JP7450436B2 - 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7450436B2
JP7450436B2 JP2020062140A JP2020062140A JP7450436B2 JP 7450436 B2 JP7450436 B2 JP 7450436B2 JP 2020062140 A JP2020062140 A JP 2020062140A JP 2020062140 A JP2020062140 A JP 2020062140A JP 7450436 B2 JP7450436 B2 JP 7450436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lane
predetermined position
driving
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020062140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021162998A (ja
Inventor
英樹 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020062140A priority Critical patent/JP7450436B2/ja
Priority to CN202110330136.9A priority patent/CN113525412A/zh
Publication of JP2021162998A publication Critical patent/JP2021162998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7450436B2 publication Critical patent/JP7450436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W60/00Drive control systems specially adapted for autonomous road vehicles
    • B60W60/005Handover processes
    • B60W60/0053Handover processes from vehicle to occupant
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/18009Propelling the vehicle related to particular drive situations
    • B60W30/18163Lane change; Overtaking manoeuvres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W60/00Drive control systems specially adapted for autonomous road vehicles
    • B60W60/001Planning or execution of driving tasks
    • B60W60/0027Planning or execution of driving tasks using trajectory prediction for other traffic participants

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

本発明は、車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムに関する。
近年、車両を自動的に制御すること(以下、自動運転(Automated Driving))について研究が進められている。自動運転技術においては、例えば、一般道からランプ路を経て高速道路等に合流する際に、高速道路等の本線に合流する制御(合流制御)を自動的に行うことが想定されている(特許文献1)。
特開2019-149144号公報
従来の技術では、合流制御を行う際に、合流先の車線の状況が好ましくないことから一旦車両を停止させる場合、再度の合流制御のために好適な位置で車両を停止させることについて十分に検討されていなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、再度の合流制御のために好適な位置で車両を停止させることができる車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車両制御装置は、車両の周辺状況を認識する認識部と、前記認識部の認識結果に基づいて前記車両を走行させる運転制御部と、を備え、前記運転制御部は、前記車両の進行方向の消失位置において消失する第1車線から前記第1車線に隣接する第2車線に前記車両を車線変更させる場合において、前記第1車線における所定位置までに前記第2車線への車線変更ができない場合、前記所定位置で前記車両を停止させ、前記所定位置は、当該所定位置で前記車両が停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、前記消失位置までに目標速度に到達可能な地点であるものである。
(2):上記(1)の態様において、前記運転制御部は、前記認識部が前記車両の後方の状況を認識する能力に基づいて前記目標速度を決定するもの。
(3):上記(2)の態様において、前記運転制御部は、前記認識部が前記車両の後方の状況を認識する能力が高いほど、他の条件が同じであれば前記目標速度を小さくするもの。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記運転制御部は、前記第2車線における交通状況を示す情報を取得し、前記情報に基づいて推定される、前記第2車線を走行する他車両の推定最大速度に基づいて前記目標速度を決定するもの。
(5):上記(4)の態様において、前記運転制御部は、前記推定最大速度が大きいほど、他の条件が同じであれば前記目標速度を大きくするもの。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記運転制御部は、前記所定位置で前記車両を停止させた後、前記認識部により認識される前記第2車線の状況に基づいて、再度、前記車両を前記第2車線に車線変更させるもの。
