JP7504939B2 - 制御装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
近年、都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭且つ持続可能にするために、交通の安全性改善が求められている。車両においては、交通の安全性改善の観点から、例えば、車両に異常が発生した場合でも交通の安全性を確保することが求められている。
従来、車両を遠隔操作して、指定された所定の駐車スペースに車両を駐車させたり、駐車スペースから車両を出庫させたりするリモートパーキングシステムが知られている。特許文献1には、駐車スペースから自車両を出庫させるときに、隣接する駐車スペースに他車両が存在しているか否かに応じて、自車両の出庫経路を変化させる出庫支援装置が記載されている。
特許6795036号公報
特許文献1の出庫支援装置によれば、自車両の出庫時における周辺状況に応じて出庫方向を選択することが可能である。しかしながら、これから運転を開始する出庫時においては、運転の緊張感のためにユーザに心の余裕がなく、出庫時に行動計画(出庫方向の選択)を装置に入力することは、ユーザにとって負担が大きい。
本発明は、移動体の自動出庫時におけるユーザの負担を軽減することが可能な制御装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、
移動体の制御装置において、
前記移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御部を備え、
前記制御部は、
前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能であり、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記行動計画は、前記出庫制御時の前記移動体の出庫方向を含み、
ユーザは、前記出庫方向を複数方向の中から選択可能であり、
前記制御部は、前記駐車制御時に、前記移動体のユーザに前記行動計画の入力を促す通知を行う、
制御装置である。
本発明は、
移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御装置による制御方法において、
前記制御装置のプロセッサが、
前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能であり、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記行動計画は、前記出庫制御時の前記移動体の出庫方向を含み、
ユーザは、前記出庫方向を複数方向の中から選択可能であり、
前記プロセッサが、前記駐車制御時に、前記移動体のユーザに前記行動計画の入力を促す通知を行う、
制御方法である。
本発明は、
移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御装置プロセッサに、
前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能とし、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記行動計画は、前記出庫制御時の前記移動体の出庫方向を含み、
ユーザは、前記出庫方向を複数方向の中から選択可能であり、
前記制御装置プロセッサに、前記駐車制御時に、前記移動体のユーザに前記行動計画の入力を促す通知を行う、
処理を実行させるための制御プログラムである。
本発明によれば、移動体の自動出庫時におけるユーザの負担を軽減することが可能な制御装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することができる。
本実施形態の制御装置によって移動制御される車両の一例を示す側面図である。 図1に示す車両の上面図である。 図1に示す車両の内部構成を示すブロック図である。 情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 車両の外部から情報端末を用いて車両を駐車指示制御している様子を示す図である。 自動駐車時における情報端末の駐車指示制御を示すフローチャートである。 自動駐車時における情報端末の駐車指示制御を示すフローチャートである。 自動駐車時において情報端末に表示されるチャイルドプロテクション画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示されるディスクレーマー通知・合意画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される車両との接続画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される降車案内画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される行動計画画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される操作入力開始画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される操作入力画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される自動駐車完了画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される出庫方向選択画面の一例を示す図である。 自動駐車時において情報端末に表示される出庫方向確認画面の一例を示す図である。 自動出庫時における情報端末の出庫指示制御を示すフローチャートである。 自動出庫時における情報端末の出庫指示制御を示すフローチャートである。 自動出庫時において情報端末に表示される自動出庫誘導画面の一例を示す図である。 自動出庫時において情報端末に表示される出庫指示画面の一例を示す図である。 自動出庫時において情報端末に表示されるイグニッションON画面の一例を示す図である。 自動出庫時において情報端末に表示される操作入力開始画面の一例を示す図である。 自動出庫時において情報端末に表示される操作入力画面の一例を示す図である。 自動出庫時において情報端末に表示される自動出庫完了画面の一例を示す図である。
以下、本発明の制御装置、制御方法、及び制御プログラムの一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。また、本明細書等では説明を簡単かつ明確にするために、前後、左右、上下の各方向は、図1及び図2に示す車両10の運転者から見た方向に従って記載し、図面には、車両10の前方をFr、後方をRr、左方をL、右方をR、上方をU、下方をD、として示す。
<本発明の制御装置によって移動制御される車両10>
