JP7446928B2 - 液化ガス運搬船 - Google Patents

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Description

本発明は液化ガス運搬船に関する。
LNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)のような液化ガスを貨物として運搬する液化ガス運搬船は、液化ガスを貯蔵する液化ガスタンクを貨物区画に備える。
小型船用の液化ガスタンクは円筒状タンク(シリンダータンク)が一般的である(特許文献1)。一方で円筒状タンクは長手方向を船長方向に向けて配置するとタンクの上下端と船側との間に隙間が生じるため、容積効率を向上させ難い。そのため、一定以上の貨物容積で、船長、型幅、吃水に制約がない場合は、容積効率を向上させるために、円筒を並列に結合したバイローブタンク又はマルチローブタンクが用いられる(特許文献2)。バイローブタンクは円筒状タンクよりも小さい直径で同じ容積にできるため容積効率に優れ、タンク長さに対して幅広のタンクにできる。
特開平8-2478号公報 特表2019-515209号公報
しかしながらバイローブタンクは円筒を並列に接合した構造であるため、円筒状タンクより構造が複雑で重くなる。またバイローブタンクの容積効率を向上させるために幅を広くすると船側とタンクの距離が近くなり、船側が損傷して貨物区画に浸水した際にタンクが損傷し易くなる。そのため復原性を維持するため貨物区画を複数の水密区画に分割して、区画ごとにタンクを設置する必要があり、タンク数が増えて重くなる。よって、河川用船舶のような浅吃水船は、タンク重量を支える排水量を確保するために、船幅をタンクの寸法に対して外航船以上に大きくする必要があり、バイローブタンクを用いても容積効率が向上し難い問題があった。船幅を大きくすると推進抵抗が悪化する問題や、狭水路で他船との衝突を回避し難くなる問題もあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、貨物容積を小さくせずにタンク重量を軽くでき、船幅が広くなるのも抑制できる液化ガス運搬船の提供を目的とする。
本発明の貨物船は、貨物である液化ガスの積載可能容積が50000m以下の液化ガス運搬船であって、前記液化ガスが積載される区画である貨物区画を備える船体と、円筒状の独立タンクで長手方向が船長方向を向くように前記貨物区画に1つ配置されるか、又は複数が直列配置されて前記液化ガスを貯蔵する液化ガスタンクと、を備え、型幅をB、前記液化ガスタンクの円筒の直径をDとした場合に、以下の式(2)で示す関係を満たすことを特徴とする。
(5/3)<(B/D)<(17/10) …式(2)
この構成では、バイローブタンクより軽い円筒状タンクを直列配置して船側とタンクの距離を長くして浸水時のタンク損傷を抑制することで貨物区画の横隔壁数を減らす。横隔壁数が減ると貨物区画内の水密区画が船長方向に長くなるため、タンク長を長くすることで容積を減らさずにタンク数を減らし、タンク重量を抑制する。
そのため、貨物容積を小さくせずにタンク重量を軽くでき、船幅が広くなるのも抑制できる。
本発明によれば、貨物容積を小さくせずにタンク重量を軽くでき、船幅が広くなるのも抑制できる液化ガス運搬船を提供できる。
本実施形態に係る液化ガス運搬船の概要を示す側面図である。 図1の正面図である 図1の平面図である。 図1の貨物区画上方の暴露甲板、上部構造物、貨物機器室及びマニフォールドの記載を省略した平面図である。 図1の変形例であって、液化ガスタンクを3つ直列配置した液化ガス運搬船を示す。 図1の変形例であって、貨物機器室を機関区画の上方に設けた液化ガス運搬船を示す。
以下、図1~図6を参照して本実施形態に係る液化ガス運搬船1の構成を説明する。
