JP7435005B2 - ブレーキ操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキ操作装置に関する。
自動二輪車のブレーキ装置として、駐車時にリアブレーキを作動させた状態でロックするブレーキ操作装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のブレーキ操作装置には、フロントブレーキ及びリアブレーキを作動させるブレーキレバーと、ブレーキレバーのレバー操作をロックするブレーキロックレバーとが設けられている。リアブレーキケーブルが牽引され、フロントブレーキケーブルが牽引されない位置で、ブレーキレバーのレバー操作がブレーキロックレバーにロックされることで、リアブレーキの作動状態が保持されている。
特許第6236485号公報
しかしながら、特許文献1に記載のブレーキ操作装置は、ブレーキロックを実施するためにブレーキレバーとブレーキロックレバーを個別に操作しなければならず、ブレーキロック操作の操作性の改善が求められている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ブレーキロック操作の操作性を向上させることができるブレーキ操作装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のブレーキ操作装置は、フロントブレーキケーブルを介してフロントブレーキ装置を作動させ、リアブレーキケーブルを介してリアブレーキ装置を作動させるブレーキ操作装置であって、ハンドルに取り付けられたレバーホルダと、前記レバーホルダに揺動可能に支持されたブレーキレバーと、前記ブレーキレバーの操作に応じて前記フロントブレーキケーブル及び前記リアブレーキケーブルを牽引するイコライザと、前記レバーホルダに対してブレーキを作動させる方向に前記ブレーキレバーを揺動させてブレーキを作動させたままロックするブレーキロックレバーと、を備え、前記ブレーキロックレバーは、前記ブレーキレバーに対して前記イコライザを揺動させる操作部を有し、前記ブレーキレバーがロックされると、前記操作部によって前記フロントブレーキケーブルが非牽引状態で前記リアブレーキケーブルが牽引状態となる位置に前記イコライザが位置付けられることで上記課題を解決する。
本発明の一態様のブレーキ操作装置によれば、ブレーキロックレバーによってブレーキレバーがレバーホルダに対して揺動されると共に、ブレーキロックレバーの操作部によってブレーキレバーに対してイコライザが揺動される。ブレーキレバーがロックされると、イコライザによってフロントブレーキケーブルが牽引されずにリアブレーキケーブルが牽引される。これにより、リアブレーキだけを作動させた状態でブレーキロックを保持することができる。ブレーキレバーを操作することなく、ブレーキロックレバーを操作することで、リアブレーキを作動させた状態でブレーキロックを掛けることができ、ブレーキ操作装置の操作性を向上させることができる。
本実施例のブレーキ装置の全体図である。 本実施例の連動ブレーキ操作装置の分解斜視図である。 本実施例の連動ブレーキ操作装置の上面図及び右側面図である。 本実施例の連動ブレーキ操作装置の下面図及び左側面図である。 本実施例のブレーキロックレバーとイコライザの斜視図である。 本実施例のブレーキロックレバーの非操作状態を示す図である。 本実施例のブレーキロックレバーの操作状態を示す図である。 本実施例のブレーキロックレバーのロック状態を示す図である。 本実施例のブレーキロックレバーの解除状態を示す図である。