図1は、本発明の制御装置によって移動制御される車両10の側面図である。図2は、図1に示した車両10の上面図である。車両10は、本発明の移動体の一例である。
車両10は、駆動源(図示略)と、駆動源の動力によって駆動される駆動輪及び転舵可能な転舵輪を含む車輪と、を有する自動車である。本実施形態では、車両10は、左右一対の前輪及び後輪を有する四輪の自動車である。車両10の駆動源は、例えば電動機である。なお、車両10の駆動源は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関であってもよいし、電動機と内燃機関との組み合わせであってもよい。また、車両10の駆動源は、左右一対の前輪を駆動してもよいし、左右一対の後輪を駆動してもよいし、左右一対の前輪及び後輪の四輪を駆動してもよい。前輪及び後輪は、双方が転舵可能な転舵輪であってもよいし、いずれか一方が転舵可能な転舵輪であってもよい。
車両10は、さらにサイドミラー11L,11Rを備える。サイドミラー11L,11Rは、車両10の前席ドアの外側に設けられた、運転者が後方及び後側方を確認するためのミラー(バックミラー)である。サイドミラー11L,11Rは、それぞれ垂直方向に延びる回転軸によって車両10の本体に固定されており、この回転軸を中心に回転することにより開閉可能である。
車両10は、さらに前方カメラ12Fr、後方カメラ12Rr、左側方カメラ12L、及び右側方カメラ12Rを備える。前方カメラ12Frは、車両10の前方に設けられ、車両10の前方を撮像するデジタルカメラである。後方カメラ12Rrは、車両10の後方に設けられ、車両10の後方を撮像するデジタルカメラである。左側方カメラ12Lは、車両10の左のサイドミラー11Lに設けられ、車両10の左側方を撮像するデジタルカメラである。右側方カメラ12Rは、車両10の右のサイドミラー11Rに設けられ、車両10の右側方を撮像するデジタルカメラである。
<車両10の内部構成>
図3は、図1に示した車両10の内部構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、車両10は、センサ群16と、ナビゲーション装置18と、制御ECU(Electronic Control Unit)20と、EPS(Electric Power Steering)システム22と、通信部24と、を有する。車両10は、さらに駆動力制御システム26と、制動力制御システム28と、を有する。
センサ群16は、制御ECU20による制御に用いられる各種の検出値を取得する。センサ群16には、前方カメラ12Frと、後方カメラ12Rrと、左側方カメラ12Lと、右側方カメラ12Rとが含まれる。また、センサ群16には、前方ソナー群32aと、後方ソナー群32bと、左側方ソナー群32cと、右側方ソナー群32dとが含まれる。また、センサ群16には、車輪センサ34a,34bと、車速センサ36と、操作検出部38とが含まれる。
前方カメラ12Fr、後方カメラ12Rr、左側方カメラ12L、及び右側方カメラ12Rは、車両10の周辺を撮像することにより、車両10の外界を認識するための認識データ(例えば、周辺画像)を取得する。前方カメラ12Fr、後方カメラ12Rr、左側方カメラ12L、右側方カメラ12Rによって撮像される周辺画像は、それぞれ前方画像、後方画像、左側方画像、右側方画像と称される。左側方画像と右側方画像とによって構成される画像を側方画像と称してもよい。
前方ソナー群32aと、後方ソナー群32bと、左側方ソナー群32cと、右側方ソナー群32dとは、車両10の周辺に音波を発射すると共に、他物体からの反射音を受信する。前方ソナー群32aは、例えば4つのソナーを含む。前方ソナー群32aを構成するソナーは、車両10の左斜め前方、前方左側、前方右側及び右斜め前方にそれぞれ設けられている。後方ソナー群32bは、例えば4つのソナーを含む。後方ソナー群32bを構成するソナーは、車両10の左斜め後方、後方左側、後方右側及び右斜め後方にそれぞれ設けられている。左側方ソナー群32cは、例えば2つのソナーを含む。左側方ソナー群32cを構成するソナーは、車両10の左側部前方及び左側部後方にそれぞれ設けられている。右側方ソナー群32dは、例えば2つのソナーを含む。右側方ソナー群32dを構成するソナーは、車両10の右側部前方及び右側部後方にそれぞれ設けられている。
車輪センサ34a,34bは、車両10の車輪の回転角度を検出する。車輪センサ34a,34bは、角度センサによって構成されていてもよいし、変位センサによって構成されていてもよい。車輪センサ34a,34bは、車輪が所定角度回転する毎に検出パルスを出力する。車輪センサ34a,34bから出力される検出パルスは、車輪の回転角度及び車輪の回転速度の算出に用いられる。車輪の回転角度に基づいて、車両10の移動距離が算出される。車輪センサ34aは、例えば、左後輪の回転角度θaを検出する。車輪センサ34bは、例えば、右後輪の回転角度θbを検出する。
車速センサ36は、車両10の車体の速度、すなわち車速Vを検出し、検出した車速Vを制御ECU20に出力する。車速センサ36は、例えば、トランスミッションのカウンタシャフトの回転に基づいて車速Vを検出する。
操作検出部38は、操作入力部14を用いて行われるユーザによる操作内容を検出し、検出した操作内容を制御ECU20に出力する。操作入力部14には、例えばサイドミラー11L,11Rの開閉状態を切り替えるサイドミラースイッチや、シフトレバー(セレクトレバーやセレクタ)など各種のユーザインタフェースが含まれる。
ナビゲーション装置18は、例えばGPS(Global Positioning System)を用いて車両10の現在位置を検出すると共に、目的地までの経路をユーザに案内する。ナビゲーション装置18は、地図情報データベースが備えられた不図示の記憶装置を有する。
ナビゲーション装置18には、タッチパネル42と、スピーカ44とが備えられている。タッチパネル42は、制御ECU20の入力装置及び表示装置として機能する。スピーカ44は、車両10のユーザに対して各種の案内情報を音声で出力する。
タッチパネル42は、制御ECU20に対する各種の指令を入力することができるように構成されている。例えば、ユーザは、タッチパネル42を介して、車両10の移動支援に関する指令を入力することが可能である。移動支援には、車両10の駐車支援及び出庫支援が含まれる。また、タッチパネル42は、制御ECU20の制御内容に関する各種の画面を表示するように構成されている。例えば、タッチパネル42には、車両10の移動支援に関する画面が表示される。具体的には、タッチパネル42には、車両10の駐車支援を要求する駐車支援ボタンや出庫支援を要求する出庫支援ボタンが表示される。駐車支援ボタンには、制御ECU20の自動操舵による駐車を要求する自動駐車ボタンや、運転者の操作で駐車する際の補助を要求する補助駐車ボタンが含まれる。出庫支援ボタンには、制御ECU20の自動操舵による出庫を要求する自動出庫ボタンや、運転者の操作で出庫する際の補助を要求する補助出庫ボタン含まれる。なお、タッチパネル42以外の構成要素、例えばスマートフォンやタブレット端末等を入力装置又は表示装置として用いるようにしてもよい。
