JP7491037B2 - 画像販売システム - Google Patents

Description

本発明は、画像販売システムに関する。

マラソンやスポーツ大会、学校行事等のイベントでプロカメラマンが撮影した写真を販売するサービスが知られている。プロカメラマンが撮影した画像データは、ネットワークを介して写真販売システムにアップロードされる。顧客は、アップロードされた画像を閲覧し、好みの写真を選択して購入することができる。購入した画像は、データがダウンロード可能となったり、印刷物が顧客へ配送されたりする。

写真販売システムでは、事前に通知されているＩＤやパスワードを入力してログインした後は、全ての画像が購入可能となっている。そのため、本人ではない画像、例えば、仮装などで目立つ衣装で大会に出場した選手の画像や、学校行事に参加している著名人の家族の画像を購入し、不正に転売等する行為があり、これを抑制することが求められている。

特開２００１－３２５０８２号公報 特開２０１４－１０７８８号公報

本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、本人以外の画像の購入を制限可能な画像販売システムを提供することを課題とする。

本発明による画像販売システムは、複数の販売画像を記憶する記憶部と、検索対象人物が写った検索用画像をユーザ端末から受信する画像受信部と、前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像を用いて顔検索を行い、前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む販売画像を抽出する検索部と、前記ユーザ端末から少なくとも１つの前記販売画像の購入選択を受け付けると、購入可否を判定する購入可否判定部と、を備え、前記購入可否判定部は、購入選択された販売画像が、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む場合、購入可と判定し、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態がダウンロードデータの場合、購入不可と判定するものである。

本発明の一態様による画像販売システムは、前記購入可否判定部が購入不可と判定した販売画像、及び前記検索用画像を管理者端末へ送信し、管理者に購入可否を問い合わせる問合せ部をさらに備える。

本発明の一態様による画像販売システムにおいて、前記購入可否判定部は、購入選択された販売画像が、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態が印画物の場合、購入可と判定する。

本発明の一態様による画像販売システムにおいて、前記購入可否判定部は、購入選択された販売画像が、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態が印画物の場合、印画物の種類及び購入枚数に基づいて購入可否を判定する。

本発明の一態様による画像販売システムにおいて、前記記憶部は、前記印画物の種類毎の購入可能な上限数量を規定した判定条件を記憶し、前記購入可否判定部は、前記判定条件を参照して購入可否を判定する。

本発明の一態様による画像販売システムは、前記ユーザ端末から受信した画像に透かし文字が入っている場合、この画像の検索用画像としての登録を拒否する。

本発明の一態様による画像販売システムは、前記検索用画像の登録後に、前記販売画像の閲覧ページを前記ユーザ端末へ送信する。

本発明の一態様による画像販売システムにおいて、前記記憶部は、購入制限顔画像をさらに記憶し、前記閲覧ページは、前記購入制限顔画像に類似する顔を含む販売画像の少なくとも一部を含まない。

本発明の一態様による画像販売システムにおいて、前記購入可否判定部は、前記ユーザ端末から購入選択された販売画像が、前記購入制限顔画像に類似する顔を含む場合、購入選択した販売画像に購入制限が設定されていることを通知する。

本発明によれば、本人以外の画像の購入を制限できるため、本人ではない画像を転売目的で購入する行為を抑制できる。

本発明の実施形態に係る画像販売システムの概略図である。 同実施形態に係るサーバの概略構成図である。 画像処理プログラムを実行することで実現される機能ブロック図である。 画像販売方法を説明するフローチャートである。 （ａ）（ｂ）は登録画像の例を示す図である。 写真一覧画面の例を示す図である。 購入画面の例を示す図である。 （ａ）（ｂ）は問合せ画面の例を示す図である。 購入画面の例を示す図である。 購入画面の例を示す図である。 画像購入制限情報の例を示す図である。 別の実施形態に係るサーバの概略構成図である。 写真一覧画面の例を示す図である。 購入画面の例を示す図である。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