本発明の一態様のブレーキ操作装置は、フロントブレーキ装置にフロントケーブルを介して連結し、リアブレーキ装置にリアケーブルを介して連結しており、ブレーキレバーの操作によってフロントブレーキ装置及びリアブレーキ装置が作動される。ブレーキレバーはハンドルに取り付けられたレバーホルダに揺動可能に支持されており、ブレーキレバーの操作に応じてフロントケーブル及びリアケーブルがイコライザに牽引される。また、ブレーキロックレバーによってブレーキレバーがレバーホルダに対して揺動され、ブレーキロックレバーに設けられた操作部によってイコライザがブレーキレバーに対して揺動される。ブレーキロックレバーによってブレーキレバーがロックされると、操作部によってフロントケーブルが非牽引状態でリアケーブルが牽引状態となる位置にイコライザが位置付けられて、リアブレーキだけを作動させたままブレーキロック状態が保持される。このように、ブレーキレバーを操作することなく、ブレーキロックレバーの操作することで、ブレーキロックを掛けることができ操作性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本実施例について詳細に説明する。図1は本実施例のブレーキ装置の全体図である。また、以下の図では、矢印FRは車両前方、矢印REは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
図1に示すように、ブレーキ装置1は、フロントブレーキ操作装置2によってフロントブレーキ装置3を作動させ、連動ブレーキ操作装置(ブレーキ操作装置)4によってフロントブレーキ装置3及びリアブレーキ装置5を作動させるように構成されている。フロントブレーキ装置3は、油圧式のディスクブレーキであり、ブレーキディスク11に対してブレーキパッド12を押し付けることで前輪(不図示)に制動力を発生させている。リアブレーキ装置5は、機械式のドラムブレーキであり、ブレーキドラム15に対してブレーキシュー16を押し付けることで後輪(不図示)に制動力を発生させている。
フロントブレーキ操作装置2のマスタシリンダ21には油圧配管22を通じてフロントブレーキ装置3が連結されている。マスタシリンダ21にはピストンロッド23が収容されており、マスタシリンダ21から突出したピストンロッド23の先端にはリンクレバー24が設けられている。リンクレバー24の一端にはフロントブレーキレバー25が連結され、フロントブレーキレバー25の操作によってマスタシリンダ21から油圧配管22に作動油圧が出力される。リンクレバー24の他端にはフロントブレーキケーブル26が連結され、フロントブレーキケーブル26の牽引によってもマスタシリンダ21から油圧配管22に作動油圧が出力される。
連動ブレーキ操作装置4のレバーホルダ30には連動ブレーキレバー(ブレーキレバー)50が揺動可能に支持されており、連動ブレーキレバー50の基端側にはイコライザ70(図2参照)が揺動可能に支持されている。イコライザ70には、フロントブレーキケーブル26を通じてフロントブレーキ操作装置2が連結され、リアブレーキケーブル27を通じてリアブレーキ装置5が連結されている。連動ブレーキレバー50の操作によってイコライザ70が揺動されることで、イコライザ70によってフロントブレーキケーブル26及びリアブレーキケーブル27が牽引されてフロントブレーキ装置3及びリアブレーキ装置5が作動される。
また、連動ブレーキ操作装置4には、駐車時にブレーキロック状態を保持するためにブレーキロックレバー60が設けられている。ブレーキロック時には、フロントブレーキ装置3のオイル漏れ等のトラブル防止のために、フロントブレーキ装置3に油圧を発生させないことが望ましい。フロントブレーキケーブル26を牽引せずに、リアブレーキケーブル27だけを牽引した状態で、連動ブレーキレバー50をロックする必要がある。このようなブレーキロック構造は各種提案されているが、通常は連動ブレーキレバーとブレーキロックレバーを個別に操作しなければならない。
そこで、本実施例では、ブレーキロックレバー60の操作によって連動ブレーキレバー50とイコライザ70を同時に揺動させている。ブレーキロックレバー60によってブレーキ作動状態で連動ブレーキレバー50をロックし、連動ブレーキレバー50のロック時にフロントブレーキケーブル26をイコライザ70に牽引させずに、リアブレーキケーブル27だけをイコライザ70に牽引させている。これにより、連動ブレーキレバー50を操作することなく、ブレーキロックレバー60の一度の操作によって、リアブレーキ装置5だけを作動させた状態でブレーキロックを保持することができる。
