JP7368622B2 - 移動デバイスの回避方法、装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

移動デバイスの回避方法、装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明の実施例は人工知能技術分野に関し、特に移動デバイスの回避方法、装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
人工知能技術の高速成長につれて、ロボットの応用がますます普及してきた。1つの適用シーンにおいては複数のロボットが配置される可能性もある。その場合、複数のロボットのナビゲーション経路が衝突してしまうかもしれない。2つのロボットのナビゲーション経路に衝突が発生した場合、優先レベルが低いロボットに回避させることができる。しかしながら、従来の回避方法によれば、ロボットの回避後の始動時間が長すぎる。
本発明は、移動デバイスの回避方法、装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することによって、移動デバイスの回避後の始動時間を短縮することができる。
以上の目的を達成するために、本発明は以下の技術案を採用する。
第1の態様によると、本発明は、移動デバイスの回避装置に適用できる、移動デバイスの回避方法を開示する。当該回避方法は、移動デバイスの目標経路方向を確定するステップと、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するステップと、目標経路方向に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから移動デバイスの目標パーキング方向を特定するステップと、移動デバイスが回避エリアでパーキングするように、目標パーキング方向に基づいて移動デバイスを制御するステップと、を含み、ここで、目標経路方向は、移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向である。
選択的に、1つの可能な設計方式において、上述の「第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定する」ステップは、移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定するステップと、回避エリアの境界及び通路幅に基づいて第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するステップと、を含むことができ、ここで、回避エリアはプリセットの移動エリアの範囲に属する。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「回避エリアの境界及び通路幅に基づいて第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確認する」ステップは、通路幅がプリセットの長さより大きいと確定した場合、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するステップを含むことができる。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「回避エリアの境界及び通路幅に基づいて第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定する」ステップは、通路幅がプリセットの長さ以下であると確定した場合、移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と、移動デバイスの走行方向が位置する直線との位置関係に基づいて、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するステップをむことができる。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と移動デバイスの走行方向が位置する直線との位置関係に基づいて、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定する」ステップは、物理的な長軸が位置する直線と、走行方向が位置する直線とが互いに平行になる場合、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するステップを含むことができる。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と移動デバイスの走行方向が位置する直線との位置関係に基づいて、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定する」ステップは、物理的な長軸が位置する直線と、走行方向が位置する直線とが互いに垂直になる場合、回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するステップを含む。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定する」ステップは、プリセットの移動エリアの範囲に属しない目標パーキングエリアを確定するステップと、目標パーキングエリアにおいて移動デバイスに最も近接する境界である目標境界を認識するステップと、目標境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するステップと、をむことができる。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「移動デバイスが回避エリアでパーキングするように、目標パーキング方向に基づいて移動デバイスを制御する」ステップは、移動デバイスを、走行方向が目標パーキング方向に向き、回避エリアでパーキングするように、制御するステップを含むことができる。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「目標経路方向に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから移動デバイスの目標パーキング方向を特定する」ステップは、第1の方向角及び第2の方向角を確定するステップと、第1の方向角及び第2の方向角に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから目標パーキング方向を特定するステップと、を含むことができる。ここで、第1の方向角は第1の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角であり、第2の方向角は第2の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角である。
選択的に、他の可能な設計方式において、上述の「第1の方向角及び第2の方向角に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから目標パーキング方向を特定する」ステップは、第1の方向角が第2の方向角より小さい場合に第1の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定するステップと、第1の方向角が第2の方向角より大きい場合に第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定するステップと、第1の方向角が第2の方向角に等しい場合に第1の候補パーキング方向又は第の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定するステップと、を含むことができる。
第2の態様によると、本発明は移動デバイスの回避装置を開示する。当該回避装置は、確定モジュール及び制御モジュールを備える。
ここで、確定モジュールは移動デバイスの目標経路方向を確定するように構成され、目標経路方向は移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向である。確定モジュールはさらに、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するように構成される。確定モジュールはさらに、目標経路方向に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから移動デバイスの目標パーキング方向を特定するように構成される。制御モジュールは、確定モジュールにより確定された目標パーキング方向に基づいて、移動デバイスが回避エリアでパーキングするように移動デバイスを制御する。
選択的に、1つの可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定し、回避エリアの境界及び通路幅に基づいて第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するように構成される。ここで、回避エリアはプリセットの移動エリアの範囲に属する。
選択的に、他の可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、通路幅がプリセットの長さより大きいと確定した場合、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように構成される。
