JP7405853B2 - 負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイス - Google Patents

負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP7405853B2
JP7405853B2 JP2021535199A JP2021535199A JP7405853B2 JP 7405853 B2 JP7405853 B2 JP 7405853B2 JP 2021535199 A JP2021535199 A JP 2021535199A JP 2021535199 A JP2021535199 A JP 2021535199A JP 7405853 B2 JP7405853 B2 JP 7405853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
arc
contact
switching component
switching device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021535199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022515122A (ja
Inventor
フリードリクセン ルッツ
バウシュ クリストフ
オッテ ユリア
シュレーダー カイ
マイスナー ヨハネス
リュンプラー クリスティアン
ツァハリアス アルベアト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eaton Intelligent Power Ltd
Original Assignee
Eaton Intelligent Power Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eaton Intelligent Power Ltd filed Critical Eaton Intelligent Power Ltd
Publication of JP2022515122A publication Critical patent/JP2022515122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7405853B2 publication Critical patent/JP7405853B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/20Bridging contacts
    • H01H1/2075T-shaped bridge; bridging contact has lateral arm for mounting resiliently or on a pivot
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/54Contact arrangements
    • H01H50/546Contact arrangements for contactors having bridging contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/04Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H33/18Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • H01H33/182Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2272Polarised relays comprising rockable armature, rocking movement around central axis parallel to the main plane of the armature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/44Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • H01H9/443Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using permanent magnets

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

本開示は、特に電気可動性の分野における用途のための、負荷電流、例えば高DC電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイスに関する。
10kA以上の範囲の短絡電流の安全なスイッチオフを可能にするために、スイッチングデバイスに及ぼす短絡電流から生成される電気アークの衝撃の持続時間を可能な限り小さい時間に制限することは、特に電気自動車の運転および充電動作での使用に必要とされるようなコンパクトなスイッチングデバイスの場合、基本的に重要である。
スイッチングサイクル数が大きいスイッチング公称電流の場合、スイッチングデバイスの耐用年数は、スイッチングデバイスが、スイッチング接点の表面からスイッチング接点を開く間に発生する電気アークを迅速に遠ざけ、電気アークをできるだけ迅速に消弧する能力によって大きく決まる。これらの要件を実現するために不可欠な要素は、例えば5mmを超える十分に長い開口距離で接点を高速に開くことができる高速スイッチングドライブを達成できること、アーク誘導レールに基づくアークドライバデバイス、効率的な磁気ブローフィールド構成、および好適な消弧システムである。
短絡、特に高い短絡電流が発生した場合、高い電流力により、スイッチング接点の高速で動的な開放/断裂が現れる可能性がある。短絡電流によって生成され、スイッチング接点の開放中に検出することができる電気アークの高エネルギー含有量は、スイッチングデバイスを破壊する可能性がある。さらに、電気アークのエネルギーを短時間で消散でき、したがってアークを迅速に消弧できることが建設的に保証されていない場合、スイッチングデバイスのスイッチング経路の必要なガルバニック絶縁はもはや発生しない。
公称電流の場合のスイッチングデバイスの前述の特性に加えて、この要件を満たすために不可欠な基準は、短絡が発生した場合に強力で動的な磁気ブローフィールドが構築されるように、スイッチングデバイスの固定および可動のスイッチング部品を建設的に構成することである。
