JP7486966B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードウェアキーを有する入力装置を外付けで接続可能な画像形成装置に関する。
従来、例えば電子写真方式の画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複数の機能を有する複合機等として広く応用されている。このような画像形成装置において、ユーザが画像形成枚数やファクシミリ番号などの数値の入力、あるいは画像形成処理の開始や停止などの処理の入力を行うために、例えば、装置本体の前側上部に情報を表示及び入力可能な操作部(表示部)が設けられている。このような操作部としては、例えば、表示画面に入力キー(ソフトウェアキー)が表示されるタッチパネルと、テンキーやスタートやストップなどのハードウェアキーとを備えるものが普及している。ハードウェアキーは、例えばタッチパネルに隣接して配置されている。
操作部が設けられた画像形成装置では、コピーの枚数やファクシミリの宛先番号(電話番号/FAX番号)を入力する際には、例えば、タッチパネルに0から9までの数値を有するソフトウェアキーとしてのテンキー部が表示されている。ユーザは、コピーの枚数やファクシミリの宛先番号を入力する際にタッチパネルのテンキー部にタッチ操作することで、コピー枚数の設定の入力や宛先番号の入力を画像形成装置に対して行うことができる。タッチパネルに表示された数字がユーザによってタッチ操作されると、制御部はタッチパネルからユーザがタッチした部分の座標データを取得し、その座標データを数値情報に変換し、それに応じた所定の動作を実行する。
しかしながら、タッチ操作によって数値入力を受け付けるタッチパネルにおいて、入力を行う際に、ユーザは物理的な押下感を感じることができない。このため、ユーザはタッチパネルの表示画面を見ながら一文字ずつ入力を確認しながらの入力操作となってしまうことから、操作性の向上が望まれていた。これを解決するために、物理的なハードウェアキーからなる数値キー部を有する入力装置(例えば、テンキーユニットやフルキーボードユニット)を、外付けで接続可能な画像形成装置が開発されている(特許文献1参照)。この画像形成装置に対して、ユーザは入力装置を外付けで接続し、入力装置の数値キー部のハードウェアキーを押し下げることにより、所定のキーコードが出力され、コピー枚数やファクシミリの宛先番号等を入力することができる。
例えば、入力装置であるテンキーユニットは、ノート型のPersonal Computer(PC)に対して用いられることが多い。この場合、ユーザは、テンキーユニットを用いて数値入力やPCの画面に表示されたカーソル移動の操作をすることができる。また、テンキーユニットのNumLockキーの操作によりNumLockをオン状態にすることで数値入力モードを選択し、NumLockをオフ状態にすることでカーソル移動モードを選択することができる。
また、このようなテンキーユニットでは、ユーザがNumLockのオンオフ状態を容易に認識できるように、例えば、NumLockのオンオフ状態を表示するNumLockLED(光源、発光部)が設けられている。この場合、NumLockキーが操作されると、そのキーコードがPCに入力され、PCは入力モードを数値入力モード又はカーソル移動モードに切り換える。これと共に、PCは、NumLockの状態が操作されたことに応じて、数値入力モードであればNumLockLEDを点灯し、カーソル移動モードであればNumLockLEDを消灯する。このようにして、NumLockLEDの点灯状態を切り換えるようにテンキーユニットの制御部への通信を行う。
特開2014-22927号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の画像形成装置のように、画像形成装置の専用の入力装置以外の入力装置、所謂汎用の入力装置が外付けで接続された場合、種々の課題が発生する場合があった。
本発明は、画像形成装置に汎用の入力装置が接続された場合の種々の課題を解決することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、ユーザが押下することで0~9の数値情報をそれぞれ入力可能な複数の数値キーが電卓型の配列で配置される数値キー部を含む複数のハードウェアキーと、前記複数のハードウェアキーそれぞれに対応したキー信号を出力する出力部と、表示画面を有する情報処理装置に接続された場合に前記情報処理装置が前記出力部からの前記キー信号を処理する際の条件を数値に関する情報として処理する第1の処理条件と前記表示画面に表示されたカーソルを移動させる情報として処理する第2の処理条件とに選択的に切換可能な切換キーと、点灯することによって前記情報処理装置に前記第1の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能であって非点灯となることによって前記情報処理装置に前記第2の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能な発光部と、を有する入力装置を接続可能な画像形成装置であって、原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部の読取結果に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、ソフトウェアキーとして前記画像読取部に対して画像の読取の開始を指示するためのソフトウェア実行キーを表示可能な操作パネルと、前記入力装置を接続可能な接続部と、前記発光部が点灯した状態を維持するように前記入力装置を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、ユーザが押下することで0~9の数値情報をそれぞれ入力可能な複数の数値キーが電卓型の配列で配置される数値キー部を含む複数のハードウェアキーと、前記複数のハードウェアキーそれぞれに対応したキー信号を出力する出力部と、表示画面を有する情報処理装置に接続された場合に前記情報処理装置が前記出力部からの前記キー信号を処理する際の条件を数値に関する情報として処理する第1の処理条件と前記表示画面に表示されたカーソルを移動させる情報として処理する第2の処理条件とに選択的に切換可能な切換キーと、点灯することによって前記情報処理装置に前記第1の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能であって非点灯となることによって前記情報処理装置に前記第2の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能な発光部と、を有する入力装置を接続可能な画像形成装置であって、原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部の読取結果に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、ソフトウェアキーとして前記画像読取部に対して画像の読取の開始を指示するためのソフトウェア実行キーを表示可能な操作パネルと、前記入力装置を接続可能な接続部と、前記入力装置が前記接続部に接続されたことに応じて前記発光部を点灯させるように前記入力装置を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、ユーザが押下することで0~9の数値情報をそれぞれ入力可能な複数の数値キーが電卓型の配列で配置される数値キー部を含む複数のハードウェアキーと、前記複数のハードウェアキーそれぞれに対応したキー信号を出力する出力部と、表示画面を有する情報処理装置に接続された場合に前記情報処理装置が前記出力部からの前記キー信号を処理する際の条件を数値に関する情報として処理する第1の処理条件と前記表示画面に表示されたカーソルを移動させる情報として処理する第2の処理条件とに選択的に切換可能な切換キーと、点灯することによって前記情報処理装置に前記第1の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能であって非点灯となることによって前記情報処理装置に前記第2の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能な発光部と、を有する入力装置を接続可能な画像形成装置であって、原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部の読取結果に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、ソフトウェアキーとして前記画像読取部に対して画像の読取の開始を指示するためのソフトウェア実行キーを表示可能な操作パネルと、前記入力装置を接続可能な接続部と、前記キー信号を受