図１は、本発明の実施形態に係る画像販売システムの概略図である。画像販売システムは、画像販売用のウェブサイトを提供する画像管理装置としてのサーバ１、画像の登録や画像販売の可否を判定するために管理者が使用する管理者端末２などを有する。販売する画像は、例えば、カメラマンが、スポーツ大会や学校行事等のイベントを撮影した画像である。画像を購入するユーザは、イベントに参加した本人や参加者の親などである。

ユーザは、スマートフォンやＰＣ等のユーザ端末４を用いて画像販売サイトにアクセスし、自分又は家族等の検索対象人物が写っている画像（検索用画像）をアップロードして登録する。画像登録により販売画像が閲覧できるようになる。ユーザは、登録した画像を用いた顔検索により、販売画像の中から、自分が写っている画像を絞り込むことができる。ユーザは、検索結果の中から、購入する画像を選択する。

また、ユーザは、画像一覧から、購入する画像を選択することができる。但し、顔検索による検索結果に含まれていない画像の購入については、一定の制限が課せられている。画像の購入制限については後述する。

ユーザが、購入画像を選択し、決済処理を行うと、画像データをダウンロードしたり、プリント物の注文を行ったりすることができる。サーバ１は、プリント物の注文を受け付けると、購入された画像のデータを工場５へ送信する。工場５で製造されたプリント物６はユーザの元へ配送される。プリント物６は、例えば、Ｌサイズや２Ｌサイズの写真、Ａ４サイズのポスター等である。

図２に示すように、サーバ１は、ＣＰＵ１０（中央演算処理装置）、記憶部１１、及び通信部１２等を有するコンピュータである。通信部１２は、管理者端末２やユーザ端末４との通信処理を行い、データの送受信を行う。通信部１２は、管理者端末２から販売する画像のデータを受信し、記憶部１１に格納する。

通信部１２は、画像販売サイトのページ情報をユーザ端末４へ送信する。また、通信部１２は、ユーザ端末４から購入画像の選択を受け付けたり、決済情報を受信したりする。

記憶部１１は、フラッシュメモリ、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ－ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、ハードディスク等の組み合わせであり、販売画像の画像データ、画像処理プログラム、顔検索用にユーザ端末４から受信した検索用画像、会員情報、画像購入制限情報等を記憶する。

会員情報は、サーバ１が提供する画像販売サイトを利用する会員の情報であり、画像販売サイトにログインするためのＩＤやパスワード、氏名、住所等を含む。画像購入制限情報は、販売画像毎に、購入が制限（禁止）されている会員のＩＤを対応付けた情報を含む。また、画像購入制限情報は、ユーザによる画像購入可否を判定するための判定条件を含む。判定条件については後述する。

ＣＰＵ１０が画像処理プログラムを実行することで、図３に示すように、認証処理部１００、画像受信部１０１、閲覧ページ生成部１０２、検索部１０３、購入可否判定部１０４、問合せ部１０５、販売処理部１０６及び管理部１０７の機能が実現される。各部の処理は後述する。

次に、この画像販売システムを用いた画像販売方法を図４に示すフローチャートに沿って説明する。

ユーザがユーザ端末４を用いて画像販売サイトにアクセスすると、ＩＤやパスワードの入力が求められる。ユーザがＩＤやパスワードを入力すると、認証処理部１００が、記憶部１１に格納されている会員情報を参照し、認証処理を行う（ステップＳ１）。

認証後、サーバ１は、ユーザ端末４に対し、顔検索用の画像登録を要求する。ユーザは、ユーザ端末４内にある、自分又は家族等の検索対象人物が写っている画像（検索用画像）をアップロードして登録する（ステップＳ２）。サーバ１の画像受信部１０１は、ユーザ端末４から受信した検索用画像を記憶部１１に格納する。

