JPH01100124A - 6−メルカプトプリン誘導体 - Google Patents

6−メルカプトプリン誘導体

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JPH01100124A
JPH01100124A JP63224821A JP22482188A JPH01100124A JP H01100124 A JPH01100124 A JP H01100124A JP 63224821 A JP63224821 A JP 63224821A JP 22482188 A JP22482188 A JP 22482188A JP H01100124 A JPH01100124 A JP H01100124A
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JP
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formula
compound
chloropurine
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Application number
JP63224821A
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English (en)
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Erhardt Dr Winkelmann
エーアハルト・ヴインケルマン
Irvin Dr Winkler
イルヴイン・ヴインクラー
Christoph Dr Meichsner
クリストフ・マイヒスナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • C07D473/26Heterocyclic compounds containing purine ring systems with an oxygen, sulphur, or nitrogen atom directly attached in position 2 or 6, but not in both
    • C07D473/36Sulfur atom
    • C07D473/38Sulfur atom attached in position 6
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 種々のプリン誘導体が化学療法において価値ある性質を
有することは知られている。すなわち、例えば商業的に
入手しうる製剤の6−メルカプトプリン(−6−プリン
チオール)は、ある種のタイプの癌、特に白血病に対し
て生体内活性作用を示す。6−メルカプトプリンは下記
で示される化合物である。
ドイツ特許出願g&627,024号明細書には様様な
その他のプリン誘導体、例えば6−位にメルカプト基を
有する物も記載されていて、それらはウィルス、具体的
にはDNAウィルスとRNAウィルスの両方によって生
起される疾患並びに自己免疫病を抑制しかつ癌を治療す
るのに適していると云われている。DNAウィルスの例
としては天然痘ウィルスおよびヘルペスウィルスがあシ
、モしてRNAウィルスの例としてはポリオウィルスが
ある。今日最も広く論じられているRNAウィルスは、
おそら(HIM (−ヒト免疫不全ウィルス)であろう
前記ドイツ特許明細書でクレームされているプリン誘導
体は下記式 〔式中、 R1場H1ハロゲン、OH,SH,アジド、NH2また
はZ−R5、 Z−0、S、So、SO2またはNH。
R5−非環状C1−C6−炭化水素基、ただしa)置換
されていないかまたは b)1〜3個の炭素原子を有する1個のアルコキシ基ま
たは1個の二重結合を含有するという特徴のうちの少な
くとも一つによって変形されているかまたは少なくとも
一部分がフッ素化されている;または 直接もしくはC1−Cs−アルキレンを介して2に結合
すしているCs−06−シクロアルキルまたは7エ二ル
アルキル;゛またはフェニル;ここで7エ二ル環の各々
はへロゲン、CF3、それぞれ1〜3個の炭素原子を有
するアルコキシまたはアルキルチオによって置換されう
る。
R2−HまたはR5と同一の意味を有するかまたはC0
R6、 Rd −01−04−アルキル、ベンジルまたは7エ二
ル、 R5−へロゲン、アジド、NH2tたはY−R4、R4
