JP7420621B2 - 配線部材の接続構造および光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、配線部材の接続構造および光学装置に関する。
従来、複数の導体を有したフレキシブルプリント配線板のような配線部材が接続された光学装置が、知られている(例えば、特許文献1や特許文献2)。この種の光学装置では、通信容量の増大に伴う導体数の増加や、光学モジュールの小型化に伴って、光学装置と配線との接続部分において、隣接する導体間の間隔が、狭まっている。
国際公開第2016/129277号 国際公開第2016/129278号
光学装置と配線部材との接続部分において、隣接する導体間の間隔が狭くなると、それら導体間を電気的に接続する接続材が、所定位置から外れ、本来電気的に絶縁されるべき導体間を電気的に接続してしまう状態、すなわち短絡が生じ易くなる、という問題がある。
そこで、本発明の課題の一つは、例えば、短絡を抑制することが可能な新規な配線の接続構造および光学装置を得ること、である。
本発明の配線部材の接続構造は、例えば、第一方向と交差し第一貫通孔および第二貫通孔が設けられた第一絶縁層と、前記第一方向と交差し前記第一貫通孔と前記第一方向に並ぶ第三貫通孔および前記第二貫通孔と前記第一方向に並ぶ第四貫通孔が設けられ前記第一絶縁層と重なる第二絶縁層と、前記第一貫通孔および前記第三貫通孔のうち前記第一貫通孔のみの内側に位置された第一接続部位を有した第一導体と、前記第三貫通孔および前記第四貫通孔のうち前記第四貫通孔のみの内側に位置された第二接続部位を有した第二導体と、を有した配線部材と、前記第一方向を向き前記第一絶縁層と面した第一面と、当該第一面から前記第一方向に突出し前記第一貫通孔および前記第三貫通孔を貫通した第三導体と、前記第一面から前記第一方向に突出し前記第二貫通孔および前記第四貫通孔を貫通した第四導体と、を有したベースと、前記第一貫通孔および前記第三貫通孔内に収容され前記第一接続部位と前記第三導体とを電気的に接続する第一接続材と、前記第二貫通孔および前記第四貫通孔内に収容され前記第二接続部位と前記第四導体とを電気的に接続する第二接続材と、を備える。
前記配線部材の接続構造は、例えば、前記第一接続材と前記第二接続材との間に介在する絶縁性の介在部材を備える。
前記配線部材の接続構造では、例えば、前記介在部材は、前記第一接続材および前記第二接続材のうち少なくとも一方と、前記第一面との間に位置される。
前記配線部材の接続構造は、それぞれ、前記第一貫通孔、前記第三貫通孔、前記第一接続部位、前記第三導体、および前記第一接続材を含む複数の第一接続部と、それぞれ、前記第二貫通孔、前記第四貫通孔、前記第二接続部位、前記第四導体、および前記第二接続材を含む複数の第二接続部と、を備え、前記第一接続部と前記第二接続部とが交互に並んでいる。
前記配線部材の接続構造では、例えば、前記配線部材は、フレキシブルプリント配線板である。
前記配線部材の接続構造では、例えば、前記第一接続材および前記第二接続材は、はんだである。
前記配線部材の接続構造では、例えば、前記第一絶縁層および前記第二絶縁層は、合成樹脂材料で作られる。
また、本発明の光学装置は、例えば、 第一方向と交差し第一貫通孔および第二貫通孔が設けられた第一絶縁層と、前記第一方向と交差し前記第一貫通孔と前記第一方向に並ぶ第三貫通孔および前記第二貫通孔と前記第一方向に並ぶ第四貫通孔が設けられ前記第一絶縁層と重なる第二絶縁層と、前記第一貫通孔および前記第三貫通孔のうち前記第一貫通孔のみの内側に位置された第一接続部位を有した第一導体と、前記第三貫通孔および前記第四貫通孔のうち前記第四貫通孔のみの内側に位置された第二接続部位を有した第二導体と、を有した配線部材が、固定されうるハウジングと、前記ハウジング内に収容された光学部品と、を備え、前記ハウジングは、前記第一方向を向き前記第一絶縁層と面した第一面と、当該第一面から前記第一方向に突出し前記第一貫通孔および前記第三貫通孔を貫通した第一導体と、前記第一面から前記第一方向に突出し前記第二貫通孔および前記第四貫通孔を貫通した第二導体と、を有する。
前記光学装置は、例えば、前記光学部品として、半導体レーザ素子、半導体変調器、半導体光増幅器、および受光素子のうち少なくとも一つを備える。
前記光学装置は、例えば、前記ハウジングに固定された前記配線部材を備える。
本発明によれば、例えば、短絡を抑制することが可能な新規な配線の接続構造および光学装置を得ることができる。
