JP7419959B2 - 編集プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、編集プログラムに関する。
特許文献1は、プレゼンテーション用コンテンツを編集するシステムを開示する。このシステムでは、コンテンツの「登録」「解除」「編集」「取込み」「コピー」「削除」等の動作を実行可能である。これらのうち「削除」の動作(以下、削除動作という。)が実行される場合、ユーザは、はじめにコンテンツ一覧から削除するコンテンツを選択し、次に「削除」ボタンを選択する操作を行う。これによりユーザは、選択したコンテンツをコンテンツ一覧から削除できる。
特開2004-184576号公報
特許文献1に記載のシステムにおいて、ユーザは、コンテンツの削除動作を行うための操作として、コンテンツを選択する操作と「削除」ボタンを選択する操作とを行う必要がある。このように、ユーザは、削除動作を行うために操作を複数回行う必要があるため煩わしい。
本発明の目的は、削除動作を行うための操作を容易に行うことが可能な編集プログラムを提供することである。
本発明に係る編集プログラムは、表示部と入力部とを備える情報処理装置を制御するコンピュータが実行する編集プログラムであって、文字、数字、記号、及び図形の少なくとも1つにより表される複数のコンテンツと、前記複数のコンテンツのうち異なる2つのコンテンツの間に延び、前記2つのコンテンツを関連付ける関係線を取得する取得処理と、前記入力部により入力される入力線を受け付ける受付処理と、前記複数のコンテンツ、前記関係線、及び前記入力線を前記表示部に表示する表示処理と、前記表示部の表示領域のうち、前記複数のコンテンツ及び前記関係線を除く余白領域に、前記入力線の始点が位置し、且つ、前記入力線が前記関係線と交差する場合、前記関係線を削除する削除処理とを、前記コンピュータに実行させる。
編集プログラムがコンピュータによって実行された場合、ユーザは、関係線と交差するように入力線を入力することによって、関係線を削除できる。つまり、関係線を削除するための操作が1回で済むので、ユーザは、関係線を削除するための操作を容易に行うことができる。
本発明において、前記複数のコンテンツは、第1コンテンツと第2コンテンツと第3コンテンツとを含み、前記関係線は、第1関係線と第2関係線とを含み、前記取得処理は、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを関連付ける前記第1関係線と、前記第1コンテンツと前記第3コンテンツとを関連付ける前記第2関係線とを取得し、前記表示処理は、前記第1関係線及び前記第2関係線を前記表示部に表示し、前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記第1関係線と前記第2関係線と間の角度が第1閾値よりも小さい場合、前記角度が大きくなるように、前記第1コンテンツを中心として前記第3コンテンツを回転させる回転処理を、前記コンピュータに更に実行させてもよい。この場合、第1関係線と第2関係線との間の角度が大きくなることで、第2コンテンツと第3コンテンツとは互いに離隔し、且つ、第1関係線と第2関係線とは互いに離隔する。このためユーザは、第1関係線と第2関係線とを明確に区別して認識でき、削除処理が容易になる。
本発明において、前記複数のコンテンツは、第4コンテンツを含み、前記回転処理により回転した前記第3コンテンツが前記第4コンテンツと重複する場合、前記第2関係線の延長線上に沿って前記第3コンテンツを移動し、前記第1コンテンツと前記第3コンテンツとの間の距離を変更する移動処理を、前記コンピュータに更に実行させてもよい。この場合、第2関係線の延長線上に沿って第3コンテンツが移動されるため、第3コンテンツと第4コンテンツとが重複することを回避できる。従ってユーザは、第3コンテンツと第4コンテンツとを明確に区別して認識できる。
本発明において、前記回転処理は、前記第1関係線と前記第2関係線と間の角度が前記第1閾値よりも小さく、且つ、前記第2関係線と前記入力線との間の距離が第2閾値よりも小さい場合、又は、前記第1関係線と前記第2関係線と間の角度が前記第1閾値よりも小さく、且つ、前記第1関係線と前記入力線との間の距離が第2閾値よりも小さい場合、前記第3コンテンツを回転させてもよい。この場合、ユーザは、切断対象とする関係線(第1関係線及び第2関係線の一方)を、他の関係線(第1関係線及び第2関係線の他方)と明確に区別して認識できる。
本発明において、前記入力線の始点が前記余白領域に位置する場合、前記表示部に表示された前記関係線の表示形態を変更する関係線変更処理を、前記コンピュータに更に実行させてもよい。この場合、関係線の表示態様が変更されるため、ユーザは、複数のコンテンツと関係線とを明確に区別して認識できる。
本発明において、前記関係線変更処理は、前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記関係線と前記入力線との間の距離が第3閾値よりも小さい場合、前記表示部に表示された前記関係線の表示形態を変更してもよい。この場合、ユーザは、入力線により切断しようとする関係線を、複数のコンテンツと明確に区別して認識できる。
本発明において、前記入力線の始点が前記余白領域に位置する場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツの表示形態を変更するコンテンツ変更処理を、前記コンピュータに更に実行させてもよい。この場合、ユーザは、関係線により関連付けられた2つのコンテンツを、他のコンテンツと明確に区別して認識できる。
本発明において、前記コンテンツ変更処理は、前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記関係線と前記入力線との間の距離が第4閾値よりも小さい場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツの表示形態を変更してもよい。この場合、ユーザは、入力線により切断しようとする関係線により関連付けられた2つのコンテンツを、他のコンテンツと明確に区別して認識できる。
本発明において、前記入力線の始点が前記余白領域に位置する場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツに、前記関係線の一部を重ねて表示する表示変更処理を、前記コンピュータに更に実行させてもよい。この場合、ユーザは、2つのコンテンツと関係線とを明確に区別して認識できる。

