JP7493486B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転支援装置に関する。
車両および物標のそれぞれの移動速度および移動方向を検出し、当該移動速度および移動方向に基づいて、車両と物標との衝突の可能性を予測し、車両と物標とが衝突する可能性がある場合、車両のドライバに対して注意を喚起する衝突警報の出力および自動ブレーキの作動を実行する技術が開発されている。
特開2020-8288号公報
ところで、上記の技術では、車両に対する自動ブレーキの作動タイミングを演算する際、車両が物標に対して追突するシーンでは、車両と物標との衝突位置の手前で車両が止まるように作動タイミングを演算して、車両と物標との衝突を回避可能とする。
しかしながら、車両の側部に対して物標が衝突するシーンでは、車両と物標との衝突位置の手前で車両が止まるように作動タイミングを演算すると、車両が物標の進路上に止まってしまうため、車両に対して物標が衝突してしまう可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両と物標との多種多様な衝突形態に対処可能とする運転支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る運転支援装置は、当該運転支援装置を搭載する車両の所定時間後の位置を示す車両未来位置を予測する車両位置予測部と、物標の所定時間後の位置を示す物標未来位置を予測する物標位置予測部と、車両未来位置および物標未来位置に基づいて、車両と物標とが衝突する可能性があるか否かを判断する判断部と、車両と物標とが衝突する可能性があると判断された場合、車両の進行方向と物標の進行方向との関係に基づいて、車両と物標との衝突形態を予測する衝突形態予測部と、衝突形態に応じて、車両に対して所定の制御を実行する実行部と、を備える。
この構成によれば、車両と物標との衝突形態に応じて車両に対する制御を変更できるので、車両と物標との多種多様な衝突形態に対処可能となる。
また、本発明に係る運転支援装置は、車両および物標のそれぞれの周囲を囲む領域を設定する領域設定部をさらに備え、衝突形態予測部は、領域と、車両の進行方向と物標の進行方向とがなす角度と、に基づいて、車両における物標との衝突部位を含む衝突形態を予測し、実行部は、衝突部位に基づいて、所定の制御を実行する。
この構成によれば、衝突部位を含む衝突形態に基づいて、所定の制御を実行することができるので、車両に対してより好適な制御を実行することができる。
また、本発明に係る運転支援装置は、衝突形態は、車両および物標の一方が他方の進路内に入ることなく衝突する追突衝突形態と、車両および物標の一方が他方の進路に入って衝突する横断衝突形態と、を含む。
この構成によれば、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて所定の制御を実行することができる。
また、本発明に係る運転支援装置は、衝突形態予測部は、角度が所定閾値より小さくかつ車両の進行方向側の端点が物標の領域内に入っている場合、衝突形態が、追突衝突形態のうち車両の前面が物標に衝突する衝突形態と予測し、角度が所定閾値より小さくかつ物標の進行方向側の端点が車両の領域内に入っている場合、衝突形態が、追突衝突形態のうち物標の前面が車両に衝突する衝突形態と予測し、角度が所定閾値以上でありかつ車両の進行方向側の端点が物標の領域内に入っている場合、衝突形態が、横断衝突形態のうち車両の前面が物標に衝突する衝突形態と予測し、角度が所定閾値以上でありかつ物標の進行方向側の端点が車両の領域内に入っている場合、衝突形態が、横断衝突形態のうち物標の前面が車両に衝突する衝突形態と予測する。
この構成によれば、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて所定の制御を実行することができる。
また、本発明に係る運転支援装置は、所定の制御は、車両と物標との衝突を抑制する自動ブレーキを含み、実行部は、追突衝突形態と横断衝突形態とで自動ブレーキを作動させるタイミングを変更する。
この構成によれば、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて自動ブレーキを作動させることができる。
また、本発明に係る運転支援装置は、実行部は、追突衝突形態における車両と物標との衝突位置と横断衝突形態における車両と物標との衝突位置とで自動ブレーキを作動させるタイミングを変更する。
この構成によれば、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて自動ブレーキを作動させることができる。
