JP7493440B2 - 部品実装基板、及び、部品実装基板の製造方法 - Google Patents

部品実装基板、及び、部品実装基板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品実装基板、及び、部品実装基板の製造方法に関する。
特許文献1には、第1基板と、第1基板によって支持される同調無線周波数回路と、を備える部品実装基板(同文献のセンサ)について記載されており、同調無線周波数回路は、すべて第1基板の同じ側に配設された第1導電性パターンと第1コンデンサとジャンパーとを有する。第1コンデンサは、第1コンデンサ板と、第2コンデンサ板と、第1コンデンサ板と第2コンデンサ板との間に配置された第1誘電材料を含み、第1誘電材料は、液体に対して可溶である。
特表2014-529732号公報
本願発明者の検討によれば、特許文献1の部品実装基板は、当該部品実装基板の構造的強度と、部品実装基板が液体に浸った旨の検知の確実性と、を両立する観点で、改善の余地がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、部品実装基板の構造的強度と、部品実装基板が液体に浸った旨の検知の確実性と、を良好に両立することが可能な構造の部品実装基板、及び、部品実装基板の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、基材と、前記基材上に形成されている第1導電パターンと、前記第1導電パターンに対して電気的に接続されている実装部品と、を有する基板と
前記第1導電パターンと相補的に回路を構成している第2導電パターンと
備え
前記基材において前記第2導電パターンと対応する部位は、欠落した欠落部となっており
前記第2導電パターンは、液体に対して可溶であるか、もしくは液体に濡れて脆弱化する部品実装基板が提供される。
また、本発明によれば、第1基材と、前記第1基材上に形成されている第1導電パターンと、前記第1導電パターンに対して電気的に接続されている実装部品と、を有する第1基板を準備する工程と、
液体に対して可溶の第2基材と、前記第2基材上に形成されている第2導電パターンと、を有する第2基板を準備する工程と、
前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとで相補的に回路が構成されるとともに、前記第1基材において前記第2導電パターンと対応する部位が、欠落した欠落部となるように、前記第1基板と前記第2基板とを相互に組み付ける工程と、
を備える部品実装基板の製造方法が提供される。
本発明によれば、部品実装基板の構造的強度と、部品実装基板が液体に浸った旨の検知の確実性と、を良好に両立することができる。
第1実施形態に係る部品実装基板の端面図である。 第1実施形態に係る部品実装基板の分解端面図である。 第1実施形態に係る部品実装基板の平面図である。 第1実施形態に係る部品実装基板の第1基板の平面図である。 第1実施形態に係る部品実装基板の第2基板の平面図である。 図6(a)、図6(b)及び図6(c)は、第1実施形態に係る部品実装基板の製造方法を説明するための図であり、特に、第2基板と組み合わされる前に第1基板に対して行われる工程の例を示している。 図7(a)は第1実施形態に係る部品実装基板の第1基板における欠落部及びその周囲縁部を示す拡大平面図であり、図7(b)は変形例1に係る部品実装基板の第1基板における欠落部及びその周囲縁部を示す拡大平面図である。 図8(a)は第2実施形態に係る部品実装基板の端面図であり、図8(b)は第2実施形態に係る部品実装基板の分解端面図である。 第2実施形態に係る部品実装基板の平面図である。 図10(a)は第3実施形態に係る部品実装基板の端面図であり、図10(b)は第3実施形態に係る部品実装基板の分解端面図である。 第3実施形態に係る部品実装基板を備える紙オムツの模式的な展開図である。 第1基板の変形例1を示す平面図である。 第1基板の変形例2を示す平面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図7(a)を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。図1は図3に示す領域A(二点鎖線の枠で囲まれた領域)におけるB-B線に沿った切断端面を示しており、図2は図1と対応する部位の分解端面図である。
図1から図3に示すように、本実施形態に係る部品実装基板100は、第1基板10と第2基板20とを備える。第1基板10は、第1基材11と、第1基材11上に形成されている第1導電パターン30と、第1導電パターン30に対して電気的に接続されている実装部品50と、を有しており、第2基板20は、第1基材11に対して対向して配置されている第2基材21と、第2基材21上に形成されている第2導電パターン40と、を有する。第1導電パターン30と第2導電パターン40とで相補的に回路60が構成されている。第1基材11において第2導電パターン40と対応する部位は、欠落した欠落部12となっており、第2基材21は液体に対して可溶である。
ここで、第2基材21が液体に対して可溶であるとは、液体との接触により第2基材21が溶解(溶ける)することであり、より詳細には、例えば、水(水分)との接触により第2基材21が溶解することである。すなわち、第2基材21は、例えば、水溶性である。ただし、第2基材21は、水分を含有しない有機溶剤などの液体に対して可溶であってもよい。
第1基材11において第2導電パターン40と対応する部位とは、平面視において(部品実装基板100の面直方向に視たときに)、第2導電パターン40と対応する(重なる)部位である。
第2導電パターン40を保持している第2基材21が液体との十分な接触により溶解した状態において、第2導電パターン40に対して軽微な外力が加わると、第2導電パターン40が容易に破断したり、第2導電パターン40に亀裂が生じたりし、回路60が初期の特性を維持できなくなることが期待できる。回路60の特性(主としてインピーダンス)の変化を検出することによって、間接的に、第2導電パターン40における破断や亀裂の発生を検出することで、部品実装基板100が液体に浸ったことを検知することができる。
本実施形態によれば、部品実装基板100が第1基板10と第2基板20とを備えることにより、部品実装基板100の構造的強度を十分に得ることができる。しかも、第1基材11において第2導電パターン40と対応する部位が欠落部12となっているため、液体が欠落部12を介して容易に第2基材21に対して接触するようにできる。よって、部品実装基板100が液体に浸った際に第2基材21がより確実に溶解するようにできる。このため、部品実装基板100の構造的強度と、部品実装基板100が液体に浸った旨の検知の確実性と、を良好に両立することが可能となる。
部品実装基板100は、例えば、平板状に形成されている積層体である。部品実装基板100の平面形状は、特に限定されないが、一例として、図3に示すように略矩形状(例えば角丸の矩形状)とすることができる。
本実施形態の場合、実装部品50は、一例として、RFID用途のチップ(一般的にはICチップとも呼ばれる)であり、部品実装基板100は、RFIDタグである。