制御ECU20は、入出力部50と、演算部52と、記憶部54とを有する。演算部52は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。演算部52は、記憶部54に記憶されているプログラムに基づいて各部を制御することにより各種の制御を行う。また、演算部52は、入出力部50を介して、制御ECU20に接続される各部との間で信号を入出力する。
演算部52は、車両10の移動実行制御を行うための自動駐車制御部55を有する。自動駐車制御部55は、ステアリング110の操作を自動駐車制御部55の制御によって自動で行う自動操舵による車両10の自動駐車支援及び自動出庫支援を行う。自動駐車支援及び自動出庫支援では、アクセルペダル(図示せず)、ブレーキペダル(図示せず)及び操作入力部14の操作が自動で行われる。また、自動駐車制御部55は、アクセルペダル、ブレーキペダル及び操作入力部14の操作を運転者が行って車両10を手動駐車及び手動出庫させる際の補助駐車支援及び補助出庫支援を行う。
例えば、自動駐車制御部55は、前方カメラ12Fr、後方カメラ12Rr、左側方カメラ12L、及び右側方カメラ12Rによって取得された車両10の外界の認識データと、ユーザから指定される駐車スペースとに基づいて、車両10を所定の駐車スペースに自動駐車させる駐車実行制御及び車両10を所定の駐車スペースから自動出庫させる出庫実行制御を行う。なお、自動駐車制御部55は、入出力部50を介して外部(後述する情報端末)から入力される移動指示信号に基づいて、自動駐車及び自動出庫の実行制御を行う。また、自動駐車制御部55は、自動駐車及び自動出庫の実行制御に関する情報を、入出力部50を介して外部の情報端末へ送信する。
EPSシステム22は、舵角センサ100と、トルクセンサ102と、EPSモータ104と、レゾルバ106と、EPS ECU108と、を有する。舵角センサ100は、ステアリング110の舵角θstを検出する。トルクセンサ102は、ステアリング110に加わるトルクTQを検出する。
EPSモータ104は、ステアリング110に連結されたステアリングコラム112に対して駆動力又は反力を付与することにより、乗員によるステアリング110の操作支援や駐車支援時の自動操舵を可能とする。レゾルバ106は、EPSモータ104の回転角度θmを検出する。EPS ECU108は、EPSシステム22の全体の制御を司る。EPS ECU108には、入出力部(図示せず)と、演算部(図示せず)と、記憶部(図示せず)とが備えられている。
通信部24は、他の通信装置120との間で無線通信を行うことを可能とするものである。他の通信装置120とは、基地局や、他車両の通信装置や、車両10のユーザが携帯するスマートフォンあるいはタブレット端末などである。スマートフォン及びタブレット等の情報端末は、本発明の制御装置の一例である。
駆動力制御システム26には、駆動ECU130が備えられている。駆動力制御システム26は、車両10の駆動力制御を実行する。駆動ECU130は、不図示のアクセルペダルに対するユーザによる操作に基づいて、不図示のエンジン等を制御することによって、車両10の駆動力を制御する。
制動力制御システム28には、制動ECU132が備えられている。制動力制御システム28は、車両10の制動力制御を実行する。制動ECU132は、不図示のブレーキペダルに対するユーザによる操作に基づいて、不図示のブレーキ機構等を制御することによって、車両10の制動力を制御する。
<情報端末のハードウェア構成>
図4は、情報端末60のハードウェア構成の一例を示す図である。情報端末60のハードウェアは、例えば、図4に示す情報処理装置80により実現することができる。情報処理装置80は、プロセッサ81と、メモリ82と、通信インタフェース83と、ユーザインタフェース84と、を備える。プロセッサ81、メモリ82、通信インタフェース83、及びユーザインタフェース84は、例えば、バス85によって接続される。
プロセッサ81は、信号処理を行う回路であり、例えば、情報処理装置80の全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ81は、本発明の制御部の一例である。なお、プロセッサ81は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processor)などの他のデジタル回路により実現されてもよい。また、プロセッサ81は、複数のデジタル回路を組み合わせて実現されてもよい。
メモリ82には、例えば、メインメモリ及び補助メモリが含まれる。メインメモリは、例えばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、プロセッサ81のワークエリアとして使用される。
補助メモリは、例えば、磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。補助メモリには、情報処理装置80を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてプロセッサ81によって実行される。
また、補助メモリは、情報処理装置80から取り外し可能な可搬型のメモリを含んでもよい。可搬型のメモリには、USB(Universal Serial Bus)フラッシュドライブやSD(Secure Digital)メモリカードなどのメモリカードや、外付けハードディスクドライブなどがある。
通信インタフェース83は、情報処理装置80の外部(例えば、車両10の通信部24)との間で無線通信を行う通信インタフェースである。通信インタフェース83は、プロセッサ81によって制御される。
ユーザインタフェース84は、例えば、ユーザからの操作入力を受け付ける入力デバイスや、ユーザへ情報を出力する出力デバイスなどを含む。入力デバイスは、例えば、タッチパネルなどにより実現することができる。出力デバイスは、例えば、ディスプレイやスピーカなどにより実現することができる。ユーザインタフェース84は、プロセッサ81によって制御される。
例えば、プロセッサ81は、車両10の移動を指示する移動指示制御を行う。具体的には、プロセッサ81は、情報端末60の端末画面に対するユーザの操作に基づいて車両10の移動指示制御を行う。移動指示制御には、例えば、所定の駐車スペースに車両10を自動駐車させる駐車指示制御と、所定の駐車スペースから車両10を自動出庫させる出庫指示制御が含まれる。具体的には、プロセッサ81は、出庫指示制御において、車両10の自動出庫の行動計画を受け付ける。自動出庫の行動計画とは、車両10の自動出庫に関する計画であり、例えば、車両10が駐車しているスペースから出庫する際に、どの方向へ出庫するか(車両10の出庫方向)等の計画を含む。プロセッサ81は、自動出庫の行動計画を駐車制御時に予め受け付けることが可能である。駐車制御時とは、例えば、駐車スペースへの車両10の自動駐車が完了した時点である。プロセッサ81は、情報端末60の端末画面に対する入力操作に基づいて自動出庫の行動計画を受け付ける。プロセッサ81は、自動出庫の行動計画を受け付けた場合に、その受け付け時点から所定時間後にその受け付けた行動計画を破棄する。プロセッサ81は、車両10を自動出庫させる際に、受け付けた行動計画に基づいて、車両10を自動出庫させるための出庫指示信号を車両10へ送信する。情報端末60には、車両10の移動制御に関する情報を車両10との間で送受信することにより車両10を移動制御することが可能なアプリケーションがインストールされている。