図1は、実施形態の光学装置の内部構成を示す例示的かつ模式的な側面図(一部断面図)である。 図2は、図1のII-II断面図である。 図3は、実施形態の配線部材の接続構造の例示的かつ模式的な側面図である。 図4は、第1変形例の配線部材の接続構造の例示的かつ模式的な側面図である。 図5は、第2変形例の配線部材の接続構造の例示的かつ模式的な側面図である。 図6は、第3変形例の光学装置の図2と同等位置での例示的かつ模式的な断面図である。 図7は、第4変形例の光学装置の図2と同等位置での例示的かつ模式的な断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態および変形例が開示される。以下に示される実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態および変形例に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
以下に示される実施形態および変形例は、同様の構成を備えている。各実施形態および変形例の構成によれば、当該同様の構成に基づく同様の作用および効果が得られる。また、以下では、それら同様の構成には同様の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される場合がある。
本明細書において、序数は、部品や部位等を区別するために便宜上付与されており、優先順位や順番を示すものではない。
また、各図において、X方向を矢印Xで表し、Y方向を矢印Yで表し、Z方向を矢印Zで表す。X方向、Y方向、およびZ方向は、互いに交差するとともに互いに直交している。なお、X方向は、厚さ方向や積層方向と称され、X方向の反対方向は、突出方向と称され、Y方向は、幅方向と称され、Z方向は、延び方向と称されうる。
[実施形態]
図1は、実施形態の光学装置1の内部構成を示す側面図である。図1に示されるように、光学装置1は、ハウジング10と、当該ハウジング10内に収容された温調装置20、発光素子41、レンズ42、キャリア43、光アイソレータ51、ビームスプリッタ52、および受光素子53のような部品と、を備えている。受光素子53は、例えば、フォトダイオードである。
ハウジング10は、壁として、底壁11と、頂壁12と、二つの端壁13と、二つの側壁14と、を有している。ハウジング10は、例えば、直方体状かつ箱状の形状を有している。ハウジング10内には、これら底壁11、頂壁12、二つの側壁14、および二つの端壁13によって囲まれた収容室Rが形成されている。
底壁11は、Z方向と交差して広がっている。本実施形態では、底壁11は、X方向およびY方向に延びるとともに、Z方向と直交している。
収容室R内において、底壁11上には、温調装置20を介して光学部品が取り付けられている。光学部品は酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)のようなセラミックなどのベース板を介して温調装置20上に取り付けられている場合もある。底壁11は、支持部や支持壁とも称されうる。
頂壁12は、Z方向と交差して広がっている。本実施形態では、頂壁12は、X方向およびY方向に延びるとともに、Z方向と直交している。
端壁13は、それぞれ、X方向と交差して広がっている。本実施形態では、端壁13は、Y方向およびZ方向に延びるとともに、X方向と直交している。端壁13は、ハウジング10のX方向(長手方向)の端部にそれぞれ位置されている。
端壁13のうちの一つには、光学窓15が設けられている。
また、光学窓15が設けられないもう一つの端壁13には、当該端壁13を厚さ方向(X方向)に貫通するフィードスルー16が設けられている。フィードスルー16も、ハウジング10の一部を構成していると言うことができる。なお、フィードスルー16は、側壁14を貫通する部位を有してもよい。
側壁14は、Y方向と交差して広がっている。本実施形態では、側壁14は、X方向およびZ方向に延びるとともに、Y方向と直交している。側壁14は、ハウジング10の幅方向の端部に位置されている。なお、底壁11、頂壁12、および側壁14は、周壁とも称されうる。
底壁11は、例えば、銅タングステン(CuW)や、銅モリブデン(CuMo)、銅(Cu)、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)のような、熱伝導率の高い材料によって作られうる。また、頂壁12、端壁13、および側壁14は、例えば、Fe-Ni-Co合金や、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)のような、熱膨張係数の低い材料によって作られうる。また、フィードスルー16は、例えば、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)のようなセラミックで作られている。
