JP7465427B2 - 駆動機構、定着装置、搬送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

駆動機構、定着装置、搬送装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、回転体を回転駆動する駆動機構と、それを備えた定着装置、及び、搬送装置と、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機などの画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置では、2つのモータを用いて1つの回転体を回転駆動する駆動機構が設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、画像形成装置には、メインモータとは別に、アシストモータが設けられている。そして、アシストモータは、メインモータによる回転体の駆動を補助するように回転体を駆動する。
従来の駆動機構は、2つのモータを用いて回転体を回転駆動するために、1つのモータにかかる負荷トルクを減ずる効果を期待することができる。
しかし、2つのモータによって回転体を回転駆動する場合には、2つのモータのそれぞれの速度制御が互いに干渉してしまって、回転体の回転速度を精度良く一定に維持するのが難しかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、2つのモータによって回転駆動する回転体の回転速度が精度良く一定に維持される、駆動機構、定着装置、搬送装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における駆動機構は、回転体を回転駆動する駆動機構であって、前記回転体を駆動するメインモータと、前記メインモータによる前記回転体の駆動を補助して、前記回転体を駆動するアシストモータと、を備え、前記メインモータは、前記回転体の回転速度が一定になるように速度制御され、前記アシストモータは、前記メインモータのモータ電流の変化に応じてモータ電圧が変化するように電圧制御され、前記アシストモータによって前記メインモータによる前記回転体の駆動を補助するアシスト量の調整範囲が所定幅以上となるように、前記アシストモータから前記回転体に駆動を伝達するときの減速比が定められたものである。
本発明によれば、2つのモータによって回転駆動する回転体の回転速度が精度良く一定に維持される、駆動機構、定着装置、搬送装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 定着装置を示す構成図である。 駆動機構を示す構成図である。 駆動機構のギアの配列を示す図である。 アシストモータのモータ電圧と、2つのモータのモータ電流と、の関係を示すグラフである。 変形例1としての、駆動機構のギアの配列を示す図である。 変形例2としての、駆動機構のギアの配列を示す図である。 変形例3としての、搬送装置における駆動機構を示す構成図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、を示す。
また、7は用紙等のシートPが収容される給紙部、9はシートPの搬送タイミングを調整するレジストローラ(タイミングローラ)、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、を示す。
また、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に形成される静電潜像を現像する現像部、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に形成されたトナー像をシートPの表面に重ねて転写する1次転写ローラ、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に残留した未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
また、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像をシートP上に転写するための2次転写ローラ、20はシートP上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作(印刷動作)について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKは、それぞれ、図1の反時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、帯電部12との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面には、帯電電位が形成される。