け付ける受付部と、処理条件に基づいて前記受付部が受け付けたキー信号を処理する処理部と、前記発光部が点灯しているか否かに関わらず前記受付部が受け付けた前記キー信号を数値に関する情報として処理するための条件を前記処理条件として前記処理部に設定する設定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置に汎用の入力装置が接続された場合の種々の課題を解決することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置に接続可能な汎用テンキーユニットの平面図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の汎用テンキーユニットの制御ブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の専用テンキーユニットの平面図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の専用テンキーユニットの制御ブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置にテンキーユニットを接続した場合の判定処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る画像形成装置に汎用テンキーユニットを接続した場合の動作の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像形成装置に汎用テンキーユニットを接続した場合の動作の手順を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図1~図8を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態では、各図に示すように、画像形成装置1に向かって手前側を前側F、奥側(背側)を後側B、左側をL、右側をR、上側をU、下側をDとして表している。また、画像形成装置1は、ユーザは前側Fから後側Bを向いて位置して各種の操作を行う構成になっている。
本実施形態では、画像形成装置1の一例として、タンデム型のフルカラープリンタについて説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置1に搭載されることには限られず、他の方式の画像形成装置に搭載されるものであってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。あるいは、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施することができる。
<画像形成装置>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、画像形成装置本体(以下、装置本体という)10を備えている。装置本体10は、画像読取部20と、シート給送部21と、画像形成部22(図2参照)と、シート排出部23と、制御部30(図2参照)と、操作部50と、を備えている。尚、記録材であるシートは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
画像読取部20は、例えば、フラットベッドスキャナ装置であり、鉛直方向において装置本体10の上部に設けられている。画像読取部20は、原稿載置台としての不図示のプラテンガラスと、プラテンガラスに載置された原稿に光を照射する不図示の光源と、反射光をデジタル信号に変換する不図示のイメージセンサ等を備え、原稿の画像を読み取る。シート給送部21は、装置本体10の下部に配置されており、記録紙等のシートを積載して収容するシートカセット21a,21bを備え、シートを画像形成部22(図2参照)に給送する。
画像形成部22は、装置本体10の内部に設けられ、いずれも不図示の現像装置及び像担持体としての感光ドラムを有する画像形成ユニット、トナーボトル、中間転写ユニット、二次転写部、定着装置等を有している。画像形成部22は、シート給送部21から給送されたシートに対して、制御部30からの画像情報や、画像読取部20の読取結果に基づいて記録媒体に画像を形成可能である。シート排出部23は、シートを装置本体10に形成された不図示の排出口の下流側に配置された排出トレイ24を備えている。排出トレイ24は、フェイスダウントレイになっており、排出口から排出されたシートを積載する。また、画像読取部20と排出トレイ24との間の空間は、胴内空間部11を構成している。胴内空間部11は、鉛直方向において画像読取部20よりも下方に設けられ、画像形成部22によって画像が形成された記録媒体を排出する排出部の一例である。操作部50は、鉛直方向において胴内空間部11よりも上方に設けられている。
<制御部>
図2に示すように、制御部30はコンピュータにより構成され、例えばCPU31と、データを一時的に記憶するRAM32と、各部を制御するプログラムを記憶するROM33及びHDD34とを備えている。本実施形態では、制御部30は、システムバス30aと画像バス30bとを有し、CPU31、RAM32、ROM33、HDD34はいずれもシステムバス30aに接続されている。CPU31は、画像形成装置1の全体を統括的に制御するプロセッサであり、システムコントローラの主体である。CPU31は、例えば、画像形成される画像データの画像処理や、ネットワーク制御を行う他、画像形成部22に画像形成の指示を出力すると共に、操作部50と情報を送受信することによって画像形成処理を制御する。
RAM32は、CPU31が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあり、CPU31の主メモリやワークエリア等として機能する。RAM32には、画像形成装置1内の設定情報や各処理を行った時のジョブログや操作ログなどが格納される。ROM33には、シートに画像を形成するための画像形成制御シーケンス等が記憶される。本実施形態では、ROM33は、例えばブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD34は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェア、アプリケーション、画像データなどを格納する。
制御部30は、いずれもシステムバス30aに接続される操作部入出力回路(I/F)35と、ネットワーク入出力回路(I/F)36と、モデム37と、SRAM38と、RTC39と、外部入出力回路(I/F)40と、を有している。操作部入出力回路35は、後述する操作部50への画像データの送信や、操作部50からの各種通信を行うと共に、操作部50からユーザが入力した情報をCPU31に入力する。
ネットワーク入出力回路36は、ネットワーク90に接続し、情報の入出力を行う。また、モデム37は公衆回線91に接続し、電話回線を介してデータを送受信可能な通信部の一例であるファクシミリ通信部として機能し、情報の入出力を行う。これにより、制御部30は、CPU31の指示の下、ネットワーク入出力回路36によりネットワーク90を介して、あるいはモデム37により公衆回線91を介して、接続された他のPCやサーバと通信可能である。即ち、画像形成装置1は、ネットワーク90や公衆回線91と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
SRAM38は、高速動作可能な不揮発性の記憶媒体である。RTC39は、リアルタイムクロックであり、制御部30に電源が入っていない状態でも現在の時刻をカウントし続ける処理を行う。外部入出力回路40は、USB等の汎用入出力回路であり、汎用のPCや、メモリデバイス、後述する汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70を、USB規格のUSBコネクタ40a及びUSBポート(接続部)12を介して接続する。尚、USBは、Universal Serial Busの略称である。USBポート12は、例えば、装置本体10に汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70を設置する後述する設置面13(図1参照)の側面や前面、あるいは操作部50の側面などに設置されたUSB規格のコネクタである。USBポート12には、汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70を接続可能である。
制御部30は、画像バス入出力回路(I/F)41を有している。画像バス入出力回路41は、システムバス30aと画像データを高速で転送する画像バス30bとを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス30bは、例えば、PCIバス又はIEEE1394で構成されている。