<情報端末60による移動指示制御例>
図5は、車両10のユーザMが車両10の外部から、ユーザMが携帯する情報端末60を用いて、駐車スペースPに車両10を自動駐車させる駐車指示制御を行っている様子の一例を示す図である。
情報端末60は、タッチパネルとして構成されている端末画面61がユーザMによってタッチ操作されると、車両10の自動駐車を指示する駐車指示信号を無線通信により車両10に向けて送信する。情報端末60と車両10との間の無線通信としては、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy:登録商標)、NFC(Near Field Communication:登録商標)、UWB(Ultra Wide Band:登録商標)が用いられる。車両10は、自動駐車制御部55により、駐車指示信号を情報端末60から受信し、受信した駐車指示信号に従って、車両10を駐車スペースPに自動駐車させる駐車実行制御を行う。
<自動駐車時における情報端末60の処理>
次に、自動駐車時における情報端末60の駐車指示制御の一例について図6から図17を参照して説明する。
図6及び図7は、自動駐車時における情報端末60の駐車指示制御を示すフローチャートである。図8から図17は、自動駐車時において情報端末60に表示される画像の一例を示す図である。
例えば、車両10を運転するユーザMがある駐車場で車両10を空いている駐車スペースに自動駐車させようとしている。ユーザMにより、ナビゲーション装置18のタッチパネル42に表示される自動駐車ボタン(図示省略)がタッチ操作されると、前方カメラ12Fr、後方カメラ12Rr、左側方カメラ12L、及び右側方カメラ12Rによって取得された車両10の周辺の俯瞰画像がタッチパネル42に表示される。さらに、タッチパネル42において、車両10を駐車させる駐車スペースがユーザMにより選択されると、その駐車スペースの選択が車両10の自動駐車制御部55によって受け付けられる。
ユーザMは、例えば、情報端末60を所持して車両10から降車し(図5参照)、車両10を自動駐車させるために、情報端末60にインストールされている自動駐車用のアプリケーションを起動する。図6に示す処理は、情報端末60における自動駐車用のアプリケーションの起動により開始される。
情報端末60のプロセッサ81は、例えば、図8に示すようなチャイルドプロテクション画面62を情報端末60の端末画面61に表示する(ステップS11)。チャイルドプロテクション画面62に対して、ユーザMにより所定の認証コードが入力された後に、OKボタン62aがタッチ操作される。
ステップS11において認証コードが入力されOKボタン62aがタッチ操作されると、プロセッサ81は、例えば、図9に示すように、自動駐車に関して規定されているディスクレーマー通知・合意画面63を端末画面61に表示する(ステップS12)。ディスクレーマー通知・合意画面63の内容に合意する場合には合意ボタン63aがスワイプ操作され、合意しない場合には自動駐車を中止する中止ボタン63bがタッチ操作される。
ステップS12において合意ボタン63aがスワイプ操作されると、プロセッサ81は、車両10との通信接続の処理を開始し、例えば、図10に示すような接続画面64を端末画面61に表示する(ステップS13)。プロセッサ81は、接続画面64上に、車両10と接続処理中であることを表す、例えば「車両と接続しています」のような接続メッセージ64aと、この接続処理を中止させるための中止ボタン64bを表示する。
ステップS13における車両10との通信接続が完了すると、プロセッサ81は、例えば、図11に示すような降車案内画面65を端末画面61に表示する(ステップS14)。プロセッサ81は、降車案内画面65上に、車両10からのユーザの降車を促すとともに、ユーザの次の操作を促す、例えば「車の周囲を確認してください。スマートキーを持って降車し、全員が降車したことを確認して、操作してください。」のような確認メッセージ65aを表示する。また、プロセッサ81は、降車案内画面65上に、確認メッセージ65aについて確認したことを示す確認ボタン65bと、この操作を中止させるための中止ボタン65cを表示する。
ステップS14において確認ボタン65bがタッチ操作されると、プロセッサ81は、例えば、図12に示すような行動計画画面66を端末画面61に表示する(ステップS15)。プロセッサ81は、行動計画画面66上に、車両10から受信した車両10の周辺の俯瞰画像66aと、車両10から受信した車両10の駐車スペースを示す駐車予定画像66bを表示する。駐車予定画像66bには、例えば「並列駐車で後ろ向きに駐車します」のような駐車メッセージ66cが付け加えられてもよい。また、プロセッサ81は、行動計画画面66上に、この内容で自動駐車を開始してもよいことを示すOKボタン66dと、この自動駐車を中止させるための中止ボタン66eを表示する。
ステップS15においてOKボタン66dがタッチ操作されると、プロセッサ81は、例えば、図13に示すように、自動駐車の開始を誘導する操作入力開始画面67を端末画面61に表示する(ステップS16)。プロセッサ81は、操作入力開始画面67上に、例えば、6個の球体67aが矢印67bで示される方向へ左回転しているような画像を表示する。すなわち、左回りにスライドする回転スワイプ操作を端末画面61上で行うように促す画像を表示する。また、プロセッサ81は、操作入力開始画面67上に、例えば「画面に触れたまま回してください」のような誘導メッセージ67cを表示する。また、プロセッサ81は、操作入力開始画面67上に、車両10が後進で駐車されることを表す車両画像67dと、「周囲を直接確認してください」のような注意喚起メッセージ67eを表示する。さらに、プロセッサ81は、操作入力開始画面67上に、この自動駐車を中止させるための中止ボタン67fを表示する。
次に、プロセッサ81は、端末画面61上において回転スワイプ操作が開始されたか否か判定する(ステップS17)。
ステップS17において、回転スワイプ操作が開始されていない場合(ステップS17:No)には、プロセッサ81は、回転スワイプ操作が開始されるまでステップS17の処理を繰り返して待機する。