その後、帯電された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する(露光工程である。)。詳しくは、書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Yの表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向、幅方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11Mの表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11Cの表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BKの表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、現像部13との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に形成された潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ14が設置されている。そして、1次転写ローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面の各色のトナーが重ねて転写された中間転写ベルト17は、図1の時計方向に走行して、2次転写ローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写ローラ18との対向位置で、シートP上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写ローラ18との間(2次転写ニップである。)に搬送されるシートPは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、シートPを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送されたシートPが、搬送経路を通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達したシートPは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写されたシートPは、搬送ベルトによって定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ローラと加圧ローラとのニップ部(定着ニップ)にて、カラー画像(トナー像)がシートPの表面に定着される(定着工程である。)。
そして、定着工程後のシートPは、排紙ローラによって、装置本体1の外部に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセス(印刷動作)が完了する。
次に、図2を用いて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について説明する。
図2に示すように、定着装置20は、定着回転体としての定着ローラ21、棒状のヒータ25(加熱手段)、加圧回転体としての加圧ローラ22、等で構成されている。
定着回転体としての定着ローラ21は、芯金上に、弾性層や離型層が積層された多層構造のローラ部材であって、加圧回転体としての加圧ローラ22に圧接してニップ部(定着ニップ)を形成している。定着ローラ21は、制御部90によって制御された駆動機構50によって図2の時計方向に回転駆動される。なお、駆動機構50については、後で詳しく説明する。
中空構造の定着ローラ21の内部には棒状のヒータ25が固設されている。そして、制御部90により出力制御されたヒータ25からの輻射熱によって定着ローラ21が加熱されて、さらに加熱された定着ローラ21の表面からシートP上のトナー像Tに熱が加えられる。ヒータ25の出力制御は、定着ローラ21表面に非接触で対向する温度センサによるローラ表面温度の検知結果に基づいておこなわれる
また、加圧回転体としての加圧ローラ22は、主として、芯金上に弾性層が形成されたローラ部材であって、定着ローラ21の回転にともない図2の反時計方向に従動回転する。
そして、印刷指令(プリント要求)が入力されると、駆動機構50によって定着ローラ21の時計方向の回転駆動が開始されて、加圧ローラ22の反時計方向の従動回転が開始される。その後、給紙部7からシートPが給送されて、2次転写ローラ18の位置で、中間転写ベルト17上のトナー像がシートP上に未定着画像として担持される。未定着画像T(トナー像)が担持されたシートPは、図2の矢印方向に搬送されて、圧接状態にある定着ローラ21及び加圧ローラ22のニップ部に送入される。そして、定着ローラ21による加熱と、定着ローラ21及び加圧ローラ22の押圧力とによって、シートPの表面にトナー像Tが定着される。そして、定着工程後のシートPは、回転する定着ローラ21及び加圧ローラ22によって、ニップ部から矢印方向に送出される。