選択的に、他の可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、通路幅がプリセットの長さ以下であると確定した場合、移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と移動デバイスの走行方向が位置する直線との位置関係に基づいて、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するように更に構成される。
選択的に、他の可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、物理的な長軸が位置する直線と、走行方向が位置する直線とが互いに平行になる場合、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように更に構成される。
選択的に、他の可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、物理的な長軸が位置する直線と、走行方向が位置する直線とが互いに垂直になる場合、回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように更に構成される。
選択的に、他の可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、プリセットの移動エリアに属しない目標パーキングエリアを確定し、目標パーキングエリアにおいて移動デバイスに最も近接する境界である目標境界を認識し、目標境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように更に構成される。
選択的に、他の可能な設計方式において、制御モジュールは具体的に、移動デバイスを、走行方向が目標パーキング方向に向いて回避エリアでパーキングするように制御するように構成される。
選択的に、他の可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、第1の方向角及び第2の方向角を確定し、第1の方向角及び第2の方向角に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから目標パーキング方向を特定するように更に構成される。ここで、第1の方向角は第1の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角であり、第2の方向角は第2の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角である。
選択的に、他の可能な設計方式において、確定モジュールは具体的に、第1の方向角が第2の方向角より小さい場合に第1の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定し、第1の方向角が第2の方向角より大きい場合に第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定し、第1の方向角が第2の方向角に等しい場合に第1の候補パーキング方向又は第の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定するように更に構成される。
第3の態様によると、本発明は移動デバイスの回避装置を開示する。当該回避装置は、メモリ、プロセッサ、バス及び通信ポートを備える。メモリはコンピュータ実行命令を記憶するように構成され、プロセッサとメモリはバスを介して接続する。プロセッサは、移動デバイスの回避装置が作動時に上述の第1の態様に係る移動デバイスの回避方法を実行するように、メモリに記憶されているコンピュータ実行命令を実行する。
選択的に、当該移動デバイスの回避装置はトランシーバを更に備えることができる。当該トランシーバは、移動デバイスの回避装置のプロセッサにより制御されて、データ、シグナル又は情報の受送信(例えば、目標経路の方向を取得すること)を実行するように構成される。
選択的に、当該移動デバイスの回避装置は移動デバイス自体であってもよく、移動デバイスの中の一部の装置、例えば移動デバイス中のチップシステムであってもよい。当該チップシステムは、移動デバイスの回避装置が第1の態様に係る機能(例えば、上述の移動デバイスの回避方法に関わるデータ及び/又は情報を受信、送信又は処理すること)を実現できるように支える。当該チップシステムはチップを備えており、他の個別素子や回路構成を備えてもよい。
選択的に、当該移動デバイスの回避装置は、移動デバイスと通信可能に接続されるサーバであってもよく、サーバ中の一部の装置(例えば、サーバにおけるチップシステム)であってもよい。
第4の態様によると、本発明はコンピュータ読取可能な記憶媒体を開示する。コンピュータ読取可能な記憶媒体には命令が記憶されており、コンピュータが命令を実行するとき、コンピュータは第1の態様に係る移動デバイスの回避方法を実行する。
第5の態様によると、本発明はコンピュータプログラム製品を開示する。当該コンピュータプログラム製品はコンピュータ命令を含み、コンピュータ命令がコンピュータにおいて動作するとき、コンピュータは第1の態様に係る移動デバイスの回避方法を実行する。
なお、上述のコンピュータ命令はコンピュータ読取可能な記憶媒体にすべて又は部分的に記憶されることができる。ここで、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、移動デバイスの回避装置のプロセッサと一緒にパッケージングされてもよく、移動デバイスの回避装置のプロセッサと別でパッケージングされてもよく、本発明はそれについて制限しない。
本発明に係る移動デバイスの回避方法によれば、回避エリアでパーキングするときの移動デバイスの向き(すなわち、本発明による目標パーキング方向)は目標経路方向に基づいて確定されるものであり、目標経路方向は移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向である。よって、本発明による技術手段としては、2つの候補パーキング方向のうちから、ナビゲーション経路の方向に合う目標パーキング方向を特定することができる。それによって、ナビゲーション経路の方向と目標パーキング方向との間の角度差が大きくならない。こうすると、移動デバイスが回避エリアでパーキングした後、移動デバイスの本体がナビゲーション経路に向くように速やかに方向を調整することができる。よって、本発明に係る移動デバイスの回避方法は、移動デバイスの回避後の始動時間を短縮することができる。
本発明の第2の態様、第3の態様、第4の態様及び第5の態様についての記載は第1の態様の詳しい記載を参照することができる。また、第2の態様、第3の態様、第4の態様及び第5の態様の記載による有益な効果については、第1の態様に記載の有益な効果についての分析を参照すればよく、ここでは再び説明しない。
本発明において、上述の移動デバイスの回避装置の名称はデバイス又は機能モジュール自体に対する制限にはならない。実際に実現されるとき、これらのデバイス又は機能モジュールは他の名称で称されることができる。本発明に類似する機能を有するデバイス又は機能モジュールであれば、本発明の特許請求の範囲及びそれと同等の技術の範囲に属するべきである。
本発明のこれらの態様又は他の態様は以下の記載を通じてより理解されやすくなる。
本発明の実施例に係る移動デバイスの回避システムの構造模式図である。 本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る回避エリアの場面模式図である。 本発明の実施例に係る他の回避エリアの場面模式図である。 本発明の実施例に係るもう1つの回避エリアの場面模式図である。 本発明の実施例に係るもう1つの回避エリアの場面模式図である。 本発明の実施例に係る他の移動デバイスの回避方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る移動デバイスの回避装置の構造模式図である。 本発明の実施例に係る他の移動デバイスの回避装置の構造模式図である。
以下、本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法、装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体に対して、図面を参照しながら詳しく説明する。
本明細書において、用語の「及び/又は」は関連する対象の間の関連関係を記述するための用語に過ぎず、3種類の関係が存在可能だと表わす。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在すること、A及びBが同時に存在すること、及び、Bのみが存在することの3種類の場合を表すことができる。
本発明の明細書及び図面において、「第1の」や「第2の」などの用語は、異なる対象を区別するか又は同一の対象への異なる処理を区別するために用いられており、対象の特定の順番などを限定するためのものではない。
また、本発明の記載で用いられる「含む」、「備える」及びそれらの任意の変形の用語は、非排他的に含むことを表す。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又はデバイスは、リストアップされたステップ又はユニットに限られず、他のリストアップされていないステップ又はユニットを選択的に更に含むか、又はそれらのプロセス、方法、製品又はデバイスの固有の他のステップ又はユニットを選択的に更に含むことができる。