図1及び図2に示すように液化ガス運搬船1は、船体3、貨物区画7、液化ガスタンク17、及び貨物機器室33を備える。
船体3は液化ガス運搬船1の船殻となる構造体であり、船底71、船側73、及び暴露甲板61で船内を囲むように構成される。具体的な船型や船殻構造、あるいは水密隔壁の配置等は液化ガス運搬船1の用途に応じて適宜設計される。
液化ガス運搬船1は貨物である液化ガスの積載可能容積が50000m3以下である。積載可能容積が50000m3超の液化ガス運搬船1は、積載可能容積に余裕があるため、本実施形態の液化ガス運搬船1でなくても貨物容積を小さくせずに船幅が広くなるのも抑制できるためである。
液化ガスの積載可能容積の下限は液化ガス運搬船1に求められる輸送能力と輸送コストの兼ね合いで設定するが、例えば10000m3以上である。液化ガスの積載可能容積が10000m3未満の小型船は元々タンクが小さくタンク重量が軽いため、積載可能容積が10000m3以上の船舶と比べてタンク重量を軽くする必要性が低いためである。
液化ガス運搬船1の吃水は航行する水路の水深によるが、液化ガス運搬船1が河川用船舶である場合、図2に示す計画吃水FDが6m未満であるのが好ましい。
計画吃水FDが6m未満であれば、液化ガス運搬船1が長江のような大陸の河川を少なくとも中流域まで航行できる。
図1に示すように船体3は液化ガスが積載される貨物区画7を備える。より具体的には、船体3は船内区画として船尾から船首に向けて順に設けられた機関区画5、貨物区画7、及び船首区画9を備える。
機関区画5は主機等の液化ガス運搬船1の推進機構の動力源が配置される区画であり、船長方向において船体3の最も船尾側の区画である。
機関区画5の船首方向最先端には水密構造の横隔壁である機関隔壁15が設けられ、機関区画5と貨物区画7は機関隔壁15で船長方向に分離される。
機関区画5の上方の暴露甲板61上には主機の燃焼で生じた排ガスを排気する排気管が配置される化粧煙突13や、排ガス処理設備等が収納されたエンジンケーシング11が必要に応じて設けられる。
液化ガス運搬船1は、船体3を船長方向に推進するための推進機構を備える。図3では推進機構としてプロペラ6を例示している。
プロペラ6の数は1基でもよいが、液化ガス運搬船1が河川用船舶の場合、図3に示すように複数のプロペラ6を船幅方向に対して並列配置するのが好ましい。ここでいう並列配置とは船幅方向に複数のプロペラ6を配置することを意味する。図3では2基のプロペラ6を例示しているが、3基以上でもよい。
このように液化ガス運搬船1が複数のプロペラ6を並列配置した多軸船とすることで、河川のような水深が浅い水路での座礁を防ぐためにプロペラ6の直径を大きくできない浅吃水船でも、必要な推進力を一軸船よりも得やすい。
貨物区画7は液化ガス運搬船1が輸送する貨物が配置される区画であり、図1に示すように船長方向において、機関区画5と船首区画9の間に設けられる。
機関区画5の船首方向最先端には水密構造の横隔壁である貨物隔壁21が設けられ、船首区画9と貨物区画7は貨物隔壁21で船長方向に分離される。
貨物区画7には液化ガスタンク17が積載される。
液化ガスタンク17は液化ガスを貯蔵するタンクである。液化ガスとは、常温、常圧で気体のガスを冷却や圧縮で液体にしたものであり、LNG、LPG、エタン、エチレン、アンモニア、水素を例示できる。
図1及び図2に示すように液化ガスタンク17は円筒状の独立タンクである。
ここでいう「円筒状」とは、軸方向に直交する断面が円環で構成され、円環の中心が1つのみの筒を意味する。よってバイローブタンクのように断面が複数の円環で構成され、複数の円環に対応した複数の中心がある形状は「円筒状」に含まない。
独立タンクとは、液密とタンク内圧をタンク自体で保持でき、船体3から独立しているタンクを意味する。
ここでいう「円筒状」とは、断面の直径が異なる部分を有する構造を含む。
