JP7486933B2 - 電動車両のモータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車(EV:Electric Vehicle)やハイブリッド車(HV:Hybrid Vehicle)などの電動車両のモータ制御装置に関する。
従来、ハイブリッドシステムを駆動系に採用した車両、いわゆるハイブリッド車が知られている。たとえば、シリーズ方式のハイブリッド車では、エンジンの動力が発電機で電力に変換され、その電力で駆動用モータが駆動されて、駆動用モータの動力が駆動輪に伝達される。
エンジンと発電機とは、ギヤトレインを介して接続されている。そのため、エンジンの始動時や軽負荷運転時に、エンジンと発電用モータとの間のギヤトレインの伝達トルクがゼロを跨いで反転すると、ギヤトレインで歯打ち音が発生する。
この歯打ち音の発生を抑制するため、特許文献1では、ギヤトレインの伝達トルクがゼロトルクを挟んで連続的に変動することがないよう、エンジンのトルク変動振幅を考慮して、発電機に所定のトルクを付与し続ける技術が開示されている。また、特許文献2では、エンジンの始動時に、発電機の回転数を所定値以上に高くした後に低下させ、発電機の回生方向のトルクがエンジンのフリクショントルク以上になった後にエンジンを点火する技術が開示されている。
国際公開第2018/047224号 特開2018-17212号公報
しかし、特許文献1の技術では、エンジンの軽負荷運転ができないため、排ガス浄化用の触媒が十分に暖まっていない場合、排ガス中の有害物質が増加したり、エンジンの運転点が最適効率点から外れたりするという問題がある。また、特許文献2の技術では、エンジンの点火までに時間がかかり、発電要求から発電開始までのタイムラグが大きくなるという問題がある。
本発明の目的は、かかる問題を生じずに、エンジンと発電機との間で動力を伝達する噛合手段による歯打ち音の発生を抑制できる、電動車両のモータ制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る電動車両のモータ制御装置は、エンジンの回転軸と発電用のモータの回転軸との間に、エンジンの回転軸の振動を減衰するダンパと、歯と歯溝との噛み合いにより動力を伝達する噛合手段とが介装された構成の電動車両において、モータを制御するモータ制御装置であって、エンジンのエンジントルク変動成分を算出するエンジントルク変動成分算出手段と、エンジントルク変動成分算出手段により算出されるエンジントルク変動成分と同相のモータトルク変動成分を含むモータ指令トルクを設定するモータ指令トルク設定手段と、モータ指令トルク設定手段により設定されたモータ指令トルクを発生するよう、モータの運転を制御するモータ運転制御手段とを含む。
この構成によれば、モータ指令トルクにエンジントルク変動成分と同相のモータトルク変動成分が含まれることにより、理論的にダンパのねじれ角を一定にでき、噛合手段におけるゼロトルクを跨ぐトルクの反転を抑制できる。その結果、噛合手段による歯打ち音の発生を抑制できる。
モータ指令トルク設定手段は、ダンパに生じるダンパねじれ角の振動の発生を抑制する補償項を設定し、当該補償項を含むモータ指令トルクを設定してもよい。
また、モータ指令トルク設定手段は、エンジンの推定エンジントルクに応じた推定エンジントルク補償項および/またはエンジンの目標エンジン角加速度に応じたイナーシャトルク補償項を設定し、その設定した推定エンジントルク補償項および/またはイナーシャトルク補償項を補償項として含むモータ指令トルクを設定してもよい。
モータ指令トルク設定手段は、補償項から共振周波数成分を除去し、その共振周波数成分を除去した補償項を含むモータ指令トルクを設定することが好ましい。
これにより、補償項に共振周波数成分が含まれることによるダンパのねじれ角の振動の発生を抑制できる。
モータ指令トルク設定手段は、エンジントルク変動成分にダンパのエンジン側のイナーシャに対するダンパのモータ側のイナーシャの比を乗じることにより、モータトルク変動成分を算出してもよい。
モータ指令トルク設定手段は、エンジンの回転数が所定回転数以上であるという条件が成立する場合、当該条件が成立しない場合よりも、モータトルク変動成分を小さい値に設定してもよい。
モータ指令トルク設定手段は、エンジンのエンジントルクまたはモータのモータトルクの時間平均値の絶対値が所定値以上であるという条件が成立する場合、当該条件が成立しない場合よりも、モータトルク変動成分を小さい値に設定してもよい。
