JP7407631B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両制御装置に関する。
特許文献1には、「ドアロック装置制御部194は、自車両Mに乗り込んだ人が意図していない乗員であることを示す信号を判定部192から受信した場合に、ドアロック装置95を動作させ、自車両Mの全てのドアDをロックして開かないようにする」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2017-202708
本発明の第1の態様においては、車両制御装置であって、自動車両に乗車して来た乗車者が正規の予約者であるか否かを判断する判断部を有してよい。判断部により正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、自動車両のドアの開扉を維持するドア制御部を有してよい。
ドア制御部は、ドアの開扉を維持する制御をしているにも関わらず、手動でドアが閉扉された場合に、ドアの解錠を維持してもよい。ドア制御部は、ドアの開扉を維持する制御をしているにも関わらず、手動でドアが閉扉された場合に、ドアを改めて開扉してもよい。
判断部により正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、その旨を自動車両の外部から認識可能に表示してもよい。判断部により正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、その旨を正規の予約者でない乗車者に通知してもよい。
判断部は、正規の予約者が携帯する携帯端末との通信により正規の予約者であるか否かを判断してもよい。
正規の予約者が着席する座席を識別する情報を格納する座席情報格納部をさらに備えてもよい。判断部は、座席情報格納部を参照することにより、乗車者の座席に基づいて、正規の予約者であるか否かを判断してもよい。
正規の予約者の画像を格納する画像格納部をさらに備えてもよい。判断部は、画像格納部を参照することにより、乗車者の画像に基づいて、正規の予約者であるか否かを判断してもよい。画像格納部は正規の予約者から提供された画像を格納してもよい。
判断部はさらに、自動車両の走行中に自動車両に乗車している乗車者が正規の予約者であるか否かを判断してもよい。自動車両の走行中に判断部により正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、自動車両の走行を停止する走行制御部をさらに備えてもよい。ドア制御部は、走行制御部が自動車両を停止させた後にドアを開扉してもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態が適用される車両管理システム70を概念的に示す。 車両管理システム70でユーザ50、52からの乗車リクエストを処理する処理フローの一例である。 ユーザ端末40の機能ブロックの一例を示す。 表示部406に表示される乗車リクエストの入力画面410の一例である。 車両管理装置10の機能ブロックの一例を示す。 ユーザ情報格納部104に格納されるユーザの情報の例を示す。 走行計画格納部108に格納される走行計画の情報の例を示す。 自動車両30の機能ブロックの一例を示す。 走行計画格納部306に格納される走行計画の情報の例を示す。 車両管理システム70で走行計画を実行して料金を精算する処理フローの一例である。 乗車確認処理(S100)の動作フローを示す。 正予約者かどうか判断する他の例を示す。 図10の動作フローにおけるステップS58の自動走行の別例を示す。 本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ1200の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態が適用される車両管理システム70を概念的に示す。車両管理システム70は、マイカー以外の例えばカーシェアリングや公共交通機関を含む交通手段での移動を1つのサービスとしてシームレスにつなぐ、いわゆるMaaSを提供する。車両管理システム70において、車両管理装置10、自動車両30、32、ユーザ端末40、42がインターネットなどのネットワーク20を介して互いに通信可能となっている。
車両管理装置10は、例えば、パーソナルコンピュータなどのサーバである。自動車両30、32は、例えば自動車であり、その駆動の方式を問わない。さらに、自動車両30、32は、定員が数名の乗用車あってもよいし、定員が乗用車よりも多いバスであってもよい。ユーザ端末40はユーザ50により使用される通信端末、例えばスマートフォンである。同様に、ユーザ端末42はユーザ52により使用される。
