JP7429157B2 - 真空ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、ポンピング作用を及ぼすために回転駆動可能であるロータと、ロータに対する第1のラジアル軸受および第2のラジアル軸受であって、好適には、第1のラジアル軸受は、アクティブ制御式の磁気軸受であり、第2のラジアル軸受は、パッシブな磁気軸受として構成されている、第1のラジアル軸受および第2のラジアル軸受と、ロータの半径方向の変位を特定するラジアルセンサセンブリと、を備える、真空ポンプ、特にターボ分子ポンプに関する。
ポンプロータが磁気的に軸支された真空ポンプ、特にターボ分子ポンプが知られている。磁気軸受は、多くの利点を有し、特に、磁気軸受は、ポンプの摩擦および潤滑剤のない動作を可能にする。この場合、インレット側では、通常はパッシブな磁気軸受、特に永久磁石式の磁気軸受が、ロータの半径方向の位置固定のために使用される。これとは反対側のロータ端部では、多くの場合、ロータの半径方向および軸方向の両方の位置固定のために、アクティブ制御式の磁気軸受が使用される。ゆえに、簡単でかつ低コストの手段でオイルレスポンプを実現することができる。磁気軸受のアクティブな制御は、特に磁気軸受の場合に配置されるラジアルセンサを含むものである。ロータの、ラジアルセンサにより測定される変位に依存して、アクティブな磁気軸受の電磁石が駆動制御されて、変位とは逆方向の力がロータに及ぼされる。
本発明の課題は、冒頭で述べた形態の真空ポンプにおいて、ロータの変位の制御を改善する、特にロータの振動にさらに良好に対抗することができる、かつ/または磁気軸受の制御の安定性を改善することである。
この課題は、請求項1に記載された特徴を有する真空ポンプによって、特に、第1の軸方向領域とは異なる第2の軸方向領域における半径方向の変位を特定する第2のラジアルセンサセンブリが設けられていることによって解決される。この課題は、請求項2に記載された真空ポンプによっても解決される。この真空ポンプでは、特に第1のラジアルセンサアセンブリが、第1のラジアル軸受に軸方向で対応付けられている、かつ/または第1のラジアル軸受の傍に配置されている。好適には、かつ原則的にこれとは関係なく、第2のラジアルセンサアセンブリは、たとえば第1のラジアル軸受および第2のラジアル軸受のいずれにも軸方向で対応付けられなくてよい、かつ/または両方のラジアル軸受に対して離間され得る。
第2の軸方向領域における第2のラジアルセンサアセンブリによって、第1の軸方向領域における第1のラジアルセンサアセンブリと相俟って、ロータの傾斜を確定することができる。そのような傾斜は、第1のラジアルセンサアセンブリおよび第2のラジアルセンサアセンブリがロータのそれぞれ異なる変位を確定することによって表される。傾斜が知られていることによって、ロータの変位をさらに良好に制御するとともに、振動をより良好に防止することができる。
変位は、概して、ロータの理想的な回転軸線であるゼロ軸線に対するものである。変位が存在するとき、ロータ軸線は、ゼロ軸線からずれている。
たとえば、第2のラジアル軸受は、磁気軸受として構成され得る。一実施形態によれば、第2のラジアル軸受は、パッシブな磁気軸受として構成されている。たとえば、第2のラジアル軸受は、永久磁石軸受として構成され得る。
第1のラジアルセンサセンブリおよび/または第1の軸方向領域は、たとえば第1のラジアル軸受の傍にかつ/または第1のラジアル軸受に隣り合って配置され得る。ゆえにたとえば、第1のラジアル軸受におけるロータの変位を高い精度で測定することができる。
一改良形態によれば、第1のラジアルセンサセンブリの軸方向中央と第1のラジアル軸受の軸方向中央との間の軸方向の距離によって、軸方向の距離aが定義されており、第2のラジアルセンサセンブリの軸方向中央と第2のラジアル軸受の軸方向中央との間の軸方向の距離によって、軸方向の距離bが定義されており、比b/aは、少なくとも2、好適には少なくとも3.5、好適には少なくとも5、さらに好適には少なくとも7であることが想定されている。
一般的に、第1の軸方向領域は、第1のラジアルセンサセンブリの軸方向中央に対応し得る、かつ/または第2の軸方向領域は、第2のラジアルセンサセンブリの軸方向中央に対応し得る。
別の一実施形態によれば、第2の軸方向領域または第2のラジアルセンサアセンブリが、第1のラジアル軸受と第2のラジアル軸受との間に配置されている。これにより、ポンプのコンパクトな構成を維持しつつも、これらのラジアルセンサアセンブリの軸方向領域の比較的大きな距離を実現することができ、これにより、測定精度が改善される。
好適には、第1のラジアル軸受の軸方向中央と第2のラジアル軸受の軸方向中央との間の軸方向の距離によって、距離cが定義されており、距離cの軸方向中央の部分領域は、軸方向長さdを有し、第2のラジアルセンサアセンブリは、その軸方向中央でもって、部分領域内に配置されており、比d/cは、好適には0.7、好適には0.5、好適には0.4である。
いくつかの実施形態によれば、たとえば、第2の軸方向領域が、ロータ用のモータと第2のラジアル軸受との間に配置されていることが想定され得る。これによっても、コンパクトな構成で高い測定精度が実現可能となる。たとえば、モータは、ラジアルセンサアセンブリ間に配置され得る。いくつかの実施形態によれば、第2のラジアルセンサアセンブリが、モータ室を規定するかつ/またはモータハウジングを形成する構成部材に配置され得る。概して、たとえば第2のラジアルセンサアセンブリは、第2のラジアル軸受から離間され得る。
代替的にまたは付加的に、たとえば、軸方向で第2の軸方向領域と第2のラジアル軸受との間に、少なくとも1つのロータ要素、好適には複数のロータ要素が設けられていることが想定され得る。1つまたは複数のロータ要素は、好適にはターボ分子ポンプのターボロータ要素であり得る。特に、第2のラジアルセンサアセンブリが、第2のラジアル軸受から見て、第2のラジアル軸受に対して最も離間されているかつ/または最も離れてアウトレット側に配置されているロータ要素の軸方向後方に配置されていることが想定され得る。概して、好適には、第2のラジアルセンサアセンブリは、1つまたは複数のポンプ段、特にターボ段に関して、たとえば軸方向でアウトレット側に配置され得る。
