JP7371273B2 - 蒸気タービン - Google Patents

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Description

本開示は、蒸気タービンに関する。
蒸気タービンは、ケーシング内に複数列の圧縮段を有している。ケーシング内で複数列の圧縮段を経て上流側から下流側に向けて流れる蒸気は、下流側にいくにしたがって膨張するのにともなって、圧力及び温度が低下する。特に最終列の圧縮段付近では、蒸気の湿度が高まり、蒸気中の水分が液滴化することがある。蒸気の湿度上昇は、蒸気タービンの効率低下に繋がる。また、蒸気中の水分が液滴化すると、静翼から飛散した液滴によって最終列の動翼が腐食する、いわゆるエロージョンに繋がることがある。
これに対し、例えば特許文献1には、静翼と動翼との軸方向間隔を径方向内側より外側の方が大きくなるように形成した構成の蒸気タービンが開示されている。このような構成によれば、静翼と動翼との軸方向間隔を径方向の外側で拡大することによって、静翼から流出する旋回流れによる遠心力の効果によって、静翼下流側の外周壁に付着する液滴量を増加させる。これにより、液滴が後流側の動翼先端に到達するのを抑え、エロージョンの低減を図ろうとしている。
特許第3815143号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような構成では、静翼と動翼との軸方向間隔を拡大すると、タービン性能の低下に繋がる。また、静翼と動翼との軸方向間隔を拡大すると、軸方向における圧縮段同士の間隔が増える。このため、回転軸の軸方向長さとともに軸受スパンが増大し、軸振動信頼性の低下にも繋がる。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることができる蒸気タービンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る蒸気タービンは、軸線を中心として回転するロータ軸と、前記ロータ軸の径方向の外側に固定され、前記軸線に沿った軸方向に間隔をあけて配置された複数列の動翼列と、前記ロータ軸及び複数の前記動翼列を覆うように配置されたケーシングと、前記ケーシングの前記径方向の内側に固定され、前記軸方向に間隔をあけて配置され、複数列の前記動翼列の各列に対して前記軸方向の第一側に配置された静翼列と、を備え、前記静翼列は、周方向に間隔をあけて複数配置され、それぞれ径方向に延びる静翼と、環状で、複数の前記静翼の径方向の外側に配置された外側リングと、環状で、複数の前記静翼の径方向の内側に配置された内側リングと、を備え、前記複数列の静翼列のうち最も前記軸方向の第二側に配置された最終列の静翼列において、前記静翼の前記軸方向の第二側の第二側縁部が、前記静翼の径方向の外側の外側端と径方向内側の内側端との中間位置に対して前記径方向内側に形成され、前記軸方向の第二側に湾曲して突出する第二側凸部と、前記中間位置に対して前記径方向の外側に形成され、前記軸方向の第一側に湾曲して窪む第二側凹部と、を有するS字形状とされている。
本開示の蒸気タービンによれば、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることが可能となる。
本開示の実施形態における蒸気タービンの概略構成を示す模式図である。 本開示の第1実施形態における蒸気タービンの最終列の静翼列及び動翼列を示す断面図である。 本開示の第1実施形態における最終列の静翼列の一部を示す斜視図である。 本開示の第1実施形態における最終列の静翼列を構成する静翼の断面形状を示す図である。 本開示の第2、第3実施形態における蒸気タービンの最終列の静翼列及び動翼列を示す断面図である。 本開示の第2実施形態における静翼の断面形状を示す図である。 本開示の第3実施形態における静翼の断面形状を示す図である。
<第一実施形態>
(蒸気タービンの構成)
図1に示すように、本実施形態の蒸気タービン1Aは、軸線Oを中心として回転するロータ20と、ケーシング10と、を有している。
なお、以下の説明の都合上、軸線Oが延びている方向を軸方向Da、軸線Oを基準とした後述する軸芯部22における径方向を単に径方向Dr、軸線Oを中心とした軸芯部22の周方向を単に周方向Dcとする。
