JP2008089828A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナー像にレーザ光を照射して、トナー像をシート上に溶融固着させる画像形成装置において、レーザ光によりトナー像に必要十分なエネルギー(熱量)を付与して、良好な定着を行えるようにした。
【解決手段】文字「A」からなるトナー像TAに対して、副走査方向(矢印S2方向)下流側に配置した出力W1が小さいレーザ光H1と、上流側に配置した出力W2が大きいレーザ光H2とを主走査方向(矢印S1方向)に順次、主走査して、第1ラインL1,第2ラインL2,第3ラインL3を形成する。先行するラインのレーザ光H1が走査した領域を、後続のラインのレーザ光H2が再度、走査することで、トナー像を段階的に加熱することができるので、必要十分なエネルギーでトナー像を良好に定着させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】文字「A」からなるトナー像TAに対して、副走査方向(矢印S2方向)下流側に配置した出力W1が小さいレーザ光H1と、上流側に配置した出力W2が大きいレーザ光H2とを主走査方向(矢印S1方向)に順次、主走査して、第1ラインL1,第2ラインL2,第3ラインL3を形成する。先行するラインのレーザ光H1が走査した領域を、後続のラインのレーザ光H2が再度、走査することで、トナー像を段階的に加熱することができるので、必要十分なエネルギーでトナー像を良好に定着させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、シート上に担持された未定着トナー像にレーザ光を照射することにより、トナー像をシート上に定着させる画像形成装置に関する。
複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置において、トナー像をシート上に定着させる定着装置として、一般に、熱加圧方式のものが知られている。このものは、ヒータによって加熱された定着ローラに加圧ローラを圧接して、両ローラ間に定着ニップ部を構成し、この定着ニップ部に、未定着トナー像を担持したシートを挿通することにより、トナー像を加熱・加圧してシート上に定着させるものである。この方式によると、定着装置が、トナーを溶融できる所定の定着温度に達するまでの時間が長く、また、トナー像を溶融させるために、定着ローラ全体を加熱する必要があるため、電力の浪費が多く、熱効率(エネルギー効率)が悪いという問題があった。
このような問題を解決するための方策として、例えば、特許文献1には、レーザ光を照射して、トナー像を定着させる方法が提案されている。
このものは、画像情報に基づいて感光体表面に形成したトナー像に対し、同じ画像情報に基づいてレーザ光を照射することで、シート上にトナー像を溶融固着させるものである。
これによると、トナー像に対するレーザ光の照射を、画像情報に基づいて行っているので、シート上のトナー像のない領域には、レーザ光を照射する必要がないため、省電力化、熱効率の向上を図ることができる。
しかしながら、上述の特許文献1によると、定着に使用するレーザ光が1つであるため、近時の画像形成における定着速度の高速化に対応するためには、レーザ光の走査速度を速める必要がある。このため、トナー像に十分な熱量(なお、以下では、レーザ光についてはエネルギーを、またトナーについては熱量を使用するが、これらはほぼ同じ意味である。)を付与することができなくなって、定着不良が発生するという問題があった。一方、トナー像に十分な熱量を付与するための方策としては、レーザ光の出力を上げるという方法が考えられるが、この場合、トナーには、短時間に多量の熱量が付与されるものの、トナーの温度は急激には上昇しないため、トナーの溶融に寄与しないで浪費される熱量が増加するという問題があった。
