JPH01125139A - 同期切替装置 - Google Patents

同期切替装置

Info

Publication number
JPH01125139A
JPH01125139A JP62284940A JP28494087A JPH01125139A JP H01125139 A JPH01125139 A JP H01125139A JP 62284940 A JP62284940 A JP 62284940A JP 28494087 A JP28494087 A JP 28494087A JP H01125139 A JPH01125139 A JP H01125139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency division
clock
data string
synchronization
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62284940A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0671251B2 (ja
Inventor
Hideaki Morimoto
森本 英明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP62284940A priority Critical patent/JPH0671251B2/ja
Publication of JPH01125139A publication Critical patent/JPH01125139A/ja
Publication of JPH0671251B2 publication Critical patent/JPH0671251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は同期切替装置に関し、特にディジタル無線通信
システムにおいてデータ信号の切替に用いる同期切替装
置に関する。
〔従来の技術〕
現用無線回線で伝送しているデータ信号を予備無線回線
でも並列に伝送し、受端で現用無線回線経由のデータ信
号から予備無線回線経由のデータ信号に切替えて現用無
線回線と予備無線回線との回線切替えを行うとき、現用
無線回線と予備無線回線との伝播遅延差が時間的に変動
してデータ信号の1タイムスロット分を越えると、これ
ら両データ信号をそのまま切替えただけではビット誤り
が発生する。このビット誤りの発生を避けるために、両
データ信号のビット同期をとってから切替えを行う同期
切替装置が用いられる。
かかる同期切替装置は、ダイバーシチ受信用の2台の受
信機が出力するデータ信号の切替えにも用いられる。
第4図は、従来のかかる同期切替装置の一例を示すブロ
ック図である。
DI、D2は切替えるべきデータ列であり、タイミング
が必ずしも一致していない点を除き同じデータ列である
。CLI、CL2はデータ列DI、D2のクロックであ
る。S3はデータ列DI、D2のうちいずれを選択して
出力するかを指示する切替制御信号である。
18.19はデータ列DI、D2が順次書込まれ順次読
出されるバッファメモリであり、(例えば)4段のメモ
リセルからなる。
16.17はバッファメモリ18.19の書込みり四ツ
クを発生する分周カウンタである。分周カウンタ16,
17は(バッファメモリ18.19が4段であるのに対
応して)クロックCLI。
CL2を計数して4分周し、順次位相がずれた四つの分
周出力をそれぞれ出力する。これら四つずつの分周出力
をクロックCL7.CL8ということにする。クロック
CL7.CL8を書込みクロックとしてデータ列Di、
D2がバッファメモ!718,19の各段に順次書込ま
れる。
4分周の分周出力には4通りの位相があり得るので、分
周カウンタ16,17の初期位相が不確定であるとクロ
ックCL7によりバッファメモリ18の例えば初段に書
込まれたデータとクロックCL8によりバッフアメモジ
19の初段に書込まれたデータとは必ずしも一致しない
フレーム同期回路14.15は、データ列DI、D2か
らフレーム同期ビットを検出し、フレームパルスPI、
P2を発生する。データ列Di、D2間のタイミングの
