JP7391938B2 - トルク係数サンプリング用の測定装置、及びトルク係数モデルの構築方法 - Google Patents

トルク係数サンプリング用の測定装置、及びトルク係数モデルの構築方法 Download PDF

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Description

本発明は、精密機器の組立分野に関し、具体的に、トルク係数サンプリング用の測定装置、及びトルク係数モデルの構築方法に関する。
航空、宇宙、軍事、医療などの分野で精密機器の精度や安定性に対する要求が増え続けるにつれて、精密機器の組立精度に対する要求も高まっている。
その中でも、以下のメリットがあることから、精密機器の組立にねじ部品が広く適用されている。
(1)ねじ係合により、十分な大きさの締結力を提供することができる。
(2)ねじ係合は、着脱に便利である。
(3)汎用の標準化設計があるので、大量生産が容易である。
(4)大量生産に対応可能なため、加工コストが低い。
(5)複雑な組立プロセスに頼る必要がないため、組立コストが低い。
(6)互換性がある。
ねじ部品によるねじ締結の品質は、製品の組立品質及び信頼性に直接影響する。経済的な観点から、ねじ部品のコストが高くないが、ねじ部品を使用した製品は通常高価である。品質の問題でねじ締結の不具合が発生すると、製品に及ぼす影響により、莫大な経済損失が引き起こされてしまう。
ねじ部品のボルトを例にすると、ボルトの締付力とは、締付トルクの作用により、ボルトと被締結物との間に生じるボルトの軸線方向の作用力である。精密機器の組立では、締付力が高すぎると、ボルトは、被締結物において応力集中を引き起こし、さらに被締結物の塑性変形を引き起こして、精密機器の精度に影響する。締付力が低すぎると、ボルトによる締結作用が無効になる恐れがある。また、低すぎる締付力は、振動環境でのボルトのゆるみ、被締結物の滑りにつながり、精密機器の精度に深刻な影響を及ぼすか、精密機器の損壊を引き起こす恐れがある。
そこで、精密機器にとっては、ねじ部品の締付力の制御が非常に重要である。
ねじ部品の締付力を制御するために、ねじ部品を締め付ける過程において、トルクを制御することにより、締付力の間接的な制御を実現してもよい。この間接的な制御は、以下の表現式に示すようなトルクと締付力との関係を参照すればよい。
T=K×d×F
ここで、Tはトルクであり、Kはトルク係数であり、dはねじ部品のねじ呼び径であり、Fはねじ部品の締付力である。
生産の実践において、上記の表現式におけるトルク係数Kは、通常、経験に基づいて定数に設定される。例えば、被締結物の、ねじ部品を支持する支持面が滑らかでなく、且つねじ部品と被締結物とのねじ係合に潤滑がない場合、トルク係数Kは、0.2に設定されてもよい。被締結物の、ねじ部品を支持する支持面が滑らかであり、且つねじ部品と被締結物とのねじ係合に潤滑がある場合、トルク係数Kは、0.1に設定されてもよい。
しかしながら、実際の締付過程において、トルク係数Kは、定数でない場合がある。支持面の滑らかさや粗さ、ねじ係合の潤滑程度、締付速度、締付工具、締付時の温度などの外部要因は、いずれもトルク係数Kに影響する。
このため、同様のねじ部品でも、トルク係数Kは、外部要因の変化によって異なる可能性がある。例えば、トルク係数Kは、外部要因の変化につれて、0.1~0.3の範囲、ひいてはもっと広い範囲内で変動する可能性がある。トルク係数Kの変動により、締付力に対する制御精度が必然的に低下し、実際の組立において、ねじ部品の締付力の離散性が大きくなる。
ここからわかるように、締付力の精密な制御が必要な精密機器について、如何に、外部要因も考慮した正確なトルク係数Kを得て、エンジニアリングの実践におけるねじ部品の締付力とトルクとのマッピング関係を正確に得るかが、従来技術において解決すべき技術的課題となっている。
これに鑑み、本発明の一実施例では、トルク係数サンプリング用の測定装置が提供されている。このトルク係数サンプリング用の測定装置は、任意の目標組立圧力の作用下での任意のモデルのねじ部品の測定をサポートして、異なる組立圧力条件での締付力とトルクとのマッピング関係を体現できるサンプリングデータを取得することができる。これらサンプリングデータは、組立圧力によるトルク係数への影響を研究するのに役立つ。
具体的には、該実施例におけるトルク係数サンプリング用の測定装置は、
圧力張力センサーを含む載置台と、
