JP2000267791A - 特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法 - Google Patents

特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法

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JP2000267791A JP11072284A JP7228499A JP2000267791A JP 2000267791 A JP2000267791 A JP 2000267791A JP 11072284 A JP11072284 A JP 11072284A JP 7228499 A JP7228499 A JP 7228499A JP 2000267791 A JP2000267791 A JP 2000267791A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替
える方法において、ユーザが意図しない現象が発生する
のを防ぐ。 【解決手段】キー・イベント検出部14は、特殊キーを
押したことを検出すると、前記特殊キーを単独で押した
ときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられてい
るメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する
レジスタ18をセットする。キー・イベント解析部15
およびコード生成部16は、その後に押されたキーによ
って所定のキー機能を実行するスキャン・コードを出力
する。そして、前記特殊キーを離す時に前記レジスタ1
8がセットされているときには、前記特殊キーを単独で
押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てら
れているメイク・スキャン・コードを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特殊キーに割り当
てた複数のキー機能を切り替える方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ(PC)用オ
ペレーティング・システム(OS)であるWindow
s(商標)95/98は、“Application”
キーおよび“Windows”キーという特殊キー(以
下、「OS依存特殊キー」と呼ぶ)をサポートしてい
る。例えば、“Windows”キーと同時に“F1”
キーを押すと、選択されているオブジェクトのポップア
ップ・メニューを表示する機能を実現する。しかしなが
ら、“Application”キーおよび“Wind
ows”キーが実装されるキーボードは、米Micro
soft社(Microsoft Corporation) のライセンスを受
けたキーボード(以下、「PC95/98キーボード」
と呼ぶ)だけである。したがって、非PC95/98キ
ーボードを備えたパーソナル・コンピュータ(PC)に
Windows(商標)95/98をインストールして
も、OS依存特殊キーが存在しないから、OS依存特殊
キーが提供するサービスを享受することができない。つ
まり、Windows(商標)95/98マシンであり
ながら、Windows(商標)95/98が提供する
サービスを全ては受けることができない。
【0003】非PC95/98キーボードを備えたパー
ソナル・コンピュータ(PC)は、上記の事態を改善す
るために、特別な対策を講じる必要がある。非PC95
/98キーボードを備えたPCの一例として、米IBM
社(International BusinessMachines Corporation)お
よび日本アイ・ビー・エム株式会社のノートブック型パ
ーソナル・コンピュータ(PC)であるThinkPa
d(商標)を取り上げる。ThinkPad(商標)
は、“Fn”キーという独自のキーを備えている。この
“Fn”キーを押しながら、所定のキーを押すとThi
nkPad(商標)特有の機能を実行する。例えば、
“Fn”キー+“F4”キーは、サスペンドを実行す
る。「+」は2つのキーが同時に押されている状態を実
現させることを意味する。“A”キー+“B”キーは、
“A”キーを押したままの状態で“B”キーを押すこと
を意味する。単に“A”+“B”とも表記される。サス
ペンドとは、コンピュータを一時停止させて待機状態に
することである。また、“Fn”キー+“F7”キー
は、ディスプレイの切り替えを実行する。ディスプレイ
の切り替えとは、表示画面を現在のものから他のものへ
変更することである。
【0004】“Fn”キー+“F4”キーや“Fn”キ
ー+“F7”キーは、通常、ホットキー(hotkey) と呼
ばれている。ホットキーの一般的な定義は存在しない。
ここでは、ホットキーを次のように定義する。いま、
“Fn”キーと同時に押すことにより独自の機能を実行
するキーを“some”キーと呼ぶ。“some”キー
には、キーボード上に配置された、“Fn”キー以外の
全てのキーを割り当てることができる。“Fn”キー+
“some”キーをホットキーと言う。“Fn”キー+
“some”キーというホットキーは、物理的に単独で
存在するキーではない。しかし、“Fn”キー+“so
me”キーは、論理的には単独で存在するキーである。
したがって、“Fn”キー+“some”キーという状
態が実現すると、予め定めておいた所定の機能が実行さ
れる。言い換えると、“Fn”キーを押している間だけ
“some”キーがホットキーになる、と言うことがで
きる。
【0005】一般に、キーボード上のキーを押したと
き、および離したときに1個以上のデータが出力され
る。このデータは、スキャン・コードと呼ばれている。
キーが出力するこれらのデータは、Shiftキー、C
trlキー、Altキーなどの特殊キーの状態によって
変化する。また、NumLockキーの状態によっても
変化する。すなわち、キーボード上に物理的に配置され
た個々のキーが一意的に固定された固有のスキャン・コ
ードを持っている訳ではない。例えば、NumLock
キーをOFFにすると(このとき、キーボード上の“N
umLock”表示の近傍に設けられたLED(light
emitting diode; 発光ダイオード)が消灯する)、テン