なお、本発明の実施例において、「例示的に」又は「例えば」などの言葉は例、例証又は説明を表す。本発明の実施例において「例示的に」又は「例えば」により記述されるいずれの実施例又は設計形態も、他の実施例又は設計形態に比べてより好適であるか又はよりメリットがあると解釈されてはならない。正確に言うと、「例示的に」又は「例えば」などの言葉は、具体的な形態を通じて該当する概念を表現するために用いられる。
本発明の記載において、別途説明されていない以上、「複数」とは2つ又は2つ以上を意味する。
人工知能技術の高速成長につれて、ロボットの応用がますます普及してきた。1つの適用シーンにおいては複数のロボットが配置される可能性もある。その場合、複数のロボットのナビゲーション経路が衝突してしまうかもしれない。2つのロボットのナビゲーション経路に衝突が発生した場合、優先レベルが低いロボットに予め設定された回避エリアでパーキングさせるか、又は近くの岐路を選んで回避させることによって、衝突を避けることができる。
しかし、このような回避方法では、ロボットが回避終了後、通常、ナビゲーション経路に向くように本体の方向を再調整する必要があるため、ロボットの回避終了後の始動時間が長すぎる。
以上の課題に鑑みて、本発明の実施例は移動デバイスの回避方法を開示する。当該方法は、回避エリアでパーキングするときの移動デバイスの向きを調整することによって、移動デバイスが回避エリアでパーキング終了後、移動デバイスの本体がナビゲーション経路に向くように速やかに方向を調整させて、移動デバイスの回避終了後の始動時間を短縮することができる。
本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法は移動デバイスの回避装置に適用されることができる。1つの可能な実施形態において、移動デバイスの回避装置は移動デバイスの本体又は移動デバイス中のチップシステムであってもよい。
例示的に、移動デバイスはまず目標経路方向、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定する。次に、移動デバイスは目標経路方向に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから目標パーキング方向を特定する。最後に、移動デバイスは回避エリアでパーキングするように目標パーキング方向に従ってそれ自体を制御する。
他の可能な実施形態において、移動デバイスの回避装置は、移動デバイスと通信接続するサーバであってもよい。
図1は本発明の実施例に係る移動デバイスの回避システムの構造模式図である。
例示的に、図1に示すように、移動デバイスの回避システムはサーバ01及び少なくとも1つの移動デバイス02を備える。サーバ01は各移動デバイス02とそれぞれ接続する。
サーバ01は、移動デバイスの回避システムにおける各移動デバイス02のためにナビゲーション経路を確定し、複数の移動デバイス02のナビゲーション経路が衝突する場合に回避する必要がある移動デバイス02を選定し、回避する必要がある移動デバイス02が回避エリアへ行ってパーキングするように制御するように構成される。
サーバ01はさらに、回避する移動デバイス02のために目標経路方向を確定するとともに、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定し、その後目標経路方向に基づいて第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから回避する移動デバイス02の目標パーキング方向を特定し、最後に目標パーキング方向に基づいて回避する移動デバイス02が回避エリアでパーキングするように制御する、ように構成される。
なお、本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法は、複数の移動デバイス02のナビゲーション経路が衝突する場面に適用される。別途説明されていない以上、本発明の実施例の以下の記載で言及される移動デバイス02はいずれも、回避エリアでパーキングしながら待機する必要がある移動デバイス02である。
また、図1に示す移動デバイスの回避システムにおいて、サーバ01の、各移動デバイス02に対する処理プロセスはすべて同一である。本発明の実施例の以下の記載においては、サーバ01が1つの移動デバイス02に対して処理を行うことを例として説明する。
図2は、本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法のフローチャートである。当該回避方法は図1による移動デバイス又はサーバにより実行されることができ、詳しくは、移動デバイス又はサーバのプロセッサにより実行されることができる。
図2に示すように、本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法はS201-S204を含む。
S201において、移動デバイスの回避装置が移動デバイスの目標経路方向を確定する。
目標経路方向は、移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向である。
1つの可能な実施形態において、移動デバイスの回避装置は、経路アルゴリズムに基づいて移動デバイスのために目標経路を計画してから、目標経路の姿勢に基づいて目標経路方向を確定することができる。例えば、移動デバイスの回避装置はダイナミックウィンドウアプローチ法(Dynamic Window Approach,DWA)又は人工ポテンシャル場法などの経路アルゴリズムによって目標経路を確定することができる。例示的に、図3に示す場面模式図を例として、移動デバイスAの目標経路の姿勢が図3の点線により示される通りである場合、移動デバイスの回避装置は目標経路の点Pにおける接線の方向、すなわち図3における矢印Dの指し方向を、移動デバイスAの目標経路方向として確定することができる。
なお、DWA又は人工ポテンシャル場法などの経路アルゴリズムによって目標経路を確定するための詳しい方法は従来技術を参考にすればよく、ここでは説明を省略する。
S202において、移動デバイスの回避装置が第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定する。
現在、移動デバイスの回避エリアは通常、予め設定された、壁に近接する回避エリア、又は岐路、の2種類を含む。移動デバイスが予め設定された壁に近接する回避エリアで回避してパーキングするとき、移動デバイスの長さと幅が同一ではないかもしれず、並びに走行方向が短辺であるか長辺であるかもしれないので、プリセットの移動エリアの通路幅が狭すぎると、移動デバイスが回避エリアでパーキングするときに他の移動デバイスの走行を妨げる可能性がある。例えば、図4又は図5に示す場面模式図において、通路幅が狭すぎるため、パーキング中の移動デバイスAは移動デバイスBの動きを妨害してしまうかもしれない。そこで、選択的に、1つの可能な実施形態において、移動デバイスの回避装置は、移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅及び回避エリアの境界に基づいて、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定することができる。
プリセットの移動エリアは予め人為的に確定された移動デバイスの移動エリアであってもよい。例示的に、本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法がホテルなどの場面に適用される場合、プリセットの移動エリアはホテルの廊下であってもよい。
なお、実際の適用シーンにおいて、回避エリアの境界は壁であってもよく、他の障害物であってもよく、本発明の実施例はそれについて制限しない。
また、本発明の実施例において、回避エリアが予め設定された壁に近接する回避エリアである場合、回避エリアはプリセットの移動エリアの範囲内に位置する。一方、回避エリアが岐路である場合、回避エリアはプリセットの移動エリアの範囲内に位置しない。
選択的に、1つの可能な実施形態において、通路幅はプリセットの長さより大きい。この場合、移動デバイスの長辺と短辺は移動デバイスのパーキングに影響を及ぼさないので、移動デバイスの回避装置は回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定してもよい。例示的に、図3は1つの回避エリアの場面模式図を示す。図3に示すように、回避エリアの境界に平行な2つの方向はそれぞれ、矢印Aの指し方向と矢印Bの指し方向となる。移動デバイスの回避装置は、移動デバイスAが図3の回避エリアでパーキングすると確定した場合、矢印Aの指し方向を第1の候補パーキング方向として確定し、矢印Bの指し方向を第2の候補パーキング方向として確定することができる。自明であるが、回避エリアがプリセットの移動エリアの範囲内にある場合、回避エリアの境界はプリセットの移動エリアの1つの境界であってもよい。
なお、プリセットの長さは予め人為的に決められた長さであってもよい。
他の可能な実施形態において、通路幅はプリセットの長さ以下である。この場合、移動デバイスの長辺と短辺は移動デバイスのパーキングに影響を及ぼすので、移動デバイスの回避装置は、移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と移動デバイスの走行方向が位置する直線との間の位置関係に基づいて、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定することができる。