本発明によれば、エンジンと発電機との間で動力を伝達する噛合手段による歯打ち音の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る電動車両の構成を示すブロック図である。 エンジンと発電用モータとの間の動力伝達系をモデル化したプラントモデルを示す図である。 エンジンのクランク角とエンジントルクとの関係の一例を示すグラフである。 エンジンの始動時におけるエンジントルク、ダンパ出力軸換算モータトルク、ダンパ出力軸角速度、エンジン角速度、ねじれ角およびギヤ部トルクの時間変化の一例(従来制御の例)を示す図である。 モータ指令トルクを設定するための構成を示すブロック図である。 図5に示される構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御によるエンジンの始動時のエンジントルク、ダンパ出力軸換算モータトルク、ダンパ出力軸角速度、エンジン角速度、ねじれ角およびギヤ部トルクの時間変化の一例を示す図である。 モータ指令トルクを設定するための他の構成を示すブロック図である。 図7に示される構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御によるエンジンの始動時のエンジントルク、ダンパ出力軸換算モータトルク、ダンパ出力軸角速度、エンジン角速度、ねじれ角およびギヤ部トルクの時間変化の一例を示す図である。 エンジン回転数とトルク変動反映率との関係を示す図である。 第5実施形態の構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御によるエンジンの始動時のエンジントルク、ダンパ出力軸換算モータトルク、ダンパ出力軸角速度、エンジン角速度、ねじれ角およびギヤ部トルクの時間変化の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<ハイブリッドシステムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る電動車両1の構成を示すブロック図である。
電動車両1は、シリーズ方式のハイブリッドシステムを採用しており、エンジン(E/G)2、発電用モータ(MG1)3および駆動用モータ(MG2)4を搭載している。
エンジン2は、たとえば、3気筒4ストロークのガソリンエンジンであり、エンジン2の燃焼室への吸気量を調整するための電子スロットルバルブ、燃料を吸入空気に噴射するインジェクタ(燃料噴射装置)および燃焼室内に電気放電を生じさせる点火プラグなどを備えている。エンジン2の回転軸(クランクシャフト)は、その回転軸のねじり振動や曲げ振動を低減させるダンパ5を介して、エンジンギヤ6に接続されている。
発電用モータ3は、たとえば、永久磁石同期モータからなる。発電用モータ3の回転軸には、モータギヤ7が一体に回転するように設けられている。モータギヤ7は、エンジンギヤ6と噛合している。
駆動用モータ4は、たとえば、発電用モータ3よりも大型の永久磁石同期モータからなる。駆動用モータ4の回転軸は、動力伝達機構に連結されている。動力伝達機構には、デファレンシャルギヤが含まれており、駆動用モータ4の動力は、デファレンシャルギヤに伝達され、デファレンシャルギヤから左右の駆動輪(前輪または後輪)8に分配される。
また、電動車両1には、PCU(Power Control Unit:パワーコントロールユニット)11およびバッテリ(BAT)12が搭載されている。
PCU11は、発電用モータ3および駆動用モータ4の駆動を制御するためのユニットであり、MG1用インバータ(INV1)13、MG2用インバータ(INV2)14および昇圧コンバータ(BstCONV)15を備えている。MG1用インバータ13およびMG2用インバータ14は、2個のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)の直列回路をU相、V相およびW相の各相に対応して設け、それらの直列回路を互いに並列に接続した回路構成を有している。
バッテリ12は、複数の二次電池を組み合わせた組電池であり、直流電力を出力する。
電動車両1の加速走行時には、駆動用モータ4が力行運転されて、駆動用モータ4が力行のための動力を発生する。このとき、バッテリ12から出力される直流電力が昇圧コンバータ15により昇圧されて、昇圧された直流電力がMG2用インバータ14で三相交流電力に変換され、その三相交流電力が駆動用モータ4に供給される。これにより、バッテリ12の電力が消費される。