一般的に、真空ポンプは、好適にはターボ分子ポンプ、特に3軸のアクティブな磁気軸支部とパッシブな磁気軸支部とを有するターボ分子ポンプであり得る。
たとえば、ロータに対して傾斜制御装置が設けられていることが想定され得る。したがって、ロータをより良好に制御することができ、そのロータ軸線に沿って様々な変位を的確に最小化することができる。第2のラジアルセンサアセンブリおよび/または傾斜制御装置によって、ロータを、ラジアルセンサアセンブリが1つだけの専ら静的な制御とは異なり、動的に制御することができる。
一実施形態によれば、傾斜制御装置のアクチュエータ系が、第1のラジアル軸受によって形成されている。つまり変位に対抗する力が、第1のラジアル軸受からロータ軸へと伝達される。そのために、第1のラジアル軸受は、たとえば電磁石を有する。別の一実施形態によれば、傾斜制御装置のアクチュエータ系は、専ら第1のラジアル軸受によって形成されている。したがって、第1のラジアル軸受は、単独で、ロータ傾斜の補整をもたらす。これにより、制御をより複雑にして、そして付加的な構成部材を必要とするであろう付加的なアクチュエータ系が不要である。しかし原則として、代替的にまたは付加的に、傾斜制御装置のアクチュエータ系は、たとえばアクティブなスラスト軸受によっても形成され得る。たとえば、第2のラジアル軸受は、パッシブに構成されていて、アクティブに傾斜制御に関与しない。
傾斜制御装置は、たとえば、ロータの傾斜を、衝撃によるかつ/または打撃による影響をロータに与えることによって補整するように構成され得る。これにより、ロータの傾斜を低減するために容易に実行可能な手段が提供される。衝撃によるかつ/または打撃による影響は、たとえば、専ら単一の軸方向領域でかつ/または専ら第1のラジアル軸受によってもたらされ得る。
いくつかの実施形態では、第2のラジアル軸受が、インレット側に配置されており、かつ/または第1のラジアル軸受が、ロータの、ポンプのインレットとは反対側の端部にかつ/またはアウトレット側に配置されている。概して、第2のラジアル軸受は、たとえばポンプの好適な動作姿勢では、上側に配置され得る、かつ/または第1のラジアル軸受は、下側に配置され得る。しかし、特にスプリットフローポンプとの関連においては、これらのラジアル軸受は、たとえば一水平面内に配置されてもよい。
いくつかの実施形態によれば、たとえば、ロータのスラスト軸支部が、磁気的なスラスト軸受によって設けられている。このスラスト軸受は、たとえばアクティブに制御され得る。
各々のラジアルセンサアセンブリは、たとえば、2つの半径方向で半径方向の変位を検出することができる。2つの半径方向は、たとえば互いに直角であり得る。概して、各々のラジアルセンサアセンブリは、たとえば誘導センサ系を有することができる。たとえば容量センサまたは光学センサである他のセンサ原理も実現可能である。
本発明はさらに、特に前述の形態による真空ポンプ、特にターボ分子ポンプを動作させる方法を含み、この場合、ロータは、少なくとも第1のラジアル軸受および第2のラジアル軸受によって軸支され、第1のラジアル軸受は、アクティブ制御式の磁気軸受である。第1のラジアルセンサアセンブリによって、第1の軸方向領域において、ロータの半径方向の変位が特定される。第2のラジアルセンサアセンブリによって、第1の軸方向領域とは異なる第2の軸方向領域におけるロータの半径方向の変位が特定される。
一実施形態によれば、ラジアルセンサアセンブリによって特定される測定値に基づいて、ロータの傾斜は、たとえば、アクティブ制御式の第1のラジアル軸受によって、ロータに衝撃による影響を与えることによって補整される。
概して、真空ポンプに関連して説明した全ての特徴および実施形態は、好適には、動作方法を改良するために用いることが可能であり、またその逆も然りである。
本発明は、真空ポンプを対象とする請求項に記載された特徴を有する前述の形態の真空ポンプの第2のラジアルセンサセンブリを校正する方法にも関する。この校正方法は、少なくとも以下の、ロータが、第1のラジアル軸受によって、特定の半径だけ変位されるステップと、第2のラジアルセンサアセンブリによって測定値が記録されるステップと、第2の軸方向領域におけるロータの実際の変位が、第1の軸方向領域における変位に依存して知られているまたは特定可能であるステップと、測定値が、実際の変位に対応付けられ、これにより、ポンプの動作時に、第2のラジアルセンサセンブリの測定値から、第2の軸方向領域におけるロータの変位を推測することができるステップと、を有する。
したがって、最終的に、第2のラジアルセンサアセンブリの測定値の増幅係数の校正が実行され、これは、特に簡単で確実な手段で実行される。
いくつかの実施形態によれば、最初にかつ/またはロータの変位前に、第1のラジアル軸受によって、特定の半径だけ、第1のラジアルセンサアセンブリが校正される。その際、たとえば、ロータは、第1のラジアル軸受によって、ストッパまたは最大値まで引っ張られる、または変位され、たとえばこれにより、センサ信号の増幅係数および/またはオフセットが決定される。第1のラジアルセンサアセンブリの校正は、たとえば第2のラジアルセンサアセンブリの校正の直前に実行することができる、またそれ以前のある時点でも実行することができる。
別の一実施形態によれば、ロータは、第1のラジアル軸受によって、2以上の方向で半径方向に変位される。ゆえに、第2のラジアルセンサアセンブリは、複数の方向で、そして特に簡単な手段で校正することができる。したがって、制御を、さらに正確に行うことができる。
いくつかの実施形態によれば、ロータが、第1のラジアル軸受によって、円形軌道に沿って変位されることが想定されている。これにより、第2のラジアルセンサアセンブリの特に簡単であるが正確な校正が可能となる。円形軌道は、たとえば所定の半径を有することができる。ロータは、円形軌道に沿って、特定の周波数で変位され得る。円形軌道に沿った変位は、具体的には、「撹拌運動」とも称されてよい。
一実施形態によれば、ロータが校正中に回転しないことが想定されている。たとえば、ロータは、ゼロ軸線の周りにたとえば円形軌道に沿って運動する。しかし、ロータは、たとえば回転しない、つまり周方向では、ロータは、静止したままである、または位置固定されている。概して、ロータを駆動する、ポンプのモータは、校正中にオフにされ得る。