ハウジングと、前記ハウジング内に収容されたトルクテストモジュール及び圧力テストモジュールと、前記ハウジング外に装着されたビットとを含むねじり工具と、を含んでもよく、
ねじ部品が、前記ビットによりねじられて、前記載置台に載置され且つ前記圧力張力センサーに接続されたねじ穴付きサンプルにねじ込まれると、前記圧力張力センサーから、前記ねじ部品と前記ねじ穴付きサンプルとの間の締付力が出力され、前記トルクテストモジュールから、前記ビットにより前記ねじ部品に生じたトルクが出力され、前記圧力テストモジュールから、前記ビットにより軸方向に沿って前記ねじ部品に生じた組立圧力が出力される。
任意選択的に、前記載置台は、前記圧力張力センサーが載置される基板と、圧力張力伝達部材を介して前記圧力張力センサーに接続された前記ねじ穴付きサンプルを、前記圧力張力センサーの上方に支持するサンプル保持部材と、支持部材により前記サンプル保持部材の上方に支持され、前記ねじ部品が載置され、前記ねじ部品のねじ軸部が貫通する貫通穴が開設されている支持天板と、をさらに含む。
任意選択的に、前記トルクテストモジュールは、トルクセンサーと、前記ハウジングに固定されており、前記トルクセンサーの軸方向の一端に接続された第1のトルク伝達部材と、前記トルクセンサーの軸方向の他端に接続されており、前記ビットと同軸に伝動連結された第2のトルク伝達部材と、を含む。
任意選択的に、前記第1のトルク伝達部材は、径方向に貫設された力伝達軸棒を介して、前記ハウジングに固定されている。
任意選択的に、前記ハウジングには、前記力伝達軸棒が挿入される規制穴が開設されており、前記力伝達軸棒の端部は、スリーブを介して、前記規制穴内に挿入される。
任意選択的に、前記第2のトルク伝達部材は、トルク出力軸と同軸に接続され、前記トルク出力軸の基部は、前記ハウジング内に収容された転がり軸受内に貫設されており、前記トルク出力軸の端部は、前記ハウジングの外に伸び、ビット取付スリーブに取り外し可能に接続されており、前記ビットは、前記ビット取付スリーブに同軸に装着されている。
任意選択的に、前記トルク出力軸は、径方向に貫設されたロックピン部材を介して、前記ビット取付スリーブに取り外し可能に接続されている。
任意選択的に、前記圧力テストモジュールは、前記ハウジングに固定された圧力センサーと、軸方向に前記圧力センサーと前記第1のトルク伝達部材との間に配置された推力軸受と、を含む。
任意選択的に、前記圧力センサーと前記推力軸受との間には、摩耗防止部材が配置されている。
また、測定装置により得られたサンプリングデータがトルク係数モデルのモデリングに利用されると、異なる組立圧力条件でのトルク係数の変化法則を得ることができる。この変化法則は、生産の実践を指導することに用いることができる。
具体的には、他の実施例では、トルク係数モデルの構築方法が提供されている。このトルク係数モデルの構築方法は、
設定された組立圧力を維持する条件で、n個(nは自然数)のねじ部品のそれぞれを、前述した実施例に記載の測定装置がテストして出力した締付力及びトルクを受信するステップと、
n個のねじ部品を測定装置がテストして出力した締付力及びトルクを利用して、各ねじ部品のテストで得られるトルク係数過程グラフをそれぞれ構築するステップと、
n個のねじ部品のテストで得られるトルク係数過程グラフを利用して、目標締付力の理想的なトルク係数を決定し、決定された理想的なトルク係数を利用して、設定された組立圧力条件での目標締付力とトルクとの関係モデルを構築するステップと、含む。
上記実施例によれば、測定装置は、圧力張力センサーを利用して、ねじ穴付きサンプルとのねじ締結際にねじ部品が生じる締付力を測定するとともに、トルクセンサーを利用して、ねじ穴付きサンプルとのねじ締結際にねじ部品が受けるトルクを測定することができる。これにより、ねじ部品の締付力及びトルクのリアルタイム監視を実現することができ、さらに、リアルタイムで監視された締付力及びトルクを利用して、トルク係数モデルを構築し、締付力とトルクとのマッピング関係を正確に決定し、生産の実践を指導することができる。また、測定装置は、圧力センサーを利用して、ねじ部品に加えた組立圧力を監視して、リアルタイムで監視された締付力及びトルクを、設定された組立圧力に関連付けることもでき、組立圧力によるトルク係数への影響をさらに反映することができる。
上記実施例における測定装置は、垂直的な分布モードを採用して、ねじり工具の内部構成が重力の影響を受けることにより偏心することがないように保証し、測定の正確性を向上させる。