1つの可能な実施形態において、移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが互いに平行になる場合、すなわち、移動デバイスの走行方向が移動デバイスの短辺の進行方向に一致する場合、移動デバイスの回避装置は、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定することができる。例示的に、図4は1つの回避エリアの場面模式図を示す。図4に示すように、移動デバイスAの走行方向は矢印Cの指し方向であり、矢印Cの指し方向が位置する直線は、移動デバイスAの物理的な長軸が位置する直線に平行である。このとき、移動デバイスの回避装置は、移動デバイスAが図4の回避エリアでパーキングすることを確定した場合、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向、すなわち図4における矢印A及びBの指し方向を、それぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定することができる。
他の可能な実施形態において、移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが互いに垂直になる場合、すなわち、移動デバイスの走行方向が移動デバイスの長辺の進行方向に一致する場合、移動デバイスの回避装置は、回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定することができる。図5は1つの回避エリアの場面模式図を示す。図5に示すように、移動デバイスAの走行方向は矢印Cの指し方向であり、矢印Cの指し方向が位置する直線は、移動デバイスAの物理的な長軸が位置する直線に垂直である。このとき、移動デバイスの回避装置は、移動デバイスAが図5の回避エリアでパーキングすることを確定した場合、回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向、すなわち図5における矢印A及びBの指し方向を、それぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定することができる。
移動デバイスの回避エリアは岐路であってもよいため、選択的に、移動デバイスの回避装置は、目標パーキングエリアを先に確定してから、目標パーキングエリア内の、移動デバイスに最も近接する境界を認識して目標境界として確定し、最後に目標境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定することができる。
目標パーキングエリアは、すなわち確定された回避エリアは、プリセットの移動エリアの範囲に属しない。
例示的に、図6は1つの回避エリアの場面模式図を示す。移動デバイスの回避装置により確定された目標パーキングエリアは図6に示す通りである。目標パーキングエリアは2つの境界を有し、すなわち図6における第1の境界及び第2の境界である。移動デバイスの回避装置は、目標パーキングエリア内の、移動デバイスに最も近い境界が第1の境界であると認識した場合、第1の境界を目標境界として確定する。その後、移動デバイスの回避装置は、第1の境界に平行な2つの互いに相違する方向(すなわち、矢印Aの指し方向及び矢印Bの指し方向)をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定することができる。
S203において、移動デバイスの回避装置が目標経路方向に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから移動デバイスの目標パーキング方向を特定する。
選択的に、移動デバイスの回避装置はまず第1の方向角及び第2の方向角を確定することができる。その次、第1の方向角及び第2の方向角に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから目標パーキング方向を特定する。
ここで、第1の方向角は第1の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角であり、第2の方向角は第2の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角である。
選択的に、移動デバイスの回避装置は、第1の方向角が第2の方向角より小さい場合に第1の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定し、第1の方向角が第2の方向角より大きい場合に第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定し、第1の方向角が第2の方向角に等しい場合に第1の候補パーキング方向又は第の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定する。
例示的に、図3に示す回避エリアの場面模式図において、矢印Aの指し方向は第1の候補パーキング方向であり、矢印Bの指し方向は第2の候補パーキング方向であり、矢印Dの指し方向は目標経路方向である。このとき、移動デバイスの回避装置は、矢印Aの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図3におけるβ角を第1の方向角として確定するとともに、矢印Bの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図3におけるα角を第2の方向角として確定することができる。図面からわかるように、図3におけるα角はβ角より小さく、つまり、第1の方向角は第2の方向角より大きい。したがって、移動デバイスの回避装置は矢印Bの指し方向、すなわち第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定することができる。
図4に示す回避エリアの場面模式図において、矢印Aの指し方向は第1の候補パーキング方向であり、矢印Bの指し方向は第2の候補パーキング方向であり、矢印Dの指し方向は目標経路方向である。このとき、移動デバイスの回避装置は、矢印Aの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図4におけるβ角を第1の方向角として確定するとともに、矢印Bの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図4におけるα角を第2の方向角として確定することができる。図面からわかるように、図4におけるα角はβ角より小さく、つまり、第1の方向角は第2の方向角より大きい。したがって、移動デバイスの回避装置は矢印Bの指し方向、すなわち第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定することができる。
図5に示す回避エリアの場面模式図において、矢印Aの指し方向は第1の候補パーキング方向であり、矢印Bの指し方向は第2の候補パーキング方向であり、矢印Dの指し方向は目標経路方向である。このとき、移動デバイスの回避装置は、矢印Aの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図5におけるβ角を第1の方向角として確定するとともに、矢印Bの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図5におけるα角を第2の方向角として確定することができる。図面からわかるように、図5におけるα角はβ角より小さく、つまり、第1の方向角は第2の方向角より大きい。したがって、移動デバイスの回避装置は矢印Bの指し方向、すなわち第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定することができる。
一般に、1つの適用シーンにおける複数の移動デバイスは同じスペックを有する。選択的に、移動デバイスの物理的な短軸と物理的な長軸との和をプリセットの長さとして確定することができる。こうすると、通路幅がプリセットの長さ以下であり且つ移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが垂直になる場合(すなわち図5の場面模式図による場面)には、2つの移動デバイスが予め設定された走行エリアにおいて正面で出合ったとき、1つの移動デバイスのみに回避エリアへ行かせてパーキング方向を調整させればよく、もう1つの移動デバイスは元の走行方向を維持しながら続いて走行すればよい。例示的に、移動デバイスAが回避エリアで図5に示す向きでパーキングするとき、移動デバイスBはそのまま走行すればよく、方向を調整して回避する必要がない。例示的に、図5に示すように、移動デバイスBの物理的な短軸は回避エリアの境界の方向に平行な辺mであり、物理的な長軸は回避エリアの境界の方向に垂直な辺nである。
図6に示す回避エリアの場面模式図において、矢印Aの指し方向は第1の候補パーキング方向であり、矢印Bの指し方向は第2の候補パーキング方向であり、矢印Dの指し方向は目標経路方向である。このとき、移動デバイスの回避装置は矢印Aの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図6におけるβ角を第1の方向角として確定するとともに、矢印Bの指し方向と矢印Dの指し方向との間の夾角、すなわち図6におけるα角を第2の方向角として確定することができる。図面からわかるように、図6におけるα角はβ角より小さく、つまり、第1の方向角は第2の方向角より大きい。したがって、移動デバイスの回避装置は矢印Bの指し方向である第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定することができる。
