JP7130514B2 - 情報処理装置およびその制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置のユーザー・インターフェースに関する。
従来、情報処理システムにおいて、アプリケーションに対応するウィンドウを表示し、ウィンドウのサイズ変更を行う場合には、ユーザがマウスを操作してカーソルをウィンドウの辺の部分や角の部分に位置させ、ドラッグして移動させることによって行われている。そして、ウィンドウの位置の移動を行う場合は、ユーザがマウスを操作してカーソルをサイズ変更に使われない特定の領域に位置させ、ドラッグして移動させることによって行われている。(特許文献1参照)
特開2009-25920号公報
しかしながら、ウィンドウがタッチパネルに表示され、ユーザが指を使ってタッチ操作を行う場合には、マウスを使ってカーソルを移動させるのに比べて、領域を細かく指定することは難しい。また、表示装置が小さく、ウィンドウを大きく表示できなかったり、ウィンドウに対して行われる機能がたくさんある場合には、各機能に対するユーザ操作を受け付ける領域を広くすることができない。よって、ユーザが意図した領域とは異なる領域でタッチ操作が検出されてしまい、ユーザが所望する機能が実行されないことがあった。
そこで本発明では、タッチ操作を受け付ける領域が狭かったり、領域同士が近接していたりする場合でも、ユーザの誤操作を防ぎ、ユーザが所望する機能を実行できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本願に係る発明の一つは、ウィンドウをタッチパネルに表示する表示制御手段と、前記タッチパネルへのタッチ操作として、タッチダウンおよびタッチアップおよびムーブのうち少なくとも1つを検出する検出手段を備え、前記表示制御手段は、前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されることなくタッチアップが検出されると、前記ウィンドウを非表示にするよう制御し、前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されると、前記ウィンドウのサイズを変更して表示および前記ウィンドウの表示位置を変更して表示のうち少なくとも一方を行うように制御することを特徴とする。
本発明によれば、タッチ操作を受け付ける領域が狭かったり、領域同士が近接していたりする場合でも、ユーザの誤操作を防ぎ、ユーザが所望する機能を実行できるという効果が得られる。
本発明の一実施例に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る編集画面の表示例を示す図である。 本発明の一実施例に係る編集履歴ウィンドウの表示例を示す図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置の処理の一例を示すフロー図である。 本発明の一実施例に係る情報処理装置においてソフトウエアにしたがって実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<情報処理装置100の構成>
図1は、本実施形態の情報処理装置の一例である情報処理装置100の構成例を示すハードウェア構成図である。情報処理装置は、例えば、スマートフォン、デジタルカメラ、タブレットデバイス、あるいはパーソナルコンピュータなどの電子機器によって実現される。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従って情報処理装置100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ103には、制御部101が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ103には、画像データを編集するためのアプリケーションソフトウエアプログラム(以下画像編集アプリ)が格納されている。
作業用メモリ104は、表示部106の画像表示用メモリや、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、情報処理装置100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105は例えば、ユーザが情報処理装置100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや表示部106に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。
なお操作部105の一つとして、表示部106に対する接触を検知可能なタッチパネルを有する。タッチパネルと表示部106とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部106の表示を妨げないように構成し、表示部106の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部106上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部106上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。制御部101はタッチパネルへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。
・タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。
・タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は内部バスを通じて制御部101に通知され、制御部101は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。また、タッチダウンからごく短い所定時間内にタッチアップをしたときタップ操作があったとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
表示部106は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしも情報処理装置100が備える必要はない。情報処理装置100は外部の表示部と接続することができ、外部の表示部における表示処理を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体110は、画像ファイルなどを記録することができる。記録媒体110は、情報処理装置100に着脱可能なよう構成してもよいし、情報処理装置100に内蔵されていてもよい。すなわち、情報処理装置100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。なお、画像ファイルはメタデータ、サムネイル画像データ、原画像データ等を含む。原画像データは例えば、RAW形式のデータまたは、サムネイル画像データよりも大きなサイズのJPEG形式のデータである。
通信部111は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の情報処理装置100は、通信部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、通信部111はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、外部装置と接続することができる。なお、本実施形態では、通信部111は外部装置とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、通信部111を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式も含む。通信部111は第1の無線通信手段の一例である。
通信部112は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の情報処理装置100は、通信部112を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、デジタルカメラで生成した画像データを、通信部112を介して受信することができる。なお、本実施形態では、通信部112は外部装置とIEEE802.15.1の規格に従った、いわゆるBluetooth(登録商標)で通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、通信部112を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式はBluetoothに限定されるものではなく、例えば、IEEE802.11の規格で知られる無線LAN、または、赤外通信方式も含む。また、通信部112は、第1の無線通信手段の一例である。
<画像編集アプリの概要>
図2と図3は、本実施形態における画像編集アプリの画面の表示例である。情報処理装置100は画像編集アプリを起動すると、記録媒体110に保存されている画像ファイルのサムネイル画像データをサムネイル表示画面(図示せず)に一覧表示する。ユーザがサムネイル表示画面に表示された複数のサムネイル画像データの中から任意のサムネイル画像データを選択すると、選択されたサムネイル画像データに対応する原画像データが編集画面に表示される。ここで、編集画面はサムネイル表示画面から切り替わって表示部106に表示される。
図2は、編集画面210の表示例である。編集画面210とは、情報処理装置100の記録媒体110に保存されている原画像データを画像表示エリア200全体に一枚表示し、ユーザが明るさ、コントラスト、ホワイトバランスなどの調整を原画像データに対して行い、編集することができる画面である。ユーザが、図2(a)のエリア201に表示されている各種機能のボタンを選択することで、図2(c)の表示例に示す編集パネル203が表示される。図2(c)は、ユーザがトーンカーブ調整ボタン201aを選択することで、編集パネル203にトーンカーブ調整パネルが表示されている例である。このように、ユーザは、エリア201に配置されている複数のボタンのうち、所望する機能のボタンを選択することで、所望の機能を編集パネル203に表示して原画像データに対する編集処理を行うことができる。
このようにしてユーザが原画像データに対して行った編集の履歴はリストに追加され、記録媒体110に記憶される。そして、記憶されたリストは編集履歴ウィンドウ204に表示される。編集履歴ウィンドウ204は、ユーザが図2(a)に示す編集履歴ボタン202をタップすることで表示され、再度タップすると非表示になる。
編集履歴ウィンドウ204では、一回の編集操作が確定すると、一つの編集履歴としてリストに追加され、古い履歴から順番にウィンドウ上部から表示される様子を示す。図2のリストでは、「明るさの調整」と「ホワイトバランスの調整」の二回の編集操作が行われて確定されたことを示している。そして、仮に、ホワイトバランスの調整の後に、トーンカーブの調整が行われた場合は、リストの四番目に表示される。ユーザがリストに表示された編集履歴をそれぞれ選択すると、図2の画像表示エリア200には、選択された編集履歴の操作が行われた時点での調整が適用された原画像データが表示される。ユーザは、リストに表示される各編集履歴を選択し、それぞれの調整が適用された原画像データを見比べながら画像編集を行うことができる。
