JPH01102124A - コンクリート構造体支持構造 - Google Patents

コンクリート構造体支持構造

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JPH01102124A
JPH01102124A JP25856087A JP25856087A JPH01102124A JP H01102124 A JPH01102124 A JP H01102124A JP 25856087 A JP25856087 A JP 25856087A JP 25856087 A JP25856087 A JP 25856087A JP H01102124 A JPH01102124 A JP H01102124A
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JP
Japan
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concrete
concrete structure
reinforcing bars
pile
concrete pile
Prior art date
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Application number
JP25856087A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Uchiyama
内山 賀照
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート構造体とそれを支持するコンクリ
ート杭とを、両者に鉄筋をわたらせて結合するコンクリ
ート構造体支持構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記の如きコンクリート構造体支持構造としては
、コンクリート構造体とコンクリート杭とを一連の鉄筋
・コンクリート構造で一体に結合させるか、あるいは、
コンクリート杭との間に鉄筋をわたらせたコンクリート
構造体をコンクリート杭の上端に単に載置するだけの構
造となっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の如き従来の構造では、コンクリート構造
体とコンクリート杭とに鉄筋をわたらせることから結合
強度は高いものが得られ、上からの荷重のみならすコン
クリート構造体からコンクリート杭にかかる引き抜き力
に対しても十分に対処できるものの、その反面、地震に
対する免震機能が無く、地震震動がコンクリート杭から
上部のコンクリート構造体に直接的に伝わる問題があっ
た。
本発明の目的は、コンクリート杭とコンクリート構造体
を連結する鉄筋を利用した合理的な改良により上述問題
を解決する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるコンクリート構造体支持構造の特徴構成は
、コンクリート構造体とそれを支持するコンクリート杭
とを、両者に鉄筋をわたらせて結合するに、前記コンク
リート杭の上端部において、前記コンクリート杭から上
向きに延出させる前記鉄筋をそれらの横振れを許す状態
で囲む筒体を設け、前記コンクリート構造体を、前記鉄
筋に連結した状態で前記筒体を介して前記コンクリート
杭に載置し、前記コンクリート構造体と前記コンクリー
ト杭との間に、それらの水平方向での相対摺動を許す滑
り機構を設けたことにあり、その作用・効果は次の通り
である。
〔作 用〕
つまり、上述構成によれば、地震の水平力は、コンクリ
ート杭とコンクリート構造体との相対的摺動を伴う状態
で、筒体内部を融通とした鉄筋の弾性的な横振れにより
効果的に吸収される。
換言すれば、振れの融通を与えた鉄筋の弾性撓み変形に
より、コンクリート杭からコンクリート構造体に伝わる
地震震動を軽減(免震)するのである。
一方、上述の如き免震機能を発揮し得るのに対し、コン
クリート構造体からかかる上からの荷重は、筒体を介し
てコンクリート杭により確実に受止められ、又、コンク
リート構造体からかかる引き抜き力は、コンクリート構
造体とコンクリート杭とにわたらせた鉄筋を介して確実
にコンクリート杭に伝達される。
〔発明の効果〕
以上の結果、コンクリート構造体とコンクリート杭との
結合強度については、上からの荷重、及び、引き抜き力
のいずれに対しても従来と同等の高い強度を有しながら
、地震に対しても免震機能を効果的に発揮できて、コン
クリート構造体に伝わる地震震動を抑制軽減できる優れ
たコンクリート構造体支持構造を提供し得るに至った。
又、コンクリート構造体とコンクリート杭とを連結する