ステップS17において、回転スワイプ操作が開始された場合(ステップS17:Yes)には、プロセッサ81は、例えば、図14に示すように、駐車時の回転スワイプ操作が行われている様子を示す操作入力画面68を端末画面61に表示する(ステップS18)。プロセッサ81は、操作入力画面68上に、例えば、回転スワイプ操作によるユーザMのタッチ位置に追従して移動する移動アイコン68aを表示する。また、プロセッサ81は、例えば「指を離すと停止します」のような、車両10の自動駐車を停止させるための案内メッセージ68bを表示する。また、プロセッサ81は、操作入力画面68上に、車両10が後進で駐車を実行中であることを示す車両画像68cと、図13と同様に注意喚起メッセージ67e及び中止ボタン67fを表示する。このように、端末画面61上で回転スワイプ操作を行うと、そのタッチ位置に追従して移動アイコン68aが回転移動し、その回転移動に伴って車両10が動き出す。また、回転スワイプ操作していた指を端末画面61から離すと、あるいは回転スワイプ操作を停止させると車両10の自動駐車の動きが一時停止する。
次に、プロセッサ81は、車両10に駐車指示信号を送信することにより、車両10の自動駐車を開始させる(ステップS19)。車両10の自動駐車制御部55は、駐車指示信号を情報端末60から受信すると、受信した駐車指示信号に従って、車両10の自動駐車を開始する。
次に、プロセッサ81は、自動駐車が完了したか否か、すなわちユーザMによって選択された駐車スペースへの車両10の駐車が完了したか否か判定する(ステップS20)。自動駐車が完了したか否かは、車両10の自動駐車制御部55から送信されてくる自動駐車の実行制御に関する情報に基づいて判定することができる。
ステップS20において、自動駐車が完了していない場合(ステップS20:No)には、プロセッサ81は、自動駐車が完了するまでステップS20の処理を繰り返して待機する。
ステップS20において、自動駐車が完了した場合(ステップS20:Yes)には、プロセッサ81は、例えば、図15に示すような自動駐車完了画面69を端末画面61に表示する(ステップS21)。プロセッサ81は、自動駐車完了画面69上に、例えば「駐車が完了しました。画面をタッチしてください。」のような駐車完了メッセージ69aを表示する。また、プロセッサ81は、自動駐車完了画面69上に、自動出庫の予約を行うためのチェックボックス69bを表示する。
この自動駐車完了画面69において、ユーザMは、自動出庫の予約が必要な場合には、チェックボックス69bにチェックを入れた後に端末画面61をタッチ操作し、自動出庫の予約が必要ない場合には、チェックボックス69bにチェックを入れずに端末画面61をタッチ操作する。
自動駐車完了画面69おいて出庫予約のチェックボックス69bにチェックが入れられた後に端末画面61がタッチされると、プロセッサ81は、例えば、図16に示すような自動出庫の出庫方向(行動計画)を選択するための出庫方向選択画面70を端末画面61に表示する。プロセッサ81は、出庫方向選択画面70上に、例えば、前進して駐車スペースを出た後に停止する前進出庫70aと、前進及び左折して駐車スペースを出た後に停止する前進左折出庫70bと、前進及び右折して駐車スペースを出た後に停止する前進右折出庫70cと、後進して駐車スペースを出た後に停止する後進出庫70dと、後進及び左折して駐車スペースを出た後に停止する後進左折方向70eと、後進及び右折して駐車スペースを出た後に停止する後進右折出庫70fと、を表示する。また、プロセッサ81は、出庫方向選択画面70上に、例えば「出庫方向を選択してください」のような選択メッセージ70gを表示する。この出庫方向選択画面70において、ユーザMは、車両10を出庫させたい出庫方向(70a~70f)をタッチ操作して選択する。
出庫方向選択画面70においていずれかの出庫方向が選択されると、プロセッサ81は、例えば、図17に示すような出庫方向確認画面71を端末画面61に表示する。プロセッサ81は、出庫方向確認画面71上に、例えば、選択された出庫方向を示す出庫方向画像71aと、「前向きに出庫します」のような確認メッセージ71bを表示する。また、プロセッサ81は、出庫方向確認画面71上に、出庫方向を確認するOKボタン71cと、出庫方向を再選択するための再選択ボタン71dを表示する。なお、再選択ボタン71dがタッチ操作された場合には、プロセッサ81は、図16の出庫方向選択画面70を表示して再度、出庫方向を選択させる。
次に、プロセッサ81は、出庫予約を受け付けたか否か、すなわち図17の出庫方向確認画面71に進んでOKボタン71cがタッチ操作されたか否か判定する(ステップS22)。
ステップS22において、出庫予約を受け付けた場合(ステップS22:Yes)には、プロセッサ81は、選択された出庫方向を含む出庫予約情報をメモリ82に記憶(ステップS23)した後に、自動駐車時の本駐車指示制御を終了する。なお、プロセッサ81は、選択された出庫方向(行動計画)を含む出庫予約情報をメモリ82に記憶してから所定時間後に破棄する。ただし、記憶しておくことができる所定時間は、ユーザMが設定可能である。
ステップS22において、出庫予約を受け付けていない場合(ステップS22:No)には、プロセッサ81は、そのまま本駐車指示制御を終了する。
<自動出庫時における情報端末60の処理>
次に、自動出庫時における情報端末60の出庫指示制御の一例について図18から図25を参照して説明する。
図18及び図19は、自動出庫時における情報端末60の出庫指示制御を示すフローチャートである。図20から図25は、自動出庫時において情報端末60に表示される画像の一例を示す図である。
例えば、ユーザMが駐車場から車両10を出庫させようとしている。ユーザMは、情報端末60を所持している。
情報端末60のプロセッサ81は、情報端末60が車両10に近接したか、すなわち情報端末60が車両10と無線通信することが可能な距離まで近づいたか否か判定する(ステップS31)。
ステップS31において、情報端末60が無線通信可能な距離まで車両10に近づいていない場合(ステップS31:No)には、プロセッサ81は、無線通信が可能になるまでステップS31の処理を繰り返す。
ステップS31において、情報端末60が無線通信可能な距離まで車両10に近づいた場合(ステップS31:Yes)には、プロセッサ81は、例えば、図20に示すような自動出庫誘導画面72を端末画面61に表示して、車両10の自動出庫用のアプリケーションを起動するよう促す(ステップS32)。プロセッサ81は、自動出庫誘導画面72上に、例えば、車両10の自動出庫が可能であることを知らせる「前向きに出庫します」のような通知メッセージ72aを表示する。また、プロセッサ81は、自動出庫誘導画面72上に、例えば、「リモート操作を起動してください」のような自動出庫用のアプリケーションの起動を促す通知メッセージ72bと、アプリケーションを起動するための起動ボタン72cと、自動出庫誘導画面72を閉じる閉ボタン72dと、を表示する。
次に、プロセッサ81は、自動出庫用のアプリケーションが起動されたか否か判定する(ステップS33)。