EP2131377A1は、磁気ドライブを有する継電器に関する。磁気ドライブは、スライダに係合して接触ばねをそれぞれの継電位置に移動させるアーマチュアを備える。US4,048,600Aは、2つの接点を有する接点ブリッジがその上に取り付けられたピボットアーマチュアを備え、2つの接点は固定接点キャリア上の接点と協働する、電力継電器に関する。US2014/0360982A1は、第1および第2の接点間で発生するアークを消弧デバイスに向けて誘導するために設けられたアーク誘導アセンブリを備えるスイッチングデバイスに関する。US2014/0061160A1は、複数のアークスプリッタプレートを備える直流アークシュートを有する回路ブレーカを示す。
特に、好ましくは100Aを超えるDC電流および最大約1000Vまでの電圧に対して、多数のスイッチング動作を実行できる、短絡防止され、極性に依存せず、遠隔制御されるコンパクトなスイッチングデバイスを提供することが望まれる。
発明の概要
負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイスであって、多数のスイッチング動作を確実に処理することができるスイッチングデバイスを、請求項1に特定する。
考え得る実施形態によると、スイッチングデバイスは、第1の可動接点および第2の可動接点可を有する可動スイッチング部品を備える。スイッチングデバイスは、第1の固定接点および第2の固定接点をさらに備える。スイッチングデバイスは、スイッチング部品を支持するための支持デバイスを備える。スイッチング部品のスイッチオン状態では、第1の可動接点は第1の固定接点と接触し、第2の可動接点は第2の固定接点と接触している。スイッチング部品のスイッチオフ状態では、第1の可動接点は第1の固定接点から電気的に分離され、第2の可動接点は第2の固定接点から電気的に分離されている。さらに、スイッチング部品は、少なくともスイッチング部品の回転運動と支持デバイスの並進運動とによって、スイッチング部品がスイッチオン状態とスイッチオフとの間で動くように配置されている。スイッチング部品は、スイッチング部品が回転可能に配置されるベアリング位置を有する。スイッチング部品は、スイッチング部品の加力エリアで支持デバイスに機械的に結合され、加力エリアの箇所は、ベアリング位置の箇所とは異なる。
提案されたスイッチングデバイスは、公称負荷条件下で多数のスイッチング動作、例えば100,000回を超えるスイッチング動作を実行することができる、100Aを超える双方向負荷電流および双方向過電流、特に短絡電流を誘導およびスイッチングするための、遠隔制御されるコンパクトなDCスイッチングデバイスとして具現化される。
スイッチングデバイスの遠隔制御特性は、アクチュエータ、例えば磁気アクチュエータを使用してスイッチング部品を動かすことによって実現され得る。したがって、スイッチングデバイスは、スイッチング部品をスイッチオフ状態とスイッチオン状態との間で動かすための機械的ロックまたは手動スイッチを必要としない。
スイッチングデバイスの一実施形態によれば、可動スイッチング部品は、スイッチング動作の間、純粋な線形運動を実行するのではなく、好適な接続または継ぎ手、例えば球形自在継ぎ手ベアリングを使用して、回転運動、または線形運動と回転運動の組み合わせを実行し、したがって、拡大された開放距離で接点を高速開放するためのレバー動作が生成され、かつ一方または両方の溶着した接点対を破断するための追加レバー効果が提供されて、高電流をスイッチオンしたときの溶着傾向を低減する。可動スイッチング部品の動きに回転成分を含めることにより、より高速の開放を達成し得る。これは、スイッチング接点の溶着傾向の低減につながり得る。
スイッチングデバイスの一実施形態によれば、可動スイッチング部品は、効率的な動的磁気ブローフィールドを生成するためのE字形部品として具現化され、E字形部品は、2つの外肢と中肢とを備える。中肢の端部部分は、関節、例えば球形自在継ぎ手として具現化することができ、可動スイッチング部品の線形および回転を組み合わせたスイッチング運動の実現に役立つ。
スイッチングデバイスの一実施形態によると、両方の可動接点に対して共通アーク誘導レールが提供される。共通アーク誘導レールは、移動質量を減らすために、可動スイッチング部品と物理的に固定されていない。
別の実施形態によれば、スイッチングデバイスは、ただ1対のアーク誘導レールと、接点対ごとにただ1つの脱イオン化消弧チャンバとをそれぞれ備える、コンパクトな電気アークドライバ構成および電気アーク消弧構成を提供する。
スイッチングデバイスの別の実施形態によれば、電気アーク消弧構成は、接点対ごとに2つ以上の同一の、直列に配置され、傾斜された脱イオン化チャンバを備える部品として具現化され、電気アークに面するチャンバの側面は、磁気ブローフィールド内で電気アークの運動方向に膨らむ電気アークに平行に配置されている。
別の実施形態によれば、スイッチングデバイスは、接点対ごとにそれぞれの長い脱イオン化消弧チャンバを備える電気アーク消弧構成を備え、電気アークに面する消弧チャンバの側面が、磁気ブローフィールド内で電気アークの運動方向に膨らむ電気アークと平行に向くように、チャンバの個々の消弧プレートは互いに対してシフトおよび/または傾斜されている。
追加の特徴および利点は、以下の詳細な説明に記載されており、その説明から当業者には容易に明らかになるか、または本明細書の書面による説明および特許請求の範囲ならびに添付の図面に記載されているような実施形態を実施することによって認識されるであろう。前述の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は、単なる例示であり、特許請求の範囲の性質および特徴を理解するための概要またはフレームワークを提供することを意図していることを理解されたい。
添付の図面は、さらなる理解を提供するために含まれており、明細書に組み込まれ、その一部を構成する。図面は、1つ以上の実施形態を示し、詳細な説明とともに、さまざまな実施形態の原理および動作を説明するのに役立つ。したがって、本開示は、添付の図と併せて、以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。
負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイスの第1の実施形態を示す。 負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイスの可動スイッチング部品および磁気アクチュエータの簡略図を示す。 動的磁気ブローフィールドを構築するためのスイッチングデバイスの可動スイッチング部品のスイッチオフ状態に発生する電流経路を示す 負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイスの第2の実施形態を示す。
負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイスの第1の実施形態を、図1~図3を参照して以下に説明する。
