JP7364438B2 - 速度データ取得装置、サービス提供システム及び速度データ取得方法 - Google Patents

速度データ取得装置、サービス提供システム及び速度データ取得方法 Download PDF

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Description

本発明は、速度データ取得装置、サービス提供システム及び速度データ取得方法に関する。
デジタルタコグラフ等の車載器は、車両に搭載された各種センサから、速度データ、エンジン回転データ、アクセル開度データ等を取得している。車載器は、取得したデータをサーバ等の後方システムへ送信し、後方システムは、受信したデータを、顧客に対する、運行日報、動態管理、各種警報等の各種サービスの提供に利用している。車両の速度データを取得する方法は、車両の仕様に応じた設定により、CAN入力、パルス入力、及びGPS入力のいずれか一に固定されている。CAN入力では、CAN(Controller Area Network)通信を経由して入力された速度データを取得する。パルス入力では、車速センサから入力されたパルス信号に基づく速度データを取得する。GPS入力では、GPS衛星から送信されたGPSデータに基づいて算出された速度データを取得する。尚、パルス信号やGPSデータを利用した技術の一例として、走行距離を求めるための距離係数値を算出・補正する装置が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開2003-322544号公報 特開平8-292040号公報
車載器が取得した速度データには、センサ部品不良、車両ノイズ等の要因による異常値が含まれる場合がある。この場合、後方システムが提供する各種サービスは、異常値に基づくものとなり、正確な動態管理等のサービス情報を提供できない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、正確な速度データを取得できる速度データ取得装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、正確な速度データに基づいて、車両の運行管理に関する正確なサービス情報を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る速度データ取得装置、サービス提供システム及び速度データ取得方法は、下記(1)~()を特徴としている。
(1)車両の速度データを取得する速度データ取得装置であって、
前記車両に搭載された車速センサの出力に基づく車両速度を第一車両速度として取得する第一取得部と、
GPSデータを受信するGPS受信部と、
前記GPSデータに基づく車両速度を第二車両速度として取得する第二取得部と、
前記第一車両速度の正誤を判断し、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を前記速度データとして取得し、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を前記速度データとして取得する制御部と、を備え
前記GPS受信部は、所定時間の経過毎に前記GPSデータを受信し、
前記第二取得部は、前回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の前回の現在位置情報と、今回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の今回の現在位置情報とに基づいて得られる車両速度を、前記第二車両速度として取得し、
前記制御部は、前記前回の現在位置情報及び前記今回の現在位置情報ともに取得できた場合に、前記第一車両速度の正誤を判断する
ことを特徴とする速度データ取得装置。
)前記制御部は、前記第一車両速度と前記第二車両速度との差が所定値以上である場合に、前記第一車両速度が誤っていると判断する
ことを特徴とする上記(1)記載の速度データ取得装置。
)前記第一取得部は、前記車速センサからのパルス信号に基づいて算出された車両速度データ、前記第一車両速度として取得する
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の速度データ取得装置。
)取得した前記第一車両速度又は前記第二車両速度を前記速度データとして送信する
送信部を備える
ことを特徴とする上記(1)~()のいずれか一に記載の速度データ取得装置。
)上記()に記載された速度データ取得装置を有し、前記車両に搭載され、前記車
両の運行データを収集する車載器と、
前記車載器と通信可能であり、前記車載器から前記運行データを受信し、前記車両の運
行管理に関するサービスを提供するサーバと、
前記サーバと通信可能な管理装置と、を備え、