例えば図1で示す液化ガスタンク17は長手方向の両端が先細りの半球状であり、端部の断面の直径が中心部の断面の直径よりも小さいカプセル形状であるが、この形状も円筒状に含む。
ただし、両端が半球状の場合、長手方向の長さが短すぎると液化ガスタンク17の外形が球形タンクに近くなり、タンクを船体3に設置するための支持構造が複雑になる。そのため、ここでいう「円筒状」とは、図1に示すようにタンクの全長Lcが、直径が等しい円筒部分の直径Dの1.5倍以上大きいことが望ましい。
液化ガスタンク17は長手方向が船長方向を向くように貨物区画7に1つ配置されるか、又は複数が直列配置されて液化ガスを貯蔵する。直列配置とは、船長方向に1列に配置することを意味する。これは船幅方向に2列以上に液化ガスタンク17を配置する並列配置の場合は、バイローブタンクと同様の配置になり、バイローブタンクを用いる場合と差異がないためである。なお、長手方向とは円筒の軸方向を意味する。
図1では2つの液化ガスタンク17が直列配置されている。2つの液化ガスタンク17の間には水密隔壁である貨物倉横隔壁31が配置されており、2つの液化ガスタンク17の一方が配置された区画に浸水しても、他方が配置された区画への浸水は貨物倉横隔壁31に阻止される。
液化ガス運搬船1は、型幅をB、液化ガスタンク17の円筒の直径をDとした場合に、以下の式(1)で示す関係を満たす。
(5/3)<(B/D)<2 …式(1)
なお、ここでいう直径Dとは直径が等しい円筒部分の外径である。
式(1)の右側の不等号は液化ガスタンク17の円筒の直径Dが貨物区画7の船幅(型幅B)の半分より大きいことを意味する。式(1)の左側の不等号は、液化ガスタンク17を貨物区画7の船側73に近接させずに距離を離して設置することを意味する。一般に液化ガスタンク17は容積効率を向上させた上で積載可能容積を維持するため、船幅方向の長さを貨物区画7の船幅(型幅B)に近づけるが、本実施形態では逆に、船幅方向の長さである直径Dを小さくして船側73との距離を離す。また、一般に液化ガスタンク17は容積効率を向上させた上で積載可能容積を維持するために、バイローブタンクのように円筒を並列配置したタンクを用いるが、本実施形態では逆に円筒状のタンクを直列配置する。理由は積載可能容積を維持しつつ重量を削減するためである。
具体的には、まず円筒状タンクはバイローブタンクよりも構造が単純であり、同じ容積ではバイローブタンクより軽量なので重量を削減できる。次に、円筒状タンクを直列配置して直径Dを小さくすると、型幅Bを広くせずに船側73とタンクの船幅方向の距離を長くできる。そのため、船側73に他船や洋上構造物が衝突してもタンクが損傷し難くなるので、バイローブタンクのように船側73とタンクを近接配置する場合よりも貨物区画7内の水密区画の数を減らしても損傷時の復原性を維持できる。特に貨物倉横隔壁31の数を減らせるので、貨物区画7内の区画を船長方向に長くできる。区画が船長方向に長くなると、タンク長を長くできるので、同じ貨物容積でもタンク数を減らせる。タンク数が減ると同じ容積でもタンクの外壁面積が小さくなり、タンク内の艤装の物量も減るので、さらに重量を削減できる。
このように、バイローブタンクよりも容積効率の悪い円筒状タンクを敢えて直径を小さくして直列配置すると、タンク長を長くできバイローブタンクを用いた場合と比べて積載可能容積を維持しつつ重量を削減でき、船幅が広くなるのも抑制できる。
B/Dは大きい方が船側73と液化ガスタンク17の距離が長くなり、船側73が損傷した場合に液化ガスタンク17が損傷し難くなる。さらに液化ガスタンク17の半径が小さくなり船体3の重心が低くなるため、損傷時の復原性の点では有利である。ただしB/Dが2以上になると、液化ガスタンク17の直径Dが小さくなりすぎ、液化ガス運搬船1に要求される液化ガスの積載可能容積を満たせない可能性があるため、B/Dは2未満である。