負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイス1は、第1の可動接点10および第2の可動接点20を有する可動スイッチング部品100を備える。スイッチングデバイスは、第1の固定接点30および第2の固定接点40をさらに備える。スイッチングデバイス1は、スイッチング部品100を支持するための支持デバイス/ブリッジ200をさらに備える。スイッチング部品100のスイッチオン状態では、第1の可動接点10は第1の固定接点30と接触し、第2の可動接点20は第2の固定接点40と接触している。さらに、スイッチング部品100のスイッチオフ状態では、第1の可動接点10は、第1の固定接点30から電気的に分離され、第2の可動接点20は、第2の固定接点40から電気的に分離されている。スイッチング部品100は、スイッチング部品100の回転運動と支持デバイス200の並進運動とによって、スイッチング部品がスイッチオン状態とスイッチオフ状態との間で動けるように構成されている。
スイッチング部品100は、ベアリング位置101を有し、そこに、スイッチング部品100が回転可能に配置されている。スイッチング部品100は、スイッチング部品の加力エリア102において支持デバイス200に機械的に結合されている。加力エリア102の箇所は、ベアリング位置の箇所とは異なる。スイッチング部品100は、ベアリング位置101の周りでのスイッチング部品100の回転運動と支持デバイス200の並進運動とによって、スイッチング部品がスイッチオン状態とスイッチオフ状態との間で動くように構成されている。支持デバイスの並進運動は、スイッチング部品100の加力エリアにおいてスイッチング部品100に作用する。結果として、スイッチング部品のベアリング位置は、スイッチング部品の加力エリア102の並進運動に対して固定位置に留まり、すなわち、ベアリング位置は並進的に動かされない。
考え得る実施形態によれば、スイッチングデバイス1は、磁気アクチュエータを備える。支持デバイス200および磁気アクチュエータ300は、支持デバイス200の並進運動が磁気アクチュエータ300の作動によって引き起こされるように構成される。
スイッチング部品100は、磁気アクチュエータ300がスイッチング部品100の加力エリア102に力を加えたときにスイッチング部品がベアリング位置101の周りで回転運動を実行するように構成されたレバーとして有効である。
スイッチングデバイスの考え得る実施形態によれば、スイッチング部品100の加力エリア102は、スイッチング部品100の加力エリア102の回転運動が第1および第2の可動接点10および20の回転運動を引き起こすように、ベアリング位置101と、第1の可動接点10と第2の可動接点20との間の仮想接続線とに対して配置されている。第1および第2の可動接点10および20の回転運動は、スイッチング部品100の加力エリア102の回転運動よりも大きい。
これは、加力エリアが、スイッチング部品100に機械的運動の並進が提供されるように、回転可能に具現化されたスイッチング部品100に配置されることを意味する。磁気アクチュエータ300または支持デバイス200は、ベアリング位置101と加力エリア102との間の短いレバーに作用し、したがって、磁気アクチュエータ300/支持デバイス200の小さな(並進)運動が可動接点10、20の大きな(回転)運動を引き起こす。
図1~図3に示されたスイッチングデバイス1の一実施形態によれば、スイッチング部品100は、第1の外肢110と第2の外肢120と中肢130とを有するE字形部品として具現化される。中肢130は、第1の外肢110と第2の外肢120との間に配置されている。中肢130は、第1および第2の外肢110および120よりも長い。第1の可動接点10は、第1の外肢110の端部部分に配置されている。第2の可動接点20は、第2の外肢120の端部部分に配置されている。スイッチング部品100のベアリング位置101は、中肢130の端部部分に配置されている。
スイッチングデバイス1の考え得る実施形態によれば、加力エリア102は、ベアリング位置101と、第1の可動接点10と第2の可動接点20との間の仮想接続線との間にある中肢130の位置に配置されている。
図1~図3に示されたようなスイッチンデグバイス1の別の実施形態によれば、スイッチング部品100は、スイッチング部品のベアリング位置101に置かれた球形自在継ぎ手140によって保持デバイス400に回転可能に結合されている。中肢130の端部部分は、スイッチングデバイス1の内側ハウジングの一部である支持デバイス400のソケットに回転可能かつ傾斜可能に配置されている。摩擦を最小限に抑えるために、玉継ぎ手は、好適な潤滑剤を永久的に提供されたり、例えばテフロンなどの最小限の表面摩擦を有する好適な材料で作ることができる。
可動スイッチング部品100への磁気アクチュエータ300の力の伝達は、回転可能つめ接続によって加力エリア102で行われる。加力エリア102へのアクチュエータ300の力の伝達の間、保持デバイス400のソケットおよびスイッチング部品100のベアリング位置101は、不変/固定位置のままである。加力エリア102は、玉継ぎ手140と、第1および第2の可動接点10および20間の仮想接続線との間に位置する。これは、接点が開状態および閉状態に動くときのスイッチング動作の間、回転可動部品を提供するレバーアームの特徴を中肢130に与える。考え得る実施形態によれば、加力エリア102は、玉継ぎ手140と、第1および第2の可動接点10および20間の仮想接続線との間のほぼ中央に位置し得る。
結果として、スイッチング部品100の純粋な線形運動と比較して、より高速なスイッチング運動と、可動接点と固定接点との間の増加された開口距離とが達成される。スイッチングデバイスは、例えば2ミリ秒の短い開放時間内に可動接点と固定接点との間の大きな開放経路を実現することを可能にする。固定接点と可動接点との間の距離が増加するとともにスイッチング電気アークの可動性も増加するので、スイッチングデバイスは、電気アークがスイッチング接点から早く離れることを可能にする。さらに、すでに消弧された電気アークの再点火のリスクも、スイッチング接点10、30または20、40間の増加された合計開放距離によって減少される。
スイッチングデバイス1のスイッチングドライブはさらに、スイッチング接点の溶着を防ぐことを可能にする。高電流のスイッチを入れると、固定接点と可動接点との間の最初の機械的接触の間の可動スイッチング部品100の短期間のリバウンドによって引き起こされる接触の危険性があり、これは、負荷がかかった状態でスイッチングしたときの、短期間のいわゆるバウンスアークの形成に関連する。アーク電力が十分に高い場合、スイッチング接点は特定のポイントで溶けることがあり、これは、接点がすぐに再閉鎖されると、接点が溶着する結果となる。