上記実施例における測定装置のねじり工具は、ビットの取り換えを可能にするために、ビットの取り換えをサポートするビット取付スリーブを含んでもよい。これにより、異なる規格のねじ部品のテストをサポートすることができる。また、ビット取付スリーブは、ロックピン部材によって、取り外し可能な接続を実現し、ビット取付スリーブの取付に軸方向のずれが生じることを避ける。これにより、組立圧力のテスト結果が該軸方向のずれによる影響を受けることを回避し、組立圧力とトルクとのテスト結果の一致性を確保することができる。
上記実施例における測定装置のねじり工具は、カバープレートを取り換えることにより、手動モードと電動モードとの切り替えを実現することができる。手動モードでは、人工的な手触りを導入することにより、異なる人工的な手触りによる締付力への制御程度をさらに反映する。電動モードでは、設定可能なねじれ速度を導入することにより、構築されるトルク係数モデルが、異なる締付速度によるトルク係数への影響をさらに反映できるようにする。
本発明の一実施例におけるトルク係数サンプリング用の測定装置の例示的な構成の模式図である。 図1に示すような測定装置におけるねじり工具の内部構成の模式図である。 図1に示すような測定装置におけるねじり工具の外観の模式図である。 本発明の他の実施例におけるトルク係数モデルの構築方法の例示的なフローの模式図である。
本願の目的、構成、及びメリットをより明確にするために、以下、図面を参照しながら、実施例を挙げて、本発明をさらに詳しく説明する。
ねじ部品のトルク係数の研究について、下記の実施例は、特に、精密機器に適する小寸法のねじ部品、例えば、ねじの規格がM1~M6の範囲内にあるボルトに着目する。大型重荷に耐える車両用、船舶用のねじ部品と異なって、精密機器に適する小寸法のねじ部品は、加工品質に問題が生じやすい。例えば、形状の誤差、寸法の誤差、表面の粗さなどのパラメーターの離散性が大きいため、測定結果の離散性も大きくなる。また、小寸法のねじ部品は、摩擦面積が小さく、パッチ型のセンサーで正確な測定を実施することが難しい。
また、ねじ部品をねじる過程において加える組立圧力も、トルク係数に影響する重要なパラメーターであるが、これは、見落としがちなことである。そこで、組立圧力によるトルク係数への影響を具現して研究するために、下記の実施例では、特に組立圧力の測定が導入されている。
図1は、本発明の一実施例におけるトルク係数サンプリング用の測定装置の例示的な構成の模式図である。図1を参照されたい。該実施例において、トルク係数サンプリング用の測定装置は、載置台10と、ねじり工具30と、を含んでもよく、
該載置台10は、圧力張力センサー12を含み、該載置台10には、ねじ穴付きサンプル17が載置され、該載置台10に載置されたねじ穴付きサンプル17は、圧力張力センサー12に接続され、
該ねじり工具30は、ハウジング31と、ハウジング31内に収容されたトルクテストモジュール32及び圧力テストモジュール36と、ハウジング31外に装着されたビット35と、を含み、
ねじ部品20が、ビット35によりねじられて、ねじ穴付きサンプル17にねじ込まれると、圧力張力センサー12は、ねじ部品20とねじ穴付きサンプル17との間の締付力を出力でき、トルクテストモジュール32は、ビット35によりねじ部品20に生じたトルクを出力でき、圧力テストモジュール36は、ビット35により軸方向に沿ってねじ部品20に生じた組立圧力を出力できる。
上記構成によれば、測定装置は、圧力張力センサー12を利用して、ねじ穴付きサンプル17とのねじ締結際にねじ部品20が生じる締付力を測定するとともに、トルクセンサー32を利用して、ねじ穴付きサンプル17とのねじ締結際にねじ部品20が受けるトルクを測定することができる。これにより、ねじ部品20の締付力及びトルクのリアルタイム監視を実現することができ、さらに、リアルタイムで監視された締付力及びトルクを利用して、トルク係数モデルを構築し、締付力とトルクとのマッピング関係を正確に決定し、生産の実践を指導することができる。また、測定装置は、圧力センサー36を利用して、ねじ部品20に加えた組立圧力を監視して、リアルタイムで監視された締付力及びトルクを、設定された組立圧力に関連付けることもでき、組立圧力によるトルク係数への影響をさらに反映することができる。
図1を続けて参照されたいが。該実施例において、載置台10は、基板11と、サンプル保持部材13と、支持天板16と、をさらに含んでもよい。