キー上の数字キーは、数字入力キーではなくカーソル移
動キーになる。スキャン・コードは、システムが論理的
なキーを識別するために使用する。“Fn”キーは、他
のキーと異なり、“Fn”キーとしての固有のスキャン
・コードを出力しない。以下の記述において、「メイク
・スキャン・コード」「ブレイク・スキャン・コード」
と言う用語が登場する。メイク・スキャン・コードと
は、キーを押したときに出力されるコードである。ブレ
イク・スキャン・コードとは、キーを離したときに出力
されるコードである。紛らわしいが、メイク・スキャン
・コードおよびブレイク・スキャン・コードと、スキャ
ン・コードとは、別の概念の用語である。すなわち、メ
イク・スキャン・コードおよびブレイク・スキャン・コ
ードは、キーを押した、あるいは離したという物理的な
動作を表すコードである。これに対して、スキャン・コ
ードは、システムが論理的なキーを識別するために使用
するコードである。したがって、スキャン・コードを出
力しない“Fn”キーも、メイク・スキャン・コードお
よびブレイク・スキャン・コードを出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】非PC95/98キー
ボードを備えたパーソナル・コンピュータ(PC)であ
るThinkPad(商標)にWindows(商標)
95/98をインストールして、OS依存特殊キーが提
供するサービスを享受するために、“Fn”キーにOS
依存特殊キーを割り当てることができる。具体的には、
次のように設定する。 (1)“Fn”キーを押したときに、OS依存特殊キー
のメイク・スキャン・コードを出力させる。 (2)“Fn”キーを離したときに、OS依存特殊キー
のブレイク・スキャン・コードを出力させる。 (3)“Fn”キーを押したままの状態で、“som
e”キーを押したときには、ホットキーとして動作させ
る。
【0007】例えば、“Fn”キーを押したときに“W
indows”キーのメイク・スキャン・コードを出力
するように設定する。すると、“Fn”キーと同時に
“F1”キーを押すことにより、PC95/98キーボ
ード上で“Windows”+“F1”を実現した場合
と同様に、選択されているオブジェクトのポップアップ
・メニューを表示する機能が実行される。
【0008】上述した、“Fn”キーを用いてOS依存
特殊キーの機能を享受する方法では、ユーザが意図しな
い現象が生じる、という不都合がある。すなわち、上記
(3)のように“Fn”キーをホットキーとして使用す
る場合、“some”キーを押した後に、“Fn”キー
を離すと、上記(2)に示したOS依存特殊キーのブレ
イク・スキャン・コードが出力される。その結果、OS
依存特殊キーのブレイクに起因する機能が実現するの
で、ユーザが意図しない現象が生じる。例えば、“F
n”キーに“Application”キーを割り当て
た場合には、“Shift”+“F10”というショー
トカット・キーになる(その機能は、選択されている項
目のショートカット・キー・メニューを表示する、であ
る)。ショートカット・キーとは、表示画面上のメニュ
ーから選択して実行されるコマンドをキーボード上のキ
ーに割り当てたものである。また、“Fn”キーに“W
indows”キーを割り当てた場合には、“Esc”
+“Ctrl”というショートカット・キーになる(そ
の機能は、[スタート]メニューを表示する、であ
る)。本発明は、上記の課題を解決するためになされた
ものである。
【0009】本発明の目的は、ユーザが意図しない現象
が発生するのを防ぐことのきる、特殊キーに割り当てた
複数のキー機能を切り替える方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】キーボード上に設けられ
たキーの中には、単独では機能せず、他のキーと組み合
わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キー
がある。本発明は、この特殊キーに複数のキー機能を割
り当て場合において、前記複数のキー機能を切り替える
方法に係る。ます、前記特殊キーを押したことを検出す
る。次いで、前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを
単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り
当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要
求を宣明する。その後、前記特殊キーを離す時に前記要
求が宣明されたままであるときには、前記特殊キーを単
独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当
てられているメイク・スキャン・コードを出力する。
【0011】したがって、本発明では、従来技術のよう
に、前記特殊キーを離す時に、前記特殊キーがその機能
を引き受けたキーの、メイク・スキャン・コードおよび
ブレイク・スキャン・コードが出力されることがない。
その結果、ユーザが意図しない現象が発生するのを防ぐ
ことのきる、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切
り替える方法が実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を説
明する。図1は、この実施形態によるキーボード・コン
トローラを示す図である。キーボード・コントローラ1
2は、キー・スキャン実行部13、キー・イベント検出
部14、キー・イベント解析部15、コード生成部1
6、タイマー17、Fnキー・メイク・スキャン・コー
ド要求レジスタ18、およびスキャン・コード・テーブ
ル19を主要構成部品とする。
【0013】キーボード・コントローラ12は、キーボ
ード11を制御する。キーボード11上の所定の位置に
配置された各キーには、シリアル・ナンバー(serial nu
mber:通し番号) が付けられている。各キーの下部に
は、電気スイッチが設けられている。これらの電気スイ
ッチは、マトリクス(行列)を構成するように配線され
ている。キー・スキャン実行部13は、このマトリクス
を電気的にスキャン(走査)している。この電気的スキ