本発明にかかる運転支援装置は、車両と物標との多種多様な衝突形態に対処可能とする、という効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかる運転支援装置を適用した運転支援システムの構成の一例を示す図である。 図2は、本実施形態にかかる運転支援システムの機能構成の一例を示す図である。 図3は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける車両の制御処理の流れの一例を説明するための図である。 図4は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける衝突形態の予測処理および自動ブレーキの作動タイミングの算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける衝突形態の予測処理の一例を説明するための図である。 図6は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける車両の自動ブレーキの制御処理の一例を説明するための図である。
以下に、本発明にかかる運転支援装置の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる運転支援装置を適用した運転支援システムの構成の一例を示す図である。まず、図1を用いて、本実施形態にかかる運転支援システム1の構成の一例について説明する。
運転支援システム1は、車両X(図5参照)に搭載されて、車両Xの運転を支援するシステムである。ここで、車両Xは、例えば、電気自動車、ハイブリッド車、自動運転車であっても良い。運転支援システム1は、車両Xと物標T(図5参照)との衝突を回避または衝突による被害を軽減するための運転支援機能を有する。ここで、物標Tは、前方の車両、人、障害物等の対象物である。また、運転支援機能には、衝突警報機能と、1次ブレーキ機能と、2次ブレーキ機能と、が含まれる。
衝突警報機能は、自動ブレーキの作動前に衝突の可能性を警報する機能である。また、1次ブレーキ機能は、ドライバに衝突を回避するための行動を促すために、自動ブレーキにより車両Xを1次目標減速度で減速させる機能(緩ブレーキ機能)である。また、2次ブレーキ機能は、衝突の回避および衝突被害の軽減のために、自動ブレーキにより車両Xを1次目標減速度よりも大きい2次目標減速度で減速させる機能(強ブレーキ機能)である。
運転支援システム1には、ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)11が含まれる。ECU11は、マイコン(Micro Controller)12を備えている。マイコン12には、CPU13およびメモリ14が内蔵されている。車両Xには、ECU11以外に、各部を制御するための複数のECUが搭載されている。ECU11は、他のECUとCAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。
また、車両Xには、カメラ21が搭載されている。カメラ21は、例えば、所定のフレームレートで静止画を連続して撮像可能なステレオカメラであり、車両Xの前方を広角で撮像可能なように、例えば、車室内の前部中央のルームミラーの前方に設置されている。また、カメラ21は、左右両眼のイメージセンサから入力される一対の画像データから、イメージセンサに撮像された各画像で同一対象物に対応する対象画素を抽出する。次いで、カメラ21は、その一対の画像間での対象画素の位置のずれ量を検出し、三角測量の原理で同一対象物(物標T)までの距離を算出する。カメラ21の出力信号は、ECU11に入力される。
車両Xには、さらに、車速センサ22、舵角センサ23、およびヨーレートセンサ24が設けられている。車速センサ22は、車両Xの走行に伴って回転する回転体(例えば、ドライブシャフト)の回転に同期したパルス信号を検出信号として出力する。舵角センサ23は、車両Xのステアリング機構(例えば、ハンドル)の舵角中点に対する舵角(絶対舵角)に応じた検出信号を出力する。その舵角は、舵角中点からステアリング機構が右に切られた状態(ハンドルが右側に回された状態)で正の値をとり、左に切られた状態(ハンドルが左側に回された状態)で負の値をとる。
ヨーレートセンサ24は、車両Xの重心点を通る鉛直軸まわりの回転角速度であるヨーレートに応じた検出信号を出力する。車速センサ22、舵角センサ23、およびヨーレートセンサ24の検出信号は、ECU11に入力される。