制御部30は、いずれも画像バス30bに接続されるデバイス入出力回路(I/F)42と、RIP部43と、スキャナ画像処理部44と、プリンタ画像処理部45と、暗号処理部46と、復号処理部47とを有している。デバイス入出力回路42は、画像読取部20や画像形成部22を制御部30に接続し、画像データの同期系及び非同期系の変換を行う。RIP部43は、ラスターイメージプロセッサであり、PDLデータをビットマップイメージに展開する。スキャナ画像処理部44は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部45は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。暗号処理部46は、画像データを含む入力データの暗号化処理を行う。復号処理部47は、暗号化データの復号化処理を行う。
<操作部>
次に、操作パネルの一例である操作部50の各ソフトウェアを制御するハードウェア構成の一例について説明する。操作部50は、マイコン51と、タッチパネルモジュール52と、データコンバータ(Conv)53と、液晶モジュール54とを有している。操作部50は、制御部30に対して、CPU31と通信を行うためのシリアルバス60と、液晶モジュール54に表示するためのデータを転送するバス61とにより接続されている。
マイコン51は、操作部50の全体を統括的に制御するマイクロコンピュータである。マイコン51内には、マイコン51が動作するためのプログラムが格納されているROMが搭載されている。タッチパネルモジュール52は、液晶モジュール54の表面に配置され、ユーザが触れることで、触れた箇所の位置情報をマイコン51にタッチパネル通信バス62を介して通知する。操作部50は、液晶モジュール54にソフトウェアキーを表示可能であり、タッチパネルモジュール52への接触により情報を入力可能である。タッチパネルモジュール52は、タッチパネルデバイスとタッチパネルデバイスコントローラとで構成されている。タッチパネルデバイスとしては、抵抗膜式、静電容量方式、赤外線等の光学式のいずれを適用してもよい。
データコンバータ53は、制御部30の操作部入出力回路35からバス61を介して画像データを受け取り、液晶モジュール54が受信可能なデータフォーマットに変換するモジュールである。例えば、制御部30からは、DisplayPortやHDMI(登録商標)といった規格のデータを受信し、液晶モジュール54が受信可能なLVDSやCMOSレベルの信号フォーマットに変換を行い、バス63を介して液晶モジュール54に入力する。また、データコンバータ53は、マイコン51とバス64で接続されており、制御部30から送られてきた画像データに対して、マイコン51で生成された画像データを所定の位置に上書きする機能も有する。
液晶モジュール54は、LCD及びバックライトモジュールとで構成されたモジュールであり、データコンバータ53からのデータをバス63を介して受け取り、予め決められたタイミングで画像データをLCDに転送する。この時、バックライトモジュールが発光することで、LCDに転送された画像データが、可視画像として表示される。バックライトの明るさの調整は、操作部50に付随する明るさ調整専用のスイッチ55,56の操作によって行われる。
図1に示すように、操作部50は、画像形成装置1の前後方向における中央部よりも前側Fに設けられ、装置本体10の前カバー10aの上部に設けられている。操作部50は、例えば四角形の平板状に形成されており、タッチパネルモジュール52が液晶モジュール54(図2参照)の上に積層されて構成されるパネル面57を上側Uに向けて、装置本体10に固定して設けられている。パネル面57に表示されたソフトウェアキーは、各表示部分がタッチ操作されることでキーの入力を検知する入力キーになっている。即ち、操作部50は、パネル面57によって、ソフトウェアキーとして画像読取部20に対して画像の読取の開始を指示するためのソフトウェア実行キーを表示可能である。尚、操作部50の形状は四角形の平板状には限られず、他の形状であってもよい。また、タッチパネルモジュール52及び液晶モジュール54の向きは上側Uには限られず、他の方向であってもよく、例えば、装置本体10に対して上下方向にチルト可能であって液晶モジュール54の向きを変更可能となるように設けられていてもよい。即ち、操作部50は、装置本体10に対して回動可能に設けられていてもよい。
操作部50の右側Rには、操作部50に隣接した装置本体10の前側Fの右側Rで上側Uを向いた設置面13が設けられている。設置面13には汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70等を設置可能であり、設置により、汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70は手前側から視て操作部50の右側Rに隣接して配置される。装置本体10の外装において、設置面13の右側Rの側面にUSBポート12が設けられている。ユーザは、USBポート12に対して、汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70やICカードリーダ、USBメモリ等のUSB端子を持つ外部機器を装着してUSB接続可能になっている。
<汎用テンキーユニット>
次に、画像形成装置1に接続される所定の入力装置である汎用テンキーユニット200のハードウェア構成及び動作について説明する。図3に示すように、汎用テンキーユニット200は、USBケーブルからなる接続ケーブル201及びUSBコネクタ202を有し、一般的なPCの他、本実施形態の画像形成装置1に接続可能である。尚、ここでは接続ケーブル201によって有線接続される汎用テンキーユニット200について説明をするが、制御部30に対して無線接続される汎用テンキーユニットに適用してもよい。
汎用テンキーユニット200は、複数の操作キー(ハードウェアキー)205を有すると共に、情報を入力可能な操作部50を有する画像形成装置1に装着された場合に、操作部50とは別に画像形成装置1に情報を入力可能である。操作部50と汎用テンキーユニット200との情報入力の使い分けの一例としては、操作部50からは画像形成に関する濃度やサイズ等の設定を入力し、汎用テンキーユニット200からは画像形成の部数やファクシミリの宛先番号等の数値を入力する。尚、本明細書でテンキーとは、0~9までの10個の数値キーを示す場合、数値キーに「*」,「#」を加えた12個のキーを示す場合、数値キーに四則演算子や「NumLock」等を含む20個前後のキーを示す場合のいずれも含む概念としている。
汎用テンキーユニット200は、例えば、筐体203と、筐体203の上面に設けられた上面カバー204と、上面カバー204に設けられた操作キー205とを有している。操作キー205は、大きく分けて、テンキー部(数値キー部)206と、機能キー部207と、を有している。テンキー部206は、ユーザが押下することで0~9の数値情報をそれぞれ入力可能な複数の数値キーが電卓型の配列で配置されている。テンキー部206は、少なくとも数字キー「0」~「9」を有しており、押下されることで印刷時の印刷枚数の指定や余白長の設定など、数値入力が必要な場合に利用できる。機能キー部207は、NumLockキー(切換キー)208と、「/」、「*」、「BS」、「-」、「+」、「Enter」、「.」の各キーを有している。即ち、機能キー部207は、四則演算子に関する情報を入力可能な四則演算子キー部の機能を有する。NumLockキー208は、テンキー部206の後述する入力モードを選択的に切換可能である。
ここで、本実施形態の汎用テンキーユニット200は、主にデスクトップPCやノートPC等に接続されることを目的で設計されている。即ち、汎用テンキーユニット200の用途は、電卓入力や数値入力が主であり、画像形成装置1に接続されてファクシミリ宛先番号を入力する目的では設計されていない。このため、図3に示すように、汎用テンキーユニット200のキー配列は電卓と同様である。つまり、汎用テンキーユニット200におけるハードウェアキーの配列は、ISO(国際標準化機構)に規定されるものと同様である。即ち、図3に示すように、テンキー部206において、1から9の数値キーは、最も後側Bが7から9、その前側Fが4から6、その前側Fが1から3となるように隣接配置されている。このため、テンキー部206は、筐体203が装置本体10に装着された状態において装置本体10の正面側から視て1の数値キーが9の数値キーより前側F(手前側)に配列されたハードウェアキーからなる。また、1及び2の数値キーの前側Fに、0の数値キーが配置されている。