図1の例において、同乗者51はユーザ50と一緒に自動車両30等に同乗する者である。同乗者51は、車両管理システム70のユーザとして登録されていてもよいし、されていなくてもよい。説明のため、乗車リクエストにより正規に予約したユーザ50とその同乗者51とをまとめて正予約者55と呼ぶことにする。これに対し、乗車リクエストにより正規に予約したユーザでもなく、その同乗者でもない者を非予約者60と呼ぶことにする。
図2は、車両管理システム70でユーザ50、52からの乗車リクエストを処理する処理フローの一例である。図2の例では、ユーザ50、52の両方からの乗車リクエストに対して、自動車両30が使用される一例を示している。
ユーザ端末40はユーザ50からの乗車リクエストの入力を受け付ける(S10)。ユーザ端末40は、乗車リクエストを車両管理装置10に送信する(S12)。例えば、乗車リクエストはユーザ端末40にインストールされた専用のアプリケーションを立ち上げることで入力が可能になる。車両管理装置10は、ユーザ端末40からの乗車リクエストを満たす走行計画を作成する(S14)。車両管理装置10は、走行計画が作成されたことに基づいて、ユーザ端末40へ乗車リクエストが受け付けられた旨を示す受付情報を送信するとともに(S16)、当該走行計画で走行が予定された自動車両30へ走行計画の情報を送信する(S18)。
さらに、車両管理装置10は、ユーザ52のユーザ端末42からも乗車リクエストを受信した場合に(S20、S22)、走行計画を作成する(S42)。この場合に、車両管理装置10は、ユーザ端末40からの乗車リクエストに基づいて作成した走行計画も考慮した走行計画を作成する。
図2の例では、ステップS24で相乗りが含まれた走行計画が作成されたものと仮定する。相乗りは、乗合いとも呼ばれることもあり、あるユーザが乗車している自動車両が当該ユーザの出発地から目的地まで移動する途中で、他のユーザも当該自動車両に乗車して当該自動車両を共用するものである。相乗りにおいて、他のユーザが先のユーザの目的地よりも手前で降車してもよいし、同じ目的地で降車してもよいし、より遠くで降車してもよい。
車両管理装置10は、走行計画に含まれる相乗りの可能性があるユーザ50、52のうち、先に乗車リクエストを送信してきていたユーザ50のユーザ端末40に、相乗り候補の情報を送信する(S26)。相乗り候補の情報には、例えば相乗り候補の相手であるユーザ52に関する情報が含まれる。ユーザ端末40は、ユーザ50から相乗りの可否の入力を受け付けて、車両管理装置10に送信する(S28)。図2の例では説明を簡単にするため、ユーザ50は相乗りを許可したものと仮定する。
続いて、車両管理装置10は、走行計画に含まれる相乗りの可能性があるユーザ50、52のうち、後に乗車リクエストを送信してきていたユーザ52のユーザ端末42に、相乗り候補の情報を送信する(S30)。ユーザ端末42は、ユーザ52から相乗りの可否の入力を受け付けて、車両管理装置10に送信する(S32)。図2の例では説明を簡単にするため、ユーザ52も相乗りを許可したものと仮定する。
車両管理装置10は、ユーザ50、52の両方から相乗りが許可されたことに基づいて、ユーザ端末40、42のそれぞれへ乗車リクエストが受け付けられた旨を示す受付情報を送信するとともに(S34、S36)、当該走行計画で走行が予定された自動車両30へ走行計画の情報を送信する(S38)。なお、走行計画の作成の方法は特に言及しない限り既知の経路案内装置と同様の方法が用いられてよい。先の走行計画に対して相乗りが追加される場合の走行計画の作成方法は、特に言及しない限り既知の経路案内装置における走行経路に通過点を追加する場合と同様の方法が用いられてよい。
相乗りは互いに見知らぬ同士であることが多いので、それに便乗して正規の予約をしていない者、すなわち、非予約者60が自動車両30に乗車してくるおそれがある。この場合に、自動車両30のドアを強制的に閉扉および施錠して車内に閉じ込めるという対応も考えられる。しかしながら、車内に閉じ込められた非予約者60が暴れたり、内装などの備品を破壊するなどのおそれがある。そこで、本実施形態では非予約者60が自動車両30に乗車して来た場合に、より適切な対応をとるようにする。
図3は、ユーザ端末40の機能ブロックの一例を示す。ユーザ端末40は、通信部402、入力部404および表示部406を有する。通信部402は、ネットワーク20を介して車両管理装置10と通信し、情報を送受信する。入力部404は、ユーザ50からの文字や数字などの入力を受け付ける。表示部406は、文字や数字などを含む画像を表示する。入力部404と表示部406とは、タッチパネルのように一体化されていてもよい。ユーザ端末42はユーザ端末40と同じ構成であってよく、説明を省略する。
