JPH01122724A - 自動車用ウィンドガラス端部の水抜き構造 - Google Patents

自動車用ウィンドガラス端部の水抜き構造

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Publication number
JPH01122724A
JPH01122724A JP28269287A JP28269287A JPH01122724A JP H01122724 A JPH01122724 A JP H01122724A JP 28269287 A JP28269287 A JP 28269287A JP 28269287 A JP28269287 A JP 28269287A JP H01122724 A JPH01122724 A JP H01122724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
vehicle
weather strip
drain pipe
end opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP28269287A
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English (en)
Inventor
Shoji Inoue
昭二 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP28269287A priority Critical patent/JPH01122724A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車の車体開口部に装着されたウェザ−
ストリップとフロントウィンドガラスとの間に侵入した
水を外部に排出する水抜き構造に関する。
従来の技術 第3図は従来の水抜き構造が適用される車体フロント側
の開口部構造を示しており、■は車体パネルたるカウル
トップ、2は該カウルトップ!の周縁と接合するダツシ
ュボードアッパ、3はフロントピラー、4はフロントウ
ィンドガラス、5は上記カウルトップ1とダツシュボー
ドアッパ及びフロントピラー3等で構成される車体開口
部に上記フロントウィンドガラス4を装着するウェザー
ストリップであって、このウェザ−ストリップ5は、イ
ンナリップ6とアウタリップ7が上記カウルトップ1の
周縁に沿って形成された膨出部8と、該膨出部8と同じ
高さに形成されたフロントピラー3の上面に当接して開
口部をシールするようになっている。そして、ウェザ−
ストリップ5の下部コーナ部つまりフロントピラ゛−3
と接合するカウルトップ1の端部に、膨出部8を略傾斜
状に窪ませたエンボス部9が形成されており、このエン
ボス部9の上面に略楔状のスペーサ10が載置固定され
ている。
このスペーサ10は、第4図に示すように主としてソリ
ッドゴムで一体に形成されていると共に、下面全域及び
フロントピラー3側の側面には塩化ビニール発泡体11
が塗着されており、また、上面のフロントピラー3近傍
には車体上下方向に沿った横断面三角形の水抜用溝12
が形成されている。したがって、ウェザ−ストリップ5
のインナリップ6とアウタリップ7や、ウィンドガラス
4とウェザ−ストリップ5との間に侵入した雨水等が、
カウルトップlの膨出部8の上面を流動して水抜用溝1
2から外部に排出されるようになっている。
発明が解決しようとする問題点 然し乍ら、上記従来の水抜き構造にあっては、上記水抜
用溝12が上述のように単にスペーサIOの上面に形成
されているだけであるから、その外側開口部12aが、
膨出部8の外側面傾斜角度つまりスペーサ10の外側面
10aの傾斜角度によっては車両の走行方向と略同方向
になってしまう。この結果、水抜用溝12から排出され
ようとする雨水等が風圧によって水抜用溝12内で逆流
してしまう虞れがある。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記従来の水抜き構造の問題点に鑑み案出
されたもので、とりわけスペーサの内部に、一端開口部
がウェザ−ストリップと上記スペーサとの間に臨む水抜
用パイプを設け、該水抜用パイプの外側他端開口部を車
両の走行方向に対して略垂直に指向するよう形成したこ
とを特徴としている。
作用 上記構成を有するこの発明によれば、水抜用パイプの他
端開口部を車両の走行方向に対して略垂直に指向するよ
うに形成したため、走行風圧が他端開口部に対して略直
角に当たる。このため、他端開口部付近に負圧が発生し
、いわば霧吹きの原理によってウェザ−ストリップと車
体開口部間の水を外部に積極的に排出することができる
実施例 以下、この発明の実施例を第1図及び第2図に基づいて
詳述する。尚、この実施例の水抜き構造も従来と同様に
車体フロント側に適用したものであるから、共通の構成
個所には同一の符号を付して説明する。
すなわち、図中1はカウルトップ、2はダツシュボード
アッパ、4はフロントガラス、5はインナリップ6とア
ウタリップ7を有するウェザ−ストリップ、9はカウル
トップ1の図外の膨出部に形成されたエンボス部、10
は該エンボス部9の上面に接着剤などで載置固定された
略楔状のスペーサであって、このスペーサ10は、該ス
ペーサ10とエンボス部9及びウェザ−ストリップ5と
の組み付けあるいは加工のバラツキを吸収するために容
易に弾性変形するスポンジゴムで一体に成形されている
と共に、上面10bには上記インナリップ6とアウタリ
ップ7が当接して車体開口縁とフロントウィンドガラス
4との間がシールされている。
そして、スペーサIOのフロントピラー(図示せず)側
内部には、第2図にも示すような水抜用パイプ21がス
ペーサ10と一体に埋設されており、この水抜用パイプ
21は、フロントウィンドガラス4端部と略同方向に配
置され、その上側の一端開口部21aがスペーサ内側面