第2の軸方向領域におけるロータの実際の変位は、一実施形態によれば、第1の軸方向領域における変位に依存して、機械的な関係に基づいて計算により特定することができる。この特定の根底を、たとえば、第2のスラスト軸受の剛性、ロータの慣性および幾何学形状、および軸端の変位または励磁の半径および周波数が成してよい。
校正方法によって、特に、概して製造精度が高度な水準にあるので、たとえば、ポンプにおける機械的な関係が良好に知られていることが利用される。したがって、第2のラジアルセンサアセンブリは、要するにたとえばロータの既知の最大変位と第2のラジアルセンサアセンブリによって特定された測定値、特に電圧値との比較によって精密に校正することができる。
この校正方法は、静的な校正とも称され得る、単一のラジアルセンサアセンブリの、他では通常の校正とは異なり、動的な校正とも称され得る。
以下、本発明を、添付された図面につき、例としての好適な実施形態に基づいて説明する。
ターボ分子ポンプの斜視図を示す。 図1のターボ分子ポンプの下面図を示す。 図2に示した切断線A-Aに沿ったターボ分子ポンプの断面図を示す。 図2に示した切断線B-Bに沿ったターボ分子ポンプの断面図を示す。 図2に示した切断線C-Cに沿ったターボ分子ポンプの断面図を示す。 本発明に係る真空ポンプの模式図を示す。 ラジアルセンサアッセンブリを示す。 校正中のロータの変位を示す。
図1に示されたターボ分子ポンプ111は、インレットフランジ113に取り囲まれたポンプインレット115を有する。このポンプインレット115には、自体公知の手段で、図示されていない真空容器を接続することができる。真空容器から到来するガスは、ポンプインレット115を介して真空容器から吸引され、そしてポンプを通してポンプアウトレット117へと圧送することができる。ポンプアウトレット117には、予真空ポンプ(たとえばロータリーベーンポンプ)が接続され得る。
インレットフランジ113は、図1の真空ポンプの方向では、真空ポンプ111のハウジング119の上端部を形成する。ハウジング119は、下部分121を有する。下部分121には、側方にエレクトロニクスハウジング123が配置されている。エレクトロニクスハウジング123内には、真空ポンプ111の電気的なかつ/または電子的なコンポーネントが収容されている。これらのコンポーネントは、たとえば、真空ポンプ内に配置された電動モータ125を動作させるためのものである。エレクトロニクスハウジング123には、アクセサリに対する複数の接続部127が設けられている。さらに、データインタフェース129(たとえばRS485規格に準拠するもの)および電流供給接続部131が、エレクトロニクスハウジング123に配置されている。
ターボ分子ポンプ111のハウジング119には、通気インレット133が、特に通気バルブの形態で設けられている。この通気インレット133を介して、真空ポンプ111に通気を行うことができる。下部分121の領域には、さらにシールガス接続部135(パージガス接続部とも称される)が配置されている。このシールガス接続部135を介して、パージガスを、ポンプによって圧送されるガスに対して電動モータ125(たとえば図3参照)を保護するため、モータ室137内に送り込むことができる。モータ室137内で、真空ポンプ111に、電動モータ125が収容されている。下部分121には、その上さらに2つの冷却剤接続部139が配置されている。この場合、一方の冷却剤接続部は、冷却剤用のインレットとして、そして他方の冷却剤接続部は、アウトレットとして設けられている。冷却剤は、冷却目的で真空ポンプ内に導入可能である。
真空ポンプの下面141は、ベースとして使用することができるので、真空ポンプ111は、下面141にて縦置きで動作させることができる。しかし、真空ポンプ111は、インレットフランジ113を介して真空容器に固定することも可能であり、これにより、いわば懸架した状態で動作させることができる。さらに、真空ポンプ111は、図1に示された向きとは別の形で方向付けられているときにも動作させることができるように構成され得る。下面141を下向きではなく、横向きに、または上向きに配置することが可能である真空ポンプの形態も実現可能である。
図2に示された下面141には、さらに種々のねじ143が配置されている。これらのねじによって、ここでは詳細には特定されない真空ポンプの構成部材が互いに固定されている。たとえば、軸受カバー145が下面141に固定されている。
下面141には、さらに固定孔147が配置されている。固定孔147を介して、ポンプ111を、たとえば設置面に固定することができる。
図2~図5には、冷却剤配管148が示されている。この冷却剤配管148において、冷却剤接続部139を介して導入または導出される冷却剤が循環可能である。
図3~図5の断面図に示されているように、真空ポンプは、複数のプロセスガスポンプ段を有する。これらのプロセスガスポンプ段は、ポンプインレット115に作用するプロセスガスをポンプアウトレット117へと圧送するためのものである。
ポンプハウジング119内には、ロータ149が配置されている。このロータ149は、回転軸線151を中心として回転可能なロータ軸153を有する。
ターボ分子ポンプ111は、ポンピング作用を及ぼすように互いに直列に接続された複数のポンプ段を有する。これらのポンプ段は、ロータ軸153に固定された複数の半径方向のロータディスク155と、ロータディスク155の間に配置され、そしてハウジング119内に固定されたステータディスク157とを有する。この場合、1つのロータディスク155とこれに隣り合う1つのステータディスク157とが、それぞれ1つのターボ分子ポンプ段を形成する。ステータディスク157は、スペーサリング159によって、互いに所望の軸方向間隔を置いて保持されている。
真空ポンプは、さらに、半径方向で互いに内外に配置され、そしてポンピング作用を及ぼすように互いに直列に接続されたホルベックポンプ段を有する。ホルベックポンプ段のロータは、ロータ軸153に配置されたロータハブ161と、ロータハブ161に固定され、そしてこのロータハブ161によって支持される円筒側面状の2つのホルベックロータスリーブ163,165を有する。これらのホルベックロータスリーブ163,165は、回転軸線151に対して同軸に配向されていて、そして半径方向で互いに内外に接続されている。さらに、円筒側面状の2つのホルベックステータスリーブ167,169が設けられている。これらのホルベックステータスリーブ167,169は同様に、回転軸線151に対して同軸に配向されていて、そして半径方向で見て互いに内外に接続されている。