図4は、表示部406に表示される乗車リクエストの入力画面410の一例である。リクエスト入力画面410は、ユーザID、出発地、その希望時刻、目的地、その希望時刻、同乗者の人数、その中に異性がいるか、喫煙があるか、および、飲食があるか、の入力欄を有する。このうち、目的地の希望時刻を入力するかどうかは任意になっている。図4に示す例では、ユーザID「U0001」、出発地「東京都港区青山X-△」、その希望時刻「12/4 10:30」、目的地「埼玉県和光市中央△-X」、その希望時刻は未入力、同乗者「1名」、異性はなし(すなわち、同乗者が自分と同性である男性)、喫煙はなし、飲酒はあり、の情報が入力されている。
入力部404はそれぞれの入力欄に対してユーザ50からの入力を受け付けて、入力された情報を表示部406の入力欄に表示させる。上記入力欄のうち、ユーザID等にはテキストの入力を受け付け、異性有等は選択・非選択の入力を受ける(いわゆるラジオボタンである)。入力画面410の送信ボタンが押されると、入力された情報が、乗車リクエストとして通信部402から車両管理装置10に送信される。
表示部406は入力画面410の他に、乗車リクエストが受け付けられた旨を示す受付情報を表示する。受付情報は、乗車リクエストの内容が受け付けられたことが確認できるように、入力画面410と同内容の情報が表示されることが好ましい。
表示部406にはさらに、通信部402が車両管理装置10から相乗り候補の情報を受信した場合にこれを表示するとともに、相乗りの可否の入力を促す画像を表示する。表示部406にはさらに、通信部402が車両管理装置10から利用料金の情報を受信した場合にこれを表示する。
図5は、車両管理装置10の機能ブロックの一例を示す。車両管理装置10は、受付部102、ユーザ情報格納部104、走行計画管理部106、走行計画格納部108、走行情報取得部110、乗車情報取得部112および料金情報出力部114を備える。
受付部102は、ユーザ端末40、42から乗車リクエストを受け付ける。受付部102はさらに、乗車リクエストの受付に先立って、または、乗車リクエストの初回受付時に、ユーザ50、52の情報をユーザ端末40、42から受信して、ユーザ情報格納部104に格納する。
図6は、ユーザ情報格納部104に格納されるユーザの情報の例を示す。ユーザの情報として、ユーザIDに対応付けて、ユーザの端末ID,氏名、性別、年齢およびユーザの顔画像が格納されている。ユーザIDはユーザ50、52が指定してもよいし、受付部102が新たなユーザからの情報を受け付けたときに自動的に割り振ってもよい。また、図6の例で、端末IDとして当該端末で受信できるメールアドレスが格納されている。
図6の例において、例えばユーザID「U0001」に対応付けて、端末ID「abc@edf.com」、氏名「本田○郎」、性別「男」、年齢「32」、顔画像として画像ファイルが格納されている。
車両管理装置10の走行計画管理部106は、ユーザ50、52の乗車リクエストに基づいて自動車両30、32の走行計画を作成する。より具体的には、走行計画管理部106は、ユーザ端末40、42から受信した乗車リクエストに含まれている情報に基づき、走行計画を作成する。この場合に、走行計画管理部106は、乗車リクエストに含まれているユーザIDに対応付けて格納されているユーザの情報をユーザ情報格納部104から読み出して、当該情報も用いて走行計画を作成する。
走行計画管理部106は、作成した走行計画の情報を走行計画格納部108に格納するとともに、少なくともその一部を、当該走行計画で使用される自動車両30、32に送信する。走行計画管理部106はさらに、当該走行計画によって乗車リクエストを満足することができた場合には、その旨を示す受付情報を、当該乗車リクエストを送信してきたユーザ端末40、42に送信する。走行計画管理部106は、乗車リクエストを満足する走行計画を作成することができない場合には、その旨を示す情報を、乗車リクエストを送信してきたユーザ端末40、42に送信する。さらに、走行計画管理部106は、相乗りが含まれた走行計画が作成された場合に、相乗りの可能性があるユーザ50、52のユーザ端末40、42に、相乗り候補の情報を送信する。
図7は、走行計画格納部108に格納される走行計画の情報の例を示す。走行計画の情報として、走行IDに対応付けて、車両ID,相乗りの情報、ユーザID,出発地、その時刻、目的地、走行のルート、目的地に到着する時刻、同乗者の人数、異性の有無、喫煙の有無および飲酒の有無に関する情報が格納されている。
車両IDは、走行IDで特定される走行計画で用いられる自動車両を特定する。図7の例において、走行ID「D001」に対して車両ID「A30」が対応付けられているので、当該走行計画で車両ID「A30」で特定される自動車両、例えば図1の自動車両30が用いられる。
相乗りの情報は、走行IDで特定される走行計画の中で相乗りがあるかどうか、および、相乗りがある場合には、相乗りとなる相手の走行計画の走行IDが格納される。図7の例では、走行ID「D001」の相乗りの情報の欄に走行ID「D002」が格納されているので、これらが相乗りであることを示す。なお、相乗りがない場合には無効な値「****」が格納される。