B/Dは小さい方が液化ガスタンク17の直径Dを大きくできるため、積載可能容積を大きくできる点では有利である。ただしB/Dが5/3以下になると船側73と液化ガスタンク17の距離が近くなりすぎ、IGC code(ガスキャリアコード)で定める損傷時の復原性を維持するために貨物区画7内の水密区画の数を減らせなくなり、タンク長を伸ばせなくなる。そのためB/Dは5/3超である。IGC codeとはInternational Code of the Construction and Equipment of Ships Carrying Liquefied Gases in Bulkの略称であり、国際海事機関(IMO)が規定する液化ガス運搬船の国際規則である。
液化ガス運搬船1はB/Dが以下の式(2)で示す関係を満たすことが好ましい。
(5/3)<(B/D)<(17/10) …式(2)
式(2)は式(1)において上限をより小さな17/10にしたものである。式(2)の上限を満たすことで、式(1)よりも液化ガスタンク17の直径Dをさらに大きくできるため、積載可能容積を大きくできる点で益々有利である。
なお、積載可能容積を大きくする手段としては図1に示す船体3の全長LOAを長くして貨物区画7を船長方向に長くすることでタンク長を長くする手段もあるが、全長LOAが長過ぎると旋回性能等の運動性能が悪くなる。そのため、全長LOAは積載可能容積と運動性能の兼ね合いで適宜設定する。具体的には型幅Bと全長LOAの関係が以下の式(3)を満たせば、積載可能容積と運動性能を両立できる。
4.5≦(LOA/B)≦6 …式(3)
貨物区画7は左右の船側73が二重船側構造を備えるのが好ましい。例えば図4では左右の船側73の全体が、船外に露出する外側船側73aと、外側船側73aよりも船内側に配置された内側船側73bを備えた二重船側構造である。
外側船側73aと内側船側73bは横隔壁である複数の二重船側隔壁77で連結され、外側船側73a、内側船側73b、二重船側隔壁77、船底71、及び暴露甲板61で囲まれた複数の区画が二重船側区画79を構成する。二重船側区画79は水密区画であり、例えばバラストタンクである。
貨物区画7の左右の船側73が二重船側構造を備えることで、外側船側73aが損傷して浸水した場合でも内側船側73b及び二重船側隔壁77で浸水が阻止され、浸水は損傷個所に接する1つの二重船側区画79に限られる。
そのため、浸水時に液化ガスタンク17が損傷する可能性がさらに低下するので、貨物区画7の貨物倉横隔壁31の数をさらに削減できる。
液化ガスタンク17を軽量化する観点からは液化ガスタンク17の数は少ない方が好ましく、1つであるのが最も好ましい。ただし液化ガスタンク17の数が減るほど貨物区画7内の水密区画の数が減って浸水時の復原性が悪化する。また液化ガスタンク17は製造工場の設備の大きさで製造できるタンクサイズが制約される。そのため液化ガスタンク17の数は、浸水時の復原性の観点で決定される貨物倉横隔壁31の数と船長方向の設置間隔、及び液化ガスタンク17を製造する工場が製造可能な液化ガスタンク17のタンクサイズで決まる。これらの条件次第ではタンク数が1つでもよいし、図5に示すように3つでもよい。あるいは4つ以上でもよい。
ただし貨物積載可能容積が10000m3以上の液化ガス運搬船1は液化ガスタンク17の数が3つ以下であるのが好ましい。貨物積載可能容積が10000m3以上の液化ガス運搬船1は河川用船舶としてはタンク重量が大きくなりやすく、容積効率も向上させ難いため、液化ガスタンク17の数を極力減らしてタンク重量を削減する要求が強いためである。
液化ガスタンク17の具体的な構造は貯蔵する液化ガスの種類や貯蔵時の温度や圧力に応じて適宜設定する。液化ガスタンク17を船体3に固定する構造も、液化ガスを貯蔵した液化ガスタンク17を支持できる構造であれば、公知のスカート構造等を用いればよい。