そこで、本発明は、レーザ光によってトナー像を定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、トナーに付与する熱量が不足することに起因する定着不良や、トナーに急激に熱量を付与することに起因する熱量の浪費を防止するようにした画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、均一帯電後の感光体表面を画像情報に基づいて主走査方向及び副走査方向に露光して静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナー像として現像する現像装置と、前記トナー像をシートに転写する転写装置と、転写されたトナー像をシートに定着させる定着装置と、を備えた画像形成装置に関する。この発明に係る画像形成装置は、前記定着装置は、画像情報に基づいてON/OFF制御されたレーザ光をそれぞれ発生させる複数のレーザ光源を有するレーザ光発生手段と、前記複数のレーザ光源から発生されたレーザ光により、シートを主走査方向及び副走査方向に走査してトナー像をシートに溶融固着させる走査手段と、を備え、前記複数のレーザ光源は、レーザ光を副走査方向に沿って並べた状態で1つのラインを主走査するとともに、副走査方向下流側のレーザ光がトナーに付与する熱量よりも、副走査方向上流側のレーザ光がトナーに付与する熱量が多くなるように設定されている、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記複数のレーザ光源は、先行する前記ラインにおける下流側のレーザ光が主走査した領域を、後続する前記ラインにおける上流側のレーザ光が主走査する、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る画像形成装置において、前記レーザ光発生手段は、前記複数のレーザ光源から発生されるレーザ光の出力を変更することで、それぞれトナーに付与する熱量を変更している、ことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項1又は2に係る画像形成装置において、前記レーザ光発生手段は、前記複数のレーザ光源から発生されるレーザ光の照射時間を変更することで、それぞれトナーに付与する熱量を変更している、ことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に係る画像形成装置において、前記レーザ光発生手段は、前記画像情報に基づくトナー像のトナー量に応じて、使用する前記レーザ光源の数を変更する、ことを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に係る画像形成装置において、前記レーザ光発生手段は、前記トナーの吸収波長とほぼ同じ波長のレーザ光を前記複数のレーザ光源から発生させる、ことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、定着装置は、静電潜像を形成する基となっている画像情報に基づいて、レーザ光発生手段、走査手段によってシート上のトナー像を溶融固着させるので、トナー像を溶融するのに必要な領域のみを走査し、それ以外の不要な領域は走査しないで済むので、不要な電力の消費を抑制することができる。さらに、定着装置は、レーザ光を副走査方向に沿って並べた状態で1つのラインを主走査するとともに、副走査方向下流側のレーザ光がトナーに付与する熱量よりも、副走査方向上流側のレーザ光がトナーに付与する熱量が多くなるように設定されているので、1つのライン内で、トナー像に与える熱量に差異を持たせることができる。
請求項2の発明によれば、複数のレーザ光源は、先行するラインにおける下流側のレーザ光が主走査した領域を、後続するラインにおける上流側のレーザ光が主走査するので、先行するラインの下流側のレーザ光の主走査によって余熱された領域を、後続するラインの上流側のレーザ光の主走査によって加熱することができるので、トナー像に対して効率よく熱を付与することができる。トナー像を加熱する場合、トナーは比較的熱容量が大きいので、トナー像を短時間に溶融させよとして、大きな熱量を付与したとしても、トナー像を急に加熱することができず、無駄な熱が浪費されることになる。そこで、請求項2の発明によれば、トナー像の同一の領域を段階的に加熱することができるので、熱の浪費を排除することができる。
請求項3の発明によれば、複数のレーザ光は、出力を変更することで、トナーに付与する熱量を変更するようにしている。
請求項4の発明によれば、複数のレーザ光は、照射時間を変更することで、トナーに付与する熱量を変更するようにしている。