車両Xには、油圧式のブレーキシステムが搭載されている。ブレーキシステムは、ブレーキペダル、ブレーキブースタ、マスタシリンダ、ブレーキアクチュエータ25、および各車輪に設けられるブレーキを含む。ブレーキペダルは、運転席に着座した運転者の右足での足踏み操作が便利な位置に配置されている。ブレーキペダルが踏まれると、そのブレーキペダルに入力された踏力がブレーキブースタに伝達される。ブレーキブースタでは、エンジンの吸気系に発生する負圧が利用され、その負圧と大気圧との圧力差によりブレーキペダルの踏力が増幅される。
ブレーキブースタで増幅された力がブレーキブースタからマスタシリンダに伝達され、その力に応じた油圧がマスタシリンダから発生する。マスタシリンダの油圧がブレーキアクチュエータ25に伝達され、ブレーキアクチュエータ25から各車輪に設けられたブレーキのホイールシリンダに油圧が供給されて、その油圧により、各ブレーキから車輪に制動力が付与される。また、ブレーキアクチュエータ25には、電動ポンプが内蔵されており、自動ブレーキが作動時には、電動ポンプがバッテリからの電力で駆動されて、電動ポンプで発生した油圧が各ホイールシリンダに供給される。
また、車両Xには、警報器26が備えられている。警報器26は、各種の警報を出力するものであり、その警報は、光により出力されても良いし、音または音声により出力されても良い。
図2は、本実施形態にかかる運転支援システムの機能構成の一例を示す図である。次に、図2を用いて、本実施形態にかかる運転支援システム1の機能構成の一例について説明する。
本実施形態にかかる運転支援システム1は、CPU13が、メモリ14に記憶される各種プログラムを実行することにより、図2に示すように、車両位置予測部201、物標位置予測部202、判断部203、衝突形態予測部204、実行部205等の各機能部を実現する。本実施形態にかかる運転支援システム1では、CPU13がメモリ14に記憶される各種プログラムを実行することにより、車両位置予測部201、物標位置予測部202、判断部203、衝突形態予測部204、実行部205等の各機能部を実現しているが、これに限定するものではなく、ハードウェアにより各機能部を実現することも可能である。
車両位置予測部201は、車両Xの所定時間後の位置を示す未来位置(以下、車両未来位置という)を予測する。ここで、所定時間は、予め設定された時間である。本実施形態では、車両位置予測部201は、車速センサ22から出力される検出信号に応じた車速、舵角センサ23から出力される検出信号に応じた舵角、ヨーレートセンサ24から出力される検出信号に応じた回転角速度等に基づいて、車両未来位置を予測する。また、本実施形態では、車両位置予測部201は、現在時刻から所定時間後までの微小時間毎に、車両未来位置を予測する。
物標位置予測部202は、物標Tの所定時間後の位置を示す未来位置(以下、物標未来位置という)を予測する。本実施形態では、物標位置予測部202は、カメラ21により算出される物標Tまでの距離に基づいて、物標未来位置を予測する。すなわち、物標位置予測部202は、撮像される画像データに基づいて、物標未来位置を予測する。本実施形態では、物標位置予測部202は、現在時刻から所定時間後までの微小時間毎に、物標未来位置を予測する。
判断部203は、車両未来位置および物標未来位置に基づいて、車両Xと物標Tとが衝突する可能性があるか否かを判断する。本実施形態では、判断部203は、車両未来位置に位置する車両Xを取り囲む矩形状の車両領域を設定する。そして、判断部203は、設定した車両領域内に物標未来位置が含まれる場合、車両Xと物標Tとが衝突する可能性があると判断する。また、本実施形態では、判断部203は、現在時刻から所定時間後までの微小時間毎に、車両未来位置および物標未来位置に基づいて、車両Xと物標Tとが衝突する可能性があるか否かを判断する。
衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとが衝突する可能性があると判断された場合、車両Xの進行方向と、物標Tの進行方向との関係に基づいて、車両Xと物標Tとの衝突形態を予測する。本実施形態では、衝突形態予測部204は、車両Xの車両未来位置の周囲を取り囲む車両領域および物標Tの物標未来位置を取り囲む物標領域を設定する領域設定部の一例としても機能する。次いで、衝突形態予測部204は、設定された車両領域および物標領域と、角度θと、に基づいて、車両Xにおける物標Tの衝突部位を含む衝突形態(例えば、フルラップ前面衝突、オフセット前面衝突、側面衝突)を予測する。これにより、車両Xに対する物標Tの衝突部位に基づいて、車両Xの制御処理が可能となるので、車両Xと物標Tとのより多種多様な衝突形態に対処可能となる。
ここで、角度θ(図5参照)は、車両Xの進行方向と、物標Tの進行方向と、がなす角度である。本実施形態では、衝突形態予測部204は、車両領域および物標領域を設定しているが、車両未来位置および物標未来位置の少なくとも一方を取り囲む領域に基づいて衝突形態を予測するものであれば良い。