特に液化ガスタンク17は、液化ガスを-80度以下で貯蔵可能な材料で構成されるのが好ましい。メタンやエタンのように―80℃以下で液化するガスを貯蔵できるためである。なお液化ガスを-80度以下で貯蔵する液化ガスタンク17は材料が高価であるため、材料の使用量を減らしてコストを削減するためにタンク重量を削減する要求が強い。そのため、タンク重量を削減できる本実施形態の構造は、液化ガスを-80度以下で貯蔵する場合に好適である。
図1の液化ガスタンク17の一部は、貨物区画7に設置した状態で機関区画5の上方の暴露甲板61よりも上方にある。そのため液化ガスタンク17の上方には暴露甲板61が設けられずに、貨物タンクカバー19が設けられる。貨物タンクカバー19は液化ガスタンク17の暴露甲板61よりも上方にある部分を覆って保護するカバーであり、暴露甲板61よりも高い位置に設けられる。ただし液化ガスタンク17の全部が暴露甲板61よりも低い位置にある場合、暴露甲板61が液化ガスタンク17の上方を覆うので、貨物タンクカバー19は不要である。
図1に示すように液化ガスタンク17はベントマスト10を備える。ベントマスト10は、液化ガスタンク17が貯蔵する液化ガスの揮発分を排出することでタンク内の圧力上昇を防ぐベント管である。図1のベントマスト10は貨物タンクカバー19の頂部から上方に突設されている。
図1に示すベントマスト10の頂部と貨物タンクカバー19の頂部の間の鉛直距離HBは6m未満であるのが好ましい。
鉛直距離HBが6m未満であると、ベントマスト10を備えていてもエアドラフトを低くできるため、河川にかかる橋の下の水路のように、エアドラフト制限が厳しい水路を液化ガス運搬船1が通過できる。
図1に示すように液化ガスタンク17はタンクドーム27を備える。タンクドーム27は液化ガスタンク17に液化ガスを導入する際の入口となる筒状の構造物であり、液化ガスタンク17のタンク上端から上方に突設される。
図3に示すように液化ガスタンク17が2つの場合、船長方向における中心位置よりも、隣接する他の液化ガスタンク17に近い位置にタンクドーム27が設けられるのが好ましい。
図3に示す液化ガス運搬船1は船長方向において船尾側に配置された船尾側液化ガスタンク17aと、船首側に配置された船首側液化ガスタンク17bの2つの液化ガスタンク17を備える。船尾側液化ガスタンク17aは、中心位置CLaよりも船首側液化ガスタンク17bに近い位置にタンクドーム27aが設けられる。同様に船首側液化ガスタンク17bは、中心位置CLbよりも船尾側液化ガスタンク17aに近い位置にタンクドーム27bが設けられる。
この構成では2つの液化ガスタンク17のタンクドーム27が近接配置される。タンクドーム27は液化ガスタンク17に液化ガスを導入する際の入口であるため、液化ガスを導入する配管等の設備が設置される。そのため、タンクドーム27を近接配置することで配管等の設備を短くでき、重量削減に益々有利となる。
例えば図1の液化ガス運搬船1は船長方向においてタンクドーム27間の上甲板である暴露甲板61上側にマニフォールド29が設けられる。マニフォールド29は液化ガスタンク17と、陸上の液化ガス貯蔵施設との間を連結する管であり、一端がタンクドーム27に接続され、他端が陸上の液化ガス貯蔵施設に接続される。
このようにタンクドーム27間の上甲板上側にマニフォールド29を設けることで、液化ガスの搬出入に係る配管をさらに短くできる。
船首区画9は図示しないサイドスラスターや投錨装置が設けられる区画であり、船長方向において船体3の最も船首側の区画である。
図1に示すように船首区画9の船尾側端部は水密隔壁である貨物隔壁21で貨物区画7と分離されている。
船首区画9の暴露甲板61上には船橋23が設けられる。
船橋23は船員の居住区及び操船の指揮所となる多層の上部構造物であり、下層には船員の居住区が配置され、上層には指揮所が配置される。