前記車載器は、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を、前記第一車両
速度が誤りの場合には前記第二車両速度を、前記速度データとして前記運行データに含め
て、前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記車載器から受信した前記運行データに基づいて、前記車両の運行管
理に関する情報を生成して、前記管理装置に送信し、
前記管理装置は、前記情報を受信する
ことを特徴とするサービス提供システム。
コンピュータを利用して車両の速度データを取得する速度データ取得方法であって、
前記車両に搭載された車速センサの出力に基づく車両速度を第一車両速度として取得し、
所定時間の経過毎にGPSデータを受信して、前回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の前回の現在位置情報と、今回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の今回の現在位置情報とに基づいて得られる車両速度を第二車両速度として取得し、
前記前回の現在位置情報及び前記今回の現在位置情報ともに取得できた場合に前記第一車両速度の正誤を判断し、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を前記速度データとして取得し、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を前記速度データとして取得する
という各処理を、前記コンピュータに実行させる、
ことを特徴とする速度データ取得方法。
上記(1)及び上記()の構成の速度データ取得装置及び速度データ取得方法によれば、車速センサの出力に基づく第一車両速度の正誤を判断し、第一車両速度が誤りの場合には第一車両速度に代えて、GPSデータに基づく第二車両速度を速度データとして採用する。これにより、センサ部品不良や車両ノイズ等の要因で第一車両速度が誤っている場合に、速度データとして異常値を取得することを防止して、正確な速度データを取得できる。したがって、速度データを用いた、運行各種サービス(動態管理、各種警報等)を提供する後方システム(サーバ)等において、異常値が排除された正確な速度データを用いて、より正確なサービス提供が可能となる。
更に、上記(及び上記(6)の構成の速度データ取得装置及び速度データ取得方法によれば、GPSデータが所定の条件を満たす場合に、第一車両速度の正誤を判断するので、GPSデータの信頼性が確保できることを条件とすることで、信頼性の低い第二車両速度が採用されることを防止できる。
上記()の構成の速度データ取得装置によれば、第一車両速度と第二車両速度との差が、通常(例えば、時速5キロメートル以内)よりも大きい(例えば、時速10キロメートル以上)場合に、第一車両速度が誤っていると判断する。このように、第一車両速度と第二車両速度との比較により正誤を判断するので、他の入力を必要とすることなく、簡易な構成で、異常データを排除できる。
上記()の構成の速度データ取得装置によれば、GPS速度データよりも直接的に車両から取得できる、信頼性の高い速度データを、通常は採用できる。また、ノイズ等により第一車両速度に異常値が現れた場合にはこれを排除して、正確な第一車両速度と連続性のある第二車両速度を採用できるため、正確な速度データを取得できる。
上記()の構成の速度データ取得装置によれば、取得した速度データを後方システム等に送信することにより、後方システム等において、正しい速度データを用いた正確な運行管理サービスを提供できる。
上記()の構成のサービス提供システムによれば、車載器からサーバに送信される運行データにおいて、誤った車両速度を示す異常データが除外される。これにより、サーバは、正確な運行データ(速度データ)を利用した、より正確な各種サービス情報(動態管理、各種警報等)を管理装置に提供することができる。
本発明によれば、正確な速度データを得ることができる。また、正確な速度データに基づいて、車両の運行管理に関する正確なサービス情報を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態のサービス提供システムの構成を示す図である。 図2は、本実施形態のデジタルタコグラフが速度データを取得する際の動作例を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態のデジタルタコグラフによるGPS速度データの演算処理例を示すフローチャートである。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、本発明の速度データ取得装置をトラック等の車両に搭載されるデジタルタコグラフ(車載器)として構成する例を説明し、さらに、このデジタルタコグラフが収集した運行データに基づくサービスを提供するサービス提供システムの例を説明する。