ホルベックポンプ段の、ポンピング作用を奏する表面は、側面によって、つまりホルベックロータスリーブ163,165およびホルベックステータスリーブ167,169の半径方向の内側面および/または外側面によって形成されている。外側のホルベックステータスリーブ167の半径方向の内側面は、半径方向のホルベック間隙171を形成しつつ、外側のホルベックロータスリーブ163の半径方向の外側面と対向していて、そしてこのホルベック間隙171とともに、ターボ分子ポンプに後続する第1のホルベックポンプ段を形成する。外側のホルベックロータスリーブ163の半径方向の内側面は、半径方向のホルベック間隙173を形成しつつ、内側のホルベックステータスリーブ169の半径方向の外側面と対向していて、そしてこのホルベック間隙173とともに、第2のホルベックポンプ段を形成する。内側のホルベックステータスリーブ169の半径方向の内側面は、半径方向のホルベック間隙175を形成しつつ、内側のホルベックロータスリーブ165の半径方向の外側面と対向していて、そしてこのホルベック間隙175とともに、第3のホルベックポンプ段を形成する。
ホルベックロータスリーブ163の下側端部には、半径方向に延びるチャネルが設けられ得る。このチャネルを介して、半径方向外側に位置するホルベック間隙171が、中央のホルベック間隙173に接続されている。さらに、内側のホルベックステータスリーブ169の上側端部には、半径方向に延びるチャネルが設けられ得る。このチャネルを介して、中央のホルベック間隙173が、半径方向内側に位置するホルベック間隙175と接続されている。これにより、互いに内外に接続される複数のホルベックポンプ段が、互いに直列で接続される。半径方向内側に位置するホルベックロータスリーブ165の下側端部には、さらに、アウトレット117に通じる接続チャネル179が設けられ得る。
ホルベックステータスリーブ163,165の、上述したポンプピング作用を奏する表面は、それぞれ、螺旋状に回転軸線151の周りを周回しつつ軸方向に延びる複数のホルベック溝を有する。他方、ホルベックロータスリーブ163,165の、これに対向する側面は、滑らかに形成されていて、そして真空ポンプ111の動作のためのガスをホルベック溝内にて前方へ送り出す。
ロータ軸153の回転可能な軸支のため、ポンプアウトレット117の領域に転がり軸受181が設けられており、ポンプインレット115の領域に永久磁石式の磁気軸受183が設けられている。
転がり軸受181の領域には、ロータ軸153に円錐形のスプラッシュナット185が設けられている。これは、転がり軸受181の方へ増大する外径を有する。スプラッシュナット185は、作動媒体貯蔵部の少なくとも1つの掻落とし部材と滑り接触している。作動媒体貯蔵部は、上下にスタックされた吸収性の複数のディスク187を有する。これらディスク187には、転がり軸受181のための作動媒体、たとえば潤滑剤が含浸されている。
真空ポンプ111の動作時、作動媒体は、毛細管現象によって、作動媒体貯蔵部から掻落とし部材を介して、回転するスプラッシュナット185へと伝達され、そして、遠心力に基づいてスプラッシュナット185に沿って、スプラッシュナット185の、増大していく外径の方へと、転がり軸受181に向かって送られる。そこではたとえば、潤滑機能が発揮される。転がり軸受181および作動媒体貯蔵部は、真空ポンプ内にて槽状のインサート189と軸受カバー145とによって囲繞されている。
永久磁石式の磁気軸受183は、ロータ側の軸受半部191と、ステータ側の軸受半部193を有する。これらは、それぞれ1つのリングスタックを有し、リングスタックは、軸方向に上下にスタックされた永久磁石の複数のリング195,197から成っている。リング磁石195,197は、互いに半径方向の軸受間隙199を形成しつつ、対向しており、この場合、ロータ側のリング磁石195は、半径方向外側に、そしてステータ側のリング磁石197は、半径方向内側に配置されている。軸受間隙199内に存在する磁界は、リング磁石195,197の間に磁気的反発力を引き起こす。その反発力は、ロータ軸153の半径方向の支持を実現する。ロータ側のリング磁石195は、ロータ軸153の支持部分201によって支持されている。この支持部分201は、リング磁石195を半径方向外側で取り囲んでいる。ステータ側のリング磁石197は、ステータ側の支持部分203によって支持されている。この支持部分203は、リング磁石197を通って延びていて、そしてハウジング119の半径方向の支材205に懸架されている。回転軸線151に対して平行に、ロータ側のリング磁石195が、支持部分203と連結されたカバー要素207によって固定されている。ステータ側のリング磁石197は、回転軸線151に対して平行に1つの方向で、支持部分203に結合された固定リング209と支持部分203に結合された固定リング211とによって固定されている。さらに、固定リング211とリング磁石197との間には、皿ばね213が設けられ得る。
磁気軸受内に、非常軸受または安全軸受215が設けられている。この非常軸受または安全軸受215は、真空ポンプの通常の動作時には、非接触で空転し、そしてロータ149がステータに対して相対的に半径方向に過剰に変位するとようやく係合し、これにより、ロータ側の構造とステータ側の構造との衝突が阻止されるので、ロータ149に対する半径方向のストッパが形成される。安全軸受215は、非潤滑式の転がり軸受として構成されていて、そしてロータ149および/またはステータとともに半径方向の間隙を形成する。この間隙によって、安全軸受215は、通常のポンプ動作時には係合しないようになる。安全軸受が係合する半径方向の変位は、十分に大きく寸法付けられているので、安全軸受215は、真空ポンプの通常の動作中は係合せず、そして同時に十分に小さいので、ロータ側の構造とステータ側の構造との衝突があらゆる状況で阻止される。
