フッ化ビニリデン、エチレン−テトラフルオロエチレン
共重合体、ポリアミドなど、あるいはこれらの架橋物な
どが例示できる。実用的にはポリ塩化ビニル(共重合体
や架橋物あるいは他の樹脂とのブレンド物を含む)が特
に重要であり、好ましくは2枚のポリ塩化ビニルシート
を補強用織布を介在させた状態でターポリンなどで接着
積層して用いる。
熱可塑性樹脂製の絶縁テープ(4)としては、上述の絶
縁シート(3)と同様の材料が用いられ、特に、2枚の
ポリ塩化ビニルシートを補強用織布を介在させた状態で
ターポリンなどで接着積層したものが重要である。
シールド(2)は、フラットケーブル(1)の周りに1
重または多重に設けられる。
ジャケットとしての絶縁シー1−(3)は、シールド(
2)付きフラットケーブル(1)の周りに、耳端部が一
部重なるよう包接されている。
そして、その包接された絶縁シート(3)の継ぎ目部分
に、絶縁テープ(4)が積層され、かつ該絶縁テープ(
4)と前記絶縁シート(3)との対向面同士が熱融着に
より一体化されている。
上述の構成を有する本発明のフラットケーブルは、次の
方法により製造される。
■ シールド(2)付きフラットケーブル(1)の周り
に、ジャケットとしての熱可塑性樹脂製の絶縁シート(
3)をその耳端部において一部重なるよう包接する。
(め さらにその包接された絶縁シート(3)の継ぎ目
部分に、熱可塑性樹脂製の絶縁テープ(4)を近接配置
する。
■ ついで該絶縁テープ(4)と前記絶縁シート(3)
との対向面にホットエアを吹き付ける。
ホットエアの温度は、絶縁シート(3)や絶縁テープ(
4)の材質によっても異なるが、ポリ塩化ビニルの場合
では170〜250℃程度である。
この場合、前記絶縁シート(3)の継ぎ目の重なり部分
の内部にエアが入らない側からホットエアを吹き付ける
ことが肝要である。ホットエア吹き付は方向を逆にする
と、内部にまでホットエアが入り込み、フラットケーブ
ル(1)に悪影響を与える危険が生ずる。
■ ホットエア吹き付けにより絶縁テープ(4)と絶縁
シート(3)との対向面が溶融ないし軟化した段階で、
絶縁テープ(4)の上からローラなどを用いて圧着し、
該対向面同士を熱融着する。
作   用 本発明においては、ホットエアは、後述の第1図の白抜
き矢印の方向から絶縁テープ(4)と絶縁シート(3)
との対向面に入り込み、黒矢印の方向に抜ける。
このようにホットエアは絶縁テープ(4)と前記絶縁シ
ート(3)との対向面を溶融ないし軟化させるだけであ
って、ホットエアの流れは絶縁シー1(3)で囲まれた
領域には全く入らない。また、圧着はすでに溶融ないし
軟化している上記対向面の融着を図るためだけのもので
あるため、ごく短時間でかつ低圧力で完了する。
従って、ジャケットの設置に熱融着法を採用しているに
もかかわらず、フラットケーブル(1)やシールド(2
)に悪影響を与えることがない。
実  施  例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
第1〜2図は本発明のフラットケーブルの一例を示した
ものであり、第1図は熱融着前の断面端面図、第2図は
熱融着後の断面端面図である。
(1)は巾25III11のフラットケーブルであり、
平面状の絶縁体(1b)内に導体(1a)を並行に並べ
た構造を有する。
(2)はシールドであり、この実施例では、内層がポリ
エチレンをラミネートしたアルミニウム箔(2a)、外
層が錫メツキ銅線を筒状にメリヤス編みしたメツシュ体
(2b)からなる。
(3)は、展開時の巾が60mmの熱可塑性樹脂製の絶
縁シートであり、この実施例では、2枚のポリ塩化ビニ
ルシートをナイロンマルチフィラメント箔製の織布を介
在させた状態でターポリンで接着積層したものを用いた
(4)は巾12mmの熱可塑性樹脂製の絶縁テープであ
り、上記絶縁シート(3)と同一の材料を用いた。
なお図には表われていないが、メツシュ体(2b)を延
長して撚りをかけることにより、ドレンワイヤとしであ
る。
シールド(2)付きフラットケーブル(1)の周りに絶
縁シート(3)を巻き、その耳端部を重ね合せ、重ね合
せた継ぎ目部分に絶縁テープ(4)を近接するように沿
わせた。
ついで絶縁テープ(4)と前記絶縁シート(3)との対
向面に、第1図の白抜き矢印の方向から温度190℃の
ホットエアを吹き付けて該対向面を溶融ないし軟化させ
、ローラで圧着することにより融着一体止させた。
これにより、ジャケットを設けたシールド付きフラット
ケーブルが円滑に製造された。
このケーブルの外観は好ましく、導体(1a)の導通性
、絶縁体(1b)の絶縁性、アルミニウム箔(2a)お
よびメツシュ体(2b)からなる二重のシールド(2)
による電磁波シールド性、絶縁シ−ト(3)および絶縁
テープ(4)による絶縁性は、いずれも極めて好ましい
ものであった。
発明の効果 本発明のフラットケーブルは、ジャケットの設置に熱融
着法を採用しているにもかかわらず、フラットケーブル
やシールドに悪影響を与えることがないので、ケーブル
の信頼性が高い。
またそのジャケットの設置工程も簡単であり、生産性が
すぐれているという利点もある。
よって本発明は、フラットケーブルを取扱う業界に貢献
するところが大である。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明のフラットケーブルの一例を示した
ものであり、第1図は熱融着前の断面端面図、第2図は
熱融着後の断面端面図である。 (1)・・・フラットケーブル、(1a)・・・導体。 (1b)・・・絶縁体、(2)・・・シールド、(2a
)・・・アルミニウム箔、(2b)・・・メツシュ体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シールド(2)付きフラットケーブル(1)の周り
    に、ジャケットとしての熱可塑性樹脂製の絶縁シート(
    3)がその耳端部において一部重なるよう包接され、さ
    らにその包接された絶縁シート(3)の継ぎ目部分に熱
    可塑性樹脂製の絶縁テープ(4)が積層され、かつ該絶
    縁テープ(4)と前記絶縁シート(3)との対向面同士
    が熱融着により一体化していることを特徴とするジャケ
    ットを設けたシールド付きフラットケーブル。 2、シールド(2)付きフラットケーブル(1)の周り
    に、ジャケットとしての熱可塑性樹脂製の絶縁シート(
    3)をその耳端部において一部重なるよう包接し、さら
    にその包接された絶縁シート(3)の継ぎ目部分に熱可
    塑性樹脂製の絶縁テープ(4)を近接配置し、ついで該
    絶縁テープ(4)と前記絶縁シート(3)との対向面に
    、前記絶縁シート(3)の継ぎ目の重なり部分の内部に
    エアが入らない側からホットエアを吹き付けながら圧着
    して、該対向面同士を熱融着することを特徴とするジャ
    ケットを設けたシールド付きフラットケーブルの製造法
JP28571187A 1987-11-12 1987-11-12 フラットケーブルおよびその製造法 Pending JPH01128314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103943271A (zh) * 2014-04-21 2014-07-23 杭州东兴电讯材料有限公司 一种电缆铝箔带的接头结构及其铝箔带接续方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837620B2 (ja) * 1977-06-01 1983-08-17 株式会社セコ−技研 カセット磁気録音装置の操作レバ−装置

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