以下では、部品実装基板100の各構成要素同士の位置関係などを説明するに際し、図1における上側を、上側又は上方などと称し、その反対側を下側又は下方などと称する。また、上下方向に対して直交する方向を水平方向などと称する。しかし、これらの方向の規定は便宜的なものであり、部品実装基板100の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
また、図1~図3における左右方向をX方向と称し、図3における上下方向をY方向と称する。X方向及びY方向は、部品実装基板100の面方向に対して平行な方向(水平方向)であり、図1における上下方向(部品実装基板100の面直方向)に対して直交している。
第2基材21は、例えば、PVA(ポリビニルアルコール)を含んで構成されている。第2基材21がPVAを含んで構成されていることによって、部品実装基板100が水分と接触すると第2基材21が良好に溶解する構造を実現することができる。
ただし、第2基材21が水溶性である場合に、第2基材21の材料は、PVAに限らず、例えば、ポリビニルピロリドン、水溶性ポリエステル、または水溶性の紙素材、でんぷん成分を由来とするシート素材などであってもよい。
第2基材21の厚み寸法は、特に限定されないが、例えば、5μm以上100μm以下であることが好ましい。第2基材21の厚み寸法が5μm以上であることにより、部品実装基板100が液体と接触する前の段階においては、第2基材21によって第2導電パターン40を安定的に支持することができる。第2基材21の厚み寸法が100μm以下であることにより、部品実装基板100が液体と接触した際に、第2基材21が速やかに溶解するようにできる。なお、第2基材21の厚み寸法が5μmなど比較的薄い場合、部品実装基板100を製造する過程においては、紙やフィルム素材によるリリース、セパレータを第2基材21に貼合しておくことが望ましい。このことによって、5μm程度などの薄い第2基材21の取扱い性を向上させることが可能である。そして、部品実装基板100が完成した後に、上記リリース、セパレータは剥離除去すればよい。
図3及び図4に示すように、本実施形態の場合、欠落部12は、第1基材11に形成されている開口孔である。すなわち、欠落部12は、第1基材11の表裏を貫通している。欠落部12の存在領域においては、第1導電パターン30は非形成となっている。欠落部12は、スリット状であってもよい。
より詳細には、第1基板10は、例えば、左右一対の欠落部12を有しており、左右の欠落部12は互いに同一形状に配置されており、左右対称に配置されている。より詳細には、欠落部12は、例えば、Y方向に長尺な略矩形状(例えば角丸の矩形状)に形成されている。ただし、欠落部12の形状は、特に限定されない。
本実施形態の場合、第1導電パターン30は、一例として、それぞれ以下に説明するアンテナ配線部と部品実装配線部とを有する。
アンテナ配線部は、図4において左側に位置する第1アンテナ配線部と、右側に位置する第2アンテナ配線部と、を有する。第1アンテナ配線部は、例えば、平面視においてY方向に長尺な略矩形状に形成されている広幅部31aと、広幅部31aよりも細幅に形成されていてY方向にジグザグに振れつつX方向に延在しているジグザグ部32aと、を有する。ジグザグ部32aの左端は広幅部31aと接続されており、ジグザグ部32aの右端は部品実装配線部と接続されている。第2アンテナ配線部は、例えば、第1アンテナ配線部と左右対称に形成されており、広幅部31bとジグザグ部32bとを有する。ジグザグ部32bの右端は広幅部31bと接続されており、ジグザグ部32bの左端は部品実装配線部と接続されている。
部品実装配線部は、ジグザグ部32aの右端に接続されていてX方向に延在している直線パターン構成部33aと、左側の欠落部12を間に挟んで直線パターン構成部33aの延長上に配置されていてX方向に延在している直線パターン構成部34aと、直線パターン構成部34aの右側に連接されていてX方向に延在している直線パターン構成部34bと、右側の欠落部12を間に挟んで直線パターン構成部34bの延長上に配置されていてX方向に延在している直線パターン構成部33bと、を有する。
部品実装配線部は、更に、それぞれ以下に説明する連結部35、環状パターン構成部36a、37a、38a、39a、301a、36b、37b、38b、39b及び301bを有する。
連結部35の一端は、直線パターン構成部34aと直線パターン構成部34bとの境界部に接続されており、連結部35は、当該境界部からY方向における一方(図4における下方)に延伸している(つまりY方向に延在している)。
環状パターン構成部36aは、連結部35の他端に接続されていて、連結部35の他端から左方に延伸している(つまり、X方向に延在している)。環状パターン構成部37aは、左側の欠落部12を間に挟んで環状パターン構成部36aの延長上に配置されていてX方向に延在している。環状パターン構成部38aの一端は、環状パターン構成部37aの左端に接続されており、環状パターン構成部38aは、環状パターン構成部37aの左端からY方向における一方(図4における下方)に延伸している(つまりY方向に延在している)。環状パターン構成部39aは、環状パターン構成部38aの他端に接続されており、環状パターン構成部38aの他端から右方に延伸している(つまりX方向に延在している)。環状パターン構成部301aは、左側の欠落部12を間に挟んで環状パターン構成部39aの延長上に配置されていてX方向に延在している。
環状パターン構成部36bは、連結部35の他端に接続されていて、連結部35の他端から右方に延伸している(つまり、X方向に延在している)。環状パターン構成部37bは、右側の欠落部12を間に挟んで環状パターン構成部36bの延長上に配置されていてX方向に延在している。環状パターン構成部38bの一端は、環状パターン構成部37bの右端に接続されており、環状パターン構成部38bは、環状パターン構成部37bの右端からY方向における一方(図4における下方)に延伸している(つまりY方向に延在している)。環状パターン構成部39bは、環状パターン構成部38bの他端に接続されており、環状パターン構成部38bの他端から左方に延伸している(つまりX方向に延在している)。環状パターン構成部301bは、右側の欠落部12を間に挟んで環状パターン構成部39bの延長上に配置されていてX方向に延在している。
環状パターン構成部301aと環状パターン構成部301bとは、互いに延長上に配置されている。
図5に示すように、第2基板20は、第2導電パターン40として、例えば、それぞれX方向に延在するブリッジ部41a、41b、42a、42b、43a及び43bを有する。
図3に示すように、ブリッジ部41aは、直線パターン構成部33aの右端部と直線パターン構成部34aの左端部とを相互に接続している。ブリッジ部41bは、直線パターン構成部34bの右端部と直線パターン構成部33bの左端部とを相互に接続している。これにより、直線パターン構成部33a、ブリッジ部41a、直線パターン構成部34a、直線パターン構成部34b、ブリッジ部41b及び直線パターン構成部33bによって、X方向において直線状に延在していて第1アンテナ配線部と第2アンテナ配線部とを相互に接続する直線パターンが構成されている。