また、電動車両1の走行開始時には、バッテリ12から出力される直流電力が昇圧コンバータ15により昇圧されて、昇圧された直流電力がMG1用インバータ13で三相交流電力に変換され、三相交流電力が発電用モータ3に供給される。これにより、発電用モータ3がモータリング運転されて、エンジン2が発電用モータ3によりモータリングされる。このモータリングによりエンジン2のクランクシャフトが回転し、その回転数が始動に必要な回転数まで上昇すると、エンジン2の点火プラグがスパークされて、エンジン2が始動される。
エンジン2が動作している状態で、発電用モータ3が発電運転されることにより、発電用モータ3が三相交流電力を発生する。発電用モータ3が発電する三相交流電力は、MG1用インバータ13により、直流電力に変換される。そして、MG1用インバータ13から出力される直流電力がMG2用インバータ14で三相交流電力に変換され、三相交流電力が駆動用モータ4に供給される。また、駆動用モータ4への電力の供給が不要なときには、MG1用インバータ13から出力される直流電力が昇圧コンバータ15で降圧されて、降圧後の直流電力がバッテリ12に供給されることにより、バッテリ12が充電される。
電動車両1の減速走行時には、駆動用モータ4が回生運転されて、駆動輪8から駆動用モータ4に伝達される動力が三相交流電力に変換される。このとき、駆動用モータ4が走行駆動系の抵抗となり、その抵抗が電動車両1を制動する制動力(回生制動力)として作用する。駆動用モータ4が発生する三相交流電力は、MG2用インバータ14により、直流電力に変換される。そして、MG2用インバータ14から出力される直流電力が昇圧コンバータ15で降圧されて、降圧後の直流電力がバッテリ12に供給されることにより、バッテリ12が充電される。
<制御系>
電動車両1には、マイコンを含む構成のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)が備えられている。図1には、PCU11を制御するための1つのECU16のみが示されているが、電動車両1には、各部を制御するため、複数のECUが搭載されている。ECU16を含む複数のECUは、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。また、ECU16には、制御に必要な各種センサが接続されている。
<プラントモデル>
図2は、エンジン2と発電用モータ3との間の動力伝達系をモデル化したプラントモデルを示す図である。
このプラントモデルでは、ダンパ5がダンパねじりばね定数Kおよびダンパねじり粘性係数Cを有する粘性ダンパとして近似化されている。
Ieは、エンジン2のイナーシャ(エンジンイナーシャ)である。Teは、エンジン2のトルク(エンジントルク)であり、θeは、エンジン2の回転角(エンジン回転角)である。
また、I12は、発電用モータ3のモータイナーシャImgをダンパ5の出力軸(エンジンギヤ6に接続される軸)での値に換算したダンパ出力軸換算モータイナーシャであり、イナーシャImgをエンジンギヤ6とモータギヤ7とのギヤ比の2乗で除することにより求められる。T12は、発電用モータ3のモータトルクTmgをダンパ5の出力軸での値に換算したダンパ出力軸換算モータトルクであり、モータトルクTmgをエンジンギヤ6とモータギヤ7とのギヤ比で除することにより求められる。θ12は、ダンパ5の出力軸の回転角(ダンパ出力軸回転角)である。
エンジン2の角速度をωe(エンジン回転角θeの微分値に等しい。)とし、ダンパ5の出力軸の角速度をω12(ダンパ出力軸回転角θ12の微分値に等しい。)として、このプラントモデルにおける運動方程式を立てると、
Figure 0007486933000001
Figure 0007486933000002
が得られる。
ダンパ5でのねじれ角をθとすると、
Figure 0007486933000003
Figure 0007486933000004
となり、式(1)、(2)、(3)および(4)から、次式(5)および(6)が得られる。
Figure 0007486933000005
Figure 0007486933000006
さらに、式(5)および(6)から、次式(7)が得られる。
Figure 0007486933000007
そして、
Figure 0007486933000008
とおいて、式(7)を整理すると、式(7)は、
Figure 0007486933000009
となる。
したがって、図2に示されるプラントモデルにおけるダンパ出力軸換算モータトルクT12の入力からねじれ角θの出力までの伝達関数G1(s)は、次式(9)で表され、エンジントルクTeの入力からねじれ角θの出力までの伝達関数Ge(s)は、次式(10)で表される。
Figure 0007486933000010
Figure 0007486933000011