請求項5の発明によれば、画像情報に基づくトナー像のトナー量に応じて、使用するレーザ光源の数を変更することにより、トナー像に対する過剰な加熱を防止することができる。
請求項6の発明によれば、レーザ光発生手段は、トナーの吸収波長とほぼ同じ波長のレーザ光を複数のレーザ光源から発生させるので、レーザ光のエネルギーがトナーによって良好に吸収される。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図3を参照して、本発明に係る画像形成装置1について説明する。このうち、図1は、本発明に係る画像形成装置1の構成を模式的に示す図である。図2は、副走査方向に並べた、出力の異なる2つのレーザ光H1,H2でシートP上の1つのラインを走査する例を説明する図である。図3は、レーザ光の波長と、トナーTの透過率との関係を示す図である。
図1〜図3を参照して、本発明に係る画像形成装置1について説明する。このうち、図1は、本発明に係る画像形成装置1の構成を模式的に示す図である。図2は、副走査方向に並べた、出力の異なる2つのレーザ光H1,H2でシートP上の1つのラインを走査する例を説明する図である。図3は、レーザ光の波長と、トナーTの透過率との関係を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、シートP(紙,透明フィルム等の記録媒体)を給搬送するシート給送部11と、給搬送されたシートPに画像としてのトナー像T(なお、以下ではトナー像及びトナーについて符号「T」を使用する。)を形成する画像形成部12と、画像形成後のシートPを搬送するシート搬送部13と、シートP上に画像を定着する定着部14とを備えている。
シート給送部11には、給紙カセット21、給紙ローラ22、給送ローラ23、リタードローラ24、搬送ローラ対25、レジストローラ対26等が配設されている。給紙カセット21内に積層状態で収納された複数枚のシートPは、その最上位のものから順に、給紙ローラ22によって給紙され、給送ローラ23及びリタードローラ24によって1枚ずつ分離されて下流側に搬送される。さらに、シートPは、搬送ローラ対25によってレジストローラ対26に搬送され、斜行が矯正された後、レジストローラ対26によって、次に説明する画像形成部12に供給される。
画像形成部12には、感光ドラム31(ドラム形の感光体)が配設されていて、その周囲には、帯電ローラ32(帯電装置)、露光装置33、現像装置34、転写ローラ35(転写装置)、クリーニング装置36等が配設されている。感光ドラム31は、駆動手段(不図示)によって矢印R31方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。感光ドラム31は、その表面(外周面)が帯電ローラ32によって所定の極性・電位に均一(一様)に帯電される。帯電後の感光ドラム31表面は、露光装置33によって静電潜像が形成される。露光装置33は、例えば、画像情報に基づいてON/OFF制御されたレーザ光によって、均一帯電後の感光ドラム31表面を主走査し、また感光ドラム31の回転により副走査する。これにより、感光ドラム31表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置34によってトナーTが付着されてトナー像Tとして現像される。このトナー像は、後述するように、静電吸着ローラを兼ねた転写ローラ35によってシートP上に転写される。なお、露光装置としては、主走査方向に多数のLEDを並べて、これを画像情報に基づいてON/OFF制御するようなものを使用することができる。なお、トナーTについては、後に詳述する。
シート搬送部13には、シート搬送方向に沿っての上流側に配設された転写ローラ35と、下流側に配設された静電吸着ローラ37と、これらに掛け渡された搬送ベルト38とが配設されている。搬送ベルト38は、転写ローラ35によって感光ドラム31に圧接されていて感光ドラム31と搬送ベルト38との間には、転写ニップ部Nが構成されている。なお、この転写ニップ部Nは、感光ドラム31の中心と転写ローラ35の中心とを結ぶ線分上に配置されている。上述の感光ドラム31上に形成されたトナー像Tは、感光ドラム31の矢印31方向の回転に伴って転写ニップ部Nに到達する。これにタイミングを合わせて、レジストローラ対26からシートPが転写ニップ部Nに供給される。