ブリッジ部42aは、環状パターン構成部37aの右端部と環状パターン構成部36aの左端部とを相互に接続している。ブリッジ部42bは、環状パターン構成部36bの右端部と環状パターン構成部37bの左端部とを相互に接続している。ブリッジ部43aは、環状パターン構成部39aの右端部と環状パターン構成部301aの左端部とを相互に接続している。ブリッジ部43bは、環状パターン構成部301bの右端部と環状パターン構成部39bの左端部とを相互に接続している。これにより、環状パターン構成部301a、ブリッジ部43a、環状パターン構成部39a、環状パターン構成部38a、環状パターン構成部37a、ブリッジ部42a、環状パターン構成部36a、環状パターン構成部36b、ブリッジ部42b、環状パターン構成部37b、環状パターン構成部38b、環状パターン構成部39b、ブリッジ部43b及び環状パターン構成部301bによって、環状の環状パターンが構成されている。環状パターンは、例えば、平面視において、略矩形環状に形成されている。環状パターンは、環状パターン構成部301aと環状パターン構成部301bとの間で不連続となっている。すなわち、環状パターンは、開口部を有する形状(開環状の形状)となっている。
連結部35は、直線パターンと環状パターンとを相互に連結している。
ここで、ブリッジ部41a、ブリッジ部42a及びブリッジ部43aの各々は、左側の欠落部12を跨いで配置されており、ブリッジ部41b、ブリッジ部42b及びブリッジ部43bの各々は、右側の欠落部12を跨いで配置されている。
図1に示すように、ブリッジ部43aは、環状パターン構成部39aと環状パターン構成部301aとの間に架設されて、環状パターン構成部39aと環状パターン構成部301aとを相互に電気的に接続している。同様に、ブリッジ部43bは、環状パターン構成部301bと環状パターン構成部39bとの間に架設されて、環状パターン構成部301bと環状パターン構成部39bとを相互に電気的に接続している。
同様に、ブリッジ部41aは、直線パターン構成部33aと直線パターン構成部34aとの間に架設されて直線パターン構成部33aと直線パターン構成部34aとを相互に電気的に接続しており、ブリッジ部41bは、直線パターン構成部34bと直線パターン構成部33bとの間に架設されて直線パターン構成部34bと直線パターン構成部33bとを相互に電気的に接続しており、ブリッジ部42aは、環状パターン構成部37aと環状パターン構成部36aとの間に架設されて環状パターン構成部37aと環状パターン構成部36aとを相互に電気的に接続しており、ブリッジ部42bは、環状パターン構成部36bと環状パターン構成部37bとの間に架設されて環状パターン構成部36bと環状パターン構成部37bとを相互に電気的に接続している。
このように、第2導電パターン40(ブリッジ部41a、41b、42a、42b、43a及び43bの各々)は、欠落部12を跨いで配置されているとともに、第1導電パターン30における第1部分と、第1導電パターン30において欠落部12を間に挟んで第1部分とは離間している部分である第2部分と、の間に架設されて、第1部分と第2部分とを相互に電気的に接続している。すなわち、第2導電パターン40の各々は、ブリッジ配線となっている。第2導電パターン40は、平面視において、欠落部12の周囲縁部の一部分から、欠落部12を横切って、欠落部12の周縁部の他の部分に亘って延在している。
なお、第2基板20は、第2導電パターン40として、上記のブリッジ部41a~43b以外の部分を有していてもよいが、ブリッジ部41a~43bは、回路60を構成する配線部である。
すなわち、第2導電パターン40において欠落部12と対応する部位(ブリッジ部41a~43b)は、回路60を構成する配線部であり、電極等ではない。
第2導電パターン40(ブリッジ部41a、41b、42a、42b、43a及び43bの各々)は、第1導電パターン30において第2導電パターン40と接続される部位(直線パターン構成部33a、33b、34a、34b、36a、36b、37a、37b、39a、39b、301a、301b)よりも太幅に形成されていることが好ましい。このようにすることによって、第1基板10と第2基板20とを位置合わせして第1基板10と第2基板20とを相互に組み付けるとともに、第2導電パターン40と第1導電パターン30とを相互に電気的に接続する際に、第1基板10と第2基板20とが面方向において相対的にわずかに位置ずれしても、第2導電パターン40を第1導電パターン30に対して適切に位置合わせして接続することができる。なお、第1導電パターン30が例えば金属箔に由来するパターンであり、そのインピーダンスが低く仕上がっている場合に、第2導電パターン40が印刷により形成された塗膜であると、第2導電パターン40のインピーダンスが上記金属箔によるパターンのインピーダンスよりも高い数値になってしまうことが予想されるが、上述のように第2導電パターン40を第1導電パターン30において第2導電パターン40と接続される部位よりも太幅に形成しておくことで、第1導電パターン30と第2導電パターン40のそれぞれのインピーダンスを低い状態で整合できるといった点でも有利となる。
ただし、第2導電パターン40は、第1導電パターン30において第2導電パターン40と接続される部位と同幅に形成されていてもよいし、当該部位よりも細幅に形成されていてもよい。
各第2導電パターン40の長さは、第1導電パターン30において第2導電パターン40と接続される部位(直線パターン構成部33a、33b、34a、34b、36a、36b、37a、37b、39a、39b、301a、301b)の幅寸法よりも長いことが好ましく、当該幅寸法の2倍以上の長さであることが好ましく、当該幅寸法の3倍以上の長さであることがより好ましい。
特に、各第2導電パターン40において第1導電パターン30間(第1部分と第2部分との間)に架設されている部分の長さ(架設長)が、第1導電パターン30において第2導電パターン40と接続される部位の幅寸法よりも長いことが好ましく、当該幅寸法の2倍以上の長さであることが好ましく、当該幅寸法の3倍以上の長さであることがより好ましい。
本実施形態の場合、第2基材21が液体に対して可溶であるのみならず、第2導電パターン40も当該液体に対して可溶であるか、もしくは液体との接触によって脆弱化する。
このため、第2導電パターン40が液体との十分な接触により溶解または脆弱化することにより、回路60が初期の特性を維持できなくなり、回路60の特性(主としてインピーダンス)の変化を検出することによって、部品実装基板100が液体に浸ったことを検知することができる。すなわち、部品実装基板100が液体に浸ったことをより確実に検知することが可能となる。
ここで、第2導電パターン40が液体に対して可溶であるとは、液体との接触により第2導電パターン40が溶解(溶ける)もしくは脆弱化(完全な溶解状態に至らずも容易に断線する程度に変質)することであり、より詳細には、例えば、水(水分)との接触により第2導電パターン40が溶解もしくは脆弱化することである。このように第2導電パターン40が水との接触により溶解もしくは脆弱化する性質をもつことを、「第2導電パターン40が水溶性である」という。ただし、第2導電パターン40は、水分を含有しない有機溶剤などの液体に対して可溶もしくは脆弱化するものであってもよい。より詳細には、第2導電パターン40と第2基材21とは、同一種類の液体(例えば水)に対して可溶もしくは脆弱化する性質をもつものである。