以下、図2から図5を参照して、連動ブレーキ操作装置の詳細構成について説明する。図2は、本実施例の連動ブレーキ操作装置の分解斜視図である。図3は、本実施例の連動ブレーキ操作装置の上面図及び右側面図である。図4は、本実施例の連動ブレーキ操作装置の下面図及び左側面図である。図5は、本実施例のブレーキロックレバーとイコライザの斜視図である。
図2から図4に示すように、連動ブレーキ操作装置4は、レバーホルダ30を介してハンドル29に取り付けられている。レバーホルダ30は、ハンドル29に取り付けられる筒状部31と、連動ブレーキレバー50が取り付けられる上下一対の板状部32と、ブレーキケーブル26、27が保持されるブロック部33とを有している。筒状部31の下面には、軸方向に沿ってスリット34が形成されている。筒状部31の下面には締付ボルト41が設けられており、締付ボルト41の締付によってスリット34の間隔が狭められて、ハンドル29に対して筒状部31が締付固定されている。
上下一対の板状部32にはレバーピボット穴35が形成されており、連動ブレーキレバー50の基端側にはレバーピボット穴52が形成されている。一対の板状部32の内側には連動ブレーキレバー50の基端側が入り込んでおり、レバーホルダ30のレバーピボット穴35及び連動ブレーキレバー50のレバーピボット穴52にレバーピボットボルト42が差し込まれている。レバーピボットボルト42の先端にレバーピボットナット43が締め付けられることで、レバーピボットボルト42を介して連動ブレーキレバー50がレバーホルダ30に揺動可能に支持されている。
ブロック部33には、フロントブレーキケーブル26が差し込まれる保持穴36と、リアブレーキケーブル27が差し込まれる保持穴37とが形成されている。ブロック部33の上面にはストッパ38が突出しており、ストッパ38によって連動ブレーキレバー50の時計回りの揺動が規制されている。ブロック部33の内側面は、ブレーキロックレバー60及びイコライザ70の時計回りの揺動を規制する規制面39になっている。ストッパ38及び規制面39によって、レバー非操作時の連動ブレーキレバー50、ブレーキロックレバー60及びイコライザ70の初期位置が定められる。
連動ブレーキレバー50の基端側にはブレーキロックレバー60の基端側を収容可能な上下一対の板状部51が形成され、ブレーキロックレバー60の基端側にはイコライザ70を収容可能な上下一対の板状部61が形成されている。連動ブレーキレバー50の一対の板状部51の後側には上記のレバーピボット穴52が形成され、一対の板状部51の前側にはイコライザピボット穴53が形成されている。また、ブレーキロックレバー60の一対の板状部61にはイコライザピボット穴63が形成され、イコライザ70の中央にはイコライザピボット穴73が形成されている。
連動ブレーキレバー50の一対の板状部51の内側にはブレーキロックレバー60の一対の板状部61が入り込んでおり、ブレーキロックレバー60の一対の板状部61の内側にはイコライザ70が入り込んでいる。連動ブレーキレバー50、ブレーキロックレバー60、イコライザ70のイコライザピボット穴53、63、73にはイコライザピボットボルト75が差し込まれている。イコライザピボットボルト75の先端にイコライザピボットナット76が締め付けられることで、イコライザピボットボルト75を介してブレーキロックレバー60及びイコライザ70が連動ブレーキレバー50に揺動可能に支持されている。
ブレーキロックレバー60一対の板状部61の左側には一対の操作部64(特に、図5参照)が設けられている。一対の操作部64は、イコライザ70の後側をレバーホルダ30側に押し込み、イコライザ70を連動ブレーキレバー50に対してイコライザピボットボルト75を支点にして反時計回りに揺動させている。一対の板状部61の右側角部は、ブレーキロックレバー60をレバーホルダ30に掛け止めするための突起部(被掛止部)65になっている。このように、ブレーキロックレバー60には、イコライザ70の揺動方向の後方に操作部64が位置しており、イコライザ70の揺動方向の前方に突起部65が位置している。