以下、本実施の形態における定着装置20(画像形成装置1)において特徴的な、駆動機構50の構成・動作について詳しく説明する。
先に図2を用いて説明したように、画像形成装置1には、シートP上に担持されたトナー像を定着する定着装置20と、定着装置20を駆動する駆動機構50と、が設けられている。
詳しくは、定着装置20は、定着回転体としての定着ローラ21が、駆動機構50の回転体としての出力ギア65(駆動ギア)から駆動が伝達されて図2、図3の矢印方向に回転する。そして、加圧回転体としての加圧ローラ22は、定着ローラ21の回転にともない従動回転する。
駆動機構50は、回転体としての出力ギア65を回転駆動するためのものである。特に、本実施の形態では、駆動機構50の出力ギア65によって定着ローラ21が回転駆動されるため、駆動機構50によって定着ローラ21が回転駆動されるとも言える。
ここで、図3、図4に示すように、本実施の形態における駆動機構50には、出力ギア65(回転体)を駆動するメインモータ51と、メインモータ51による出力ギア65(回転体)の駆動を補助して出力ギア65を駆動するアシストモータ52と、が設けられている。
すなわち、2つのモータ(メインモータ51とアシストモータ52とである。)によって出力ギア65を回転駆動するように構成している。
詳しくは、図3、図4に示すように、駆動機構50には、メインモータ51とアシストモータ52とからそれぞれ出力ギア65(回転体)に駆動を伝達するための複数の駆動伝達回転体としてのギア(第1モータギア61、第1アイドラ2段ギア62、第2モータギア63、第2アイドラ2段ギア64からなるギア列である。)が設けられている。
第1モータギア61は、メインモータ51のモータ軸に設置されていて、図3の反時計方向にモータ軸とともに回転する。
第1アイドラギア62は、第1小径アイドラギア62bと第1大径アイドラギア62aとが段状に重ねられている。第1大径アイドラギア62aの直径(基準円直径)は、第1小径アイドラギア62bのものより大きく設定されている。そして、第1大径アイドラギア62aはメインモータ51の第1モータギア61に噛合して、第1小径アイドラギア62bは出力ギア65に噛合している。したがって、出力ギア65は、メインモータ51からの駆動によって、図3の反時計方向に回転駆動されることになる。そして、第1アイドラギア62は、減速機構として機能することになる。
第2モータギア63は、アシストモータ52のモータ軸に設置されていて、図3の反時計方向にモータ軸とともに回転する。
第2アイドラギア64は、第2小径アイドラギア64bと第2大径アイドラギア64aとが段状に重ねられている。第2大径アイドラギア64aの直径(基準円直径)は、第2小径アイドラギア64bのものより大きく設定されている。そして、第2大径アイドラギア64aはアシストモータ52の第2モータギア63に噛合して、第2小径アイドラギア64bは出力ギア65に噛合している。したがって、出力ギア65は、アシストモータ52からの駆動(補助的な駆動である。)によって、図3の反時計方向に回転駆動されることになる。そして、第2アイドラギア64は、減速機構として機能することになる。
回転体としての出力ギア65は、第1小径アイドラギア62bと第2小径アイドラギア64bとにそれぞれ噛合している。
本実施の形態において、出力ギア65はアイドラギアであって、定着ローラ21の軸部に設置された従動ギア27(図3参照)に噛合している。
出力ギア65は、画像形成装置1に対する定着装置20の着脱動作(図1、図2の紙面垂直方向であって、図3の左右方向の着脱動作である。)に連動して、従動ギア27に噛合・噛合解除される。
また、図示は省略するが、第1、第2アイドラギア62、64、出力ギア65は、それぞれ、駆動機構50のフレームに起立するスタッドに回転可能に保持されている。
ここで、本実施の形態において、メインモータ51は、出力ギア65(回転体)の回転速度が一定になるように速度制御(回転速度制御)される。
詳しくは、制御部90にはメインモータ51の目標回転速度が記憶されていて、その目標回転速度になるようにメインモータ51が駆動される。そして、メインモータ51の回転駆動が、第1アイドラギア62によって減速されて出力ギア65に伝達される。
なお、メインモータ51の速度(回転速度)は、エンコーダ95(例えば、メインモータ51の軸部や、出力ギア65、などの回転速度を検出する検出手段である。)によって検出される。そして、その検出結果に基づいて、制御部90によってメインモータ51の速度が目標回転速度になるようにモータ電流が調整される。