換言すると、0から9の10個のハードウェアキーに関して、7,8,9のハードウェアキーの行が最も奥に配置され、7,8,9の行よりも手前側に4,5,6のハードウェアキーの行が配置される。さらに、4,5,6のハードウェアキーの行よりも手前側に、1,2,3のハードウェアキーの行が配置される。そして、0のハードウェアキーは、1,2,3のハードウェアキーの行よりも手前側に配置される。また、これらの0から9のハードウェアキーを列で見ると、左から1,4,7のハードウェアキーの列、2,5,8のハードウェアキーの列、3,6,9のハードウェアキーの列の順に配列されている。つまり、1~9の数値キーは、汎用テンキーユニット200を正面視した場合に3×3のマトリクス状に整列配置されている。列方向において上段から7乃至9の数値キー、4乃至6の数値キー、1乃至3の数値キーが順に配置され、0の数値キーが1乃至3の数値キーの行よりもさらに下段に配置されている。ここで、図3は、汎用テンキーユニット200を正面視したものであり、各ハードウェアキーの押し下げ方向と平行な方向から視た図である。尚、ここでの正面視とは、図3に示すように、汎用テンキーユニット200のハードウェアキーに設けられている数値や文字等が上下方向において正しく見える位置である。0のハードウェアキーは、1,4,7のハードウェアキーの列、2,5,8のハードウェアキーの列に跨って配置されている。また、汎用テンキーユニット200は、0の数値キーに加えて00の数値キーが設けられているものであってもよい。また、0の数値キーは、2,5,8のハードウェアキーの列、あるいは、3,6,9のハードウェアキーの列に含めるように配置されてもよい。更に、テンキー部206の右側R及び後側Bに、機能キー部207が配置されている。このように、汎用テンキーユニット200は、ファクシミリ宛先番号を入力する目的で設計されていないため、後述する専用テンキーユニット70とはキー配列が異なっている。
汎用テンキーユニット200は、図1に示すように、筐体203(図3参照)が、画像形成装置1の操作部50の右側Rに隣接して、装置本体10の前側Fの右側Rで上側Uを向いた設置面13に、例えばねじ止めや接着などにより装着されている。これにより、ユーザは操作部50を見ながら、右手を利用して容易に汎用テンキーユニット200を使用することができる。
図4に示すように、汎用テンキーユニット200は、ハードウェアキーユニット210と、マイコン211と、内部バス212と、接続ケーブル201と、USBコネクタ202と、NumLockLED(発光部)213と、を有している。本実施形態では、例えば、内部バス212はUSBバスであり、接続ケーブル201は筐体203から外部に設けられたUSBケーブル、USBコネクタ202は接続ケーブル201の先端に設けられたUSB端子としている。
ハードウェアキーユニット210は、複数のハードウェアキーを有している。本実施形態では、ユーザに操作キー205(図3参照)の操作感(例えばクリック感)を与えるべく、ハードウェアキーの一例としてタクタイルスイッチ215を適用している。タクタイルスイッチ215は、それぞれの操作キー205の筐体203の内側に対向する位置に1個ずつ配置される。タクタイルスイッチ215は、例えば、保護カバーと、操作キー205により押されるプランジャと、クリック感を生み出すと共に可動接点として機能する反転ばねと、2つの接点を有するベース部と、により構成されている。尚、タクタイルスイッチ215としては、既存の又は新規の適宜な構成を適用することができるので、詳細な説明は省略する。
マイコン211は、例えば、ハードウェアキーユニット210からの入力検知と、光源であるNumLockLED213の点灯制御を実行可能である。また、マイコン211は、PC等の画像形成装置1以外の情報処理装置に接続されている場合は、対象となる情報処理装置の制御部とUSB通信が可能である。また、マイコン211は、画像形成装置1に接続されている場合には、画像形成装置1のCPU31との外部入出力回路40(図2参照)を介したUSB通信と、を実行可能になっている。USBコネクタ202は、汎用テンキーユニット200が画像形成装置1に接続される場合、装置本体10の側面に設けられたUSBポート12及びUSBコネクタ40a(図2参照)を介して、外部入出力回路40に接続されている。これにより、マイコン211と制御部30とは、接続ケーブル201を介してUSB接続されており、USBのHIDプロトコルで通信可能となっている。
マイコン211は、ユーザによってタクタイルスイッチ215が押し下げられた場合に、押し下げられたタクタイルスイッチ215を特定し、予め決められたコードを生成する。マイコン211は、生成したキーコードを、内部バス212及び接続ケーブル201を介して、画像形成装置1のCPU31やPC等の情報処理装置の制御部に送信する。即ち、接続ケーブル201及びUSBコネクタ202は、複数のハードウェアキーそれぞれに対応したキー信号を出力する出力部の一例である。
ここで、汎用テンキーユニット200は、例えば、PC等の画像形成装置1以外の情報処理装置に接続された場合は、以下のように動作する。まず、情報処理装置の制御部は、マイコン211からの入力信号によりNumLockキー208が押下されたと認識した場合は、制御部に対する入力モードを、数値入力モードとカーソル移動モードとで選択的に切り換える。ここでの入力モードは、テンキー部206により数値に関する情報を入力可能なモードである。また、ここでの数値入力モードは、情報処理装置の表示画面に表示されたカーソルの移動方向を指示するモードである。
また、情報処理装置の制御部は、前述のフラグが立っている状態で再度NumLockキー208が押下されたと認識した場合には前述したフラグを下すことで、入力モードを記憶する。情報処理装置の制御部は、このように記憶した入力モードに基づいて、汎用テンキーユニット200から入力される信号に対してそれぞれの入力モードに応じた処理をする。例えば、テンキー部206の数値キー「4」が押下された際に、「数値入力モード」である場合には数値「4」を入力し、「カーソル移動モード」である場合にはカーソルを左方向に移動させるように入力を行う。同様に、テンキー部206の数値キー「1」が押下された際に、「数値入力モードである場合には数値「1」を入力し、「カーソル移動モード」である場合にはカーソルをカーソルが位置している行の最終位置に移動させるように入力を行う。
また、情報処理装置の制御部は、汎用テンキーユニット200のNumLockキー208が押下されたと認識した場合は、NumLockLED213が消灯している場合はNumLockLED213を点灯する。また、NumLockLED213が点灯している場合は、NumLockLED213を消灯する。即ち、情報処理装置の制御部は、数値入力モードであることをNumLockLED213の点灯で示し、カーソル移動モードであることをNumLockLED213の消灯で示す。このように、汎用テンキーユニット200は、画像形成装置1とは異なるPC等の情報処理装置の接続部に接続された場合に、NumLockキー208の操作によりNumLockLED213の点灯状態が切り換わる。この点灯状態の切り換わりと共に、テンキー部206による入力モードが切り換わる。
即ち、NumLockキー208は、表示画面を有する情報処理装置に接続された場合に、情報処理装置が接続ケーブル201及びUSBコネクタ202からのキー信号を処理する際の条件を、第1の処理条件と第2の処理条件とに選択的に切換可能である。ここでの第1の処理条件は、数値に関する情報として処理する処理条件であり、第2の処理条件は、表示画面に表示されたカーソルを移動させる情報として処理する処理条件である。また、NumLockLED213は、点灯することによって情報処理装置に第1の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能である。さらに、NumLockLED213は、非点灯となることによって情報処理装置に第2の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能である。また、制御部30は、NumLockLED213が点灯した状態を維持するように汎用テンキーユニット200を制御する。また、制御部30は、汎用テンキーユニット200がUSBポート12に接続されたことに応じて、NumLockLED213を点灯させるように汎用テンキーユニット200を制御する。更に、制御部30は、汎用テンキーユニット200がUSBポート12に接続された状態においてNumLockキー208が操作されたことに応じて、NumLockLED213の点灯状態を維持するように汎用テンキーユニット200を制御する。
<専用テンキーユニット>
次に、画像形成装置1に接続される入力装置である専用テンキーユニット70のハードウェア構成及び動作について説明する。この専用テンキーユニット70は、複数の操作キー100を有すると共に、情報を入力可能な操作部50を有する画像形成装置1に装着され、操作部50とは別に画像形成装置1の制御部30に情報を入力可能である。操作部50と専用テンキーユニット70との情報入力の使い分けの一例としては、操作部50からは画像形成に関する濃度やサイズ等の設定を入力し、専用テンキーユニット70からは画像形成の部数やファクシミリの宛先番号等の数値を入力する。