ずれに一致してフレームパルスPL、P2で分周カウン
タ16゜17をリセットしてその初期位相をきめること
により、バッファメモリ18の各段に書込まれるデータ
とバッファメモリ19の各段に書込まれるデータとを一
致させることでききる。
7はバッファメモリ18.19から読出したデータ列D
6.D7のいずれか一方を選択し出力する切替器であり
、切替制御信号S3に上り導板が指示される。
バッファメモリ18.19の共通の読出しクロックであ
るクロックCL9を以下述べるようにしてつくる。
9は、切替制御信号S3により制御される切替器であり
、切替器7がデータ列D6を選択しているときり四ツク
CL7の一つを選択出力し、切替器7がデータ列D7を
選択しているときクロックCL8の一つを出力する。2
0は分周カウンタ16.17と同様にvcoloの出力
を計数して4分周し、順次位相がずれた四つの分周出力
をクロックCL9として出力する分周カウンタである。
クロックCL9の一つを位相比較器12に戻すことによ
り構成されるvcoto、分周カウンタ20、位相比較
器12.低域フィルタ13からなる位相同期ループ(以
下PLLという)は、切替器9の選択に対応して、VC
OIOをクロック−CLIまたはCL2に位相同期させ
る。
vCOlOがクロックCLに定常的に位相同期している
とき、クロックOL9がバッファメモリ18の各段を、
各段の保持期間(クロックc、、t+1の4周期)の中
央で、順次読出すように分周ガウンタ20からバッファ
メモリ18までのクロックCL9の遅延時間を設定する
。また、vc6t。
がクロックCL2に定常的に位相同期しているときクロ
ックOL9が上記と同様にバッファメモリ19の各段を
読出すように分周カウンタ20からバッファメモリ19
までの遅延時間を設定する。
この設定の結果、データ列DI、D2間のタイミングず
れがクロックCLI、CL2の2周期以内であれば、V
COIOがりtyりCLl。
CL2のいずれに位相同期していても、データ列D6.
D7はタイミングも含めて一致し、切替器7の切替えに
よってビット誤りが発生することはない。vcotoの
出力であるクロック0LIOは切替器7の出力であるデ
ータ列D8のクロックになっている。
切替器7の切替えに伴ってVCOIOが同期するり田ツ
クも変るので、切替後にvcotoの出力位相は、PL
Lの応答速度で、データ列DI。
D2のタイミングずれに相当する分だけ変化し、データ
列D8の位相も同じだけ変化する。
ところで、切替器7が(例えば)データ列D6を選択し
ているときにデータ列D1が異常になってフレーム同期
回路14が同期外れを起こすと、フレーム同期回路14
は同期を回復しようとしてフレームパルスP1の位相を
大きく急激に変化させ、その結果、分周カウンタ16が
正常にり09りCL7を出力できず、バッファメモリ1
8の書込みが異常となり、結果的にデータ列D、8の位
相がバッファメモリ18の各段の保持期間の全域に亘っ
て不規則に変動する。この変動は、フレーム同期回路1
4のフレーム同期が回復するか、あるいはフレーム同期
回路15のフレーム同期が外れていす、切替器7,9が
切替えられるまで継続する。
なお、分周カウンタ16,17ならびにバッファメモリ
18.19の構成例が特公昭57−32535号広報に
詳述されているので、必要とあれば参照されたい。
以上、第4図に示す実施例について説明した。
バッファメモリ18,19の段数ならびに分周カウンタ
16,17.20の分周比を大きくすhば、データ列D
I、D2間の同期切替可能なタイミングずれの範囲(ダ
イナミックレンジ)も広く、−なる。また、このように
ダイナミック、しくジを広くすれば、フレーム同期が外
れたときの出力データ列の不規則な位相変動の幅も広く
なる。
さて、かかる同期切替装置が出力したデータ列を更に伝
送する下位の無線回線がある場合、同期切替装置が切替
えを行ったとき出力データ列の位相が上記のように変化
するので、下位の熱線回線の復調器のクロック同期のた
めのPLLの応答速度を速くして、クロック同期が外れ
ないようにする必要がある。しかし、このPLLの応答
速度を    ゛速くすると再生したりW、りのC/N
が劣化するので、同期切替装置の切替時にクロック同期
が外れない範、囲でなるべく応答速度を遅く設定する。