本実施形態では、衝突形態には、追突衝突形態、および横断衝突形態が含まれる。ここで、追突衝突形態は、車両Xおよび物標Tの一方が他方の進路に入ることなく衝突する衝突形態(追突衝突形態)である。言い換えると、追突衝突形態は、車両Xおよび物標Tの一方の前面が他方に衝突する衝突形態である。また、横断衝突形態は、追突以外の衝突形態であり、車両Xおよび物標Tの一方が他方の進路に入って衝突する衝突形態である。言い換えると、横断衝突形態は、物標Tおよび車両Xの一方の前面が他方の側面に衝突する衝突形態である。
実行部205は、予測した衝突形態に応じて、車両Xに対して所定の制御を実行する。これにより、車両Xと物標Tとの衝突形態に応じて車両Xに対する制御処理を変更できるので、車両Xと物標Tとの多種多様な衝突形態に対処可能となる。すなわち、車両Xと物標Tとの衝突形態に合ったタイミングで所定の制御を実行できるので、各衝突形態において、必要最低限の安全のマージンを確保した上で、物標Tとの衝突を回避できるタイミングで所定の制御を実行できる。
ここで、所定の制御は、予め設定される制御であり、例えば、自動ブレーキ(所謂、AEB:Autonomous Emergency Braking)を作動させるタイミング(以下、作動タイミングという)、運転手に対する警報の種類の変更である。また、ここで、自動ブレーキは、車両Xと物標Tとの衝突を抑制するブレーキである。すなわち、所定の制御は、車両Xと物標Tとの衝突を回避する制御である。
本実施形態では、実行部205は、衝突形態予測部204により予測される衝突部位に基づいて、車両Xに対して所定の制御を実行する。これにより、衝突部位を含む衝突形態に基づいて、車両Xに対して所定の制御を実行することができるので、車両Xに対してより好適な制御を実行することができる。
具体的には、実行部205は、衝突形態予測部204により予測される追突衝突形態と横断衝突形態とで自動ブレーキの作動タイミングを変更する。より具体的には、実行部205は、追突衝突形態による衝突位置と横断衝突形態による衝突位置とで、自動ブレーキの作動タイミングを変更する。例えば、予測された衝突形態が追突衝突形態である場合、実行部205は、衝突余裕時間(TTC:Time To Collision)に従って、車両Xと物標Tとの衝突位置の手前で車両Xが停車するように自動ブレーキを作動させる。すなわち、実行部205は、車両Xと物標Tとの衝突位置の手前から、車両Xの進行方向とは反対方向に向かって、自動ブレーキの制動距離の分、離れた位置から自動ブレーキを作動させる。
一方、予測された衝突形態が横断衝突形態である場合、実行部205は、衝突余裕時間に従って、車両Xと物標Tとの衝突位置の手前で車両Xが停車するように自動ブレーキを作動させる。若しくは、実行部205は、ブレーキ余裕時間(TTB:Time To Brake)に従って、車両Xと物標Tとの衝突位置の手前であり、かつ物標Tの進路の手前で車両Xが停車するように自動ブレーキを作動させる。すなわち、実行部205は、物標Tの進路の手前から、車両Xの進行方向とは反対方向に向かって、自動ブレーキの制動距離の分、離れた位置から自動ブレーキを作動させる。これにより、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて自動ブレーキを作動させることができる。
図3は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける車両の制御処理の流れの一例を説明するための図である。次に、図3を用いて、本実施形態にかかる運転支援システム1における車両Xの制御処理の流れの一例について説明する。
本実施形態では、物標位置予測部202は、カメラ21により撮像される画像データに基づいて、物標Tの位置である物標位置を算出する(ステップS301)。ここで、物標位置は、車両Xの中心位置を基準とする物標Tの位置である。また、車両位置予測部201は、車両Xの車速、舵角、回転角速度等の走行情報を取得する(ステップS301)。
次に、車両位置予測部201は、取得した走行情報に基づいて、車両Xの所定時間後の位置を示す車両未来位置を予測する(ステップS302)。また、物標位置予測部202は、算出した物標位置に基づいて、物標Tの所定時間後の位置を示す物標未来位置を予測する(ステップS302)。
判断部203は、車両未来位置および物標未来位置に基づいて、車両Xと物標Tとが衝突する可能性があるか否かを判断する(ステップS303)。また、車両Xと物標Tとが衝突する可能性があると判断した場合、衝突形態予測部204は、車両Xの進行方向と、物標Tの進行方向との関係に基づいて、車両Xと物標Tとの衝突形態を予測する(ステップS303)。