(7):前記認識部は、更に、前記車両の乗員の姿勢を認識し、前記運転制御部は、前記車両の乗員の姿勢に基づいて前記所定位置から前記車両を発進させて前記第2車線に車線変更させる際の加速度を決定するもの。
(8):本発明の他の態様は、コンピュータが、車両の周辺状況を認識し、前記認識の結果に基づいて前記車両を走行させ、前記車両の進行方向の消失位置において消失する第1車線から前記第1車線に隣接する第2車線に前記車両を車線変更させる場合において、前記第1車線における所定位置までに前記第2車線への車線変更ができない場合、前記所定位置で前記車両を停止させ、前記所定位置は、当該所定位置で前記車両が停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、前記消失位置までに目標速度に到達可能な地点である、車両制御方法である。
(9):本発明の他の態様は、コンピュータに、車両の周辺状況を認識させることと、前記認識の結果に基づいて前記車両を走行させることと、前記車両の進行方向の消失位置において消失する第1車線から前記第1車線に隣接する第2車線に前記車両を車線変更させる場合において、前記第1車線における所定位置までに前記第2車線への車線変更ができない場合、前記所定位置で前記車両を停止させることと、を実行させるプログラムであって、前記所定位置は、当該所定位置で前記車両が停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、前記消失位置までに目標速度に到達可能な地点であるものである。
上記(1)~(9)の態様によれば、再度の合流制御のために好適な位置で車両を停止させることができる。
実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。 第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。 合流イベントについて説明するための図である。 停止位置の決定手法について説明するための図である。 合流制御部145により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。車両システム1が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
車両システム1は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、LIDAR(Light Detection and Ranging)14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、車室内カメラ70と、運転操作子80と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム1が搭載される車両(以下、自車両M)の任意の箇所に取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し自車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM-CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
LIDAR14は、自車両Mの周辺に光(或いは光に近い波長の電磁波)を照射し、散乱光を測定する。LIDAR14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。LIDAR14は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびLIDAR14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびLIDAR14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。車両システム1から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi-Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、自車両Mの周辺に存在する他車両と通信し、或いは無線基地局を介して各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、自車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両Mの位置を特定する。自車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された自車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU60に出力される。ナビゲーション装置50は、地図上経路に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、自車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
車室内カメラは、自車両Mの車室内の任意の位置に取り付けられ、乗員の少なくとも上半身を撮像可能となっている。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160とを備える。第1制御部120と第2制御部160は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装置に装着されることで自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。自動運転制御装置100は「車両制御装置」の一例であり、行動計画生成部140と第2制御部160を合わせたものが「運転制御部」の一例である。
図2は、第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、行動計画生成部140とを備える。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびLIDAR14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、自車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、自車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、認識部130は、例えば、自車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される自車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される自車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部130は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、その他の道路事象を認識する。