そのため、上述した従来の同期切替装置におけるフレー
ム同期の同期外れによる出力データ列の不規則な広い範
囲の位相変動が発生すると、下位無線回線の復調器でク
ロック同期外れが発生することがあり、復調器でクロッ
ク同期が外れるとその回復には長い時間がかかり、その
間エラーが発生する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明したように従来の同期切替装置は、バッファメ
モリの書込みクロックをつくるのに必要なフレーム同期
が外れると出力データ列の位相が広い範囲で不規則に変
動するので、後続する無線回線の復調器でクロック同期
が外れ、回復するまでの長い時間エラーを発生ることが
あるという欠点がある。
本発明の目的は、ダイナミックレンジを広くしてもフレ
ーム同期が外れたときの出力データ列の不規則な位相変
動の変化範囲が広くならないようにできる同期切替装置
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の同期切替装置は、フレーム同期ビットを含む送
信データ列を二つの無線伝送路で伝送したそれぞれの受
信データ列である1および2のデータ列にそれぞフレー
ム同期して第1および第2のフレームパルスを出力し、
フレーム同期が外れている間第1および第2の同期外れ
信号を出力する第1および第2のフレーム同期回路と、
前記第1のフレームパルスまたはその分周パルスでリセ
ットされ、前記第1の同期外れ信号が入力していないと
き2以上の整数であるあらかじめ定めた第1の分周比で
前記第1のデータ列のりGaツクを分周し、前記第1の
同期外れ信号が入力しているとき前記第1の分周比未満
の正の整数であるあらかじめ定めた第2の分周比で前記
第1のデータ列のクロックを分周し、前記第1または第
2の分周比に等しい数の順次位相がずれた第1の分周出
力を出力する第1の分周カウンタと、前記第2のフレー
ムパルスまたはその分周パルスでリセットされ、前記第
2の同期外れ信号が入力していないとき前記第1の分周
比で前記第2のデータ列のクロックを分周し、前記第2
の同期外れ信号が入力しているとき前記第2の分周比で
前記第2のデータ列のクロックを分周し、前記第1また
は第2の分周比に等しい数の順次位相がずれた第2の分
周出力を出力する第2の分周カウンタと、段数が前記第
1・の分周カウンタの分周比に等しく、前記第1の分周
出力のそれぞれを書込みクロ、りとして前記第1のデー
タ列が各段に順次書込まれる第1のバッファメモリと、
段数が前記第2の分周カウンタの分周比に等しく、前記
第2の分周出力のそれぞれを書込みクロックとして前記
第2のデータ列が各段に順次書込まれる第2のバッファ
メモリと、共通の読出しクロックにより前記第1および
第2のバッファメモリから読出した第3および第4のデ
ータ列のうちいずれか一方を選択し出力する第1の切替
器と、前記第゛1および第2の同期外れ信号のうちいず
れか一方を前記第1の切替器の選択と対応して選択し出
力する第2の切替器と、前記第1の切替器が選択した前
記第3または第4のデータ列に対応する前記第4または
第2のデータ列のクロックに倍相同期する位相同期発振
器と、この位相同期発振器の発振出力を前記第2の切替
器から前記第1および第2の同期外れ信号がいずれも入
力していないとき前記第1の分周比で分周し、前記第2
の切替器から前記第1または第2の同期外れ信号が入力
しているとき前記第2の分周比で分周し、前記第1また
は第2の分周比に等しい数の順次位相がずれた第3の分
周出力を前記読出しクロックとして出力する第3の分周
カウンタとを備えて構成される。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面を参照して本発明について詳細に
説明する。
第1図は、本発明の同期切替装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
第1図に示す実施例は、データ列Di、D2を入力しフ
レームパルスPL、P2ならびに同期外れ信号SL、S
2を出力するフレーム同期回路1.2と、クロックCL
I、CL2ならびにフレームパルスPL、P2ならびに
同期外れ信号Sl、82を入力しクロックC・、L3.