これらの式(9)および(10)を2次系伝達関数の標準形に変換すると、式(9)および(10)は、それぞれ次式(11)および(12)となる。
Figure 0007486933000012
Figure 0007486933000013
ここで、
Figure 0007486933000014
である。
したがって、
Figure 0007486933000015
となる。
エンジンギヤ6とモータギヤ7との間での伝達トルク(以下、「ギヤ部トルク」という。)Tgは、
Figure 0007486933000016
であり、エンジンギヤ6とモータギヤ7との間での歯打ち音を発生させないためには、ギヤ部トルクTgがゼロトルクを跨いで正負反転しないようにすればよく、それには、ねじれ角θをなるべく一定にすることが有効である。式(11)および(12)より、ダンパ5は、減衰振動系であることが理解されるので、ダンパ5には、振動を発生させないようなトルク入力を与える必要がある。
図3は、エンジン2のクランク角とエンジントルクTeとの関係の一例を示すグラフである。
3気筒4ストロークのエンジン2では、エンジントルクTeは、クランク角に応じて変動する。そのため、発電用モータ3側のダンパ出力軸換算モータトルクT12を一定にしても、エンジントルクTeの変動により、ねじれ角θが振動し、とくにエンジン回転数が低い領域では、ダンパ5の共振点に近いために振動が大きくなりやすい。
図4は、エンジン2の始動時におけるエンジントルクTe、ダンパ出力軸換算モータトルクT12、ダンパ出力軸角速度ω12、エンジン角速度ωe、ねじれ角θおよびギヤ部トルクTgの時間変化の一例を示す図である。
この一例は、発電用モータ3の指令トルクの設定にエンジントルク変動成分は考慮されずに、エンジン2が停止した状態から、発電用モータ3によりエンジン2がモータリングされて、エンジン2の回転数が始動に必要な回転数まで上昇した後、エンジン2が点火されて、その点火後に発電用モータ3が回生運転された場合のものである。この例では、エンジン2の点火以降、エンジントルクTeが大きく変動し、ダンパ5のねじれ角θに振動が発生して、ギヤ部トルクTgがゼロトルクを何度も跨ぐことにより、歯打ち音が発生していると考えられる。
そこで、エンジントルクTeの変動(エンジントルク変動)をモータトルクTmgで相殺することを考える。エンジントルク変動を相殺可能なダンパ出力軸換算モータトルクT12は、前記の式(13)にθ(s)=0を代入して、その式をダンパ出力軸換算モータトルクT12で解くことにより求めることができる。すなわち、エンジントルク変動を相殺可能なダンパ出力軸換算モータトルクT12は、
Figure 0007486933000017
となり、ダンパ5の前後(エンジン2側および発電用モータ3側)での等価イナーシャTe,T12の比に応じたエンジントルク変動成分をダンパ5の発電用モータ3側に与えれば、理論的にダンパ5のねじれ角θを一定にでき、歯打ち音の発生を抑制できる。
<制御ブロック図>
図5は、モータ指令トルクを設定するための構成を示すブロック図である。
モータ指令トルクは、PCU11により設定される。
モータ指令トルクの設定の際には、エンジン2を目標回転数に制御するため、エンジントルク変動成分を除いた時間平均的な推定エンジントルクTe^が推定エンジントルク補償項として求められる。
また、エンジン2の目標回転数に応じた目標エンジン角速度ωetgtが設定される。そして、この目標エンジン角速度ωetgtの微分値にエンジンイナーシャIeとダンパ出力軸換算モータイナーシャI12との和が掛けられて、その乗算値がイナーシャトルク補償項とされる。イナーシャトルク補償項は、推定エンジントルク補償項に「-1」を乗じた値に加算される。
さらに、目標エンジン角速度ωetgtと実際のエンジン角速度ωeとの差に応じたフィードバック制御を実施するため、たとえば、目標エンジン角速度ωetgtと実際のエンジン角速度ωeとの差にフィードバックゲインが掛けられて、その乗算値がフィードバック制御項とされる。そして、そのフィードバック制御項が推定エンジントルク補償項に「-1」を乗じた値とイナーシャトルク補償項との加算値にさらに加算される。
一方、エンジントルク変動成分算出部により、エンジン2のクランク角と推定エンジントルクTe^からエンジントルク変動成分が算出される。エンジントルク変動成分算出部は、PCU11のCPUが実行するプログラム処理によってソフトウエア的に実現されるか、または、論理回路などのハードウェアにより実現される機能処理部である。たとえば、図3に示されるクランク角とエンジントルクTeとの関係を示すマップがPCU11の不揮発性メモリに記憶されていて、エンジントルク変動成分算出部は、そのマップからクランク角に応じたエンジントルクTeを推定エンジントルクTe^で補間して求めてもよいし、他の方法により求めてもよい。