例えば、ユーザは、図５（ａ）に示すような検索対象人物が写っている画像を登録する。兄弟など複数のイベント参加者がいた場合は、図５（ｂ）に示すように、複数の検索対象人物が写っている画像を登録してもよい。

検索用画像の登録後、閲覧ページ生成部１０２が、販売画像の一覧画面を生成し、ユーザ端末４へ送信する。例えば、ユーザ端末４には、図６に示すような一覧画面が表示される。画像Ｇは、登録されている検索用画像である。

ユーザが顔検索ボタンＢ１を押すと、検索部１０３が画像解析を行い、販売画像の中から、検索用画像に含まれる検索対象顔画像に類似している顔画像を含む販売画像（類似画像）を検索・抽出する（ステップＳ３）。図５（ｂ）に示すように複数の検索対象人物が写っている検索用画像が登録されている場合、検索部１０３は、検索用画像に含まれる複数の検索対象顔画像のうち、少なくともいずれか１つの検索対象顔画像に類似している顔画像を含む販売画像を検索・抽出する。

例えば、検索部１０３は、各販売画像に写っている顔を検出し、検出した顔と検索対象顔画像との類似度を公知の方法で計算し、算出した類似度が所定値以上の場合、類似画像と判定する。閲覧ページ生成部１０２が、検索結果の一覧画面を含む閲覧ページを生成し、ユーザ端末４へ送信する。

ユーザは、ユーザ端末４で検索結果を閲覧し、検索結果の中から購入したい画像を選択し、ボタンＢ３を押す（ステップＳ４）。ボタンＢ３を押すと、図７に示す購入画面（カート画面）に商品が追加されるようになっている。例えば、画像の購入形態としては、データ（ダウンロード用データ）、写真、ポスターがある。写真やポスターを選択した場合は、購入数も入力する。

閲覧ページでボタンＢ２を押すと、全画像の一覧画面になる。ユーザは、全画像一覧からも同様にボタンＢ３を押して購入したい画像を選択できる。

購入画像の選択後、ユーザが決済ボタンＢ４を押すと、サーバ１の購入可否判定部１０４が、選択された画像の購入可否を判定する。

購入可否判定部１０４は、選択された画像が全て顔検索の検索結果に含まれている場合、購入可と判定し、決済処理へ進む（ステップＳ５＿Ｙｅｓ）。ユーザ本人が写っている画像のみを購入するためである。

選択された画像に顔検索の検索結果に含まれていない画像がある場合（ステップＳ５＿Ｎｏ）、購入可否判定部１０４は、以下の表１に示すような判定条件を参照して、購入可否を判定する。判定条件内の印画物の種類毎の購入可能上限数量は、管理者が写真販売イベント毎に任意に設定可能である。

顔検索の検索結果に含まれていない選択画像について、ユーザがデータの購入を希望する場合（ステップＳ６＿Ｙｅｓ）、購入可否判定部１０４は、この画像を購入不可と判定する。デジタルコンテンツが購入されると、ＳＮＳで拡散されるなど、不正利用された場合のリスクが大きいため、顔検索の検索結果に含まれていない画像、すなわちユーザ本人が写っていないと考えられる画像のデータは購入不可とする。

例えば、ユーザ端末４には、図７に示すような購入画面が表示される。商品Ｎｏ．４の画像が、顔検索の検索結果に含まれておらず、かつデータの購入を希望するものであり、購入不可を示す警告マークが付される。

顔検索の検索結果に含まれていない選択画像であっても、Ｌサイズの写真、２０枚以下の２Ｌサイズの写真、及び１０枚以下のＡ４ポスターについては、購入可否判定部１０４は購入可と判定し、決済処理へ進む（ステップＳ６＿Ｎｏ、Ｓ７＿Ｎｏ、Ｓ８＿Ｎｏ）。印画物は不正に購入されても、インターネットなどで容易に拡散されないためである。ただし、ポスターの購入枚数が１１枚以上の場合や（ステップＳ６＿Ｎｏ、ステップＳ７＿Ｙｅｓ）、２Ｌサイズの写真の購入枚数が２１枚以上の場合は（ステップＳ６＿Ｎｏ、ステップＳ７＿Ｎｏ、ステップＳ８＿Ｙｅｓ）、不正転売のおそれがあるため、データと同様に、購入可否判定部１０４は購入不可と判定する。