(ロータの構成)
ロータ20は、ロータ軸21と、動翼列31と、を有している。
ロータ軸21は、軸線Oを中心として回転可能に配置されている。ロータ軸21は、軸芯部22と、複数のディスク部23と、を有している。軸芯部22は、軸線Oを中心として円柱状を成し、軸方向Daに延びている。複数のディスク部23は、軸方向Daに互いに間隔をあけて配置されている。各ディスク部23は、軸芯部22から径方向Drの外側Droに広がるように配置されている。
(動翼列の構成)
動翼列31は、ロータ軸21の径方向Drの外側Droに固定されている。動翼列31は、ロータ軸21の外周部分であるディスク部23の外周に取り付けられている。動翼列31は、ロータ軸21の軸方向Daに沿って間隔をあけて複数列が配置されている。本実施形態の場合、動翼列31は、例えば四列配置されている。よって、本実施形態の場合、動翼列31として、第一段から第四段の動翼列31が配置されている。
図2に示すように、各列の動翼列31は、周方向Dcに並ぶ複数の動翼32と、シュラウド34と、プラットフォーム35と、を有している。各動翼32は、径方向Drに延びている。シュラウド34は、動翼32の径方向Drの外側Droに配置されている。プラットフォーム35は、動翼32の径方向Drの内側Driに配置されている。蒸気Sは、動翼32においてシュラウド34とプラットフォーム35との間の環状の空間を流れる。
(ケーシングの構成)
図1に示すように、ケーシング10は、ロータ20を覆うように形成されている。ケーシング10の径方向Drの内側Driには、静翼列41が固定されている。静翼列41は、軸方向Daに沿って間隔を空けて複数配置されている。本実施形態では、静翼列41の列数は、動翼列31と同じ四列が配置されている。各静翼列41は、複数列の動翼列31の各列に対して軸方向Daの第一側Dauに隣接して配置されている。軸方向Daの第一側Dauは、ケーシング10内における蒸気Sの流れ方向上流側である。すなわち、蒸気Sは、ケーシング10内を軸方向Daの第一側Dauから第二側Dad側に流れていく。
(静翼列の構成)
図2、図3に示すように、静翼列41は、静翼42と、外側リング43と、内側リング44と、を有している。静翼42は、周方向Dcに間隔をあけて複数配置されている。外側リング43は、環状で、複数の静翼42の径方向Drの外側Droに配置されている。内側リング44は、環状で、複数の静翼42の径方向Drの内側Driに配置されている。蒸気Sは、外側リング43と内側リング44との間の環状の空間を流れる。
各静翼42の径方向Drの内側Driの内側端42sは、内側リング44に固定されている。各静翼42の径方向Drの外側Droの外側端42tは、外側リング43に固定されている。
図4に示すように、静翼42は、軸方向Daの第一側Dauの第一側縁部48から軸方向Daの第二側Dad側の第二側縁部49に亘って、径方向Dr(図4の紙面に直交する方向)からの断面視で翼断面形状を有している。静翼42は、腹側部材45と、背側部材46と、から形成されている。腹側部材45は、その表面が静翼42の腹面42aを形成するよう、凹状に湾曲形成されている。背側部材46は、その表面が静翼42の背面42bを形成するよう、凸状に湾曲形成されている。腹側部材45と背側部材46は、それぞれ金属製の板状部材を、所定の形状に湾曲させたものである。静翼42は、腹側部材45と背側部材46とを互いに組み合わせて溶接することで形成されている。これにより、静翼42の内部、すなわち腹側部材45と背側部材46との間には、空洞部47が形成されている。
図2に示すように、静翼42の第二側縁部49は、第二側凸部49aと、第二側凹部49bと、翼端延出部49cと、を有している。
第二側凸部49aは、静翼42の外側端42tと内側端42sとの中間位置42mに対し、径方向Drの内側Driに形成されている。第二側凸部49aは、軸方向Daの第二側Dadに突出するように凸状に湾曲形成されている。より具体的には、第二側凸部49aは、内側端42s及び中間位置42mよりも、軸方向Daの第二側Dadに突出するように、湾曲して形成されている。
例えば、中間位置42mとは、第二側縁部49における静翼42の径方向Dr両端の中心であってもよい。