温調装置20は、上側基板21Uと、下側基板21Lと、複数の熱電素子22とを有している。上側基板21Uおよび下側基板21Lは、底壁11に沿っている。熱電素子22は、それぞれ、上側基板21Uと下側基板21Lとの間に介在している。
上側基板21Uは、Z方向と交差して広がっている。本実施形態では、上側基板21Uは、X方向およびY方向に延びるとともに、Z方向と直交している。上側基板21Uは、上面20aと当該上面20aの裏側の下面21bとを有している。上側基板21Uは、例えばセラミックのような熱伝導性が高い絶縁性の材料により作られうる。発光素子41、レンズ42、光アイソレータ51、ビームスプリッタ52、および受光素子53のような光学部品は、上面20a上に、直接的にあるいはベース板などの他の部品を介して間接的に、取り付けられている。上側基板21Uは、第一基板や実装基板とも称され、上面20aは、実装面とも称されうる。
下側基板21Lは、Z方向と交差して広がっている。本実施形態では、下側基板21Lは、X方向およびY方向に延びるとともに、Z方向と直交している。下側基板21Lは、上面21aと当該上面21aの裏側の下面20bとを有している。下側基板21Lは、例えばセラミックのような熱伝導性が高い絶縁性の材料により作られうる。下側基板21Lは、ハウジング10の底壁11と熱的に接続された状態で、当該底壁11に取り付けられている。下側基板21Lは、第二基板や取付基板とも称され、下面20bは、接触面や取付面とも称されうる。
熱電素子22は、半導体素子の一例であり、例えば、ビスマステルル系の半導体のような、P型半導体またはN型半導体によって、作られうる。
上側基板21Uの下面21bおよび下側基板21Lの上面21aには配線パターン(不図示)が設けられている。熱電素子22は、それぞれ、これら二つの配線パターンの間に介在している。配線パターンは、例えば、銅系金属のような、導電性の高い金属材料によって、作られうる。
複数の熱電素子22は、配線パターンを介してPN接合を構成するよう、直列に接続されている。複数の熱電素子22は、配線パターンを介した温調装置20外からの電力の供給により、発熱または吸熱する。熱電素子22における発熱と吸熱とは、複数の熱電素子22に流れる電流の向きにより、切り替わる。配線パターンは、導体あるいは導体層とも称されうる。
このように、温調装置20は、光学部品の土台として機能するとともに、光学部品を加熱したり冷却したりすることにより、当該光学部品の温度調整を行う。温調装置20は、ペルチェモジュールや、熱電モジュールとも称されうる。
光機能素子である発光素子41は、例えば、半導体レーザ素子であり、このとき光学装置1は波長可変レーザモジュールである。また、光学素子が光変調器素子であって光学装置が光変調器モジュールである場合や、光学素子がフォトダイオードであって光学装置が光受信機モジュールである場合や、半導体レーザ素子とフォトダイオード素子、光変調器素子が集積されているIC-TROSA(integrated coherent-transmitter receiver optical sub-assembly)の場合もある。発光素子41は、キャリア43を介して温調装置20の上面20a上に実装されている。キャリア43は、発光素子41と線膨張係数が近い絶縁性の材料または熱伝導性が高い絶縁性の材料によって作られ、発光素子41が発生する熱を温調装置20に伝達する。キャリア43は、サブマウントとも称されうる。
発光素子41は、レーザ光をレンズ42に向けて出力する。レーザ光の波長は、例えば、光通信の波長として好適な900nm以上1650nm以下である。発光素子41は、レーザ光を出力している間は素子温度が上昇し、発熱体として機能する。発光素子41は、例えば、半導体レーザ素子である。
レンズ42は、キャリア43に取り付けられている。レンズ42は、発光素子41からのレーザ光に、屈折率による作用を及ぼしてコリメートする。レンズ42から出力されたレーザ光は、光アイソレータ51に入力される。
光アイソレータ51は、磁石51aと、磁気光学素子および偏光板を含む光学素子部51bと、を有している。光アイソレータ51は、光学素子部51bからのレーザ光を偏光するとともに、光学素子部51bからのレーザ光に、磁気光学作用を及ぼす。光アイソレータ51から出力されたレーザ光は、ビームスプリッタ52に入力される。光アイソレータ51は、ビームスプリッタ52からの光が発光素子41に向けて通過するのを阻止する。
ビームスプリッタ52は、光アイソレータ51からのレーザ光を光学装置1外に出力するとともに、光アイソレータ51からのレーザ光を分光して受光素子53に入力する。