図5に示すように、専用テンキーユニット70は、筐体71と、筐体71の上面に設けられた上面カバー72と、上面カバー72に設けられた操作キー100とを有している。図6に示すように、専用テンキーユニット70は、ハードウェアキーユニット80と、マイコン73と、内部バス74と、接続ケーブル75と、接続ケーブル75の先端に設けられたUSBコネクタ76と、LED77,78と、を有している。本実施形態では、例えば、内部バス74はUSBバスであり、接続ケーブル75は筐体71から外部に設けられたUSBケーブル、USBコネクタ76はUSB端子としている。これにより、画像形成装置1と専用テンキーユニット70とは、接続ケーブル75を介して電気的に接続される。尚、本実施形態では、接続ケーブル75は、基板に固着されたコネクタに接続されて専用テンキーユニット70から取り外せない構成になっている。但し、接続ケーブル75の専用テンキーユニット70への取付構造は、これには限られず、例えば、専用テンキーユニット70に内部バス74に接続されたUSBポートを設け、このUSBポートに対してUSBケーブルを着脱可能に接続するようにしてもよい。あるいは、画像形成装置1側からUSBケーブルを設け、このUSBケーブルの端子を専用テンキーユニット70の内部バス74に接続されたUSBポートに着脱可能に接続するようにしてもよい。
ハードウェアキーユニット80は、複数のハードウェアキーを有している。本実施形態では、ハードウェアキーの一例としてタクタイルスイッチ81を適用している。マイコン73は、例えば、ハードウェアキーユニット80からの入力検知と、複数のLED77,78の点灯制御と、画像形成装置1のCPU31との外部入出力回路40(図2参照)を介したUSB通信と、を実行可能である。USBコネクタ76は、装置本体10の側面に設けられたUSBポート12及びUSBコネクタ40a(図2参照)を介して、外部入出力回路40に接続されている。これにより、マイコン73と制御部30とは、接続ケーブル75を介してUSB接続されており、USBのHIDプロトコルで通信可能となっている。
マイコン73は、ユーザによってタクタイルスイッチ81が押し下げられた場合に、押し下げられたタクタイルスイッチ81を特定し、予め決められたコードを生成する。マイコン73は、生成したキーコードを、内部バス74及び接続ケーブル75を介して、画像形成装置1のCPU31に送信する。CPU31は、入力されたキーに応じて処理を行う。
次に、専用テンキーユニット70の操作キー100の配列について、図5を用いて説明する。操作キー100は、ハードウェアキーとして、大きく分けて、テンキー部110と、動作キー部130と、設定キー部140と、を有している。図5は、専用テンキーユニット70を正面視したものであり、各ハードウェアキーの押し下げ方向と平行な方向から視た図である。尚、ここでの正面視とは、専用テンキーユニット70のハードウェアキーに設けられている数字や文字が上下方向において正しく見える位置である。
テンキー部110は、少なくとも数値に関する情報を入力可能な複数のハードウェアキーを有する。本実施形態では、テンキー部110は、0から9までの数値を入力する数値キー111~120と、「*」を入力するキー121と、「#」を入力するキー122とを有している。数値キー111~120の操作により、コピーの枚数や、ファクシミリの電話番号の入力等を行うことができる。
ここで、本実施形態の専用テンキーユニット70は、画像形成装置1のオプションの一つとして設計される画像形成装置1の専用のテンキーユニットである。この専用テンキーユニット70の用途は、例えば、ファクシミリによって電話回線を介してデータ送信する際の宛先番号(FAX番号)入力が主になる。専用テンキーユニット70は、データ送信の宛先番号入力を主目的として設計されるため、テンキー部110の配列は電話機と同様である。つまり、専用テンキーユニット70のテンキー部110の配列は、ITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)Recommendation E.161に示される標準配列と同様である。即ち、図5に示すように、テンキー部110において、1から9の数値キー111~119は、最も後側Bが1から3、その前側Fが4から6、その前側Fが7から9となるように隣接配置されている。また、8の数値キー118の前側Fに0の数値キー120が配置され、その左右に*のキー121と#のキー122とが配置されている。
換言すると、0から9の10個のハードウェアキーに関して、1,2,3のハードウェアキーの行が最も奥に配置され、1,2,3の行よりも手前側に4,5,6のハードウェアキーの行が配置される。さらに、4,5,6のハードウェアキーの行よりも手前側に、7,8,9のハードウェアキーの行が配置される。そして、0のハードウェアキーは、7,8,9のハードウェアキーの行よりも手前側に配置される。また、これらの0から9のハードウェアキーを列で見ると、左から1,4,7のハードウェアキーの列、2,5,8,0のハードウェアキーの列、3,6,9のハードウェアキーの列の順に配列されている。つまり、1~9の数値キー111~119は、専用テンキーユニット70を正面視した場合に3×3のマトリクス状に整列配置されている。列方向において上段から1乃至3の数値キー111~113、4乃至6の数値キー114~116、7乃至9の数値キー117~119が順に配置され、0の数値キー120が7乃至9の数値キー117~119の行よりもさらに下段に配置されている。尚、0のハードウェアキーは、1,4,7のハードウェアキーの列、あるいは3,6,9のハードウェアキーの列に配置し、*のキーと#のキーの配置を適宜変更してもよい。更に、この専用テンキーユニット70では、電卓入力は主目的とされていないため、+や-などの四則演算子キーは設けられていない。このように、この専用テンキーユニット70は、PCに接続する目的で設計されていないため、不特定のPC等に接続可能な汎用のテンキーユニットとはキー配列が異なっている。
動作キー部130は、スタートキー131と、ストップキー132と、リセットキー133と、クリアキー134とを有しており、いずれもテンキー部110の前側Fに配置され、所定の処理に関する情報を入力可能である。ここで、スタートキー131は、画像形成装置1のコピー処理またはファクシミリの送信処理や画像読取部20の画像読取処理等所定の処理の実行開始を指示するための情報を入力可能なハードウェアキーである。また、ストップキー132は、スタートキー131が押下されたことに応じて開始された所定の処理を停止する支持を入力可能なハードウェアキーである。そしてリセットキー133は、画像形成装置1に入力した設定をリセットする情報を入力可能なハードウェアキーであり、クリアキー134はテンキー部110を介して入力された数値データをクリアする情報を入力可能なハードウェアキーである。
設定キー部140は、本実施形態では、第1設定キー141、第2設定キー142、第3設定キー143の3つのキーを有しており、いずれも画像形成装置1の所定のモードを設定する情報を入力可能なハードウェアキーからなる。各設定キー141~143は、筐体71が画像形成装置1に装着された状態において、いずれもテンキー部110より後側(奥側)Bに配置されている。各設定キー141~143は、画像形成装置1の予め決められたモードや機能を設定するためのキーであり、所定の処理に関する情報を入力可能である。
本実施の形態では、第3設定キー143は、数値入力モードと音声入力モード(音声ガイドモード)とを切り換えるためのモード切換キーとしている。この第3設定キー143は、透過性を有するプラスチック部材からなり、第3設定キー143の内側には、LED78が設けられている。制御部30は、例えば、音声入力モードにおいてLED78を点灯し、数値入力モードにおいてLED78を消灯する。このため、LED78の点灯状態は、第3設定キー143を透過してユーザにより認識可能である。これにより、ユーザは画像形成装置1が音声入力モードであるか数値入力モードであるかを、専用テンキーユニット70を見ることにより操作部50を見ることなく確認することができるので、操作性を向上することができる。尚、数値キー112,114,115,116,118は、音声入力モードにおいて選択対象を移動するための移動指定キーの役割も割り振られるため、ハードウェアキーの上面には数値以外に方向表示も併記される。
<テンキーユニットを接続した場合の判定処理>