CL4を出力する分周カウンタ3,4と、データ列DI
D2ならびに同期外れ信号81.82ならびにクロック
CL3.CL4ならびにクロックCL5を入力しデータ
列D3.D4を出力するバッファメモリ5,6と、デー
タ列D3.D4ならびに切替制御信号S3を入力しデー
タ列D5を出力する切替器7と、同期外れ信号81.8
2ならびに切替制御信号S3を入力する切替器8と、ク
ロックCL3の一つおよびクロックCL4の一つならび
に切替制御信号S3を入力する切替器9と、クロックC
L6を出力するVCOIOと、切替器8の出力およびク
ロックCL6を入力しクロックCL5を出力する分周カ
ウンタ11と、クロックCL5の一つおよび切替器9の
出力を入力する位相比較器12と、位相比較器12の出
力端とVCOIOの制御入力端との間に接続された低域
フィルタ13とを備えて構成されている。
第1図に示す実施例は、第4図に示す従来例に切替器8
を付加し、フレーム同期回路14.15ならびに分周カ
ウンタ16,17ならびにバッファメモリ18.19な
らびに分周カウンタ20をフレーム同期回路1,2なら
びに分周カウンタ3.4ttらびにバッファメモリ5,
6ならびに分周カウンタ11で置換えた構成になってい
る。また、データ列Di、D2はフレーム同期ビットを
含む送信データ列を二つの無線伝送路で伝送したそれぞ
れの受信データ列、クロックCLI、CL2はデータ列
Di、D2のクロック、切替制御信号S3はデータ列D
I、D2のうちいずれを選択して出力するかを指示する
信号であり、それぞれ第4図におけるそれらと同じであ
る。
フレーム同期回路1,2は、フレーム同期が外れたとき
同期外れ信号81.S2を出力することを除き、第4図
におけるフレーム同期回路14゜15と同じ回路である
分周カウンタ3,4は、第4図における分周カウンタ1
6,17と同様にフレームパルスPI。
P2でリセットされてクロックCLI、CL2を計数し
、同期外れ信号81.82が入力していなければ分周比
4で、入力していれば分周比2で分周する分周比可変の
分周カウンタである。したがって、同期外れ信号81.
82が入力していなければりa、りCL3.CL4は第
4図におけるクロックCL7.CL8と同じになり、同
期外れ信号81.82が入力していれはりayりCI。
3、CL4はそれぞれ二つの分周出力であ゛る。
切替器8は、切替制御信号S3に制御されて、切替器7
がデータ列D3を選択しているとき同期外れ信号Slを
選択出力し、切替器7がデータ列D4を選択していると
き同期外れ信号S2を選択出力する。
分周カウンタ11は、第4図における分周カウンタ20
と同様にVCOIOの出力を計数し、切替器8を介して
同期外れ信号81.82がいずれも入力していなければ
分周′比4でいずれか一方が入力していれば分周比2で
分周する分周カウンタである。したがってクロックCL
5は、分周比4のとき第4図におけるクロックCL9と
同じになり、分周比2のとき二つの分周出力となる。
バッファメモリ5.−6は、データ列DI、D2がクロ
ックCL3.OL4を書込みクロックとして順次書込ま
れ、クロックOL5を共通の読出しクロックとしてデー
タ列D3.D4が順次読出される、段数可変のバッファ
メモリである。その段数は、同期外れ信号31.32が
入力していなければ4、入力していれば2となる。
フレーム同期回路1,2のフレーム同期が共に正常であ
り、同期外れ信号31.82がいずれも出力されていな
い場合、第1図に示す実施例は、第4図に示す従来例と
まったく同様に動作し、切替制御信号S3に制御されて
、データ列DI。
D2のいずれか一方をデータ列D5として選択出力し、
データ列DI、D2間のタイミングずれがクロックCL
I、CL2の2周期以内であれば、この選択をする切替
器7の切替えによってビット誤りが発生することはない
、VCOIOの出力であるクロックCL6はデータ列D
5のクロックになっている。
切替器7がデータ列D3を選択しており、かつ、データ
列Dlが異常になってフレーム同期回路1が同期外れ信
号を起こした場合、フレームパルスP1の位相が大きく
急激に変化して分周カウンタ3が正常にクロックCL3
を出力できず、バッファメモリ5の書込みが異常となり
、結果的にデータ列D5の位相がバッファメモリ5の各
段の保持期間全般に亘って不規則に変動する。しがし、
この場合、同期外れ信号slが出力され、分周カウンタ
3,11の分周比が2となり、バッファメモリ50段数
が2段となり、バッファメモリ5の各段の保持期間がク
ロックCLIの2周期になるので、データ列D5の不規