このとき、転写ローラ35に転写バイアスが印加され、これにより感光ドラム31上のトナー像TがシートP上に転写される。このとき、シートPは、搬送ベルト38の表面に静電的に吸着される。すなわち、シートPは、転写ニップ部Nを通過する際に、感光ドラム31上のトナー像Tが転写されるのと並行して、先端側から徐々に搬送ベルト38表面に吸着されていく。トナー像転写後の感光ドラム31は、表面に残った転写残トナーがクリーニング装置36によって除去されて、次の画像形成に供される。転写ベルト38は、下流側の静電吸着ローラ37が駆動手段(不図示)によって矢印R37方向に駆動回転されるのに伴って矢印R38方向に回転する。これにより、シートPは、搬送ベルト38表面に静電吸着された状態を維持し、かつ表面に未定着トナー像を担持した状態で、定着部14に搬送される。このため、定着時のシートP、ひいてはトナー像Tは、高い位置精度を保持することができる。
定着部14には、定着装置40が配設されている。なお、図1(b)は、図1(a)中の定着装置40を上方から見た図である。定着部14に搬送されたシートPは、定着装置40により、トナー像Tが溶融固着されて定着される。本実施形態では、定着装置40は、レーザ光を利用してトナー像Tを溶融固着させるものである。すなわち、定着装置40は、複数(本実施形態では2個)のレーザ光源を有するレーザ光発生手段41と、これら複数のレーザ光源から発生されたレーザ光により、シートPを主走査方向及び副走査方向に走査してトナー像TをシートPに溶融固着させる走査手段とを備えている。走査手段は、コリメータレンズ42、シリンドリカルレンズ43、ポリゴンミラー44、結像レンズ45、折り返しミラー46,47等を有しており、これらにより、レーザ光を、シートPにおける搬送方向に直交する方向に主走査する。一方、レーザ光による副走査は、上述の搬送ベルト38がシートPを矢印R38方向に搬送することで行われる。レーザ光源から発生されたレーザ光は、コリメータレンズ42によって平行にされ、シリンドリカルレンズ43によってポリゴンミラー44上に焦点が合わされる。ポリゴンモータ(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー44によって反射されたレーザ光は、結像レンズ45によって結像され、さらに折り返しミラー46,47によって反射され、シートP上を主走査方向に照射する。この主走査と並行して、搬送ベルトによってシートPが搬送されることで、シートP上を副走査方向に照射する。つまり、定着装置40は、シートP上を主走査方向及び副走査方向に照射(走査)することができる。なお、定着装置40については、後にさらに詳述する。
定着装置40によってトナー像Tが定着されたシートPは、搬送ベルト38から分離され、搬送ローラ48によって矢印Kp方向に搬送され、さらに排紙ローラ49によって排紙トレイ(不図示)上に排出される。以上で1枚のシートPの片面(表面)に対する画像形成が終了する。
上述の定着装置40によるシートPの走査は、上述の感光ドラム31上に静電潜像を形成する際に利用された画像情報と同じ画像情報に基づいて行われる。すなわち、上述のように、静電潜像は、露光装置33が画像情報に基づいて感光ドラム31表面を主走査方向及び副走査方向に露光することによって形成され、この静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成される。定着装置40は、この同じ画像情報に基づいて、ON/OFF制御されたレーザ光によってシートP上を走査する。これによりシートP上のトナー像Tがある領域にのみレーザ光を照射し、それ以外の領域は照射しないようにすることができるので、エネルギーの浪費を防止することができる。なお、ここで、定着装置40が画像情報に基づいてレーザ光を照射する場合、その照射領域は、露光装置33による露光領域よりも、広く設定するものとする。これにより、各部材等の組立誤差や作動誤差等があった場合でも、トナー像T全体をレーザ光で確実に照射して溶融固着させることができるからである。
本実施形態では、さらに、レーザ発生手段41が複数(2個)のレーザ光源を有していて、これら複数のレーザ光源から発生された複数のレーザ光により同時にシートP上を走査してトナー像Tを定着するようにしている。