ャンは、キー・スキャンと呼ばれている。あるキーを押
す(すなわちメイク(make)する)と、キー・スキャン実
行部13は、キー・イベントを取得する。キー・イベン
トは、キーのシリアル・ナンバーとキー動作とから成
る。上記の場合のキー・イベントは、押したキーのシリ
アル・ナンバーとメイク動作とから成る。キーを離す
(すなわちブレイク(break) する)時にも、キー・スキ
ャン実行部13は、キー・イベントを取得する。この場
合のキー・イベントは、離したキーのシリアル・ナンバ
ーとブレイク動作とから成る。キー・スキャン実行部1
3が取得したキー・イベントは、キー・イベント検出部
14に通知される。
【0014】この実施形態では、ノートブック型PCで
あるThinkPad(商標)を例に採る。キーボード
11は、非PC95/98キーボードであり、“Fn”
キーを備えている。
【0015】キー・イベント検出部14は、キー・スキ
ャン実行部13から通知されたキー・イベントに基づい
て、タイマー17をセットしたり、Fnキー・メイク・
スキャン・コード要求レジスタ18をセットしたりす
る。そして、上記キー・イベントをキー・イベント解析
部15に送る。
【0016】キー・イベント解析部15は、キー・イベ
ント検出部14から送られて来た上記キー・イベントを
解析する。このキー・イベント解析は、キー・イベント
検出部14がセットしたタイマー17およびFnキー・
メイク・スキャン・コード要求レジスタ18をルックア
サイドしながら(横目で見ながら)行なう。キー・イベ
ント解析結果は、コード生成部16に送られる。
【0017】コード生成部16は、キー・イベント解析
部15から送られて来たキー・イベント解析結果に基づ
いてスキャン・コードを生成して、スキャン・コード出
力20を出力する。このスキャン・コード出力20は、
システムに送られる。そのシステムの主要コンポーネン
トは、BIOS(basic input/output system) 、および
デバイス・ドライバを含むオペレーティング・システム
(OS)である。上記スキャン・コード生成過程におい
て、コード生成部16は、スキャン・コード・テーブル
19を検索する。
【0018】タイマー17には、所定の秒数をプリセッ
ト(予め設定)しておく。このプリセット値は、0秒か
ら無限大秒までの値を採り得る。タイマー17は、キー
・イベント検出部14によってスタートされると、上記
プリセット値からカウント・ダウンを始める。そして、
現在のカウント値を明示する。カウント値が“0”にな
るとタイム・アウト(時間切れ)を出力する。したがっ
て、プリセット値が0秒の場合は、カウント値も“0”
であるから、あるキーを押すのと同時にタイム・アウト
が発生する。また、プリセット値が無限大秒の場合に
は、カウント・ダウンしてもカウント値は減らないか
ら、タイム・アウトは永久に発生しない。通常、プリセ
ット値は、数秒間に設定する。
【0019】この実施形態では、“Fn”キーに、“F
n”キー固有のキー機能に加えて“Applicati
on”キーや“Windows”キーなどのOS依存特
殊キーのキー機能を割り当てる。具体的には、“Fn”
キーが次の動作をするように設定する。 (1)“Fn”キーを押したときに、OS依存特殊キー
のメイク・スキャン・コードを出力する。 (2)“Fn”キーを離したときに、OS依存特殊キー
のブレイク・スキャン・コードを出力する。 (3)“Fn”キーを押したままの状態で、“som
e”キーを押したときには、ホットキーとして動作す。
【0020】例えば、“Fn”キーに“Window
s”キーのキー機能を割り当てる。すると、“Fn”キ
ーと同時に“F1”キーを押すと、PC95/98キー
ボード上で“Windows”+“F1”を実現した場
合と同様に、選択されているオブジェクトのポップアッ
プ・メニューを表示する機能が実行される。
【0021】以上のように設定した“Fn”キーを単に
押して離した場合、離した時に、そのOS依存特殊キー
に割り当てられているメイク・スキャン・コードとブレ
イク・スキャン・コードとが連続して出力される。Fn
キー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18は、
上記したメイク・スキャン・コードを出力するのを制御
するために用いる。つまり、Fnキー・メイク・スキャ
ン・コード要求レジスタ18は、“Fn”キーを離した
時に、上記OS依存特殊キーに割り当てられているメイ
ク・スキャン・コードではなく、“Fn”キーを単独で
押したときに出力する、“Fn”キーに本来割り当てら
れているメイク・スキャン・コード(以下、「Fnキー
のメイク・スキャン・コード」と呼ぶ)を出力する必要
があることを宣明するために用いる。
【0022】スキャン・コード・テーブル19は、キー
・イベントとスキャン・コードとの対応関係を記述した
テーブルである。キー・イベントは、キーのシリアル・
ナンバーと動作の態様(メイクあるいはブレイク)とか
ら成る。スキャン・コードとは、キーボード上のキーを
押したとき、および離したときに出力される1個以上の
データである。スキャン・コードは、Shiftキー、
Ctrlキー、Altキーなどの特殊キーの状態によっ
て変化する。キーボード11上に物理的に配置されてい
る全てのキーが固有のスキャン・コードを持っている訳
ではない。例えば、“Fn”キーはスキャン・コードを
持っていない。スキャン・コードは、システムが扱う論
理的なキーを識別するために使用される。
【0023】次に、図2から図5を用いて、図1に示す
キーボード・コントローラ12の動作を説明する。
【0024】図2は、キー・イベント検出部14の動作
例を示すフローチャートである。図2を参照しながら、
“Fn”キーを押した場合におけるキー・イベント検出
部14の動作を説明する。キー・イベント検出部14
は、“Fn”キーを押した、というキー・イベントを検
出する(ステップS21)と、タイマー17をスタート
させる(ステップS22)。次いで、Fnキー・メイク
・スキャン・コード要求レジスタ18をセットする(ス
テップS23)。その結果、タイマー17は、プリセッ
ト値をカウント・ダウンし始める。Fnキー・メイク・
スキャン・コード要求レジスタ18は、Fnキーのメイ
ク・スキャン・コードを出力する必要があることを明示
するためにフラグを立てる。