S204において、移動デバイスの回避装置が目標パーキング方向に基づいて、移動デバイスが回避エリアでパーキングするように制御する。
選択的に、移動デバイスの回避装置は、目標パーキング方向を確定した後、目標パーキング方向に向くように移動デバイスの走行方向を制御して、回避エリアでパーキングさせることができる。
図3に示す回避エリアの場面模式図を例として、移動デバイスの回避装置により確定された目標パーキング方向が矢印Bの指し方向であり、矢印Bの指し方向と目標経路方向との間の角度差が非常に小さい。移動デバイスAは、走行方向が矢印Bの指し方向に向くように、回避エリアでパーキングする。こうすると、移動デバイスAは、回避エリアでパーキング終了後、本体の方向を矢印Bの指し方向から目標経路方向に速やかに調整することができる。逆に、移動デバイスAの走行方向が矢印Aの指し方向に向くように回避エリアでパーキングすると、回避エリアでパーキング終了後、移動デバイスAは目標経路方向に向くために本体の角度を大きく調整しなければならない。よって、本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法は、移動デバイスの回避後の始動時間を短縮することができる。
本発明の実施例に係る移動デバイスの回避方法において、移動デバイスが回避エリアでパーキングするときの向き(すなわち本発明による目標パーキング方向)は目標経路方向によって確定され、一方、目標経路方向は移動デバイスが回避エリアでパーキングしてからのナビゲーション経路の方向である。そこで、本発明に係る技術案は、2つの候補のパーキング方向のうちから、ナビゲーション経路の方向に合う(すなわちナビゲーション経路の方向と目標パーキング方向との間の角度差が大きくならないようにする)目標パーキング方向を特定することができる。こうすると、移動デバイスが回避エリアでパーキングした後、ナビゲーション経路の方向に一致するように移動デバイスの本体の向きを速やかに調整することができる。よって、本発明に係る移動デバイスの回避方法は、移動デバイスの回避後の始動時間を短縮することができる。
図7は本発明の実施例に係る他の移動デバイスの回避方法のフローチャートである。
図7に示すように、当該回避方法はS701-S7010を含む。
S701において、移動デバイスの回避装置が移動デバイスの目標経路方向を確定する。
S702において、移動デバイスの回避装置が移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定する。
S703において、移動デバイスの回避装置は、通路幅がプリセットの長さより大きいか否かを判断する。
移動デバイスの回避装置が、通路幅がプリセットの長さより大きいと判断した場合、S704を実行する。移動デバイスの回避装置が、通路幅がプリセットの長さ以下であると判断した場合、S705を実行する。
S704において、移動デバイスの回避装置は、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定する。
S704の後、移動デバイスの回避装置はS708を実行する。
S705において、移動デバイスの回避装置は、物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが互いに平行になるか否かを判断する。
移動デバイスの回避装置は、物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが互いに平行になると判断した場合、S706を実行する。移動デバイスの回避装置は、物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが平行にならないと判断した場合、すなわち、物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが互いに垂直になる場合、S707を実行する。
S706において、移動デバイスの回避装置は、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定する。
S706の後、移動デバイスの回避装置はS708を実行する。
S707において、移動デバイスの回避装置は、回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定する。
S707の後、移動デバイスの回避装置はS708を実行する。
S708において、移動デバイスの回避装置は、第1の方向角及び第2の方向角を確定し、第1の方向角及び第2の方向角に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから目標パーキング方向を特定する。
S709において、移動デバイスの回避装置は、移動デバイスを、走行方向が目標パーキング方向に向いて回避エリアでパーキングするように制御する。
図8は本発明の実施例に係る移動デバイスの回避装置の構造模式図である。
図8に示すように、当該移動デバイスの回避装置は上述の実施例による図1により開示される移動デバイスの回避システム中のサーバ01であってもよく、移動デバイス自体であってもよい。当該移動デバイスの回避装置は確定モジュール31及び制御モジュール32を備える。
ここで、確定モジュール31は上述の方法実施例のS201、S202及びS203を実行し、制御モジュール32は上述の方法実施例のS204を実行する。
具体的に、確定モジュール31は移動デバイスの目標経路方向を確定するように構成される。目標経路方向は、移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向である。
確定モジュール31はさらに、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するように構成される。
確定モジュール31はさらに、目標経路方向に基づいて第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから移動デバイスの目標パーキング方向を特定するように構成される。
制御モジュール32は、確定モジュール31により確定された目標パーキング方向に基づいて移動デバイスを制御して回避エリアでパーキングさせるように構成される。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定し、回避エリアの境界及び通路幅に基づいて、第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するように構成される。ここで、回避エリアはプリセットの移動エリアの範囲に属する。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、さらに、通路幅がプリセットの長さより大きいと確定した場合、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように構成される。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、さらに、通路幅がプリセットの長さ以下であると確定した場合、移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と移動デバイスの走行方向が位置する直線との位置関係に基づいて第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向を確定するように構成される。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、さらに、物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが互いに平行になる場合、回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように構成される。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、さらに、物理的な長軸が位置する直線と走行方向が位置する直線とが互いに垂直になる場合、回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように構成される。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、さらに、目標パーキングエリアを確定し、目標境界を認識し、目標境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向として確定するように構成される。ここで、目標パーキングエリアはプリセットの移動エリアの範囲に属せず、目標境界は目標パーキングエリアにおいて移動デバイスに最も近接する境界である。
選択的に、制御モジュール32は具体的に、移動デバイスを、走行方向が目標パーキング方向に向いて回避エリアでパーキングするように制御する、ように構成される。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、さらに、第1の方向角及び第2の方向角を確定し、第1の方向角及び第2の方向角に基づいて、第1の候補パーキング方向と第2の候補パーキング方向のうちから目標パーキング方向を特定するように構成される。ここで、第1の方向角は第1の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角であり、第2の方向角は第2の候補パーキング方向と目標経路方向との間の夾角である。