=R5と同一の意味を有しそして XおよびY−0、S、Soまたは802  であって、
XおよびYは同一または相異なることができる〕 を有するが、但し同時に R1−OHtたはSH。
R2= H% R5−Y−R4、 X−Oまたは51 Y−0そして R4−C1−C4−アルキ/I/(但し1−C3Hyお
よび5ec−C4H?を除く) である化合物または同時に R1−OTI域たはNH2、 R2濡ベンジル、 R5−Y−R4、ただし Y−0または R4−ベンジル、そして である化合物は除く。
前記ドイツ特許出願明細書に記載の研究を続けている間
に、下記の式1で示される6−メルカプトプリン誘導体
もまた特にl*特許明細書に記載の化合物と同じ方面で
化学療法において優れた性質のあることが分かった。ウ
ィルスによる疾患の化学療法は困難なので、これは該療
法分野における価値ある拡大を示す。
式Iの化合物は下記式 〔ここで式中、 a)  ll−H,NH2、NHR2’  (R1’ 
−場合によジ置換されたアシル基、好ましくはCOCH
3)、そして R2−場fKよジエーテル化またはエステル化されたO
H基を有するはントース(フラノース)またはデオキシ
インドース(デオキシ72ノース)残基、すなわち式 (式中Z−H1たはOR2’  そして基R2′(互い
に独立している)−H,C1−C6−アルキル、C2−
C4−アルケニル、CH2C6B5、Co((C1−C
6)−アルキル〕、COCH2C6H5またはC0C6
H5)  で示される基、または1:+)  R’駆H
そして R2−−CH2−X−CH−CH20R5、りだしX−
Oまたは51 R1−H,i−C!5!(7、sea−C4m9、CH
2C6H5またはC0R4、 R4−CHs 、C2H5tたはC6H5そしてRシー
 H,CH20CsH7(1) 、CH20C4H9(
sea)  またけCH20COR4) で示される化合物〔但し、R1−R”−R5−I’lで
ある化合物を除く〕である。
すなわち、本発明哄少なくとも1種の式■の化合物の有
効量を慣用の生理学的に許容しうる添加剤と一緒に含有
する医薬に関する。
好ましい医薬は、R1がHまたはNH2でありそしてR
2がエーテル化もエステル化もされていないOH基を有
するインドース(7ラノース)またはデオキシインドー
ス(デオキシ7ツノース)残基である式Iaの化合物を
少なくとも1種含有するものである。
咳医薬は(DNAおよびMA )ウィルスによる疾患並
びに自己免疫病および癌の治療、とシわけレトロウィル
ス、%K HIMによって生起される疾患の治療に主と
して適している。
該医薬は、腸K(経口的に)、非経口的に(静脈内に)
、直腸&Cまたは局部的に(局所的に)使用することが
できる。それらは溶液、粉剤、錠剤、マイクロカプセル
を含めたカプセル剤、軟膏(クリームもしくはゲル)ま
たは坐剤の形態で投与することができる。これらの型の
製剤に適した補助剤は、製薬的に慣用の液体および固体
の充填剤および増量剤、溶剤、乳化剤、潤滑剤、香味剤
、顔料および/または緩衝物質である。
服用するのに都合のよい用量は、体ff1IKp当たシ
活性物質約0.1〜10雫、好ましぐは約0.2〜84
’である。服用は1日当なシの式Iの化合物の少なくと
も有効量、すなわち約30〜300#、と夛わけ約50
〜2501vを含有する用量単位で行うのが有利である
式Iの化合物はまた、例えばその他の抗ウィルス剤およ
び免疫刺激剤(インターフェロン等)と組合せて投与す
ることもできる。
該医薬は、有効量の、少なくとも1種の式Iの化合物を
慣用の生理学的に許容しうる添加剤で適当な剤形に変え
ることによって調製される◇式Iaの化合物は既知であ
シ、いくつかは商業的に入手することもできる。しかし
ながら、今までにヒトの化学療法における医薬としての
これら化合物の用途について論じられたことは全くない
これらの化合物は、場合によジエーテル化またはエステ
ル化されたOH基を有するはントース(7ラノース形)
tたはデオキシインドース(同様に72ノース形)の残
基を分子の一部として含有する。ここで適当なエーテル
およびエステル基は弐Iaの説明に示されているが、し
かしながらエーテル化もエステル化もされていない0H
frを有する化合物の方が好ましい。
既知のペントースであるリボース、アラビノース、キシ
ロースおよびリキンースは同一の分子式を有し、OH基
の位置によってのみ異なる。
7ラノース形の式は、そのOI(基の(立体)位置を無
視すれば下記式 %式% デオキシはントースは、ペントースのOH基がHで置換
された点でペントースとは異なる。好ましい既知デオキ