図1に示すように船橋23は船首区画9上の暴露甲板61に設けられており、貨物区画7よりも船首側に設けられる。
このように貨物区画7よりも船首側に船橋23を設けることで、貨物区画7よりも船尾側の機関区画5の上方に船橋23を設ける場合よりも機関区画5の船長方向の長さを小さくでき、貨物区画7の船長方向長さを大きくできる。そのため、液化ガスタンク17のタンク長を長くでき、容積を小さくせずにタンク重量を軽くするのに益々有利である。
図1に示す船橋23は天井から上方にレーダーマスト12が突設されている。レーダーマスト12は液化ガス運搬船1が安全に航海するためや、外部と通信を行うのに必要な設備が設置された帆柱であり、具体的には航海灯、レーダーアンテナ、信号灯、無線用アンテナ、海事衛星用パラボラアンテナ等が設置される。
液化ガス運搬船1は、レーダーマスト12のような暴露甲板61上の上部構造物のうち、図2に示す、頂部が最も高い位置にある上部構造物の頂部と計画吃水線LWLの間の鉛直方向距離HLが24m以下であるのが好ましい。
「頂部が最も高い位置」とは、上部構造物が起倒式のマストのように、高さを変えられる構造の場合、マストを倒した状態のように高さが最も低い状態で比較して頂部が最も高い位置を意味する。
この構造では液化ガス運搬船1がレーダーマスト12を備えていてもエアドラフトを低くできるため、河川にかかる橋の下の水路のように、エアドラフト制限が厳しい水路を通過できる。
貨物機器室33は液化ガスタンク17内の液化ガスの温度や圧力を制御する機器である貨物機器が配置される部屋である。貨物機器室33の設置位置は他の設備と干渉しない位置で、かつ液化ガスタンク17から離れすぎない位置が好ましい。
例えば図1に示すように複数の液化ガスタンク17が直列配置されており、長手方向両端が半球状のようなタンクの外側に向かって凸な曲面の場合、液化ガスタンク17の長手方向の最先端部16より上方で、貨物区画7における液化ガスタンク17の半球状の部分と、貨物倉横隔壁31との間の空間に貨物機器室33を設けてもよい。
具体的には、液化ガスタンク17の両端が半球状の場合、長手方向の最先端部16の上方で、かつ液化ガスタンク17の半球状の部分と貨物倉横隔壁31の間には空間が生じる。この空間に貨物機器室33を配置する。
この構造では貨物機器室33の頂部がタンク頂部を大きく超えないため、上部構造物の高さを抑制できる。
また、この構造では、貨物倉横隔壁31を貨物機器室33の側壁とすることで、側壁を別途設置する必要がなく、コストや製造工数の点で有利である。
さらに図1のように液化ガスタンク17の上方が貨物タンクカバー19で覆われている場合、貨物タンクカバー19を貨物機器室33の天井とすれば、天井を別途設置する必要もなく、コストや製造工数の点で益々有利である。ただし、貨物タンクカバー19を貨物機器室33の天井とすると貨物機器室33の高さが不足する場合は、貨物機器室33の一部を貨物タンクカバー19の上方に突設し、天井を別に設けてもよい。なお、液化ガスタンク17が暴露甲板61よりも上方に位置しない等の理由で貨物タンクカバー19がない場合は、暴露甲板61を貨物機器室33の天井とするか、貨物機器室33の一部を暴露甲板61の上方に突設し、天井を別に設ければよい。
船橋23を船首区画9の暴露甲板61に設けている場合、貨物機器室33の全部若しくは一部を機関区画5の上方に配置してもよい。図6では貨物機器室33の全部を機関区画5の上方に配置している。この構造では、船橋23を機関区画5の上方に設置する場合に船橋23が設けられる位置に貨物機器室33が設けられる。
この構造では液化ガスタンク17の上方ではなく、液化ガスタンク17から船尾側にずれた位置に貨物機器室33が配置されるため、上部構造物の高さを抑制できる。
機関区画5の上方に貨物機器室33を設置する場合、暴露甲板61を貨物機器室33の床面33aにしてもよい。