選択的に、確定モジュール31は具体的に、さらに、第1の方向角が第2の方向角より小さい場合に第1の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定し、第1の方向角が第2の方向角より大きい場合に第2の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定し、第1の方向角が第2の方向角に等しい場合に第1の候補パーキング方向又は第の候補パーキング方向を目標パーキング方向として確定するように構成される。
選択的に、移動デバイスの回避装置は記憶モジュールを更に備えることができる。記憶モジュールは、当該移動デバイスの回避装置のプログラムコードなどを記憶するように構成される。
図9は本発明の実施例に係る他の移動デバイスの回避装置の構造模式図である。
図9に示すように、回避装置はメモリ41、プロセッサ42、バス43及び通信ポート44を備える。メモリ41はコンピュータ実行命令を記憶するように構成され、プロセッサ42とメモリ41はバス43を介して接続する。移動デバイスの回避装置が作動するとき、プロセッサ42はメモリ41に記憶されているコンピュータ実行命令を実行し、それによって移動デバイスの回避装置は上述の実施例に係る移動デバイスの回避方法を実行する。
実際の適用シーンにおいて、1つの実施例として、プロセッサ42(42-1及び42-2)は1つ又は複数の中央プロセッサ(Central Processing Unit,CPU)を含むことができ、例えば図9に示すCPU0及びCPU1を含む。また、1つの実施例として、移動デバイスの回避装置は複数のプロセッサ42を含むことができ、例えば図9に示すプロセッサ42-1及びプロセッサ42-2を含む。これらのプロセッサ42のうちのいずれのCPUも1つのシングルコアプロセッサ(single-CPU)であってもよく、1つのマルチコアプロセッサ(multi-CPU)であってもよい。ここで、プロセッサ42は1つ又は複数のデバイス、回路、及び/又は、データ処理(例えばコンピュータプログラム命令)に用いられる処理コアであってもよい。
メモリ41は、リードオンリーメモリ41(Read-Only Memory,ROM)又は静態情報及び命令を記憶可能な他の種類の静態記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)又は情報及び命令を記憶可能な他の種類の動態記憶デバイスであってもよく、電気的消去可能読み取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory,EEPROM)、リードオンリーコンパクトディスク(Compact Disc Read-Only Memory,CD-ROM)又は他の光ディスクメモリ、コンパクトディスクメモリ(圧縮コンパクトディスク、レーザーコンパクトディスク、光コンパクトディスク、ディジタルバーサタイルディスク、ブルーレイディスクなど)、磁気ディスク記憶媒体又は他の磁気記憶デバイス、又は、命令又はデータ構造の形を有する期待のプログラムコードを携帯又は記憶するように用いられることができる、コンピュータにより読取可能な他の任意の媒体であってもよいが、これらに限られない。メモリ41は個別で存在してバス43を介してプロセッサ42と接続してもよく、メモリ41はプロセッサ42と一緒に集積されてもよい。
実際の適用シーンにおいて、メモリ41は、本発明によるデータと、本発明によるソフトウェアプログラムに対応するコンピュータ実行命令とを記憶するように構成される。プロセッサ42は、メモリ41に記憶されているソフトウェアプログラムを運転又は実行すること、及び、メモリ41に記憶されているデータを呼び出すことによって、移動デバイスの回避装置の各機能を実現する。
通信ポート44は、任意のトランシーバ類の装置を採用してもよく、他のデバイス又は通信ネットワーク、例えば、制御システム、ラジオアクセスネットワーク(Radio Access Network,RAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks,WLAN)などと通信するように構成される。通信ポート44は、受信ユニットを備えて受信機能を実現し、送信ユニットを備えて送信機能を実現することができる。
バス43は、インダストリスタンダードアーキテクチャ(Industry Standard Architecture,ISA)バス、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component Interconnect,PCI)バス又は拡張インダストリスタンダードアーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,EISA)バスなどであってもよい。当該バス43は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類されることができる。記述の便宜上、図9においては1本の太線で示しているが、バスが1本のみ又は1種類のみ存在することを意味しない。
1つの例として、図8を参照すると、移動デバイスの回避装置における確定モジュールが実現する機能は図9に示すプロセッサが実現する機能に一致し、移動デバイスの回避装置における記憶モジュールが実現する機能は図9に示すメモリが実現する機能に一致する。
本実施例における関連内容についての説明は上述の方法実施例を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
選択的に、当該移動デバイスの回避装置はトランシーバを更に備えることができる。当該トランシーバは、移動デバイスの回避装置のプロセッサにより制御されて、データ、シグナル又は情報を受送信するステップ、例えば、目標経路の方向を取得するステップ、を実行する。
選択的に、当該移動デバイスの回避装置は移動デバイス自体であってもよく、移動デバイス中の一部の装置(例えば移動デバイス中のチップシステム)であってもよい。当該チップシステムは、移動デバイスの回避装置が第1の態様に係る機能(例えば、上述の移動デバイスの回避方法に係るデータ及び/又は情報を受信、送信又は処理すること)を実行できるように、支えるように構成される。当該チップシステムはチップを備えており、他の個別素子や回路構成を備えてもよい。
選択的に、当該移動デバイスの回避装置は、移動デバイスと通信接続されるサーバであってもよく、サーバ中の一部の装置(例えばサーバ中のチップシステム)であってもよい。
以上の実施形態に対する記載によって当業者が理解できる通り、記述の便宜及び簡潔さのために、ここでは単なる以上の各機能モジュールの区切り方を例として説明を行った。実際に応用する場合には、必要に応じて上述の機能をここと相違する機能モジュールに配分して完成させることができる。つまり、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分けて、以上に記載のすべて又は一部の機能を完成する。以上で説明されたシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスについては、上述の方法実施例における該当するプロセスを参照すればよく、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例はコンピュータ読取可能な記憶媒体を更に開示する。コンピュータ読取可能な記憶媒体には命令が記憶されており、コンピュータが当該命令を実行すると、コンピュータは上述の実施例に係る移動デバイスの回避方法を実行する。
コンピュータ読取可能な記憶媒体は例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線又は半導体のシステム、装置又は素子、又は以上のうちの任意の組合せであってもよいが、これらに限られない。コンピュータ読取可能な記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯式コンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read Only Memory,EPROM)、レジスター、ファイバー、CD-ROM、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又はこれらのうちの任意の適切な組合せ、又は該当分野の一般的な任意の他の形式を有するコンピュータ読取可能な記憶媒体を含む。1つの例示的な記憶媒体がプロセッサと結合すると、プロセッサは当該記憶媒体から情報を読み取り、当該記憶媒体に情報を書き込むことができるようになる。もちろん、記憶媒体はプロセッサを構成する一部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)の中に配置されることができる。本発明の実施例において、コンピュータ読取可能な記憶媒体はプログラムを具備又は記憶する任意の有形の媒体であってもよく、当該プログラムは命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されるか、又はそれと組み合わせて使用されることができる。
本発明の実施例は、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を更に開示する。コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されるとき、上述の任意の移動デバイスの回避方法を実現する。