これに対して、本実施の形態において、アシストモータ52は、メインモータ51のモータ電流の変化に応じてモータ電圧が変化するように電圧制御される。
詳しくは、メインモータ51は目標回転速度になるように定速で駆動されていて、アシストモータ52は、入力されるモータ電圧が調整されながら、出力ギア65の回転速度に合わせて駆動される。そして、アシストモータ52の回転駆動が、第2アイドラギア64によって減速されて出力ギア65に伝達される。
さらに詳しくは、アシストモータ52は、メインモータ51のモータ電流が大きくなったときに、モータ電圧が大きくなるように電圧制御される。
上述したように、メインモータ51は、その回転速度が目標回転速度になるようにモータ電流が調整されるが、負荷トルクが変化したときにもモータ電流が調整されることになる。具体的に、定着ローラ21の駆動トルクの上昇にともないメインモータ51にかかる負荷トルクが大きくなると、負荷トルクが小さい場合に比べて、制御部90によってモータ電流が大きくなるようにメインモータ51が制御される。特に、定着ローラ21はヒータ25によって加熱されて熱膨張するため、駆動トルクが変化しやすいため、メインモータ51の負荷トルクの変化も生じやすくなる。
そして、このようなメインモータ51のモータ電流の変化を電流検知部91で検知して、制御部90によってアシストモータ52のモータ電圧を調整制御している。具体的に、メインモータ51のモータ電流が大きくなったときには、小さいときに比べて、アシストモータ52のモータ電圧が大きくなるように制御している。なお、アシストモータ52のモータ電圧は、電圧検知部92によって検知されて制御部90にフィードバックされる。
すなわち、本実施の形態における駆動機構50は、メインモータ51の負荷トルクの変化に応じて、アシストモータ52によってメインモータ51による出力ギア65(回転体)の駆動を補助するアシスト量が調整されるものである。
具体的に、メインモータ51の負荷トルクが大きい場合には、メインモータ51の負荷トルクを減ずる必要(駆動を補助する必要)があるため、アシストモータ52によるアシスト量が大きくなる。これに対して、メインモータ51の負荷トルクが小さい場合には、メインモータ51の負荷トルクを減ずる必要がないため、アシストモータ52によるアシスト量が小さくなる。
出力ギア65の負荷(定着装置20の駆動トルク)が一定であるとすると、図5に示すように、アシストモータ52のモータ電圧に対して、メインモータ51のモータ電流は負の傾きで比例して、アシストモータ52のモータ電流は正の傾きで比例する。アシストモータ52のモータ電圧が大きくなると、アシストモータ52が発揮する出力が大きくなる。そのため、アシストモータが担える負荷(アシスト量)が大きくなる。モータ電流はモータの負荷と考えられるため、アシストモータ52のモータ電圧が増加すると、アシストモータ52のモータ電流が増加する。また、それにともなって、アシストモータ52のモータ電圧が増加すると、メインモータ51の負荷トルクが減少してメインモータ51のモータ電流は減少することになる。
このように、本実施の形態では、速度制御されるメインモータ51と、電圧制御されるアシストモータ52と、によって出力ギア65(又は、定着装置20)を駆動しているため、メインモータ51にかかる負荷トルクを減ずることができるとともに、2つのモータ51、52によって回転駆動する出力ギア65(回転体)の回転速度を精度良く一定に維持することができる。
すなわち、2つのモータのそれぞれを速度制御してしまうと、それぞれの速度制御が互いに干渉(喧嘩)してしまって、出力ギア(回転体)の回転速度を精度良く一定に維持するのが難しくなる。
これに対して、本実施の形態では、メインモータ51は速度制御するものの、アシストモータ52は、出力ギア65の回転速度に合わせて、メインモータ51の負荷トルクの変化に応じてモータ電圧が調整されるように電圧制御されるため、上述したような不具合が軽減される。
また、本実施の形態では、メインモータ51の出力が、アシストモータ52の出力に比べて大きくなっている。
すなわち、メインモータ51に比べて、アシストモータ52はパワーの小さなものを用いている。アシストモータ52は、主たるメインモータ51の駆動を補助するものであるため、そのように構成することで、駆動機構50を全体的に低コスト化、小型化することが可能になる。
ここで、図5を参照して、本実施の形態では、アシストモータ52によってメインモータ51による出力ギア65(回転体)の駆動を補助するアシスト量の調整範囲Wが所定幅Wz以上となるように(W≧Wz)、アシストモータ52から出力ギア65に駆動を伝達するときの減速比(第2アイドラギア64の減速比である。)が定められている。