ただし貨物機器室33の床面33aを暴露甲板61よりも高い位置に設けた高床構造にしてもよい。具体的には図6に示すように、暴露甲板61上に設置された脚部14に貨物機器室33の床面33aを支持させることで、床面33aを暴露甲板61よりも高い位置に設置すればよい。この場合、床面33aと暴露甲板61の間を側壁等で囲む必要はなく、床面33aの下方の暴露甲板61が船外に露出した状態にしてよい。
この構造では貨物機器室33の床面33aと暴露甲板61の間に空間が生じるため、係船機等を設けるスペースを貨物機器室33の下方の暴露甲板61上に確保できる。
以上が本実施形態に係る液化ガス運搬船1の構成の説明である。
このように本実施形態の液化ガス運搬船1は、バイローブタンクより軽量な円筒状の液化ガスタンク17を1つ配置するか、又は複数を直列配置して船側73とタンクの距離を長くする。
この構成では船幅を広くせずに浸水時のタンク損傷を抑制して横隔壁数を減らすことでタンク長を長くしてタンク数を減らして容積を維持しつつタンク重量を抑制する。
そのため、貨物容積を小さくせずにタンク重量を軽くでき、船幅が広くなるのも抑制できる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の技術思想の範囲内において各種変形例及び改良例に想到するのは当然のことであり、これらも本発明に含まれる。
1 :液化ガス運搬船
3 :船体
5 :機関区画
6 :プロペラ
7 :貨物区画
9 :船首区画
10 :ベントマスト
11 :エンジンケーシング
12 :レーダーマスト
13 :化粧煙突
14 :脚部
15 :機関隔壁
16 :最先端部
17 :液化ガスタンク
17a :船尾側液化ガスタンク
17b :船首側液化ガスタンク
19 :貨物タンクカバー
21 :貨物隔壁
23 :船橋
27 :タンクドーム
27a :船尾側タンクドーム
27b :船首側タンクドーム
29 :マニフォールド
31 :貨物倉横隔壁
33 :貨物機器室
33a :床面
61 :暴露甲板
71 :船底
73 :船側
73a :外側船側
73b :内側船側
77 :二重船側隔壁
79 :二重船側区画

Claims (14)

  1. 貨物である液化ガスの積載可能容積が50000m 以下の液化ガス運搬船であって、
    前記液化ガスが積載される区画である貨物区画を備える船体と、
    円筒状の独立タンクで長手方向が船長方向を向くように前記貨物区画に1つ配置されるか、又は複数が直列配置されて前記液化ガスを貯蔵する液化ガスタンクと、
    を備え、
    型幅をB、前記液化ガスタンクの円筒の直径をDとした場合に、以下の式(2)で示す関係を満たすことを特徴とする化ガス運搬船。
    (5/3)<(B/D)<(17/10) …式(2)
  2. 貨物積載可能容積が10000m 以上であり、前記液化ガスタンクの数が3つ以下である請求項1に記載の液化ガス運搬船。
  3. 前記船体は、
    船尾から船首に向けて順に設けられた機関区画、前記貨物区画、及び船首区画と、
    前記船首区画の暴露甲板に設けられた船橋と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
  4. 前記貨物区画は、左右の船側が二重船側構造を備える請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
  5. 計画吃水が6m未満である請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
  6. 前記船体の船尾に並列配置され、前記船体を船長方向に推進させる複数の推進機構を備える請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