上述したように、画像形成装置1のオプションとして設計されている専用テンキーユニット70が接続されている場合、画像形成装置1の制御部30は、予め決められた入力モードである数値入力モードや音声入力モード等を適切に制御することができる。しかしながら、画像形成装置1の専用品として作られていない汎用テンキーユニット200が接続されている場合、画像形成装置1の制御部30は、誤動作を防ぐために数値入力モードのみを実行可能とする。この場合、上述したPC等の制御部と同様にNumLockキー208が押下されたことに応じてNumLockLED213の点灯及び消灯を切り換えてしまったとする。この場合、操作しているユーザは、数値入力モードからカーソル移動モードに切り換わったと誤認識してしまう虞がある。これにより、ユーザは、入力モードを数値入力モードに切り換えようと再度NumLockキー208を押下するという不要な操作をしてしまう虞があった。そのため、本実施形態では、画像形成装置1に汎用テンキーユニット200が接続されている場合、NumLockLED213を常時点灯させるように制御する。
以下では、汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70が画像形成装置1に接続された場合の接続テンキー判定処理の手順について、図7に示すフローチャートに沿って説明する。本実施形態では、画像形成装置1の主電源がオン状態である場合に、汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70が画像形成装置1に接続された際の動作について説明している。
画像形成装置1の制御部30は、USBポート12にUSBデバイスが接続されたか否かを判断する(ステップS1)。制御部30は、USBポート12にUSBデバイスが接続されていないと判断した場合は(ステップS1のNO)、接続テンキー判定処理を終了する。制御部30は、USBポート12にUSBデバイスが接続されたと判断した場合は(ステップS1のYES)、外部入出力回路40を介してUSBデバイスと通信を行い、USBデバイスのデバイス属性を取得する(ステップS2)。ここで、制御部30は、USBデバイスのデバイス属性として、例えば、デバイスクラス情報、ベンダーID(VID)情報、プロダクトID(PID)情報などを取得する。
制御部30は、取得されたデバイスクラス情報が“Keyboard”であるか否かを判断する(ステップS3)。制御部30は、取得されたデバイスクラス情報が“Keyboard”でないと判断した場合は(ステップS3のNO)、USBポート12に接続されたデバイスがキーボードではないと判断する。この場合、制御部30は、接続されたデバイスに応じた処理を行う(ステップS4)。例えば、接続されたデバイスがメモリデバイスであった場合には、制御部30のシステムにメモリとしてマウントする制御を行い、接続テンキー判定処理を終了する。
制御部30は、取得されたデバイスクラス情報が“Keyboard”であると判断した場合は(ステップS3のYES)、USBポート12に接続されたデバイスが専用テンキーユニット70であるか否かを判断する(ステップS5)。制御部30は、USBデバイスのVIDやPIDなどのデバイス属性が予め記憶された既定値と一致するか否かを判定することにより、接続されたUSBデバイスが専用テンキーユニット70であるか否かを判断する。
制御部30は、接続されたUSBデバイスが専用テンキーユニット70でないと判断した場合は(ステップS5のNO)、接続されたUSBデバイスは汎用テンキーユニット200であると判断する。そして、制御部30は、接続された汎用テンキーユニット200に対して、NumLockLED213(図3参照)を点灯させる指示を出力する(ステップS6)。制御部30は、接続された汎用テンキーユニット200を動作させるためのサブルーチンの実行を開始し(ステップS7)、接続テンキー判定処理を終了する。このようにして、本実施形態では、汎用テンキーユニット200を接続されたことに応じてNumLockLED213を点灯させる。
一方、制御部30は、接続されたUSBデバイスが専用テンキーユニット70であると判断した場合は(ステップS5のYES)、接続された専用テンキーユニット70を動作させるためのサブルーチンの実行を開始する(ステップS8)。尚、専用テンキーユニット70は、NumLockキーやNumLock状態を表示するLEDを有していない。このため、汎用テンキーユニット200が接続された場合のステップS6のようなNumLockLED213を点灯させる制御は行わない。その後、制御部30は接続テンキー判定処理を終了する。
<汎用テンキーユニット動作>
次に、図7に示すフローチャートにおいて汎用テンキーユニット200が画像形成装置1に接続されたと判断された場合における汎用テンキーユニット動作サブルーチンの処理手順について、図8に示すフローチャートに沿って説明する。
制御部30は、汎用テンキーユニット200のUSBポート12への接続が解除されたか否か、即ち、取り外されたか否かを判断する(ステップS11)。ここでの判断は、外部入出力回路40からの入力信号の有無をCPU31が判断することにより行う。制御部30は、汎用テンキーユニット200のUSBポート12への接続が解除されたと判断した場合は(ステップS11のYES)、本サブルーチンの処理を終了する。
制御部30は、USBポート12への接続が解除されていないと判断した場合は(ステップS11のNO)、汎用テンキーユニット200からキーコードが検出されたか否か、即ち、何らかのキーが押し下げられたか否かを判断する(ステップS12)。制御部30は、キーコードが検出されないと判断した場合は(ステップS12のNO)、再び汎用テンキーユニット200のUSBポート12への接続が解除されたか否かを判断する(ステップS11)。
制御部30は、キーコードが検出されたと判断した場合は(ステップS12のYES)、汎用テンキーユニット200から送信されたキーコードをRAM32などのメモリに蓄積する(ステップS13)。そして、制御部30は、汎用テンキーユニット200のNumLockキー208(図3参照)が押下されたか否かを判断する(ステップS14)。制御部30は、ステップS13で蓄積したキーコードに基づいて、接続された汎用テンキーユニット200からNumLockキー208のキーコードが送信されたか否かを検知することにより、NumLockキー208が押下されたか否かを判断する。
制御部30は、NumLockキー208が押下されたと判断した場合は(ステップS14のYES)、NumLockLED213を強制点灯する(ステップS15)。即ち、制御部30は、NumLockキー208が操作されても、入力モードを数値入力モードに維持すると共に、NumLockLED213を点灯したまま維持する。このとき、制御部30は、外部入出力回路40を介して汎用テンキーユニット200へNumLockLED213の点灯コマンドを送信する。これにより、汎用テンキーユニット200は、その時点でNumLockLED213が点灯しているか消灯しているかに関わらず、NumLockLED213を点灯する制御を行う。尚、本実施形態では、図7に示すフローチャートのステップS6において、既にNumLockLED213は点灯されている。このため、ステップS15においてNumLockLED213の点灯コマンドを送信せずに、NumLockキー208の押下を無視する処理を実行するようにしてもよい。
制御部30は、NumLockLED213を強制点灯する信号をマイコン211へ出力した後、汎用テンキーユニット200で押下されたNumLockキー208以外のキーに対する処理を行う(ステップS16)。汎用テンキーユニット200は、画像形成装置1に接続された場合は、数値入力専用に動作して、コピー部数などの数値を入力可能になる。即ち、制御部30は、NumLockキー208の操作の有無によらず、入力モードを数値入力モードに維持すると共に、NumLockLED213を点灯状態に維持する。つまり、制御部30は、NumLockLED213の点灯状態にかかわらず入力モードを数値入力モードに設定している。従って、例えばテンキー部206の「4」のキーが操作されている場合に、「4」と数値入力を行う数値入力の処理を行う。ここで、制御部30は、テンキー部206及びNumLockキー208が操作されたことに基づいて接続ケーブル201及びUSBコネクタ202からキー信号を受け付ける受付部を有している。制御部30は、受付部がテンキー部206に対応するキー信号を受け付けた場合に、キー信号を数値に関する情報として処理する。即ち、制御部30は、受付部の一例である。