真空ポンプ111は、ロータ149を回転駆動する電動モータ125を有する。電動モータ125の電機子は、ロータ149によって形成されている。ロータ149のロータ軸153は、モータステータ217を通って延びている。ロータ軸153の、モータステータ217を通って延びる部分には、半径方向外側にまたは埋入して、永久磁石アセンブリが配置され得る。モータステータ217と、ロータ149の、モータステータ217を通って延びる部分との間には、中間室219が配置されている。この中空室219は、半径方向のモータ間隙を有する。このモータ間隙を介して、モータステータ217と永久磁石アセンブリとは、駆動トルクを伝達するため、磁気的に影響し合うことが可能である。
モータステータ217は、ハウジング内で、電動モータ125に対して設けられたモータ室137内に固定されている。シールガス接続部135を介して、シールガス(パージガスとも称され、これはたとえば空気や窒素であってよい)が、モータ室137内へと至ることが可能である。シールガスを介して、電動モータ125は、プロセスガス、たとえばプロセスガスの腐食性の部分に対して保護することができる。モータ室137は、ポンプアウトレット117を介して真空化することもできる。つまりモータ室137に、少なくとも近似的に、ポンプアウトレット117に接続された予真空ポンプによって実現される真空圧が作用する。
ロータハブ161と、モータ室137を画成する壁部221との間には、さらに、それ自体公知のいわゆるラビリンスシール223が設けられ得る。これにより、特に、半径方向外側に位置するホルベックポンプ段に対するモータ室217のより良好なシールが達成される。
以下に説明する、図6による本発明に係る真空ポンプは、前述した真空ポンプの個々の特徴によって好適に改良することができる。
図6は、真空ポンプ10を、模式的に著しく縮小した図で示している。真空ポンプ10は、ロータ12を有し、ロータ12は、複数のターボロータディスク14を支持し、そしてモータ16によって、ロータ軸線18を中心として回転駆動可能であるので、図示されていないステータディスクに対して相対的に回転するターボロータディスク14が、ポンピング作用を生じさせる。図6では、ポンピング作用は、上から下へ進行する。
ロータ12は、複数の磁気軸受によって軸支されている。ロータ12に対する第1のラジアル軸受20が、ロータ12の、アウトレット側の端部に配置されている。同一のロータ端部に、スラスト軸受22が配置されている。ロータ12の、インレット側の端部には、第2のラジアル軸受24が配置されている。
第1のラジアル軸受20とスラスト軸受22とは、アクティブ制御式に構成されている。つまりこれらの軸受は、たとえば電磁石を介して、ロータ12の理想位置からのロータ12の半径方向または軸方向の変位にアクティブに対抗することができる。そのために、ラジアル軸受20の傍に、ラジアルセンサアセンブリ26が配置されており、ラジアルセンサアセンブリ26によって、ロータ軸線18に対して垂直な2つの空間方向で、第1の軸方向領域におけるロータ12の半径方向の変位が測定可能である。スラストセンサアッセンブリも同様に設けられているが、図示されていない。
第2のラジアル軸受24は、パッシブに構成されており、つまりロータ12に影響を与えるアクチュエータ系を有しない。むしろ、第2のラジアル軸受24は、たとえばロータ側およびステータ側に複数の永久磁石を有する。
第2のラジアルセンサアセンブリ28が設けられており、この第2のラジアルセンサアセンブリ28によって、第2の軸方向領域におけるロータ12の変位が測定可能である。本実施形態において、第2のラジアルセンサアセンブリは、第1のラジアル軸受20と第2のラジアル軸受24との間にだけではなく、モータ16と第2のラジアル軸受24との間にも配置されている。そのために、第2のラジアルセンサアセンブリ28は、モータ16のモータ室32を規定する構成部材30に固定されている。
第1のラジアルセンサアセンブリ26および第2のラジアルセンサアセンブリ28は、軸方向で互いに大きく離間されている。これらのラジアルセンサアセンブリによって、対応する軸方向領域でロータ12のそれぞれ異なる変位が測定されると、ロータ12が傾斜している、つまりロータ12のロータ軸線18がゼロ軸線とも称されてよい理想的なロータ軸線に対して非平行であることを推測することができる。傾斜が認識されると、直ちにアクティブな第1のラジアル軸受20が、この傾斜に対抗することができる。そのために、第1のラジアル軸受20は、たとえば、ロータ12をある程度その直立した姿勢へと押し戻すために、ロータ12に衝撃による影響を与えることができる。この種の制御は、倒立振子のそれと比較可能である。ロータ12の上側の領域が傾倒し始めると、下側で衝撃がロータ12に導入され、この衝撃は、傾倒に対抗し、最良のケースでは、ロータ12を、直接にまたは徐々にその直立した姿勢へと戻すので、ロータ軸線18は、ゼロ軸線に対して平行となっている。しかもたとえば、同時に、傾斜だけが制御されるのではなく、ロータの半径方向の位置も同様に制御される。傾斜制御と位置制御とは、特に互いに重畳される。
例示的なラジアルセンサアセンブリ34が、図7に示されている。第1のラジアルセンサアセンブリ26および第2のラジアルセンサアセンブリ28の1つまたは両方が、相応に構成され得る。
ラジアルセンサアセンブリ34は、複数のコイル38が取り付けられたリング状のボード36を有する。変位が測定されるべきロータは、このリングを通って、そのロータ軸線が図平面に対して垂直に延びるはずである。ロータが変位されると、つまり図7において図平面に沿って摺動すると、これにより、コイル38の相互作用が変化して、測定信号の変化が生じる。つまりこの測定信号から、変位を推測することができる。この場合、各々の移動方向x,yに対して2つのコイルが互いに反対側に設けられている。
図8は、たとえば図6によるポンプの、第2のラジアルセンサアセンブリ28に関する校正方法を具体的に示している。ロータは、ここでは単にそのロータ軸線18によって示されている。アクティブな第1のラジアル軸受20によって、ロータは、ストッパまで変位される。その際、ロータ軸線18は、傾斜している、つまりゼロ軸線40に対して斜めに向けられている。ストッパにおける変位は、ロータシステムの機械的な関係に基づいて知られているか、またはたとえば第1のラジアルセンサアセンブリ26によって代替的にまたは付加的に特定することが可能である。もちろん、具体的に示すために、ロータ軸線18の変位および傾斜は、著しく誇張して図示してある。