エンジントルク変動成分には、ダンパ5の前後でのイナーシャI12/Ieの比が乗算される。これにより、エンジントルク変動成分と同相のモータトルク変動成分が算出される。そして、推定エンジントルク補償項に「-1」を乗じた値とイナーシャトルク補償項とフィードバック制御項との加算値に、モータトルク変動成分がさらに加算され、その加算値にエンジンギヤ6とモータギヤ7とのギヤ比KGRが掛けられて、その乗算値がモータ指令トルクとされる。
PCU11は、モータ指令トルクが発電用モータ3から出力されるよう、発電用モータ3の運転を制御する。
図6は、図5に示される構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御によるエンジン2の始動時のエンジントルクTe、ダンパ出力軸換算モータトルクT12、ダンパ出力軸角速度ω12、エンジン角速度ωe、ねじれ角θおよびギヤ部トルクTgの時間変化の一例を示す図である。
図6に示される一例は、図5に示される構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御により、エンジン2が停止した状態から、発電用モータ3によりエンジン2がモータリングされて、エンジン2の回転数が始動に必要な回転数まで上昇した後、エンジン2が点火されて、その点火後に発電用モータ3が回生運転された場合のものである。この例では、エンジン2の点火以降、エンジントルクTeが大きく変動しているにもかかわらず、ダンパ5のねじれ角θに大きな振動が発生しておらず、ゼロトルクを跨ぐギヤ部トルクTgの反転が1度だけである。したがって、歯打ち音が抑制されていることが判る。
<作用効果>
以上のように、モータ指令トルクにエンジントルク変動成分と同相のモータトルク変動成分が含まれることにより、理論的にダンパ5のねじれ角θを一定にできるので、ゼロトルクを跨ぐギヤ部トルクTgの反転を抑制できる。その結果、エンジンギヤ6とモータギヤ7とによる歯打ち音の発生を抑制できる。
なお、モータトルク変動成分は、エンジントルク変動成分と同相であればよいので、たとえば、燃焼間隔(3気筒4ストロークエンジンでは、240°)を1周期として1~N(N:1以上の整数)次成分の重ね合わせに近似したものであってもよいし、1次成分を三角波や矩形波で近似してもよい。計算量の削減を図る場合には、Nを小さくすればよい。
なお、エンジン2のクランク角は、クランク角に応じた検出信号を出力するクランク角センサがPCU11に接続されて、PCU11により算出されることが好ましい。クランク角センサがECU16などに接続されて、CAN通信により、PCU11がECU16からクランク角を受け取る構成であってもよいが、この場合、通信遅れなどにより、発電用モータ3のモータ指令トルクに付与するトルク変動成分の位相が遅れて、効果が低減する懸念がある。そのため、通信遅れの影響がクランク角の誤差として現れにくい低回転時に、クランク角基準点に対応する発電用モータ3の回転角を学習して記憶しておき、発電用モータ3の回転角からエンジン2のクランク角を推定することにより、エンジン2および発電用モータ3の回転数が高い領域でも通信遅れの影響を受けずに、発電用モータ3のモータ指令トルクに望ましい位相のトルク変動成分を付与することができる。
<第2実施形態>
図7は、モータ指令トルクを設定するための他の構成を示すブロック図である。
図7に示される構成では、推定エンジントルク補償項に「-1」を乗じた値とイナーシャトルク補償項との加算値が規範モデルM(s)×プラント逆モデルP-1(s)に通される。伝達関数M(s)×P-1(s)は、推定エンジントルクTe^や目標エンジン角速度ωetgtに共振成分の周波数が含まれることによるダンパ5のねじれ角θの振動を防止する目的のものであるから、低周波数(DC)ゲインは1に設定されている。プラントモデルP(s)は、前記の式(11)に示されるG1(s)を用いればよく、規範モデルM(s)は、出力の振動が発生せず、操作量が大きくなり過ぎない範囲で早い応答が得られるような任意の望ましい特性に設定されるとよい。
図7に示される構成によって、推定エンジントルクTe^や目標エンジン角速度ωetgtに共振成分の周波数が含まれていても、ねじれ角θが振動するようなフィードフォワード操作量が設定されることが抑制され、歯打ち音の発生を一層抑制することができる。