本発明において、前記表示変更処理は、前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記関係線と前記入力線との間の距離が第5閾値よりも小さい場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツに前記関係線の一部を重ねて表示してもよい。この場合、ユーザは、入力線により切断しようとする関係線と、関係線により関連付けられた2つのコンテンツとを、明確に区別して認識できる。
情報処理装置1の電気的構成を示すブロック図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 メイン処理のフローチャートである。 構造化処理のフローチャートである。 構造化処理のフローチャートであって、図8の続きである。 離隔処理のフローチャートである。 順序決定処理のフローチャートである。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。 編集ウィンドウ5を示す図である。
<情報処理装置1の電気的構成>
情報処理装置1の電気的構成について、図1を参照して説明する。図1は、情報処理装置1の電気的構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、CPU10、システムコントローラ11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、グラフィックスコントローラ15、及びタッチスクリーンディスプレイ16を構成要素の一部として含む。
CPU10は、情報処理装置1を統括制御する。システムコントローラ11は、CPU10のローカルバスと各構成要素との間を接続する。ROM12は、BIOS、OS、各種閾値、各種設定値等を記憶する。RAM13は、CPU10による処理の実行時に生成されるデータを一時的に記憶する。フラッシュメモリ14は、CPU10が実行する編集プログラムを記憶する。又、フラッシュメモリ14は、後述のコンテンツ情報及び関係線情報を記憶する。タッチスクリーンディスプレイ16は、ユーザに視覚出力を表示するフラットパネルディスプレイ17と、フラットパネルディスプレイ17の画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されるセンサ18とを含む。グラフィックスコントローラ15は、フラットパネルディスプレイ17の表示を制御する。
なお、情報処理装置1は、インターネットに接続可能なインターフェースを有してもよい。情報処理装置1は、CPU10により実行される編集プログラムを、インターネット経由で取得してもよく、又、図には記載がないが外部のフラッシュメモリから情報処理装置1の内部のフラッシュメモリ14に記憶してもよい。
本実施形態では、CPU10、システムコントローラ11、ROM12、RAM13、及びフラッシュメモリ14が、情報処理装置1を制御するコンピュータを構成する。フラットパネルディスプレイ17及びセンサ18の詳細は、特開2015-38670号公報に記載されているので、その説明を省略する。
<編集ウィンドウ5>
図2~図6を参照し、編集ウィンドウ5について説明する。編集ウィンドウ5は、後述するコンテンツ20の編集を開始する為にユーザが行う編集アプリケーションの起動操作が、センサ18により検出された場合、CPU10によってタッチスクリーンディスプレイ16に表示される。編集ウィンドウ5には、表示領域50及び複数のソフトウェアボタン54が含まれる。複数のソフトウェアボタン54には、ペンボタン51、選択ボタン52、構造化ボタン53が含まれる。
表示領域50は、コンテンツ21、22、23、24等(夫々を区別しない場合、コンテンツ20と総称する。)、入力線90(図3参照)、及び関係線31、32、33等(図4参照、夫々を区別しない場合、関係線30と総称する。)が表示される領域である。
図2に示すように、コンテンツ20は、矩形状の黒色の枠線、及び、枠線の内部の領域に配置された文字、文字列、数字、記号、図形等の少なくとも何れか(以下、項目という。)により表される。図2に示す例では、コンテンツ20として、「技術要素」の文字列により表されるコンテンツ21、「硬化機構」の文字列により表されるコンテンツ22、「塗布厚」の文字列により表されるコンテンツ23、及び、「照射時間」の文字列により表されるコンテンツ24が表示される。項目は、ペンボタン51が選択された状態でユーザにより表示領域50にペン又は指で手書き入力される。図3、図5に示すように、入力線90は、構造化ボタン53が選択された状態でユーザにより表示領域50にペン又は指で手書き入力される線分である。入力線90は、入力が開始される点である始点90Aの位置に応じ、後述の関係様式(図3参照)又は削除様式(図5参照)の何れかの様式で、表示領域50に表示される。詳細は次の通りである。
例えば、図3に示す入力線90のように、表示領域50のうちコンテンツ21の枠線の内部の領域に始点90Aが位置する場合、入力線90は関係様式で表示領域50に表示される。関係様式の入力線90は、直線状の黒色の実線によって示される。更に、始点90Aが枠線の内部の領域に位置するコンテンツ21とは別のコンテンツ22の枠線の内部の領域に終点90Bが位置する状態で、入力線90の入力が終了した場合、入力線90は、2つのコンテンツ21、22の間に延びる関係線31として再表示される(図4参照)。より具体的には、図4に示すように、関係線31のうち一方側の端部は、入力線90の始点90A(図3参照)が内部に含まれるコンテンツ21の枠線に接続する。関係線31のうち他方側の端部は、入力線90の終点90B(図3参照)が内部に含まれるコンテンツ22の枠線に接続する。関係線31は、コンテンツ21、22の夫々の中心点を通る線分に沿って延びる。なお、コンテンツ20の中心点とは、コンテンツ20の枠線の対角線の交点を示す。ここで、関係線31として再表示された後は、コンテンツ21、22の各々の枠線の内部には入力線90が現れない。