短絡電流の場合にも、接点溶着が発生することがある。接点が開いたとき、スイッチング接点の短時間断裂が起こり得る。これは、可動スイッチング部品100のE字形形態の故に、短絡電流の動的磁力によって引き起こされる。E字形形態は、電流を、それが可動スイッチング部品100の外肢110、120内を、端子接触レール50、60におけるように反対方向に流れるように誘導する。これにより、可動スイッチング部品に開放力がもたらされる。結果として生じる高エネルギーアークは、スイッチング接点の接触表面の溶融を引き起こし、これが、短絡アークが消弧され、動的開放力がフェードアウトしたときにスイッチングドライブがまだ「オン状態」にあるが故に、スイッチング接点の急速な再閉鎖の場合しばしば溶着をもたらす。
図1~図3に示されたスイッチングデバイス1の実施形態によれば、接点溶着の場合、ねじりモーメントが、可動スイッチング部品100において有効であり、スイッチング部品100の開放の間、磁気アクチュエータ300の運動方向に力を生成する。ねじりモーメントは、磁気アクチュエータ300および支持デバイス200の力によって引き起こされ、その力は、中肢130の加力エリア102に影響を与える。ねじりモーメントは、すでに溶着したスイッチング接点の断裂を促進する。
基本的に、スイッチング部品100の回転運動部品は、例えば、スイッチング部品100のベアリング位置101に置かれた、環状ベアリング支持体によってまたは円筒形もしくは円筒円錐形支持体によっても実現することができる。
摩擦を最小限に抑えるために、支持体は、好適な潤滑剤が提供されたり、例えばテフロンなどの最小限の表面摩擦を有する好適な材料で作ることができる。
スイッチング部品の玉継ぎ手取り付け懸架部は、接点溶着を破断するための追加レバー効果の利点を提供する。例えば負荷がかかった状態での再接触の間のわずかに異なる接触トポグラフィの故に、溶着が2つの接点対のうちの一方のみで発生したが、他方の接点対では発生していない場合、スイッチング部品100の球形自在継ぎ手懸架部140は、玉継ぎ手と溶着接点との間の仮想接続線に沿って溶着接点対に、増大したレバー作用を引き起こし、溶着が破断することを可能にする。
公称電流と過電流および短絡電流との両方の高速スイッチオフに有利なのは、スイッチング動作中の移動質量の減少である。アークドライバ部品およびアーク消弧部品を有する従来のスイッチングデバイスのほとんどで、可動スイッチング部品100には、電気アークの高速開始のための誘導レールが設けられている。
スイッチングデバイス1の一実施形態によれば、スイッチングデバイスは、図1に示されたように、第1および第2の可動接点10、20のための共通アーク誘導レール500を備える。共通アーク誘導レール500は、スイッチング部品のスイッチオン状態ではスイッチング部品100と接触しておらず、スイッチング部品のスイッチオフ状態でのみスイッチング部品100と接触している。共通アーク誘導レール500は、第1のアーク誘導レール部分511と、第2のアーク誘導レール部分521と、第1および第2のアーク誘導レール部分を接続する連結部分501とを含む。
スイッチングデバイス1は、第1の電気アーク消弧チャンバ600と第2の電気アーク消弧チャンバ700とを備える。第1の対510のアーク誘導レールは、第1の電気アーク消弧チャンバ600と、1対をなす第1の可動接点10および第1の固定接点30との間に配置されている。第2の対520のアーク誘導レールは、第2の電気アーク消弧チャンバ700と、1対をなす第2の可動接点20および第2の固定接点40間との間に配置されている。
図1に示されたように、第1の対510のアーク誘導レールは、第1の可動接点10と第1の電気アーク消弧チャンバ600との間に配置された第1のアーク誘導レール部分511を備える。第2の対520のアーク誘導レールは、第2の可動接点20と第2の電気アーク消弧チャンバ700との間に配置された第1のアーク誘導レール部分521を備える。第1の対510のアーク誘導レールの第1のアーク誘導レール部分511および第2の対520のアーク誘導レールの第1のアーク誘導レール部分521は、共通アーク誘導レール500の一部として形成され得る。
図1に示されたスイッチングデバイス1の考え得る実施形態によれば、第1の対510のアーク誘導レールの第1のアーク誘導レール部分511は、第1の電気アークの消弧チャンバ600の消弧プレート601の延長部として形成されている。第2の対520のアーク誘導レールの第1のアーク誘導レール部分521は、第2の電気アーク消弧チャンバ700の消弧プレート701の延長部として形成されている。第1の対510のアーク誘導レールの第1のアーク誘導レール部分511および第2の対520のアーク誘導レールの第1のアーク誘導レール部分521は、スイッチング部品100のスイッチオン状態では、スイッチング部品と接触していない。
可動接点のためのアーク誘導レールは、可動スイッチング部品100の移動質量を減らすために、可動スイッチング部品100に直接接続されていない。第1のアーク誘導レール部分511および521は、連結部分501によって接続され、したがって、ほぼU字形のプロファイルを有する単一シートとして形成されている。アーク誘導レール部分511および521の外端は、端部消弧プレート601、701に直接接続されている。アーク誘導レール部分511および521の外端は、2つの電気アーク消弧チャンバ600および700の端部にある端部消弧プレート601および701として設計されている。
誘導レール部分511および521と連結部分501とを含む弓形の共通アーク誘導レール500は、スイッチングデバイスのハウジングに永久的に接続されている。スイッチング部品100のスイッチオン状態では、共通アーク誘導レール500と可動スイッチング部品100との間に物理的な接続は存在しない。可動スイッチング部品100の上面は、可動スイッチング部品100のスイッチオフ状態で、アーク誘導レール500の弓形内側部分と物理的に接触するのみである。結果として、開放接点間の磁気ブローフィールド内で発生する電気アークは、アーク誘導レール500と可動スイッチング部品100との間の固定された堅固な接続の場合と同じ方法で、電気アーク消弧チャンバ600および700に向かって移り去ることができる。
図3に最もよく示されているように、スイッチングデバイス1は、第1の端子接触レール50および第2の端子接触レール60を備える。第1の固定接点30は、第1の端子接触レール50上に置かれ、第2の固定接点40は、第2の端子接触レール60上に置かれている。スイッチング部品100のスイッチオン状態で、またはスイッチオフしたときに、第1の電流経路が形成され、電流伝導アークが、スイッチング部品の第1の外肢110と第1の端子接触レール50と間に発生し、U字形に形成される。同様に、第2の電流経路が、スイッチング部品100の第2の外肢120と第2の端子接触レール60との間にU字形に形成される。