ここで、基板11には、圧力張力センサー12が載置されてもよい。サンプル保持部材13は、ねじ穴付きサンプル17を前記圧力張力センサー12の上方に支持することができる。ねじ穴付きサンプル17は、圧力張力伝達部材14を介して圧力張力センサー12に接続されてもよい。支持天板16は、例えばスタッド、ねじなしシャフトなどの支持部材15により、サンプル保持部材13の上方に支持されてもよく、支持天板16には、ねじ部品20が載置されてもよい。ここで、支持天板16には、ねじ部品20のねじ軸部が貫通する貫通穴が開設されており、この貫通穴は、穴壁にねじ山のないねじなし穴であってもよい。
これにより、該実施例における測定装置は、載置台10の基板11と、サンプル保持部材13と、支持天板16とを利用して、それぞれ圧力張力センサー12と、ねじ穴付きサンプル17と、テスト対象のねじ部品20とに対して、階層的に位置を規制して支持することができる。このように、圧力張力センサー12と、ねじ穴付きサンプル17と、テスト対象のねじ部品20との偏心による測定結果への影響を減少ひいては解消し、測定の正確性を向上させることができる。
図2は、図1に示すような測定装置におけるねじり工具の内部構成の模式図である。図3は、図1に示すような測定装置におけるねじり工具の外観の模式図である。
図2を参照しながら、図3も参照されたい。該実施例では、測定装置のねじり工具30がドライバーである場合を例にする。
該ねじり工具30のハウジング31は、メインシェル311と、セカンダリーシェル316と、を含んでもよい。ここで、メインシェル311の外円周面には、作業者がハウジング31を回すことに便利なように、滑り止めゴムがコーティングされてもよい。メインシェル311は、一端の開口(下端の開口)に第1のフランジ312を有し、他端の開口(上端の開口)がカバープレート314によって覆われている。セカンダリーシェル316は、一端の開口(上端の開口)に第2のフランジ317を有し、他端の開口(下端の開口)にエンドキャップ318が装着されており、該エンドキャップ318には、軸穴319が開設されている。また、メインシェル311の第1のフランジ312と、セカンダリーシェル316の第2のフランジ317とを突き合わせて組み立てることにより、ハウジング31を形成することができる。
トルクテストモジュール32は、トルクセンサー320と、第1のトルク伝達部材321と、第2のトルク伝達部材324と、を含む。
トルクセンサー320は、ハウジング31内に収容されており、例えば、図2に示すように、メインシェル311内に収容されており、メインシェル311と隙間嵌めとなっている。
第1のトルク伝達部材321は、ハウジング31に固定されており、トルクセンサー320の軸方向の一端に接続されており、例えば、図2に示すように、メインシェル311に固定されており、トルクセンサー320の軸方向の上端に接続されている。
具体的に、図2において、第1のトルク伝達部材321は、径方向に貫設された力伝達軸棒322によって、ハウジング31(例えば、メインシェル311)に固定されてもよい。これに応じて、ハウジング31(例えば、メインシェル311)には、力伝達軸棒322が挿入される規制穴313が開設されてもよい。ここで、規制穴313は、軸方向に延びる長穴であってもよく、長穴の内面と力伝達軸棒の外円周面との間には、設定された隙間が空けられている。この場合、力伝達軸棒322の端部は、周設されたスリーブ323を介して、規制穴313内に挿入することができる。スリーブ323は、力伝達軸棒322によるメインシェル311の摩耗を減少させるためのものであり、その材質として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE:Poly tetra Fluoroethylene)を選択してもよい。
第2のトルク伝達部材324は、軸方向において第1のトルク伝達部材321から離間するトルクセンサー320の他端に接続されて、ビット35と同軸に伝動連結されてもよい。例えば、図2に示すように、トルクセンサー320の軸方向の下端に接続されている。
具体的には、図2において、第2のトルク伝達部材324は、トルク出力軸326と同軸接続されてもよい。該トルク出力軸326の基部は、ハウジング31(例えば、セカンダリーシェル316)内に収容された転がり軸受327内に貫設されている。例えば、第2のトルク伝達部材324は、下端にボス325を有してもよく、トルク出力軸326は、上端面にボス325と嵌合する溝を有し、ボス325と溝との嵌合によって、第2のトルク伝達部材324とトルク出力軸326との同軸接続が実現できる。