シにントースは下記式(72ノース形、OH基の立***
置を無視)で示される2−デオキシリボースである。
式IaにおいてR1がHまたはNH2であシ、そしてR
2がエーテル化もエステル化もされていないOH基を有
するはントース(7ツノース)残基または前記2−デオ
キシリボースの残基である化合物の各名称は、6−メル
カプトプリンおよび2−アミノ−6−メルカブトプリン
ー9−リボシド、−アラビノース、−キシ目シトおよび
一リキソシト並びに−2′−デオキシリボシドである。
式Ibの化合物は新規である。それらは種々の類似方法
によって製造することができる。いくつかの好ましい方
法は下記式のスキームに示されるとおシである。
すなわち、例えば下記〜〜e)の方法が可能である。
a)ジメチルアセトアミド中において6−ヒドロキシプ
リン(1)を硫化剤好ましくは1285と反応させて6
−メルカプトプリン(2)を得、それを脂肪族無水物好
ましくは無水酢酸と反応させて9−アシル化合物(3)
を得、次いでそれを式Ac0R2(4: Acmアシル
基そしてR2−式Ib)に記載の意味を有する)′tた
は式CHs 5R2(5eR2−式I b)に記載の意
味を有する)で示される化合物と反応させて化合物1’
bを得るか、または b)再び6−ヒドロキシプリン(1)から出発して、こ
れを塩素化剤、好ましくは肛#/(CI(3)2Nc此
で6−クロロプリン(6)に変換し、それを硫化水素化
剤好ましくはH2S /ピリジン、チオ尿素またはチオ
アセトアミドと反応させて6−メルカプトプリン(2)
を得、次いで前記aに記載のように絖けるか、または c)  6−クロpプリン(6;例えばb)の第1工程
で得た)を脂肪族無水物好ましくは無水酢酸と反応させ
て6−クロロ−9−アシルプリン(7)を得、それを式
ACOR2(4)または弐CH35R2(5)で示され
る化合物と反応させて9−位が基R2で置換された6一
クロ胃プリン誘導体(8)を得、次いでそれを硫化水素
化剤、好ましくはR28/ピリジン、チオ尿素またはチ
オアセトアミドと反応させて化合物Ibを得るか、また
は d)例えばb)の第1工程で得た6−クロロプリン(6
)をヘキサメチルジシラザンと反応させて6−クロロ−
9−トリメチルシリルフリン(9)を得、それをHaJ
R2(10: Hal−へロゲン、好ましくはCtまた
はBr、R2■式I b)に記載の意味を有する)と反
応させて9−位が基R2で置換された6−クロロプリン
誘導体(8)を得、次いでそれを硫化水素化剤、好まし
くはH2S /ピリジン、チオ尿素またはチオアセドア
2ドと反応させて化合物1bを得るか、または e)  6−クロロプリン(例えばb)の第1工程で得
た)を直接化合物HalR2(f O)と反応させて9
−位が基R2で置換された6−クロロプリンを得、次い
でそれを硫化水素化剤、好ましくはH2S/ピリジン、
チオ尿素またはチオアセトアミドと反応させて化合物I
bを得る。
製造されたかまたは該方法で製造されうる式Ibで示さ
れる新規化合物の例としては、9−(2−(インプロポ
キシ、seaブトキシ、ベンジルオキシ、アセトキシお
よびベンゾイルオキシ)−エトキシメチルツー6−メル
カブトプリン、すなわち9−位に下記置換基 、     −0C4Hp(sec、)#      
   −0CH2C6Hs。
#      −0COCH5および s     −0COC6H5: を有する6−メルカブトプリン;9−(1−(インプロ
ポキシメチルまたはsec、ブトキシメチル)−2−(
ヒドロキシ、ベンジルオキシ、アセトキシまたはベンゾ
イルオキシ)エトキシメチルツー6−メルカブトプリン
、すなわち9−位に下記置換基 −oc4Hp(sec、) : を有する6−メルカブトプリン:および9−(1,3−
ビス(インプロポキシ、SeC,ブトキシ、アセトキシ
およびベンゾイルオキシ)−2−プロポキシメチル)−
6−メルカプトプリン、すなわち9−位に下記置換基 j     −0C4H9(sea、)#      
   −0COCH5 ’     −ococ4H5゜ ヲ有スる6−メルカプトプリンを挙げることができる。
式Iaの既知化合物は、購入することができない場合に
は類似の方法で製造することもできる。
以下に、本発明をさらによく説明するために実施例およ
び生体内実験結果を記載する。
人、製造実施例: 実施例 1 6−メルカブトー9−(2−アセトキシエトキシメチル
)プリン R CH2−0−CH2−CH2−OCOCH!1標記化合
物は、下記のように前記の方法e)によって製造した。