購入不可と判定された画像（商品）について、ユーザは管理者に問合せすることができる（ステップＳ９）。例えば、図７に示す購入画面のボタンＢ５を押すと、サーバ１の問合せ部１０５が、図８（ａ）（ｂ）に示すような問合せ画面を生成し、ユーザ端末４に表示させる。ユーザは、記入欄Ｒに購入希望理由を入力する。入力後、ユーザは、ボタンＢ７を押す。

問合せ部１０５は、ユーザの登録画像、購入不可と判定された画像、購入可と判定された画像、購入希望理由等を管理者端末２へ送信する。管理者は、登録画像、購入不可と判定された画像、購入可と判定された画像等を目視で比較し、本人が写っているか否か確認する（ステップＳ１０）。

例えば、本人の顔が一部隠れていたり、横顔しか写っていなかったりして、顔検索では検出されなかった画像の場合、管理者は、購入不可と判定された画像と登録画像とを比較し、ユーザ本人が写っているか確認する。また、例えば、本人の後ろ姿しか写っていないために顔検索では検出されなかった画像の場合、管理者は、購入可と判定された他の画像と購入不可と判定された画像とを比較し、服装や背番号等から、ユーザ本人が写っているか確認する。

ユーザ本人が写っていると確認できた場合、管理者は、購入可否判定部１０４により購入不可と判定された画像を購入可に変更する（ステップＳ１１＿Ｙｅｓ）。この場合、ユーザ端末４には、図９に示すような購入画面が表示される。ユーザがボタンＢ６を押すと、販売処理部１０６が決済処理を行う（ステップＳ１４）。決済処理後、サーバ１は、購入された画像データをダウンロード可能にしたり、プリント注文内容を工場５へ転送したりする。

ユーザ本人が写っていると確認できない場合、管理者は、画像を購入不可のままにし、購入希望リストから削除する（ステップＳ１１＿Ｎｏ、Ｓ１２）。この場合、ユーザ端末４には、図１０に示すような購入画面が表示される。

管理者による判定結果に応じて、サーバ１の管理部１０７は、画像購入制限情報を更新する（ステップＳ１３）。例えば、画像購入制限情報は、図１１に示すように、画像毎に、購入ＮＧのユーザの会員ＩＤを紐付けたテーブルになっている。管理部１０７は、ユーザ本人が写っていないと管理者によって確認された画像に対し、このユーザの会員ＩＤを登録する。図１１に示す例では、会員番号０００２のユーザは、今後、商品Ｎｏ．４の画像のデータ等の購入は自動で拒否されるようになる。

このように、本実施形態によれば、本人が写っていない画像の購入を制限し、転売目的で購入する行為を抑制できる。

図６の一覧画面でサムネイル表示される画像には、「Ｓａｍｐｌｅ」等の透かしが入っている。ステップＳ２でユーザ端末４からアップロードされた検索用画像に「Ｓａｍｐｌｅ」等の透かし文字が入っている場合、サーバ１は検索用画像としての登録を拒否する。

例えば、ユーザが、本人の写っていない画像のデータ購入を画策し、一覧画面で購入目的の画像をユーザ端末４のカメラで撮影し、撮影画像を検索用画像として再度登録することが考えられる。「Ｓａｍｐｌｅ」等の透かしが入っている画像を検索用画像として登録できないようにすることで、このような不正行為を防止できる。