第二側凹部49bは、中間位置42mに対して径方向Drの外側Droに連続して形成されている。第二側凹部49bは、軸方向Daの第一側Dauに湾曲して窪んで形成されている。第二側凹部49bは、中間位置42m及び外側端42tよりも、軸方向Daの第一側Dauに窪むように凹状に湾曲形成されている。
翼端延出部49cは、第二側凹部49bに対して径方向Drの外側Droに連続して形成されている。翼端延出部49cは、第二側凹部49bから軸方向Daの第二側Dadに突出して延び、外側リング43に接続されている。
これにより、第二側縁部49は、周方向Dcから見てS字形状とされている。
例えば、第二側縁部49は、静翼42の外側端42tから内側端42sに亘るS字形状を有してもよい。
例えば、静翼42の第一側縁部48は、第一側凹部48aと、第一側凸部48bと、を有してS字形状に形成されていてもよい。
例えば、第一側縁部48は、静翼42の外側端42tから内側端42sに亘るS字形状を有してもよい。
第一側凹部48aは、静翼42の径方向Drの内側Driに形成されている。第一側凹部48aは、軸方向Daの第二側Dadに凹状に窪むように湾曲形成されている。
第一側凸部48bは、第一側凹部48aに対して径方向Drの外側Droに連続して形成されている。第一側凸部48bは、軸方向Daの第一側Dauに凸状に突出するように湾曲形成されている。
(作用効果)
上記したような蒸気タービン1Aによれば、静翼42の第二側縁部49の第二側凹部49bが、軸方向Daの第一側Dauに窪んでいる。このため、第二側凹部49bと、最終列の動翼列31Fの動翼32との軸方向Daにおける間隔S1が大きくなる。これにより、静翼42から流出する旋回流れによる遠心力の効果によって、液滴は、図2中、仮想線L1で示すような蒸気の流れに乗って静翼42から軸方向Da第二側Dadへと流れつつ、径方向Drの外側Droへと流れていく。このため、動翼32の軸方向Daの第一側Dauの端部32aに到達する液滴の量を抑えることができる。その結果、エロージョンの低減を図ることができる。
また、静翼42の第二側縁部49において、第二側凸部49aが軸方向Daの第二側Dadに突出している。このため、第二側凸部49aと最終列の動翼列31Fとの間隔S2を、第二側凹部49bの部分の間隔S1に比較して小さくすることができる。これにより、タービン性能の低下を抑えることができる。また、第二側凸部49aと最終列の動翼列31Fの動翼32との間隔S2を小さくすることで、軸受スパンが増大するのを抑え、軸振動信頼性の低下を抑えることができる。また、第二側凸部49aは、径方向Drの内側Driに形成されているので、蒸気Sの流れの周速も径方向Drの外側Droに比較すれば小さく、エロージョンが生じにくい。その結果、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることが可能となる。
上記したような蒸気タービン1Aは、第二側凹部49bに対して径方向Drの外側Droに連続して形成され、軸方向Daの第二側Dadに延びる翼端延出部49c、をさらに備えている。
これにより、静翼42から流出する旋回流れによる遠心力の効果によって、径方向Drの外側Droへと流れていく液滴が、第二側凹部49bに溜まるのを抑えることができる。したがって、液滴が、翼端延出部49cから外側リング43へと円滑に案内される。このように、液滴を外側リング43へと導くことによって、軸方向Daの第一側Dauの動翼32の端部32aに到達する液滴の量を、より有効に抑えることができる。
上記したような蒸気タービン1Aによれば、第一側縁部48が、第一側凹部48aと、第一側凸部48bと、を有してS字形状とされている。
これにより、静翼42の第一側縁部48を、径方向Drに沿って延びる直線状に形成した場合に比較し、軸方向Daに沿って第一側縁部48と第二側縁部49とを結んだときの静翼42の翼面長が、部分的に長くなるのを抑えることができる。具体的には、第一側凹部48aから第二側凸部49aに向かう流路長と、軸方向Daに沿って第一側凸部48bから第二側凹部49bに向かう流路長とが大きく異なるのを抑えることができる。これにより、液滴と静翼42の表面との間に生じる摩擦損失が、径方向Drで部分的に大きく異なるのを抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、本開示にかかる蒸気タービンの第2実施形態について説明する。この第2実施形態で示す蒸気タービンは、第1実施形態の蒸気タービンに対して、スリットを備える点が異なるのみである。したがって、第2実施形態の説明においては、第1実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに重複説明を省略する。つまり、第1実施形態で説明した構成と共通する蒸気タービンの各部の構成については、その説明を省略する。