ための鉄筋を利用して上述の如き免震機能を発揮させる
から、改良コストを安価にし得る利点もあり、更には、
鉄筋を囲繞する筒体が鉄筋に対する保護部材の役目も果
たすことから耐蝕性の面でも優れたものとなる。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
第1図及び第2図は、コンクリート構造体(1)とそれ
を支持するコンクリート杭(2)とを両者の間に鉄筋(
3)をわたらせて結合するコンクリート構造体支持構造
を示す。
コンクリート杭(2)の上端部からは、環状に配置した
複数の鉄筋(3)、及び、それら鉄筋(3)を囲繞する
鋼管(4)を上向きに延出させである。
鉄筋(3)はコンクリート杭(2)における骨材として
の鉄筋組に連なるものであり、又、鋼管(4)はその下
端部に環状の係止突起(5)を設けてコンクリート杭(
2)の上端部に埋込み連結したものである。
尚、コンクリート杭(2)は、工場製作したコンクリー
ト杭を地盤に打込む型式のもの、あるいは、地盤に形成
した縦孔にコンクリートを打設してコンクリート杭を形
成する場所打ち型式のもののいずれであっても良い。
コンクリート杭(2)から延設した鋼管(4)の上端部
には鋼製の天板(6)を溶接により蓋状に固設してあり
、その天板(6)には、コンクリート杭(2)から延設
した鉄筋(3)の個々をそれらの振れを許す状態で貫通
させる融通孔(7)(すなわち、鉄筋径の数倍の孔径を
有し貫通鉄筋(3)と孔内周との間に鉄筋(3)の振れ
に対する融通間隔を有する孔)を形成しである。
そして、上部のコンクリート構造体(1)は、天板(6
)の融通孔(7)を貫通させた鉄筋(3)に連結した状
態で、かつ、天板(6)との間に摺動抵抗を軽減する滑
り材(8)を介装した状態で天板(6)上に摺動自在に
載置しである。
つまり、コンクリート構造体(1)と天板(6)との相
対摺動を伴う状態での、融通孔(7)を融通とした鋼管
(4)内部での鉄筋(3)の弾性的な振れ(弾性撓み変
形)により、コンクリート杭(2)から上部のコンクリ
ート構造体(1)に伝わる地震の水平力を吸収軽減する
ようにしである。
尚、コンクリート構造体(1)と天板(6)との間に滑
り材(8)を介装するにあたっては、コンクリート構造
体(1)の下面に鋼板製の滑り板(9)を付設し、そし
て、その滑り板(9)と天板(6)との間に両者の摺動
を円滑にする適宜材質の滑り材(8)を挟み込んである
又、滑り板(9)に形成する鉄筋貫通孔(10)は鉄筋
(3)とほぼ同径の孔としてあり、それによって、コン
クリート構造体(1)を形成するコンクリート打設の際
に鉄筋挿通状態にある貫通孔(10)の部分から滑り部
側に打設コンクリートが漏出しないようにしである。
〔別実施例〕
次に別実施例を列記する。
(イ)鉄筋を筒体により囲繞するに、第3図及び第4図
に示すように、鉄筋(3)の個々、あるいは、少数本ご
とを筒体(4)により囲繞するようにしても良い。
(o)又、第5図及び第6図に示すように、環状に並べ
た鉄筋(3)群を外筒体(4)と内筒体(4゛)との間
に位置させるようにしても良い。
(ハ)筒体には鋼管を用いるのが適当であるが、鋼管製
に限定されるものでは無く、例えばコンクリート杭に連
なる鉄筋・コンクリート製の筒体としても良い。
(ニ)第7図に示すように、鉄筋(3)を囲繞する筒体
(4)に、鉄筋(3)の振れに対してクッション作用す
る適当な材質の緩衝材(11)を内装してお(ようにし
ても良い。
(ネ)第3図、第5図、及び、第7図に示すように、筒
体(4)の回りをコンクリート(C)で埋め込む用にし
ても良い。
尚、上述の如く筒体(4)の周りを埋め込むコンクリー
ト(C)の部分は、コンクリート杭(2)の工場製作の
際にそのコンクリート杭(2)の一部として一体形成す
るものであっても良く、又、工場製作したコンクリート
杭(2)を現場で地盤に打込んだ後に形成するものであ
っても良く、更に、場所打ちコンクリート杭(2)の形
成の際に一体成形するものであっても良い。
(へ)筒体の上端に設けた天板に対してコンクリート構
造体を摺動自在に載置するに、天板上にコンクリート構
造体を直接に載置しても良く、あるいは、種々の構造の
摺動機構を介して載置しても良く、又、両者の間に滑り
材を介装する場合、その滑り材の材質、並びに、具体的
な介装構造は種々の変更・改良が可能である。
(ト)鉄筋と融通孔との径比は適宜決定すれば良く、又
、天板に形成した融通孔の1個に対して複数本の鉄筋を
貫通させるようにしても良い。
(チ)コンクリート杭の上端部において、上向きに延出
する鉄筋及びそれを囲繞する筒体夫々のコンクリート杭
に対する連結構造、並びに、天板の融通孔を貫通させた