図2を参照して、この点について詳述する。同図は、表面に文字「A」という未定着のトナー像TAを担持したシートPが、矢印Kp方向に搬送されて、定着部到達し、このトナー像TAがレーザ光H1,H2の照射を受ける例を模式的に示したものである。ここで、同図中の「A」を構成している黒丸は、トナーを象徴的に示すものである。また、レーザ光H1,H2の主走査方向をS1、副走査方向(シートPの搬送方向である矢印Kp方向とは反対方向)をS2で示している。
本実施形態では、レーザ発生手段41は、2つのレーザ光源を有している。そして、これらレーザ光源から発生されたレーザ光H1,H2がポリゴンミラー44等によってシートP上を照射した際のそのスポットが副走査方向(矢印S2方向)に隣接するようにして並ぶように構成されている。ただし、ここで並ぶとは、接するようにして並ぶ場合も、それぞれの一部がオーバーラップするようにして並ぶ場合も含むものとするが、実機においては、後者が採用される。
本実施形態では、2つのレーザ光H1,H2は、レーザ光H1が副走査方向に沿っての下流側に、またレーザ光H2が上流側に配設されていて、これらレーザ光H1,H2が同時に主走査方向に移動することで、1つのラインを走査するようになっている。
ここで、レーザ光がトナーに付与するエネルギー(熱量)をJ、レーザ光の出力をW、レーザ光の照射時間をtとすると、これらの間に、
J=W・t
の関係が成り立つ。
J=W・t
の関係が成り立つ。
本実施形態では、複数のレーザ光H1,H2について、それぞれの出力W1,W2に差異を持たせることで、それぞれのレーザ光H1,H2によってトナーに付与されるエネルギーが異なるようにした。具体的には、下流側のレーザ光H1の出力W1よりも上流側のレーザ光H2の出力W2方が出力が大きくなるように構成されている。つまり、レーザ光H1とレーザ光H2とが同じ条件でトナー像Tを照射した場合には、レーザ光H1によってトナー像に付与される熱量よりも、レーザ光H2によってトナー像Tに付与される熱量の方が大きくなるようになっている。
また、図2に示すように、レーザ光H1,H2の主走査及び副走査によって順次、第1ラインL1、第2ラインL2、第3ラインL3、……第n(nは自然数)を形成する際、先行するラインの副走査方向下流側の領域を、後続するラインの副走査方向上流側の領域がオーバーラップするようにして走査する。さらに具体的には、先行するライン(例えば、第1ラインL1)のうちの、レーザ光H1が走査した領域を、後続するライン(例えば、第2ラインL2)を形成する際、レーザ光H2が走査するようにしている。これらの関係は、第2ラインL2と第3レインL3との間、さらにはそれ以降の隣接する2つのライン間にも成り立つようにした。
上述のように、レーザ光H1の出力W1は、レーザ光H2の出力W2よりも小さい。したがって、本実施形態では、トナー像TAの同じ領域を、先行するラインのレーザ光H1によって、まずある温度まで上昇させ(余熱し)、その後、後続するラインのレーザ光H2によって所定の温度まで昇温させるようにしている。
これにより、レーザ光のエネルギーの浪費を防止することができる。すなわち、例えば、レーザ光H1の出力がレーザ光H2と同等である場合を考えると、トナーTの熱容量が比較的大きいため、出力の大きいレーザ光H1でトナーを照射した場合でも、トナーの温度が急激に上昇することはない。付与したエネルギーに対して、温度上昇に使われる熱量が少なく、残りのエネルギーが浪費されることになる。そこで、本実施形態では、上述のように副走査方向下流側のレーザ光H1の出力W1を副走査方向上流側のレーザ光H2の出力W2よりも小さくして、上述のようなエネルギー(熱量)の浪費を抑制するとともに、良好な定着を可能とした。言い換えると、レーザ光H1,H2により、トナー像Tに対して必要十分なエネルギー(熱量)を付与して、良好な定着が行えるようにした。
ここで、本実施形態で使用したトナーについて説明する。トナーとしては、明確な融点を有する、すなわち融点を超えると短時間で流動性が増すフラッシュ定着用のトナーを使用した。具体的には、スチレンアクリル、ポリエステル等の光の吸収性のより物を使用した。また、本実施形態では、前述の定着ローラと加圧ローラとを使用した熱加圧方式の定着装置とは異なり、トナー像が定着されたシートPを定着ローラから分離する必要がないので、例えば、分離を促進するためのワックス成分等の添加が不要である。つまり、熱加圧方式の定着装置と比較して、トナー以外の外添剤の添加を抑制することができるので、他の制約を受けることなく、トナー本来の機能に絞ってトナーを選択することができる。