関係線30は、両端部に枠線が接続した2つのコンテンツ20の夫々の項目を関連付ける。図4に示す例では、コンテンツ21、22の夫々の項目「技術要素」「硬化機構」は、関係線31によって関連付けられる。コンテンツ21、23の夫々の項目「技術要素」「塗布厚」は、関係線32によって関係付けられる。コンテンツ21、24の夫々の項目「技術要素」「照射時間」は、関係線33によって関連付けられる。関係線30で関係付けられる複数のコンテンツ20は、例えば、データ構造の一種であるツリー構造を示す。
一方、例えば図5に示す入力線90のように、始点90Aの位置が、表示領域50のうち複数のコンテンツ20の夫々の枠線の内部の領域及び関係線30を除く領域(以下、余白領域50Aという。)に位置する場合、入力線90は削除様式で表示領域50に表示される。削除様式の入力線90は、一例として直線状の黒色の点線によって示され、終点90B近傍にハサミを模した図形が表示される。
更に、入力線90と関係線30とが交差した状態で入力線90の入力が終了した場合、入力線90と交差する関係線30は削除される。図6に示す例では、入力線90と交差する関係線33(図5参照)が削除されている。この場合、関係線33の両端部に接続したコンテンツ21、24の夫々の項目「技術要素」「照射時間」の関連付けも解消される。
<コンテンツ情報、関係線情報>
コンテンツ20及び関係線30に関する情報は、フラッシュメモリ14に記憶されたコンテンツ情報及び関係線情報により管理される。コンテンツ情報には、コンテンツ20の枠線の4隅の頂点の座標情報と、枠線の内部の領域に配置された項目とが、コンテンツ20毎に含まれる。関係線情報には、関係線30の両端部の座標情報と、関係線30上の座標情報と、関係線30により関連付けられた2つの項目とが、関係線30毎に含まれる。本願の実施例では、一例として、関係線30の始点側が上位の階層で、終点側が下位の階層となるように設定され、記憶される。
なお、座標情報の基準となる原点(0,0)は、図2~図6に示すように、表示領域50の左上の隅の近傍に配置される。左右方向はX軸方向に対応し、上下方向はY軸方向に対応する。原点から右向きに延びる方向は、X軸方向の正方向に対応する。原点から下向きに延びる方向は、Y軸方向の正方向に対応する。
<メイン処理>
図7~図11を参照し、メイン処理について説明する。CPU10は、編集アプリケーションの起動操作がセンサ18により検出された場合、フラッシュメモリ14に記憶された編集プログラムを読み出して実行することにより、メイン処理を開始する。CPU10は、グラフィックスコントローラ15を制御し、編集ウィンドウ5をフラットパネルディスプレイ17に表示する。
図7に示すように、CPU10は、構造化ボタン53を選択する入力操作をセンサ18により検出したか否かを判定する(S11)。CPU10は、構造化ボタン53を選択する入力操作をセンサ18により検出しないと判定した場合(S11:NO)、処理をS11に戻す。CPU10は、構造化ボタン53を選択する入力操作を継続して待ち受ける。CPU10は、構造化ボタン53を選択する入力操作をセンサ18により検出したと判定した場合(S11:YES)、構造化処理(図8参照)を実行する(S13)。
図8を参照し、構造化処理について説明する。CPU10は、フラッシュメモリ14に記憶されたコンテンツ情報及び関係線情報を読み出して取得し、RAM13に記憶する(S21)。CPU10は更に、取得したコンテンツ情報及び関係線情報に基づき、関係線30の夫々により関連付けられた項目の組み合わせを、関係線30毎に特定し、RAM13に記憶する(S21)。CPU10は、RAM13に記憶したコンテンツ情報及び関係線情報に基づき、編集ウィンドウ5の表示領域50にコンテンツ20及び関係線30を表示する(S23)。具体的には、例えば図4に示すように、コンテンツ21~24及び関係線31~33が表示領域50に表示される。
図8に示すように、CPU10は、表示領域50に対して入力線90の入力を開始する操作を受け付けたか否かを判定する(S25)。即ち、CPU10は、表示領域50内において、ペン又は指が何れかの位置に接触したか否かを判定する。CPU10は、表示領域50内において、入力線90を入力する為のペン又は指の接触をセンサ18により検出しない場合、入力線90の入力を受け付けないと判定する(S25:NO)。この場合、CPU10は処理をS25に戻し、入力線90の入力操作を継続して待ち受ける。CPU10は、表示領域50内において、入力線90を入力する為のペン又は指の接触をセンサ18により検出した場合、入力線90の入力を開始する操作を受け付けたと判定する(S25:YES)。CPU10は、処理をS27に進める。
CPU10は、S21の処理によってRAM13に記憶したコンテンツ情報に基づいて、コンテンツ20の枠線の内部の領域を特定する。CPU10は、特定した領域に、S27の処理によって受け付けた入力線90の始点90Aが位置していると判定した場合(S27:YES)、受け付けた入力線90を関係様式で表示領域50に表示する(S29)。具体的には、例えば図3に示すように、始点90Aを決めて入力線90を動かしていくと、コンテンツ21~24及び関係様式の入力線90が表示領域50に表示される。以後、CPU10は、入力線90の入力操作が終了するまでの間、入力線90の入力操作を継続して受け付け、関係様式で表示領域50に継続して表示する。CPU10は、始点90Aが内部の領域に含まれる枠線を有するコンテンツ20の項目を、コンテンツ情報に基づいて特定する(S31)。CPU10は、特定した項目を始点項目としてRAM13に記憶する(S31)。
CPU10は、S25の処理によって受け付けられた入力線90の入力操作が終了したか否かを判定する(S33)。即ち、CPU10は、表示領域50内において、ペン又は指が何れかの位置に接触しているか否かを判定する。CPU10は、入力線90の入力操作が終了していないと判定した場合(S33:NO)、即ち、表示領域50内において、ペン又は指の接触をセンサ18により検出する場合、処理をS33に戻し、入力線90の入力操作が終了するのを継続して待ち受ける。CPU10は、入力線90の入力操作が終了したと判定した場合(S33:YES)、即ち、表示領域50内において、ペン又は指の接触をセンサ18により検出しない場合、始点項目を含むコンテンツ20(始点コンテンツという。)を除く何れかのコンテンツ20の枠線の内部の領域に、入力線90の終点90Bが含まれているか否かを判定する(S35)。CPU10は、始点コンテンツを除く何れかのコンテンツ20の枠線の内部の領域に、入力線90の終点90Bが含まれていないと判定した場合(S35:NO)、その入力線90を非表示にし、処理をS25に戻す。