則な位相変動の変化範囲はクロックCLIの2周期にな
る。切替器7がデータ列D4を選択しておりフレーム同
期回路2が同期外れ信号を起こした場合におけるデータ
列D5の不規則な位相変動の変化範囲も、同様にクロッ
クCL202周期である。これら変化範囲が、第4図に
示す従来例ではり冒ツクCLI、CL2の4周期である
のに対し、第1図に示す実施例では2周期と、半分に狭
くなっている。
なお、クロックCLI、CL2を切替器9へも入力し、
切替器9で選択出力したクロックCLIまたはCL2と
クロックCL6(vColoの出力)とを位相比較器1
2に入力してVCOIOを制御することもできる。
以上の説明においてデータ列Di、D2の1フレームの
クロック数は分周カウンタ3,4,11の分周比(4お
よび2)で割切れるものとしているが、割切れない場合
は、フレームパルスPL。
P2のN分周パルスをフレームパルスPL、P2のかわ
りに用い、データ列Di、D2のNフレームのクロック
数が分周カウンタ3,4.11の分周比で割切れるよう
にする必要がある。このことについても、前記特公昭5
7−32535号公報に詳述されているので、必要とあ
れば参照されたい。
以上、第1図に示す実施例の構成および動作について説
明した。
次に、第1図に示す実施例の応用について説明する。
第2図は第1の応用例を示すブロック図である。
21は送端無線端局、22は受端無線端局であり、送端
無線端局21と受端無線端局22との間はに回線の現用
無線回線および1回線の予備無線回線で接続されている
。これら現用および予備の無線回路は通常複数の中間中
継局で中継されるが、第2図では省略した。また、受端
無線端局22には下位の無線回線(図示せず)が接続す
る。
送端無線端局21において、30はテストパターン発生
器、40〜4にはテストパターン発生器30が発生した
テストパターンあるいは送端搬送端局(図示せず)から
入力したデータ列を速度変換しフレーム同期ビットその
他の付加ビットを挿入する送信信号処理装置、51〜5
には送信信号処理装置41〜4kが出力したデータ列を
2分岐する送信分配装置、50は送信信号処理装置40
が出力したデータ列ならびに送信分配装置51〜5にの
一方の分岐出力を入力してその一つを選択出力する送信
切替装置、60は送信切替装置50が出力したデータ列
を入力する予備無線回線用の送信装置、61〜6には送
信分配装置51〜5にの他方の分岐出力を入力する現用
無線回線用の送信装置である。受端無線端局22におい
て、70は予備無線回線用の受信装置、71〜7には現
用無線回線用の受信装置、80は受信装置70が復調し
出力したデータ列およびそのクロックを分岐する受信分
配装置、81〜8には受信装置71〜7kが復調し出力
したデータ列およびそのクロックと受信分配装置80の
分岐出力とを入力しいずれか一方のデータ列とそのクロ
ックとを選択出力する同期切替装置、90〜9には受信
分配装置80あるいは同期切替装置81〜8kが出力し
たデータ列およびそのクロックを入力し入力データ列か
ら付加ビットを抜去り速度変換して出力する受信信号処
理装置、100は受信信号処理装置90が出力したデー
タ列を入力するテストパターン検出器である。受信信号
処理装置91〜9kが出力したデータ列はそれぞれ下位
の無線回線に入力される。第1図に示す実施例を同期切
替装置81〜8にとして用いる。
予備無線回線が待機中の場合、送信切替装置50は送信
信号処理装置40が出力したデータ列を選択出力してお
り、テストパターン発生器30が発生したテストパター
ンは予備無線回線経由でテストパターン検出器100に
入力して予備無線回線の品質監視に用いられる。
送信装置61から受信装置71に至る現用無線回線が正
常である場合、同期切替装置81は受信装置71が出力
したデータ列を選択出力しており、送信信号処理装置4
1に入力したデータ列は現用無線回線経由で伝送されて
受信信号処理装置91から出力される。
この現用無線回線を予備無線回線へ切替える場合、回線
切替制御装置(図示せず)は、まず、送信回線切替装置
50を制御して送信分配装置51の分岐出力を選択出力
させる。その結果、送信信号処理装置41の出力したデ
ータ列が予備無線回線を経由して同期切替装置81に入
力する。この予備無線回線経由のデータ列を第1図おけ
るデータ列D1、現用無線回線経由のデータ列をデータ
列D2とすると、この回線切替の前に第1図における切
替器7はデータ列D4を選択出力していることになる。
送信信号処理装置40.41は付加ビットの挿入を互い