認識部130は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する自車両Mの位置や姿勢を認識する。認識部130は、例えば、自車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および自車両Mの進行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する自車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、認識部130は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
認識部130は、車室内カメラ70の撮像画像に基づいて、乗員の姿勢を認識する。認識部130は、例えば、乗員の姿勢が正常な姿勢、正常でない姿勢のいずれであるかを判定する。正常な姿勢とは、シートに背中を付けて着座している姿勢であり、正常でない姿勢とは、そうでない姿勢である。認識部130は、例えば、撮像画像を機械学習によって学習された学習済モデルに入力することで、上記の判定を行う。学習済モデルは、乗員を撮像した撮像画像が入力されると、正常な姿勢であるか、正常でない姿勢であるかを示す回答を出力するように学習されたモデルである。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を走行し、更に、自車両Mの周辺状況に対応できるように、自車両Mが自動的に(運転者の操作に依らずに)将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、自車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、道なり距離で所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの自車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
行動計画生成部140は、目標軌道を生成するにあたり、自動運転のイベントを設定してよい。自動運転のイベントには、定速走行イベント、低速追従走行イベント、車線変更イベント、分岐イベント、合流イベント、テイクオーバーイベントなどがある。行動計画生成部140は、起動させたイベントに応じた目標軌道を生成する。
第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに自車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
図2に戻り、第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。取得部162は、行動計画生成部140により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリ(不図示)に記憶させる。速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に付随する速度要素に基づいて、走行駆動力出力装置200またはブレーキ装置210を制御する。操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道の曲がり具合に応じて、ステアリング装置220を制御する。速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、自車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するECU(Electronic Control Unit)とを備える。ECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[合流制御]
以下、合流制御について説明する。行動計画生成部140は、合流制御を行う(合流イベントを実行する)ための構成として、合流制御部145を備える。図3は、合流イベントについて説明するための図である。合流イベントとは、自車両Mが第1車線L1を走行しており、第1車線L1は自車両Mの進行方向の消失位置VPにおいて消失し、自車両Mを第1車線L1から第2車線L2に車線変更(合流)させるという条件が満たされる場合に実行されるイベントである。典型的には、第2車線L2は高速道路や自動車専用道路などの本線であり、第1車線L1は一般道に繋がるランプ路であるが、上記の条件が満たされる限り、合流イベントが実行されてよい。以下、上記の条件が満たされる場面における車線変更のことを合流、合流のための制御のことを合流制御、第2車線L2のことを本線と称する場合がある。消失位置VPの定め方については、白線、道路構造物、第1車線L1と第2車線L2とを区画する破線の位置などに基づいて、任意に定めてよい。
合流制御部145は、例えば、基本制御実行部145Aと、停止位置決定部145Bと、一時停止判定部145Cとを備える。基本制御実行部145Aは、合流ターゲット位置TAgを定めるために、合流ターゲット位置候補cTAgを設定する。合流ターゲット位置TAgおよび合流ターゲット位置候補cTAgのそれぞれは、本線を走行する他車両の間に設定される相対的な位置である。基本制御実行部145Aは、自車両Mが走行中の車線L1に隣接する車線L2(以下、本線)を走行する他車両mを選択し、選択した他車両mの間に一以上の合流ターゲット位置候補cTAgを設定する。基本制御実行部145Aは、例えば、合流に必要な最低限の車間距離がある合流ターゲット位置候補cTAgを選択する。
基本制御実行部145Aは、本線における他車両mの平均速度VHと、自車両Mの運動モデルとに基づいて、合流ターゲット位置候補cTAgごとに、自車両Mが到達するまでの到達時間T{cTAg(k)}を導出する。平均速度VHは、例えば、通信装置20によって道路状況を提供するサーバから取得される。また、平均速度VHは、認識部130によって認識される周辺車両mの速度の平均を求めることで取得されてもよい。