6−クロ四プリン5.1gをジメチルホルムアミド25
ゴ中に溶解し、トリエチルアミン2.9−を加え、次い
でジメチルホルムアミド15−中に溶解した1−ブロモ
メトキシ−2−アセトキシエタンBrCH20CHzO
COCHs (rCanad、 J、 Chem、J1
982.547および553に記載のようにして製造し
た)の溶液を撹拌下に5〜10℃で滴下して加えた。室
温で24時間撹拌後、溶媒な真空蒸留で除去しそして残
留物をメチレンクロ2イドとメタノールとの2:1混合
物中に溶解し、シリカゲルカラム上でクロマトグラフィ
ーにかけた。溶出物を、蒸発させ、油状残留物をエーテ
ルと共に撹拌した後に結晶化させた。
6−クロロ−9−(2−アセトキシエトキシメチル)プ
リンの収量は2.4.9 (理論量の45−)であった
。黄色がかった結晶。融点92℃。
IHNMR: J値(MezSO−ddt 60MHz
)”8.75(spILCH,C−2) 、&25(S
、IH,C!H,C−8) 、5.7(s、2H,2)
、i75/4.1 (my 4H,0CR20H20A
C) 、2.0(s、3H。
0COCH!l )。
6−クロEff−9−(2−アセトキシエトキシメチル
)プリンz7Iをインプロパツール3〇−中に溶解し、
チオ尿素11iを加え次いで反応混合物を1時間還流し
た。冷却後沈殿した最終生成物を吸引p去し、インプロ
パツールで洗浄し次いで水80−から再結晶した。
6−メルカブトー9−(2−アセトキシニジキシメチル
)プリンの収量71.8M理論量の67%)、淡黄色が
かった結晶、融点206℃。
IHNMR: δ値(MezSO−d6* 60MHz
) : 8.4 (8e I HyCH,C−2)、i
&2(s、IH,SR,C−6)、8.2(ssla。
CH,C−8)、5.6 (a 、 2H,NCH20
)、3.75/4.1 (m 、 4 H。
0CH2CHzOAc) 、1.95 (8、5H、0
COCH!l )。
実施例 2 6−メルカブトー9−(1,3−ビス(イソプロポキシ
)−2−プ冒ボキシメチル〕プリンH 標記化合物は、下記のように前記の方法e)によって同
様に製造した。
6−クロロプリン7.7jl(005モル)をジメチル
ホルムアミド100づ中に溶解し、トリエチルアミン乙
611(α07モル)を加え、次いで室温で撹拌しなか
ら1,3−ビス(インプロポキシ)−2−クロロメトキ
シプロパン(製造についてはドイツ特許公開第′5,6
27,024号明細書を参照されたい)15.7N((
LO7モル)を滴下して加えた。
約45℃までは僅かな発熱反応が起った。次に混合物を
室温で12時間撹拌し、ジメチルホルムアミド溶媒を高
真空!留によシ完全に除去し、油状残留物をメチレンク
ロライド中に溶解し、その溶液を水で3回振盪すること
によって抽出し、メチレンクロッイド相を完全に分離し
、硫酸ナトリウムで乾燥し次いで蒸発させた。油状残留
物を酢酸エチルとn−へキサンとの2:1混合物中に溶
解し、シリカゲルを詰めたカラム上でり四マトグ2フィ
ーにかけた。溶出物を蒸発させ、直ちに油状残留物をさ
らに反応させた。
6−クロロ−9−(1,3−ビス(イソプロポキシ)−
2−プロポキシメチル〕プリン(粗生成物)の収1に:
9.51−理論量の55%、粘稠性油状物。
IHNMR:δ値(MezSO−ddt (SOMHz
) : 8.8 (,9# I H#CH,C−2)、
8.8(s 、 IH,CM、 C−8)、5.75(
s 、 2H。
NCH20) 、!L6/4.0(m、 I H,0C
H(CH2)2)、5.L/&5(m。
4H,[:CH(CH2)2)) 、3.1 (m 、
 2H,ocH(cas)2)、0.810.9(d、
 12H(OCR(CHs)2)2)。
。−り四ロー9− (1,3−ビス(イソプロポキシ)
−2−プロポキシメチル〕プリン29をピリジン100
ゴ中に溶解し、その中に気体の硫化水素を室温で約4時
間通した◇窒素を通して反応溶液を脱気し、次いで室温
に一夜放置し、晶出した最終生成物を吸引戸夫し、水洗
し次いで少量の活性木炭を添加した。インプロパツール
とメタノールとの5:1混合物から再結晶した0 6−メルカプト−9−[’ 1.3−ビス(イソプロポ
キシ)−2−プロポキシメチル〕プリンの収量:i、a
g−理論量の90%、白色結晶、融点228℃。
fHNMR:δ値(Me2SO−46,(SOMHz)
 : 8.4(s、IH。
CHI C−2)% 15.1 (s j I H,8
HI C−6)、8.2 (s # I H=CH、C
−8)、5.67 ($ −2H、NCHzO)、5.