図1は、本実施形態のサービス提供システム5の構成を示す図である。サービス提供システム5は、車両に搭載されたデジタルタコグラフが収集した運行データに基づくサービスを提供するものであり、運送会社、バス会社等の事業者によって導入される。本実施形態において、サービス提供システム5は、運行記録装置(速度データ取得装置を有する。以下、デジタルタコグラフという)10と、サーバ60と、事務所PC30(管理装置)とが、ネットワーク70を介して接続される構成を有する。デジタルタコグラフ10は、運送会社が管理するトラック車両(以下、単に「車両」と称する。)に搭載される。サーバ60は、サービス提供会社に設置され、車両の運行管理に関するサービス情報を生成し、事務所PC30に提供する。事務所PC30は、運送会社の事務所に設置される。なお、デジタルタコグラフ10と事務所PCとが、ネットワークを介して接続されてもよい。また、事務所PCにおいて、車載器で計測された運行記録データを記録したメモリカードを読み込む構成としてもよい。また、車載器はドライブレコーダ等であってもよい。
事務所PC30は、汎用のコンピュータ装置で構成され、車両の運行状況を管理する。ネットワーク70は、デジタルタコグラフ10と広域通信を行う無線基地局8やサーバ60が接続されるインターネット等のパケット通信網であり、デジタルタコグラフ10とサーバ60との間で行われるデータ通信を中継する。デジタルタコグラフ10と無線基地局8との間の通信は、LTE(Long Term Evolution)/4G(4th Generation)等のモバイル通信網(携帯回線網)で行われてもよいし、無線LAN(Local Area Network)で行われてもよい。
デジタルタコグラフ10は、車両に搭載され、出入庫時刻、走行距離、走行時間、走行速度、アクセル開度、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、急発進、急加速、急減速等の運行データを記録する。デジタルタコグラフ10は、車両の速度データを取得し、サーバ60や事務所PC30に提供する速度データ取得装置として機能する。デジタルタコグラフ10は、CPU11(第一取得部、第二取得部、制御部)、不揮発メモリ26A、揮発メモリ26B、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、RTC(時計IC)21、SW入力部22及び表示部27を有する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10の各部を統括的に制御する。不揮発メモリ26Aは、CPU11によって実行される動作プログラム等を格納する。揮発メモリ26Bは、様々なデータを一時的に保持するために利用される。
記録部17は、運行データや映像等のデータを所定の記憶領域に記録する。カードI/F18には、運転者が所持するメモリカード65が挿抜自在に接続される。CPU11は、カードI/F18に接続されたメモリカード65に対し、記録部17が記録した運行情報(運行データ、画像等のデータを含む)及び警告イベントを書き込む。音声I/F19には、内蔵スピーカ20が接続される。内蔵スピーカ20は、警報等の音声を発する。
RTC21(計時部)は、現在時刻を計時する。SW入力部22には、出庫ボタン、入庫ボタン等の各種ボタンのON/OFF信号が入力される。表示部27は、LCD(liquid crystal display)で構成され、通信や動作の状態の他、警報等を表示する。
また、デジタルタコグラフ10は、速度I/F12A、エンジン回転I/F12B、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、CAN入力I/F29、GPS受信部15、カメラI/F16、電源部25及び通信部24を有する。
速度I/F12Aには、車両の速度を検出する車速センサ51が接続され、車速センサ51からの速度パルス(車速パルス)が入力される。車速センサ51は、デジタルタコグラフ10にオプションとして設けられてもよいし、デジタルタコグラフ10とは別の装置として設けられてもよい。速度I/F12Aに入力された車速パルスに基づいて、CPU11(第一取得部)は、車両速度(Pulse速度データ)を算出(取得)する。
エンジン回転I/F12Bには、エンジン回転数センサ(図示せず)からの回転パルスが入力される。外部入力I/F13には、アクセル開度センサ等の外部機器(図示せず)が接続される。