上記実施形態では、検索用画像の登録後、顔検索を行う例について説明したが、顔検索を行わずに購入画像の選択を行ってもよい。その場合、選択された画像が類似画像であるか否か判定する。全ての選択画像が類似画像である場合は、決済処理へ進む。類似画像でない選択画像がある場合は、図４のステップＳ６以降の処理を行う。

上記実施形態では、サーバ１が顔検索を行う例について説明したが、検索処理を外部の解析端末（図示略）で行ってもよい。

上記実施形態では、検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まない画像を購入する際に、データでの購入を不可としたり、印画物の購入数に上限を設けたりする例について説明したが、この手法では、ユーザが画像を選択してカートに入れた後に購入制限が設定されていることが分かるため、ユーザの手間が無駄になることがある。

このような状況は、マラソン大会などのイベントに、ゲストランナーとして芸能人などの著名人が出走し、大会後、ユーザが、自身は写っていないが、ゲストランナーが写っている画像を購入しようとする際に、特に生じやすい。

そこで、著名人が写っている画像については、画像をカートに入れる前に購入制限の内容が表示されたり、画像一覧に表示されないようにしたりすることが好ましい。

この場合、管理者は、ゲストランナーや所属事務所等から、購入制限を設定する人物の顔画像（購入制限顔画像）のデータを受け取り、図１２に示すように、サーバ１の記憶部１１に格納する。

購入制限顔画像に類似する顔画像を含む販売画像に対し、購入制限が設定される。但し、購入制限顔画像との類似度が低い顔画像を含む販売画像や、購入制限顔画像が小さく写っている販売画像にまで購入制限を設定するのは好ましくない。そのため、管理者は、以下の表２に示すような、購入制限顔画像に類似する顔画像を含む販売画像のうち、購入制限を設定する販売画像を絞り込むための絞り込み条件を事前に設定しておく。

絞り込み条件の顔の大きさについては「縦〇ピクセル以上“又は”横〇ピクセル以上」としてもよい。あるいは「縦〇ピクセル以上」でなく「顔の縦サイズが、画像全体の縦サイズに対し〇％以上」としてもよい。

サーバ１が管理者端末２から検索指示を受け取ると、検索部１０３が画像解析を行い、販売画像の中から、購入制限顔画像に類似している顔画像を含む販売画像を検索・抽出する。また、検索部１０３は、表２に示すような絞り込み条件を用いて、抽出した販売画像を絞り込む。絞り込まれた販売画像に対して購入制限が設定される。例えば、以下の表３に示すような購入制限が設定される。

購入制限は、絞り込まれた販売画像毎に個別に設定（販売画像毎に異なる内容を設定）してもよいし、絞り込まれた全ての販売画像に対し、同じ内容を一括設定してもよい。設定された購入制限の内容は、画像購入制限情報に登録される。

購入制限の設定登録後に、画像販売を開始する。

ユーザがユーザ端末４を用いて画像販売サイトにアクセスし、認証を行い、自分又は家族等の検索対象人物が写っている画像（検索用画像）をアップロードして登録する。検索用画像の登録後、閲覧ページ生成部１０２が、画像購入制限情報を考慮して販売画像の一覧画面を生成し、ユーザ端末４へ送信する。この一覧画面には、表３の購入制限で「サイト掲載“不可”」と設定された販売画像は表示されない。

ユーザは、一覧画面の中から購入したい画像を選択し、カートに追加する。このとき、選択した画像が、購入制限の設定がされている画像である場合、購入可否判定部１０４により、図１３に示すように、購入制限の内容が表示される。ユーザが購入制限の内容を承認すると、選択した画像がカートに追加される。

図１４に示すように、購入画面（カート画面）で、カートに追加した画像の購入形態や購入数を入力する。購入制限により購入数の上限が設定されている画像について、ユーザが上限を超える購入数を入力した場合、購入可否判定部１０４により、購入制限の内容が表示される。ユーザは、表示内容に従って購入数を変更する。