第1のラジアルセンサアセンブリ26は、たとえば第1の軸方向領域における変位42を特定する。その際、既知の機械的な関係に基づいて、第2の軸方向領域における、つまり第2のラジアルセンサセンブリ28の傍の、実際の変位44を算出することができる。さらに、測定値が、第2のラジアルセンサアセンブリ28によって記録される。これに、実際の変位44が対応付けられる。そこで、ラジアルアセンサセンブリ28の増幅係数が知られているので、測定されたセンサ電圧に依存して、変位の値を推測することができる。
図8には、さらに、軌道46が示唆されており、この軌道46に沿って、ロータを、たとえば第1のラジアル軸受20によって、校正を目的として、特定の半径および特定の周波数で運動させることができる。ゆえに、ラジアルセンサアセンブリ28の全ての変位方向を確実に校正することができる。
図6および図8において、第1のラジアルセンサアセンブリ26は、第1のラジアル軸受20に軸方向に対応付けられていて、そして第1のラジアル軸受20の傍に配置されている。第2のラジアルセンサアセンブリ28は、第1のラジアル軸受20および第2のラジアル軸受24のどちらにも軸方向で対応付けられておらず、その代わりに、両ラジアル軸受20,24に対して離間して配置されている。
図8では、ラジアル軸受20,24およびラジアルセンサアセンブリ26,28の軸方向中央がそれぞれ示唆されている。これらの軸方向中央の間の特定の軸方向の距離が、a~dの文字に関連付けられている。
軸方向の距離aは、第1のラジアルセンサアセンブリ26の軸方向中央と第1のラジアル軸受20の軸方向中央との間の軸方向距離によって定義されている。軸方向距離bは、第2のラジアルセンサアセンブリ28の軸方向中央と第2のラジアル軸受24の軸方向中央との間の軸方向距離によって定義されている。比b/aは、好適には少なくとも2、好適には少なくとも3.5、好適には少なくとも5、好適には少なくとも7である。
距離cは、第1のラジアル軸受20の軸方向中央と第2のラジアル軸受24の軸方向中央との間の軸方向距離によって定義されており、この場合、距離cの軸方向中央部分領域は、軸方向長さdを有し、この場合、第2のラジアルセンサアセンブリ28が、その軸方向中央でもって、この部分領域内に配置されており、この場合、比d/cは、好適には0.7、好適には0.5、好適には0.4である。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も含み得る。
1.ポンピング作用を及ぼすために回転駆動可能であるロータ(12)と、前記ロータ(12)に対する第1および第2のラジアル軸受(20,24)であって、前記第1のラジアル軸受(20)は、アクティブ制御式の磁気軸受であり、前記第2のラジアル軸受(24)は、パッシブな磁気軸受として構成されている、第1および第2のラジアル軸受(20,24)と、第1の軸方向領域における前記ロータ(12)の半径方向の変位を特定する第1のラジアルセンサアセンブリ(26)と、前記第1の軸方向領域とは異なる第2の軸方向領域における半径方向の変位を特定する第2のラジアルセンサアセンブリ(28)と、備える、真空ポンプ(10)、特にターボ分子ポンプ。
2.ポンピング作用を及ぼすために回転駆動可能であるロータ(12)と、前記ロータ(12)に対する第1および第2のラジアル軸受(20,24)と、第1の軸方向領域における前記ロータ(12)の半径方向の変位を特定する第1のラジアルセンサアセンブリ(26)および前記第1の軸方向領域とは異なる第2の軸方向領域における半径方向の変位を特定する第2のラジアルセンサアセンブリ(28)であって、前記第1のラジアルセンサアセンブリ(26)は、前記第1のラジアル軸受(20)に軸方向で対応付けられており、かつ/または前記第1のラジアル軸受(20)の傍に配置されており、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)は、前記第1のラジアル軸受(20)および前記第2のラジアル軸受(24)のいずれにも軸方向で対応付けられておらず、かつ/または両方の前記ラジアル軸受(20,24)から離間されている、第1のラジアルアセンブリ(26)および第2のラジアルセンサアセンブリ(28)と、を備える、特に上記1に記載の真空ポンプ(10)。
3.前記第1のラジアルセンサアセンブリ(26)の軸方向中央と前記第1のラジアル軸受(20)の軸方向中央との間の軸方向の距離によって、軸方向の距離aが定義されており、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)の軸方向中央と前記第2のラジアル軸受(24)の軸方向中央との間の軸方向の距離によって、軸方向の距離bが定義されており、比b/aは、少なくとも2、好適には少なくとも3.5、好適には少なくとも5、好適には少なくとも7である、上記1または2に記載の真空ポンプ(10)。
4.前記第2の軸方向領域は、前記第1のラジアル軸受(20)と前記第2のラジアル軸受(24)との間に配置されており、かつ/または、前記第1のラジアル軸受(20)の軸方向中央と前記第2のラジアル軸受(24)の軸方向中央との間の軸方向距離によって、距離cが定義されており、該距離cの軸方向中央の部分領域は、軸方向長さdを有し、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)は、その軸方向中央でもって、前記部分領域内に配置されており、比d/cは、好適には0.7、好適には0.5、好適には0.4である、上記1から3までのいずれか1つに記載の真空ポンプ(10)。
5.前記第2の軸方向領域は、前記ロータ(12)用のモータ(16)と前記第2のラジアル軸受(24)との間に配置されており、かつ/または、軸方向で前記第2の軸方向領域と前記第2のラジアル軸受(24)との間には、少なくとも1つのロータ要素、好適には複数のロータ要素、好適にはターボロータ要素が設けられている、上記1から4までのいずれか1つに記載の真空ポンプ(10)。
6.前記ロータ(12)に対して傾斜制御装置が設けられている、上記1から5までのいずれか1つに記載の真空ポンプ(10)。
7.前記傾斜制御装置のアクチュエータ系が、前記第1のラジアル軸受(20)によって形成されている、上記1から6までのいずれか1つに記載の真空ポンプ(10)。
8.前記傾斜制御装置は、前記ロータ(12)に衝撃による影響を与えることによって、前記ロータ(12)の傾斜を補整するように構成されている、上記6または7に記載の真空ポンプ(10)。