本実施形態の場合、第2導電パターン40は、ホットメルト特性を有する樹脂を含有しており、第1導電パターン30に対してホットメルト接合されることによって電気的及び機械的に接続されている。つまり、第2導電パターン40は、第1導電パターン30に対して融着接合されるものであり、第2導電パターン40と第1導電パターン30とは単に接触しているだけではない。
第2導電パターン40は、例えば、導電性フィラーと、熱可塑性樹脂を含有するバインダーと、を含んで構成された塗膜である。熱可塑性樹脂は、50℃以上でホットメルト特性を発現するものであることが好ましい。
第2導電パターン40は、例えば、水溶性銀パターンである。
第2導電パターン40の厚み寸法は、特に限定されないが、例えば、10μm以上50μm以下であることが好ましい。第2導電パターン40の厚み寸法が10μm以上であることにより、部品実装基板100が液体と接触する前の段階においては、回路60の安定的な特性を得ることができる。第2導電パターン40の厚み寸法が50μm以下であることにより、部品実装基板100が液体と接触した際に、第2導電パターン40が速やかに溶解もしくは脆弱化するようにできる。
本実施形態の場合、回路60の複数箇所にブリッジ配線としての第2導電パターン40が配置されているので、部品実装基板100が液体に接触した際に、いずれかの第2導電パターン40が破断したり、いずれかの第2導電パターン40に亀裂が生じたり、いずれかの第2導電パターン40が溶解もしくは脆弱化したりする可能性を高めることができる。
本実施形態の場合、第1基材11は液体に対して不溶である。このため、保管時等に部品実装基板100が意図せず液体に接触した際においても、第1基材11が溶解することに起因して第1導電パターン30が破断したり第1導電パターン30に亀裂が生じたりして回路60の特性が変化してしまうことを抑制できる。
液体に対して不溶の第1基材11は、例えば、紙又は樹脂フィルムにより構成することができる。この樹脂フィルムを構成する樹脂材料は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、又はポリエステルであることが挙げられる。
ただし、本発明は、この例に限らず、第1基材11が液体に対して可溶であってもよい。
第1基材11の厚み寸法は、特に限定されないが、例えば、10μm以上75μm以下であることが好ましい。第1基材11の厚み寸法が10μm以上であることにより、第1基材11によって第1導電パターン30を安定的に支持することができるとともに、部品実装基板100の構造的強度を十分に得ることができる。
第1基材11の厚み寸法が75μm以下であることにより、部品実装基板100の良好な可撓性が得られる。
本実施形態の場合、第1導電パターン30も液体に対して不溶である。このため、保管時等に部品実装基板100が意図せず液体に接触した際においても、第1導電パターン30が溶解することに起因して回路60の特性が変化してしまうことを抑制できる。特に、回路60の過半部が、液体に対して不溶の第1導電パターン30により構成されていることが好ましい。
ただし、本発明は、この例に限らず、第1導電パターン30が液体に対して可溶であってもよい。
第1導電パターン30は、例えば、印刷により形成された塗膜、又は、金属箔である。
導電パターン30は、例えば、導電性フィラーと、熱可塑性樹脂を含有するバインダーと、を含んで構成された塗膜である。導電性フィラーは、例えば、金、銀、銅又はカーボン等によって構成されている。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等を挙げることができる。
金属箔の第1導電パターン30は、例えば、打抜き加工又はエッチングにより形成することができる。
導電パターン30の厚み寸法は、特に限定されないが、例えば、5μm以上30μm以下であることが好ましい。
図1及び図2に示すように、本実施形態の場合、第2基材21において、第1基材11に対向する面(一方の面21a)には、液体に対して可溶の粘着層22が形成されており、粘着層22を介して第2導電パターン40が第2基材21上に形成されている。
このため、粘着層22が液体との十分な接触により溶解することにより、第2基材21も液体に接触する状態となる。
ここで、粘着層22が液体に対して可溶であるとは、液体との接触により粘着層22が溶解(溶ける)することであり、より詳細には、例えば、水(水分)との接触により粘着層22が溶解することである。すなわち、粘着層22は、例えば、水溶性である。ただし、粘着層22は、水分を含有しない有機溶剤などの液体に対して可溶であってもよい。より詳細には、粘着層22と第2基材21とは、同一種類の液体(例えば水)に対して可溶である。
水溶性(又は水性)の粘着層22を形成する粘着剤は、特に限定されないが、例えば、デンプン糊、アラビアゴム糊、水性のアクリルエマルションなどであることが挙げられる。水性のアクリルエマルションは、カルボキシル基を含有するアクリルモノマーを共重合させアルコールやポリエチレンオキシドを添加して作成することが例示される。また、粘着層22は、2種類以上の水溶性(又は水性)の粘着剤を含んで構成されていてもよい。
粘着層22は、第2基材21と第2導電パターン40とを相互に粘着させているだけでなく、第2基材21と第1基材11とを相互に粘着させ、第2基材21と第1導電パターン30とを相互に粘着させている。
粘着層22の厚み寸法は、特に限定されないが、例えば、5μm以上50μm以下であることが好ましく、10μm以上30μm以下であることがより好ましい。
粘着層22の厚み寸法が10μm以上であることにより、粘着層22が液体と接触する前の段階においては、第2基材21と第2導電パターン40との粘着状態、第2基材21と第1基材11との粘着状態、及び、第2基材21と第1導電パターン30との粘着状態を、良好に実現できる。
粘着層22の厚み寸法が30μm以下であることにより、粘着層22が液体と接触した際に、粘着層22が速やかに溶解するようにできる。
なお、第1基板10(第1基材11)の外形形状と、第2基板20(第2基材21)の外形形状は、互いに等しくてもよいし、互いに異なっていてもよい。本実施形態の場合、例えば、第1基板10(第1基材11)の外形形状と、第2基板20(第2基材21)の外形形状は、互いに等しく、平面視において互いに一致している。
また、第2基板20(第2基材21)の外形形状と、粘着層22の外形形状は、互いに等しくてもよいし、互いに異なっていてもよい。本実施形態の場合、例えば、第2基板20(第2基材21)の外形形状と、粘着層22の外形形状は、互いに等しく、平面視において互いに一致している。
詳細な図示は省略するが、実装部品50は、例えば、素子を樹脂モールドすることにより構成された部品本体と、部品本体の下面に沿って設けられている実装端子と、を備えており、素子と実装端子とが樹脂モールドの内部において相互に電気的に接続されている。
実装部品50が備える実装端子の数は、特に限定されないが、本実施形態の場合、実装部品50は、2つの実装端子を備えており、各実装端子が、それぞれ導電パターン30に対して電気的に接続されている。より詳細には、実装部品50の一方の実装端子は、環状パターン構成部301aの右端部に対して電気的に接続されており、実装部品50の他方の実装端子は、環状パターン構成部301bの左端部に対して電気的に接続されている。すなわち、実装部品50は、環状パターン構成部301aと環状パターン構成部301bとに跨がって配置されている。