センサ入力I/F14には、進行方向と直角に発生する横加速度(横G)を含む加速度(G値)を検知する(衝撃を感知する)加速度センサ(Gセンサ)28が接続され、Gセンサ28からの信号が入力される。Gセンサ28は、自車両の左右方向(車幅方向)に加わる加速度の大きさ(横G)を検出することができる。
CAN入力I/F29には、車両のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)から車載ネットワークであるCAN(Controller Area Network)通信を経由して送信された信号(CAN信号)が入力される。CAN信号には、車両に搭載された車速センサから取得された車両の速度データ(CAN速度データ、第一車両速度)等が含まれる。この車両速度は、車速センサ51の出力に基づいて算出されてもよいし、車両に搭載された他のセンサの出力に基づいて算出されてもよい。
CPU11は、これらのI/Fを介して入力される情報を基に、各種の運転状態を検出する。
GPS受信部15は、GPSアンテナ15aに接続され、GPS衛星から送信される信号(GPSデータ)を受信し、現在位置情報(緯度・経度データ)を取得する。また、GPS受信部15は、GPSデータの信頼性を示す情報も取得する。GPS受信部15が受信したGPSデータから、CPU11は、車両の速度データや走行距離データを収集できる。
カメラI/F16には、カメラ23が接続される。カメラ23は、車両に設置され、車両の周辺(例えば前方)を撮像して画像データを取得する。カメラ23は、例えば30万画素、100万画素、200万画素が撮像面に配置されたイメージセンサを少なくとも1つ有し、ステレオ画像等の画像を撮像可能である。イメージセンサは、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサで構成されてもよいし、CCD(電荷結合素子)センサで構成されてもよい。また、カメラI/F16には、車内のメータ前や車両の天井等に固定され、車両内(車室内)全体を撮影するカメラが接続されてもよいし、車両の側方及び後方の画像を撮影するカメラが接続されてもよい。なお、カメラは、可視光を撮像する以外に、夜間でも撮像可能なように、赤外線カメラを備えてもよい。
通信部24は、広域通信を行い、携帯回線網(モバイル通信網)を介して無線基地局8に接続されると、無線基地局8と繋がるインターネット等のネットワーク70を介して、サーバ60や事務所PC30と通信を行う。電源部25は、イグニッションスイッチのオン等によりデジタルタコグラフ10の各部に電力を供給する。
本実施形態において、CPU11は、車速センサ51の出力に基づく車両速度(第一車両速度)を取得し、GPSデータに基づく車両速度(第二車両速度)を取得する。CPU11は、第一車両速度の正誤を判断して、第一車両速度が正しい場合には第一車両速度を、第一車両速度が誤りの場合には第二車両速度を、速度データとして取得し記録部17に記録させる。CPU11は、記録された速度データ(第一車両速度又は第二車両速度)を運行データに含めて、通信部24によってサーバ60へ送信する。CPU11は、GPSデータが所定の条件を満たす場合に、第一車両速度の正誤を判断する。CPU11は、第一車両速度と第二車両速度との差が所定値以上(例えば、時速10キロメートル以上)である場合に、第一車両速度が誤っていると判断する。
サーバ60は、デジタルタコグラフ10が収集した運行データを利用して、運送会社等の顧客(事務所PC30)に対して、車両の運行管理に関する各種サービスを提供する後方システムである。サーバ60は、例えば、運行日報、動態管理、各種警報(速度オーバー、連続走行時間等)に関するサービス情報を生成し、提供する。サーバ60は、CPU61、通信部62、及び記憶部63を有する。通信部62は、ネットワーク70を介して、デジタルタコグラフ10や事務所PC30と通信を行う。記憶部63は、各種データを記憶可能なメモリであり、デジタルタコグラフ10から送信された運行データを記憶する。CPU61は、サーバ60の各部を統括的に制御し、デジタルタコグラフ10から受信した運行データに基づいて、車両の運行管理に関するサービス情報を生成して、事務所PC30に送信する。
事務所PC30は、汎用のオペレーティングシステムで動作するPCであり、車両の運行を管理する管理装置として機能する。事務所PC30は、CPU31、通信部32、表示部33、記憶部34、カードI/F35、操作部36、出力部37、音声I/F38及び外部I/F48を有する。
CPU31は、事務所PC30の各部を統括的に制御する。通信部32は、ネットワーク70を介してサーバ60やデジタルタコグラフ10と通信可能であり、サーバ60から送信されたサービス情報を受信する。また、通信部32は、ネットワーク70に接続された各種のデータベース(図示せず)とも接続可能であり、必要なデータを取得可能である。