CPU10は、始点コンテンツを除く何れかのコンテンツ20の枠線の内部の領域に、入力線90の終点90Bが含まれていると判定した場合(S35:YES)、処理をS37に進める。CPU10は、終点90Bが内部の領域に含まれる枠線を有するコンテンツ20(終点コンテンツという。)の項目を、コンテンツ情報に基づいて特定する(S37)。CPU10は、特定した項目を終点項目としてRAM13に記憶する(S37)。
CPU10は、始点コンテンツと終点コンテンツの夫々の枠線同士を連結する関係線30を、入力線90の代わりに表示する。CPU10は、表示した関係線30の両端部の座標情報、及び、関係線30上の座標情報を特定する。CPU10は、特定した座標情報を、フラッシュメモリ14に記憶された関係線情報に付加し、関係線情報を更新する(S39)。更にCPU10は、RAM13に記憶した始点項目及び終点項目を関連付け、フラッシュメモリ14に記憶された関係線情報に付加し、関係線情報を更新する(S39)。CPU10は、処理をメイン処理(図7参照)に戻す。
例えばCPU10は、図3に示す入力線90の入力操作を受け付けた場合(S25:YES、S27:YES)、始点90Aが内部の領域に含まれる枠線を有するコンテンツ21(始点コンテンツ)と、終点90Bが内部の領域に含まれる枠線を有するコンテンツ22(終点コンテンツ)との夫々の枠線を連結する関係線31(図4参照)を表示する。CPU10は、関係線31の両端部31A、31B(図4参照)の座標情報、及び、関係線31上の座標情報を特定し、フラッシュメモリ14に記憶された関係線情報に付加して更新する(S39)。又、CPU10は、始点コンテンツ(コンテンツ21)の始点項目「技術要素」と、終点コンテンツ(コンテンツ22)の終点項目「硬化機構」とを関連付け、フラッシュメモリ14に記憶された関係線情報に付加して更新する(S39)。
一方、CPU10は、コンテンツ20の枠線の内部の領域に、入力線90の始点90Aが含まれていない場合、表示領域50のうち余白領域50Aに始点90Aが位置していると判定する(S27:NO)。この場合、図9に示すように、CPU10は、受け付けた入力線90を切断様式で表示領域50に表示する(S51)。具体的には、例えば図5に示すように、コンテンツ21~24、関係線31~33、及び切断様式の入力線90が表示領域50に表示される。
次に、CPU10は、コンテンツ20間の位置関係に応じてコンテンツ20の回転及び移動を行う為に、離隔処理(図10参照)を実行する(S53)。図10を参照し、離隔処理について説明する。以下、理解を容易とするために、図12に示すコンテンツ61、62、63、64、65、66、及び、関係線71、72、73、74、75が設定された状態で離隔処理が実行される場合を例に挙げ、具体的に説明する。コンテンツ61(項目「A」)、62(項目「B」)は、関係線71により連結し、項目「A」「B」が関連付けられている。コンテンツ61(項目「A」)、63(項目「C」)は、関係線72により連結し、項目「A」「C」が関連付けられている。コンテンツ61(項目「A」)、64(項目「D」)は、関係線73により連結し、項目「A」「D」が関連付けられている。コンテンツ64(項目「D」)、65(項目「E」)は、関係線74により連結し、項目「D」「E」が関連付けられている。コンテンツ64(項目「D」)、66(項目「F」)は、関係線75により連結し、項目「D」「F」が関連付けられている。この場合、CPU10は、S21(図8参照)の処理によって、コンテンツ61~66及び関係線71~75に関するコンテンツ情報及び関係線情報を読み出して取得し、RAM13に記憶する。又、CPU10は、S23(図8参照)の処理によって、コンテンツ61~66及び関係線71~75を表示領域50に表示する(図12参照)。更に、CPU10は、S51(図9参照)の処理によって、入力が開始された入力線90を切断様式で表示領域50に表示する(図12参照)。入力線90は、関係線71による項目「A」「B」の関連付けを解消する為、始点90Aから関係線71に向けて次第に延びている。
CPU10は、離隔処理の対象とするコンテンツ20の順序を決定する為、順序決定処理(図11参照)を実行する(S81)。図11を参照し、順序決定処理について説明する。CPU10は、S21(図8参照)の処理によってRAM13に記憶したコンテンツ情報及び関係線情報に基づき、コンテンツ61~66のうち2本以上の関係線30が接続したコンテンツ61、64を抽出する(S101)。
CPU10は、S101の処理によって抽出したコンテンツ61、64について、初めに、夫々の枠線の左上の隅のX座標の値が小さい順に優先度を割り当てる(S103)。図12に示すように、コンテンツ61、64の夫々の左上の隅のX座標を比較した場合、コンテンツ61のX座標Xaは、コンテンツ64のX座標Xdよりも小さい。従って、CPU10は、コンテンツ61に優先度として1番目を割り当て、コンテンツ64に優先度として2番目を割り当てる(S103)。
次にCPU10は、S101の処理によって抽出したコンテンツ61、64について、枠線の左上の隅のY座標の値が小さい順に順番を割り当てる(S105)。図12に示すように、コンテンツ61、64の夫々の左上の隅のY座標を比較した場合、コンテンツ61のY座標Yaは、コンテンツ64のY座標Ydよりも小さい。従って、CPU10は、コンテンツ61に優先度として1番目を割り当て、コンテンツ64に優先度として2番目を割り当てる(S105)。
CPU10は、はじめに、S103の処理によって割り当てた優先度を優先し、コンテンツ61、64の順序を決定する(S107)。従って、CPU10は、コンテンツ61に順序として1番目を割り当て、コンテンツ64に順序として2番目を割り当てる。なお、CPU10は、S103の処理によって割り当てた優先度に基づいて割り当てた順序が一致するコンテンツ20が複数ある場合、次にS105の処理によって割り当てた優先度に基づき、順序を割り当てる。CPU10は、順序決定処理を終了し、処理を離隔処理(図10参照)に戻す。