前記コンピュータプログラム製品は1種類又は複数種類のプログラム設計言語の任意の組合せによって本発明の実施例による操作を実行するためのプログラムコードを編集することができる。前記プログラム設計言語はJava、C++などのオブジェクト指向のプログラム設計言語を含み、「C」言語又はそれと類似するプログラム設計言語などの一般的なプロセス型のプログラム設計言語も含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータデバイスで実行されるか、部分的にユーザデバイスで実行されるか、1つの個別ソフトウェアパックとして実行されるか、一部がユーザコンピュータデバイスで一部がリモートコンピュータデバイスで実行されるか、又は完全にリモートコンピュータデバイスやサーバで実行されることができる。
当業者は理解できるが、本明細書に係る実施例に記載の各例示的なユニット及びアルゴリズムのステップは、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組合せにより実現されることができる。これらの機能がハードウェアで実行されるか又はソフトウェアで実行されるかは、技術案の特定の適用及び設計上の制限条件により決められる。専門的な技術者は各特定の適用シーンに応じて異なる手法でここに記載の機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を逸脱していると理解されてはならない。
当業者は理解できるが、記述の便宜上、以上で説明したシステム、装置及びユニットの具体的な作業プロセスについては、前文の方法実施例による該当するプロセスを参照すればよく、ここでは説明を省略する。
本発明に係るいくつかの実施例において、開示されたシステム、装置及び方法は他の手法で実現されてもよいことは、理解されるべきである。例えば、以上で説明した装置実施例は例示的なものに過ぎない。例えば、前記ユニットの区切り方はロジック機能に関する区切りに過ぎず、実際に実現する際には他の区切り方を採用してもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントは組み合わせるか又は他のシステムに集積されることができ、又は、一部の構成を無視するか又は実行しなくてもよい。また、示された又は議論された相互結合、直接結合又は通信接続は、いくつかのポート、装置又はユニットを介した間接な結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
以上で離散した部品として説明されたユニットは物理的に離散したものであってもよく、そうでなくてもよい。ユニットとして示された部品は物理的なユニットであってもよく、そうでなくでもよい。すなわち、1つの場所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部又はすべてのユニットを選んで本実施例に係る手段の目的を実現することができる。
また、本発明の各実施例による各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットがそれぞれ物理的に個別で存在してもよく、もしくは2つ又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
上述の機能がソフトウェアの機能ユニットの形態で実現され且つ独立した製品として販売や使用されるとき、1つのコンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶されることができる。このような思想に基づいて、本発明の技術案は本質的に、言い換えると従来技術に寄与する部分又は当該技術案の一部は、ソフトウェア製品の形で表現されることができる。当該コンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体に記憶されており、1台のコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスなどであってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法のすべて又は一部のステップを実行させるための命令をいくつか含む。また、上述の記憶媒体は、USBメモリ、携帯式ハードディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの、プログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
さらに、本発明に係る各技術構成の組合せ方は、本発明の請求項に記載の組合せ方又は具体的な実施例に記載の組合せ方に限られない。矛盾が発生しない以上、本発明に記載のすべての技術的構成は任意の形で自由に組み合わせられるか又は結合されることができる。
なお、以上でリストアップした内容は本発明の具体的な実施例に過ぎず、明らかに本発明は以上の実施例に限られず、様々な類似の変形を有する。当業者が本発明により開示された内容に基づいて直接導き出すか又は連想する変形は、すべて本発明の保護範囲に属するべきである。
なお、本発明の実施例で言及された「第1の」、「第2の」などの限定的な言葉は、本発明の実施例の技術案をよりわかりやすく説明するために用いられたものに過ぎず、本発明の保護範囲を制限するためのものではない。
以上の内容は本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はそれに限られない。本発明により開示された技術的範囲内で行われるいずれの変化又は代替も、本発明の保護範囲に属するべきである。つまり、本発明の保護範囲は特許請求の範囲により決められるべきである。

Claims (14)

  1. 移動デバイスの目標経路方向を確定するステップであって、前記目標経路方向は前記移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向であるステップと、
    前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向として確定するステップと、
    第1の方向角及び第2の方向角を確定するステップであって、前記第1の方向角は前記第1の候補パーキング方向と前記目標経路方向との夾角であり、前記第2の方向角は前記第2の候補パーキング方向と前記目標経路方向との夾角であるステップと、
    前記第1の方向角及び前記第2の方向角に基づいて、前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向のうちから前記移動デバイスの目標パーキング方向を特定するステップであって、前記目標パーキング方向は前記回避エリアでパーキングするときの前記移動デバイスの向きであるステップと、
    前記目標パーキング方向に基づいて、前記移動デバイスが前記回避エリアでパーキングするように前記移動デバイスを制御するステップと、を含み、
    前記第1の方向角及び前記第2の方向角に基づいて、前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向のうちから前記移動デバイスの目標パーキング方向を特定する前記ステップは、
    前記第1の方向角が前記第2の方向角より小さい場合に前記第1の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するステップと、
    前記第1の方向角が前記第2の方向角より大きい場合に前記第2の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するステップと、
    前記第1の方向角と前記第2の方向角とが等しい場合に前記第1の候補パーキング方向又は前記第2の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする移動デバイスの回避方法。
  2. 前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向として確定する前記ステップは、
    前記移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定するステップであって、前記回避エリアは前記プリセットの移動エリアの範囲に属するステップと、
    前記通路幅がプリセットの長さより大きいと確定した場合、前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向として確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動デバイスの回避方法。
  3. 前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向として確定する前記ステップは、
    前記移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定するステップであって、前記回避エリアは前記プリセットの移動エリアの範囲に属するステップと、
    前記通路幅がプリセットの長さ以下であると確定した場合、前記移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と前記移動デバイスの走行方向が位置する直線との間の位置関係を確定するステップと、