ブレーキロックレバー60の突起部65がレバーホルダ30の規制面39に押し返されることで、ブレーキロックレバー60と連動ブレーキレバー50がレバーピボットボルト42を支点にして反時計回りに揺動される(図7参照)。また、レバーホルダ30には、突起部65を掛け止めする窪み(掛止部)45が形成されている(図3(A)参照)。レバーホルダ30の窪み45にブレーキロックレバー60の突起部65が掛け止めされることで、ブレーキを作動させたまま連動ブレーキレバー50がロックされる。窪み45及び突起部65によってブレーキロックが掛かるロック位置が定められる。
より詳細には、ブレーキロックレバー60の突起部65及びレバーホルダ30の窪み45は上面視略三角形状に形成されている。この窪み45の形状は、イコライザピボットボルト75を支点にした反時計回りの揺動方向で突起部65を掛止可能に、レバーピボットボルト42を支点にした反時計回りの揺動方向で突起部65を離脱可能に形成されている。よって、ブレーキロックレバー60の操作によって突起部65が窪み45に掛け止めされてブレーキロックが掛かり、連動ブレーキレバー50の反時計回りの操作によって突起部65が窪み45から外れてリターンスプリング77の反力によりブレーキロックが解除される。
イコライザ70は、3つ連結部を有する上面視角丸矩形状に形成されている。イコライザ70の後側にはフロントブレーキケーブル26が連結されるフロント連結部71が形成され、イコライザ70の前側にはリアブレーキケーブル27が連結されるリア連結部72が形成されている。フロント連結部71とリア連結部72の間には、中間連結部として連動ブレーキレバー50及びブレーキロックレバー60に連結される上記のイコライザピボット穴73が形成されている。連動ブレーキレバー50の操作に応じて、イコライザ70によってフロントブレーキケーブル26及びリアブレーキケーブル27が牽引される。
イコライザピボットボルト75には、ブレーキロックレバー60にレバー操作に対する反発力を付与するリターンスプリング77が設けられている。リターンスプリング77の一端は連動ブレーキレバー50に支持され、リターンスプリング77の他端はブレーキロックレバー60に支持されている。リターンスプリング77の反発力によってブレーキロックレバー60がレバーホルダ30の規制面39に押し付けられる。ブレーキロックレバー60の一対の板状部61の右側辺及びイコライザ70の右側面が規制面39に当接して、ブレーキロックレバー60及びイコライザ70がレバーホルダ30に精度よく位置決めされる。
この連動ブレーキ操作装置4は、連動ブレーキレバー50にブレーキロックレバー60が収容され、ブレーキロックレバー60にイコライザ70が収容され、連動ブレーキレバー50とブレーキロックレバー60がイコライザ70に直接連結されている。さらに、レバーホルダ30とブレーキロックレバー60に掛止構造が形成され、連動ブレーキレバー50及びイコライザ70には掛止構造が形成されていない。これにより、連動ブレーキ操作装置4がコンパクトに形成され、連動ブレーキ操作装置4のレイアウト自由度が向上されている。また、最小限の部品点数でイコライザ70が保護されてコストが低減される。
さらに、連動ブレーキ操作装置4は、ブレーキロックレバー60の操作によって、レバーホルダ30に対して連動ブレーキレバー50が反時計回りに揺動され、連動ブレーキレバー50に対してイコライザ70が反時計回りに揺動される。そして、ブレーキロックレバー60の突起部65がレバーホルダ30の窪み45に掛け止めされて、フロントブレーキケーブル26が非牽引状態でリアブレーキケーブル27が牽引状態となる位置に一対の操作部64によってイコライザ70が位置付けられる。これにより、リアブレーキ装置5だけが作動された状態でブレーキロックされる。
この場合、図5に示すように、ブレーキロックレバー60の一対の操作部64は、イコライザ70のフロント連結部71に揺動方向の後方から当接するように形成されている。ブレーキロックレバー60が操作されると、一対の操作部64によってフロント連結部71が後方から押し込まれる。連動ブレーキレバー50(図3(A)参照)の揺動によってイコライザ70全体が規制面39から離されても、イコライザピボットボルト75を支点にしたイコライザ70の揺動によってフロント連結部71が規制面39に近づけられる。フロント連結部71が略元の待機位置から動かず、イコライザ70によるフロントブレーキケーブル26の牽引が抑えられている。