ハウジング10は、気密封止されており、これにより、ハウジング10内に収容された発光素子41、レンズ42、光アイソレータ51、ビームスプリッタ52、および受光素子53のような光学部品に、空気や水が作用するのが防止されている。光学装置1は、例えば、製造時にハウジング10内に充填された窒素ガスのような不活性ガスがハウジング10外に漏れないよう、構成されている。
図1に示されるように、光学装置1には、フレキシブルプリント配線板30が接続されている。本実施形態では、フレキシブルプリント配線板30は、フィードスルー16に固定されている。
フレキシブルプリント配線板30内の導体を介して、上位装置(不図示)から、発光素子41や温調装置20へ、駆動電力や制御信号が供給される。また、フレキシブルプリント配線板30内の導体を介して、収容室R内のセンサ(不図示)から、上位装置へ、検出信号が送られる。
図2は、図1のII-II断面図である。配線部材の接続構造100A(以下、単に接続構造と称する)は、フレキシブルプリント配線板30と、フィードスルー16と、金属パッド19と、導体18と、リードピン17(17-1,17-2)と、を有している。フレキシブルプリント配線板30は、配線部材の一例である。フィードスルー16は、ベースの一例である。リードピン17-1は、第三導体の一例であり、リードピン17-2は、第四導体の一例である。なお、フレキシブルプリント配線板30とフィードスルー16とは、接着剤等で接合されてもよいし、ねじのような固定具によって固定されてもよい。
フレキシブルプリント配線板30は、複数の絶縁層31,32が厚さ方向に積層されるとともに一体化された多層配線板である。X方向は、絶縁層31,32の積層方向である。複数の絶縁層31,32は、例えば、接着されることにより互いに固定される。なお、本実施形態では、フレキシブルプリント配線板30が、2層の絶縁層31,32を有する場合が例示されるが、絶縁層の数は、3以上であってもよい。なお、絶縁層31,32は、例えばポリイミドのような、絶縁性かつ可撓性を有した合成樹脂材料によって作られうる。
接続構造100Aにおいて、絶縁層31は、X方向と交差し、かつY方向およびZ方向に延びている。X方向は、絶縁層31の厚さ方向であり、Y方向は、絶縁層31の幅方向であり、Z方向は、絶縁層31の長手方向である。絶縁層31には、X方向に貫通する貫通孔31a1,31a2が設けられている。貫通孔31a1の内側には、当該貫通孔31a1の内周に沿って環状(筒状)の導体部33aが設けられている。貫通孔31a2の内側には、導体層は設けられていない。X方向は、第一方向の一例である。貫通孔31a1は、第一貫通孔の一例であり、貫通孔31a2は、第二貫通孔の一例である。絶縁層31は、第一絶縁層の一例である。また、導体部33aは、第一接続部位の一例である。
また、接続構造100Aにおいて、絶縁層32は、X方向と交差し、かつY方向およびZ方向に延びている。X方向は、絶縁層32の厚さ方向であり、Y方向は、絶縁層32の幅方向であり、Z方向は、絶縁層32の長手方向である。絶縁層32には、X方向に貫通する貫通孔32a1,32a2が設けられている。貫通孔32a2の内側には、当該貫通孔32a2の内周に沿って環状(筒状)の導体部34aが設けられている。貫通孔32a1の内側には、導体層は設けられていない。貫通孔32a1は、第三貫通孔の一例であり、貫通孔32a2は、第四貫通孔の一例である。絶縁層32は、第二絶縁層の一例である。また、導体部34aは、第二接続部位の一例である。
絶縁層31の貫通孔31a1と絶縁層32の貫通孔32a1とは、X方向に並んでいる。また、絶縁層31の貫通孔31a2と絶縁層32の貫通孔32a2とは、X方向に並んでいる。
導体部33aは、X方向に並んでいる貫通孔31a1,32a1のうち、貫通孔31a1のみの内側に設けられている。また、導体部34aは、X方向に並んでいる貫通孔31a2,32a2のうち、貫通孔32a2のみの内側に設けられている。
また、フレキシブルプリント配線板30は、複数の導体33,34を有している。導体33と導体34との間では、電気的な絶縁が確保される。導体33は、第一導体の一例であり、導体34は、第二導体の一例である。
フレキシブルプリント配線板30の長手方向の端部において、導体部33aは、導体33の一部であり、導体部34aは、導体34の一部である。
フレキシブルプリント配線板30の長手方向の中間位置では、導体33は、例えば、絶縁層31,32の間に位置され、所定幅で長手方向に延びた帯状の延部(不図示)を有している。当該帯状の延部は、導体部33aと長手方向に並ぶとともに電気的に接続されている。
また、フレキシブルプリント配線板30の長手方向の中間位置では、導体34は、例えば、導体33と幅方向にずれた位置で、絶縁層31,32の間に位置され、所定幅で長手方向に延びた帯状の延部(不図示)を有している。当該帯状の延部は、導体部34aと長手方向に並ぶとともに電気的に接続されている。