基本制御実行部145Aは、例えば、以下の条件(1)~(3)の下で、到達時間T{cTAg(k)}を導出する。これらの条件を満たす到達時間の導出手法には種々のものがあり、どのような手法を用いてもよい。
(1)自車両Mは、定加速度モデル、定ジャーク(躍度)モデルなどの、将来の状態が予測可能な運動モデルに基づいて走行し、上限速度が定められる。上限速度は、例えば法定速度である。
(2)自車両Mの速度v(k,t)は、合流ターゲット位置候補cTAg(k)に到達した時点で、平均速度VHと一致する。
(3)到達時間T{cTAg(k)}までの期間で、自車両Mの速度v(k,t)とVHとの差分を積分した値が、合流ターゲット位置候補cTAg(k)と自車両Mとの距離x(k)に一致する。
基本制御実行部145Aは、導出した自車両の速度v(k,t)および到達時間T{cTAg(k)}に基づいて、自車両Mが合流ターゲット位置候補cTAg(k)に到達するまでの走行距離RD(k)を導出する。そして、基本制御実行部145Aは、導出した走行距離RD(k)のうち、最も短いものを選択し、選択した走行距離RD(k)に対応する合流ターゲット位置候補cTAg(k)を、合流ターゲット位置TAgとして選択する。
合流ターゲット位置TAgを選択すると、基本制御実行部145Aは、上記の演算において使用した運動モデルに基づく速度パターンを含む目標軌道を生成する。これによって、合流制御が実行される。ここで説明した基本制御実行部145Aの処理の内容はあくまで一例であり、任意に変更されてよい。
[一時停止制御]
ところで、上記のような処理を行ったにも関わらず、合流が実行できない場合が生じ得る。合流に必要な最低限の車間距離がある合流ターゲット位置候補cTAgが見つからなかったり、選択した合流ターゲット位置TAgの車間距離が縮まったりする可能性があるからである。合流制御が実行できないまま自車両Mが消失位置VPに近づいていくと、再度、合流制御を開始しようとした際に、第1車線内で加速するための距離が十分に確保できない場合がある。
そこで、実施形態の合流制御部145は、停止位置決定部145Bにより決定された停止位置(所定位置の一例)までに合流制御が実行できるかどうかを一時停止判定部145Cが判定し、停止位置までに合流制御が実行できないと判定された場合に、自車両Mを停止位置で停止させる。「自車両Mを停止位置で停止させる」とは、自車両Mの前端部、重心、駆動軸中心などの代表点を停止位置に合わせて停止させることをいう。
図4は、停止位置の決定手法について説明するための図である。停止位置SPは、例えば消失位置VPまで距離XSVの位置である。停止位置決定部145Bは、例えば、以下のような規則で停止位置を決定する。
(A)停止位置決定部145Bは、自車両Mが停止位置SPから加速して消失位置VPにおいて目標速度Vtgtに到達できるように、停止位置SPを定める。
(B)停止位置決定部145Bは、本線における交通状況を示す情報を取得し、取得した情報に基づいて推定される、本線を走行する他車両の推定最大速度Vmaxに基づいてVtgtを決定する。より具体的に、停止位置決定部145Bは、推定最大速度Vmaxが大きいほど、他の条件が同じであれば目標速度Vtgtを大きくする。交通状況を示す情報とは、例えば、本線における他車両mの平均速度VHであり、上記説明した手法によって取得される。推定最大速度Vmaxは、平均速度VHに係数β1(例えば1.2程度の値)を乗算することで決定されてもよいし、平均速度VHに所定速度β2(例えば20[km/h]程度の速度)を加算することで決定されてもよい。また、推定最大速度Vmaxには、上限値Vmaxlimが設けられ、平均速度VHに関わらず上限値Vmaxlimを超えないように設定される。上限値Vmaxlimは、例えば、法定速度に係数β1を乗算したり、所定速度β2を加算することで得られる程度の値である。
(C)停止位置決定部145Bは、認識部130が自車両Mの後方の状況を認識する能力に基づいて目標速度Vtgtを決定する。より具体的に、停止位置決定部145Bは、認識部130が自車両Mの後方の状況を認識する能力が高いほど、他の条件が同じであれば目標速度Vtgtを小さくする。認識部130が自車両Mの後方の状況を認識する能力は、例えば、自車両Mの後方における物体検知が可能な距離である後方検知距離Rrで表される。停止位置決定部145Bは、カメラ10、レーダ装置12、LIDAR14、物体認識装置16の基本スペックに基づいて決定される基本距離Rr#を、天候(雨天、雪)、時間帯(夜間)、道路勾配、道路曲率などの能力低下要因に応じて割り引くことで、後方検知距離Rrを計算する。
上記の規則は、式(1)で表される。式中、f(Rr)は、引数Rrが大きくなるほど大きくなる正の値を返す関数である。f(Rr)は、推定最大速度Vmaxに対して設定される速度マージンである。目標速度Vtgtは速度マージンf(Rr)の分だけ小さく設定されるが、これは、本線に進入してから加速する分を想定している。速度マージンf(Rr)は、後方車間距離Rrが大きい程大きくなるため、値が大きい程、後方がよく認識されていること、ひいては加速するだけの時間的余裕があることを表している。
Vtgt=Vmax-f(Rr) …(1)
停止位置決定部145Bは、目標速度Vtgtが決まると、自車両Mを所定の加速パターンで加速させることを前提に、距離XSVを計算する。例えば、自車両Mを一定の加速度αで加速させる場合、自車両Mの速度V(t)が目標速度Vtgtに達するまでの時間Tは、Vtgt/αとなる。時間Tの間に自車両Mが走行する距離が距離XSVである。距離XSVは、式(2)で表される。
SV=∫ V(t)dt
=αT/2
=Vtgt/2α
={Vmax-f(Rr)}/2α …(2)
上記の説明では、加速度αを一定にして加速することを前提に距離XSVを計算するものとしたが、停止位置決定部145Bは、ジャークを一定にするなど、他の加速パターンで加速させることを前提に、距離XSVを計算してもよい。その場合、他の加速パターンに応じた物理的な数式に基づいて距離XSVを計算すればよい。
停止位置決定部145Bにより停止位置SPが決定されると、一時停止判定部145Cは、自車両Mが停止位置SPに近づくにつれて、基本制御実行部145Aによる合流制御の進捗度合いを監視し、例えば停止位置SPの所定距離手前において自車両Mの車幅方向に関する中央部が本線に進入していない場合(基準未満である場合の一例)に、所定位置までに本線への合流ができないと判定する。この場合、基本制御実行部145Aは、停止位置SPで自車両Mを停止させる。