【0025】以上、キー・イベント検出部14の動作を
説明した。続いて、キー・イベント解析部15およびコ
ード生成部16の動作例を説明する。
【0026】タイマー17がタイム・アウトを出力した
場合におけるキー・イベント解析部15およびコード生
成部16の動作を図3に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。キー・イベント検出部14は、タイマー
17をルックアサイドした結果、タイム・アウトを知る
(ステップS25)と、Fnキー・メイク・スキャン・
コード要求レジスタ18がセットされているか否かを調
べる(ステップS26)。Noならば処理を終了する。
YesならばステップS27に進む。ステップS27で
は、キー・イベント解析部15は、コード生成部16に
Fnキーのメイク・スキャン・コードを出力するように
要求する。この要求を受けたコード生成部16は、スキ
ャン・コード・テーブル19を検索してFnキーのメイ
ク・スキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力
20として出力する。
【0027】次に、タイム・アウトが発生する前に、あ
るキーを押した場合におけるキー・イベント解析部15
およびコード生成部16の動作を図4に示すフローチャ
ートを参照しながら説明する。キー・イベント解析部1
5は、あるキーを押す、というキー・イベントを受ける
と(ステップS31)、“Fn”キーが押された状態に
あるか否かを調べる(ステップS32)。Noならばス
テップS37に進み、そこで、あるキーを単独で押した
場合の処理を行なう。YesならばステップS33に進
む。ステップS33では、“Fn”キーが押された状態
にあることが確認されたので、タイマー17をストップ
させる(ステップS33)。これによりタイム・アウト
の発生が無くなる。その後、ステップS34に進む。
【0028】ステップS34では、上記ステップS31
で押したキーがホットキーであるか否かを調べる。Ye
sならば、“Fn”キーはホットキーとしてのキー機能
を実行することが確定したことになる。この場合、ステ
ップS38に進み、そこで、Fnキー・メイク・スキャ
ン・コード要求レジスタ18をリセットした後、処理を
終了する。上述したように、スキャン・コードは出力し
ないから、ステップS37はスキップする。
【0029】ステップS34の判定がNoならば、“F
n”キーはホットキーとして機能しないことが確定す
る。この場合、ステップS35に進み、そこで、Fnキ
ーのメイク・スキャン・コードが既に出力されたか否か
を調べる。YesならばステップS37に進む。Noな
らばステップS36に進む。Fnキーのメイク・スキャ
ン・コードが出力されると内部的なフラグがセットされ
る。このフラグがセットされていれば、ステップS35
の判定結果はYesである。例えば、“Fn”キーを押
したままの状態で、一度ホットキー以外のキーを押し、
そのまま“Fn”キーを離すことなく、ホットキー以外
のキーを押したときに、上記フラグがセットされる。し
たがって、この場合には、ステップS35の判定結果は
Yesとなる。
【0030】ステップS36では、キー・イベント解析
部15は、コード生成部16にFnキーのメイク・スキ
ャン・コードを出力するように要求する。この要求を受
けたコード生成部16は、スキャン・コード・テーブル
19を検索してFnキーのメイク・スキャン・コードを
生成し、スキャン・コード出力20として出力する。
【0031】ステップS37では、キー・イベント解析
部15は、コード生成部16に、ステップS31で押し
たキーのスキャン・コードを出力するように要求する。
この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コー
ド・テーブル19を検索して当該キーに割り当てられた
スキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20
として出力する。
【0032】次に、タイム・アウトが発生する前に、
“Fn”キーを離した場合におけるキー・イベント解析
部15およびコード生成部16の動作を図5に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。キー・イベント解
析部15は、“Fn”キーを離す、というキー・イベン
トを受けると(ステップS41)、Fnキーのメイク・
スキャン・コードが既に出力されたか否かを調べる(ス
テップS42)。上述したように、Fnキーのメイク・
スキャン・コードが出力されると内部的なフラグがセッ
トされる。“Fn”キーを押したままの状態で、タイム
・アウトした場合、およびホットキー以外のあるキーを
押した場合に、Fnキーのメイク・スキャン・コードが
出力される。したがって、これらの場合には、上記フラ
グがセットされるので、ステップS42の判定結果はY
esになる。ステップS42の判定結果がYesならば
ステップS45に進む。ステップS45では、キー・イ
ベント解析部15は、コード生成部16にFnキーのブ
レイク・スキャン・コードを出力するように要求する。
この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コー
ド・テーブル19を検索してFnキーのブレイク・スキ
ャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20とし
て出力する。その後、ステップS46に進む。
【0033】ステップS46では、Fnキー・メイク・
スキャン・コード要求レジスタ18をリセットする。そ
の後、ステップS47に進み、そこで、タイマー17を
ストップさせる。
【0034】上記ステップS42の判定結果がNoなら
ば(Fnキーのメイク・スキャン・コードが未だ出力さ
れていなければ)、ステップS43に進む。ステップS
43では、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レ
ジスタ18がセットされているか否かを調べる。Noな
らば処理を終了する。YesならばステップS44に進
む。ステップS44では、キー・イベント解析部15
は、コード生成部16にFnキーのメイク・スキャン・
コードを出力するように要求する。この要求を受けたコ