このように、編集履歴ウィンドウ204は非常に便利ではあるが、画像表示エリア200に重ねて表示されるため、編集中の原画像データが隠れてしまい、見づらいことがある。また、図2(c)に示す例のように、編集パネル203が表示されている場合は、画像表示エリア200は狭くなるため、さらに画像データが見づらい状況となる。そのため、編集履歴ウィンドウ204は、表示位置を移動することができ、さらにウィンドウのサイズを変えることが可能になっている。図2(b)の編集履歴ウィンドウ204は画像表示エリア200の隅に寄せて表示されている例である。図2(d)の編集履歴ウィンドウ204はウィンドウサイズを小さくして表示されている例である。このようにウィンドウの位置や、ウィンドウのサイズを変えて表示することで、画像表示エリア200に表示している編集中の原画像データを見やすくすることができる。また、ユーザは、図2(a)の編集履歴ボタン202、または、図3(a)の閉じるボタン302をタップすることで編集履歴ウィンドウを閉じて、非表示にすることができる。
上述したように、編集履歴ウィンドウ204に対する操作として、ウィンドウを移動する、ウィンドウのサイズを変える、ウィンドウを閉じる、という三つの機能がある。それぞれの機能に対して、ユーザのタッチ操作を受け付ける領域を、図3(b)に示す。図3(b)は、図3(a)の編集履歴ウィンドウ204の上部バー300の部分を抜き出し、各機能と対応するタッチ操作を受け付ける領域について詳細に示した図である。本実施形態では、閉じるボタン302の領域は、ウィンドウを閉じる機能だけでなく、ウィンドウを移動する、ウィンドウのサイズを変える機能が割り当てられる。
領域303(ドットで塗りつぶした領域)はウィンドウを移動する機能、領域305(格子で塗りつぶした領域)はウィンドウのサイズを変える機能、領域304(斜線で塗りつぶした領域)はウィンドウを閉じる機能がそれぞれ割り当てられた領域である。閉じるボタンが表示される領域304には、領域303や領域305も重なっているため、領域304はウィンドウを閉じる機能だけでなく、ウィンドウの移動の機能とウィンドウのサイズ変更の機能も重ねて割り当てられる。そして、同じ領域へのタッチ操作で複数の機能をそれぞれ実現するために、領域304でタッチダウンが検出されてからタッチアップが検出された場合(タップが検出された場合)は「ウィンドウを閉じる」機能を実行する。一方、領域304でタッチダウンが検出されてから、タッチアップの前にムーブが検出された場合は、「ウィンドウを移動する」および「ウィンドウのサイズを変更する」機能のうち少なくとも一方を実行する。ここで、閉じるボタンが表示される領域304のうち、領域305と重なる領域306でタッチダウンが検出され、タッチアップの前にムーブが検出された場合は、ウィンドウのサイズを変更する機能を実行する。一方、閉じるボタンが表示される領域304のうち、領域303と重なる領域307でタッチダウンが検出されて、タッチアップの前にムーブが検出された場合は、ウィンドウの移動の機能を実行する。このような構成にすることで、タッチ操作を受け付ける領域が狭く、領域同士が近接しているときでも、ユーザが誤操作をすることなく、複数のウィンドウに対する操作を実行することができる。
<編集履歴ウィンドウに対する操作の処理>
図4は、本実施形態において、情報処理装置100の制御部101が画像編集アプリを起動して、OSや画像編集アプリにしたがって動作し、編集画面210を表示部106に表示する処理の一例を示すフロー図である。
まず、制御部101は編集画面210において、タッチダウンが検出されれば(S401でYes)、タッチダウンが検出された位置の座標を取得する。そして、取得された座標を編集履歴ボタン202の領域の座標と比較してタッチダウンの位置が編集履歴ボタン202の領域であるかどうか判定する(S402)。タッチダウンが検出された位置が編集履歴ボタン202の領域であれば(S402でYes)、制御部101はタッチアップが検出されたかどうか判定する(S403)。タッチアップが検出されれば(S403でYes)、制御部101は編集履歴ウィンドウ204が表示中であるかどうかを判定する(S404)。編集履歴ウィンドウ204が表示中でなければ(S404でNo)、制御部101は編集履歴ウィンドウ204を編集画面210上に表示し(S405)、表示中であれば(S404でYes)、編集履歴ウィンドウの表示を中止する(S406)。
一方、タッチダウンが検出された位置が編集履歴ボタン202の領域でなければ(S402でNo)、制御部101はタッチダウンの位置の座標を編集履歴ウィンドウの閉じるボタン302の領域の座標と比較する。そして、タッチダウンの位置が閉じるボタン302の領域であるかどうかを判定する(S407)。タッチダウンが検出された位置が閉じるボタン302の領域であれば(S407でYes)、制御部101は閉じるボタン302を未選択状態を示す表示態様から選択状態を示す表示態様に変更して表示する。たとえば、ボタンの背景色を変えて表示したり、点滅して表示したり、枠を付けて表示したり、アイコンを変更して表示したりしてユーザが選択状態であることを識別可能にして表示する。
次に、制御部101はタッチダウンの後、ムーブが検出されずに(S409でNo)、タッチアップが検出されれば(S410でYes)、閉じるボタン302を選択状態を示す表示態様から未選択状態を示す表示態様に変更して表示する(S411)。本実施形態では、閉じるボタン302の表示態様を選択状態になる前、すなわち、元の表示態様に戻して表示する。そして、編集履歴ウィンドウ204を閉じて非表示にする(S412)。