図10に示すように、CPU10は、順序決定処理(S81)の終了後、順序決定処理によって割り当てた順序に基づき、コンテンツ61を最初に選択する。CPU10は、コンテンツ61に接続する関係線71、72、73の間の角度θを特定する(S83)。例えばCPU10は、関係線71~73の夫々を示す一次関数に基づき、関係線71~73の夫々の傾きを導出する。CPU10は、導出した傾きの差分を、角度θとして特定する。以下、関係線71、72間の角度をθ(1)と表記し、関係線72、73間の角度をθ(2)と表記し、関係線71、73間の角度をθ(3)と表記する。CPU10は、ROM12に記憶した第1閾値θthを読み出して取得する。CPU10は、S83の処理によって特定した角度θ(1)、θ(2)、θ(3)のうち少なくとも何れかが、第1閾値θthよりも小さいか否か判定する(S85)。
ここで例えば、角度θ(1)が第1閾値θthよりも小さく、角度θ(2)、θ(3)が第1閾値θthよりも大きい場合、CPU10は、角度θ(1)が第1閾値θthよりも小さいと判定する(S85:YES)。この場合、CPU10は、第1閾値θthよりも小さい角度θ(1)を形成する関係線71、72の両端部のうち、コンテンツ61と連結する側と反対側の端部の位置のX座標を取得する。CPU10は、取得したX座標を比較する。ここで、関係線72のうちコンテンツ63に連結する端部のX座標Xcは、関係線71のうちコンテンツ62に連結する端部のX座標Xbよりも大きい。このためCPU10は、取得したX座標が大きい関係線72を選択する。CPU10は、選択した関係線72の両端部に接続したコンテンツ61、63のうち、関係線30が複数連結したコンテンツ61の中心点を中心として、コンテンツ63及び関係線72を回転させる(S87)。この時、図13に示すように、CPU10は、角度θ(1)を形成する関係線71、72間の角度θ(1)が大きくなるように、コンテンツ63及び関係線72を反時計回り方向(矢印Y1の方向)に回転する。なお、S87の処理による回転角度は、例えば第1閾値θthとされる。
CPU10は、S87の処理によって回転したコンテンツ63が他のコンテンツ20と重複するか否かを判定する(S89)。ここで例えば、図13に示すように、回転したコンテンツ63の枠線とコンテンツ64の枠線とが重なる場合、CPU10は、S87の処理によって回転したコンテンツ63がコンテンツ64と重複すると判定する(S89:YES)。この場合、CPU10は、S87の処理によって回転した関係線72の延長線上に沿って、コンテンツ61、63間の距離が離隔する向きにコンテンツ63を移動する(S91)。この時、図14に示すように、CPU10は、少なくともコンテンツ61、63の夫々の枠線が重なる状態が解消されるように、コンテンツ63の移動距離を調整する(矢印Y2)。CPU10は、フラッシュメモリ14に記憶されたコンテンツ情報について、回転(S87)及び移動(S91)後のコンテンツ63に対応するように更新する(S93)。又、CPU10は、フラッシュメモリ14に記憶された関係線情報について、コンテンツ63の回転(S87)及び移動(S91)後の関係線72に対応するように更新する(S93)。図10に示すように、CPU10は処理をS95に進める。
一方、例えばCPU10は、角度θ(1)、θ(2)、θ(3)の何れも第1閾値θth以上の場合(S85:NO)、又は、S87の処理によって回転したコンテンツ63がコンテンツ64と重複しない場合(S89:NO)、処理をS95に進める。
CPU10は、順序決定処理(S81参照)のS101(図11参照)の処理によって抽出したコンテンツ20の全てについて、S83~S91の処理を実行したか判定する(S95)。CPU10は、S83~S91の処理を実行していないコンテンツ64が残っている場合(S95:NO)、順序決定処理によって割り当てた順序に基づき、コンテンツ61の次にコンテンツ64を選択する。
CPU10は、コンテンツ64に接続する関係線74、75の間の角度θ(角度θ(4)と表記する。)を特定する(S83)。CPU10は、S83の処理によって特定した角度θ(4)が第1閾値θth以上と判定した場合(S85:NO)、処理をS95に進める。CPU10は、順序決定処理(S81参照)のS101(図11参照)の処理によって抽出したコンテンツ20の全てについて、S83~S91の処理を実行したと判定し(S95:YES)、離隔処理を終了して構造化処理(図9参照)に戻る。
図9に示すように、離隔処理(S53)の終了後、CPU10は、入力線90の入力操作が終了するまでの間、入力線90の入力操作を継続して受け付け、入力線90の軌跡を示す座標情報をRAM13に記憶する(S55)。CPU10は、RAM13に記憶した座標情報に基づき、入力線90を切断様式で表示領域50に継続して表示する。
CPU10は、S55の処理によってRAM13に記憶された入力線90の軌跡を示す座標情報、及びS93(図10参照)の処理によって更新された関係線情報に含まれる関係線71~75を示す座標情報に基づき、関係線71~75と入力線90との間の距離Lを算出する(S57)。具体的には、例えばCPU10は、関係線71上の点のうち入力線90に最も近接する点と、入力線90上の点のうち関係線71に最も近接する点とを、夫々抽出する。CPU10は、抽出した2つの点の間の距離を、関係線71と入力線90との間の距離L(1)として算出する。CPU10は、同様の処理を、関係線72~75の夫々について行い、関係線72~75と入力線90との間の距離L(2)~L(5)として算出する。
CPU10は、ROM12に記憶した第3閾値Lthを読み出して取得する。CPU10は、S57の処理によって算出した距離L(1)~L(5)の少なくとも何れかが、第3閾値Lthよりも小さいか否かを判定する(S59)。ここで例えば、距離L(1)が第3閾値Lthよりも小さく、距離L(2)~L(5)が第3閾値Lthよりも大きい場合、CPU10は、距離L(1)が第3閾値Lthよりも小さいと判定する(S59:YES)。
CPU10は、距離L(1)に対応する関係線71の色を、黒色から赤色に変更する(S61)。又、CPU10は、距離L(1)に対応する関係線71の太さを、関係線72~75よりも太くする(S61、図15参照)。又、CPU10は、距離L(1)に対応する関係線71の両端部に接続したコンテンツ61、62の色を、コンテンツ63~66よりも薄くする(S63、図15参照)。更に、CPU10は、距離L(1)に対応する関係線71の両端部の一部をそれぞれ延長し、関係線71の両端部が接続したコンテンツ61、62に重ねて表示する(S65)。より具体的には、図15に示すように、CPU10は、関係線71のうちコンテンツ61に接続する端部を、コンテンツ61の中心点まで延長し、コンテンツ61に重ねて表示する。又、CPU10は、関係線71のうちコンテンツ62に接続する端部を、コンテンツ62の中心点まで延長し、コンテンツ62に重ねて表示する。