9.前記第2のラジアル軸受(24)は、インレット側に配置されており、前記第1のラジアル軸受(20)は、前記ロータ(12)の、前記ポンプのインレットとは反対側の端部に配置されている、上記1から8までのいずれか1つに記載の真空ポンプ(10)。
10.上記1から9までのいずれか1つに記載の真空ポンプ(10)の前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)を校正する方法であって、前記ロータ(12)は、前記第1のラジアル軸受(20)によって、特定の半径だけ変位され、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)によって測定値が記録され、前記第2の軸方向領域における前記ロータ(12)の実際の変位(44)は、前記第1の軸方向領域における変位(42)に依存して知られている、または特定可能であり、前記測定値が、実際の変位(44)に対応付けられ、これにより、前記ポンプ(10)の動作時に、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)の測定値から、前記第2の軸方向領域における前記ロータ(12)の変位を推測することができる、真空ポンプ(10)の第2のラジアルセンサアセンブリ(28)を校正する方法。
11.まずは前記第1のラジアルセンサアセンブリが校正される、上記10記載の方法。
12.前記ロータ(12)は、前記第1のラジアル軸受(20)によって、2以上の方向で半径方向に変位される、上記10または11つに記載の方法。
13.前記ロータ(12)は、前記第1のラジアル軸受(20)によって、円形軌道(46)に沿って変位される、上記10から12までのいずれか1つに記載の方法。
14.前記ロータは、校正中に回転しない、上記10から13までのいずれか1つに記載の方法。
15.前記第2の軸方向領域における前記ロータ(12)の実際の変位(44)は、前記第1の軸方向領域における変位(42)に依存して、機械的な関係に基づいて計算により特定される、上記10から14までのいずれか1つに記載の方法。
111 ターボ分子ポンプ
113 インレットフランジ
115 ポンプインレット
117 ポンプアウトレット
119 ハウジング
121 下部分
123 エレクトロニクスハウジング
125 電動モータ
127 アクセサリ接続部
129 データインタフェース
131 電流供給接続部
133 通気インレット
135 シールガス接続部
137 モータ室
139 冷却剤接続部
141 下面
143 ねじ
145 軸受カバー
147 固定孔
148 冷却剤配管
149 ロータ
151 回転軸線
153 ロータ軸
155 ロータディスク
157 ステータディスク
159 スペーサリング
161 ロータハブ
163 ホルベックロータスリーブ
165 ホルベックロータスリーブ
167 ホルベックステータスリーブ
169 ホルベックステータスリーブ
171 ホルベック間隙
173 ホルベック間隙
175 ホルベック間隙
179 接続チャネル
181 転がり軸受
183 永久磁石式の磁気軸受
185 スプラッシュナット
187 ディスク
189 インサート
191 ロータ側の軸受半部
193 ステータ側の軸受半部
195 リング磁石
197 リング磁石
199 軸受間隙
201 支持部分
203 支持部分
205 半径方向の支柱
207 カバー要素
209 支持リング
211 固定リング
213 皿ばね
215 非常軸受または安全軸受
217 モータステータ
219 中間室
221 壁部
223 ラビリンスシール
10 真空ポンプ
12 ロータ
14 ターボロータディスク
16 モータ
18 ロータ軸線
20 第1のラジアル軸受
22 スラスト軸受
24 第2のラジアル軸受
26 第1のラジアルセンサアセンブリ
28 第2のラジアルセンサアセンブリ
30 構成部材
32 モータ室
34 ラジアルセンサアセンブリ
36 ボード
38 コイル
40 ゼロ軸線
42 変位
44 変位
46 円形軌道

Claims (15)

  1. ポンピング作用を及ぼすために回転駆動可能であるロータ(12)と、
    前記ロータ(12)に対する第1のラジアル軸受(20)および第2のラジアル軸受(24)であって、前記第1のラジアル軸受(20)は、アクティブ制御式の磁気軸受であり、前記第2のラジアル軸受(24)は、パッシブな磁気軸受として構成されている、第1のラジアル軸受(20)および第2のラジアル軸受(24)と、
    第1の軸方向領域における前記ロータ(12)の半径方向の変位を特定する第1のラジアルセンサアセンブリ(26)と、
    前記第1の軸方向領域とは異なる第2の軸方向領域における半径方向の変位を特定する第2のラジアルセンサアセンブリ(28)と、
    を備え、
    前記第2の軸方向領域は、前記第1のラジアル軸受(20)と前記第2のラジアル軸受(24)との間に配置されており、
    前記第1のラジアルセンサアセンブリ(26)は、
    前記第1のラジアル軸受(20)に軸方向で対応付けられているものと、
    前記第1のラジアル軸受(20)の傍に配置されているものとの少なくとも一方であり、
    前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)は、
    前記第1のラジアル軸受(20)および前記第2のラジアル軸受(24)のいずれにも軸方向で対応付けられていないものと、
    前記第1のラジアル軸受(20)および前記第2のラジアル軸受(24)の両方から離間されているものとの少なくとも一方であり、
    これらのラジアルセンサアセンブリ(26、28)によって特定される半径方向の変位に基づいて、前記ロータ(12)の理想位置からの前記ロータ(12)の変位と前記ロータ(12)の傾斜とが認識されると、前記第1のラジアル軸受(20)は、変位と傾斜とに対抗する力を前記ロータ(12)に及ぼす、真空ポンプ(10)。
  2. ポンピング作用を及ぼすために回転駆動可能であるロータ(12)と、
    前記ロータ(12)に対する第1のラジアル軸受(20)および第2のラジアル軸受(24)であって、前記第1のラジアル軸受(20)は、アクティブ制御式の磁気軸受である、第1のラジアル軸受(20)および第2のラジアル軸受(24)と、