また、上述したPC等の情報処理装置の制御部は、マイコン211からの入力信号によって数値入力モードに関するフラグを立てる構成として説明したが、これには限られない。例えば、画像形成装置1においてもマイコン211からの入力信号に基づいてフラグを立てる構成であってもよい。この場合、フラグを立てたとしても、数値キーに関する信号を常に数値入力モードとして受け付ける処理をすればよい。尚、画像形成装置1では汎用テンキーユニット200から入力される数値キーに関する信号に対して数値以外の入力を受付けないようにする構成であれば、フラグを用いずにNumLockキー208からの入力操作を無視する処理を実行するようにしてもよい。制御部30は、処理条件に基づいて受付部が受け付けたキー信号を処理する処理部の一例でもある。また、制御部30は、NumLockLED213が点灯しているか否かに関わらず受付部が受け付けたキー信号を数値に関する情報として処理するための条件を処理条件として処理部に設定する設定部の一例である。制御部30は、設定部により設定された処理条件に基づいて画像形成部22を制御する。
制御部30は、受付部が受け付けたキー信号に基づいて画像形成部22における画像形成枚数を設定可能である。制御部30は、受付部が受け付けたキー信号やテンキー部206からの入力に基づいて、ファクシミリの宛先番号を入力可能である。制御部30は、NumLockキー208が操作されたことに応じて、NumLockキー208の操作は無効である旨の表示を操作部50の表示画面であるパネル面57に表示するよう操作部50を制御する。
また、制御部30は、NumLockキー208が押下されていないと判断した場合も(ステップS14のNO)、汎用テンキーユニット200で押下されたNumLockキー208以外のキーに対する処理を行う(ステップS16)。即ち、テンキー部206においては、操作されたキーに対応する数値の入力処理を行う。その後、制御部30は、再び汎用テンキーユニット200のUSBポート12への接続が解除されたか否かを判断する(ステップS11)。
尚、汎用テンキーユニット200は図3に示すようにNumLockキー208及びNumLockLED213を有するため、汎用テンキーユニット200における動作処理ではNumLockLED213を強制点灯させる処理を実行可能である。これに対し、専用テンキーユニット70は図5に示すようにNumLockキー及びNumLockLEDを有さないため、専用テンキーユニット70における動作処理ではNumLockLEDを強制点灯させる処理はない。
上述したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、汎用テンキーユニット200がUSBポート12に接続された場合に、制御部30は、NumLockキー208の操作の有無によらず、NumLockLED213を点灯状態に維持する。また、この場合に、制御部30は、入力モードを数値入力モードに維持する。これにより、画像形成装置1に汎用テンキーユニット200を接続した場合に、NumLockキー208の操作によってNumLockLED213が点灯又は消灯するように発光状態の切り換えが発生する。これにより、ユーザが数値入力できるのか不安になるような事態の発生を防止できる。よって、本実施形態の画像形成装置1によれば、入力モードを表示するNumLockLED213を有する汎用テンキーユニット200を接続した場合であっても、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。即ち、ユーザが誤ってNumLockキー208を押下した時でも、制御部30はNumLockLED213を点灯させ続けるので、ユーザは汎用テンキーユニット200が数値入力モードであると容易に理解できる優れた操作性を得ることができる。
尚、上述した本実施形態の画像形成装置1では、NumLockキー208の入力モードに関する情報を表示可能な発光部として、NumLockLED213を適用した場合について説明したが、これには限られない。例えば、汎用テンキーユニット200に設けられた液晶パネルにより、入力モードに関する情報を表示可能にしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を、図9に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。本実施形態では、NumLockキー208を押し下げると操作部50の液晶モジュール54にNumLock状態に固定であることを表示する点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、それ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態においても、汎用テンキーユニット200又は専用テンキーユニット70が画像形成装置1に接続された場合の接続テンキー判定処理の手順として、図7に示すフローチャートを適用する。接続テンキー判定処理の終了後、汎用テンキーユニット200が画像形成装置1に接続されたと判断された場合における汎用テンキーユニット動作サブルーチンの処理手順について、図9に示すフローチャートに沿って説明する。尚、図9に示すフローチャートにおいて、図8に示すフローチャートと同様の処理については符号を同じくして詳細な説明を省略する。
制御部30は、汎用テンキーユニット200のUSBポート12への接続が解除されたか否か、即ち、取り外されたか否かを判断する(ステップS11)。制御部30は、USBポート12への接続が解除されていないと判断した場合は(ステップS11のNO)、汎用テンキーユニット200からキーコードが検出されたか否かを判断する(ステップS12)。制御部30は、キーコードが検出されたと判断した場合は(ステップS12のYES)、汎用テンキーユニット200から送信されたキーコードをRAM32などのメモリに蓄積する(ステップS13)。制御部30は、汎用テンキーユニット200のNumLockキー208(図3参照)が押下されたか否かを判断する(ステップS14)。
制御部30は、NumLockキー208が押下されたと判断した場合は(ステップS14のYES)、画像形成装置1の操作部50に入力モードはNumLock状態に固定であることを表示する(ステップS20)。ここでの表示内容としては、例えば、入力モードはNumLock状態に固定されている旨など、NumLockキー208の操作は無効である旨の警告とする。具体的には、NumLockキー208が押下されてもNumLock状態を切り換えできないので、制御部30は操作部50に「汎用テンキーのNumLockはONに固定されており、NumLockの切換操作はできません。」のように表示する。尚、本実施形態では、入力モードはNumLock状態に固定であることを操作部50に表示するようにしているが、これには限られず、汎用テンキーユニット200自体に表示部を設けたり、あるいは音声により通知するようにしてもよい。
その後は、第1の実施形態と同様に、NumLockキー208が操作されても、入力モードを数値入力モードに維持すると共に、NumLockLED213を強制点灯する(ステップS15)。制御部30は、NumLockLED213を強制点灯した後、汎用テンキーユニット200で押下されたNumLockキー208以外のキーに対する処理を行う(ステップS16)。その後、制御部30は、再び汎用テンキーユニット200のUSBポート12への接続が解除されたか否かを判断する(ステップS11)。
上述したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、画像形成装置1に汎用テンキーユニット200を接続した場合に、NumLockキー208の操作によってNumLockLED213が点灯又は消灯で切り換わることはない。つまり、制御部30は、汎用テンキーユニット200が接続されたことに応じてNumLockLED213を点灯させ、NumLockキー208が操作されたとしてもNumLockLED213の点灯状態を変化させない。そして、制御部30は、NumLockLED213の点灯状態にかかわらずに、入力モードを数値入力モードとする。このため、入力モードを表示するNumLockLED213を有する汎用テンキーユニット200を接続した場合であっても、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。また、ユーザが誤ってNumLockキー208を押下した時でも、数値入力モードが固定であり、切り換えできないことをユーザに通知するので、優れた操作性を得ることができる。
<他の実施形態>
上述した各実施形態では、所定の入力装置として汎用テンキーユニット200を適用した場合について説明したが、これには限られない。所定の入力装置として、例えば、NumLockLED213及びNumLockキー208を有すると共に文字入力も可能なフルキーボードが接続された場合に各実施形態を適用してもよい。