図5、図6に示すように、本実施形態の蒸気タービン1Bの静翼列41を構成する静翼42Bは、連通孔50を有している。
連通孔50は、径方向Drにおいて、中間位置42mよりも径方向Drの外側Droに形成されている。
連通孔50は、静翼42Bの腹側部材45の外表面と空洞部47とを連通するように形成されている。
例えば、連通孔50は、径方向Drに連続して延びるスリットであってもよい。
例えば、連通孔50は、スリットに代えて、静翼42Bの腹側部材45の外表面と空洞部47とを連通する一以上の孔であってもよい。
例えば、連通孔50は、静翼42Bの腹側部材45の外表面のうち、径方向Drについて、中間位置42mよりも径方向Drの外側Droにのみ形成されてもよい。
例えば、連通孔50は、静翼42Bの腹側部材45の外表面のうち、第一側縁部48より第二側縁部49に近い位置にのみ形成されてもよい。
このような構成では、静翼列41を流れる蒸気中に生じた液滴の一部が、連通孔50を通して静翼42B内の空洞部47に回収される。回収された空洞部47内の液滴は、外側リング43、あるいは内側リング44に形成された液滴回収溝(図示無し)等を介してケーシング10の外部に排出される。
(作用効果)
上記したような蒸気タービン1Bによれば、上記第一実施形態と同様、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることが可能となる。
また、この蒸気タービン1Bでは、連通孔50を通して、液滴の少なくとも一部を静翼42B内の空洞部47で回収することができる。これによって、軸方向Daの第一側Dauの動翼32の端部32aに到達する液滴の量を、より有効に抑えることができる。したがって、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることが可能となるという効果を、より顕著に奏することができる。
また、この蒸気タービン1Bでは、連通孔50が、中間位置42mよりも径方向Drの外側Droに形成されているため、連通孔50の加工面積を縮小することができる。
また、この蒸気タービン1Bでは、連通孔50が、中間位置42mよりも径方向Drの外側Droに形成されているため、連通孔50の位置に関連して、静翼42Bの空洞部47を小さくできる。したがって、空洞部47内の液滴が排出されやすい。
また、この蒸気タービン1Bでは、連通孔50は、静翼42Bの腹側部材45の外表面のうち、第一側縁部48より第二側縁部49に近い位置にのみ形成されている。したがって、静翼42Bの第二側縁部49を遮熱構造とすることができる。
(第3実施形態)
次に、本開示にかかる蒸気タービンの第3実施形態について説明する。この第3実施形態の蒸気タービンは、第2実施形態で示した蒸気タービンに対して、静翼内に隔壁を備える点が異なるのみである。したがって、第3実施形態の説明においては、同一部分に同一符号を付して重複説明を省略する。つまり、第2実施形態に対する相違点を中心に説明を行い、第1、第2実施形態で説明した構成と共通する構成については、その説明を省略する。
図5、図7に示すように、本実施形態の蒸気タービン1Cの静翼列41を構成する静翼42Cは、連通孔50と、隔壁55(図7参照)と、を有している。
連通孔50は、径方向Drにおいて、中間位置42mよりも径方向Drの外側Droに形成されている。図7に示すように、連通孔50は、静翼42Cの腹側部材45の外表面と空洞部47とを連通するように形成されている。
隔壁55は、静翼42Cの内部に形成されている。隔壁55は、第一側縁部48と第二側縁部49との間で、腹側部材45と背側部材46とに接合されている。隔壁55は、連通孔50よりも軸方向Daの第一側Dauに配置されている。隔壁55は、径方向Drに連続して延びている。隔壁55は、静翼42C内の空洞部47を、前記軸方向Daの第一側Dauの第一空洞部47uと第二側Dadの第二空洞部47dとに区画している。