また、制御部101はタッチダウンの後、ムーブが検出されれば(S409でYes)、閉じるボタン302を選択状態を示す表示態様から未選択状態を示す表示態様に変更して表示する(S413)。本実施形態では、閉じるボタン302の表示態様を選択状態になる前、すなわち、元の表示態様に戻して表示する。そして、制御部101は、タッチダウンが検出された位置が閉じるボタン302の領域のうち、移動の領域307であれば(S414でYes)、ムーブが検出された位置にしたがって編集履歴ウィンドウ204を移動して表示する(S415)。制御部101はムーブが継続している間、ムーブが検出された位置にしたがって編集履歴ウィンドウ204の移動と表示を繰り返し行う。そして、制御部101はムーブの停止を検出し(S416でYes)、タッチアップが検出されれば(S417でYes)、編集履歴ウィンドウ204の移動を停止して表示位置を確定し、本フローを終了する。
一方、制御部101は、タッチダウンが検出された位置が閉じるボタン302の領域のうち、移動の領域307でなければ(S414でNo)、サイズ変更の領域305であると判断する。そして、ムーブが検出された位置にしたがって、編集履歴ウィンドウ204のサイズを変更して表示する(S418)。制御部101はムーブが継続している間、ムーブが検出された位置にしたがって編集履歴ウィンドウ204のサイズ変更と表示を繰り返し行う。ムーブの位置が編集履歴ウィンドウ204の内側に向かって変化している場合は、編集履歴ウィンドウ204のサイズは縮小され、ムーブの位置が編集履歴ウィンドウ204の外側に向かって変化している場合は、編集履歴ウィンドウ204のサイズは拡大される。そして、制御部101はムーブの停止を検出し(S419でYes)、タッチアップが検出されれば(S420でYes)、編集履歴ウィンドウ204のサイズ変更を停止してサイズを確定し、本フローを終了する。
なお、タッチダウンが検出された位置が閉じるボタン302の領域でなければ(S407でNo)、各種処理を実行する(S421)。例えば、タッチダウンが検出された位置がウィンドウを移動する領域303のうち閉じるボタン302と重ならない領域であれば、ムーブが検出されればそれに応じて編集履歴ウィンドウ204を移動する。一方、ムーブが検出されずにタッチアップが検出されれば、何も処理を実行しない。また、タッチダウンが検出された位置が閉じるボタン302が存在する角以外のウィンドウの3つの角のいずれかであった場合は、ムーブが検出されればそれに応じて編集履歴ウィンドウ204のサイズを変更する。一方、ムーブが検出されずにタッチアップが検出されれば、何も処理を実行しない。
また、図2(b)に示すように編集履歴ウィンドウ204が画像表示エリア200の隅に表示されている場合は、閉じるボタン302の領域内にタッチダウンした後、ムーブをする範囲がない。よって、ウィンドウの移動やサイズ変更の指示ではなく、閉じる指示であると推定し、制御部101は閉じるボタン302へのタッチダウンに応答して編集履歴ウィンドウ204を直ちに非表示にするようにしてもよい。
また、本実施形態では、編集履歴ウィンドウ204は閉じるボタン302に対する操作だけではなく、編集履歴ウィンドウ204とは独立した編集履歴ボタン202へのタップ操作でも編集履歴ウィンドウ204を閉じる指示を受け付けるようにした。編集履歴ボタン202はウィンドウのサイズ変更や移動の機能は割り当てられていないので、制御部101は編集履歴ボタン202へのタッチダウンに応答して編集履歴ウィンドウ204を直ちに非表示にするようにしてもよい。
図5は、ユーザのタッチ操作を受け付けたとき、制御部101がOSと画像編集アプリそれぞれにしたがって処理を実行する手順を説明するためのシーケンス図である。
まず、ステップS401、S402、S407、S408の処理が順に実行されるときの手順を説明する。操作部105のタッチパネルへのタッチダウンがOSによって検知されると(T500)、タッチダウンの位置を示す座標がOSから画像編集アプリへ通知される(T501)。タッチダウンの位置を示す座標は、画像編集アプリによって作業用メモリ104に一時記憶される(T502)。また、タッチダウンの位置を示す座標が、閉じるボタン302の領域内であれば、画像編集アプリの閉じるボタン302は、選択状態を示す表示態様に切り替わって表示される(T503)。
次に、ステップS409、S413、S414の処理が順に実行される時の手順を説明する。操作部105のタッチパネル上でのムーブがOSによって検知されると(T504)、ムーブ先の位置を示す座標が継続してOSから画像編集アプリへ通知される(T505)。ムーブの検知が通知されれば、画像編集アプリの閉じるボタン302は、未選択状態を示す表示態様に切り替わって表示される(T506)。また、ムーブ先の位置を示す座標は、画像編集アプリによって作業用メモリ104に一時記憶される(T507)。T502にて記憶されたタッチダウンの位置を示す座標に基づき、画像編集アプリによって実行される処理が選択される(T508)。
タッチダウンが領域304に対して行われていれば、画像編集アプリによって、編集履歴ウィンドウは作業用メモリ104に記憶されたムーブ先の位置を示す座標にしたがって位置が変更されて表示される(T509)。そして、タッチアップがOSによって検知されると(T512)、画像編集アプリによって、編集履歴ウィンドウは確定された位置で表示される(T513)。以上の手順はステップS415~S417の処理に対応する。
タッチダウンが領域306に対して行われていれば、画像編集アプリによって、編集履歴ウィンドウは作業用メモリ104に記憶されたムーブ先の位置を示す座標にしたがってサイズが変更されて表示される(T510)。そして、タッチアップがOSによって検知されると(T512)、画像編集アプリによって、編集履歴ウィンドウは確定された位置で表示される(T513)。以上の手順はステップS418~S420の処理に対応する。