購入内容が確定すると、販売処理部１０６が決済処理を行い、購入手続きが完了する。

ゲストランナー等の購入制限顔画像を含む販売画像をカートに追加する時だけでなく、本人が写っていない画像をカートに追加する時にも「この画像は、データ購入や印画物の購入数に制限があります」というアラートを表示するようにしてもよい。

本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

１ サーバ
２ 管理者端末
４ ユーザ端末
１０ ＣＰＵ
１１ 記憶部
１２ 通信部
１００ 認証処理部
１０１ 画像受信部
１０２ 閲覧ページ生成部
１０３ 検索部
１０４ 購入可否判定部
１０５ 問合せ部
１０６ 販売処理部
１０７ 管理部

Claims (8)

1. 複数の販売画像を記憶する記憶部と、
   検索対象人物が写った検索用画像をユーザ端末から受信する画像受信部と、
   前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像を用いて顔検索を行い、前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む販売画像を抽出する検索部と、
   前記ユーザ端末から少なくとも１つの前記販売画像の購入選択を受け付けると、購入可否を判定する購入可否判定部と、
   を備え、
   前記購入可否判定部は、購入選択された販売画像が、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む場合、購入可と判定し、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態がダウンロードデータの場合、購入不可と判定し、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態が印画物の場合、購入可と判定することを特徴とする画像販売システム。
2. 複数の販売画像を記憶する記憶部と、
   検索対象人物が写った検索用画像をユーザ端末から受信する画像受信部と、
   前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像を用いて顔検索を行い、前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む販売画像を抽出する検索部と、
   前記ユーザ端末から少なくとも１つの前記販売画像の購入選択を受け付けると、購入可否を判定する購入可否判定部と、
   を備え、
   前記購入可否判定部は、購入選択された販売画像が、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む場合、購入可と判定し、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態がダウンロードデータの場合、購入不可と判定し、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態が印画物の場合、印画物の種類及び購入枚数に基づいて購入可否を判定することを特徴とする画像販売システム。
3. 前記記憶部は、前記印画物の種類毎の購入可能な上限数量を規定した判定条件を記憶し、
   前記購入可否判定部は、前記判定条件を参照して購入可否を判定することを特徴とする請求項２に記載の画像販売システム。
4. 複数の販売画像を記憶する記憶部と、
   検索対象人物が写った検索用画像をユーザ端末から受信する画像受信部と、
   前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像を用いて顔検索を行い、前記検索用画像内の前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む販売画像を抽出する検索部と、
   前記ユーザ端末から少なくとも１つの前記販売画像の購入選択を受け付けると、購入可否を判定する購入可否判定部と、
   を備え、
   前記購入可否判定部は、購入選択された販売画像が、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含む場合、購入可と判定し、前記検索対象人物の顔画像と類似する顔を含まず、かつ購入形態がダウンロードデータの場合、購入不可と判定し、
   前記ユーザ端末から受信した画像に透かし文字が入っている場合、この画像の検索用画像としての登録を拒否することを特徴とする画像販売システム。
5. 前記購入可否判定部が購入不可と判定した販売画像、及び前記検索用画像を管理者端末へ送信し、管理者に購入可否を問い合わせる問合せ部をさらに備えることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の画像販売システム。
6. 前記検索用画像の登録後に、前記販売画像の閲覧ページを前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載の画像販売システム。
7. 前記記憶部は、購入制限顔画像をさらに記憶し、
   前記閲覧ページは、前記購入制限顔画像に類似する顔を含む販売画像の少なくとも一部を含まないことを特徴とする請求項６に記載の画像販売システム。
8. 前記購入可否判定部は、前記ユーザ端末から購入選択された販売画像が、前記購入制限顔画像に類似する顔を含む場合、購入選択した販売画像に購入制限が設定されていることを通知することを特徴とする請求項７に記載の画像販売システム。

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