さらに、本実施形態では、使用するレーザ光は、その波長がトナーの吸収波長に近いものを使用した。光熱変換効率を高めるようにした。図3に、固定レーザにおけるレーザ光の波長と、レーザ光の透過率との関係を示す。同図中の横軸は、レーザ光の波長(nm)をとり、縦軸は、レーザ光の透過率(%)をとっている。同図からは、レーザ光の波長が572nm近傍の透過率が最も低く、したがって吸収効率が最も高くなっている。次に吸収効が高いのは、527nm近傍である。なお、530nmには、固体レーザの2倍波が存在する。以上のように、レーザ光を、その波長がトナーの吸収波長に近い物とすることで、光熱変換効率を高めることができる。
<実施形態2>
図4(a),(b)を参照して、実施形態2を説明する。図4(a)は、副走査方向に並べた、出力の異なる3つのレーザ光でシートP上の1ラインを走査する例を説明する図であり、(b)は、そのうちの1つのレーザ光を停止させてシートP上の1ラインを走査する例を説明する図である。
図4(a),(b)を参照して、実施形態2を説明する。図4(a)は、副走査方向に並べた、出力の異なる3つのレーザ光でシートP上の1ラインを走査する例を説明する図であり、(b)は、そのうちの1つのレーザ光を停止させてシートP上の1ラインを走査する例を説明する図である。
本実施形態では、3つ以上のレーザ光を副走査方向に並べた状態で主走査を行うように構成している。なお、図4(a)では、レーザ光が3つの場合を例に説明するが、原理的には、4つ以上の場合もほぼ同様に適用することができる。
3つのレーザ光を副走査方向の下流側から順に、レーザ光H1,H2,H3とする。これら3つのレーザ光H1,H2,H3を同時に主走査して1つのラインを構成する。ここで、出力の大小関係を、下流側のレーザ光ほど小さく設定するものとする。すなわち、レーザ光H1,H2,H3の出力をこの順に、W1,W2,W3とすると、これらの間に、
W1<W2<W3
の関係が成り立つようにした。
W1<W2<W3
の関係が成り立つようにした。
さらに、本実施形態では、図4(a)に示すように、レーザ光H1,H2,H3によって1つのラインを構成し、第1ラインL1,第2ラインL2,第3ラインL3の順に走査していく。この際、先行する第1ラインL1におけるレーザ光H2が走査した領域を、後続する第2ラインL2のレーザ光H3が走査し、また、先行する第1ラインL1のレーザ光H1が走査した領域を、後続する第2ラインL2のレーザ光H2が走査するようにする。同様に、先行する第2ラインL2におけるレーザ光H2が走査した領域を、後続する第3ラインL3のレーザ光H3が走査し、また、先行する第2ラインL2のレーザ光H1が走査した領域を、後続する第3ラインL3のレーザ光H2が走査するようにする。つまり先行する第1ラインL1のレーザ光H1が走査した領域を、後続する第2ラインL2のレーザ光H2が走査し、さらに同じ領域を第3ラインL3のレーザ光H3が走査することになる。このように同じ領域を、出力W1のレーザ光H1で、次に、出力W2のレーザ光H2で、次に、出力3のレーザ光H3で段階的に加熱するので、トナーに急激な熱変化を与えずに徐々にトナーを溶かすことができるので、良好な定着を行うことができるとともに、無駄なエネルギーの消費を抑制することができる。
本実施形態においては、シートP上に担持されているトナー像のトナー量が少ない場合には、例えば、図4(b)に示すように、レーザ光H1を停止させて、レーザ光H2,H3によって1つのラインを走査するようにしてもよい。例えば、図4(a)に示す文字「A」(トナー像TA)は、レターフェースFの内側の領域において、トナー量が1.5mg/cm2であり、(b)に示す文字「B」(トナー像TB)は、同じレターフェースFに対して、トナー量が0.6mg/cm2である。なお、トナー量は、上述の露光装置33によって感光ドラム31表面を露光する際の画像データに基づいて算出することができる。