表示部33は、サーバ60から受信したサービス情報等を表示する。記憶部34は、サーバ60から受信したサービス情報や、車両の運転者に対する運転評価を行う運転評価プログラム等を格納する。
カードI/F35には、メモリカード65が挿抜自在に装着される。カードI/F35は、デジタルタコグラフ10によって計測され、メモリカード65に記憶された運行データを入力する。操作部36は、キーボードやマウス等を有し、事務所PC30の管理者の操作を受け付ける。出力部37は、各種データを出力する。音声I/F38には、マイク41及びスピーカ42が接続される。管理者は、マイク41及びスピーカ42を用いて車両の運転者と音声通話を行うことも可能である。
外部I/F48には、運行データデータベース(DB)、ハザードマップデータベース(DB)といった外部記憶装置(図示せず)等が接続可能である。運行データDBには、運行データとして、出入庫時刻、速度、走行距離等の他、急加減速、急ハンドル、速度オーバー、エンジン回転数オーバーを含む各種イベント情報が記録される。ハザードマップDBには、過去に事故が発生した地点(事故地点)などを表すマークが地図に重畳して記述された地図データが登録される。なお、このハザードマップには、天災等の災害が想定される地域や避難場所等が記述されてもよい。
次に、図2及び図3を参照して、デジタルタコグラフ10が速度データを取得する際の動作例を説明する。図2は、デジタルタコグラフ10が速度データを取得する際の動作例を示すフローチャートであり、図3は、デジタルタコグラフ10によるGPS速度データの演算処理例を示すフローチャートである。デジタルタコグラフ10のCPU11は、図2及び図3に示す処理を、車両の運行中、例えば1秒間隔で、繰り返し実行する。
図2に示すように、デジタルタコグラフ10は、車両の仕様によって予め定められているデータ取得設定が、三種類のいずれであるかを判断する(ステップS1)。すなわち、デジタルタコグラフ10は、データ取得設定が、CAN信号に含まれる速度データ(CAN速度データ)の取得、車速パルスに基づいて算出した速度データ(Pulse速度データ)の取得、及び後述するGPS速度データの取得、のいずれであるかを判断する。デジタルタコグラフ10は、判断結果に応じて、CAN速度データ、Pulse速度データ、及び後述するGPS速度データのいずれか一を取得し、記憶する(ステップS2、S3、S4)。
ここで、図3を参照して、GPS速度データの演算処理を説明する。デジタルタコグラフ10は、GPSデータを受信すると、車両の現在位置の緯度・経度データを取得し、記憶する(ステップS21)。デジタルタコグラフ10は、車両の現在位置の算出(測位)が可能であったか否か、すなわち、ステップS21で緯度・経度データを取得できていたか否か、に応じて、GPSデータの信頼性を判断する(ステップS22)。
デジタルタコグラフ10は、測位ができなかった場合はステップS21の処理に戻り(ステップS22で測位NG)、測位ができた場合はステップS23の処理に進む(ステップS22で測位OK)。ステップS23において、デジタルタコグラフ10は、1秒前(前回)のGPSデータ(緯度・経度データ)の有無を判断し、無しの場合、すなわち、前回、GPSデータを受信できていなかった場合はステップS21に戻る。ステップS23において有りの場合、デジタルタコグラフ10は、現在(今回)の緯度・経度と、前回の緯度・経度との差分を演算し、記憶する(ステップS24)。
次に、デジタルタコグラフ10は、演算した緯度・経度の差分から車両の移動距離を演算し(ステップS25)、さらに、移動距離から速度を演算して、GPS速度として記憶する(ステップS26)。このようにして、デジタルタコグラフ10は、前回及び今回ともにGPSデータ(緯度・経度データ)を取得できた場合、GPS速度(第二車両速度)を取得できる。
図2に戻り、デジタルタコグラフ10は、ステップS2~S4の処理に従って、CAN速度データ、Pulse速度データ、及びGPS速度データのいずれか一を、速度データAとする(ステップS5)。
一方、デジタルタコグラフ10は、速度データAの算出とは別に、図3を参照して説明したように、GPSデータ(緯度・経度データ)を取得し(ステップS6)、GPS速度データを取得する(ステップS7)。ステップS6及びステップS7において、GPSデータ(緯度・経度データ)又はGPS速度データを取得できない場合、デジタルタコグラフ10は、GPSデータ(緯度・経度データ)又はGPS速度データを記憶しないか、又は、算出不可である旨記憶してもよい。
デジタルタコグラフ10は、車両から取得した速度データAと、GPS速度データと、を比較する(ステップS8)。ステップS8において、デジタルタコグラフ10は、速度データAとGPS速度データとで、時速10キロメートル以上の差があるか否かを判断することで、速度データAの正誤、すなわち、速度データAが異常値でないか、を判断する。デジタルタコグラフ10は、今回のGPS速度データがない場合、ステップS8の判断を行わず、図2に示すフローを抜ける。