なお、絶縁層31,32の間において、導体33の延部と導体34の延部との間には、絶縁層としての延部(不図示)が介在してもよい。
フィードスルー16の端面16aは、X方向と交差するとともに、Y方向およびZ方向に延びている。端面16aは、絶縁層31と面している。端面16aは、第一面の一例である。
フィードスルー16は多層のセラミックで形成されている。各セラミック層には金属による電気回路パターンが形成されており、それぞれのセラミック層は打ち抜いたビアに金属ペーストを充填するなどによって、各層の導体が電気的に接続されている。フィードスルー16のZ方向の端面には電気回路端となる金属パッド19が形成されている。
図1に示されるように、金属パッド19は例えば金属ワイヤなどの導体18を介して、収容室R内の光電部品や、電気部品、回路基板等の端子(不図示)と電気的に接続されている。なお、図1には、簡単のため、一つの導体18のみが示されているが、光学装置1は、図示しない他の導体18も有している。
フィードスルー16の金属パッド19とは反対側の端部、言い換えるとフィードスルー16のX方向の反対側の端部からは、リードピン17がX方向の反対方向に突出している。リードピン17は、フィードスルー16内の導体を介して金属パッド19と電気的に接続されている。リードピン17はモジュール外の電気回路と接続するための電極である。リードピン17はフレキシブルプリント配線板30に設けられたスルーホールを介してフレキシブルプリント配線板30上の電気回路と接続されている場合がある。
図2に示されるように、リードピン17-1は、フレキシブルプリント配線板30の貫通孔31a1および貫通孔32a1をX方向に貫通している。すなわち、リードピン17-1は、貫通孔31a1および貫通孔32a1内に収容されている。また、リードピン17-2は、貫通孔31a2および貫通孔32a2をX方向に貫通している。すなわち、リードピン17-2は、貫通孔31a2および貫通孔32a2内に収容されている。リードピン17-1は、第三導体の一例であり、リードピン17-2は、第四導体の一例である。
リードピン17-1は、フレキシブルプリント配線板30に形成された筒状の導体部33a内を貫通している。すなわち、リードピン17-1は、導体部33aは、導体部33a内に収容されるとともに、導体部33aと面している。また、リードピン17-2は、筒状の導体部34a内を貫通している。すなわち、リードピン17-2は、導体部34aは、導体部34a内に収容されるとともに、導体部34aと面している。
貫通孔31a1および貫通孔32a1と、貫通孔31a2および貫通孔32a2との中には、それぞれ、接続材60(60-1,60-2)が収容されている。
接続材60-1は、貫通孔31a1および貫通孔32a1の中に収容されている。接続材60-1は、リードピン17-1の外周面17aと、導体部33aとの間に介在し、リードピン17-1と導体33とを電気的に接続している。接続材60-1は、第一接続材の一例である。
接続材60-2は、貫通孔31a2および貫通孔32a2の中に収容されている。接続材60-2は、リードピン17-2の外周面17aと、導体部34aとの間に介在し、リードピン17-2と導体34とを電気的に接続している。接続材60-2は、第二接続材の一例である。
接続材60は、例えば、はんだである。接続材60は、加熱され、流動性を有した状態で、貫通孔31a1および貫通孔32a1と、貫通孔31a2および貫通孔32a2との中に、それぞれ注入され、冷却されることにより固化される。
流動性を有している状態では、接続材60は、合成樹脂材料よりも金属材料との親和性(濡れ性)が高いため、リードピン17の外周面17a、および導体部33a,34aの表面(内周面および端面)に選択的に付着するとともに、リードピン17の外周面17a、および導体部33a,34aの表面を伝って流動する。
ここで、上述したように、貫通孔31a1および貫通孔32a1にあっては、貫通孔31a1のみに導体部33aが存在し、貫通孔32a1には導体層が無い。したがって、接続材60-1は、貫通孔31a1内すなわち、導体部33aの筒内には充填されるものの、貫通孔32a1内では、外周面17aのみに沿うとともに、接続材60-1には導体部33aに引き寄せられる方向に界面張力が作用する。このため、接続材60-1は、貫通孔32a1内では、導体部33aから離れる方向、すなわちX方向の反対方向に先細りの形状を有することになり、当該形状で固化される。