実行部205は、衝突形態予測部204により予測される衝突形態に応じて、自動ブレーキの作動タイミング等、所定の制御に用いるその他の条件を判定する(ステップS304)。次いで、実行部205は、判定された条件に従って、車両Xが有する各種アクチュエータに対して作動要求や制御指示値等を送信して、車両Xの所定の制御を実行する(ステップS305)。
図4は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける衝突形態の予測処理および自動ブレーキの作動タイミングの算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける衝突形態の予測処理の一例を説明するための図である。次に、図4および図5を用いて、本実施形態にかかる運転支援システム1における衝突形態の予測処理および車両Xの自動ブレーキの作動タイミングの算出処理の流れの一例の詳細について説明する。
判断部203によって車両Xと物標Tとが衝突する可能性があると判断した場合、衝突形態予測部204は、車両Xの進行方向を表すベクトルである車両進行方向ベクトルVvecと、物標Tの進行方向を表すベクトルである物標進行方向ベクトルGvecと、がなす角度θを求める。すなわち、角度θは、車両Xの進行方向と、物標Tの進行方向と、がなす角度である。
具体的には、衝突形態予測部204は、下記の式(1)に示すように、現在時刻t-1における車両Xの現在位置VUT(t-1)と、現在時刻から所定時間後の未来時刻tにおける車両Xの車両未来位置VUT(t)と、に基づいて、車両進行方向ベクトルVvecを算出する。
Vvec=VUT(t)-VUT(t-1)・・・(1)
また、衝突形態予測部204は、下記の式(2)に示すように、現在時刻t-1における物標Tの現在位置GVT(t-1)と、未来時刻tにおける物標Tの物標未来位置GVT(t)と、に基づいて、物標進行方向ベクトルGvecを算出する。
Gvec=GVT(t)-GVT(t-1)・・・(2)
次に、衝突形態予測部204は、下記の式(3)に示すように、車両進行方向ベクトルVvecと物標進行方向ベクトルGvecとがなす角度θを求める。
cоsθ=Vvec・Gvec/|Vvec||Gvec|・・・(3)
次いで、衝突形態予測部204は、角度θが、閾値θt(例えば、10度)より小さいか否かを判断する(ステップS401)。ここで、閾値(所定閾値の一例)θtは、例えば、10度であり、車両進行方向ベクトルVvecと物標進行方向ベクトルGvecとがほぼ一致しており、車両Xと物標Tとが追突以外の衝突形態により衝突すると判断する角度θの閾値である。
そして、角度θが閾値θtより小さい場合(ステップS401:Yes)、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、追突衝突形態と予測する(ステップS402)。次いで、衝突形態予測部204は、車両Xの進行方向側の端点が物標Tの物標領域内に入っているか否かを判断する(ステップS403)。本実施形態では、図5に示すように、車両Xの車両領域が矩形状の領域とする場合、衝突形態予測部204は、車両Xの中心位置OXを基準とする矩形状の領域の角A,B,C,Dを、車両領域の端点に設定する。また、図5に示すように、物標Tの物標領域を矩形状の領域とする場合、衝突形態予測部204は、物標Tの中心位置OTを基準とする矩形状の領域の角E,F,G,Hを、物標領域の端点に設定する。
そして、本実施形態では、衝突形態予測部204は、未来時刻tにおける車両領域の端点A,B,C,Dが、未来時刻tにおける物標Tの中心位置OTを基準とする物標領域内に入っているか否かを判断する。例えば、衝突形態予測部204は、EF×EA、FG×FA、GH×GA、およびHE×HAの外積を算出し、算出した外積の符号が一致した場合には、端点Aが物標領域内に入っていると判断する。衝突形態予測部204は、車両領域の端点B,C,Dについても同様にして、物標領域内に入っているか否かを判定可能である。
図4に戻り、車両Xの進行方向側の端点(例えば、図5に示す端点Aおよび端点Bの少なくとも一方)が物標Tの物標領域内に入っている場合(ステップS403:Yes)、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、追突衝突形態のうち、車両Xの前面(前部)が、物標Tの後面(後部)に衝突する衝突形態であると予測する(ステップS404)。
この場合、実行部205は、衝突余裕時間(TTC)に従って、車両Xが物標Tに衝突する衝突位置の手前で車両Xが停車するように、自動ブレーキの作動タイミングを算出する(ステップS405)。