なお、牽引状態とは、ブレーキケーブルが牽引されたブレーキ装置が作動する状態を示している。非牽引状態とは、ブレーキケーブルが完全に牽引されていない状態に限定されず、ブレーキ装置が作動しない程度の弱い力で牽引された状態を含んでいる。本実施例では、フロントブレーキケーブル26が非牽引状態になることで、フロントブレーキケーブル26を介してマスタシリンダ21(図1参照)のピストンロッド23が大幅に動かされない。よって、マスタシリンダ21から油圧配管22に作動油圧が出力されず、油圧配管22のオイル漏れ及びゴム部品の寿命劣化が抑えられる。
図6から図9を参照して、連動ブレーキ操作装置のブレーキロック操作について説明する。図6は、本実施例のブレーキロックレバーの非操作状態を示す図である。図7は、本実施例のブレーキロックレバーの操作状態を示す図である。図8は、本実施例のブレーキロックレバーのロック状態を示す図である。図9は、本実施例のブレーキロックレバーの解除状態を示す図である。なお、図6から図9ではブレーキロックレバーを断面図で示している。
図6に示すように、フロントブレーキケーブル26及びリアブレーキケーブル27によってイコライザ70がレバーホルダ30に引き寄せられ、イコライザ70に連結した連動ブレーキレバー50がレバーホルダ30のストッパ38に当接されている。また、フロントブレーキケーブル26及びリアブレーキケーブル27の張力によってブレーキロックレバー60及びイコライザ70がレバーホルダ30の規制面39に押し付けられている。ブレーキロックレバー60の非操作状態では、ブレーキロックレバー60の側辺62が規制面39に押し付けられて、ブレーキロックレバー60が初期位置A1に位置決めされている。
連動ブレーキレバー50の内側には、ブレーキロックレバー60の一対の操作部64が当接する当接面54が形成されている。ブレーキロックレバー60が初期位置A1に位置付けられた状態では、レバーホルダ30の規制面39と連動ブレーキレバー50の当接面54にブレーキロックレバー60が挟み込まれている。一対の操作部64は、当接面54に押し付けられており、イコライザ70から離間している。このため、ブレーキロックレバー60の操作時には、一対の操作部64がイコライザ70に接触するまでは、イコライザ70に対してブレーキロックレバー60が相対的に揺動される。
図7に示すように、ブレーキロックレバー60がリターンスプリング77(図2参照)の反発力に抗して反時計回りに操作されると、ブレーキロックレバー60の突起部65の先端がレバーホルダ30の規制面39に当接する。ブレーキロックレバー60の突起部65が規制面39によって押し返され、ブレーキロックレバー60に連結した連動ブレーキレバー50がレバーピボットボルト42を支点にして反時計回りに揺動される。一対の操作部64がイコライザ70のフロント連結部71に当接すると、一対の操作部64によってフロント連結部71が押し込まれて、イコライザ70がイコライザピボットボルト75を支点にして反時計回りに揺動される。
図8に示すように、さらにブレーキロックレバー60が反時計回りに操作されると、ブレーキロックレバー60の突起部65がレバーホルダ30の窪み45に入り込み、ブレーキロックレバー60がロック位置A2に位置決めされる。ブレーキロックレバー60にはリターンスプリング77(図2参照)から反発力が作用しているが、ブレーキロックレバー60がリアブレーキケーブル27の張力によりレバーホルダ30に掛け止めされて、イコライザピボットボルト75を支点にしたブレーキロックレバー60の揺動が規制される。これにより、ブレーキロックレバー60に連結した連動ブレーキレバー50がブレーキ作動状態でロックされる。
ブレーキロック操作時に、レバーピボットボルト42を支点にしてイコライザ70が反時計回りに揺動されるが、イコライザピボットボルト75を支点にしてイコライザ70が反時計回りに揺動されて、フロント連結部71が元の待機位置から殆ど動いていない。このため、フロント連結部71によってフロントブレーキケーブル26が牽引されずに、リア連結部72によってリアブレーキケーブル27が牽引される。このように、ブレーキロックレバー60の操作によって、フロントブレーキ装置3が作動せずに、リアブレーキ装置5だけが作動した状態でブレーキロックされる。