このように、実装部品50は部品実装配線部に実装されている。
アンテナ配線部は、例えば、図示しない外部機器(例えば、RFIDリーダライタ)との間で信号の送受信を行う。アンテナ配線部が外部機器から受信した信号あるいは電波が実装部品50に入力される。実装部品50は、部品実装配線部及びアンテナ配線部を介して、外部機器に信号を送信する。なお、部品実装配線部の一部分又は全体も、アンテナ配線部との協働でアンテナとしての機能を担う場合もあり得る。
実装部品50は、例えば、外部機器からアンテナ配線部を介して励起された電力によって動作するパッシブ型である。
本実施形態の場合、部品実装基板100が液体と接触することに起因して第2導電パターン40が溶解したり、第2導電パターン40が破断したり、第2導電パターン40に亀裂が生じたりすることによって、部品実装基板100の通信機能が消失又は劣化する。当該通信機能の消失又は劣化を外部機器が検出することによって、部品実装基板100が液体と接触したことを検知することができる。
次に、図6(a)から図6(c)を用いて本実施形態に係る部品実装基板の製造方法を説明する。
図6(a)は欠落部12が形成される前の第1基板10を示す平面図である。図6(b)及び図6(c)は第1基板10に欠落部12を形成する工程を示す図であり、図6(a)に示す領域A(二点鎖線の枠で囲まれた領域)におけるB-B線に沿った切断端面を示している。
本実施形態に係る部品実装基板の製造方法は、第1基板10を準備する工程と、第2基板20を準備する工程と、第1基板10と第2基板20とを相互に組み付ける工程と、を備える。
第1基板10を準備する工程では、図6(c)に示すように、第1基材11と、第1基材11上に形成されている第1導電パターン30と、第1導電パターン30に対して電気的に接続されている実装部品50と、を有する第1基板10を準備する。
第2基板20を準備する工程では、液体に対して可溶の第2基材21と、第2基材21上に形成されている第2導電パターン40と、を有する第2基板20(図2参照)を準備する。
第1基板10と第2基板20とを相互に組み付ける工程では、第1導電パターン30と第2導電パターン40とで相補的に回路60が構成されるとともに、第1基材11において第2導電パターン40と対応する部位が、欠落した欠落部12となるように、第1基板10と第2基板20とを相互に組み付ける。すなわち、第1基板10と第2基板20とを相互に対向させて位置合わせし、第1基板10と第2基板20とを相互に貼り合わせる。
これにより、本実施形態に係る部品実装基板100が得られる。
第1基板10と第2基板20との貼り合わせは、第1基板10と第2基板20とを相互に熱圧着(熱ラミネート)することにより行うことができる。一例として、第1基板10と第2基板20とを相互に熱圧着する工程は、好ましくは80℃以上150℃以下、より好ましくは100℃以上120℃以下で行う。また、加熱時間は、例えば、5~10秒間程度とすることができる。また、熱圧着する工程は、0.3MPa以上3.0MPa以下の加圧条件で行うことが好ましく、1.0MPa以上2.0MPa以下の加圧条件で行うことがより好ましい。
このように第1基板10と第2基板20とを貼り合わせることによって、ホットメルト特性を有する樹脂を含有する第2導電パターン40を第1導電パターン30に対して良好に電気的及び機械的に接続することができる。
より詳細には、図6(b)に示すように第1基板10の一部分を打抜き加工により打ち抜いて、図6(c)に示すように第1基材11に欠落部12を形成するとともに第1導電パターン30を複数の部分に分断する工程を行った後で、第1基板10と第2基板20とを相互に組み付ける工程(組み付ける工程)を行う。
打抜き加工によって、欠落部12を有するとともに複数の部分に分断された第1導電パターン30を有する第1基板10を得ることができるので、第1基板10としては、既製品のRFIDタグなどを用いることが可能となり、部品実装基板100をより安価に製造することができる。
打抜き加工における打ち抜き動作の方向は、第1基板10において第2基板20と対向する面側(第1基材11の一方の面11a側)から反対面側(第1基材11の他方の面11b側)に向かう方向であることが好ましい。つまり、図6(b)に示すように、切断刃110を図6(b)の矢印の方向に移動させて、第1基板10を打ち抜くことにより、第1基板10を図6(c)に示す形状に加工する。
これにより、第1導電パターン30の切断端面にバリが生じるとしても、そのバリが第2基板20側(つまり第2導電パターン40側)ではなく、その反対側に向けて起立した形状となるため、第1導電パターン30に対する第2導電パターン40を容易に密着させることができ、第1導電パターン30に対する第2導電パターン40の導通状態を良好にすることができる。
なお、切断刃110は、欠落部12と対応する平面視環状の形状に形成されている。
ここで、本実施形態の場合、図7(a)に示すように、第1導電パターン30の端30a、30bの位置と欠落部12の端12aの位置とが一致している。
上記のように第1基板10の一部分を打抜き加工により打ち抜いて第1基板10に欠落部12を形成することによって、第1導電パターン30の端30a、30bの位置と欠落部12の端12aの位置とが一致した構造を容易に実現することができる。
第1基板10の一部分を打抜き加工により打ち抜いた場合、第1導電パターン30の端の肩部(図1及び図2において、環状パターン構成部39aの右上の角部と、環状パターン構成部39bの左上の角部)が丸め形状となるので、そこにブリッジ配線41a~43bがラミネートされたときに、ブリッジ配線41a~43bの切断や損傷を抑制できる。
なお、第2導電パターン40を介して相互に接続されている第1導電パターン30の端30a、30bのうち、片側のみ(例えば端30aのみ)が、欠落部12の端12aと一致しており、反対側(例えば端30b)は端12aから離間していてもよい。
また、図7(b)に示すように、本発明において、第1導電パターン30の端30a、30bの双方が、欠落部12の端12aから離間していてもよい。すなわち、 第1導電パターン30において、欠落部12に近接する端30a、30bが、欠落部12の端12aから離間していてもよい。
この場合、欠落部12の端12aから端30a、30bまでの距離D(図7(b))は、0.1mm以上であることが好ましく、0.2mm以上であることも好ましい。
この場合の第1導電パターン30は、端30a、30bが端12aから離間した配置となるように、第1基材11上にパターンを形成することによって、作製することができる。この場合、端30a、30bにバリ(打抜き加工に起因するバリ)が生じないので、第1導電パターン30に対してブリッジ配線41a~43bがラミネートされたときに、ブリッジ配線41a~43bの切断や損傷を抑制できる。
なお、以上の説明において欠落部12は打ち抜き加工によって形成される旨を説明したが、主として刃型やパンチ型を適用することが代表的な手段であるといえる。しかしながら、欠落部12を得るその他の手法として、例えばレーザー加工等も適用することが可能である。
〔第2実施形態〕
次に、図8(a)から図9を用いて第2実施形態を説明する。