その後、基本制御実行部145Aは、認識部130により認識される本線の状況に基づいて、再度、前述した処理によって自車両Mを本線に合流させる。このとき、基本制御実行部145Aは、最初に自車両Mを本線に合流させる際よりも急加速が必要になる可能性が高いため、認識部130によって乗員の姿勢が正常な姿勢でないと判定された場合(より具体的に、全ての乗員の姿勢が正常な姿勢であると判定されたのではない場合)、自車両Mの発進を見合わせ、認識部130によって乗員の姿勢が正常な姿勢であると判定されるまで待機する。基本制御実行部145Aは、認識部130によって乗員の姿勢が正常な姿勢であると判定されると、再度、認識部130により認識される本線の状況に基づいて合流制御を開始する。
再度の合流制御によっても合流できなかった場合、合流制御部145は、自車両Mを停止させ、HMI30を用いて手動運転に切り替える旨を運転者に通知させ、手動運転に切り替える。この場合、「合流できなかった」か否かを判定する位置は、停止位置SPよりも更に消失位置VPに近い位置となる。
[処理フロー]
図5は、合流制御部145により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、合流イベントが開始されたときに開始される。まず、基本制御実行部145Aが合流制御を開始する(ステップS1)。次に、停止位置決定部145Bが停止位置SPを決定する(ステップS2)。一時停止判定部145Cは、合流が完了したか否かを判定し(ステップS3)、合流が完了していないと判定した場合、自車両Mの位置が停止位置SPまで所定距離以内であるか否かを判定する(ステップS4)。「合流が完了した」とは、例えば、自車両Mの車体の全てが本線内に収まったことをいう。
ステップS3において合流が完了したと判定された場合、本フローチャートの処理が終了する。ステップS4において停止位置SPまで所定距離以内でないと判定された場合、ステップS3に処理が戻される。ステップS4において停止位置SPまで所定距離以内であると判定された場合、一時停止判定部145Cは、合流制御の進捗度合いが基準未満であるか否かを判定する(ステップS5)。合流制御の進捗度合いが基準以上であると判定された場合、そのまま合流制御が継続され、本フローチャートの処理が終了する。合流制御の進捗度合いが基準未満であると判定された場合、基本制御実行部145Aは、停止位置SPで自車両Mを停止させる(ステップS6)。
次に、基本制御実行部145Aは、認識部130により乗員の姿勢が正常な姿勢であると判定されるまで待機する(ステップS7)。認識部130により乗員の姿勢が正常な姿勢であると判定されると、基本制御実行部145Aは、合流制御を再開する(ステップS8)。基本制御実行部145Aは、合流が完了したか否かを判定する(ステップS9)。ステップS9において合流が完了したと判定された場合、本フローチャートの処理が終了する。
ステップS9において合流が完了したと判定されなかった場合、基本制御実行部145Aは、自車両Mの位置が手動切替位置まで所定距離以内であるか否かを判定する(ステップS10)。手動切替位置は、消失位置VPと停止位置SPとの間の任意の位置に設定される。自車両Mの位置が手動切替位置まで所定距離以内であると判定された場合、手動切替位置で自車両Mを停止させ(ステップS11)、運転者に通知した上で手動運転に切り替える(ステップS12)。
以上説明した実施形態によれば、自車両Mの進行方向の消失位置VPにおいて消失する第1車線から第1車線に隣接する第2車線(本線)に自車両Mを車線変更させる(合流させる)場合において、第1車線における停止位置SPまでに第2車線への車線変更ができない場合、停止位置SPで自車両Mを停止させ、停止位置SPは、停止位置SPで自車両Mが停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、消失位置VPまでに目標速度Vtgtに到達可能な地点に設定されるため、再度の合流制御のために好適な位置で車両を停止させることができる。
[ハードウェア構成]
図6は、実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、自動運転制御装置100は、通信コントローラ100-1、CPU100-2、ワーキングメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)100-3、ブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)100-4、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置100-5、ドライブ装置100-6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ100-1は、自動運転制御装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100-5には、CPU100-2が実行するプログラム100-5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100-3に展開されて、CPU100-2によって実行される。これによって、第1制御部120、第2制御部160のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
車両の周辺状況を認識し、
前記認識の結果に基づいて前記車両を走行させ、
前記車両の進行方向の消失位置において消失する第1車線から前記第1車線に隣接する第2車線に前記車両を車線変更させる場合において、前記第1車線における所定位置までに前記第2車線への車線変更ができない場合、前記所定位置で前記車両を停止させ、
前記所定位置は、当該所定位置で前記車両が停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、前記消失位置までに目標速度に到達可能な地点である、
ように構成されている、車両制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 カメラ
12 レーダ装置
14 LIDAR
16 物体認識装置
20 通信装置
30 HMI
40 車両センサ
70 車室内カメラ
100 自動運転制御装置
120 第1制御部
130 認識部
140 行動計画生成部