ステップS33において、自動出庫用のアプリケーションが起動されていない場合(ステップS33:No)には、プロセッサ81は、起動されるまで待機する。ただし、一定時間起動されなかった場合には、プロセッサ81は、自動出庫誘導画面72を自動的に閉じるようにしてもよい。
ステップS33において、自動出庫用のアプリケーションが起動された場合(ステップS33:Yes)には、プロセッサ81は、出庫予約情報が記憶されているか否か判定する(ステップS34)。
ステップS34において、出庫予約情報が記憶されていない場合(ステップS34:No)には、プロセッサ81は、上記図6のステップS11と同様に、図8に示すようなチャイルドプロテクション画面62を端末画面61に表示する(ステップS35)。
ステップS35において所定の認証コードが入力された後にOKボタン62aがタッチ操作されると、プロセッサ81は、例えば、図21に示すように、自動出庫を行うか否かを確認する出庫指示画面73を端末画面61に表示する(ステップS36)。プロセッサ81は、出庫指示画面73上に、例えば、車両10の車両画像73aと、「自動出庫しますか?」のような確認メッセージ73bと、を表示する。また、プロセッサ81は、出庫指示画面73上に、自動出庫を行う場合にタッチ操作する自動出庫ボタン73cと、自動出庫を行わない場合に出庫指示画面73を閉じる閉ボタン73dを表示する。
ステップS36において自動出庫ボタン73cがタッチ操作されると、プロセッサ81は、上記図6のステップS12と同様に、図9に示すようなディスクレーマー通知・合意画面63を端末画面61に表示する(ステップS37)。
ステップS37において合意ボタン63aがスワイプ操作されると、プロセッサ81は、例えば、図22に示すようなイグニッションON画面74を端末画面61に表示して、出庫時における車両10の出庫方向の選択を促す(ステップS38)。プロセッサ81は、イグニッションON画面74上に、例えば、車両10の車両画像74aと、自動出庫を進行させるイグニッションONボタン74bと、を表示する。また、プロセッサ81は、イグニッションON画面74上に、自動出庫を取り止める場合にイグニッションON画面74を閉じる閉ボタン74cを表示する。
ステップS38においてイグニッションONボタン74bがタッチ操作されると、プロセッサ81は、上記図7のステップS21と同様に、図16に示すような出庫方向選択画面70を端末画面61に表示する(ステップS39)。また、出庫方向選択画面70おいていずれかの出庫方向が選択されると、プロセッサ81は、図17に示すような出庫方向確認画面71を端末画面61に表示する。
ステップS39において、図17の出庫方向確認画面71でOKボタン71cがタッチ操作されると、プロセッサ81は、上記図6のステップS13と同様に、図10に示すような接続画面64を端末画面61に表示する(ステップS40)。プロセッサ81は、車両10との通信接続が完了すると、ステップS39において出庫時に選択された出庫方向を含む自動出庫情報を車両10へ送信する。
次に、プロセッサ81は、例えば、図23に示すように、自動出庫の開始を誘導する操作入力開始画面75を端末画面61に表示する(ステップS44)。操作入力開始画面75に表示する内容は、上記図7のステップS16において説明した図13の自動駐車の開始を誘導する操作入力開始画面67と比較して、車両10が前進で出庫されることを表す車両画像75dが後進で駐車されることを表す車両画像67dと相違するのみで、それ以外(67a~67c,67e,67f)は同様である。
一方、ステップS34において、出庫予約情報が記憶されている場合(ステップS34:Yes)には、プロセッサ81は、上記図6のステップS11と同様に、図8に示すようなチャイルドプロテクション画面62を端末画面61に表示する(ステップS41)。
ステップS41において所定の認証コードが入力された後にOKボタン62aがタッチ操作されると、プロセッサ81は、上記図6のステップS12と同様に、図9に示すようなディスクレーマー通知・合意画面63を端末画面61に表示する(ステップS42)。
ステップS42においてディスクレーマー通知・合意画面63の内容に合意する合意ボタン63aがスワイプ操作されると、プロセッサ81は、上記図6のステップS13と同様に、図10に示すような接続画面64を端末画面61に表示する(ステップS43)。プロセッサ81は、車両10との通信接続が完了すると、上記図7のステップS23において記憶した駐車時に選択された出庫方向を含む出庫予約情報を車両10へ送信する。そして、プロセッサ81は、ステップS44に進み、図23に示すような操作入力開始画面75を端末画面61に表示する。
次に、プロセッサ81は、端末画面61上において回転スワイプ操作が開始されたか否か判定する(ステップS45)。
ステップS45において、回転スワイプ操作が開始されていない場合(ステップS45:No)には、プロセッサ81は、回転スワイプ操作が開始されるまでステップS45の処理を繰り返して待機する。
ステップS45において、回転スワイプ操作が開始された場合(ステップS45:Yes)には、プロセッサ81は、例えば、図24に示すように、出庫時の回転スワイプ操作が行われている様子を示す操作入力画面76を端末画面61に表示する(ステップS46)。操作入力画面76に表示する内容は、上記図7のステップS18において説明した図14の駐車時の回転スワイプ操作が行われている様子を示す操作入力画面68と比較して、車両10が前進で出庫を実行中であることを示す車両画像76cが後進で駐車を実行中であることを示す車両画像68cと相違するのみで、それ以外(68a,68b,67e,67f)は同様である。
次に、プロセッサ81は、車両10に出庫指示信号を送信することにより、車両10の自動出庫を開始させる(ステップS47)。車両10の自動駐車制御部55は、出庫指示信号を情報端末60から受信すると、受信した出庫指示信号に従い、出庫時に選択された出庫方向を含む自動出庫情報又は駐車時に選択された出庫方向を含む出庫予約情報に基づいて、車両10の自動出庫を開始する。
次に、プロセッサ81は、自動出庫が完了したか否か、すなわちユーザMによって選択された出庫方向への車両10の出庫が完了したか否か判定する(ステップS48)。自動出庫が完了したか否かは、車両10の自動駐車制御部55から送信されてくる自動出庫の実行制御に関する情報に基づいて判定することができる。
ステップS48において、自動出庫が完了していない場合(ステップS48:No)には、プロセッサ81は、自動出庫が完了するまでステップS48の処理を繰り返して待機する。
ステップS48において、自動出庫が完了した場合(ステップS48:Yes)には、プロセッサ81は、例えば、図25に示すような自動出庫完了画面77を端末画面61に表示する(ステップS49)。プロセッサ81は、自動出庫完了画面77上に、例えば「出庫が完了しました。画面をタッチしてください。」のような出庫完了メッセージ77aを表示する。この自動出庫完了画面77において、端末画面61がタッチ操作されると、プロセッサ81は、自動出庫時の本出庫指示制御を終了する。