本実施形態に係る部品実装基板100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る部品実装基板100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る部品実装基板100と同様に構成されている。
本実施形態の場合、部品実装基板100は、粘着層22(図1等)を備えていない代わりに、図8(a)等に示す接合シート80を備えている。接合シート80は、粘着性を有する粘着シート、又は、接着性を有する接着シートである。接合シート80は、液体に対して不溶であることが挙げられる。ただし、接合シート80は液体に対して可溶であってもよい。
図8(a)及び図8(b)に示すように、本実施形態の場合、第2導電パターン40は、第2基材21上に直に形成されている。第1基板10と第2基板20とは、接合シート80(粘着シート又は接着シート)を介して相互に貼り合わされている。図8(a)に示すように、第2基材21において、第2導電パターン40の形成領域を包含する領域は、接合シート80(粘着シート又は接着シート)に形成されている第2欠落部81を介して、欠落部12に臨んでいる。
上述のように、例えば、第2導電パターン40の両端部は、平面視において欠落部12からはみ出ているため、「第2基材21において、第2導電パターン40の形成領域を包含する領域」は、より詳細には、例えば、第2導電パターン40の両端部を除く部分の形成領域を包含する領域である。
本実施形態の場合、第2導電パターン40は、粘着層22上ではなく第2基材21上に直に形成されているため、通常のスクリーン印刷でも容易に形成することができる。
図8(a)から図9に示すように、第2欠落部81は、平面視において、例えば、欠落部12の全域を包含している。接合シート80は、平面視において、欠落部12と、第1導電パターン30と第2導電パターン40との接続部と、除いた領域において、第1基板10と第2基板20との間に介在している。
例えば、接合シート80は、左側の欠落部12を包含する左側の第2欠落部81と、右側の欠落部12を包含する右側の第2欠落部81と、を有する。左側の第2欠落部81は、例えば、左側の欠落部12と対応する複数の第2導電パターン40(ブリッジ部41a、42a、43a)の形成領域を、まとめて完全に包含しており、右側の第2欠落部81は、例えば、右側の欠落部12と対応する複数の第2導電パターン40(ブリッジ部41b、42b、43b)の形成領域をまとめて完全に包含している。
ただし、1つの第2欠落部81が、複数(例えば2つ)の欠落部12を包含しているとともに、すべての第2導電パターン40の形成領域をまとめて完全に包含していてもよい。
また、第1導電パターン30と第2導電パターン40との接続が阻害されない範囲において、第2導電パターン40の端部が接合シート80と重なっていてもよい。
図9の例では、第2欠落部81は、接合シート80に形成された切欠形状部である。ただし、第2欠落部81は、接合シート80に形成された開口孔であってもよい。或いは、部品実装基板100は、互いに独立した複数の接合シート80を有しており、それら接合シート80同士の間隙が第2欠落部81となっていてもよい。
なお、第1基板10(第1基材11)の外形形状と、接合シート80の外形形状(第2欠落部81を除く)は、互いに等しくてもよいし、互いに異なっていてもよい。
同様に、第2基板20(第2基材21)の外形形状と、接合シート80の外形形状(第2欠落部81を除く)は、互いに等しくてもよいし、互いに異なっていてもよい。
本実施形態の場合、例えば、第1基板10(第1基材11)、第2基板20(第2基材21)及び接合シート80(第2欠落部81を除く)の外形形状は、互いに等しく、平面視において互いに一致している。
〔第3実施形態〕
次に、図10(a)から図11を用いて第3実施形態を説明する。
本実施形態に係る部品実装基板100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る部品実装基板100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る部品実装基板100と同様に構成されている。
図10(a)及び図10(b)に示すように、本実施形態に係る部品実装基板100は、第1基板10における第2基板20側とは反対側の面(第1基材11の他方の面11b)に沿って配置されている第1不織布層92と、第2基板20における第1基板10側とは反対側の面(第2基材21の他方の面21b)に沿って配置されている第2不織布層91と、を備える。ただし、本発明は、この例に限らず、部品実装基板100は、第1不織布層92と第2不織布層91とのうち一方のみを備えるものでもよい。すなわち、部品実装基板100は、第1不織布層92と第2不織布層91とのうち少なくとも一方を備えている。
部品実装基板100が第1不織布層92と第2不織布層91とのうち少なくとも一方を備えていることにより、第1不織布層92又は第2不織布層91によって液体(例えば水)を吸水保持できるので、液体を第2基材21、第2導電パターン40や粘着層22に対して十分に供給することができる。しかも、液体に溶解した第2基材21、第2導電パターン40、粘着層22の浸み出しを、第1不織布層92又は第2不織布層91によって抑制することができ、使用者の不快感を低減することが可能である。
第1不織布層92、第2不織布層91は、特に、高吸水性(高保水性)のもの(低目付のもの)であることがより好ましい。
第1不織布層92、第2不織布層91は、少なくとも、平面視において欠落部12を包含する領域に配置されていることが好ましい。第1不織布層92、第2不織布層91は、部品実装基板100の全面に亘って配置されていてもよいし、部品実装基板100の一部の領域に選択的に配置されていてもよい。
更に、第1不織布層92における第1基板10側とは反対側の面(図10(a)、図10(b)における下面)と、第2不織布層91における第2基板20側とは反対側の面(図10(a)、図10(b)における上面)と、の少なくとも一方に粘着シート(粘着層94)が設けられている。
これにより、粘着シートを用いて、部品実装基板100を容易に取付対象物に対して取り付けることができる。
本実施形態の場合、第1不織布層92と第2不織布層91とのうち、第1不織布層92に粘着層94が設けられている。
粘着層94は、例えば、剥離シート95付きの両面テープ93の形態で第1不織布層92に設けられている。このようにすることにより、両面テープ93の粘着層94から剥離シート95を剥離することで、粘着層94を用いて部品実装基板100を取付対象物に対して取り付けることができる。
粘着層94は、液体に対して不溶であることが好ましく、このようにすることにより、部品実装基板100が液体に接触しても、部品実装基板100が取付対象物から脱落することを抑制できる。
粘着層94には、欠落部12と対応する第3欠落部93aが形成されている。これにより、第3欠落部93aを介して液体を欠落部12に供給することができ、第2基材21、第2導電パターン40や粘着層22を容易に溶解させることが可能である。
第3欠落部93aは、平面視において欠落部12を完全に包含していることが好ましい。
本実施形態に係る部品実装基板100は、一例として、液体を吸収可能に構成されている吸収性物品(例えば、図11に示す紙オムツ300)に装着される。なお、図11では、紙オムツ300において、着用者の肌と接触する側の面を示している。