ユーザIDの欄には走行IDで特定される走行計画を利用するユーザIDが格納されている。なお、自動車両30,32を回送する場合、すなわち、いずれのユーザも乗車しない場合には、回送であることを示すユーザID「U9999」が格納される。図7の例においては、走行ID「D003」が回送であることに対応して、ユーザID「U9999」が格納されている。
出発地、その時刻、目的地、同乗者の数、異性の有無、喫煙の有無および飲酒の有無の欄は、ユーザIDで特定されるユーザ50、52が乗車リクエストに入力した情報が格納される。走行ルートは、走行計画格納部108が出発地、その時刻、目的地、走行ルートおよびその他の情報に基づいて設定した情報が格納される。図7においては説明を簡単にするため、単に「ルートS」等の文字で示した。なお図7の例においては、ユーザID「U0001」で特定されるユーザ50とユーザID「U0002」で特定されるユーザ52とが、同じ出発地「東京都港区青山X-△」で自動車両30に相乗りする例が示されている。
目的地の時刻は、走行計画格納部108が出発地、その時刻、目的地、走行ルートおよびその他の情報に基づいて予測した情報が格納される。その他の情報には走行ルート上の渋滞の情報などが含まれる。走行ルートの設定および目的地の時刻の予測は既知の方法が用いられてよい。
なお、回送の場合には、相乗りの情報、出発地の時刻、同乗者の人数、異性の有無、喫煙の有無、飲酒の有無の情報として無効な値「*」が格納されている。
車両管理装置10の走行情報取得部110は、自動車両30、32からそれぞれの走行の状況の情報を取得する。走行の状況の情報の一例は、一定時間毎に取得する自動車両30、32の現在地の情報である。これに代えてまたはこれに加えて、走行の状況の情報には、自動車両30、32のそれぞれが、対応する走行計画における出発地に到着したか否かの情報や、目的地に到着したか否かの情報が含まれてもよい。
乗車情報取得部112は、自動車両30、32から乗車の状況を示す情報を取得する。乗車の状況を示す情報の一例は、一定時間毎に取得する自動車両30、32の車内の画像である。これに代えてまたはこれに加えて、乗車の状況を示す情報には、自動車両30、32にユーザ50、52が乗車しているか否かの情報、同乗者がいるか否かの情報などが含まれていてもよい。
料金情報出力部114は、自動車両30、32を利用したユーザ50,52に対して利用料金を精算し、対応するユーザ端末40、42に利用料金の情報を送信する。この場合に、料金情報出力部114は、走行情報取得部110からの走行の状況の情報、および、乗車情報取得部112からの乗車の状況の情報に基づいて利用料金を精算する。
図8は、自動車両30の機能ブロックの一例を示す。自動車両30は、車載端末302、走行制御部310、現在地情報取得部312、乗車情報取得部314、判断部320および表示部321を有する。自動車両30はさらに、乗車者の乗降口となる開閉可能なドア332と、ドア332を開閉駆動する駆動部334と、閉扉されたドア332を施開錠するロック336と、駆動部334およびロック336の状態を検知するとともにそれらを制御するドア制御部330とを備える。少なくとも走行制御部310、判断部320およびドア制御部330が車両制御部300を構成する。
車載端末302は、車両管理装置10と通信する通信部304と、通信部304が車両管理装置10から受信した走行計画の情報を格納する走行計画格納部306を有する。なお、以下の説明を簡単化するため、自動車両30は完全自動運転(レベル5の自動運転と呼ばれることもある)のできる車両であるとする。すなわち、走行計画格納部306に格納された走行計画に沿って、走行制御部310が自動車両30全ての運転タスクを実行する例で説明する。
現在地情報取得部312は、例えばGPSなどを含み、自動車両30の現在地の情報を一定時間毎に取得する。現在地情報取得部312は、現在地の情報を走行IDに対応付けて一定時間毎に車両管理装置10に送信する。これに代えてまたはこれに加えて、現在地情報取得部312は、現在地の情報と走行計画格納部306に格納された出発地および目的地の情報を参照することにより、出発地に到着した場合にはその旨を示す情報を、目的地に到着した場合にはその旨を示す情報を走行IDに対応付けて車両管理装置10に送信してもよい。
乗車情報取得部314は、例えば車内を撮影するカメラを含み、自動車両30の乗車の状況を示す情報として車内の画像を一定時間毎に取得する。これに加えて、乗車情報取得部314は、当該画像を走行IDに対応付けて一定時間ごとに車両管理装置10に送信してもよい。