メインモータ51やアシストモータ52には、それぞれ、定格電流が存在して、定格電流以下で駆動する必要がある。出力ギア65の負荷(定着装置20の駆動トルク)が一定であるとすると、アシストモータ52の減速比(第2アイドラギア64の減速比である。)が小さい場合には、減速比が大きい場合に比べて、メインモータ51とアシストモータ52とをそれぞれの定格電流以下で駆動できる範囲が狭まってしまう。この範囲は大きいほど、定格電流以下で駆動できる余裕度が大きいと言え、この範囲がアシストモータ52のモータ電圧で使用可能な調整範囲Wとなる。
アシストモータ52の負荷トルクは、出力ギア65の負荷が第2アイドラギア64(減速機構)を介して減速比分だけ小さなものとなって伝達される。そのため、アシストモータ52の減速比が大きい場合、減速比が小さい場合に比べて、アシストモータ52の負荷トルクが小さくなる。したがって、アシストモータ52のモータ電流が小さくなり、補助駆動するための余裕度が大きくなる。よって、アシストモータ52の減速比によってアシスト量の調整幅を設定することができる。一方、アシストモータ52は回転速度に対する出力効率があり、高い効率で使うことが望ましい。出力ギア65の回転速度が決まっていれば、減速比によってアシストモータ52の回転速度を決めることができる。
したがって、アシストモータ52のアシスト量の調整幅とモータの出力効率とを考慮して、アシスト量の調整範囲Wが所定幅Wz以上となるようにアシストモータ52の減速比を設定することになる。
ここで、図4に示すように、出力ギア65(回転体)の回転軸と複数のギア62~64(複数の駆動伝達回転体)の回転軸とは、それらの回転軸に直交する断面でみたときに、隣り合う3つの回転軸が同一直線上にないように配置されている。
具体的に、第1モータギア61の回転軸と第1アイドラギア62の回転軸とを結ぶ仮想線X1は、第1アイドラギア62の回転軸と出力ギア65の回転軸とを結ぶ仮想線X2に対して、同一直線上に一致せずに、交差することになる。また、第1アイドラギア62の回転軸と出力ギア65の回転軸とを結ぶ仮想線X2は、出力ギア65の回転軸と第2アイドラギア64の回転軸とを結ぶ仮想線X3に対して、同一直線上に一致せずに、交差することになる。さらに、出力ギア65の回転軸と第2アイドラギア64の回転軸とを結ぶ仮想線X3は、第2アイドラギア64の回転軸と第2モータギア63の回転軸を結ぶ仮想線X4に対して、同一直線上に一致せずに、交差することになる。
このように構成することにより、隣り合う3つの回転軸を同一直線上に配置する場合に比べて、それぞれのギアが受ける力を別方向に分散させることができるため、ギアを保持するスタッドの倒れなどを防止することができる。
<変形例1>
図6に示すように、変形例1では、駆動機構50における駆動伝達回転体として、ギアの他にタイミングベルト70を用いている。
詳しくは、図6に示すように、駆動機構50には、第1モータギア61、第1アイドラ2段ギア62、モータプーリギア67、アイドラ2段プーリギア68、タイミングベルト70、第2アイドラ2段ギア69、が設けられている。
第1モータギア61は、メインモータ51のモータ軸に設置されていて、図6の反時計方向にモータ軸とともに回転する。
第1アイドラギア62は、第1小径アイドラギア62bと第1大径アイドラギア62aとが段状に重ねられている。第1大径アイドラギア62aの直径(基準円直径)は、第1小径アイドラギア62bのものより大きく設定されている。そして、第1大径アイドラギア62aはメインモータ51の第1モータギア61に噛合して、第1小径アイドラギア62bは出力ギア65に噛合している。したがって、出力ギア65は、メインモータ51からの駆動によって、図6の反時計方向に回転駆動されることになる。そして、第1アイドラギア62は、減速機構として機能することになる。
ここで、変形例1において、モータプーリギア67は、アシストモータ52のモータ軸に設置されていて、図6の反時計方向にモータ軸とともに回転する。
アイドラ2段プーリギア68は、プーリギア68bとアイドラギア68aとが段状に重ねられている。アイドラギア68aの直径は、プーリギア68bのものより大きく設定されている。
タイミングベルト70は、アシストモータ52のモータプーリギア67と、プーリギア68bと、に巻回されている。
第2アイドラギア69は、第2小径アイドラギア69bと第2大径アイドラギア69aとが段状に重ねられている。第2大径アイドラギア69aの直径は、第2小径アイドラギア69bのものより大きく設定されている。そして、第2大径アイドラギア69aはアイドラ2段プーリギア68のアイドラギア68aに噛合して、第1小径アイドラギア69bは出力ギア65に噛合している。
したがって、出力ギア65は、アシストモータ52からの駆動によって、図3の反時計方向に回転駆動されることになる。そして、第2アイドラギア69、アイドラ2段プーリギア68は、減速機構として機能することになる。