ード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を
検索してFnキーのメイク・スキャン・コードを生成
し、スキャン・コード出力20として出力する。
【0035】その後、ステップS45に進み、そこで、
上述したように、キー・イベント解析部15は、コード
生成部16にFnキーのブレイク・スキャン・コードを
出力するように要求する。この要求を受けたコード生成
部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索して
Fnキーのブレイク・スキャン・コードを生成し、スキ
ャン・コード出力20として出力する。その後、ステッ
プS46に進み、そこで、Fnキー・メイク・スキャン
・コード要求レジスタ18をリセットする。その後、ス
テップS47へ進み、そこで、タイマー17をストップ
させる。
【0036】以上において説明した、キー・イベント解
析部15およびコード生成部16の動作から、“Fn”
キーは、次のように振る舞うことが分かる。 (1)“Fn”キーを押している間に、“Fn”キー以
外のキー(“some”キー)を押した場合、“som
e”キーがホットキーのときには、“Fn”キーはホッ
トキーとして機能する。したがって、スキャン・コード
は出力しない。“Fn”キー+“some”キーとし
て、例えばサスペンドの機能を実行する。“some”
キーがホットキーでないときには、“Fn”キーはOS
依存特殊キーとして振る舞う。すなわち、“Fn”キー
+“some”キーは、例えば“Windows”キー
+“some”キーとしての機能を実行する。 (2)“Fn”キーをタイマー17がタイム・アウトを
出力するまで押しつづけた場合、“Fn”キーはOS依
存特殊キーとして振る舞う。したがって、“Fn”キー
は、そのOS依存特殊キーに割り当てられたメイク・ス
キャン・コードを出力する。 (3)“Fn”キーを押した後、上記(1)および
(2)を満たさない状態で、離した場合、“Fn”キー
はOS依存特殊キーとして振る舞う。したがって、“F
n”キーを離した時に、そのOS依存特殊キーに割り当
てられたメイク・スキャン・コードおよびブレイク・ス
キャン・コードをこの順番に出力する。
【0037】従来の技術では、OS依存特殊キーの機能
を割り当てられた“Fn”キーを押した後、ホットキー
機能およびOS依存特殊キー機能のいずれも実行しない
状態で、離した時に、そのOS依存特殊キーのブレイク
・スキャン・コードが出力される結果、不都合が生じて
いた。すなわち、“Application”キーや
“Windows”キーなどのOS依存特殊キーは、押
した時には何も起こらない。しかし、離した時にユーザ
が意図しない不都合が生じる。例えば、“Applic
ation”キーは、離したときに“Shift”+
“F10”というショートカット・キーとして機能す
る。したがって、上記の状態において、OS依存特殊キ
ーの機能を割り当てられた“Fn”キーを離すと、離し
た時にユーザが意図しないショートカット・キーとして
機能する結果、“Fn”キー固有の機能を実行すること
ができなくなる。
【0038】この実施形態では、OS依存特殊キーの機
能を割り当てられた“Fn”キーを離す時には、Fnキ
ーのメイク・スキャン・コードを必ず出力する。つま
り、“Fn”キーを離す時には、“Fn”キーは、その
機能を割り当てられたOS依存特殊キーとしてではな
く、本来の“Fn”キーとして振る舞う。したがって、
“Fn”キーにOS依存特殊キーの機能を割り当てるこ
とに起因する不都合は生じない。
【0039】以上のように、この実施形態によれば、ユ
ーザが意図していない現象を生じさせることなく、“F
n”キーに“Application”キーや“Win
dows”キーなどのOS依存特殊キーの機能を割り当
てることが可能になる。
【0040】上述した実施形態による、特殊キーに割り
当てた複数のキー機能を切り替える方法は、種々のプロ
グラミング言語を用いてプログラム(以下、「キー機能
を切り替えプログラム」と呼ぶ)にすることができる。
【0041】このキー機能を切り替えプログラムは、コ
ンピュータ読み込み可能な記録媒体に記録される。記録
媒体には、ROM(read only memory)、EEPROM(E
lectricaly Erasable Programmable Read Only Memor
y)、およびフラッシュEEPROM (flash EEPRO
M) などの、コンピュータ・システムに実装される記憶
装置、フロッピー・ディスク(FD)、CD−ROM
(コンパクト・ディスクを用いた読み取り専用メモ
リ)、およびMO(光磁気)ディスクなどの可搬記録媒
体、あるいはネットワークに接続されたサーバ・コンピ
ュータなどに設けられた外部記憶装置などを用いること
ができる。
【0042】続いて、このキー機能を切り替えプログラ
ムを記録した記録媒体を実装したキーボード・コントロ
ーラの例を、図6を参照しながら説明する。キーボード
・コントローラ52は、内部バスによって相互接続され
た、CPU(central processing unit)53、ROM
(read only memory)、RAM(radom access memor
y)、タイマー57、およびインターフェイス(I/F)
回路58を備えている。
【0043】キーボード・コントローラ52は、キーボ
ード51を制御する。CPU53は、キーボード・コン
トローラ52を構成する各部を制御する。ROM54
は、CPU53が実行するプログラムを、キーボード制
御プログラム55として格納している。キー機能を切り
替えプログラムは、このキーボード制御プログラム55
に含まれる。RAM56には、CPU53が実行するプ
ログラムやデータがロードされる。タイマー57は、セ
ットされると、予め設定されているプリセット値をカウ
ント・ダウンする。カウント値が“0”になると、タイ
ム・アウトを出力する。インターフェイス回路58は、
I/Oポート59とを介して接続された、キーボード・
コントローラ52とコンピュータ本体60との間でやり
取りされるデータを整合させる。
【0044】図6は、キーボード・コントローラ52
を、CPU53を始めとする複数個の部品によって構成
する例を示している。これに限らず、設計方針によって
はキーボード・コントローラ52全体を1個の集積回路