  7. 貨物である液化ガスの積載可能容積が50000m 以下の液化ガス運搬船であって、
    前記液化ガスが積載される区画である貨物区画を備える船体と、
    円筒状の独立タンクで長手方向が船長方向を向くように前記貨物区画に1つ配置されるか、又は複数が直列配置されて前記液化ガスを貯蔵する液化ガスタンクと、
    を備え、
    型幅をB、前記液化ガスタンクの円筒の直径をDとした場合に、以下の式(1)で示す関係を満たし、
    前記液化ガスタンクは長手方向両端がタンクの外側に向かって凸な曲面であり、複数が直列配置され、
    前記貨物区画は、
    複数の前記液化ガスタンクの間に設けられた水密隔壁である貨物倉横隔壁と、
    前記液化ガスタンクの長手方向の最先端部より上方で、かつ前記液化ガスタンクの前記曲面の部分と前記貨物倉横隔壁の間の空間に配置された貨物機器室を備えることを特徴とする液化ガス運搬船。
    (5/3)<(B/D)<2 …式(1)
  8. 前記機関区画の上方に、貨物機器室の全部若しくは一部を配置する請求項3に記載の液化ガス運搬船。
  9. 貨物である液化ガスの積載可能容積が50000m 以下の液化ガス運搬船であって、
    前記液化ガスが積載される区画である貨物区画を備える船体と、
    円筒状の独立タンクで長手方向が船長方向を向くように前記貨物区画に1つ配置されるか、又は複数が直列配置されて前記液化ガスを貯蔵する液化ガスタンクと、
    を備え、
    型幅をB、前記液化ガスタンクの円筒の直径をDとした場合に、以下の式(1)で示す関係を満たし、
    前記船体は、船尾から船首に向けて順に設けられた機関区画、前記貨物区画、及び船首区画と、前記船首区画の暴露甲板に設けられた船橋とを備え、
    前記機関区画の上方に、貨物機器室の全部若しくは一部を配置し、
    前記貨物機器室の床面が、前記暴露甲板上に設置された脚部に支持されて前記暴露甲板よりも高い位置にあり、前記床面の下方の前記暴露甲板が船外に露出していることを特徴とする液化ガス運搬船。
    (5/3)<(B/D)<2 …式(1)
  10. 前記液化ガスタンクのうち隣り合う2つのタンクにおいて、
    船長方向における中心位置よりも、隣接する他の前記液化ガスタンクに近い位置のタンク上端から上方に突設され、前記液化ガスタンクに前記液化ガスを導入する際の入口となるタンクドームを備える請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
  11. 前記液化ガスタンクと陸上の液化ガス貯蔵施設との間を連結する管であるマニフォールドが船長方向において前記タンクドーム間の上甲板上側に設けられる請求項10に記載の液化ガス運搬船。
  12. 暴露甲板上の上部構造物のうち、頂部が最も高い位置にある上部構造物の頂部と計画吃水線の間の鉛直方向距離が24m以下である請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
  13. 前記液化ガスタンクの一部は暴露甲板よりも上方にあり、
    前記船体は、前記液化ガスタンクの前記暴露甲板よりも上方にある部分を覆う貨物タンクカバーを備え、
    前記液化ガスタンクは、貯蔵している前記液化ガスの揮発分を排出するベント管を備えるベントマストを備え、
    前記ベントマストの頂部と前記貨物タンクカバーの頂部の鉛直方向距離が6m未満である請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
  14. 前記液化ガスタンクは、前記液化ガスを-80度以下で貯蔵可能な材料で構成される請求項1又は2に記載の液化ガス運搬船。
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