短絡時に高い動的磁気強度を達成するために、可動スイッチング部品100は、上で説明したように、E字形プロファイルを有するように具現化されている。この可動スイッチング部品100の形状の故に、スイッチング部品100のスイッチオン状態で、またはスイッチングアークが発生したときに、電気アークの形成によって生成される第1および第2の電流経路はそれぞれU字形を有する。短絡電流の場合、これらのU字形ループは、動的開放力と強い動的ブローフィールドとの両方を両側に引き起こし、それが、両方の接点対10、30および20、40の電気アークを、電流の流れの方向に依存せずに、それぞれの電気アーク消弧チャンバ600および700の方向に迅速に動かす。
公称電流の場合のアーク消弧では、2つの接点対10、30および20、40の各々、ならびにアーク誘導レール部分511、521は、永久磁気ドライバ構成800内に配置される。図1に示されたように、永久磁石ドライバ構成800は、側方極板820を有する、中央に配置された長方形の永久磁石810を含む。これらの極板820と可動接点10および20との間の所望の距離は、1つまたは複数の長方形の磁束伝導性強磁性スペーサ830によって調整され得、スペーサ830の側面は各々、その表面全体にわたって磁極810および一方の極板820への接点を有する。
このようにして構築された永久磁気ブローフィールドでは、電流の流れの方向に応じて、可動スイッチング部品100が、負荷がかかった状態でスイッチオフ状態に動かさたときに、両電気アークのうちの一方が、電気アーク消弧チャンバ600、700のうちの一方の方向に動き、他方の電気アークは、スイッチングデバイスのスイッチングチャンバの壁に向かって反対方向に動く。スイッチングチャンバの壁は、少なくともこのエリアでは、十分に熱安定性の断熱材で作られる。
スイッチングチャンバ壁に向かう方向に走る電気アークは、一方の電気アーク消弧チャンバに向かって同時に走る他方の電気アークは、消弧チャンバに到着するとすぐに消えるので、チャンバ壁と直接接触しない。これは、これらのいわゆる脱イオン化消弧チャンバ600および700には、多数の消弧プレート601、701が設けられ、そのようにして、アークが対応する数の部分アークに分割されるが故に、高い合計アーク電圧が非常に迅速に形成されることによって達成される高い合計アーク電圧により、合計アーク電圧が第1の端子接触レール50と第2の端子接触レール60との間に印加される駆動電圧よりも高い場合、2つの電気アークは迅速に消弧することが保証される。
短絡電流の場合、可動スイッチング部品100の形状によって生成される動的ブローフィールドの磁気強度は、永久磁気の強度を超える。結果として、各電気アークは、電流の流れの方向に依存せずに電気アーク消弧チャンバ600、700のうちの一方内で常に追い込まれ、したがって、両電気アークによって形成される部分アークは、高い合計電圧を非常に迅速に生成する。
このようにして、スイッチングデバイス1は、ただ2つの脱イオン化電気アーク消弧チャンバを有する高スイッチング電力用のコンパクトなスイッチとして具現化されている、アークドライバおよびアーク消弧構成を実現することを可能にする。ただ2つの接点対に限定することより、大電流を誘導するときに接点対から放出される熱が低いという追加利点が提供され、それは、ひいては、コンパクトなスイッチングデバイスの実現に有益である。
図4は、スイッチングデバイス2の第2の実施形態を示す。スイッチング部品100は、スイッチング部品の並進および回転運動によって動かされる。スイッチング部品100をスイッチオフ状態からスイッチオン状態に動かすために、スイッチング部品100を支持する支持デバイス200は、並進運動によって下向きに動かされる。支持デバイス200の並進運動は、磁気アクチュエータ300の作動によって引き起こされる。可動接点10、20が固定接点と接触すると、支持デバイス200は、並進運動によってさらに下方に動かされ、それにより、ベアリング点101の周りでのスイッチング部品100の回転運動が引き起こされる。
図4に示されたスイッチングデバイスの有利な実施形態によれば、第1の電気アーク消弧チャンバ600と第2の電気アーク消弧チャンバ700は、少なくとも第1の部分の消弧プレート610、710と、少なくとも第2の部分の消弧プレート620、720とを備える。図4に示すように、第1の部分の消弧プレート610、710は、第2の部分の消弧プレート620、720に対して、スイッチング部品100向かって傾斜している。
図4に示されたスイッチングデバイス2の実施形態によれば、アーク消弧デバイスは、各接点対に対して、2つの別個の、直列に接続された同一の消弧チャンバに600および700を備える。可動スイッチング部品100に面する2つの上方サブチャンバ610および620は、それぞれの場合において、可動スイッチング部品100が完全なスイッチオフ状態に動かされたとき、2つの上方消弧サブチャンバ610、710の最上部の消弧プレート601、701が、アーク誘導レール部分511および521の端部に対して小さい距離を有するように、下方サブチャンバ620、720に対して傾斜されている。アーク消弧チャンバ600および700の傾斜構成により、可動スイッチング部品100の側のアーク誘導レール部分511、521の長さを短くすることが可能であり、それは、電気アークが消弧チャンバ600および700に内に高速で走り込む結果となる。
傾斜アーク消弧チャンバのさらなる利点は、消弧プレートの構成の外縁が、磁気ブローフィールド内で電気アークの移動方向に膨らんだ膨張アークの輪郭をほぼ有することである。これは、多数の消弧プレートが備えられた脱イオン化チャンバ、消弧システム内への電気アーク前面全体の同時走り込み、したがって迅速なアーク消弧に特に有利である。
2つの同一の脱イオン化チャンバを傾斜させる代わりに、アーク消弧システムは、各々が互いに対して小さな角度で傾斜されているいくつかの同一の短い脱イオン化チャンバの構成を含み得る。
スイッチングデバイスの別の実施形態によれば、第1の電気アーク消弧チャンバ600および第2の電気アーク消弧チャンバ700はそれぞれ複数の消弧プレートを備える。消弧プレートは、第1および第2の電気アーク消弧チャンバ600、700のそれぞれの側面が、スイッチングデバイスの磁気ブローフィールド内で電気アークの走行方向に湾曲した電気アークと平行に置かれるように、互いに変位または傾斜される。ただ1つの長い消弧チャンバを備え、その個々の消弧プレートが、アーク前面に面する消弧チャンバの前面が磁気ブローフィールド内で膨張アークにほぼ平行であるように互いに変位および/または傾斜されている、消弧システムのこの実施形態は、図示されていない。