一方、CPU10は、S57の処理によって算出した距離L(1)~L(5)が、すべて第3閾値Lthよりも小さくないと判定した場合(S59:NO)、処理をS55に戻し、入力線90の入力操作を継続して受け付ける。
CPU10は、S55の処理によってRAM13に記憶した入力線90の軌跡を示す座標情報、及びS93(図10参照)の処理によって更新された関係線情報に含まれる関係線71~75を示す座標情報に基づき、関係線71~75の何れかに対して入力線90が交差したか否かを判定する(S67)。CPU10は、関係線71~75の何れとも入力線90が交差していないと判定した場合(S67:NO)、処理をS69に進める。CPU10は、S25(図8参照)の処理によって受け付けられた入力線90の入力操作が終了したか否かを判定する(S69)。CPU10は、入力線90の入力操作が終了していないと判定した場合(S69:NO)、処理をS67に戻し、関係線71~75の何れかに対して入力線90が交差したか否かを継続して監視する。CPU10は、関係線71~75の何れかに対して入力線90が交差する前に、入力線90の入力が終了したと判定した場合(S69:YES)、処理をS25(図8参照)に戻す。
一方、CPU10は、例えば関係線71に対して入力線90が交差したと判定した場合(S67:YES)、入力線90が交差した関係線71を表示領域50から削除する(S71、図16参照)。CPU10は、処理をS39(図8参照)に戻す。図8に示すように、CPU10は、RAM13に記憶したコンテンツ情報及び関係線情報に基づき、削除した関係線71の両端部に接続していたコンテンツ61、62を特定する。CPU10は、特定したコンテンツ61、62の夫々の項目「A」「B」を更に特定する。CPU10は、フラッシュメモリ14に記憶された関係線情報について、特定した項目「A」「B」の関連付けを解消して更新する(S39)。更に、CPU10は、フラッシュメモリ14に記憶された関係線情報について、削除した関係線71の両端部の座標情報を削除して更新する(S39)。CPU10は、処理をメイン処理(図7参照)に戻す。
図7に示すように、CPU10は、構造化処理(S13)の終了後、編集アプリケーションを終了させる為の終了操作がセンサ18により検出されたか判定する(S15)。CPU10は、編集アプリケーションを終了させる為の終了操作をセンサ18により検出しないと判定した場合(S15:NO)、処理をS11に戻し、上記の処理を繰り返す。CPU10は、編集アプリケーションを終了させる為の終了操作をセンサ18により検出したと判定した場合(S15:YES)、メイン処理を終了する。
<本実施形態の作用、効果>
情報処理装置1は、関係線30に対して入力線90が交差したと判定した場合(S67:YES)、入力線90が交差した関係線30を、表示領域50から削除する(S71)。このため、情報処理装置1のユーザは、関係線30と交差するように入力線90を入力することによって、関係線30を削除できる。つまり、関係線30を削除するための操作が1回で済む。従ってユーザは、関係線30を削除するための操作を容易に行うことができる。
情報処理装置1は、コンテンツ61、62間を連結する関係線71と、コンテンツ61、63間を連結する関係線72との間の角度θ(1)が第1閾値θthよりも小さい場合(S85:YES)、コンテンツ61を中心としてコンテンツ63及び関係線72を回転させ(S87)、関係線71、72間の角度θ(1)を大きくする。この場合、コンテンツ61、63が離隔し、且つ、関係線71、72が離隔する。このため、ユーザは、例えば関係線71を削除する為に入力線90を入力する場合、関係線71、72を明確に区別して認識できるので、関係線71に入力線90を交差させるための入力操作を容易に行うことができる。
情報処理装置1は、回転したコンテンツ63がコンテンツ64と重複する場合(S89:YES)、回転した関係線72の延長線上に沿って、コンテンツ61、63が離隔するようにコンテンツ63を移動する(S91)。この場合、コンテンツ63、64が重複した状態は回避される。従ってユーザは、コンテンツ61、63、64を明確に区別して認識できる。
情報処理装置1は、入力線90の始点90Aが余白領域50Aに位置し(S27:NO)、且つ、入力線90と関係線71との間の距離Lが第3閾値Lthよりも小さい場合(S59:YES)、関係線71の色を変更し、関係線71の太さを太くする(S61)。この場合、ユーザは、入力線90により切断しようとする関係線71を、コンテンツ61~66や関係線72~75と明確に区別して認識できる。
情報処理装置1は、入力線90の始点90Aが余白領域50Aに位置し(S27:NO)、且つ、入力線90と関係線71との間の距離Lが第3閾値Lthよりも小さい場合(S59:YES)、関係線71の両端部に接続したコンテンツ61、63の色を薄くする(S63)。この場合、ユーザは、入力線90により切断しようとする関係線71により関連付けられたコンテンツ61、62を、コンテンツ63~66と明確に区別して認識できる。
情報処理装置1は、入力線90の始点90Aが余白領域50Aに位置し(S27:NO)、且つ、入力線90と関係線71との間の距離Lが第3閾値Lthよりも小さい場合(S59:YES)、関係線71の両端部の一部を、コンテンツ61、62に重ねて表示する(S65)。この場合、ユーザは、入力線90により切断しようとする関係線71と、関係線71により関連付けられたコンテンツ61、62とを明確に区別して認識できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。情報処理装置1はコンピュータである場合に限定されない。例えば情報処理装置1は、産業用の専用機であってもよい。コンテンツ20は枠線を有さず、項目のみで形成されてもよい。関係線30は曲線であってもよい。削除様式の入力線90の色は黒色に限定されず、他の色(例えば赤色等)であってもよい。削除様式の入力線90の線種は点線に限定されず、他の線種(例えば、実線、一点鎖線、二点鎖線等)であってもよい。関係線情報には、関係線30上の座標情報の代わりに、関係線30を示す一次方程式が含まれてもよい。