に非同期で行っているので、送信切替装置50を切替え
たときデータ列D1のフレーム同期ビットが送信信号処
理装置40で挿入されたものから送信信号処理装置41
で挿入されたものにかわり、フレーム同期回路1の同期
が一旦外れ、しばらくたつと再びフレーム同期が確立す
る。回線切替制御装置はフレーム同期回路1の同期の再
確立後、切替制御信号S3により制御して切替器7にデ
ータ列D3を選択出力させ、これで現用無線回線から予
備無線回線への切替が完了する。送信信号処理装置41
から同期切替装置81までの現用無線回線経由の径路と
予備無線回線経由の径路との伝播遅延差の固定成分はあ
らかじめ補償しておけるのでこの伝播遅延差の変動成分
がクロックの2周期以内であれば、上記の回線切替でビ
ット誤りは発生しない。
さて、機器障害等によって現用無線回線が回線切替前に
断になり、フレーム同期回路2が同期外れを起こすと、
予備無線回線への回線切替が完了するまで既に述べたよ
うに同期切替装置81が出力するデータ列D5の位相は
不規則に変動する。
しかし、この位相変動の変化範囲はクロックの2周期と
狭いので、この場合も受信信号処理装置91に後続する
無線回線において復調器のクロック同期が外れることは
ない。
第3図は、第1図に示す実施例の第2の応用例を示すブ
ロック図である。
21は第2図におけると同じ送端無線端局、23は送端
無線端局21のすぐ下位の中間中継局である。
中間中継局23において、200〜20k。
210〜21にはダイバーシチ受信用の受信装置、30
0〜30には同期切替装置、400〜40には送信装置
である。第1図に示す実施例を同期切替装置300〜3
0にとして用いる。
受信装置200,210は、いずれも予備無線回線用の
受信装置であり、送端無線端局21の送信装置60が送
出した電波を受信復調し、データ列およびそのクロック
を出力する。同期切替装置300は、ダイバーシチ制御
装置(図示せず)に制御されて、受信装置200または
210のいずれか一方が出力したデータ列を選択し出力
する。
送信装置400は、同期切替装置300が選択出力した
データ列を入力する予備無線回線の送信装置である。
ダイバーシチ制御装置は、受信装置200゜210の受
信S/Nまたは復調データ列の誤り率を監視し、同期切
替装置300が選択出力しているデータ列の誤り率また
はこのデータ列に対応する受信S/Nが一定のしきい値
より劣化し、もう一方のデータ列め誤り率またはそのデ
ータ列に対応す名受信S/Nが上記のしきい値よりよけ
れば、第1図における切替制御信号S3により同期切替
装置300を制御して選択出力するデータ列を切替える
送信装置60から受信装置200,210までの両伝播
路の伝播遅延差の変動成分がクロックの2周期以内であ
れば、この切替えによってビット誤りは発生しない。同
期切替装置300において、選択出力しているデータ列
のフレーム同期が外れると、出力データ列の位相は不規
則に変動する。
しかし、この位相変動の変化範囲はクロックの2周期と
狭いので、下位の中間中継局ならびに受端無線端局(い
ずれも図示せず)における予備無線回線の受信装置で復
調器がクロック同期外れを起こすことはない、なお、現
用回線から予備回線への回線切替のために送端無線端局
21において送信切替装置50が切替えられると、第2
図に示す応用例の説明で既に述べたように、予備無線回
線で伝送されるデータ列のフレーム同期ビットがかわる
ので同期切替装置300における二つのフレーム同期回
路はいずれも一旦同期外れを起こす。
この場合も下位の受信装置において復調器がクロック同
期外れを起こすことがないのは上記したダイバーシチ切
替におけると同様である。
受信装置200,210ならびに同期切替装置300な
らびに送信装置400は、以上説明したように予備無線
回線を中継する。
受信装置201,211ならびに同期切替装置301な
らびに送信装置401は、送端無線端局21の送信装置
61に始まる現用無線回線を同様に中継する。以下同様
である。同期切替装置301.30kにおいてフレーム
同期が外れても送信装置401.40kに後続する現用
無線回線の受信装置において復調器のクロ、り同期が外
れることがないのも上記と同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の同期切替装置は、バッファ
メモリの書込みクロックをつくるのに必要なフレーム同
期が外れるとバッファメモリの段数を縮小してその各段
の保持期間を短縮することにより、この場合に起こる出
力データの位相の不規則な変動の変化範囲を狭くできる