デジタルタコグラフ10は、時速10キロメートル以上の差がある場合、すなわち、速度データAが誤りと判断した場合には、GPS速度データを採用して、車両の速度データとして記憶する(S10)。一方、デジタルタコグラフ10は、時速10キロメートル以上の差がない場合、すなわち、速度データAが正しいと判断した場合には、速度データAを採用して、車両の速度データとして記憶する(S11)。
ここで、速度データAの正誤を判断する基準を、速度データAとGPS速度データとの差が時速10キロメートル以上であることとした理由を説明する。一般に、速度データの信頼性は、CAN速度データが最も高く、Pulse速度データ、GPS速度データの順に低くなる。GPS速度データは誤差が数キロメートルとなる場合がある。一方、サーバ60が提供するサービスにおいて、急発進・急加速等の警報閾値が時速11キロメートル以上となっている。これらを勘案すると、速度データの信頼性は、時速10キロメートルが必要である。このため、速度データAの正誤判断基準を、GPS速度データとの差が時速10キロメートル以上であることとしている。
図2に戻り、ステップS10及びS11において、車両の速度データは、例えば揮発メモリ26Bに記憶され、運行データに含めて、サーバ60に送信される。
サーバ60では、デジタルタコグラフ10から受信した運行データを利用して、車両の運行管理に関するサービス情報を生成し、事務所PC30に送信する。また、事務所PC30は、サーバ60からサービス情報を受信する。
以上説明した通り、本実施形態のデジタルタコグラフ10によれば、速度データA(第一車両速度)の正誤を判断し、速度データAが誤りの場合には速度データAに代えて、GPS速度データ(第二車両速度)を速度データとして採用する。これにより、センサ部品不良や車両ノイズ等の要因で、車両から取得した速度データAが誤っている場合に、速度データとして異常値を取得することを防止して、正確な速度データを取得できる。したがって、速度データを用いた各種サービス(動態管理、各種警報等)を提供するサーバ60(後方システム)において、異常値が排除された正確な速度データを用いて、より正確なサービス提供が可能となる。
また、デジタルタコグラフ10は、GPSデータが所定の条件を満たす場合、すなわち、連続して二回、GPSデータ(緯度・経度データ)を取得できた場合に、速度データAの正誤を判断する。このように、GPSデータの信頼性が確保できることを条件とすることで、信頼性の低いGPS速度データが採用されることを防止できる。
また、デジタルタコグラフ10は、速度データAとGPS速度データとの差が、通常(例えば、時速5キロメートル以内)よりも大きい(例えば、時速10キロメートル以上)場合に、速度データAが誤っていると判断する。このように、速度データAとGPS速度データとの比較により正誤を判断するので、他の入力を必要とすることなく、簡易な構成で、異常データを排除できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。例えば、前述した実施形態では、図2のステップS10において、車両の速度データが揮発メモリ26Bに記憶されサーバ60に送信されたが、車両の速度データはメモリカード65に記憶されてもよい。また、メモリカードに記憶された速度データ等の運行データを、事務所PC30で読み込んで運行管理に用いてもよい。
前述した実施形態では、速度データAとGPS速度データとの差が時速10キロメートル以上であることを、速度データAの正誤判断の基準としたが、判断基準はこれに限定されない。例えば、速度データAとGPS速度データとの差が速度データAの10%以下であることを判断基準としてもよいし、速度に応じてこの割合を可変としてもよい。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る速度データ取得装置、サービス提供システム及び速度データ取得方法の特徴をそれぞれ以下[1]~[7]に簡潔に纏めて列記する。
[1]車両の速度データを取得する速度データ取得装置(デジタルタコグラフ10)であって、
前記車両に搭載された車速センサ(51)の出力に基づく車両速度を第一車両速度(CAN速度データ、Pulse速度データ、速度データA)として取得する第一取得部(速度I/F12A、CPU11、ステップS5)と、
GPSデータを受信するGPS受信部(15、ステップS21)と、
前記GPSデータに基づく車両速度を第二車両速度として取得する第二取得部(CPU11、ステップS7、S26)と、