    前記物理的な長軸が位置する直線と前記走行方向が位置する直線とが互いに平行になる場合、前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向として確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動デバイスの回避方法。
  4. 前記回避エリアは前記プリセットの移動エリアにおいて予め設定された壁に近接するエリアであり、前記壁は前記回避エリアの境界を構成する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の移動デバイスの回避方法。
  5. 前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向として確定する前記ステップは、
    目標パーキングエリアを前記回避エリアとして確定するステップであって、前記目標パーキングエリアはプリセットの移動エリアの範囲に属さないステップと、
    目標境界を認識するステップであって、前記目標境界は前記目標パーキングエリアにおいて前記移動デバイスに最も近接する境界であるステップと、
    前記目標境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向として確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動デバイスの回避方法。
  6. 前記回避エリアは前記プリセットの移動エリア外に位置する岐路である
    ことを特徴とする請求項5に記載の移動デバイスの回避方法。
  7. 前記目標パーキング方向に基づいて前記移動デバイスが前記回避エリアでパーキングするように前記移動デバイスを制御する前記ステップは、
    前記移動デバイスを、走行方向が前記目標パーキング方向に向いて前記回避エリアでパーキングするように制御するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の移動デバイスの回避方法。
  8. 移動デバイスの目標経路方向を確定するステップであって、前記目標経路方向は前記移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向であるステップと、
    前記回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向として確定するステップと、
    第1の方向角及び第2の方向角を確定するステップであって、前記第1の方向角は前記第1の候補パーキング方向と前記目標経路方向との夾角であり、前記第2の方向角は前記第2の候補パーキング方向と前記目標経路方向との夾角であるステップと、
    前記第1の方向角及び前記第2の方向角に基づいて、前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向のうちから前記移動デバイスの目標パーキング方向を特定するステップであって、前記目標パーキング方向は前記回避エリアでパーキングするときの前記移動デバイスの向きであるステップと、
    前記目標パーキング方向に基づいて、前記移動デバイスが前記回避エリアでパーキングするように前記移動デバイスを制御するステップと、を含み、
    前記第1の方向角及び前記第2の方向角に基づいて、前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向のうちから前記移動デバイスの目標パーキング方向を特定する前記ステップは、
    前記第1の方向角が前記第2の方向角より小さい場合に前記第1の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するステップと、
    前記第1の方向角が前記第2の方向角より大きい場合に前記第2の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するステップと、
    前記第1の方向角と前記第2の方向角とが等しい場合に前記第1の候補パーキング方向又は前記第2の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする移動デバイスの回避方法。
  9. 前記回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向として確定する前記ステップは、
    前記移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定するステップであって、前記回避エリアは前記プリセットの移動エリアの範囲に属するステップと、
    前記通路幅がプリセットの長さ以下であると確定した場合、前記移動デバイスの物理的な長軸が位置する直線と前記移動デバイスの走行方向が位置する直線との間の位置関係を確定するステップと、
    前記物理的な長軸が位置する直線と前記走行方向が位置する直線とが互いに垂直になる場合、前記回避エリアの境界に垂直な2つの互いに相違する方向をそれぞれ前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向として確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項に記載の移動デバイスの回避方法。
  10. 確定モジュール及び制御モジュールを備え、
    前記確定モジュールは、移動デバイスの目標経路方向を確定するように構成され、前記目標経路方向は前記移動デバイスが回避エリアでパーキングした後に採用されるナビゲーション経路の方向であり、
    前記確定モジュールはさらに、前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ第1の候補パーキング方向及び第2の候補パーキング方向として確定するように構成され、
    前記確定モジュールはさらに、第1の方向角及び第2の方向角を確定し、前記第1の方向角及び前記第2の方向角に基づいて前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向のうちから前記移動デバイスの目標パーキング方向を特定するように構成され、ここで、前記第1の方向角は前記第1の候補パーキング方向と前記目標経路方向との夾角であり、前記第2の方向角は前記第2の候補パーキング方向と前記目標経路方向との夾角であり、前記目標パーキング方向は前記回避エリアでパーキングするときの前記移動デバイスの向きであり、
    前記制御モジュールは、前記確定モジュールにより確定された前記目標パーキング方向に基づいて、前記移動デバイスが前記回避エリアでパーキングするように前記移動デバイスを制御するように構成され
    前記第1の方向角が前記第2の方向角より小さい場合、前記確定モジュールは前記第1の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するように構成され、
    前記第1の方向角が前記第2の方向角より大きい場合、前記確定モジュールは前記第2の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するように構成され、
    前記第1の方向角と前記第2の方向角とが等しい場合、前記確定モジュールは前記第1の候補パーキング方向又は前記第2の候補パーキング方向を前記目標パーキング方向として確定するように構成される
    ことを特徴とする移動デバイスの回避装置。
  11. 前記確定モジュールはさらに、前記移動デバイスのプリセットの移動エリアの通路幅を確定し、前記通路幅がプリセットの長さより大きいと確定した場合、前記回避エリアの境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向として確定するように構成され、
    前記回避エリアは前記プリセットの移動エリアの範囲に属する
    ことを特徴とする請求項10に記載の移動デバイスの回避装置。
  12. 前記確定モジュールはさらに、目標パーキングエリアを前記回避エリアとして確定し、目標境界を認識し、前記目標境界に平行な2つの互いに相違する方向をそれぞれ前記第1の候補パーキング方向と前記第2の候補パーキング方向として確定するように構成され、
    ここで、前記目標パーキングエリアはプリセットの移動エリアの範囲に属さず、前記目標境界は前記目標パーキングエリアにおいて前記移動デバイスに最も近接する境界である
    ことを特徴とする請求項10に記載の移動デバイスの回避装置。
  13. 移動デバイスの回避装置であって、
    メモリ、プロセッサ、バス及び通信ポートを備え、
    前記メモリはコンピュータ実行命令を記憶するように構成され、
    前記プロセッサと前記メモリとは前記バスを介して接続し、
    前記移動デバイスの回避装置が作動するとき、前記移動デバイスの回避装置が請求項1に記載の移動デバイスの回避方法を実行するよう、前記プロセッサは前記メモリに記憶されている前記コンピュータ実行命令を実行する
    ことを特徴とする移動デバイスの回避装置。
  14. コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータ読取可能な記憶媒体には命令が記憶されており、
    コンピュータが前記命令を実行するとき、前記コンピュータは請求項1に記載の移動デバイスの回避方法を実行する
    ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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