ので、後続する無線回線の復調器Sクロック同期が外れ
てクロック同期が回復するまでの長い時間エラーが発生
するということを防止できる効果があり、また、後続す
る復調器でクロック同期が外れるおそれがないので、バ
ッファメモリの段数を増加して同期切替のダイナミック
レンジを広げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の同期切替装置の一実施例を示すブロ
ック図、 第2図は、第1図に示す実施例の第1の応用例を示すブ
ロック図、 第3図は、同じく第2の応用例を示すブロック図、 第4図は、従来の同期切替装置の一例を示すブロック図
である。 1.2・・・・・・フレーム同期回路、3,4,11・
・・・・・分周カウンタ、5,6・・・・・・バッファ
メモリ、7.8,9・・・・・・切替器、10・・・・
・・VCo、12・・・・・・位相比較器、13・・・
・・・低域フィルタ。 代理人 弁理士  内 原   音

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フレーム同期ビットを含む送信データ列を二つの無線伝
    送路で伝送したそれぞれの受信データ列である第1およ
    び第2のデータ列にそれぞれフレーム同期して第1およ
    び第2のフレームパルスを出力し、フレーム同期が外れ
    ている間第1および第2の同期外れ信号を出力する第1
    および第2のフレーム同期回路と、 前記第1のフレームパルスまたはその分周パルスでリセ
    ットされ、前記第1の同期外れ信号が入力していないと
    き2以上の整数であるあらかじめ定めた第1の分周比で
    前記第1のデータ列のクロックを分周し、前記第1の同
    期外れ信号が入力しているとき前記第1の分周比未満の
    正の整数であるあらかじめ定めた第2の分周比で前記第
    1のデータ列のクロックを分周し、前記第1または第2
    の分周比に等しい数の順次位相がずれた第1の分周出力
    を出力する第1の分周カウンタと、前記第2のフレーム
    パルスまたはその分周パルスでリセットされ、前記第2
    の周期外れ信号が入力していないとき前記第1の分周比
    で前記第2のデータ列のクロックを分周し、前記第2の
    同期外れ信号が入力しているとき前記第2の分周比で前
    記第2のデータ列のクロックを分周し、前記第1または
    第2の分周比に等しい数の順次位相がずれた第2の分周
    出力を出力する第2の分周カウンタと、 段数が前記第1の分周カウンタの分周比に等しく、前記
    第1の分周出力のそれぞれを書込みクロックとして前記
    第1のデータ列が各段に順次書込まれる第1のバッファ
    メモリと、 段数が前記第2の分周カウンタの分周比に等しく、前記
    第2の分周出力のそれぞれを書込みクロックとして前記
    第2のデータ列が各段に順次書込まれる第2のバッファ
    メモリと、 共通の読出しクロックにより前記第1および第2のバッ
    ファメモリから読出した第3および第4のデータ列のう
    ちいずれか一方を選択し出力する第1の切替器と、 前記第1および第2の同期外れ信号のうちいずれか一方
    を前記第1の切替器の選択と対応して選択し出力する第
    2の切替器と、 前記第1の切替器が選択した前記第3または第4のデー
    タ列に対応する前記第1または第2のデータ列のクロッ
    クに位相同期する位相同期発振器と、 この位相同期発振器の発振出力を、前記第2の切替器か
    ら前記第1および第2の同期外れ信号がいずれも入力し
    ていないとき前記第1の分周比で分周し、前記第2の切
    替器から前記第1または第2の同期外れ信号が入力して
    いるとき前記第2の分周比で分周し、前記第1または第
    2の分周比に等しい数の順次位相がずれた第3の分周出
    力を前記読出しクロックとして出力する第3の分周カウ
    ンタと、 を備えたことを特徴とする同期切替装置。