装置にすることもできる。さらに、ノートブック型PC
であるThinkPad(商標)のように、キーボード
/マウス・コントローラ、バッテリー・コントローラな
ど複数の機能を持った1チップ・マイクロコントローラ
を搭載したコンピュータでは、キーボード・コントロー
ラ52をその1チップ・マイクロコントローラに統合さ
せることもできる。この場合、その1チップ・マイクロ
コントローラには、(株)日立製作所のH8を用いるこ
とができる。
【0045】続いて、この実施形態による、特殊キーに
割り当てた複数のキー機能を切り替える方法を適用する
コンピュータの例を、図7を用いて説明する。
【0046】コンピュータ61は、CPU62、グラフ
ィックス表示機構63、ブリッジ回路A64、メイン・
メモリ65、ローカル・バス66、ハードディスク駆動
装置コントローラHDC67、ハードディスク駆動装置
HDD68、ブリッジ回路B69、システム・バス7
0、ROM(read only memory)71、フロッピー・ディ
スク駆動装置コントローラFDC72、フロッピー・デ
ィスク駆動装置FDD73、キーボード・マウス・コン
トローラ(KBD/AUXコントローラ; Keyboad/Auxi
liary Controller)74、キーボード・コントローラ7
5、キーボード76、I/O(入出力)コントローラ7
6、ネットワーク77を主要部品として構成されてい
る。
【0047】ローカル・バス66は、ハードディスク駆
動装置HDD67など高速で動作する周辺装置を接続す
るバスである。例えば、PCIバスを用いる。PCI(p
erioheral component intercinnect) バスは、PCIス
ペシャル・インタレスト・グループ( PCI Special I
nterest Group;米インテル社を中心として米IBM社や
米コンパック・コンピュータ社など百数十社が参加した
標準化団体)が策定したローカル・バス・アーキテクチ
ャである。
【0048】システム・バス70は、フロッピー・ディ
スク駆動装置FDD73やキーボード76など低速で動
作する周辺装置を接続するバスである。例えば、ISA
バスを用いる。ISA(Industry Standard Architectur
e)バス、米IBM社のパーソナルコンピュータPC/A
Tで採用された拡張バスを基本にして、国際的な標準規
格とされた拡張バスである。
【0049】CPU62やメイン・メモリ65とローカ
ル・バス67とは、ブリッジ回路A64によって架橋さ
れている。ブリッジ回路A64は、例えばメモリ/PC
I制御チップ・セットを用いて構成する。
【0050】グラフィックス表示機構63は、CRT(c
athode ray tube) やLCD(liquid crystal display)
などの表示装置への出力を制御する。グラフィックス表
示機構63とブリッジ回路A64との間は、例えばAG
Pバスによって接続する。AGP(accelerated graphic
s port) バスは、PCIバスを改良して、グラフィック
ス・カードなど画像表示に関連した回路を接続するため
の専用バスとしたものである。
【0051】ローカル・バス67とシステム・バス71
との間は、ブリッジ回路B70によって架橋されてい
る。ブリッジ回路B70は、例えばPCI−ISAブリ
ッジ・チップによって構成する。
【0052】ハードディスク駆動装置HDD68は、オ
ペレーティング・システム(OS)を始め種々のプログ
ラムを格納している。なお、OSなどのシステム・プロ
グラムやアプリケーション・プログラムは、ROM71
など他の記憶装置が格納する形態も採り得る。キーボー
ド・コントローラ756およびキーボード76は、通
常、キーボード装置として一体に形成されている。そし
て、一体に形成されたキーボード装置は、キーボード・
マウス・コントローラ(KBD/AUXコントローラ)
74を介してシステム・バス70に接続されている。
【0053】以下、図7に示すコンピュータ61の動作
を説明する。この実施形態によるキー機能を切り替えプ
ログラムは、コンピュータ読み込み可能な記録媒体に記
録される。記録媒体としては、ROM(read only memor
y)、EEPROM(electricaly erasable programmable
read only memory)、およびフラッシュEEPROM(f
lashEEPROM) などの、コンピュータ・システムに
実装される記憶装置、フロッピー・ディスク(FD)、
CD−ROM(コンパクト・ディスクを用いた読み取り
専用メモリ)、およびMO(光磁気)ディスクなどの可
搬記録媒体、あるいはネットワークに接続されたサーバ
・コンピュータなどに設けられたファイル装置などを用
いることができる。
【0054】記録媒体に記録されたキー機能を切り替え
プログラムは、次のようにしてコンピュータ61内に取
り込む。
【0055】上記取り込み方法は、記録媒体がコンピュ
ータ61に実装される記憶装置である場合には、2通り
の方法に分かれる。記録媒体がROMのように読み出し
専用の記憶装置の場合、半導体製造プロセスにおいてキ
ー機能を切り替えプログラムROM中に焼き込む。その
後、そのROMをコンピュータ61に実装する(例え
ば、図7に示すキーボード・コントローラ74中のRO
M(図示せず)にキーボード制御プログラムの形で実装
する)。
【0056】記録媒体がEEPROM(electricaly era
sable programmable ROM) やフラッシュEEPROM(f
lash EEPROM)などのように電気的に書き込み可能であ
り、かつ読み出し専用である記憶装置(以下、「PRO
M」と呼ぶ)の場合には、次のようにする。PROM中
に既に格納されているキーボード制御プログラムを上書
きすることにより、この実施の形態によるキー機能を切
り替えプログラムをそのPROM書き込む。
【0057】記録媒体がネットワーク上のファイル装置
である場合には、ネットワーク77を介してそのファイ
ル装置に記録されている、この実施の形態によるキー機
能を切り替えプログラムをダウン・ロードする。そし
て、読み込んだ当該キー機能を切り替えプログラムを一
旦HDD68に格納する。その後、HDD68に格納し
て置いた上記キー機能を切り替えプログラムをPROM
に書き込む。書き込み方法は、上述した方法と同様に、