他方、上述したように、貫通孔31a2および貫通孔32a2にあっては、貫通孔32a2のみに導体部34aが存在し、貫通孔31a2には導体層が無い。したがって、接続材60-2は、貫通孔32a2内すなわち、導体部34aの筒内には充填されるものの、貫通孔31a2内では、外周面17aのみに沿うとともに、接続材60-2には導体部34aに引き寄せられる方向に界面張力が作用する。このため、接続材60-2は、貫通孔31a2内では、導体部34aから離れる方向、すなわちX方向に先細りの形状を有することになり、当該形状で固化される。
このため、二つのリードピン17の根元側では、接続材60-2が細くなるとともに、二つのリードピン17の先端側では、接続材60-1が細くなるため、接続材60-1と接続材60-2とが近接するのが抑制され、ひいては、導体33およびリードピン17-1と、導体34およびリードピン17-2との短絡が、抑制される。
また、図2に示されるように、本実施形態の接続構造100Aは、第一接続部100-1と、第二接続部100-2とを有している。第一接続部100-1は、内周に導体部33aが設けられた貫通孔31a1、内周に導体層が設けられない貫通孔32a1、リードピン17-1、および接続材60-1を含んでいる。また、第二接続部100-2は、内周に導体層が設けられない貫通孔31a2、内周に導体部34aが設けられた貫通孔32a2、リードピン17-2、および接続材60-2を含んでいる。
図3は、接続構造100Aの一部の側面図である。図3に示されるように、接続構造100Aは、複数の第一接続部100-1と複数の第二接続部100-2とを備え、第一接続部100-1と第二接続部100-2とが、交互にY方向に沿って直線状に配置されている。
以上、説明したように、本実施形態では、フレキシブルプリント配線板30は、絶縁層31(第一絶縁層)と絶縁層32(第二絶縁層)とを有する。絶縁層31には、貫通孔31a1(第一貫通孔)と貫通孔31a2(第二貫通孔)が設けられ、絶縁層32には、貫通孔32a1(第三貫通孔)と貫通孔32a2(第四貫通孔)が設けられる。貫通孔31a1と貫通孔32a1は、X方向(第一方向)に並び、貫通孔31a2と貫通孔32a2とは、X方向に並ぶ。導体33(第一導体)の導体部33a(第一接続部位)は、貫通孔31a1および貫通孔32a1のうち貫通孔31a1のみの内側に設けられ、導体34(第二導体)の導体部34a(第二接続部位)は、貫通孔31a2および貫通孔32a2のうち貫通孔32a2のみの内側に設けられる。リードピン17-1(第三導体)は、貫通孔31a1および貫通孔32a1を貫通し、リードピン17-2(第四導体)は、貫通孔31a2および貫通孔32a2を貫通する。導体33とリードピン17-1とを電気的に接続する接続材60-1(第一接続材)は、貫通孔31a2および貫通孔32a2の中に収容され、導体34とリードピン17-2とを電気的に接続する接続材60-2(第二接続材)は、貫通孔31a2および貫通孔32a2の中に収容される。
このような構成によれば、配線の接続構造100Aおよび光学装置1において、接続材60-1の太い部位と、接続材60-2の細い部位とが隣接し、かつ接続材60-1の細い部位と、接続材60-2の太い部位とが隣接することになる。よって、接続材60-1と接続材60-2とが互いに離間して接し難くなり、ひいては、接続材60-1と接続材60-2とが接触することによる短絡が抑制される。
また、本実施形態では、配線部材の接続構造100Aは、複数の第一接続部100-1と複数の第二接続部100-2とを有し、第一接続部100-1と第二接続部100-2とが交互に並んでいる。
このような構成によれば、複数あるいは多数の絶縁されるべき導体を備えた配線部材の接続構造100Aおよび光学装置1において、当該導体間の短絡を抑制することができる。これにより、絶縁されるべき隣接する導体間の間隔を、比較的狭くすることができる。
また、本実施形態では、配線部材としてフレキシブルプリント配線板30を備えている構成、接続材60-1(第一接続材)および接続材60-2(第二接続材)がはんだである構成、ならびに絶縁層31(第一絶縁層)および絶縁層32(第二絶縁層)が合成樹脂材料で作られている構成に、適用することができ、各構成において、上述した効果が得られる。
[第1変形例]
図4は、第1変形例の接続構造100A-1の一部の側面図である。図4に示されるように、第一接続部100-1と第二接続部100-2とが、互いにZ方向にずれており、Y方向に対して千鳥状、すなわちジグザグに配置されている。このような配置によれば、複数のリードピン17-1,17-2、および複数の導体33,34を、Y方向により密に配置することができ、接続構造100A-1、ひいてはフレキシブルプリント配線板30および光学装置1を、Y方向により小型化しやすい。
[第2変形例]