1…画像形成装置、10…装置本体、11…胴内空間部(排出部)、12…USBポート(接続部)、20…画像読取部、22…画像形成部、30…制御部(受付部、処理部、設定部)、37…モデム(通信部)、50…操作部(操作パネル)、57…パネル面(表示画面)、200…汎用テンキーユニット(入力装置)、201…接続ケーブル(出力部)、202…USBコネクタ(出力部)、205…操作キー(ハードウェアキー)、206…テンキー部(数値キー部)、208…NumLockキー(切換キー)、213…NumLockLED(発光部)

Claims (15)

  1. ユーザが押下することで0~9の数値情報をそれぞれ入力可能な複数の数値キーが電卓型の配列で配置される数値キー部を含む複数のハードウェアキーと、前記複数のハードウェアキーそれぞれに対応したキー信号を出力する出力部と、表示画面を有する情報処理装置に接続された場合に前記情報処理装置が前記出力部からの前記キー信号を処理する際の条件を数値に関する情報として処理する第1の処理条件と前記表示画面に表示されたカーソルを移動させる情報として処理する第2の処理条件とに選択的に切換可能な切換キーと、点灯することによって前記情報処理装置に前記第1の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能であって非点灯となることによって前記情報処理装置に前記第2の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能な発光部と、を有する入力装置を接続可能な画像形成装置であって、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部の読取結果に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    ソフトウェアキーとして前記画像読取部に対して画像の読取の開始を指示するためのソフトウェア実行キーを表示可能な操作パネルと、
    前記入力装置を接続可能な接続部と、
    前記発光部が点灯した状態を維持するように前記入力装置を制御する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. ユーザが押下することで0~9の数値情報をそれぞれ入力可能な複数の数値キーが電卓型の配列で配置される数値キー部を含む複数のハードウェアキーと、前記複数のハードウェアキーそれぞれに対応したキー信号を出力する出力部と、表示画面を有する情報処理装置に接続された場合に前記情報処理装置が前記出力部からの前記キー信号を処理する際の条件を数値に関する情報として処理する第1の処理条件と前記表示画面に表示されたカーソルを移動させる情報として処理する第2の処理条件とに選択的に切換可能な切換キーと、点灯することによって前記情報処理装置に前記第1の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能であって非点灯となることによって前記情報処理装置に前記第2の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能な発光部と、を有する入力装置を接続可能な画像形成装置であって、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部の読取結果に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    ソフトウェアキーとして前記画像読取部に対して画像の読取の開始を指示するためのソフトウェア実行キーを表示可能な操作パネルと、
    前記入力装置を接続可能な接続部と、
    前記入力装置が前記接続部に接続されたことに応じて前記発光部を点灯させるように前記入力装置を制御する制御部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記入力装置が前記接続部に接続された状態において前記切換キーが操作されたことに応じて前記発光部の点灯状態を維持するように前記入力装置を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記数値キー部及び前記切換キーが操作されたことに基づいて前記出力部から前記キー信号を受け付ける受付部を有し、
    前記制御部は、前記受付部が前記数値キー部に対応する前記キー信号を受け付けた場合に、前記キー信号を数値に関する情報として処理する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記キー信号に基づいて前記画像形成部における画像形成枚数を設定可能である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 電話回線を介してデータを送受信可能な通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記キー信号に基づいてファクシミリの宛先番号を入力可能である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記切換キーが操作されたことに応じて、前記切換キーの操作は無効である旨の表示を前記操作パネルの表示画面に表示するよう前記操作パネルを制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. ユーザが押下することで0~9の数値情報をそれぞれ入力可能な複数の数値キーが電卓型の配列で配置される数値キー部を含む複数のハードウェアキーと、前記複数のハードウェアキーそれぞれに対応したキー信号を出力する出力部と、表示画面を有する情報処理装置に接続された場合に前記情報処理装置が前記出力部からの前記キー信号を処理する際の条件を数値に関する情報として処理する第1の処理条件と前記表示画面に表示されたカーソルを移動させる情報として処理する第2の処理条件とに選択的に切換可能な切換キーと、点灯することによって前記情報処理装置に前記第1の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能であって非点灯となることによって前記情報処理装置に前記第2の処理条件が設定されていることをユーザに報知可能な発光部と、を有する入力装置を接続可能な画像形成装置であって、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部の読取結果に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    ソフトウェアキーとして前記画像読取部に対して画像の読取の開始を指示するためのソフトウェア実行キーを表示可能な操作パネルと、
    前記入力装置を接続可能な接続部と、
    前記キー信号を受け付ける受付部と、
    処理条件に基づいて前記受付部が受け付けたキー信号を処理する処理部と、
    前記発光部が点灯しているか否かに関わらず前記受付部が受け付けた前記キー信号を数値に関する情報として処理するための条件を前記処理条件として前記処理部に設定する設定部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記設定部により設定された前記処理条件に基づいて前記画像形成部を制御する制御部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記キー信号に基づいて前記画像形成部における画像形成枚数を設定可能である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 電話回線を介してデータを送受信可能な通信部を備え、
    前記制御部は、前記数値キー部からの入力に基づいてファクシミリの宛先番号を入力可能である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記切換キーが操作されたことに応じて、前記切換キーの操作は無効である旨の表示を前記操作パネルの表示画面に表示するよう前記操作パネルを制御する、
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記接続部は、USB規格のコネクタである、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 鉛直方向において前記画像読取部よりも下方に設けられ、前記画像形成部によって画像が形成された記録媒体を排出する排出部をさらに備え、
    前記操作パネルは、前記鉛直方向において前記排出部よりも上方に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記画像形成部を内部に有する装置本体をさらに備え、
    前記操作パネルは、前記装置本体に対して回動可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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