本実施形態では、図4(a)に示すトナー像TAはトナー量が多く、トナーを溶融させるために多くの熱量が必要であるので、1つのラインを3本のレーザ光H1,H2,H3で走査した。一方、トナー量の少ないトナー像TBは、トナーを溶融させるのに必要な熱量が、(a)の場合ほどは多くないので、仮に付与する熱量が多すぎると、トナー像TAとの間に光沢ムラが生じる。さらに、熱量が極端に過多の場合には、トナー像TBの表面近傍に熱が溜まり、この熱でトナー表層が熱せられて表面がザラザラした画像となるおそれがある。
そこで、本実施形態では、トナー量が少ない場合には、1つのラインを2本のレーザ光H2,H3で走査するようにした。実際には、トナー量について閾値を設定し、トナー量がこの閾値を超える場合には、3本のレーザ光H1,H2,H3によって1つのラインを走査し、閾値未満の場合には、2本のレーザ光H2,H3によって1つのラインを走査するようにすればよい。ここで、3本のレーザ光H1,H2,H3の出力W1,W2,W3の例としては、例えば、W1に対して、W2を3倍、同じくW1に対してW3を6倍に設定する。3本のレーザ光H1,H2,H3の出力をこのように設定することにより、これと同等の出力を得るために、例えば、単純にW1の出力を有するレーザ光を10個並べる場合と比較して、構成を簡略化することが可能である。
なお、上述では、3本のレーザ光H1,H2,H3のうちの1本を停止させて、2本のレーザ光で1つのラインを走査するに際して、レーザ光H1を停止させて、レーザ光H2,H3で1つのラインを走査するようにしたが、各レーザ光H1,H2,H3の出力値の設定の仕方や、トナー像のトナー量によっては、これに代えて、H3を停止させて、2本のレーザ光H1,H2によって1つのラインを走査するようにしてもよい。ただし、本実施形態では、停止させるレーザ光として、レーザ光H2を選択することはできない。
なお、上述では、説明の簡略化のために、レターフェース領域内のトナー量に着目して説明したが、実際には、1枚のシートPにおけるトナー量に基づいて、レーザ光を3本にするか2本にするかを選択するようにしてもよい。さらに、1枚のシートPにおいて、トナー量の多い領域は、3本のレーザ光で、またトナー量の少ない領域は2本のレーザ光で走査するようにすることも可能である。また、シートP上に形成する画像がモノクロの場合には、2本のレーザ光で走査し、カラーの場合には一般的にトナー量が多くなることに基づいて3本のレーザ光で走査するといった使い分けも可能である。
また、上述では、副走査方向に並べた3本のレーザ光H1,H2,H3によって1つのラインを走査する例を説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、4本以上のレーザ光によって1つのラインを走査する場合にも同様に適用することができる。
<実施形態3>
図5を参照して、本実施形態を説明する。図5は、副走査方向に並べた、走査時間の異なる3つのレーザ光でシートP上の1ラインを走査する例を説明する図である。
図5を参照して、本実施形態を説明する。図5は、副走査方向に並べた、走査時間の異なる3つのレーザ光でシートP上の1ラインを走査する例を説明する図である。
上述の実施形態1,2においては、複数のレーザ光を副走査方向に並べ、かつこれらの出力を変えることで、それぞれのレーザ光がトナーに付与する熱量に差異を持たせるようにしていた。これに対し、本実施形態においては、複数のレーザ光の照射時間を変えることで、それぞれのレーザ光がトナーに付与する熱量に差異を持たせるようにした。
以下、3本のレーザ光H1,H2,H3によって1つのラインを走査する場合を例に説明する。本実施形態では、3個のレーザ光源を設け、それぞれのレーザ光源に対して、1つずつのポリゴンミラーを配設し、それぞれ回転速度を変化させて、レーザ光H1,H2,H3のそれぞれの照射時間t1,t2,t3が、
t1<t2<t3
となるようにした。上述のように、レーザ光がトナーに付与するエネルギーは、
J=W・t
の関係があるので、出力Wを一定にした場合には、照射時間tが長いほどトナーに付与するエネルギーは多くなる。
t1<t2<t3
となるようにした。上述のように、レーザ光がトナーに付与するエネルギーは、
J=W・t
の関係があるので、出力Wを一定にした場合には、照射時間tが長いほどトナーに付与するエネルギーは多くなる。