そして、変形例1のように構成した場合であっても、2つのモータ51,52によって回転駆動する出力ギア65の回転速度を精度良く一定に維持することができる。特に、変形例1では、駆動機構50の駆動伝達手段としてタイミングベルト70を用いているため、アシストモータ52を、出力ギア65やメインモータ51から充分に離れた位置に配置することが可能になるため、駆動機構50のレイアウトの自由度が向上することになる。
<変形例2>
図7に示すように、変形例2における駆動機構50は、第1アイドラ2段ギア62の第1大径アイドラギア62aが、外歯車形状ではなくて、内歯車形状になっている。
そして、変形例2のように構成した場合であっても、2つのモータ51,52によって回転駆動する出力ギア65の回転速度を精度良く一定に維持することができる。特に、変形例2では、第1アイドラ2段ギア62の第1大径アイドラギア62aが内歯車となっているため、駆動機構50を小型化することができる。
<変形例3>
図8に示すように、変形例3における駆動機構50は、シートPを搬送する搬送装置100に設置されている。
図8に示すように、搬送装置100は、2つの搬送ローラ(駆動ローラ10aと従動ローラ10bとである。)がニップを形成してなる搬送ローラ対10(図1参照)が設置されている。そして、その搬送ローラ対10の駆動ローラ10aの軸部に、出力ギア65が設置されている。
このような構成により、2つのモータ51、52によって出力ギア65(回転体)が回転駆動されて、その出力ギア65から駆動が伝達されて駆動ローラ10a(搬送ローラ)が回転することになる。特に、変形例3では、出力ギア65とともに、駆動ローラ10a(搬送ローラ)が回転するように構成している。
そして、変形例3のように構成した場合であっても、2つのモータ51,52によって回転駆動する出力ギア65の回転速度を精度良く一定に維持することができる。
以上説明したように、本実施の形態における駆動機構50は、出力ギア65(回転体)を回転駆動する駆動機構50であって、出力ギア65を駆動するメインモータ51と、メインモータ51による出力ギア65の駆動を補助して出力ギア65を駆動するアシストモータ52と、が設けられている。そして、メインモータ51は、出力ギア65の回転速度が一定になるように速度制御される。また、アシストモータ52は、メインモータ51のモータ電流の変化に応じてモータ電圧が変化するように電圧制御される。
これにより、2つのモータ51、52によって回転駆動する出力ギア65(回転体)の回転速度が精度良く一定に維持される。
なお、本実施の形態では、カラーの画像形成装置1に設置される駆動機構50に対して本発明を適用したが、モノクロの画像形成装置に設置される駆動機構に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される駆動機構50に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される駆動機構に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、出力ギア65から駆動伝達されて定着ローラ21(定着回転体)が回転するように構成したが、出力ギアから駆動伝達されて加圧ローラ22(加圧回転体)が回転するように構成することもできる。
また、本実施の形態では、定着装置20(又は搬送装置100)に設置される駆動機構50に対して本発明を適用したが、それ以外の装置に設置される駆動機構に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、駆動機構50によって回転駆動する回転体を出力ギア65としたが、駆動機構によって回転駆動する回転体はこれに限定されず、駆動機構によって種々の回転体を回転駆動することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
10 搬送ローラ対、
10a 駆動ローラ(搬送ローラ)、
10b 従動ローラ(搬送ローラ)、
20 定着装置、
21 定着ローラ(定着回転体)、
22 加圧ローラ(加圧回転体)、
50 駆動機構、
51 メインモータ(第1モータ)、
52 アシストモータ(第2モータ)、
61 第1モータギア、
62 第1アイドラ2段ギア、
62a 第1大径アイドラギア、
62b 第1小径アイドラギア、
63 第2モータギア、
64 第2アイドラ2段ギア、
64a 第2大径アイドラギア、
64b 第2小径アイドラギア、
65 出力ギア(回転体)、
67 モータプーリギア、
68 アイドラ2段プーリギア、
68a アイドラギア、
68b プーリギア、
69 第2アイドラ2段ギア、
69a 第2大径アイドラギア、
69b 第2小径アイドラギア、
70 タイミングベルト、
100 搬送装置、
P シート。
特開2018-193178号公報