図8は、図7に示される構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御によるエンジン2の始動時のエンジントルクTe、ダンパ出力軸換算モータトルクT12、ダンパ出力軸角速度ω12、エンジン角速度ωe、ねじれ角θおよびギヤ部トルクTgの時間変化の一例を示す図である。
図8に示される一例は、図7に示される構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御により、エンジン2が停止した状態から、発電用モータ3によりエンジン2がモータリングされて、エンジン2の回転数が始動に必要な回転数まで上昇した後、エンジン2が点火されて、その点火後に発電用モータ3が回生運転された場合のものである。この例では、図6に示される例と比較して、クランキング初期のダンパ5のねじれ角θの振動がさらに抑制され、図8に示されるファイアリング期間の中央付近でのギヤ部トルクTgのオーバシュートが抑制されていることが判る。よって、歯打ち音の発生に対する抑制効果がさらに高まっていることが判る。
<第3実施形態>
第3実施形態として、図7に示される構成における規範モデルM(s)×プラント逆モデルP-1(s)に代えて、共振周波数成分を除去するノッチフィルタが採用されてもよい。この構成によっても、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
<第4実施形態>
第4実施形態として、図5または図7に示される構成において、フィードバック制御項が規範モデルM(s)×プラント逆モデルP-1(s)または共振周波数成分を除去するノッチフィルタに通されてもよい。これにより、フィードバック制御項に起因するダンパ5のねじれ角θの振動を抑制することができ、歯打ち音の発生を一層抑制することができる。
<第5実施形態>
図9は、エンジン回転数とトルク変動反映率との関係を示す図である。
第5実施形態として、図5または図7に示される構成において、エンジン2の回転数(エンジン回転数)がダンパ5の共振点に相当する共振点相当回転数を含む所定回転数未満である場合、トルク変動反映率が1に設定され、エンジン回転数が所定回転数以上である場合には、トルク変動反映率がエンジン回転数が高いほど小さい値に設定されて、エンジントルク変動成分にトルク変動反映率が掛けられてもよい。これにより、エンジン回転数が高い領域では、モータトルク変動成分が小さく設定される。エンジン2の高回転領域では、ダンパ5の効果により、エンジントルクTeの変動に対してギヤ部トルクTgの変動がかなり小さくなるため、エンジンギヤ6とモータギヤ7とが歯打ちに至る可能性が低い。エンジン回転数が高い領域では、大きなパワーが必要となり、バッテリ12および配線に流れる電流が大きくなるので、モータトルク変動成分が小さく設定されることが好ましい。
図10は、第5実施形態の構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御によるエンジン2の始動時のエンジントルクTe、ダンパ出力軸換算モータトルクT12、ダンパ出力軸角速度ω12、エンジン角速度ωe、ねじれ角θおよびギヤ部トルクTgの時間変化の一例を示す図である。
図10に示される一例は、第5実施形態の構成により設定されるモータ指令トルクを用いた制御により、エンジン2が停止した状態から、発電用モータ3によりエンジン2がモータリングされて、エンジン2の回転数が始動に必要な回転数まで上昇した後、エンジン2が点火されて、その点火後に発電用モータ3が回生運転された場合のものである。この例では、エンジン回転数が高い領域でのギヤ部トルクTgの変動は残るが、エンジン回転数が低い領域でのギヤ部トルクTgの変動が良く抑えられていることが判る。
<第6実施形態>
第6実施形態として、エンジントルクTeまたはモータトルクTmgの時間平均値の絶対値が所定値以下の領域では、モータトルク変動成分が理論値、つまりエンジントルク変動成とイナーシャI12/Ieの比との乗算値に設定され、所定値よりも大きい領域では、モータトルク変動成分が理論値より小さく設定される。
エンジントルクTeまたはモータトルクTmgの時間平均値の絶対値が大きい場合には、ギヤ部トルクTgがゼロトルクを跨ぎにくくなるので、モータトルク変動成分が下げられて、発電用モータ3の操作量が下げられることが好ましい。
<第7実施形態>