キーボード制御プログラムを上書きすることによって行
なう。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、キーボード上に配置さ
れた特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える
方法において、ユーザが意図しない現象が発生するのを
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるキーボード・コントロ
ーラを示す図である。
【図2】キー・イベント検出部の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図3】タイマーがタイム・アウトを出力した場合にお
けるキー・イベント解析部およびコード生成部の動作を
示すフローチャートである。
【図4】タイム・アウトが発生する前に、あるキーを押
した場合におけるキー・イベント解析部およびコード生
成部の動作を示すフローチャートである。
【図5】タイム・アウトが発生する前に、“Fn”キー
を離した場合におけるキー・イベント解析部およびコー
ド生成部の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態によるキー機能を切り替えプ
ログラムを記録した記録媒体を実装したキーボード・コ
ントローラの例を示す図である。
【図7】この実施形態による、特殊キーに割り当てた複
数のキー機能を切り替える方法を適用するコンピュータ
の例を示す図である。
【符号の説明】
11 キーボード 12 キーボード・コントローラ 13 キー・スキャン実行部 14 キー・イベント検出部 15 キー・イベント解析部 16 コード生成部 17 タイマー 18 Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジス
タ 19 スキャン・コード・テーブル 20 スキャン・コード出力

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押した
    ときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられてい
    るメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する
    ステップと、 前記特殊キーを離す時に前記要求が宣明されたままであ
    るときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力す
    る、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・ス
    キャン・コードを出力するステップとを含む、特殊キー
    に割り当てた複数のキー機能を切り替える方法。
  2. 【請求項2】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押した
    ときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられてい
    るメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する
    レジスタをセットするステップと、 前記特殊キーを離す時に前記レジスタがセットされてい
    るときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力す
    る、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・ス
    キャン・コードを出力するステップとを含む、特殊キー
    に割り当てた複数のキー機能を切り替える方法。
  3. 【請求項3】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーに本来割り当て
    られているメイク・スキャン・コードを出力する要求を
    明示するレジスタをセットするステップと、 前記特殊キーを押した後、 ホットキーとして定義されているキーを押した時には、
    ホットキー機能を実行し、 ホットキーとして定義されていないキーを押した時に
    は、 前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キ
    ーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来
    割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力し
    た後、前記ホットキーとして定義されていないキーのメ
    イク・スキャン・コードを出力し、 前記レジスタがセットされていないときには、前記ホッ
    トキーとして定義されていないキーのメイク・スキャン
    ・コードを出力するステップとを含む、特殊キーに割り
    当てた複数のキー機能を切り替える方法。
  4. 【請求項4】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、タイマーをスタートさせるス
    テップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押した
    ときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられてい
    るメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する
    レジスタをセットするステップと、 前記タイマーがタイム・アウトを出力した時に、前記レ
    ジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単
    独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当
    てられているメイク・スキャン・コードを出力するステ
    ップとを含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を