673.9 (m 、1HzOCR(CH2)2)、3
.4/3.5(me 4H,(CH(CH2)2))、
3.2(me 2H,0CH(CH5)2)、0.9/
1.0 (d、 12)1. (oca(aas)2)
2)。
実施例 5 6−メルカブトー9−((1−ヒドロキシ−3−イソプ
ロポキシ−2−プロポキシ)メチル〕プリン 標記化合物は実施例2と類似の方法で製造した。トリエ
チルアミンを加えたDMF中で6−クロロプリンと1−
インプロポキシ−3−ピバロイルオキシ−2−(クロロ
メトキシ)フロパンとを反応させて6−クロロ−9−(
(1−インゾロホキシー3−ピバロイルオキシ−2−プ
ロポキシ)メチル〕プリンを得た。これを硫化水素と反
応させて6−メルカプ)−9−((1−インプロポキシ
−5−ピバロイルオキシ−2−プロポキシ)メチル〕プ
リンを得た。室温において希水酸化カリウム溶液で加水
分解し次いで酢酸で酸性化して生成物を得た。融点19
6℃(インプロパツールから)。
1HNMRs a値(M62SO−d4 、60 MH
z) : 13.8 (8(br) 。
IH,8H)、8.4(+3.IH,C2−H)、8−
25(apjH,ca−H)、5.67 (s 、2H
−N−CH2−0)、4.7 (a(br)、I H−
OH)、3.1−3.9 (m 、 6H,0−CH2
−CH(OR)CH2−0および0−CH(CH5)2
)、0.9/1.0 (d、 6H,CH(CH3)2
)。
B、マウスのレトロウィルスに関する生体内実験 実験動物感染の適当なモデルが人のHIV感染について
は全く存在しないので、化学療法薬を試験するにはその
他のレトロウィルスを用いることが必要である。RT(
−逆転写酵素)活性の特異的遮断による生体内のウィル
ス複製阻害を調べる場合には、このタイプの代用モデル
を選択するのが正当であると思われる。この場合には、
フレンド白血病ウィルスを有するマウスの感染を選択し
た。
このために、正常な実験マウス(NMRImNava 
1Medical Re5earch In5titu
te)をフレシトウィルス含有のマウス血清をvIg脈
注射することによって感染させた。未処置の対照動物に
おいて2週間以内に見られる感染の徴候は、y#臓およ
び肝臓の明瞭なる肥大であった。?¥1療は注射後48
時間から開始して10日間続けた。実験の14日目に各
動物な頚椎脱臼によって犠牲にし、切開した。肺臓を取
り出し、重量を測定した。処置した動物のS臓の重量を
、治療効果測定のためのパラメータとして未処置の感染
対照の場合の重量と比較した。
未感染の十分に成長した実験マウス(体重20〜24g
)の場合にはllI鳳の重には体重の1%よシ小さかっ
たのに対して、感染した動物では実験の終シにその肺臓
は体重の約10%程の大きさに達した。比較製剤のスラ
ミン(−市販製剤)での治療は肺臓の成長を減少させた
が、これは通常、有意に(有意性pくα05)確認され
得た。スラ之ンは下記式で示される化合物である。
これらの結果は、式Iaの化合物である化合物の1およ
び2がスラミンよシ優れておシ、式Ibの化合物である
化合物3がスラミンに匹敵することを示している。
特許出願人  ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト外
2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)つぎの式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで式中、 a)R^1=H、NH_2、NHR^1′(R^1′=
    場合により置換されたアシル基、好ましくはCOCH_
    3)、そして R^2=場合によりエーテル化またはエステル化された
    OH基を有するペントース(フラノース)またはデオキ
    シペントース(デオ キシフラノース)残基、すなわち ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Z=HまたはOR^2′そして 基R^2′(互いに独立している)=H、C_1−C_
    6−アルキル、C_2−C_6−アルケニル、CH_2
    C_6H_5、CO〔(C_1−C_6)−アルキル〕
    、COCH_2C_6H_5またはCOC_6H_5)
    で示される基、または b)R^1=Hそして ▲数式、化学式、表等があります▼、ただし X=OまたはS、 R^3=H、i−C_3H_7、sec−C_4H_9