着用者が紙オムツ300に排尿し、尿によって第2基材21、第2導電パターン40や粘着層22が溶解すると、これを検知するにより、着用者の排尿を検知することができる。すなわち、部品実装基板100は、紙オムツ300の交換時期を介護者に知らせる排尿センサとして利用される。
紙オムツ300は、例えば図11に示すように、着用者の背側に配置される後部310と、着用者の腹側に配置される前部320と、後部310と前部320とを連結している連結部330と、後部310の側部に形成されている複数の面ファスナー部340と、を備える。面ファスナー部340を介して、後部310と前部320の両側部をそれぞれ連結することによって、紙オムツ300を着用者に装着させることができる。
紙オムツ300において、着用者の肌と接触する側の面には、液体を吸収可能に構成されている吸収体350が形成されている。
吸収体350は、例えば、後部310と、前部320と、連結部330と、に亘って前後方向に延在している。
紙オムツ300が着用者に装着されている状態において、吸収体350は着用者の***部と接触する位置に配置されており、着用者が排尿すると当該尿は吸収体350によって吸収される。
部品実装基板100は、例えば、吸収体350において着用者の肌と接触する側の面に配置されていることが好ましい。
上記の第3欠落部93aの存在により、尿を(身体側ではなく)紙オムツ300側へ排出させることができるため、着用者の不快感を低減することができる。
なお、図10(a)及び図10(b)では、第1実施形態に係る部品実装基板100の構成に加えて、第1不織布層92、第2不織布層91及び粘着層94(両面テープ93)を備える例を示したが、部品実装基板100は、第1実施形態に係る部品実装基板100の構成に加えて、第1不織布層92、第2不織布層91及び粘着層94(両面テープ93)を備えていてもよい。
また、部品実装基板100が装着される吸収性物品は、紙オムツ300に限定されず、例えば、下着に装着される尿パット(不図示)であってもよい。
以上、図面を参照して各実施形態を説明したが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上記においては、実装部品50がRFIDチップである例を説明したが、本発明は、この例に限らず、実装部品50は、その他の電子部品、例えば、コンデンサや抵抗であってもよい。また、部品実装基板100は、例えば、RFIDタグの用途のみならず、NFC(Near Field Communication)に適用してもよい。
また、上記においては、欠落部12が開口孔である例を説明したが、欠落部12は、例えば図12に示すように、第1基材11に形成されている切欠形状部であってもよい。
また、図13に示すように、第1基板10は、複数の部分(例えば、第1部分10A、第2部分10B及び第3部分10Cの3つの部分)に分割されており、これら複数の部分同士の間隙が、欠落部12となっていてもよい。
また、上記においては、第2導電パターン40が、第1導電パターン30における第1部分と、第1導電パターン30において欠落部12を間に挟んで第1部分とは離間している部分である第2部分と、の間に架設されている例を説明したが、本発明は、この例に限らず、第2導電パターン40は第1導電パターン30間に架設されたものではなく、単に第1導電パターン30に連接されたものであってもよい。単純な一例として、図1に示す回路60の左半分が第1導電パターン30により構成され、右半分が第2導電パターン40により構成されている、といったものが挙げられる。
本実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)第1基材と、前記第1基材上に形成されている第1導電パターンと、前記第1導電パターンに対して電気的に接続されている実装部品と、を有する第1基板と、
前記第1基材に対して対向して配置されている第2基材と、前記第2基材上に形成されている第2導電パターンと、を有する第2基板と、
を備え、
前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとで相補的に回路が構成されており、
前記第1基材において前記第2導電パターンと対応する部位は、欠落した欠落部となっており、
前記第2基材は液体に対して可溶である部品実装基板。
(2)前記第2導電パターンにおいて前記欠落部と対向する部位は、前記回路を構成する配線部である(1)に記載の部品実装基板。
(3)前記欠落部は、前記第1基材に形成されている開口孔又は切欠形状部である(1)又は(2)に記載の部品実装基板。
(4)前記第2導電パターンは、前記欠落部を跨いで配置されているとともに、前記第1導電パターンにおける第1部分と、前記第1導電パターンにおいて前記欠落部を間に挟んで前記第1部分とは離間している部分である第2部分と、の間に架設されて、前記第1部分と前記第2部分とを相互に電気的に接続している(1)から(3)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(5)前記第2導電パターンは前記液体に対して可溶であるか、もしくは脆弱化する(1)から(4)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(6)前記第1基材は前記液体に対して不溶である(1)から(5)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(7)前記第1導電パターンは前記液体に対して不溶である(1)から(6)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(8)前記第2基材において、前記第1基材に対向する面には、液体に対して可溶の粘着層が形成されており、
前記粘着層を介して前記第2導電パターンが前記第2基材上に形成されている(1)から(7)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(9)前記第2導電パターンは、前記第2基材上に直に形成されており、
前記第1基板と前記第2基板とは、粘着シート又は接着シートを介して相互に貼り合わされており、
前記第2基材において、前記第2導電パターンの形成領域を包含する領域は、前記粘着シート又は前記接着シートに形成されている第2欠落部を介して、前記欠落部に臨んでいる(1)から(7)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(10)前記第2導電パターンは、ホットメルト特性を有する樹脂を含有しており、前記第1導電パターンに対してホットメルト接合されることによって電気的及び機械的に接続されている(1)から(9)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(11)前記第1導電パターンの端の位置と前記欠落部の端の位置とが一致している(1)から(10)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(12)前記第1導電パターンにおいて、前記欠落部に近接する端が、前記欠落部の端から離間している(1)から(10)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(13)前記第1基板における前記第2基板側とは反対側の面に沿って配置されている第1不織布層と、前記第2基板における前記第1基板側とは反対側の面に沿って配置されている第2不織布層と、のうちの少なくとも一方を備える(1)から(12)のいずれか一項に記載の部品実装基板。