ダンパ5のねじれ角θに振動が発生した場合には、その振動を速やかに収束させて、歯打ちの発生を抑制することが好ましい。そこで、第7実施形態として、エンジン角速度ωeとダンパ出力軸角速度ω12との角速度差が算出されて、その角速度差がゼロ方向となるようなモータトルク値がモータ指令トルクに重畳されることにより、粘性ダンパやフリクションダンパを強くしたのと同等の効果を電気的に発揮することができる。発電用モータ3にレゾルバが設けられている場合、発電用モータ3のモータ指令トルクまたはモータトルク推定値とモータ角速度ωmgから算出したダンパ出力軸角速度ω12などを用いて、エンジン角速度ωeとダンパ出力軸角速度ω12との相対角速度が推定されてもよい。
<変形例>
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもでき、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:電動車両
2:エンジン
3:発電用モータ(発電用のモータ)
5:ダンパ
6:エンジンギヤ(噛合手段)
7:モータギヤ(噛合手段)
11:PCU(モータ制御装置、エンジントルク変動成分算出手段、モータ指令トルク設定手段、モータ運転制御手段)

Claims (7)

  1. エンジンの回転軸と発電用のモータの回転軸との間に、前記エンジンの回転軸の振動を減衰するダンパと、歯と歯溝との噛み合いにより動力を伝達する噛合手段とが介装された構成のシリーズ方式の電動車両において、前記モータを制御するモータ制御装置であって、
    前記エンジンのエンジントルク変動成分を算出するエンジントルク変動成分算出手段と、
    前記エンジントルク変動成分算出手段により算出される前記エンジントルク変動成分と同相のモータトルク変動成分を含むモータ指令トルクを設定するモータ指令トルク設定手段と、
    前記モータ指令トルク設定手段により設定されたモータ指令トルクを発生するよう、前記モータの運転を制御するモータ運転制御手段とを含み、
    前記モータ指令トルク設定手段は、エンジントルク変動成分を除いた時間平均的な推定エンジントルクに応じた推定エンジントルク補償項、前記エンジンの目標エンジン角加速度に応じたイナーシャトルク補償項および前記エンジンの目標エンジン角速度と実際のエンジン角速度との差にフィードバックゲインを掛けフィードバック制御項を設定し、その設定した前記推定エンジントルク補償項、前記イナーシャトルク補償項および前記フィードバック制御項のうちの少なくとも1つからは共振周波数成分を除去し、前記モータトルク変動成分からは共振周波数成分を除去せずに、その前記モータトルク変動成分、前記推定エンジントルク補償項、前記イナーシャトルク補償項および前記フィードバック制御項を含む前記モータ指令トルクを設定する、電動車両のモータ制御装置。
  2. 前記モータ指令トルク設定手段は、前記ダンパに生じるダンパねじれ角の振動の発生を抑制する補償項を設定し、当該補償項を含む前記モータ指令トルクを設定する、請求項1に記載の電動車両のモータ制御装置。
  3. 前記モータ指令トルク設定手段は、前記推定エンジントルク補償項および前記イナーシャトルク補償項から共振周波数成分を除去し、その共振周波数成分を除去した前記推定エンジントルク補償項および前記イナーシャトルク補償項を含む前記モータ指令トルクを設定する、請求項1または2に記載の電動車両のモータ制御装置。
  4. 前記モータ指令トルク設定手段は、前記推定エンジントルク補償項、前記イナーシャトルク補償項および前記フィードバック制御項から共振周波数成分を除去し、その共振周波数成分を除去した前記推定エンジントルク補償項、前記イナーシャトルク補償項および前記フィードバック制御項を含む前記モータ指令トルクを設定する、請求項3に記載の電動車両のモータ制御装置。
  5. 前記モータ指令トルク設定手段は、前記エンジントルク変動成分に前記ダンパの前記エンジン側のイナーシャに対する前記ダンパの前記モータ側のイナーシャの比を乗じることにより、前記モータトルク変動成分を算出する、請求項1~4のいずれか一項に記載の電動車両のモータ制御装置。
  6. 前記モータ指令トルク設定手段は、前記エンジンの回転数が所定回転数以上であるという条件が成立する場合、当該条件が成立しない場合よりも、前記モータトルク変動成分を小さい値に設定する、請求項1~5のいずれか一項に記載の電動車両のモータ制御装置。
  7. 前記モータ指令トルク設定手段は、前記エンジンのエンジントルクまたは前記モータのモータトルクの時間平均値の絶対値が所定値以上であるという条件が成立する場合、当該条件が成立しない場合よりも、前記モータトルク変動成分を小さい値に設定する、請求項1~6のいずれか一項に記載の電動車両のモータ制御装置。
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