図5は、第2変形例の接続構造100A-2の一部の側面図である。図5に示されるように、接続構造100A-2では、第一接続部100-1と第二接続部100-2とが交互にY方向(列方向)に並ぶ複数の列が設けられ、隣接する列間、すなわちZ方向(行方向)においても、第一接続部100-1と第二接続部100-2とが交互に並んでいる。このような配置によっても、複数のリードピン17-1,17-2、および複数の導体33,34を、Y方向により密に配置することができ、接続構造100A-2、ひいてはフレキシブルプリント配線板30および光学装置1を、Y方向により小型化しやすい。
[第3変形例]
図6は、第3変形例の接続構造100Bの、図2と同等位置での断面図である。図6に示されるように、接続構造100Bは、接続材60-2と端面16aとの間に、介在部材61-2を備えている。介在部材61-2は、絶縁性を有し、例えば、合成樹脂材料で作られている。介在部材61-2は、接続材60-1と接続材60-2との間に介在するため、接続材60-1と接続材60-2とが接し、ひいては短絡するのを抑制することができる。また、本変形例では、介在部材61-2は、貫通孔31a2の端面16a側の開口縁において、当該貫通孔31a2を塞いでいる。これにより、接続材60-2が流動性を有した状態で貫通孔31a2外に移動するのを防止でき、ひいては接続材60-1と接続材60-2とが接して短絡するのをより確実に防止することができる。ただし、介在部材61-2は、貫通孔31a2を塞ぐことは必須ではなく、少なくとも接続材60-1と接続材60-2との間に位置すればよい。一例として、介在部材61-2は、貫通孔31a2の開口縁と端面16aとの間であり、かつリードピン17-2とリードピン17-1との間となる位置に設けられてもよい。すなわち、リードピン17-2に対してリードピン17-1とは反対側には、介在部材61-2は無くてもよい。
[第4変形例]
図7は、第4変形例の接続構造100Cの、図2と同等位置での断面図である。図7に示されるように、接続構造100Cは、第3変形例の介在部材61-2に加えて、さらに、接続材60-1と端面16aとの間に、介在部材61-1を備えている。介在部材61-1は、絶縁性を有し、例えば、合成樹脂材料で作られている。介在部材61-1は、接続材60-1と接続材60-2との間に介在するため、接続材60-1と接続材60-2とが接し、ひいては短絡するのを抑制することができる。また、本変形例では、介在部材61-1は、貫通孔31a1の端面16a側の開口縁において、当該貫通孔31a1を塞いでいる。これにより、接続材60-1が流動性を有した状態で貫通孔31a1外に移動するのを防止でき、ひいては接続材60-1と接続材60-2とが接して短絡するのをより確実に防止することができる。ただし、介在部材61-1は、貫通孔31a1を塞ぐことは必須ではなく、少なくとも接続材60-1と接続材60-2との間に位置すればよい。一例として、介在部材61-1は、貫通孔31a1の開口縁と端面16aとの間であり、かつリードピン17-1とリードピン17-2との間となる位置に設けられてもよい。すなわち、リードピン17-1に対してリードピン17-2とは反対側には、介在部材61-1は無くてもよい。なお、介在部材61-1のみによっても、接続材60-1と接続材60-2とが接して短絡するのを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態および変形例が例示されたが、上記実施形態および変形例は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、型式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
例えば、光学装置は、光学部品として、半導体レーザ素子や、受光素子の他に、半導体変調器や、半導体光増幅器等を備えてもよい。光学装置は、光学部品として、これら半導体レーザ素子、受光素子、半導体変調器、および半導体光増幅器のうち少なくとも一つを備えればよい。
また、光学装置は、配線部材を含むアッセンブリとして構成されていてもよい。言い換えると、光学装置は、その構成要素として配線部材を含んでもよい。
1…光学装置
10…ハウジング
11…底壁
12…頂壁
13…端壁
14…側壁
15…光学窓
16…フィードスルー(ハウジング)
16a…端面(第一面)
17,17-1,17-2…リードピン
17a…外周面
18…導体
19…金属パッド
20…温調装置
20a…上面
20b…下面
21U…上側基板
21L…下側基板
21a…上面
21b…下面
22…熱電素子
30…フレキシブルプリント配線板
31…絶縁層(第一絶縁層)
31a1…貫通孔(第一貫通孔)
31a2…貫通孔(第二貫通孔)
32a1…貫通孔(第三貫通孔)
32a2…貫通孔(第四貫通孔)
32…絶縁層(第二絶縁層)
33…導体(第一導体)
33a…導体部(第一接続部位)