図9に示すように、ブレーキロックの解除時には、連動ブレーキレバー50が反時計回りに操作される。連動ブレーキレバー50、ブレーキロックレバー60、イコライザ70がレバーピボットボルト42を支点にして反時計回りに一体的に揺動され、ブレーキロックレバー60の突起部65とレバーホルダ30の窪み45の掛け止めが解除される。リターンスプリング77(図2参照)の反発力によってブレーキロックレバー60がイコライザピボットボルト75を支点にして時計回りに揺動される。また、リアブレーキケーブル27の引張力によって連動ブレーキレバー50がレバーピボットボルト42を支点にして時計回りに揺動される。
ブレーキロックレバー60及びイコライザ70がレバーホルダ30の規制面39に当接して、連動ブレーキレバー50がレバーホルダ30のストッパ38に当接して、ブレーキロックレバー60の非操作状態に戻される。イコライザ70によってリアブレーキケーブル27が牽引されず、リアブレーキ装置5の作動が停止されてブレーキロック状態が解除される。このように、ブレーキロック操作時にはブレーキロックレバー60の単一操作でブレーキロックを掛けることができ、ブレーキロック解除時には連動ブレーキレバー50の単一操作でブレーキロックを解除することができる。
以上、本実施例によれば、ブレーキロックレバー60によって連動ブレーキレバー50がレバーホルダ30に対して揺動されると共に、ブレーキロックレバー60の操作部64によって連動ブレーキレバー50に対してイコライザ70が揺動される。連動ブレーキレバー50がロックされると、イコライザ70によってフロントブレーキケーブル26が牽引されずにリアブレーキケーブル27が牽引される。これにより、リアブレーキだけを作動させた状態でブレーキロックを保持することができる。連動ブレーキレバー50を操作することなく、ブレーキロックレバー60を操作することで、リアブレーキを作動させた状態でブレーキロックを掛けることができ、連動ブレーキ操作装置4の操作性を向上させることができる。
なお、本実施例では、レバーピボットボルトを介して連動ブレーキレバーがレバーホルダに揺動可能に支持されたが、連動ブレーキレバーの支持構造は特に限定されない。連動ブレーキレバーはレバーホルダに揺動可能に支持されていればよい。
また、本実施例では、イコライザピボットボルトを介してブレーキロックレバー及びイコライザが連動ブレーキレバーに揺動可能に支持されたが、ブレーキロックレバー及びイコライザの支持構造は特に限定されない。ブレーキロックレバー及びイコライザは連動ブレーキレバーに揺動可能に支持されていればよい。
また、本実施例では、ブレーキロックレバーの突起部がレバーホルダの窪みに掛け止めされる構成にしたが、ブレーキロックレバー及びレバーホルダの掛止構造は特に限定されない。例えば、ブレーキロックレバーの窪みがレバーホルダの突起部に掛け止めされてもよい。また、ブレーキロックレバー及びレバーホルダの掛止構造も特に限定されない。
また、本実施例では、ブレーキロックレバーにはイコライザのフロント連結部を押し込み可能に操作部が形成されたが、ブレーキロックレバーにはイコライザのリア連結部を押し込み可能に操作部が形成されてもよい。
また、本実施例では、連動ブレーキ操作装置が左ハンドルに取り付けられているが、連動ブレーキ操作装置が右ハンドルに取り付けられていてもよい。この場合、連動ブレーキレバーが時計回りに操作されることでブレーキが作動され、ブレーキロックレバーが時計回りに操作されることでブレーキロックが掛けられる。
また、本実施例では、連動ブレーキレバー及びブレーキロックレバーがイコライザに直接接続される構成にしたが、連動ブレーキレバー及びブレーキロックレバーが何らかの動力伝達構造を介してイコライザに接続されてもよい。
また、本実施例では、フロントブレーキ装置がディスクブレーキ、リアブレーキ装置がドラムブレーキで構成されたが、フロントブレーキ装置及びリアブレーキ装置の少なくとも一方がドラムブレーキで構成されていればよい。すなわち、フロントブレーキ装置がドラムブレーキ、リアブレーキ装置がディスクブレーキで構成されてもよいし、フロントブレーキ装置及びリアブレーキ装置がドラムブレーキで構成されてもよい。また、フロントブレーキ装置及びリアブレーキ装置の構成は特に限定されない。