例えば、隔壁55を境界として、静翼42は、連通孔50を有する部品と、連通孔50を有さない部品と、の分割構造を有する組立体であってもよい。
このような構成では、静翼列41を流れる蒸気中に生じた液滴の一部が、連通孔50を通して静翼42C内で、隔壁55よりも軸方向Daの第二側Dadの第二空洞部47dに回収される。回収された第二空洞部47d内の液滴は、外側リング43、あるいは内側リング44に形成された液滴回収溝(図示無し)等を介してケーシング10の外部に排出される。第二空洞部47d内の液滴は、隔壁55により、空洞部47内で隔壁55よりも軸方向Daの第一側Dauの第一空洞部47u内に侵入することが抑えられる。
(作用効果)
上記したような蒸気タービン1Cによれば、上記第一、第二実施形態と同様、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることが可能となる。
加えて、この蒸気タービン1Cでは、隔壁55により、静翼42C内の空洞部47で隔壁55に対して軸方向Daの第二側Dadで、液滴が回収される部分(第二空洞部47dの流路断面積を小さくすることができる。また、静翼42C内の第二空洞部47d内に回収された液滴が、静翼42C内で第一空洞部47uに移動するのを抑えることができる。したがって、静翼42Cにおいて軸方向Daの第一側Dauの第一側縁部48側を密封遮熱構造とすることが可能となる。
さらに、この蒸気タービン1Cによれば、隔壁55を境界として、分割構造を有する組立体であることにより、製造しやすい静翼42を提供できる。
(その他の実施形態)
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、設計変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第二側縁部49の第二側凸部49a、第二側凹部49bを、それぞれ湾曲して形成するようにしたが、その具体的形状については何ら問うものでない。例えば、第二側凸部49a、第二側凹部49bは、一定の曲率で湾曲させるようにしてもよいし、第二側凸部49a、第二側凹部49bは、曲率を部分的に異ならせてもよい。
また、第一側縁部48を、第二側縁部49と同様にS字形状としたが、これに限られない。第一側縁部48は、例えば直線状であってもよい。
また、例えば、動翼列31、及び静翼列41の段数等をはじめとして、蒸気タービン1A、1B、1Cの各部の構成については、適宜変更することが可能である。
<付記>
各実施形態に記載の蒸気タービン1A、1B、1Cは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る蒸気タービン1A、1B、1Cは、軸線Oを中心として回転するロータ軸21と、前記ロータ軸21の径方向Drの外側Droに固定され、前記軸線Oに沿った軸方向Daに間隔をあけて配置された複数列の動翼列31と、前記ロータ軸21及び複数の前記動翼列31を覆うように配置されたケーシング10と、前記ケーシング10の前記径方向Drの内側Driに固定され、前記軸方向Daに間隔をあけて配置され、複数列の前記動翼列31の各列に対して前記軸方向Daの第一側Dauに配置された静翼列41と、を備え、前記静翼列41は、周方向Dcに間隔をあけて複数配置され、それぞれ径方向Drに延びる静翼42、42B、42Cと、環状で、複数の前記静翼42、42B、42Cの径方向Drの外側Droに配置された外側リング43と、環状で、複数の前記静翼42、42B、42Cの径方向Drの内側Driに配置された内側リング44と、を備え、前記複数列の静翼列41のうち最も前記軸方向Daの第二側Dadに配置された最終列の静翼列41Fにおいて、前記静翼42、42B、42Cの前記軸方向Daの第二側Dadの第二側縁部49が、前記静翼42、42B、42Cの径方向Drの外側Droの外側端42tと径方向Drの内側Driの内側端42sとの中間位置42mに対して前記径方向Drの内側Driに形成され、前記軸方向Daの第二側Dadに湾曲して突出する第二側凸部49aと、前記中間位置42mに対して前記径方向Drの外側Droに形成され、前記軸方向Daの第一側Dauに湾曲して窪む第二側凹部49bと、を有するS字形状とされている。