判断部320は、乗車情報取得部314で取得された画像に基づいて、自動車両30に乗車して来た乗車者が正予約者55であるか否かを判断する。ドア制御部330は、判断部320により正予約者55でない、すなわち、非予約者60がいると判断された場合に、ドア332の開扉を維持するよう駆動部334を制御する。
表示部321は、判断部320により非予約者60がいると判断された場合に、その旨を自動車両30の外部から認識可能に表示する。表示部321の例は液晶モニタや電光掲示板などである。
図9は、走行計画格納部306に格納される走行計画の情報の例を示す。走行計画格納部306には、車両管理装置10で生成された走行計画のうち、自動車両30を用いるもの、すなわち、車両ID「A30」の走行計画が格納されている。ただし、ユーザIDの欄にはIDそのものに加えて、車両管理装置10のユーザ情報格納部104に格納されている画像を受信して格納している。したがって、走行計画格納部306は画像格納部307としても機能しているといえる。
図10は、車両管理システム70で走行計画を実行して料金を精算する処理フローの一例である。走行計画として自動車両30における図9の走行ID「D001」および「D002」を例として説明する。
まず、自動車両30の車載端末302に格納された走行計画の走行ID「D001」の出発地(「D002」の出発地でもある)まで自動車両30が自動走行する(S50)。現在地情報取得部312は、取得した自動車両30の現在地と走行計画の出発地とを比較して、予め定められた範囲内で一致した場合に、出発地に到着したと判断し、通信部304によりその旨を走行IDに対応付けて車両管理装置10に送信する(S52)。
車載端末302は、走行ID「D001」の正予約者および走行ID「D002」の正予約者が乗車したか否かの確認処理を行う(S100)。当該ステップS100の動作は後述する。乗車の確認処理ができた場合に、通信部304によりその旨を走行IDに対応付けて車両管理装置10に送信する(S56)。
自動車両30は、走行計画に基づいて自動走行する(S58)。現在地情報取得部312は、取得した自動車両30の現在地と走行計画の目的地とを比較して、予め定められた範囲内で一致した場合に、目的地に到着したと判断して停車するとともに、通信部304によりその旨を走行IDに対応付けて車両管理装置10に送信する(S62)。
自動車両30の乗車情報取得部314が車内の画像とユーザ50の画像とを用いてユーザ50が降車したと判断するまで、自動車両30は待機する(S64:No)。ユーザ50が降車したと判断された場合に(S64:Yes)、乗車情報取得部314は通信部304によりその旨を走行IDに対応付けて車両管理装置10に送信する(S66)。
車両管理装置10の乗車情報取得部112は、通信部304からユーザ50が降車した旨を受信した場合に、料金情報出力部114は利用料金を精算する(S72)。ステップS75において、料金情報出力部114は出発地、目的地および相乗りの有無等に基づいて予め定められた料金体系に基づいて利用料金を算出する。料金情報出力部114は、清算した利用料金の情報をユーザ50のユーザ端末40に送信する(S74)。なお、ユーザ52についての目的地到着の判断から料金情報の送信までは、ユーザ50についてのステップS60からS74までと同様であるので、説明を省略する。
図11は、乗車確認処理(S100)の動作フローを示す。自動車両30が乗車位置に到着したら、ドア制御部330はロック336を解錠し(S102)、駆動部334によりドア332を開扉する(S104)。これにより自動車両30への乗車が可能となる。
乗車情報取得部314は車内を撮像して、その画像を判断部320が顔認証する(S106)。判断部320は、画像に写っている乗車者のうち、顔認証ができたかどうかに基づいて正予約者55と非予約者60とを区別する(S108)。この場合に、乗車リクエストしたユーザ50、52については、走行計画格納部306に画像が格納されているので、当該画像を用いて顔認証をすることができる。
一方、ユーザ50の同乗者51を正予約者であると判断する方法はいくつか考えられるが、簡単に判断できるものの一つは、ユーザ50の後に連続して乗車した人数で判断する方法である。例えば、図1から図9に示す例において、自動車両30にユーザ50、同乗者51、非予約者60の順に乗車したとする。判断部320はまずユーザ50が写った画像を乗車情報取得部314から取得するので、走行計画格納部306の画像と参照してユーザ50がユーザID「U0001」であって走行ID「D001」の乗車リクエストをした正予約者55であると判断する。