傾斜および/または変位された傾斜消弧チャンバまたは消弧プレートを有する実施形態では、可動スイッチング部品100の側の短いアーク誘導レール511、521は、可動スイッチング部品100に固定されてもよいし、または、それらは、可動スイッチング部品100の延長端部の形態の可動スイッチング部品100の共通部分を形成してもよい。
1 スイッチングデバイスの第1の実施形態
2 スイッチングデバイスの第2の実施形態
10 第1の可動接点
20 第2の可動接点
30 第1の固定接点
40 第2の固定接点
50 第1の端子接触レール
60 第2の端子接触レール
100 可動スイッチング部品
101 ベアリング位置
102 加力エリア
110 第1の外肢
120 第2の外肢
130 中肢
140 球形自在継ぎ手
200 固定接触ブリッジ
300 磁気アクチュエータ
400 支持デバイス
500 アーク誘導レール
501 第1および第2のアーク誘導レール部分の連結部分
510 第1の対のアーク誘導レール
511 第1のアーク誘導レール部分
520 第2の対のアーク誘導レール
521 第2のアーク誘導レール部分
600 第1の電気アーク消弧チャンバ
601 消弧プレート
610 第1の部分の消弧プレート
620 第2の部分の消弧プレート
700 第2の電気アーク消弧チャンバ
701 消弧プレート
710 第1の部分の消弧プレート
720 第2の部分の消弧プレート
800 永久磁石ドライバ構成
810 永久磁石
820 極板
830 スペーサ

Claims (12)

  1. 負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイスであって、
    -第1の可動接点(10)および第2の可動接点(20)を有する可動スイッチング部品(100)と、
    -第1の固定接点(30)および第2の固定接点(40)と、
    -前記スイッチング部品(100)を支持するための支持デバイス(200)と、
    -磁気アクチュエータ(300)と、を備え、
    -前記スイッチング部品(100)のスイッチオン状態では、前記第1の可動接点(10)は前記第1の固定接点(30)と接触し、前記第2の可動接点(20)は前記第2の固定接点(40)と接触し、
    -前記スイッチング部品(100)のスイッチオフ状態では、前記第1の可動接点(10)は前記第1の固定接点(30)から電気的に分離され、前記第2の可動接点(20)は前記第2の固定接点(40)から電気的に分離され、
    -前記スイッチング部品(100)は、少なくとも前記スイッチング部品の回転運動と前記支持デバイス(200)の並進運動とによって、前記スイッチング部品が前記スイッチオン状態と前記スイッチオフ状態との間で動くように構成され、
    -前記支持デバイス(200)および前記磁気アクチュエータ(300)は、前記支持デバイス(200)の前記並進運動が前記磁気アクチュエータ(300)の作動によって引き起こされるように構成され、
    -前記スイッチング部品(100)は、前記スイッチング部品が回転可能に配置されるベアリング位置(101)を有し、
    -前記スイッチング部品(100)は、前記スイッチング部品の加力エリア(102)で前記支持デバイス(200)に機械的に結合され、前記加力エリア(102)の箇所は、前記ベアリング位置(101)の箇所とは異なり、
    前記スイッチング部品(100)は、第1の外肢(110)および第2の外肢(120)と、前記第1の外肢(110)と前記第2の外肢(120)との間に配置され、前記第1および第2の外肢(110、120)よりも長い中肢(130)とを有するE字形部品として具現化され、
    前記第1の可動接点(10)は、前記第1の外肢(110)の端部部分に配置され、前記第2の可動接点(20)は、前記第2の外肢(120)の端部部分に配置され、
    前記スイッチング部品(100)の前記ベアリング位置(101)は、前記中肢(130)の端部部分に配置され、
    前記加力エリア(102)は、前記ベアリング位置(101)と、前記第1の可動接点(10)と前記第2の可動接点(20)との間の仮想接続線との間にある前記中肢(130)の位置に配置されていることを特徴とする、スイッチングデバイス。
  2. 前記スイッチング部品(100)は、前記磁気アクチュエータ(300)が前記スイッチング部品(100)の前記加力エリア(102)に力を加えたときに、前記スイッチング部品が前記ベアリング位置(101)の周りで前記回転運動を実行するように構成されたレバーとして有効である、請求項に記載のスイッチングデバイス。
  3. 前記スイッチング部品(100)の前記加力エリア(102)は、前記スイッチング部品(100)の前記加力エリア(102)の回転運動が、前記スイッチング部品(100)の前記加力エリア(102)の前記回転運動よりも大きい前記第1および第2の可動接点(10、30)の回転運動を引き起こすように、前記ベアリング位置(101)と、前記第1の可動接点(10)と前記第2の可動接点(20)との間の仮想接続線とに対して配置されている、請求項1または2に記載のスイッチングデバイス。
  4. 前記スイッチング部品(100)は、前記スイッチング部品(100)の前記ベアリング位置(101)に置かれた球形自在継ぎ手(140)によって保持デバイス(400)に回転可能に結合されている、請求項2または3のいずれかに記載のスイッチングデバイス。
  5. 前記第1および第2の可動接点(10、20)のための共通アーク誘導レール(500)を備え、前記共通アーク誘導レール(500)は、前記スイッチング部品の前記スイッチオン状態では前記スイッチング部品(100)に接触していない、請求項1~のいずれかに記載のスイッチングデバイス。
  6. 第1の電気アーク消弧チャンバ(600)および第2の電気アーク消弧チャンバ(700)を備える、請求項1~のいずれかに記載のスイッチングデバイス。
  7. -前記第1の電気アーク消弧チャンバ(600)と、第1の対をなす前記第1の可動接点(10)および前記第1の固定接点(30)との間に配置された第1の対(510)のアーク誘導レール、
    -前記第2の電気アーク消弧チャンバ(700)と、第2の対をなす前記第2の可動接点(20)および前記第2の固定接点(40)との間に配置された第2の対(520)のアーク誘導レールを備える、請求項に記載のスイッチングデバイス。
  8. -前記第1の対(510)のアーク誘導レールは、前記第1の可動接点(10)と前記第1の電気アーク消弧チャンバ(600)との間に配置された第1のアーク誘導レール部分(511)を備え、
    -前記第2の対(520)のアーク誘導レールは、前記第2の可動接点(20)と前記第2の電気アーク消弧チャンバ(700)との間に配置された第1のアーク誘導レール部分(521)を備え、