また、上述では、回転速度の異なる3個のポリゴンミラーを使用したが、これに代えて、外径の異なる3つのポリゴンミラーを合体して1個のポリゴンミラーを構成し、このポリゴンミラーの外径が異なる領域にそれぞれのレーザ光を当てて、照射時間に差異を持たせるようにしてもよい。
また、上述では、画像形成装置が単色(モノクロ)である場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2色の画像形成装置、さらには4色フルカラーの画像形成装置等にも適用することができる。例えば、4色フルカラーの画像形成装置の場合、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色のトナー像を重ね合わせてシート上にカラー画像を形成するため、モノクロと比較して一般に、トナーの量が多くなる傾向にある。本発明によると、トナー量の多い領域に集中的にレーザ光でエネルギーを付与し、トナー像のない領域には、レーザ光を照射しないなど、トナー量に応じてレーザ光の数や出力や照射時間を画像情報に基づいて変更することで、エネルギーの浪費を抑制しつつ、良好な定着を実現することができる。
本発明は、画像情報に基づいて形成したものを、再度、同じ画像情報に基づいて加工する場合に適用することが可能である。
1……画像形成装置、31……感光ドラム(感光体)、33……露光装置、34……現像装置、35……転写ローラ(転写装置)、40……定着装置、41……レーザ光発生手段、H1,H2,H3……レーザ光、L1……第1ライン、L2……第2ライン、L3……第3ライン、P……シート、S1……主走査方向、S2……副走査方向、T……トナー,トナー像、TA……文字「A」のトナー像、TB……文字「B」のトナー像、
Claims (6)
- 均一帯電後の感光体表面を画像情報に基づいて主走査方向及び副走査方向に露光して静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナー像として現像する現像装置と、前記トナー像をシートに転写する転写装置と、転写されたトナー像をシートに定着させる定着装置と、を備えた画像形成装置において、
前記定着装置は、
画像情報に基づいてON/OFF制御されたレーザ光をそれぞれ発生させる複数のレーザ光源を有するレーザ光発生手段と、
前記複数のレーザ光源から発生されたレーザ光により、シートを主走査方向及び副走査方向に走査してトナー像をシートに溶融固着させる走査手段と、を備え、
前記複数のレーザ光源は、レーザ光を副走査方向に沿って並べた状態で1つのラインを主走査するとともに、副走査方向下流側のレーザ光がトナーに付与する熱量よりも、副走査方向上流側のレーザ光がトナーに付与する熱量が多くなるように設定されている、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数のレーザ光源は、先行する前記ラインにおける下流側のレーザ光が主走査した領域を、後続する前記ラインにおける上流側のレーザ光が主走査する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記レーザ光発生手段は、前記複数のレーザ光源から発生されるレーザ光の出力を変更することで、それぞれトナーに付与する熱量を変更している、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記レーザ光発生手段は、前記複数のレーザ光源から発生されるレーザ光の照射時間を変更することで、それぞれトナーに付与する熱量を変更している、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記レーザ光発生手段は、前記画像情報に基づくトナー像のトナー量に応じて、使用する前記レーザ光源の数を変更する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記レーザ光発生手段は、前記トナーの吸収波長とほぼ同じ波長のレーザ光を前記複数のレーザ光源から発生させる、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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