Claims (10)

  1. 回転体を回転駆動する駆動機構であって、
    前記回転体を駆動するメインモータと、
    前記メインモータによる前記回転体の駆動を補助して、前記回転体を駆動するアシストモータと、
    を備え、
    前記メインモータは、前記回転体の回転速度が一定になるように速度制御され、
    前記アシストモータは、前記メインモータのモータ電流の変化に応じてモータ電圧が変化するように電圧制御され、
    前記アシストモータによって前記メインモータによる前記回転体の駆動を補助するアシスト量の調整範囲が所定幅以上となるように、前記アシストモータから前記回転体に駆動を伝達するときの減速比が定められたことを特徴とする駆動機構。
  2. 第1小径アイドラギアと第1大径アイドラギアとが段状に重ねられて、前記メインモータのモータ軸に設置された第1モータギアに前記第1大径アイドラギアが噛合する第1アイドラ2段ギアと、
    第2小径アイドラギアと第2大径アイドラギアとが段状に重ねられて、前記アシストモータのモータ軸に設置された第2モータギアに前記第2大径アイドラギアが噛合する第2アイドラ2段ギアと、
    前記第1小径アイドラギアと前記第2小径アイドラギアとに噛合する前記回転体としての出力ギアと、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の駆動機構。
  3. 回転体を回転駆動する駆動機構であって、
    前記回転体を駆動するメインモータと、
    前記メインモータによる前記回転体の駆動を補助して、前記回転体を駆動するアシストモータと、
    第1小径アイドラギアと第1大径アイドラギアとが段状に重ねられて、前記メインモータのモータ軸に設置された第1モータギアに前記第1大径アイドラギアが噛合する第1アイドラ2段ギアと、
    プーリギアとアイドラギアとが段状に重ねられたアイドラ2段プーリギアと、
    前記アシストモータのモータ軸に設置されたモータプーリギアと前記プーリギアとに巻回されたタイミングベルトと、
    第2小径アイドラギアと第2大径アイドラギアとが段状に重ねられて、前記アイドラ2段プーリギアの前記アイドラギアに前記第2大径アイドラギアが噛合する第2アイドラ2段ギアと、
    前記第1小径アイドラギアと前記第2小径アイドラギアとに噛合する前記回転体としての出力ギアと、
    を備え、
    前記メインモータは、前記回転体の回転速度が一定になるように速度制御され、
    前記アシストモータは、前記メインモータのモータ電流の変化に応じてモータ電圧が変化するように電圧制御されることを特徴とする駆動機構。
  4. 前記アシストモータは、前記メインモータのモータ電流が大きくなったときに、モータ電圧が大きくなるように電圧制御されることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の駆動機構。
  5. 前記メインモータの負荷トルクの変化に応じて、前記アシストモータによって前記メインモータによる前記回転体の駆動を補助するアシスト量が調整されることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の駆動機構。
  6. 前記メインモータの出力が、前記アシストモータの出力に比べて大きいことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載の駆動機構。
  7. 前記メインモータと前記アシストモータとからそれぞれ前記回転体に駆動を伝達するための複数の駆動伝達回転体を備え、
    前記回転体の回転軸と前記複数の駆動伝達回転体の回転軸とは、それらの回転軸に直交する断面でみたときに、隣り合う3つの回転軸が同一直線上にないように配置されたことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の駆動機構。
  8. シート上に担持されたトナー像を定着する定着装置であって、
    請求項1~請求項7のいずれかに記載の駆動機構と、
    前記回転体としての出力ギアから駆動が伝達されて回転する定着回転体又は加圧回転体と、
    を備えたことを特徴とする定着装置
  9. シートを搬送する搬送装置であって、
    請求項1~請求項7のいずれかに記載の駆動機構と、
    前記回転体としての出力ギアから駆動が伝達されて回転する搬送ローラと、
    を備えたことを特徴とする搬送装置。
  10. 請求項1~請求項7のいずれかに記載の駆動機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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