該転がり軸受327は、内輪がトルク出力軸326の外円周面に接触し、外輪がセカンダリーシェル316の内円周面に接触して、トルク出力軸326とセカンダリーシェル316との相対回動を実現し、即ち、トルク出力軸326とセカンダリーシェル316との回動分離を実現する。また、転がり軸受327は、内輪の上端がトルク出力軸326のリングフランジに当接して、外輪の下端がエンドキャップ318のリングボスに当接することにより、転がり軸受327の軸方向の位置決めを実現する。例えば、転がり軸受327として、アンギュラコンタクト玉軸受を選択してもよい。
また、図2において、トルク出力軸326の端部は、エンドキャップ318の軸穴319を通して、ハウジング31の外へ伸び、ビット取付スリーブ33と取り外し可能に接続されている。例えば、トルク出力軸326とビット取付スリーブ33とは、径方向に貫設されたロックピン部材34によって、取り外し可能に接続されてもよい。
これに応じて、ビット35は、ビット取付スリーブ33に同軸に装着されてもよい。例えば、ビット35は外六角形の差込棒を有してよく、ビット取付スリーブ33は内六角形の差込穴を有してよい。外六角形と内六角形との嵌合によって、ビット35とビット取付スリーブ33とが同軸に伝動連結される。
ねじり工具30は、ビット35の取り換えをサポートするビット取付スリーブ33を含むので、ビットの取り換えが可能になり、異なる規格のねじ部品20のテストをサポートすることができる。また、ビット取付スリーブ33は、ロックピン部材34によって、取り外し可能な接続を実現し、ロックピン部材34の軸方向における位置規制によって、ビット取付スリーブ33の取付に軸方向のずれが生じることを避けることができる。これにより、組立圧力のテスト結果が該軸方向のずれによる影響を受けることを回避し、組立圧力とトルクとのテスト結果の一致性を確保することができる。
これにより、ハウジング31が把持される際に受ける外力は、力伝達軸棒322を介して第1のトルク伝達部材321に伝達された後、第1のトルク伝達部材321から、トルクセンサー320、第2のトルク伝達部材324、トルク出力軸326、ビット取付スリーブ33の順に伝達されて、ビット35を回動させ、ねじ部品20のねじりを実現することができる。また、ビット35がねじ部品20をねじる際に受ける反作用トルクは、逆方向にトルクセンサー320へ伝達できるので、トルクセンサー320によって、反作用トルクと同値のねじりトルクを測定することができる。
圧力テストモジュール36は、圧力センサー360と、推力軸受362と、を含んでもよい。
圧力センサー360は、ハウジング31に固定されており、例えば、図2に示すように、トルクテストモジュール32のビット35から離間する側に配置されており、ハウジング31のカバープレート314の下面の収容溝315内に固定されている。推力軸受362は、軸方向に沿って、圧力センサー360と第1のトルク伝達部材321との間に配置されてもよく、圧力センサー360と第1のトルク伝達部材321との回動分離を実現するためのものである。また、圧力センサー360と推力軸受362との間には、摩耗防止部材361が配置されてもよい。
これにより、ビット35がねじ部品20をねじる際に受ける反作用の軸方向力は、ビット取付スリーブ33、トルク出力軸326、第2のトルク伝達部材324、トルクセンサー320、第1のトルク伝達部材321、及び推力軸受362を順に経て、逆方向に圧力センサー360へ伝達できるので、圧力センサー360によって、反作用の軸方向力と同値の組立圧力を測定することができる。
また、上記実施例において、測定装置のねじり工具30のカバープレート314の外面は、滑らかなものとされ、ねじり工具30を手動で駆動する場合の快適さも考慮されている。また、カバープレート314は、駆動用コネクタを有する他のカバープレートに取り換えてもよく、該駆動用コネクタは、動力装置に伝動連結されて、ねじり工具30の自動駆動を実現することができる。即ち、カバープレート314を取り換えることにより、手動モードと電動モードとの切り替えを実現することができる。ここで、手動モードでは、人工的な手触りを導入することにより、異なる人工的な手触りによる締付力への制御程度をさらに反映することができる。電動モードでは、設定可能なねじれ速度を導入することにより、構築されるトルク係数モデルが、異なる締付速度によるトルク係数への影響をさらに反映できるようにする。
上記測定装置の測定プロセスには、潤滑条件と、被締結物の材質条件とがさらに導入されてもよく、以下のステップが含まれる(ねじモデルがM2である航空用ボルトを例にする)。