    -前記第1の対(510)のアーク誘導レールの前記第1のアーク誘導レール部分(511)および前記第2の対(520)のアーク誘導レールの前記第1のアーク誘導レール部分(521)は、前記共通アーク誘導レール(500)の一部として形成されている、請求項に記載のスイッチングデバイス。
  9. -前記第1の対(510)のアーク誘導レールの前記第1のアーク誘導レール部分(511)は、前記第1の電気アーク消弧チャンバ(600)の消弧プレート(601)の延長部として形成され、
    -前記第2の対(520)のアーク誘導レールの前記第1のアーク誘導レール部分(521)は、前記第2の電気アーク消弧チャンバ(700)の消弧プレート(701)の延長部として形成されている、請求項に記載のスイッチングデバイス。
  10. -第1の端子接触レール(50)および第2の端子接触レール(60)を備え、
    -前記第1の固定接点(30)は、前記第1の端子接触レール(50)上に置かれ、前記第2の固定接点(40)は、前記第2の端子接触レール(60)上に置かれている、請求項1~のいずれかに記載のスイッチングデバイス。
  11. -前記第1の電気アーク消弧チャンバ(600)および前記第2の電気アーク消弧チャンバ(700)は、少なくとも第1の部分の消弧プレート(610、710)と、少なくとも第2の部分の消弧プレート(620、720)とを備え、
    -前記第1の部分の消弧プレート(610、710)は、前記第2の部分の消弧プレート(620、720)に対して、前記スイッチング部品(100)に向かって傾斜している、請求項6~10のいずれかに記載のスイッチングデバイス。
  12. -前記第1の電気アーク消弧チャンバ(600)および前記第2の電気アーク消弧チャンバ(700)はそれぞれ、複数の消弧プレートを備え、
    -前記消弧プレートは、前記第1および第2の電気アーク消弧チャンバ(600、700)のそれぞれの側面が、前記スイッチングデバイスの磁気ブローフィールド内で電気アークの走行方向に湾曲した前記電気アークに平行に置かれるように、互いに対して変位または傾斜されている、請求項6~11のいずれかに記載のスイッチングデバイス。
JP2021535199A 2018-12-18 2019-12-16 負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイス Active JP7405853B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB1820592.2A GB201820592D0 (en) 2018-12-18 2018-12-18 Switching device for guiding and switching of load currents
GB1820592.2 2018-12-18
PCT/EP2019/085247 WO2020126976A1 (en) 2018-12-18 2019-12-16 Switching device for guiding and switching of load currents

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022515122A JP2022515122A (ja) 2022-02-17
JP7405853B2 true JP7405853B2 (ja) 2023-12-26

Family

ID=65147173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021535199A Active JP7405853B2 (ja) 2018-12-18 2019-12-16 負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイス

Country Status (8)

Country Link
US (1) US11742165B2 (ja)
EP (1) EP3899998B1 (ja)
JP (1) JP7405853B2 (ja)
KR (1) KR20210102910A (ja)
CN (1) CN113424283A (ja)
GB (1) GB201820592D0 (ja)
PL (1) PL3899998T3 (ja)
WO (1) WO2020126976A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113192774B (zh) * 2021-04-28 2022-05-31 深圳瑞能电气设备有限公司 一种可提供外部电路短路时过流保护的交流双电切换装置
GB2607079B (en) * 2021-05-27 2023-05-17 Eaton Intelligent Power Ltd Switching device and method for operating a switching device
GB2611551A (en) * 2021-10-07 2023-04-12 Eaton Intelligent Power Ltd Switching device and method for operating a switching device
CN115692050B (zh) * 2022-09-07 2023-08-15 中国科学院电工研究所 一种脉冲大电流开关装置的开关机构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2131377A1 (de) 2008-06-04 2009-12-09 Gruner AG Relais mit Doppel-Ankerwippe
JP2014102945A (ja) 2012-11-19 2014-06-05 Anden 電磁継電器
JP2015531975A (ja) 2012-09-05 2015-11-05 イートン コーポレーションEaton Corporation 単一の直流アークシュート及びこれを利用する双方向の直流電気スイッチング装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB548472A (en) 1941-07-25 1942-10-12 Chance Brothers & Co Ltd Improvements relating to electric circuit breakers having magnetic blow-outs
DE2448144C3 (de) * 1974-10-09 1980-02-07 Schaltbau Gesellschaft Mbh, 8000 Muenchen Kontaktsystem fur einen um eine Achse drehbaren Klappanker
DE102005020184B4 (de) * 2005-04-28 2012-02-09 Dewert Antriebs- Und Systemtechnik Gmbh Linearantrieb