34…導体(第二導体)
34a…導体部(第二接続部位)
41…発光素子
42…レンズ
43…キャリア
51…光アイソレータ
51a…磁石
51b…光学素子部
52…ビームスプリッタ
53…受光素子
60…接続材
60-1…接続材(第一接続材)
60-2…接続材(第二接続材)
61-1,61-2…介在部材
100-1…第一接続部
100-2…第二接続部
100A,100A-1,100A-2,100B,100C…接続構造
R…収容室
X…方向(第一方向)
Y…方向
Z…方向

Claims (10)

  1. 第一方向と交差し第一貫通孔および第二貫通孔が設けられた第一絶縁層と、前記第一方向と交差し前記第一貫通孔と前記第一方向に並ぶ第三貫通孔および前記第二貫通孔と前記第一方向に並ぶ第四貫通孔が設けられ前記第一絶縁層と重なる第二絶縁層と、前記第一貫通孔および前記第三貫通孔のうち前記第一貫通孔のみの内側に位置された第一接続部位を有した第一導体と、前記第三貫通孔および前記第四貫通孔のうち前記第四貫通孔のみの内側に位置された第二接続部位を有した第二導体と、を有した配線部材と、
    前記第一方向を向き前記第一絶縁層と面した第一面と、当該第一面から前記第一方向に突出し前記第一貫通孔および前記第三貫通孔を貫通した第三導体と、前記第一面から前記第一方向に突出し前記第二貫通孔および前記第四貫通孔を貫通した第四導体と、を有したベースと、
    前記第一貫通孔および前記第三貫通孔内に収容され前記第一接続部位と前記第三導体とを電気的に接続する第一接続材と、
    前記第二貫通孔および前記第四貫通孔内に収容され前記第二接続部位と前記第四導体とを電気的に接続する第二接続材と、
    を備えた、配線部材の接続構造。
  2. 前記第一接続材と前記第二接続材との間に介在する絶縁性の介在部材を備えた、請求項1に記載の配線部材の接続構造。
  3. 前記介在部材は、前記第一接続材および前記第二接続材のうち少なくとも一方と、前記第一面との間に位置された、請求項2に記載の配線部材の接続構造。
  4. それぞれ、前記第一貫通孔、前記第三貫通孔、前記第一接続部位、前記第三導体、および前記第一接続材を含む複数の第一接続部と、
    それぞれ、前記第二貫通孔、前記第四貫通孔、前記第二接続部位、前記第四導体、および前記第二接続材を含む複数の第二接続部と、
    を備え、
    前記第一接続部と前記第二接続部とが交互に並んだ、請求項1~3のうちいずれか一つに記載の配線部材の接続構造。
  5. 前記配線部材は、フレキシブルプリント配線板である、請求項1~4のうちいずれか一つに記載の配線部材の接続構造。
  6. 前記第一接続材および前記第二接続材は、はんだである、請求項1~5のうちいずれか一つに記載の配線部材の接続構造。
  7. 前記第一絶縁層および前記第二絶縁層は、合成樹脂材料で作られる、請求項1~6のうちいずれか一つに記載の配線部材の接続構造。
  8. 第一方向と交差し第一貫通孔および第二貫通孔が設けられた第一絶縁層と、前記第一方向と交差し前記第一貫通孔と前記第一方向に並ぶ第三貫通孔および前記第二貫通孔と前記第一方向に並ぶ第四貫通孔が設けられ前記第一絶縁層と重なる第二絶縁層と、前記第一貫通孔および前記第三貫通孔のうち前記第一貫通孔のみの内側に位置された第一接続部位を有した第一導体と、前記第三貫通孔および前記第四貫通孔のうち前記第四貫通孔のみの内側に位置された第二接続部位を有した第二導体と、を有した配線部材が、固定されるハウジングと、
    前記ハウジング内に収容された光学部品と、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記配線部材が固定された状態において、
    前記第一方向を向き前記第一絶縁層と面する第一面と、
    当該第一面から前記第一方向に突出し前記第一貫通孔および前記第三貫通孔を貫通した第三導体と、
    前記第一面から前記第一方向に突出し前記第二貫通孔および前記第四貫通孔を貫通した第四導体と、
    を有し
    前記第一接続部位と前記第三導体とが、前記第一貫通孔および前記第三貫通孔内に収容される第一接続材を介して電気的に接続され、
    前記第二接続部位と前記第四導体とが、前記第二貫通孔および前記第四貫通孔内に収容される第二接続材を介して電気的に接続される、光学装置。
  9. 前記光学部品として、半導体レーザ素子、半導体変調器、半導体光増幅器、および受光素子のうち少なくとも一つを備えた、請求項8に記載の光学装置。
  10. 前記ハウジングに固定された前記配線部材を備えた、請求項8または9に記載の光学装置。
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