第1ステップで、ねじモデルがM2である1本の航空用ボルトをランダムに選択してテスト対象とする。
第2ステップで、潤滑条件及び2つの被締結物の材料を決定した後、ねじり工具30によって該ボルトを締め付け、即ち、まず、ねじ穴付きサンプル17を、サンプル保持部材により支持して、圧力張力センサー20の上部の上方に取り付け、圧力張力伝達部材14を介して圧力張力センサー20と接続させた後、測定対象のボルト20を、支持天板16のねじなし穴に通して、ねじ穴付きサンプル17のねじ穴と同軸に対向させ、その後、作業者は、ねじり工具30を手で把持して、ビット35を測定対象のボルト20に接触させた後、ねじり工具30のハウジング31を押し下げて回転させ、力伝達軸棒322によって、トルクセンサー320、トルク出力軸326、ビット取付スリーブ33、及びビット35をハウジング31に従って回動させ、ビット35の回動によって、ボルト20をねじ穴付きサンプル17にねじ込み、さらに、ボルト20を締め付けて、支持天板16とねじ穴付きサンプル17とを締結する。
第3ステップで、ボルト20を締め付ける過程において、圧力センサー360によって、ボルト20が受ける組立圧力を監視し、ボルト20が受ける組立圧力が設定値Fnに達するように、ねじり工具30を押し下げ、トルクセンサー320によって、ボルト20が受けるトルクを監視し、トルク又は締付力が設定値に達すると、ボルトの締め付けを完了し、圧力張力センサーによって、ボルト20が受ける締付力を監視し、その後、トルクセンサー320、圧力張力センサー12、及び圧力センサー360で測定されたデータを収集することにより、ボルト20に対して、特定の組立圧力Fn、決定された潤滑条件、及び設定された被締結物の材料の条件でn回のテストを行って出力されたトルク及び締付力をそれぞれ取得し、そして、n回のテストで出力された締付力及びトルクを利用して、該組立圧力Fnの条件でのトルクと締付力との動的関係グラフを構築する。ここで、nは自然数であり、好ましくは、nが3より大きい。
第4ステップで、表現式T=K×d×F、第3ステップで得られた該ボルト20の、組立圧力Fn、決定された潤滑条件、及び設定された被締結物の材料の条件でのトルクと締付力との動的関係グラフに基づいて、該ボルト20の、組立圧力Fnの条件でトルク係数が締付力に応じて変化するデータセット{Ki}を算出して、ボルトのトルク係数が締付力に応じて変化するデータセット{Ki}を得る。
第5ステップで、トルク係数が締付力に応じて変化するデータセット{Ki}に対して、ノイズ除去処理を行い、例えば、トルク係数が締付力に応じて変化するデータセット{Ki}における、ジャンプの傾向が変化の法則に違反するか、又はジャンプの幅が所定のしきい値を超える特異値を除去し、その後、トルク係数が締付力に応じて変化するデータセット{Ki}に対してノイズ除去処理を行った後に残る値を、該組立圧力Fn、決定された潤滑条件、及び設定された被締結物の材料の条件でのトルク係数過程グラフに当てはめる。
第6ステップで、第2ステップから第5ステップを繰り返して、異なる組立圧力、及び/又は異なる潤滑条件、及び/又は異なる被締結物の材質の条件で、単一のボルト20の複数ロットの締め付けを完了し、複数のトルク係数過程グラフが含まれるグラフクラスターを構築する。
第7ステップで、複数ロットの締め付けによって測定されたトルク係数過程グラフのグラフクラスターを利用して、各トルク係数過程グラフにおいて目標締付力からマッピングされたトルク係数値マッピングセット{K_map}を選択し、目標締付力の、各トルク係数過程グラフにおけるトルク係数値マッピングセット{K_map}に対して、外れ値除外処理を行い、例えば、トルク係数値マッピングセット{K_map}における最大値及び最小値、並びに他とはかけ離れた外れ値を削除し、外れ値除外により選別されたトルク係数値マッピングセット{K_map}における残りの数値の平均値
Figure 0007391938000001
を利用して、該組立圧力Fn、決定された潤滑条件、及び設定された被締結物の材料の条件での目標締付力とトルクとの関係モデル
Figure 0007391938000002
を構築する。
図4は、本発明の他の実施例におけるトルク係数モデルの構築方法の例示的なフローの模式図である。図4を参照されたい。該実施例において、トルク係数モデルの構築方法は、以下のステップを含んでもよい。