以上説明したように、情報端末60のプロセッサ81は、車両10の駐車制御及び出庫制御を行い、出庫制御の行動計画を駐車制御時に予め受け付け可能に構成されている。そして、車両10の出庫制御時に、その出庫制御の行動計画を予め受け付けていない場合は、その出庫制御の行動計画を受け付け、受け付けた行動計画に基づいて出庫制御を行う。一方、車両10の出庫制御時に、その出庫制御の行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた行動計画に基づいて出庫制御を行う。これにより、車両10の運転が終了してユーザMに精神的な余裕がある駐車完了時に、車両10を出庫させるときの出庫制御の行動計画を予め受け付けておくことで、出庫時には出庫制御の行動計画の受け付けを省略することができる。このため、運転を開始する出庫時におけるユーザMの行動計画に関する所定の操作を省略させることができる。したがって、ユーザMの負担を軽減でき、車両10の自動出庫制御に関するユーザビリティを向上させることができる。
また、情報端末60のプロセッサ81は、車両10の駐車完了時に、端末画面61上に自動出庫の予約を行うためのチェックボックス69b及び自動出庫の出庫方向を選択するための出庫方向選択画面70を表示して、ユーザMに出庫制御の行動計画の入力を促す通知を行う。これにより、ユーザMは情報端末60に表示される通知に基づいて簡便に行動計画を入力することが可能となる。また、行動計画の入力は出庫方向選択画面70に表示される車両10の出庫方向を選択すればよいため簡便である。
また、情報端末60のプロセッサ81は、受け付けた出庫制御の行動計画を予め設定された所定時間後に破棄する処理を行う。このため、ユーザMが入力してから長時間経過した行動計画、例えば、ユーザMが入力したことを忘れているような行動計画に基づいて車両10の出庫制御が行われ、ユーザMが戸惑うという事態を抑制することができる。
また、情報端末60のプロセッサ81は、車両10のユーザMが所持する情報端末60への入力操作に基づいて出庫制御の行動計画を受け付けることが可能である。このため、車両10に乗り込んで車両10の入力操作部に行動計画を入力する必要がなく、遠隔から操作することができる。
また、情報端末60のプロセッサ81は、出庫制御の行動計画を予め受け付けている場合、ユーザMが所持する情報端末60が車両10に近接ときに、自動出庫用のアプリケーションを起動するように端末画面61に表示して、出庫制御が可能であることをユーザMに通知する。これにより、ユーザMは情報端末60に表示される通知に基づいて簡便に車両10の自動出庫を開始することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記実施形態では、車両10の出庫時において既に自動出庫の出庫予約が受け付けられている場合に、その出庫予約情報に基づいて自動出庫が実行される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、出庫予約が受け付けられている場合であっても、出庫時に車両10の出庫方向を予約した方向と違う方向へ変更したいときは、出庫方向を再設定することができるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザMが車両10から降車し車両10の外部から情報端末60を用いて自動駐車の駐車指示制御及び自動出庫の出庫指示制御を行う場合について説明したが、これに限定されない。例えば、ユーザMが車両10に乗車したままの状態で、車両10内から情報端末60を用いて自動駐車の駐車指示制御及び自動出庫の出庫指示制御を行う場合であってもよい。
また、上記実施形態では、制御装置の一例として情報端末60が車両10の移動制御を指示する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、車両10に搭載される車載装置を制御装置の一例とし、車載装置が車両10の移動制御を指示するようにしてもよい。さらに、情報端末60と車載装置との組み合わせを制御装置の一例とし、情報端末60と車載装置の協働により車両10の移動制御を指示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、移動体を車両(四輪の自動車)とした例を説明したが、これに限らない。例えば、二輪車、セグウェイ等の車両であってもよい。さらに、本発明の思想は、車両に限らず、駆動源を備えて駆動源の動力により移動可能なロボット、船舶、航空機などにも適用することができる。
なお、前述した実施形態で説明した制御方法は、予め用意された制御プログラムをコンピュータで実行することにより実現できる。本制御プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録され、記憶媒体から読み出されることによって実行される。また、本制御プログラムは、フラッシュメモリ等の非一過性の記憶媒体に記憶された形で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介して提供されてもよい。本制御プログラムを実行するコンピュータは、制御装置に含まれるものであってもよいし、制御装置と通信可能なスマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータ等の電子機器に含まれるものでもあってもよいし、これら制御装置及び電子機器と通信可能なサーバ装置に含まれるものであってもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 移動体(車両10)の制御装置(情報端末60)において、
前記移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御部(プロセッサ81)を備え、
前記制御部は、
前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能であり、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行う、
制御装置。
(1)によれば、運転が終了してユーザに余裕がある駐車時に行動計画を受け付けておき、出庫時には行動計画の受け付けを省略できることで、ユーザの負担を軽減でき、ユーザビリティが向上する。
(2) (1)に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記駐車制御時に、前記移動体のユーザ(ユーザM)に前記行動計画の入力を促す通知を行う、
制御装置。
(2)によれば、ユーザは通知に基づいて行動計画を入力することが可能となり、出庫時におけるユーザの負担を軽減でき、ユーザビリティが向上する。
(3) (1)又は(2)に記載の制御装置であって、