判断部320はさらに当該走行ID「D001」の同乗者数「1名」を走行計画格納部306から読み出す。判断部320は、ユーザ50に続けて乗車した1名目に相当する画像に写っている乗車者すなわち同乗者51を正予約者55であると判断する。一方、判断部320は、ユーザ50に続けて乗車した2名目は同乗者数を超えているので、その画像に写っている乗車者(この例では非予約者60)は少なくともユーザ50の同乗者ではないと判断する。さらに当該乗車者は走行計画格納部306に格納されているユーザのいずれの画像でも認証されない。したがって、判断部320は当該乗車者を非予約者60であると判断する(S108:Yes)。
判断部320で自動車両30に非予約者60が乗車していると判断された場合(S108:Yes)、その旨を表示部321により自動車両30の外部から認識可能に表示する(S120。なお、非予約者60の画像とユーザ情報格納部104に格納されているユーザの画像とがマッチした場合には、当該ユーザの携帯端末へ「非予約者として乗車している」旨を通知してもよい。他の方法で、非予約者60の携帯端末が特定できる場合には当該携帯端末へ「非予約者として乗車している」旨を通知してもよい。
この状態において、ドア332が手動で閉扉されたことが検知されない限り(S122:No)、ドア制御部330は解錠と開扉とを維持してステップS106に戻る。一方、ドア332が手動で閉扉されたことが検知された場合(S122:Yes)、ドア制御部330はロック336の解錠を維持しつつ、駆動部334によりステップS104に戻って、改めて開扉する。なお、ステップS122でドア332の閉扉とともにロック336の施錠も手動で行われたことが検知されたら、ステップS102に戻ってドア制御部330はロック336を改めて解錠する。
非予約者60がいなくなるまで上記ステップS104からS122が繰り返される(S108:Yes)。非予約者60がいない場合または、いたけれどもいなくなった場合(S108:No)、判断部320が正予約者の全員が乗車したと判断するまで(S110:No)、上記ステップ106からS110が繰り返される。
正予約者の全員が乗車したと判断した場合(S110:Yes)、ドア制御部330はドア332を閉扉および施錠する(S112)。これにより図10のステップS58の自動走行が開始される状態となる。言い換えると、この状態になるまで自動車両30の停車が維持される。なお、ステップS112の閉扉および施錠のいずれかまたは両方が手動で行われてもよい。
以上、本実施形態によれば、非予約者60が自動車両30に乗車している限り開扉および停車を維持するので、非予約者60の降車を促すことができる。さらに、手動で閉扉されても改めて開扉するので、非予約者60の降車をより確実に促すことができる。また、非予約者60が自動車両30に乗車している旨が自動車両30の表示部321に表示されるので、非予約者60にプレッシャーを与えて、非予約者60の降車をより確実に促すことができる。
ユーザ50の同乗者51を正予約者であると判断する他の例として、正予約者から提供された同乗者51の画像が用いられてもよい。この場合に、乗車リクエストの受付から乗車までの間に、車両管理装置10がユーザ端末40から走行IDに対応付けて同乗者51の顔の画像を受け付け、車載端末302の画像格納部307に転送する。判断部320は当該画像を用いて上記ステップS106の顔認証をする。この方法によれば、乗車の順序に関わらず、同乗者51と非予約者60とを区別することができる。また、これに代えて乗車時に車載端末302がユーザ端末40から同乗者51の顔の画像を直接受け付けてもよい。
正予約者かどうか判断する他の例として、ユーザ50および同乗者51が携帯しているユーザ端末40等が用いられてもよい。この場合に、乗車リクエストの受付から乗車までの間に、車両管理装置10がユーザ端末40から走行IDに対応付けて同乗者51のユーザ端末を識別するユーザ端末IDを受け付け、車載端末302の走行計画格納部306に転送する。判断部320は、乗車情報取得部314の画像から新たな乗車者が乗車したと判断した場合に、ユーザ50のユーザ端末40および同乗者51のユーザ端末との通信を試みて、それらのユーザ端末IDが確認できた場合には正予約者であると判断する。一方、判断部320は、ユーザ端末IDが確認できなかった場合には非予約者であると判断する。当該通信には、WiFiやBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信が用いられてよい。
図12は、正予約者かどうか判断する他の例を示す。図12の例において、当該判断には座席342が指定されている場合の座席342を識別する情報が用いられる。
走行計画管理部106は、走行計画に正予約者55の座席342を識別する情報も含め、車載端末302に送る。車載端末302の走行計画格納部306に格納される走行計画には正予約者55の座席342を識別する情報が含まれることになるので、走行計画格納部306は座席情報格納部340を含んでいるともいえる。自動車両30の各座席には重量センサが設けられ、当該座席342に乗車者が座ったかどうかを検知し、車載端末302の判断部320に送る。判断部320は各座席342の重量センサの検知結果と走行計画格納部306に格納されている走行計画の座席342の情報とを対照して、予約されていない座席342に座っている乗車者がいる場合に、当該乗車者が非予約者60であると特定する。