上記実施形態において、各々のコンテンツ20を表す項目は、互いに相違した。これに対し、項目が共通するコンテンツ20が複数存在してもよい。CPU10は、共通する項目を表すコンテンツ20が複数存在していても、各々に対応するコンテンツ情報に含まれる座標情報が相違していれば、互いに異なるコンテンツ20として認識できる。又、CPU10は、互いに異なると認識された複数のコンテンツ20が関係線30により連結された場合、これらの複数のコンテンツ20を関連付けて認識できる。
関係線71、72との間の角度θ(1)が第1閾値θthよりも小さい場合(S85:YES)にコンテンツ63及び関係線72を回転させる場合の回転中心は、コンテンツ61の中心点に限らない。例えば情報処理装置1は、関係線72のうちコンテンツ61の枠線と接続する端部を中心として、コンテンツ63及び関係線72を回転させてもよい。コンテンツ63及び関係線72の回転角度は、第1閾値θthに限定されず、第1閾値θthよりも大きい他の値でもよい。情報処理装置1は、コンテンツ63及び関係線72を回転させる代わりに、コンテンツ62及び関係線71を時計回り方向に回転させてもよい。又、情報処理装置1は、コンテンツ63及び関係線72を反時計回り方向に回転させると同時に、コンテンツ62及び関係線71を時計回り方向に回転させてもよい。
情報処理装置1は、回転したコンテンツ63がコンテンツ64と重複する場合(S89:YES)、回転した関係線72の延長線上に沿って、コンテンツ61、63間の距離が離隔する向きにコンテンツ63を移動した(S91)。これに対し情報処理装置1は、関係線72の延長線上に沿って、コンテンツ61、63間の距離が近接する向きにコンテンツ63を移動してもよい。コンテンツ63の移動距離は、予め設定された固定値でもよい。更に、CPU10は、回転したコンテンツ63がコンテンツ64と重複する場合(S89:YES)、コンテンツ61の中心点を中心としてコンテンツ64を反時計回り方向に回転させてもよいし、関係線73の延長線上に沿ってコンテンツ64を、コンテンツ61から離隔する向きに移動させてもよい。
情報処理装置1は、関係線71、72間の角度θ(1)が第1閾値θthよりも小さく、且つ、関係線71と入力線90との間の距離Lが所定の第2閾値Dthよりも小さい場合、又は、関係線71、72間の角度θ(1)が第1閾値θthよりも小さく、且つ、関係線72と入力線90との間の距離Lが第2閾値Dthよりも小さい場合(S85:YES)、コンテンツ62及び関係線72を回転させてもよい(S87)。この場合、例えば関係線71を切断対象として入力線90を交差させるためにユーザが入力操作を行った場合、コンテンツ62及び関係線72が回転することになる。従って、ユーザは、入力線90の入力操作のタイミングで、関係線71を関係線72と明確に区別して認識できる。
S61の処理によって変更される関係線71の色は赤色に限定されず、他の色でもよい。又、例えば情報処理装置1は、関係線71の色を変更する代わりに、関係線71を点滅表示してもよい。更に情報処理装置1は、入力線90の始点90Aが余白領域50Aに位置する場合(S27:NO)、入力線90と関係線71との間の距離に関わらず、表示領域50に表示された関係線30の少なくとも一部(例えば、入力線90の始点90Aに最も近接する関係線30)の色を変更し且つ太さを太くしてもよい。
情報処理装置1は、S63の処理によりコンテンツ61、63の色を薄くする代わりに、コンテンツ61、63の色を他の色に変更してもよい。又、例えば情報処理装置1は、コンテンツ61、63の色を薄くする代わりに、コンテンツ61、63の枠線を点滅表示しもよい。又、情報処理装置1は、S63の処理によりコンテンツ61、63の色を薄くすする代わりに、コンテンツ61、63の枠線の形状を、矩形から異なる形状(例えば、円形、楕円形、星形等)に変更してもよい。更に情報処理装置1は、入力線90の始点90Aが余白領域50Aに位置する場合(S27:NO)、入力線90と関係線71との間の距離に関わらず、表示領域50に表示されたコンテンツ20の少なくとも一部(例えば、入力線90の始点90Aに最も近接するコンテンツ20)の色を薄くしてもよい。
情報処理装置1は、入力線90の始点90Aが余白領域50Aに位置する場合(S27:NO)、入力線90と関係線30との間の距離に関わらず、表示領域50に表示された関係線30の一部(例えば、入力線90の始点90Aに最も近接する関係線30)の両端部の一部を、コンテンツ20に重ねて表示してもよい。
<その他>
フラットパネルディスプレイ17は、本発明の「表示部」の一例である。センサ18は、本発明の「入力部」の一例である。S21の処理は、本発明の「取得処理」の一例である。S25の処理は、本発明の「受付処理」の一例である。S23、S51の処理は、本発明の「表示処理」の一例である。S71の処理は、本発明の「削除処理」の一例である。コンテンツ61は、本発明の「第1コンテンツ」の一例である。コンテンツ62は、本発明の「第2コンテンツ」の一例である。コンテンツ63は、本発明の「第3コンテンツ」の一例である。コンテンツ64は、本発明の「第4コンテンツ」の一例である。関係線71は、本発明の「第1関係線」の一例である。関係線72は、本発明の「第2関係線」の一例である。S61の処理は、本発明の「関係線変更処理」の一例である。S63の処理は、本発明の「コンテンツ変更処理」の一例である。S65の処理は、本発明の「表示変更処理」の一例である。第3閾値Lthは、本発明の「第3閾値」「第4閾値」「第5閾値」の一例である。
1 :情報処理装置
10 :CPU
17 :フラットパネルディスプレイ
18 :センサ
20 :コンテンツ
30 :関係線
50 :表示領域
50A :余白領域
90 :入力線
90A :始点
90B :終点

Claims (9)

  1. 表示部と入力部とを備える情報処理装置を制御するコンピュータが実行する編集プログラムであって、
    文字、数字、記号、及び図形の少なくとも1つにより表される複数のコンテンツと、前記複数のコンテンツのうち異なる2つのコンテンツの間に延び、前記2つのコンテンツを関連付ける関係線を取得する取得処理と、