JP62284940A 1987-11-10 1987-11-10 同期切替装置 Expired - Lifetime JPH0671251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62284940A JPH0671251B2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10 同期切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62284940A JPH0671251B2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10 同期切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01125139A true JPH01125139A (ja) 1989-05-17
JPH0671251B2 JPH0671251B2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=17685036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62284940A Expired - Lifetime JPH0671251B2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10 同期切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0671251B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03214833A (ja) * 1990-01-19 1991-09-20 Nec Corp 2重化構成切り替え方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03214833A (ja) * 1990-01-19 1991-09-20 Nec Corp 2重化構成切り替え方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0671251B2 (ja) 1994-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02247709A (ja) スキユー除去方法
JPH02168754A (ja) クロックスキュー補正回路
JPH0642663B2 (ja) ディジタル通信方式の中間中継局
JPS592416B2 (ja) デイジタル相関受信機
US5515380A (en) Reducing errors in digital communication
JPH02131040A (ja) ディジタルパス監視方法およびスタッフ多重変換装置ならびに通信システム
US7366091B1 (en) Method and apparatus for changing parallel clock signals in a digital data transmission
US5237318A (en) Dynamic switching arrangement for error masking in a system for doubling the digital channel
US5321727A (en) Signal phasing arrangement in a system for doubling the digital channel
US3483330A (en) Network synchronization in a time division switching system
JPH01125139A (ja) 同期切替装置
JP3123805B2 (ja) 時分割多重通信方式のフレーム同期方法
CA1287150C (en) Synchronisation arrangements for a digital telecommunications exchange system
KR100188228B1 (ko) 이중화된 타이밍 동기시스템의 타이밍 공급회로
JP2637796B2 (ja) 回線切替方式
JPS6346616B2 (ja)
JPH01263566A (ja) 伝送遅延差測定方式
JPH05327670A (ja) 切替型スペースダイバーシティディジタル無線通信の伝搬時間差補正回路
JP2677331B2 (ja) フレーム同期保護回路
JPH04336733A (ja) データ伝送方式
JP2713009B2 (ja) 遅延時間差吸収装置
KR100328761B1 (ko) 광통신 시스템의 시스템 클럭 유니트 스위칭 장치
JPH0438026A (ja) 受信データ同期回路
JP2693755B2 (ja) 回線切替回路
JPH01314447A (ja) ヒットレス切替制御回路