このような蒸気タービン1A、1B、1Cによれば、静翼42、42B、42Cの第二側縁部49の第二側凹部49bが、軸方向Daの第一側Dauに窪んでいる。このため、第二側凹部49bと、最終列の動翼列31Fの動翼32との軸方向Daにおける間隔S1が大きくなる。これにより、静翼42、42B、42Cから流出する旋回流れによる遠心力の効果によって、液滴は、蒸気の流れに乗って静翼42、42B、42Cから軸方向Da第二側Dadへと流れつつ、径方向Drの外側Droへと流れていく。このため、動翼32の軸方向Daの第一側Dauの端部32aに到達する液滴の量を抑えることができる。その結果、エロージョンの低減を図ることができる。
また、静翼42、42B、42Cの第二側縁部49において、第二側凸部49aが軸方向Daの第二側Dadに突出している。このため、第二側凸部49aと最終列の動翼32との間隔S2を、第二側凹部49bの部分の間隔S1に比較して小さくすることができる。これにより、タービン性能の低下を抑えることができる。また、軸受スパンが増大するのを抑え、軸振動信頼性の低下を抑えることができる。その結果、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることが可能となる。
(2)第2の態様に係る蒸気タービン1A、1B、1Cは、(1)の蒸気タービン1A、1B、1Cであって、前記第二側凹部49bに対して前記径方向Drの外側Droに連続して形成され、前記軸方向Daの第二側Dadに延びる翼端延出部49c、をさらに備える。
これにより、静翼42、42B、42Cから流出する旋回流れによる遠心力の効果によって、径方向Drの外側Droへと流れていく液滴が、第二側凹部49bに溜まるのを抑えることができる。したがって、液滴を翼端延出部49cから外側リング43へと円滑に案内することができる。このように、液滴を外側リング43へと導くことによって、軸方向Daの第一側Dauの動翼32の端部32aに到達する液滴の量を、より有効に抑えることができる。
(3)第3の態様に係る蒸気タービン1B、1Cは、(1)又は(2)の蒸気タービン1B、1Cであって、前記静翼42B、42Cは、内部に空洞部47が形成された中空構造とされ、前記中間位置42mよりも径方向Drの外側Droに、前記静翼42B、42Cの外表面と前記空洞部47とを連通する連通孔50が形成されている。
これにより、連通孔50を通して、液滴の少なくとも一部を静翼42B、42C内の空洞部47で回収することができる。これによって、軸方向Daの第一側Dauの動翼32の端部32aに到達する液滴の量を、より有効に抑えることができる。
また、この蒸気タービン1B、1Cでは、連通孔50が、中間位置42mよりも径方向Drの外側Droに形成されているため、連通孔50の加工面積を縮小することができる。
また、この蒸気タービン1B、1Cでは、連通孔50が、中間位置42mよりも径方向Drの外側Droに形成されているため、連通孔50の位置に関連して、静翼42Bの空洞部47を小さくできる。したがって、空洞部47内の液滴が排出されやすい。
(4)第4の態様に係る蒸気タービン1Cは、(3)の蒸気タービン1Cであって、前記静翼42Cの内部に形成され、前記連通孔50よりも前記軸方向Daの第一側Dauに、前記空洞部47を前記軸方向Daの第一側Dauと第二側Dadとに区画する隔壁55が形成されている。
これにより、静翼42C内の空洞部47で隔壁55に対して軸方向Daの第二側Dadの、液滴が回収される部分である第二空洞部47dの流路断面積を小さくすることができる。また、静翼42C内の空洞部47内に回収された液滴が、静翼42C内で隔壁55よりも軸方向Daの第一側Dauの第一空洞部47uに移動するのを抑えることができる。したがって、静翼42Cにおいて軸方向Daの第一側Dauの第一側縁部48側を密封遮熱構造とすることが可能となる。
(5)第5の態様に係る蒸気タービン1A、1B、1Cは、(1)から(4)の何れか一つの蒸気タービン1A、1B、1Cであって、前記静翼42、42B、42Cの前記軸方向Daの第一側Dauの第一側縁部48が、前記静翼42、42B、42Cの前記径方向Drの内側Driに形成され、前記軸方向Daの第二側Dadに湾曲して窪む第一側凹部48aと、前記第一側凹部48aに対して前記径方向Drの外側Droに形成され、前記軸方向Daの第一側Dauに湾曲して突出する窪む第一側凸部48bと、を有する。