    前記入力部により入力される入力線を受け付ける受付処理と、
    前記複数のコンテンツ、前記関係線、及び前記入力線を前記表示部に表示する表示処理と、
    前記表示部の表示領域のうち、前記複数のコンテンツ及び前記関係線を除く余白領域に、前記入力線の始点が位置し、且つ、前記入力線が前記関係線と交差する場合、前記関係線を削除する削除処理と
    を、前記コンピュータに実行させるための編集プログラムであって、
    前記複数のコンテンツは、第1コンテンツと第2コンテンツと第3コンテンツとを含み、
    前記関係線は、第1関係線と第2関係線とを含み、
    前記取得処理は、
    前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとを関連付ける前記第1関係線と、前記第1コンテンツと前記第3コンテンツとを関連付ける前記第2関係線とを取得し、
    前記表示処理は、
    前記第1関係線及び前記第2関係線を前記表示部に表示し、
    前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記第1関係線と前記第2関係線と間の角度が第1閾値よりも小さい場合、前記角度が大きくなるように、前記第1コンテンツを中心として前記第3コンテンツを回転させる回転処理を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする編集プログラム
  2. 表示部と入力部とを備える情報処理装置を制御するコンピュータが実行する編集プログラムであって、
    文字、数字、記号、及び図形の少なくとも1つにより表される複数のコンテンツと、前記複数のコンテンツのうち異なる2つのコンテンツの間に延び、前記2つのコンテンツを関連付ける関係線を取得する取得処理と、
    前記入力部により入力される入力線を受け付ける受付処理と、
    前記複数のコンテンツ、前記関係線、及び前記入力線を前記表示部に表示する表示処理と、
    前記表示部の表示領域のうち、前記複数のコンテンツ及び前記関係線を除く余白領域に、前記入力線の始点が位置し、且つ、前記入力線が前記関係線と交差する場合、前記関係線を削除する削除処理と
    を、前記コンピュータに実行させるための編集プログラムであって、
    前記入力線の始点が前記余白領域に位置する場合、前記表示部に表示された前記関係線の表示形態を変更する関係線変更処理を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする編集プログラム。
  3. 表示部と入力部とを備える情報処理装置を制御するコンピュータが実行する編集プログラムであって、
    文字、数字、記号、及び図形の少なくとも1つにより表される複数のコンテンツと、前記複数のコンテンツのうち異なる2つのコンテンツの間に延び、前記2つのコンテンツを関連付ける関係線を取得する取得処理と、
    前記入力部により入力される入力線を受け付ける受付処理と、
    前記複数のコンテンツ、前記関係線、及び前記入力線を前記表示部に表示する表示処理と、
    前記表示部の表示領域のうち、前記複数のコンテンツ及び前記関係線を除く余白領域に、前記入力線の始点が位置し、且つ、前記入力線が前記関係線と交差する場合、前記関係線を削除する削除処理と
    を、前記コンピュータに実行させるための編集プログラムであって、
    前記入力線の始点が前記余白領域に位置する場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツの表示形態を変更するコンテンツ変更処理を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする編集プログラム。
  4. 前記複数のコンテンツは、第4コンテンツを含み、
    前記回転処理により回転した前記第3コンテンツが前記第4コンテンツと重複する場合、前記第2関係線の延長線上に沿って前記第3コンテンツを移動し、前記第1コンテンツと前記第3コンテンツとの間の距離を変更する移動処理を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項に記載の編集プログラム。
  5. 前記回転処理は、
    前記第1関係線と前記第2関係線と間の角度が前記第1閾値よりも小さく、且つ、前記第2関係線と前記入力線との間の距離が第2閾値よりも小さい場合、又は、前記第1関係線と前記第2関係線と間の角度が前記第1閾値よりも小さく、且つ、前記第1関係線と前記入力線との間の距離が前記第2閾値よりも小さい場合、前記第3コンテンツを回転させることを特徴とする請求項1又は4に記載の編集プログラム。
  6. 前記関係線変更処理は、
    前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記関係線と前記入力線との間の距離が第3閾値よりも小さい場合、前記表示部に表示された前記関係線の表示形態を変更することを特徴とする請求項に記載の編集プログラム。
  7. 前記コンテンツ変更処理は、
    前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記関係線と前記入力線との間の距離が第4閾値よりも小さい場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツの表示形態を変更することを特徴とする請求項に記載の編集プログラム。
  8. 前記入力線の始点が前記余白領域に位置する場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツに、前記関係線の一部を重ねて表示する表示変更処理を、前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の編集プログラム。
  9. 前記表示変更処理は、
    前記入力線の始点が前記余白領域に位置し、且つ、前記関係線と前記入力線との間の距離が第5閾値よりも小さい場合、前記表示部に表示された前記2つのコンテンツに前記関係線の一部を重ねて表示することを特徴とする請求項に記載の編集プログラム。
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