図13は、図10の動作フローにおけるステップS58の自動走行の別例を示す。図13では、自動車両30の自動走行中(S202)に当該自動車両30に非予約者60がいるかどうかを判断する。
非予約者60がいるかどうかは顔認証を用いる(S204)。この場合に、判断部320は自動走行を開始してからドア332の開閉がないのに、乗車情報取得部314からの車内の画像で人数が増えている場合に、非予約者60がいると判断する(S206:Yes)。
判断部320で非予約者60がいると判断された場合に(S206:Yes)、走行制御部310は自動車両30の走行を停止した後(S210)、ドア制御部330がドア332のロック336を解錠してドア332を開扉する(S212)。さらに、図11のステップS120と同様に通知および表示が行われる(S214)。
図13の動作フローによれば、乗車時にはシートの影などに隠れて発見できなかった非予約者60に対しても、走行中にシートの影から出てきたときに発見し、降車を促すことができる。
図10のステップS52、62において、自動車両30の現在地情報取得部312が出発地および目的地に到着したか否かを判断して、到着した旨の情報を車両管理装置10に送信している。これに代えて、現在地情報取得部312は現在地の情報を車両管理装置10に送信し、車両管理装置10の走行情報取得部110が、当該情報と走行計画格納部108に格納されている出発地および目的地の情報を参照することにより、出発地および目的地に到着したか否かを判断してもよい。
図10のステップS100において、自動車両30の判断部320が乗車確認処理(S100)を行っている。これに代えて、車両管理装置10に判断部を設けて、当該判断部が乗車確認処理を行ってもよい。この場合に、乗車情報取得部314は車内の画像を車両管理装置10に送信し、車両管理装置10の判断部が当該画像とユーザ情報格納部104に格納されている情報を用いてステップS100と同様の乗車確認処理を行ってよい。
上記の自動車両30、32は完全自動運転のできる車両の例で説明したが、いずれか一方または両方が完全自動運転ではない車両であってもよい。すなわち、当該自動車両の運転タスクの少なくとも一部を運転者が実施する車両(レベル0から4の自動運転と呼ばれることもある)であってもよい。運転者はユーザ50、52であってもよい。この場合に、図8で示した機能ブロックの一部を運転者が担ってもよい。
上記の車両管理装置10の一部またはすべての機能が車載端末302に搭載されていてもよい。これにより、車載端末302が車両管理装置10として機能してもよい。この場合に車載端末302は自車両に関して走行計画を作成し、利用料金を精算してもよい。
本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図14は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ1200の例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、グラフィックコントローラ1216、およびディスプレイデバイス1218を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、ハードディスクドライブ1224、DVD-ROMドライブ1226、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータはまた、ROM1230およびキーボード1242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ1240を介して入/出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230およびRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU1212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVD-ROMドライブ1226は、プログラムまたはデータをDVD‐ROM1201から読み取り、ハードディスクドライブ1224にRAM1214を介してプログラムまたはデータを提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ1240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムが、DVD-ROM