10cと同一平面に形成されてインナリップ6とアウタ
リップ7間の空洞部C内に臨んでいる。また、スペーサ
10の外側面10aから突出した水抜用パイプ21の外
端縁が傾斜状に切欠され、これによって他端開口部21
bが車両走行方向(矢印A)に対して略垂直方向に指向
している。尚、図中22は、ウェザ−ストリップ5のウ
ィンドガラス4保持溝5λと上記空洞部Cを連通する水
抜き孔である。
上記構成のこの実施例によれば車両走行中に、その走行
風圧が水抜用パイプ21の他端開口部2tbの指向方向
に対して略垂直方向から当たるため、他端開口部21b
付近に負圧が発生する。このため、水抜用パイプ21が
いわば霧吹き器と同様な作用をすることとなる。依って
、ウェザ−ストリップ5とウィンドガラス4あるいはウ
ェザ−ストリップ5とカウルトップlとの間に侵入した
雨水等が水抜き孔22等を介してスペーサ10の内側面
10c上に集合すると、そのまま水抜用パイプ21を介
して外部へ勢いよく吸い出されて他端開口部21bから
車外へ速やかに排出される。
したがって、従来のように水抜用溝から水の逆流が完全
に防止されることは勿論のこと、却って、雨水等を車外
へ積極的に排出することができる。
尚、上記水抜用パイプ21の他端開口部21bは、車両
走行風圧に対し常に略垂直に指向させる必要上、車体フ
ロント部つまりスペーサ10の傾斜角度に応じて水抜用
パイプ21の外端縁の傾斜角度も任意に変更する。
また、上記実施例では車体のフロント側に適用した場合
を示したが、車体リア側に適用することも可能である。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係る自動車用
ウィンドガラス端部の水抜き構造によれば、とりわけス
ペーサの内部に、一端開口部がウェザ−ストリップと上
記スペーサとの間に臨む水抜用パイプを設け、該水抜用
パイプの他端開口部を車両の走行方向に対して略垂直に
指向するように形成したため、車両走行時に他端開口部
付近に負圧が発生していわば霧吹き状態となるため、従
来のような水の逆流が防止されることは勿論のことスペ
ーサ上面に溜まった水を吸い出して外部に速やかに排出
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動車用ウィンドガラス端部の
水吹き構造の一実施例を示す断面図、第2図はこの実施
例に供されるスペーサ及び水抜用パイプを示す斜視図、
第3図は従来の水抜き構造が適用された車体フロントの
一部を示す斜視図、第4図は上記従来の水抜き構造に供
されるスペーサを示す斜視図である。 1・・・カウルトップ(パネル)、2・・・ダツシュボ
ードアッパ(パネル)、4・・・フロントウィンドガラ
ス、5・・・ウェザ−ストリップ、8・・・膨出部、9
・・・エンボス部、10・・・スペーサ、21・・・水
抜用バイブ、21b・・・他端開口部、A・・・車両走
行方向。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体開口部のパネルの周縁とウィンドガラスの周
    縁との間にウェザーストリップを介装すると共に、該ウ
    ェザーストリップが当接する上記車体パネルの膨出部に
    エンボス部を有し、かつ該エンボス部にスペーサを設け
    てなる車体構造において、上記スペーサの内部に、一端
    開口部が上記ウェザーストリップと上記スペーサとの間
    に臨む水抜用パイプを設け、該水抜用パイプの外側の他
    端開口部を車両の走行方向に対して略垂直に指向するよ
    うに形成したことを特徴とする自動車用ウィンドガラス
    端部の水抜き構造。
JP28269287A 1987-11-09 1987-11-09 自動車用ウィンドガラス端部の水抜き構造 Pending JPH01122724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28269287A JPH01122724A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 自動車用ウィンドガラス端部の水抜き構造

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JP28269287A JPH01122724A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 自動車用ウィンドガラス端部の水抜き構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01122724A true JPH01122724A (ja) 1989-05-16

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ID=17655814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28269287A Pending JPH01122724A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 自動車用ウィンドガラス端部の水抜き構造

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JP (1) JPH01122724A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240603A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Takeo Nagaoka パッド付き救急絆創膏

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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