(14)前記第1不織布層における前記第1基板側とは反対側の面と、前記第2不織布層における前記第2基板側とは反対側の面と、の少なくとも一方に粘着シートが設けられている(13)に記載の部品実装基板。
(15)第1基材と、前記第1基材上に形成されている第1導電パターンと、前記第1導電パターンに対して電気的に接続されている実装部品と、を有する第1基板を準備する工程と、
液体に対して可溶の第2基材と、前記第2基材上に形成されている第2導電パターンと、を有する第2基板を準備する工程と、
前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとで相補的に回路が構成されるとともに、前記第1基材において前記第2導電パターンと対応する部位が、欠落した欠落部となるように、前記第1基板と前記第2基板とを相互に組み付ける工程と、
を備える部品実装基板の製造方法。
(16)前記組み付ける工程は、前記第1基板の一部分を打抜き加工により打ち抜いて、前記第1基材に前記欠落部を形成するとともに、前記第1導電パターンを複数の部分に分断する工程の後で行う(15)に記載の部品実装基板の製造方法。
(17)前記打抜き加工における打ち抜き動作の方向は、前記第1基板において前記第2基板と対向する面側から反対面側に向かう方向である(16)に記載の部品実装基板の製造方法。
10 第1基板
10A 第1部分
10B 第2部分
10C 第3部分
11 第1基材
11a 一方の面
11b 他方の面
12 欠落部
12a 端
20 第2基板
21 第2基材
21a 一方の面
21b 他方の面
22 粘着層
30 第1導電パターン
30a、30b 端
31a、31b 広幅部
32a、32b ジグザグ部
33a、33b、34a、34b 直線パターン構成部
35 連結部
36a、36b、37a、37b、38a、38b、39a、39b、301a、301b 環状パターン構成部
40 第2導電パターン
41a、41b、42a、42b、43a、43b ブリッジ部
50 実装部品
60 回路
80 接合シート(粘着シート、接着シート)
81 第2欠落部
91 第2不織布層
92 第1不織布層
93 両面テープ
93a 第3欠落部
94 粘着層
95 剥離シート
100 部品実装基板
110 切断刃
300 紙オムツ
310 後部
320 前部
330 連結部
340 面ファスナー部
350 吸収体

Claims (17)

  1. 材と、前記基材上に形成されている第1導電パターンと、前記第1導電パターンに対して電気的に接続されている実装部品と、を有する基板と
    前記第1導電パターンと相補的に回路を構成している第2導電パターンと
    備え
    前記基材において前記第2導電パターンと対応する部位は、欠落した欠落部となっており
    前記第2導電パターンは、液体に対して可溶であるか、もしくは液体に濡れて脆弱化する部品実装基板。
  2. 前記第2導電パターンにおいて前記欠落部と対向する部位は、前記回路を構成する配線部である請求項1に記載の部品実装基板。
  3. 前記欠落部は、前記基材に形成されている開口孔又は切欠形状部である請求項1又は2に記載の部品実装基板。
  4. 前記第2導電パターンは、前記欠落部を跨いで配置されているとともに、前記第1導電パターンにおける第1部分と、前記第1導電パターンにおいて前記欠落部を間に挟んで前記第1部分とは離間している部分である第2部分と、の間に架設されて、前記第1部分と前記第2部分とを相互に電気的に接続している請求項1から3のいずれか一項に記載の部品実装基板。
  5. 記基材は前記液体に対して不溶である請求項1からのいずれか一項に記載の部品実装基板。
  6. 前記第1導電パターンは前記液体に対して不溶である請求項1からのいずれか一項に記載の部品実装基板。
  7. 前記基材に対して対向して配置されている第2基材を更に備え、
    前記第2基材上に前記第2導電パターンが形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の部品実装基板。
  8. 前記第2基材において、前記基材に対向する面には、液体に対して可溶の粘着層が形成されており、
    前記粘着層を介して前記第2導電パターンが前記第2基材上に形成されている請求項7に記載の部品実装基板。
  9. 前記第2導電パターンは、前記第2基材上に直に形成されており、
    前記基材と前記第2基材とは、粘着シート又は接着シートを介して相互に貼り合わされており、
    前記第2基材において、前記第2導電パターンの形成領域を包含する領域は、前記粘着シート又は前記接着シートに形成されている第2欠落部を介して、前記欠落部に臨んでいる請求項7に記載の部品実装基板。
  10. 前記基材における前記第2基材側とは反対側の面に沿って配置されている第1不織布層と、前記第2基材における前記基材側とは反対側の面に沿って配置されている第2不織布層と、のうちの少なくとも一方を備える請求項からのいずれか一項に記載の部品実装基板。
  11. 前記第1不織布層における前記基材側とは反対側の面と、前記第2不織布層における前記第2基材側とは反対側の面と、の少なくとも一方に粘着シートが設けられている請求項1に記載の部品実装基板。
  12. 前記第2導電パターンは、ホットメルト特性を有する樹脂を含有しており、前記第1導電パターンに対してホットメルト接合されることによって電気的及び機械的に接続されている請求項1から11のいずれか一項に記載の部品実装基板。
  13. 前記第1導電パターンの端の位置と前記欠落部の端の位置とが一致している請求項1から1のいずれか一項に記載の部品実装基板。
  14. 前記第1導電パターンにおいて、前記欠落部に近接する端が、前記欠落部の端から離間している請求項1から1のいずれか一項に記載の部品実装基板。
  15. 第1基材と、前記第1基材上に形成されている第1導電パターンと、前記第1導電パターンに対して電気的に接続されている実装部品と、を有する第1基板を準備する工程と、
    液体に対して可溶の第2基材と、前記第2基材上に形成されている第2導電パターンと、を有する第2基板を準備する工程と、
    前記第1導電パターンと前記第2導電パターンとで相補的に回路が構成されるとともに、前記第1基材において前記第2導電パターンと対応する部位が、欠落した欠落部となるように、前記第1基板と前記第2基板とを相互に組み付ける工程と、
    を備える部品実装基板の製造方法。
  16. 前記組み付ける工程は、前記第1基板の一部分を打抜き加工により打ち抜いて、前記第1基材に前記欠落部を形成するとともに、前記第1導電パターンを複数の部分に分断する工程の後で行う請求項15に記載の部品実装基板の製造方法。
  17. 前記打抜き加工における打ち抜き動作の方向は、前記第1基板において前記第2基板と対向する面側から反対面側に向かう方向である請求項16に記載の部品実装基板の製造方法。
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