    切り替える方法。
  5. 【請求項5】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録
    したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押した
    ときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられてい
    るメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する
    と、 前記特殊キーを離す時に前記要求が宣明されたままであ
    るときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力す
    る、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・ス
    キャン・コードを出力するステップとを含む、特殊キー
    に割り当てた複数のキー機能を切り替えるプログラムを
    記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録
    したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押した
    ときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられてい
    るメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する
    レジスタをセットするステップと、 前記特殊キーを離す時に前記レジスタがセットされてい
    るときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力す
    る、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・ス
    キャン・コードを出力するステップとを含む、特殊キー
    に割り当てた複数のキー機能を切り替えるプログラムを
    記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録
    したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーに本来割り当て
    られているメイク・スキャン・コードを出力する要求を
    明示するレジスタをセットするステップと、 前記特殊キーを押した後、 ホットキーとして定義されているキーを押した時には、
    ホットキー機能を実行し、 ホットキーとして定義されていないキーを押した時に
    は、 前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キ
    ーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来
    割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力し
    た後、前記ホットキーとして定義されていないキーのメ
    イク・スキャン・コードを出力し、 前記レジスタがセットされていないときには、前記ホッ
    トキーとして定義されていないキーのメイク・スキャン
    ・コードを出力するステップとを含む、特殊キーに割り
    当てた複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】キーボード上に設けられたキーであり、他
    のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実
    行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当
    てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録
    したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、 前記特殊キーを押したことを検出するステップと、 前記検出結果に基づいて、タイマーをスタートさせるス
    テップと、 前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押した
    ときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられてい
    るメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する
    レジスタをセットするステップと、 前記タイマーがタイム・アウトを出力した時に、前記レ
    ジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単
    独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当
    てられているメイク・スキャン・コードを出力するステ
    ップとを含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を
    切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み
    可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】バスによって相互接続されたCPU、RO
    M、およびRAMを備えたキーボード・コントローラで
    あって、 前記ROMが、請求項5から8のうちの1項に記載の記
    録媒体を内包しているキーボード・コントローラ。
  10. 【請求項10】バスによって相互接続されたCPU、R
    OM、外部記憶装置、およびキーボード・コントローラ
    を備えたコンピュータであって、 前記キーボード・コントローラが、請求項9に記載のキ
    ーボード・コントローラであるコンピュータ。
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