EP2393094A1 (en) * 2010-06-07 2011-12-07 Eaton Industries GmbH Switch unit with arc-extinguishing units
EP2463878A1 (de) * 2010-12-07 2012-06-13 Eaton Industries GmbH Schalter mit Löschkammer
EP2463877A1 (de) * 2010-12-07 2012-06-13 Eaton Industries GmbH Schalter mit Löschkammer
EP2463876A1 (de) * 2010-12-07 2012-06-13 Eaton Industries GmbH Schalter mit Löschkammer
EP2551867A1 (de) * 2011-07-28 2013-01-30 Eaton Industries GmbH Schütz für Gleichstrombetrieb
EP2597664A1 (de) * 2011-11-24 2013-05-29 Eaton Industries GmbH Schalter für Gleichstrombetrieb mit mindestens einer Schaltkammer
EP2608236A1 (de) * 2011-12-22 2013-06-26 Eaton Industries GmbH Für einen Gleichstrombetrieb geeignetes Schaltgerät
FR3000284B1 (fr) 2012-12-20 2016-05-13 Schneider Electric Ind Sas Dispositif contacteur-disjoncteur
GB2575684A (en) * 2018-07-20 2020-01-22 Eaton Intelligent Power Ltd Switching device and switching arrangement
GB2576338A (en) * 2018-08-15 2020-02-19 Eaton Intelligent Power Ltd Switching device and method for operating a switching device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2131377A1 (de) 2008-06-04 2009-12-09 Gruner AG Relais mit Doppel-Ankerwippe
JP2015531975A (ja) 2012-09-05 2015-11-05 イートン コーポレーションEaton Corporation 単一の直流アークシュート及びこれを利用する双方向の直流電気スイッチング装置
JP2014102945A (ja) 2012-11-19 2014-06-05 Anden 電磁継電器

Also Published As

Publication number Publication date
GB201820592D0 (en) 2019-01-30
EP3899998A1 (en) 2021-10-27
JP2022515122A (ja) 2022-02-17
US20220044896A1 (en) 2022-02-10
EP3899998B1 (en) 2024-02-28
CN113424283A (zh) 2021-09-21
PL3899998T3 (pl) 2024-05-27
KR20210102910A (ko) 2021-08-20
US11742165B2 (en) 2023-08-29
WO2020126976A1 (en) 2020-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7405853B2 (ja) 負荷電流を誘導およびスイッチングするためのスイッチングデバイス
CN102246250B (zh) 具有灭弧磁体的触头桥
EP0982746B1 (en) Single-pole relay switch
EP0789372B1 (en) Electric current switching apparatus with arc extinguishing mechanism
JP2008270228A (ja) 低電圧サーキット・ブレーカ
KR20120082818A (ko) 자동차용 리튬이온 배터리 시스템에서 회전형 고전압 접촉자의 이중 양극 자기장
CA2934396A1 (en) Double-contact switch with vacuum switching chambers
KR20180043316A (ko) 전기 스위치용 접속 장치 및 전기 스위치
KR100798340B1 (ko) 한류기능을 구비한 배선용 차단기
US20230123517A1 (en) Switching device
JP7050155B2 (ja) リレー
CN212113572U (zh) 一种接触器触头的屏蔽灭弧装置
JP2002117740A (ja) 高速の機械的切換えポイント
US11145472B2 (en) Electrical contact system
EP3635763B1 (en) Electric contact system
KR100496596B1 (ko) 기중차단기
GB2607079A (en) Switching device and method for operating a switching device
JP6300681B2 (ja) 開閉装置
CN213781917U (zh) 一种用于高电流开关的磁吹灭弧装置
WO2023188287A1 (ja) 開閉装置
US20240222039A1 (en) Switching device and method for operating a switching device
CN210110587U (zh) 一种直流快速开关
KR100443943B1 (ko) 아크 자기구동방식의 차단기 및 개폐기용 소호부 구조체
CN111489920A (zh) 一种接触器触头的屏蔽灭弧方法及装置
JP2022049539A (ja) 回路遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210818

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7405853

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150