これにより、静翼42、42B、42Cの第一側縁部48を、径方向Drに沿って延びる直線状に形成した場合に比較し、軸方向Daに沿って第一側凹部48aから第二側凸部49aに向かう流路長と、軸方向Daに沿って第一側凸部48bから第二側凹部49bに向かう流路長とが大きく異なるのを抑えることができる。これにより、液滴と静翼42、42B、42Cの表面との間に生じる摩擦損失が、径方向Drで大きく異なるのを抑えることができる。
上記した蒸気タービンによれば、タービン性能の低下、軸振動信頼性の低下を抑えつつ、エロージョンの発生を有効に抑えることができる。
1A、1B、1C…蒸気タービン
10…ケーシング
20…ロータ
21…ロータ軸
22…軸芯部
23…ディスク部
31…動翼列
31F…最終列の動翼列
32…動翼
32a…端部
34…シュラウド
35…プラットフォーム
41…静翼列
41F…最終列の静翼列
42、42B、42C…静翼
42a…腹面
42b…背面
42m…中間位置
42s…内側端
42t…外側端
43…外側リング
44…内側リング
45…腹側部材
46…背側部材
47…空洞部
47d…第二空洞部
47u…第一空洞部
48…第一側縁部
48a…第一側凹部
48b…第一側凸部
49…第二側縁部
49a…第二側凸部
49b…第二側凹部
49c…翼端延出部
50…連通孔
55…隔壁
Da…軸方向
Dad…第二側
Dau…第一側
Dc…周方向
Dr…径方向
Dri…内側
Dro…外側
L1…仮想線
O…軸線
S…蒸気

Claims (5)

  1. 軸線を中心として回転するロータ軸と、
    前記ロータ軸の径方向の外側に固定され、前記軸線に沿った軸方向に間隔をあけて配置された複数列の動翼列と、
    前記ロータ軸及び複数の前記動翼列を覆うように配置されたケーシングと、
    前記ケーシングの前記径方向の内側に固定され、前記軸方向に間隔をあけて配置され、複数列の前記動翼列の各列に対して前記軸方向の第一側に配置された静翼列と、を備え、
    前記静翼列は、
    周方向に間隔をあけて複数配置され、それぞれ径方向に延びる静翼と、
    環状で、複数の前記静翼の径方向の外側に配置された外側リングと、
    環状で、複数の前記静翼の径方向の内側に配置された内側リングと、を備え、
    前記複数列の静翼列のうち最も前記軸方向の第二側に配置された最終列の静翼列において、前記静翼の前記軸方向の第二側の第二側縁部が、
    前記静翼の径方向の外側の外側端と径方向内側の内側端との中間位置に対して前記径方向内側に形成され、前記軸方向の第二側に湾曲して突出する第二側凸部と、
    前記中間位置に対して前記径方向の外側に形成され、前記軸方向の第一側に湾曲して窪む第二側凹部と、を有するS字形状とされ
    前記静翼は、内部に空洞部が形成された中空構造とされ、
    前記中間位置よりも径方向の外側に、前記静翼の腹側部材の外表面と前記空洞部とを連通する連通孔が形成され、
    前記連通孔よりも前記軸方向の第一側に、前記空洞部を前記軸方向の第一側と第二側とに区画する隔壁が形成されている
    蒸気タービン。
  2. 前記第二側凹部に対して前記径方向の外側に連続して形成され、前記軸方向の第二側に延びる翼端延出部、をさらに備える
    請求項1に記載の蒸気タービン。
  3. 前記静翼の前記軸方向の第一側の第一側縁部が、
    前記静翼の前記径方向内側に形成され、前記軸方向の第二側に湾曲して窪む第一側凹部と、
    前記第一側凹部に対して前記径方向の外側に形成され、前記軸方向の第一側に湾曲して突出する窪む第一側凸部と、を有する
    請求項1又は2に記載の蒸気タービン。
  4. 前記連通孔は、前記静翼の前記軸方向の第一側の第一側縁部より、前記第二側縁部に近い位置にのみ形成されている
    請求項1又は2に記載の蒸気タービン。
  5. 前記静翼は、前記隔壁を境界として、前記連通孔を有する部品と、前記連通孔を有さない部品と、の分割構造を有する
    請求項1から4の何れか一項に記載の蒸気タービン。
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