    第1の軸方向領域における前記ロータ(12)の半径方向の変位を特定する第1のラジアルセンサアセンブリ(26)および前記第1の軸方向領域とは異なる第2の軸方向領域における半径方向の変位を特定する第2のラジアルセンサアセンブリ(28)であって、前記第2の軸方向領域は、前記第1のラジアル軸受(20)と前記第2のラジアル軸受(24)との間に配置されており、前記第1のラジアルセンサアセンブリ(26)は、前記第1のラジアル軸受(20)に軸方向で対応付けられており、かつ/または前記第1のラジアル軸受(20)の傍に配置されており、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)は、前記第1のラジアル軸受(20)および前記第2のラジアル軸受(24)のいずれにも軸方向で対応付けられておらず、かつ/または前記第1のラジアル軸受(20)および前記第2のラジアル軸受(24)の両方から離間されている、第1のラジアルアセンブリ(26)および第2のラジアルセンサアセンブリ(28)と、
    を備え、
    これらのラジアルセンサアセンブリ(26、28)によって特定される半径方向の変位に基づいて、前記ロータ(12)の理想位置からの前記ロータ(12)の変位と前記ロータ(12)の傾斜とが認識されると、前記第1のラジアル軸受(20)は、変位と傾斜とに対抗する力を前記ロータ(12)に及ぼす、真空ポンプ(10)。
  3. 前記第1のラジアルセンサアセンブリ(26)の軸方向中央と前記第1のラジアル軸受(20)の軸方向中央との間の軸方向の距離によって、軸方向の距離aが定義されており、
    前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)の軸方向中央と前記第2のラジアル軸受(24)の軸方向中央との間の軸方向の距離によって、軸方向の距離bが定義されており、
    比b/aは、少なくとも2である、
    請求項1又は2に記載の真空ポンプ(10)。
  4. 記第1のラジアル軸受(20)の軸方向中央と前記第2のラジアル軸受(24)の軸方向中央との間の軸方向距離によって、距離cが定義されており、該距離cの軸方向中央の部分領域は、軸方向長さdを有し、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)は、その軸方向中央でもって、前記部分領域内に配置されており、比d/cは、0.7、0.5または0.4である、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の真空ポンプ(10)。
  5. 前記第2の軸方向領域は、前記ロータ(12)用のモータ(16)と前記第2のラジアル軸受(24)との間に配置されており、かつ/または、
    軸方向で前記第2の軸方向領域と前記第2のラジアル軸受(24)との間には、少なくとも1つのロータ要素または少なくとも1つのターボロータ要素が設けられている、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の真空ポンプ(10)。
  6. 前記ロータ(12)の変位と傾斜とを制御する傾斜制御装置が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項に記載の真空ポンプ(10)。
  7. 前記傾斜制御装置のアクチュエータ系が、前記第1のラジアル軸受(20)によって形成されている、請求項に記載の真空ポンプ(10)。
  8. 前記傾斜制御装置は、前記ロータ(12)に衝撃による影響を与えることによって、前記ロータ(12)の傾斜を補整するように構成されている、請求項6または7に記載の真空ポンプ(10)。
  9. 前記第2のラジアル軸受(24)は、インレット側に配置されており、前記第1のラジアル軸受(20)は、前記ロータ(12)の、前記ポンプのインレットとは反対側の端部に配置されている、請求項1から8までのいずれか1項に記載の真空ポンプ(10)。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項に記載の真空ポンプ(10)の前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)を校正する方法であって、
    前記ロータ(12)は、前記第1のラジアル軸受(20)によって、特定の半径だけ変位され、
    前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)によって測定値が記録され、
    前記第2の軸方向領域における前記ロータ(12)の実際の変位(44)は、前記第1の軸方向領域における変位(42)に依存して知られている、または特定可能であり、
    前記測定値が、実際の変位(44)に対応付けられ、これにより、前記ポンプ(10)の動作時に、前記第2のラジアルセンサアセンブリ(28)の測定値から、前記第2の軸方向領域における前記ロータ(12)の変位を推測することができる、
    真空ポンプ(10)の第2のラジアルセンサアセンブリ(28)を校正する方法。
  11. まずは前記第1のラジアルセンサアセンブリが校正される、請求項10記載の方法。
  12. 前記ロータ(12)は、前記第1のラジアル軸受(20)によって、2以上の方向で半径方向に変位される、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記ロータ(12)は、前記第1のラジアル軸受(20)によって、円形軌道(46)に沿って変位される、請求項10から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ロータは、校正中に回転しない、請求項10から13までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記第2の軸方向領域における前記ロータ(12)の実際の変位(44)は、前記第1の軸方向領域における変位(42)に依存して、機械的な関係に基づいて計算により特定される、請求項10から14までのいずれか1項に記載の方法。
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