一方、車両Xの進行方向側の端点が物標Tの物標領域内に入っていない場合(ステップS403:No)、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、追突衝突形態のうち、物標Tの前面(前部)が車両Xの後面(後部)に衝突する衝突形態であると予測する(ステップS406)。この場合、実行部205は、車両Xに対する所定の制御を実行せず、そのまま車両Xの走行を継続させる。若しくは、実行部205は、車両Xの運転手に対して警告(所定の制御の一例)等を発して、物標Tが車両Xに追突することを運転手に通知しても良い。
つまり、車両進行方向ベクトルVvecと、物標進行方向ベクトルGvecと、がなす角度θのみでは、車両Xが物標Tに追突するのか、若しくは、車両Xが物標Tに追突される非追突なのかを判別することが困難である。非追突の場合、車両Xの自動ブレーキを作動させる必要性が低いため、車両Xのどの部位に物標Tが衝突するかを判定する必要がある。
そのため、本実施形態では、衝突形態予測部204は、ステップS402で示すように、車両Xの進行方向側の端点の少なくとも一方が物標Tの物標領域内に入っているか否かの判断によって、車両Xと物標Tとの衝突形態が、車両Xの前面が物標Tに衝突する衝突形態であるか否かを予測する。すなわち、角度θが閾値θtより小さく、かつ車両Xの進行方向側の端点が物標領域内に入っている場合、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、車両Xの前面が、物標Tの一例である前方の車両の後面に衝突する衝突形態であると予測する。一方、角度θが閾値θtより小さく、かつ車両Xの進行方向側の端点が物標領域内に入っていない場合、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、物標Tの前面が車両Xの後面に衝突する衝突形態であると予測する。
また、ステップS401において、角度θが閾値θt以上である場合(ステップS401:No)、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、横断衝突形態(追突衝突形態以外の衝突形態)と予測する(ステップS407)。次いで、衝突形態予測部204は、車両Xの進行方向側の端点が物標Tの物標領域内に入っているか否かを判断する(ステップS408)。衝突形態予測部204は、ステップS402と同様にして、車両Xの進行方向側の端点が物標Tの物標領域内に入っているか否かを判断する。
車両Xの進行方向側の端点が物標Tの物標領域内に入っている場合(ステップS408:Yes)、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、横断衝突形態のうち、車両Xの前面(前部)が物標Tの側面(側部)に衝突する衝突形態(側突)であると予測する(ステップS409)。この場合、実行部205は、衝突余裕時間(TTC)に従って、車両Xと物標Tの衝突位置の手前で車両Xが停車するように、自動ブレーキの作動タイミングを算出する(ステップS410)。
一方、車両Xの進行方向側の端点が物標Tの物標領域内に入っていない場合(ステップS408:No)、衝突形態予測部204は、物標Tの端点が車両Xの車両領域内に入っているか否かを判断する(ステップS411)。本実施形態では、衝突形態予測部204は、未来時刻tにおける物標Tの物標領域の端点E,F,G,Hが、未来時刻tにおける車両Xの中心位置OXを基準とする車両領域内に入っているか否かを判断する。例えば、衝突形態予測部204は、AB×AE、BC×BE、CD×CE、およびDA×DEの外積を算出し、算出した外積の符号が一致した場合には、端点Eが車両領域内に入っていると判断する。衝突形態予測部204は、物標Tの端点F,G,Hについても同様にして、車両領域内に入っているか否かを判定する。
図4に戻り、物標Tの進行方向側の端点、すなわち、図5に示す端点Eおよび端点Fの少なくとも一方が車両Xの車両領域内に入っていない場合(ステップS411:No)、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとが衝突しないと判断する。一方、物標Tの進行方向側の端点、すなわち、図5に示す端点Eおよび端点Fの少なくとも一方が車両Xの車両領域内に入っている場合(ステップS411:Yes)、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、横断衝突形態のうち、物標Tの前面(前部)が車両Xの側面(側部)に衝突する衝突形態(側突)であると予測する(ステップS412)。