1201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ1224、RAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200および外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御下、RAM1214、ハードディスクドライブ1224、DVD‐ROM1201、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU1212は、ハードディスクドライブ1224、DVD‐ROMドライブ1226(DVD‐ROM1201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 車両管理装置、30、32 自動車両、40、42 ユーザ端末、50、52 ユーザ、51 同乗者、55 正予約者、60 非予約者、70 車両管理システム、102 受付部、104 ユーザ情報格納部、106 走行計画管理部、108 走行計画格納部、110 走行情報取得部、112 乗車情報取得部、114 料金情報出力部、300 車両制御部、302 車載端末、304 通信部、306 走行計画格納部、307 画像格納部、310 走行制御部、312 現在地情報取得部、314 乗車情報取得部、320 判断部、321 表示部、330 ドア制御部、332 ドア、334 駆動部、336 ロック、340 座席情報格納部、342 座席、402 通信部、404 入力部、406 表示部、410 入力画面

Claims (10)

  1. 自動車両に乗車して来た乗車者が正規の予約者であるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、前記自動車両のドアの開扉を維持するドア制御部と
    を備え
    前記正規の予約者が着席する座席を識別する情報を格納する座席情報格納部をさらに備え、
    前記判断部は、前記座席情報格納部を参照することにより、予約されていない座席に座っている前記乗車者がいる場合に、前記乗車者が前記正規の予約者でないと特定する車両制御装置。
  2. 前記ドア制御部は、前記ドアの開扉を維持する制御をしているにも関わらず、手動で前記ドアが閉扉された場合に、前記ドアの解錠を維持する請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記ドア制御部は、前記ドアの開扉を維持する制御をしているにも関わらず、手動で前記ドアが閉扉された場合に、前記ドアを改めて開扉する請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記判断部により前記正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、その旨を前記自動車両の外部から認識可能に表示する請求項1から3のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  5. 前記判断部により前記正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、その旨を前記正規の予約者でない乗車者に通知する請求項1から4のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  6. 前記判断部は、前記正規の予約者が携帯する携帯端末との通信により正規の予約者であるか否かを判断する請求項1から5のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  7. 前記正規の予約者の画像を格納する画像格納部をさらに備え、
    前記判断部は、前記画像格納部を参照することにより、前記乗車者の画像に基づいて、前記正規の予約者であるか否かを判断する請求項1から6のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  8. 前記画像格納部は前記正規の予約者から提供された前記画像を格納する請求項に記載の車両制御装置。
  9. 前記判断部はさらに、前記自動車両の走行中に前記自動車両に乗車している前記乗車者が正規の予約者であるか否かを判断し、
    前記自動車両の走行中に前記判断部により前記正規の予約者でない乗車者がいると判断された場合に、前記自動車両の走行を停止する走行制御部をさらに備える請求項1からのいずれか1項に記載の車両制御装置。
  10. 前記ドア制御部は、前記走行制御部が前記自動車両を停止させた後に前記ドアを開扉する請求項に記載の車両制御装置。
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