    、CH_2C_6H_5またはCOR^4、 R^4=CH_3、C_2H_5またはC_6H_5そ
    してR^5=H、CH_2OC_3H_7(i)、CH
    _2OC_4H_9(sec)またはCH_2OCOR
    ^4〕 で示される化合物〔但し、R^1=R^3=R^5=H
    である化合物を除く〕の有効量を慣用の生理学的に許容
    しうる添加剤と一緒に含有する医薬。 2)式 I の化合物においてR^1がHまたはNH_2
    であり、そしてR^2がエーテル化もエステル化もされ
    ていないOH基を有するペントース(フラノース)また
    はデオキシペントース(デオキシフラノース)残基であ
    る請求項1記載の医薬。 3)ウィルスによる疾患並びに自己免疫病および癌を治
    療するための請求項1または2に記載の医薬。 4)レトロウイルス、特にHIVによる疾患を治療する
    ための請求項1〜3のいずれかに記載の医薬。 5)少なくとも1種の式 I の化合物約30〜300m
    g、好ましくは約50〜250mgを慣用の生理学的に
    許容しうる添加剤と一緒に含有する用量単位。 6)ウィルス特にレトロウイルスによる疾患並びに自己
    免疫病および癌を治療するための式 I の化合物の使用
    。 7)有効量の、少なくとも1種の式 I の化合物を慣用
    の生理学的に許容しうる添加剤で適当な剤形に変えるこ
    とからなる請求項1〜4のいずれかに記載の医薬の調製
    方法。 8)請求項1または2に記載の式 I bで示される化合
    物。 9)請求項1または2に記載の式 I bで示される化合
    物の製造において、 a)ジメチルアセトアミド中において6−ヒドロキシプ
    リンを硫化剤好ましくはP_2S_5と反応させて6−
    メルカプトプリンを得、そ れを脂肪族無水物好ましくは無水酢酸と反 応させて9−アシル化合物を得、次いでそ れを式AcOR^2(ここでAc=アシル基そしてR^
    2=式 I b)に記載の意味を有する)または式CH_
    3SR^2(ここでR^2の意味は式 I b)に記載の
    場合と同一)でしめされる化合物 と反応させて化合物 I bを得るか、または b)再び6−ヒドロキシプリンから出発して、これを塩
    素化剤、好ましくはPOCl_3/(CH_3)_2N
    C_6H_5で6−クロロプリンに変換し、それを硫化 水素化剤好ましくはH_2S/ピリジン、チオ尿素また
    はチオアセトアミドと反応させて 6−メルカプトプリンを得、次いで前記a に記載のように続けるか、または c)6−クロロプリン(例えばb)の第1工程で得た)
    を脂肪族無水物好ましくは無水酢 酸と反応させて6−クロロ−9−アシルプ リンを得、それを式AcOR^2(Ac=アシル基、R
    ^2の意味は式 I b)に記載の通り)または式CH_
    2SR^2(R^2の意味は式 I b)に記載の通り)
    で示される化合物と反応させて9−位 が基R^2で置換された6−クロロプリンを得、次いで
    それを硫化水素化剤、好ましくは H_2S/ピリジン、チオ尿素またはチオアセトアミド
    と反応させて化合物 I bを得るか、または d)例えばb)の第1工程で得た6−クロロプリンをヘ
    キサメチルジシラザンと反応させ て6−クロロ−9−トリメチルシリルプリ ンを得、それをHalR^2(Hal=ハロゲン、好ま
    しくはClまたはBr、R^2の意味は式 I b)に記
    載の通り)と反応させて9−位が基R^2で置換された
    6−クロロプリンを得、次いでそれを硫化水素化剤、好
    ましくは H_2S/ピリジン、チオ尿素またはチオアセトアミド
    と反応させて化合物 I bを得るか、または e)6−クロロプリン(例えばb)の第1工程で得た)
    を直接化合物HalR^2(Hal=ハロゲン、好まし
    くはClまたはBr、R^2の意味は式 I b)に記載
    の通り)と反応させて9−位が基R^2で置換された6
    −クロロプリンを得、次いでそれを硫化水素化剤、好ま
    しく はH_2S/ピリジン、チオ尿素またはチオアセトアミ
    ドと反応させて化合物 I bを得る、ことからなる式 I
    bの化合物の製造方法。
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