この場合、実行部205は、ブレーキ余裕時間(TTB)に従って、物標Tの進路の手前で車両Xが停車するように、自動ブレーキの作動タイミングを算出する(ステップS413)。
車両Xおよび物標Tの一方が他方の進路を横断する場合でも、車両Xの前面が物標Tに衝突する衝突形態と、車両Xの側面に物標Tの前面が衝突する衝突形態とで、自動ブレーキを作動させる必要があるタイミングが異なる。例えば、車両Xと物標Tとの衝突形態が、車両Xの側面に物標が衝突する衝突形態である場合、運転手による操作によって物標Tをすり抜けられる可能性もあり、運転手の意思を尊重して、自動ブレーキの作動タイミングを算出する必要がある。
そのため、本実施形態では、衝突形態予測部204は、ステップS411に示すように、物標Tの進行方向側の端点E,Fが車両領域内に入っているか否かの判断によって、車両Xと物標Tとの衝突形態が、車両Xの側面に物標Tの前面が衝突する衝突形態であるか否かを予測する。すなわち、角度θが閾値θt以上であり、かつ車両Xの進行方向側の端点が物標領域内に入っている場合、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、車両Xの前面が、物標Tの側面に衝突する衝突形態であると予測する。一方、角度θが閾値θt以上であり、車両Xの進行方向側の端点が物標領域内に入っておらず、かつ物標Tの進行方向側の端点が車両領域内に入っている場合、衝突形態予測部204は、車両Xと物標Tとの衝突形態が、物標Tの前面が車両Xの側面に衝突する衝突形態であると予測する。
図6は、本実施形態にかかる運転支援システムにおける車両の自動ブレーキの制御処理の一例を説明するための図である。次に、図6を用いて、本実施形態にかかる運転支援システム1における車両Xの自動ブレーキの制御処理の一例について説明する。
従来の運転支援システムでは、車両Xの自動ブレーキの作動タイミングを算出する際、車両Xと、物標Tの一例である他の車両Yと、の衝突形態に関わらず、車両Xの進行方向Zにおいて、車両Xと他の車両Yとの衝突位置P1よりも距離d1だけ手前の停車位置P2で当該車両Xが止まるように、停車位置P2から距離d2手前を自動ブレーキの作動タイミングとして算出している。ここで、距離d2は、自動ブレーキの制動距離である。そのため、車両Xが他の車両Yの進路に入りかつ他の車両Yの前面が車両Xの側面に衝突する場合、従来の運転支援システムでは、図6(a)に示すように、車両Xが他の車両Yの進路内の停車位置P2において停車するため、他の車両Yの前面が車両Xの側面に衝突してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、車両Xが他の車両Yの進路に入りかつ他の車両Yの前面が車両Xの側面に衝突する場合、実行部205は、図6(b)に示すように、他の車両Yの進路の手前の停車位置P3で車両Xが止まるように、停車位置P3から距離d2手前を自動ブレーキの作動タイミングとして算出する。これにより、車両Xの側面に他の車両Yの前面が衝突する可能性があると判断された場合に、他の車両Yの進路に入ることなく車両Xを停車させることができる。その結果、車両Xの側面に他の車両Yの前面が衝突する場合でも、車両Xと他の車両Yとの衝突を回避することが可能となる。
このように、本実施形態にかかる運転支援システム1によれば、車両Xと物標Tとが衝突する可能性があると判断された場合、車両Xの進行方向と、物標Tの進行方向との関係に基づいて、車両Xと物標Tとの衝突形態を予測し、予測した衝突形態に応じて、車両Xに対して所定の制御を実行することにより、車両Xと物標Tとの衝突形態に応じて車両Xに対する制御を変更できるので、車両Xと物標Tとの多種多様な衝突形態に対処可能となる。
また、本実施形態にかかる運転支援システム1によれば、車両Xおよび物標Tのそれぞれの周囲を囲む領域と、車両Xの進行方向と物標Tの進行方向とがなす角度と、に基づいて、車両Xにおける物標Tとの衝突部位を含む衝突形態を予測し、衝突部位に基づいて、所定の制御を実行することにより、車両Xと物標Tとが衝突する可能性がある場合に、車両Xに対してより好適な制御を実行することができる。