また、本実施例の連動ブレーキ操作装置は、自動二輪車等の鞍乗型車両のブレーキ装置に採用されてもよいし、自転車や車椅子等のブレーキ装置に採用されてもよい。
以上の通り、本実施例のブレーキ操作装置(連動ブレーキ操作装置4)は、フロントブレーキケーブル(26)を介してフロントブレーキ装置(3)を作動させ、リアブレーキケーブル(27)を介してリアブレーキ装置(5)を作動させるブレーキ操作装置であって、ハンドル(29)に取り付けられたレバーホルダ(30)と、レバーホルダに揺動可能に支持されたブレーキレバー(連動ブレーキレバー50)と、ブレーキレバーの操作に応じてフロントブレーキケーブル及びリアブレーキケーブルを牽引するイコライザ(70)と、レバーホルダに対してブレーキレバーを揺動させてブレーキを作動させたままロックするブレーキロックレバー(60)と、を備え、ブレーキロックレバーは、ブレーキレバーに対してイコライザを揺動させる操作部(64)を有し、ブレーキレバーがロックされると、操作部によってフロントブレーキケーブルが非牽引状態でリアブレーキケーブルが牽引状態となる位置にイコライザが位置付けられる。この構成によれば、ブレーキロックレバーによってブレーキレバーがレバーホルダに対して揺動されると共に、ブレーキロックレバーの操作部によってブレーキレバーに対してイコライザが揺動される。ブレーキレバーがロックされると、イコライザによってフロントブレーキケーブルが牽引されずにリアブレーキケーブルが牽引される。これにより、リアブレーキだけを作動させた状態でブレーキロックを保持することができる。ブレーキレバーを操作することなく、ブレーキロックレバーを操作することで、リアブレーキを作動させた状態でブレーキロックを掛けることができ、ブレーキ操作装置の操作性を向上させることができる。
本実施例のブレーキ操作装置において、レバーホルダは、ブレーキロックレバーを掛け止めする掛止部(窪み45)を有し、ブレーキロックレバーは、掛止部に掛け止めされる被掛止部(突起部65)を有し、掛止部及び被掛止部によってブレーキレバーがロックされる。この構成によれば、ブレーキレバーやイコライザに掛止構造が形成されないため、ブレーキレバーやイコライザが大型化せず、ブレーキ操作装置のレイアウト自由度が向上される。また、部品点数が最小限に抑えられてコストが低減される。
本実施例のブレーキ操作装置において、イコライザがブレーキロックレバーに収容され、ブレーキロックレバーがブレーキレバーに収容されている。この構成によれば、ブレーキ操作装置をコンパクトにレイアウトすることができる。また、最小限の部品点数でイコライザが保護されてコストが低減される。
本実施例のブレーキ操作装置において、操作部はイコライザの揺動方向の後方に位置し、被掛止部はイコライザの揺動方向の前方に位置している。この構成によれば、操作部によってイコライザが後方から押し込まれて、イコライザの前方の被掛止部がレバーホルダの掛止部に掛け止めされる。よって、ブレーキロックレバーによってイコライザを揺動することができると共に、ブレーキロックレバーによってブレーキレバーをロックすることができる。
本実施例のブレーキ操作装置において、レバーホルダは、ブレーキロックレバーの操作方向と逆向きの揺動を規制する規制面(39)を有し、ブレーキロックレバー及びイコライザが規制面に当接して位置決めされる。この構成によれば、ブレーキロックレバー及びイコライザをレバーホルダに対して精度よく位置決めすることができる。
本実施例のブレーキ操作装置において、イコライザは、フロントブレーキケーブルが連結されるフロント連結部(71)と、リアブレーキケーブルが連結されるリア連結部(72)と、フロント連結部及びリア連結部の間でブレーキレバー及びブレーキロックレバーに連結される中間連結部(イコライザピボット穴73)と、を有する。この構成によれば、ブレーキレバーとブレーキロックレバーがイコライザに連結されることで、ブレーキ操作装置をコンパクトに形成することができる。