鉄筋のコンクリート構造体に対する連結構造夫々の細部
構造は適当に改良が可能である。又、コンクリート杭に
対する鉄筋及び筒体の付設は、コンクリート杭の製作工
場で行うものであっても良く、あるいは、コンクリート
杭の打設現場で行うものであっても良い。
(す)コンクリート構造体は、建築物、橋梁等、何であ
っても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示し、第1図は断
面図、第2図は分解斜視図である。 第3図及び第4図は別実施例を示す断面図と分解斜視図
、第5図及び第6図はその他の別実例を示す断面図と分
解斜視図、第7図は更にその他の別実施例を示す断面図
である。 (1)・・・・・・コンクリート構造体、(2)山・・
・コンクリート杭、(3)・・・・・・鉄筋、(4)・
旧・・筒体、(6)・・・・・・天板、(7)・旧・・
融通孔、(8)・・・・・・滑り材、(11)・・・・
・・緩衝材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリート構造体(1)とそれを支持するコンク
    リート杭(2)とを、両者(1)、(2)に鉄筋(3)
    をわたらせて結合するコンクリート構造体支持構造であ
    って、前記コンクリート杭(2)の上端部において、前
    記コンクリート杭(2)から上向きに延出させる前記鉄
    筋(3)をそれらの横振れを許す状態で囲む筒体(4)
    を設け、前記コンクリート構造体(1)を、前記鉄筋(
    3)に連結した状態で前記筒体(4)を介して前記コン
    クリート杭(2)に載置し、前記コンクリート構造体(
    1)と前記コンクリート杭(2)との間に、それらの水
    平方向での相対摺動を許す滑り機構を設けたコンクリー
    ト構造体支持構造。 2、前記コンクリート構造体(1)と前記コンクリート
    杭(2)との水平方向での相対摺動が、前記筒体(4)
    と前記コンクリート構造体(1)との間で許されるもの
    である特許請求の範囲第1項に記載のコンクリート構造
    体支持構造。 3、前記コンクリート構造体(1)と前記コンクリート
    杭(2)との水平方向での相対摺動が前記筒体(4)と
    前記コンクリート杭(2)との間で許されるものである
    特許請求の範囲第1項に記載のコンクリート構造体支持
    構造。 4、前記筒体(4)を前記コンクリート杭(2)に固設
    し、前記鉄筋(3)をその横振れを許す状態で貫通させ
    る融通孔(7)を形成した天板(6)を前記筒体(4)
    の上端に設け、前記コンクリート構造体(1)を、前記
    融通孔(7)を貫通させた前記鉄筋(3)に連結した状
    態で、前記天板(6)に摺動自在に載置した特許請求の
    範囲第2項に記載のコンクリート構造体支持構造。 5、前記天板(6)とそれに載置した前記コンクリート
    構造体(1)との間に、両者(1)、(6)の摺動抵抗
    を軽減する滑り材を介装した特許請求の範囲第4項に記
    載のコンクリート構造体支持構造。 6、前記筒体(4)の内部に、前記鉄筋(3)の振れに
    対してクッション作用する緩衝材(11)を内装した特
    許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のコ
    ンクリート構造体支持構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998036130A1 (fr) 1997-02-14 1998-08-20 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. Structure de fondation sur pieux
KR100922121B1 (ko) * 2008-10-15 2009-10-16 주식회사 스마텍엔지니어링 변단면 콘크리트 말뚝으로 이루어진 복합말뚝과 확대기초의 결합구조
CN105604087A (zh) * 2016-03-23 2016-05-25 国网江苏省电力公司连云港供电公司 一种带有铰接头的微型群桩基础桩及制作方法
JP2019157549A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 鹿島建設株式会社 接合構造、接合構造の構築方法
JP2020193553A (ja) * 2019-05-22 2020-12-03 五洋建設株式会社 杭柱状体の頭部接合構造及び接合方法

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