また、本発明に係る運転支援システム1によれば、衝突形態が、追突衝突形態および横断衝突形態を含むことにより、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて所定の制御を実行することができる。また、本発明に係る運転支援システム1によれば、角度θが閾値θtより小さくかつ車両Xの進行方向側の端点が物標Tの領域内に入っている場合、衝突形態が、追突衝突形態のうち車両Xの前面が物標Tに衝突する衝突形態と予測し、角度θが閾値θtより小さくかつ物標Tの進行方向側の端点が車両Xの領域内に入っている場合、衝突形態が、追突衝突形態のうち物標Tの前面が車両Xに衝突する衝突形態と予測し、角度θが閾値θt以上でありかつ車両Xの進行方向側の端点が物標Tの領域内に入っている場合、衝突形態が、横断衝突形態のうち車両Xの前面が物標Tに衝突する衝突形態と予測し、角度θが閾値θt以上でありかつ物標Tの進行方向側の端点が車両Xの領域内に入っている場合、衝突形態が、横断衝突形態のうち物標Tの前面が車両Xに衝突する衝突形態と予測することにより、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて所定の制御を実行することができる。
また、本発明に係る運転支援システム1によれば、所定の制御は、車両Xと物標Tとの衝突を抑制する自動ブレーキを含み、追突衝突形態と横断衝突形態とで自動ブレーキを作動させるタイミングを変更することにより、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて自動ブレーキを作動させることができる。さらに、本発明に係る運転支援システム1によれば、追突衝突形態における車両Xと物標Tとの衝突位置と横断衝突形態における車両Xと物標Tとの衝突位置とで自動ブレーキを作動させるタイミングを変更することにより、追突衝突形態および横断衝突形態のそれぞれについて好適なタイミングにて自動ブレーキを作動させることができる。
1 運転支援システム
11 ECU
12 マイコン
13 CPU
14 メモリ
21 カメラ
22 車速センサ
23 舵角センサ
24 ヨーレートセンサ
25 ブレーキアクチュエータ
26 警報器
201 車両位置予測部
202 物標位置予測部
203 判断部
204 衝突形態予測部
205 実行部
X 車両
T 物標

Claims (4)

  1. 運転支援装置であって、
    前記運転支援装置が搭載される車両の所定時間後の位置を示す車両未来位置を予測する車両位置予測部と、
    物標の前記所定時間後の位置を示す物標未来位置を予測する物標位置予測部と、
    前記車両未来位置および前記物標未来位置に基づいて、前記車両と前記物標とが衝突する可能性があるか否かを判断する判断部と、
    前記車両と前記物標とが衝突する可能性があると判断された場合、前記車両の進行方向と前記物標の進行方向との関係に基づいて、前記車両と前記物標との衝突形態を予測する衝突形態予測部と、
    前記衝突形態に応じて、所定の制御を実行する実行部と、
    前記車両および前記物標のそれぞれの周囲を囲む領域を設定する領域設定部と、を備え、
    前記衝突形態予測部は、前記領域と、前記車両の進行方向と前記物標の進行方向とがなす角度と、に基づいて、前記車両における前記物標との衝突部位を含む前記衝突形態を予測し、
    前記実行部は、前記衝突部位に基づいて、前記所定の制御を実行し、
    前記衝突形態は、前記車両および前記物標の一方が他方の進路内に入ることなく衝突する追突衝突形態と、前記車両および前記物標の一方が他方の進路に入って衝突する横断衝突形態と、を含む、
    運転支援装置。
  2. 前記衝突形態予測部は、
    前記角度が所定閾値より小さくかつ前記車両の進行方向側の端点が前記物標の領域内に入っている場合、前記衝突形態が、前記追突衝突形態のうち前記車両の前面が前記物標に衝突する衝突形態と予測し、
    前記角度が前記所定閾値より小さくかつ前記物標の進行方向側の端点が前記車両の領域内に入っている場合、前記衝突形態が、前記追突衝突形態のうち前記物標の前面が前記車両に衝突する衝突形態と予測し、
    前記角度が前記所定閾値以上でありかつ前記車両の進行方向側の端点が前記物標の前記領域内に入っている場合、前記衝突形態が、前記横断衝突形態のうち前記車両の前面が前記物標に衝突する衝突形態と予測し、
    前記角度が前記所定閾値以上でありかつ前記物標の進行方向側の端点が前記車両の前記領域内に入っている場合、前記衝突形態が、前記横断衝突形態のうち前記物標の前面が前記車両に衝突する衝突形態と予測する、請求項に記載の運転支援装置。
  3. 前記所定の制御は、前記車両と前記物標との衝突を抑制する自動ブレーキを含み、
    前記実行部は、前記追突衝突形態と前記横断衝突形態とで前記自動ブレーキを作動させるタイミングを変更する、請求項またはに記載の運転支援装置。
  4. 前記実行部は、前記追突衝突形態における前記車両と前記物標との衝突位置と前記横断衝突形態における前記車両と前記物標との衝突位置とで前記自動ブレーキを作動させるタイミングを変更する、請求項に記載の運転支援装置。

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