S410で、設定された組立圧力を維持する条件で、n個のねじ部品のそれぞれを測定装置がテストして出力した締付力及びトルクを受信する。ここで、nは自然数であり、好ましくは、nが3より大きい。
S420で、n個のねじ部品を測定装置がテストして出力した締付力及びトルクを利用して、各ねじ部品のテストで得られるトルク係数過程グラフをそれぞれ構築する。ここで、トルク係数過程グラフは、トルク係数が締付力に応じて変化するデータセット{Ki}から得られ、該データセット{Ki}における各数値は、T=K×d×Fを満足し、iは1以上、且つn以下であり、dは該モデルのねじ部品の呼び径である。
ここで、本ステップにおいて、さらに、トルク係数が締付力に応じて変化するデータセット{Ki}に対して、ノイズ除去処理を行ってもよい。
S430で、n個のねじ部品のテストで得られるトルク係数過程グラフを利用して、目標締付力の理想的なトルク係数を決定し、決定された理想的なトルク係数を利用して、設定された組立圧力条件での目標締付力とトルクとの関係モデルを構築する。
例えば、本ステップにおいて、まず、各トルク係数過程グラフにおいて目標締付力からマッピングされたトルク係数値マッピングセット{K_map}を決定し、その後、目標締付力の、各トルク係数過程グラフにおけるトルク係数値マッピングセット{K_Map}に対して、外れ値除外処理を行い、例えば、トルク係数値マッピングセット{K_map}における最大値及び最小値、並びに他とはかけ離れた外れ値を削除し、外れ値除外により選別されたトルク係数値マッピングセット{K_map}における残りの数値の平均値
Figure 0007391938000003
を理想的なトルク係数として、設定された組立圧力条件での目標締付力とトルクとの関係モデル
Figure 0007391938000004
を構築してもよい。
ここまで、組立圧力の1つの特定値に対する測定過程が終了する。また、上記測定過程において、締付速度、潤滑条件、及び被締結物の材料も同時に設定してもよい。即ち、組立圧力、潤滑条件、及び被締結物の材質が含まれる多次元の条件で、対応するトルク係数モデルを構築することにより、構築されたトルク係数モデルは、異なる潤滑条件及び被締結物の材料によるトルク係数への影響をさらに反映することができる。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明の精神および原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
10 載置台
11 基板
12 圧力張力センサー
13 サンプル保持部材
14 圧力張力伝達部材
15 支持部材
16 支持天板
17 ねじ穴付きサンプル
20 ねじ部品
30 ねじり工具
31 ハウジング
311 メインシェル
312 第1のフランジ
313 規制穴
314 カバープレート
315 収容溝
316 セカンダリーシェル
317 第2のフランジ
318 エンドキャップ
319 軸穴
32 トルクテストモジュール
320 トルクセンサー
321 第1のトルク伝達部材
322 力伝達軸棒
323 スリーブ
324 第2のトルク伝達部材
325 ボス
326 トルク出力軸
327 転がり軸受
33 ビット取付スリーブ
34 ロックピン部材
35 ビット
36 圧力テストモジュール
360 圧力センサー
361 摩耗防止部材
362 推力軸受

Claims (8)

  1. トルク係数サンプリング用の測定装置であって、
    圧力張力センサー(12)を含む載置台(10)と、
    ハウジング(31)と、前記ハウジング(31)内に収容されたトルクテストモジュール(32)及び圧力テストモジュール(36)と、前記ハウジング(31)外に装着されたビット(35)とを含むねじり工具(30)と、を含み、
    ねじ部品(20)が、前記ビット(35)によりねじられて、前記載置台(10)に載置され且つ前記圧力張力センサー(12)に接続されたねじ穴付きサンプル(17)にねじ込まれると、前記圧力張力センサー(12)から、前記ねじ部品(20)と前記ねじ穴付きサンプル(17)との間の締付力が出力され、前記トルクテストモジュール(32)から、前記ビット(35)により前記ねじ部品(20)に生じたトルクが出力され、前記圧力テストモジュール(36)から、前記ビット(35)により軸方向に沿って前記ねじ部品(20)に生じた組立圧力が出力され
    前記トルクテストモジュール(32)は、
    トルクセンサー(320)と、
    前記ハウジング(31)に固定されており、前記トルクセンサー(320)の軸方向の一端に接続された第1のトルク伝達部材(321)と、