145 合流制御部
145A 基本制御実行部
145B 停止位置決定部
145C 一時停止判定部
160 第2制御部

Claims (9)

  1. 車両の周辺状況を認識する認識部と、
    前記認識部の認識結果に基づいて前記車両を走行させる運転制御部と、を備え、
    前記運転制御部は、前記車両の進行方向の消失位置において消失する第1車線から前記第1車線に隣接する第2車線に前記車両を車線変更させる場合において、前記第1車線における所定位置まで所定距離以内となったときに、前記所定位置までに前記第2車線への車線変更ができるか否かを判定し、できないと判定した場合、前記所定位置で前記車両を停止させ、
    前記所定位置は、当該所定位置で前記車両が停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、前記消失位置までに目標速度に到達可能な地点である、
    車両制御装置。
  2. 前記運転制御部は、前記認識部が前記車両の後方の状況を認識する能力に基づいて前記目標速度を決定する、
    請求項1記載の車両制御装置。
  3. 前記運転制御部は、前記認識部が前記車両の後方の状況を認識する能力が高いほど、他の条件が同じであれば前記目標速度を小さくする、
    請求項2記載の車両制御装置。
  4. 前記運転制御部は、前記第2車線における交通状況を示す情報を取得し、前記情報に基づいて推定される、前記第2車線を走行する他車両の推定最大速度に基づいて前記目標速度を決定する、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の車両制御装置。
  5. 前記運転制御部は、前記推定最大速度が大きいほど、他の条件が同じであれば前記目標速度を大きくする、
    請求項4記載の車両制御装置。
  6. 前記運転制御部は、前記所定位置で前記車両を停止させた後、前記認識部により認識される前記第2車線の状況に基づいて、再度、前記車両を前記第2車線に車線変更させる、 請求項1から5のうちいずれか1項記載の車両制御装置。
  7. 前記認識部は、更に、前記車両の乗員の姿勢を認識し、
    前記運転制御部は、前記車両の乗員の姿勢に基づいて前記所定位置から前記車両を発進させて前記第2車線に車線変更させる際の加速度を決定する、
    請求項1から6のうちいずれか1項記載の車両制御装置。
  8. コンピュータが、
    車両の周辺状況を認識し、
    前記認識の結果に基づいて前記車両を走行させ、
    前記車両の進行方向の消失位置において消失する第1車線から前記第1車線に隣接する第2車線に前記車両を車線変更させる場合において、前記第1車線における所定位置まで所定距離以内となったときに、前記所定位置までに前記第2車線への車線変更ができるか否かを判定し、できないと判定した場合、前記所定位置で前記車両を停止させ、
    前記所定位置は、当該所定位置で前記車両が停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、前記消失位置までに目標速度に到達可能な地点である、
    車両制御方法。
  9. コンピュータに、
    車両の周辺状況を認識させることと、
    前記認識の結果に基づいて前記車両を走行させることと、
    前記車両の進行方向の消失位置において消失する第1車線から前記第1車線に隣接する第2車線に前記車両を車線変更させる場合において、前記第1車線における所定位置まで所定距離以内となったときに、前記所定位置までに前記第2車線への車線変更ができるか否かを判定し、できないと判定した場合、前記所定位置で前記車両を停止させることと、を実行させるプログラムであって、
    前記所定位置は、当該所定位置で前記車両が停止した状態から所定の加速パターンで加速することで、前記消失位置までに目標速度に到達可能な地点である、
    プログラム。
JP2020062140A 2020-03-31 2020-03-31 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム Active JP7450436B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020062140A JP7450436B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN202110330136.9A CN113525412A (zh) 2020-03-31 2021-03-26 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020062140A JP7450436B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021162998A JP2021162998A (ja) 2021-10-11
JP7450436B2 true JP7450436B2 (ja) 2024-03-15

Family

ID=78003367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020062140A Active JP7450436B2 (ja) 2020-03-31 2020-03-31 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7450436B2 (ja)
CN (1) CN113525412A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324727A (ja) 2004-05-17 2005-11-24 Nissan Motor Co Ltd 車線変更支援装置および方法
JP2017019397A (ja) 2015-07-10 2017-01-26 株式会社デンソー 走行制御装置
JP2017165197A (ja) 2016-03-15 2017-09-21 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP2018144544A (ja) 2017-03-02 2018-09-20 株式会社デンソー 車両の走行制御システム
JP2019133337A (ja) 2018-01-30 2019-08-08 三菱重工機械システム株式会社 車載器、合流支援装置、及び合流支援システム