本実施例のブレーキ操作装置において、ブレーキレバー及びブレーキロックレバーはイコライザに直接連結されている。この構成によれば、ブレーキレバーとブレーキロックレバーがイコライザに直接連結されることで、さらにブレーキ操作装置をコンパクトに形成することができ、最小限の部品点数でコストを低減することができる。
なお、本実施例を説明したが、他の実施例として、上記実施例及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の技術は上記の実施例に限定されるものではなく、技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
3 :フロントブレーキ装置
4 :連動ブレーキ操作装置(ブレーキ操作装置)
5 :リアブレーキ装置
26:フロントブレーキケーブル
27:リアブレーキケーブル
29:ハンドル
30:レバーホルダ
39:規制面
45:窪み(掛止部)
50:連動ブレーキレバー(ブレーキレバー)
60:ブレーキロックレバー
64:操作部
65:突起部(被掛止部)
70:イコライザ
71:フロント連結部
72:リア連結部
73 :イコライザピボット穴(中間連結部)

Claims (7)

  1. フロントブレーキケーブルを介してフロントブレーキ装置を作動させ、リアブレーキケーブルを介してリアブレーキ装置を作動させるブレーキ操作装置であって、
    ハンドルに取り付けられたレバーホルダと、
    前記レバーホルダに揺動可能に支持されたブレーキレバーと、
    前記ブレーキレバーの操作に応じて前記フロントブレーキケーブル及び前記リアブレーキケーブルを牽引するイコライザと、
    前記レバーホルダに対してブレーキを作動させる方向に前記ブレーキレバーを揺動させてブレーキを作動させたままロックするブレーキロックレバーと、を備え、
    前記ブレーキロックレバーは、前記ブレーキレバーに対して前記イコライザを揺動させる操作部を有し、
    前記ブレーキレバーがロックされると、前記操作部によって前記フロントブレーキケーブルが非牽引状態で前記リアブレーキケーブルが牽引状態となる位置に前記イコライザが位置付けられることを特徴とするブレーキ操作装置。
  2. 前記レバーホルダは、前記ブレーキロックレバーを掛け止めする掛止部を有し、
    前記ブレーキロックレバーは、前記掛止部に掛け止めされる被掛止部を有し、
    前記掛止部及び前記被掛止部によって前記ブレーキレバーがロックされることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ操作装置。
  3. 前記イコライザが前記ブレーキロックレバーに収容され、前記ブレーキロックレバーが前記ブレーキレバーに収容されていることを特徴とする請求項2に記載のブレーキ操作装置。
  4. 前記操作部は前記イコライザの揺動方向の後方に位置し、前記被掛止部は前記イコライザの揺動方向の前方に位置していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のブレーキ操作装置。
  5. 前記レバーホルダは、前記ブレーキロックレバーの操作方向と逆向きの揺動を規制する規制面を有し、
    前記ブレーキロックレバー及び前記イコライザが前記規制面に当接して位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のブレーキ操作装置。
  6. 前記イコライザは、前記フロントブレーキケーブルが連結されるフロント連結部と、前記リアブレーキケーブルが連結されるリア連結部と、前記フロント連結部及び前記リア連結部の間で前記ブレーキレバー及び前記ブレーキロックレバーに連結される中間連結部と、を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のブレーキ操作装置。
  7. 前記ブレーキレバー及び前記ブレーキロックレバーは前記イコライザに直接連結されていることを特徴とする請求項6に記載のブレーキ操作装置。
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