前記行動計画は、前記出庫制御時の前記移動体の出庫方向を含む、
制御装置。
(3)によれば、行動計画として、出庫時の出庫方向の選択を受け付けるため、出庫時におけるユーザの負担を軽減でき、ユーザビリティが向上する。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記行動計画を受け付けてから所定時間後に前記行動計画を破棄する処理を行う、
制御装置。
(4)によれば、出庫時に、ユーザが入力してから長時間経過した行動計画(ユーザが忘れている行動計画)に基づいて出庫制御が行われてユーザが戸惑う、という事態を抑制することができ、ユーザビリティが向上する。
(5) (1)から(4)のいずれかに記載の制御装置であって、
前記移動体のユーザが所持する情報端末に対する入力操作に基づいて前記行動計画を受け付ける、
制御装置。
(5)によれば、移動体に乗り込んで行動計画を入力する場合に比べて、遠隔で操作できることでユーザの負担を軽減でき、ユーザビリティが向上する。
(6) (1)から(5)のいずれかに記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記移動体のユーザが所持する情報端末が前記移動体に近接し、かつ前記行動計画を予め受け付けている場合は、前記行動計画に基づく前記出庫制御が可能であることを前記ユーザに通知する、
制御装置。
(6)によれば、ユーザは通知に基づいて出庫制御を開始することが可能であり、ユーザの負担を軽減でき、ユーザビリティが向上する。
(7) 移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御装置による制御方法において、
前記制御装置のプロセッサが、
前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能であり、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行う、
制御方法。
(7)によれば、運転が終了してユーザに余裕がある駐車時に行動計画を受け付けておき、出庫時には行動計画の受け付けを省略できることで、ユーザの負担を軽減でき、ユーザビリティが向上する。
(8) 移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御装置プロセッサに、
前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能とし、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行う、
処理を実行させるための制御プログラム。
(8)によれば、運転が終了してユーザに余裕がある駐車時に行動計画を受け付けておき、出庫時には行動計画の受け付けを省略できることで、ユーザの負担を軽減でき、ユーザビリティが向上する。
10 車両(移動体)
60 情報端末(制御装置)
81 プロセッサ(制御部)

Claims (8)

  1. 移動体の制御装置において、
    前記移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能であり、
    前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
    前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
    前記行動計画は、前記出庫制御時の前記移動体の出庫方向を含み、
    ユーザは、前記出庫方向を複数方向の中から選択可能であり、
    前記制御部は、前記駐車制御時に、前記移動体のユーザに前記行動計画の入力を促す通知を行う、
    制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記出庫方向は、前進方向及び後進方向の出庫方向を含む、
    制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の制御装置であって、
    前記出庫方向は、右折方向及び左折方向の出庫方向を含む、
    制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、前記行動計画を受け付けてから所定時間後に前記行動計画を破棄する処理を行う、
    制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記移動体のユーザが所持する情報端末に対する入力操作に基づいて前記行動計画を受け付ける、
    制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、前記移動体のユーザが所持する情報端末が前記移動体に近接し、かつ前記行動計画を予め受け付けている場合は、前記行動計画に基づく前記出庫制御が可能であることを前記ユーザに通知する、
    制御装置。
  7. 移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御装置による制御方法において、
    前記制御装置のプロセッサが、
    前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能であり、
    前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
    前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
    前記行動計画は、前記出庫制御時の前記移動体の出庫方向を含み、
    ユーザは、前記出庫方向を複数方向の中から選択可能であり、
    前記プロセッサが、前記駐車制御時に、前記移動体のユーザに前記行動計画の入力を促す通知を行う、
    制御方法。
  8. 移動体の駐車制御及び出庫制御を行い、前記出庫制御の行動計画を受け付ける制御装置プロセッサに、
    前記駐車制御時に前記行動計画を予め受け付け可能とし、
    前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けていない場合は、前記行動計画を受け付け、受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
    前記出庫制御時に、前記行動計画を予め受け付けている場合は、予め受け付けた前記行動計画に基づいて前記出庫制御を行い、
    前記行動計画は、前記出庫制御時の前記移動体の出庫方向を含み、
    ユーザは、前記出庫方向を複数方向の中から選択可能であり、
    前記制御装置プロセッサに、前記駐車制御時に、前記移動体のユーザに前記行動計画の入力を促す通知を行う、
    処理を実行させるための制御プログラム。
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