JP2019149144A (ja) 2018-02-26 2019-09-05 トヨタ自動車株式会社 車両制御システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044468A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用走行制御装置
WO2018122966A1 (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP6627153B2 (ja) * 2017-09-11 2020-01-08 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019067295A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6394931B2 (ja) * 2017-11-14 2018-09-26 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP6894354B2 (ja) * 2017-11-24 2021-06-30 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6586685B2 (ja) * 2017-12-27 2019-10-09 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019156075A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324727A (ja) 2004-05-17 2005-11-24 Nissan Motor Co Ltd 車線変更支援装置および方法
JP2017019397A (ja) 2015-07-10 2017-01-26 株式会社デンソー 走行制御装置
JP2017165197A (ja) 2016-03-15 2017-09-21 本田技研工業株式会社 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP2018144544A (ja) 2017-03-02 2018-09-20 株式会社デンソー 車両の走行制御システム
JP2019133337A (ja) 2018-01-30 2019-08-08 三菱重工機械システム株式会社 車載器、合流支援装置、及び合流支援システム
JP2019149144A (ja) 2018-02-26 2019-09-05 トヨタ自動車株式会社 車両制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN113525412A (zh) 2021-10-22
JP2021162998A (ja) 2021-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6972294B2 (ja) 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
CN109484404B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
CN110001634B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
CN110239545B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
CN110053617B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
CN110167811B (zh) 车辆控制***、车辆控制方法及存储介质
JP6641583B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6788751B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN110116726B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
JP7345349B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7112374B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6827026B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム
CN110281934B (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
JP7406432B2 (ja) 移動体制御装置、移動体制御方法、およびプログラム
CN115140086A (zh) 车辆控制装置、车辆控制方法及存储介质
JP6966626B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム
JP7194224B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7444962B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7376634B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2024030413A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7308880B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7449751B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7166988B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN115158347A (zh) 移动体控制装置、移动体控制方法及存储介质
JP7450436B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7450436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150