    前記トルクセンサー(320)の軸方向の他端に接続されており、前記ビット(35)と同軸に伝動連結された第2のトルク伝達部材(324)と、を含み、
    前記圧力テストモジュール(36)は、
    前記ハウジング(31)に固定された圧力センサー(360)と、
    軸方向に前記圧力センサー(360)と前記第1のトルク伝達部材(321)との間に配置された推力軸受(362)と、を含む、
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 前記載置台(10)は、
    前記圧力張力センサー(12)が載置される基板(11)と、
    圧力張力伝達部材(14)を介して前記圧力張力センサー(12)に接続された前記ねじ穴付きサンプル(17)を、前記圧力張力センサー(12)の上方に支持するサンプル保持部材(13)と、
    支持部材(15)により前記サンプル保持部材(13)の上方に支持され、前記ねじ部品(20)が載置され、前記ねじ部品(20)のねじ軸部が貫通する貫通穴が開設されている支持天板(16)と、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記第1のトルク伝達部材(321)は、径方向に貫設された力伝達軸棒(322)を介して、前記ハウジング(31)に固定されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  4. 前記ハウジング(31)には、前記力伝達軸棒(322)が挿入される規制穴(313)が開設されており、前記力伝達軸棒(322)の端部は、スリーブ(323)を介して、前記規制穴(313)内に挿入される、
    ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  5. 前記第2のトルク伝達部材(324)は、トルク出力軸(326)と同軸に接続され、前記トルク出力軸(326)の基部は、前記ハウジング(31)内に収容された転がり軸受(327)内に貫設されており、前記トルク出力軸(326)の端部は、前記ハウジング(31)の外に伸び、ビット取付スリーブ(33)に取り外し可能に接続されており、前記ビット(35)は、前記ビット取付スリーブ(33)に同軸に装着されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  6. 前記トルク出力軸(326)は、径方向に貫設されたロックピン部材(34)を介して、前記ビット取付スリーブ(33)に取り外し可能に接続されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  7. 前記圧力センサー(360)と前記推力軸受(362)との間には、摩耗防止部材(361)が配置されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  8. トルク係数モデルの構築方法であって、
    設定された組立圧力を維持する条件で、n個(nは自然数)のねじ部品のそれぞれを、請求項1に記載の測定装置がテストして出力した締付力及びトルクを受信するステップと、
    n個の前記ねじ部品を測定装置がテストして出力した締付力及びトルクを利用して、各前記ねじ部品の、前記設定された組立圧力の条件でのトルクと締付力との動的関係グラフをそれぞれ構築するステップと、
    前記動的関係グラフに基づいて、各前記ねじ部品の、前記設定された組立圧力の条件でトルク係数が締付力に応じて変化するデータセットを算出するステップと、
    前記データセットに対してノイズ除去処理を行った後に残る値を、各前記ねじ部品のテストで得られるトルク係数過程グラフに当てはめるステップと、
    n個の前記ねじ部品のテストで得られるトルク係数過程グラフを利用して、各トルク係数過程グラフにおいて目標締付力からマッピングされたトルク係数値マッピングセットを選択し、外れ値除外により選別されたトルク係数値マッピングセットにおける残りの数値の平均値を目標締付力の理想的なトルク係数として決定し、決定された理想的なトルク係数を利用して、設定された組立圧力条件での目標締付力とトルクとの関係モデルを構築するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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