次に、ステップS407、S409~S412の処理が順に実行される時の手順を説明する。操作部105のタッチパネル上で、タッチダウンが検出された位置が閉じるボタン302の領域であり、ムーブが検出されることなく、タッチアップがOSによって検知されると(T514)、画像編集アプリに通知される(T515)。画像編集アプリによって、閉じるボタン302は、選択状態を示す表示態様から未選択状態を示す表示態様に変更して表示される(T516)。そして、画像編集アプリによって、編集履歴ウィンドウは非表示にされる(T517)。
(他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (10)

  1. ウィンドウをタッチパネルに表示する表示制御手段と、
    前記タッチパネルへのタッチ操作として、タッチダウンおよびタッチアップおよびムーブのうち少なくとも1つを検出する検出手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されることなくタッチアップが検出されると、前記ウィンドウを非表示にするよう制御し、前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されると、前記ウィンドウのサイズを変更して表示および前記ウィンドウの表示位置を変更して表示のうち少なくとも一方を行うように制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記ウィンドウの前記第1の領域のうち第2の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されると、前記ウィンドウのサイズを変更して表示するように制御し、前記ウィンドウの前記第1の領域のうち前記第2の領域とは異なる第3の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されると、前記ウィンドウの位置を変更して表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ムーブの位置を示す情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記検出されたムーブの位置の変化にしたがって、前記ウィンドウのサイズの変更および前記ウィンドウの表示位置の変更を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出されると、前記第1の領域の表示態様を変更して表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記ウィンドウの前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されると、前記第1の領域の表示態様をさらに変更して表示するよう制御することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記ウィンドウが所定の位置に表示されていれば、前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出されると、タッチアップが検出されなくても、前記ウィンドウを非表示にするよう制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記ウィンドウの外の第4の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されることなくタッチアップが検出されると、前記ウィンドウを非表示にするよう制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記ウィンドウの外の第4の領域へのタッチダウンが検出されると、タッチアップが検出されなくても、前記ウィンドウを非表示にするよう制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. ウィンドウをタッチパネルに表示するステップと、
    前記タッチパネルへのタッチ操作として、タッチダウンおよびタッチアップおよびムーブのうち少なくとも1つを検出するステップと、
    前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されることなくタッチアップが検出されると、前記ウィンドウを非表示にするよう制御するステップと、
    前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されると、前記ウィンドウのサイズを変更して表示および前記ウィンドウの表示位置を変更して表示のうち少なくとも一方を行うように制御するステップを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. コンピュータに、
    ウィンドウをタッチパネルに表示するステップと、
    前記タッチパネルへのタッチ操作として、タッチダウンおよびタッチアップおよびムーブのうち少なくとも1つを検出するステップと、
    前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されることなくタッチアップが検出されると、前記ウィンドウを非表示にするよう制御するステップと、
    前記ウィンドウの第1の領域へのタッチダウンが検出された後、ムーブが検出されると、前記ウィンドウのサイズを変更して表示および前記ウィンドウの表示位置を変更して表示のうち少なくとも一方を行うように制御するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
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