前記第一車両速度の正誤を判断し(ステップS8、S9)、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を前記速度データとして取得し(ステップS11)、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を前記速度データとして取得する(ステップS10)制御部(CPU11)と、
を備える
ことを特徴とする速度データ取得装置(デジタルタコグラフ10)。
[2]前記制御部は、前記GPSデータが所定の条件を満たす場合に、前記第一車両速度の正誤を判断する(ステップS22、S23)
ことを特徴とする上記[1]に記載の速度データ取得装置。
[3]前記制御部は、前記第一車両速度と前記第二車両速度との差が所定値以上である場合に、前記第一車両速度が誤っていると判断する(ステップS9)
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の速度データ取得装置。
[4]前記第一取得部は、前記車速センサからのパルス信号に基づく車両速度データ、又は、前記車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)から車載ネットワークを介して取得した車両速度データを、前記第一車両速度として取得する(ステップS2、S3、S5)
ことを特徴とする上記[1]~[3]のいずれか一に記載の速度データ取得装置。
[5]取得した前記第一車両速度又は前記第二車両速度を前記速度データとして送信する送信部(通信部24)を備える
ことを特徴とする上記[1]~[4]のいずれか一に記載の速度データ取得装置。
[6]上記[5]に記載された速度データ取得装置を有し、前記車両に搭載され、前記車両の運行データを収集する車載器(デジタルタコグラフ10)と、
前記車載器と通信可能であり、前記車載器から前記運行データを受信し、前記車両の運行管理に関するサービスを提供するサーバ(60)と、
前記サーバと通信可能な管理装置(事務所PC)と、を備え、
前記車載器は、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を、前記速度データとして前記運行データに含めて、前記サーバに送信し(ステップS10、S11)、
前記サーバは、前記車載器から受信した前記運行データに基づいて、前記車両の運行管理に関する情報を生成して、前記管理装置に送信し、
前記管理装置は、前記情報を受信する
ことを特徴とするサービス提供システム。
[7] 車両の速度データを取得する速度データ取得方法であって、
前記車両に搭載された車速センサの出力に基づく車両速度を第一車両速度として取得し(ステップS5)、
GPSデータを受信して(ステップS21)、前記GPSデータに基づく車両速度を第二車両速度として取得し(ステップS7、S26)、
前記第一車両速度の正誤を判断し(ステップS8、S9)、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を前記速度データとして取得し(ステップS11)、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を前記速度データとして取得する(ステップS10)
ことを特徴とする速度データ取得方法。
5 サービス提供システム
10 デジタルタコグラフ
11 CPU(第一取得部、第二取得部、制御部)
12A 速度I/F
13 外部入力I/F
15 GPS受信部
15a GPSアンテナ
24 通信部
30 事務所PC(管理装置)
29 CAN入力I/F
51 車速センサ
60 サーバ

Claims (6)

  1. 車両の速度データを取得する速度データ取得装置であって、
    前記車両に搭載された車速センサの出力に基づく車両速度を第一車両速度として取得する第一取得部と、
    GPSデータを受信するGPS受信部と、
    前記GPSデータに基づく車両速度を第二車両速度として取得する第二取得部と、
    前記第一車両速度の正誤を判断し、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を前記速度データとして取得し、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を前記速度データとして取得する制御部と、を備え、
    前記GPS受信部は、所定時間の経過毎に前記GPSデータを受信し、
    前記第二取得部は、前回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の前回の現在位置情報と、今回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の今回の現在位置情報とに基づいて得られる車両速度を、前記第二車両速度として取得し、
    前記制御部は、前記前回の現在位置情報及び前記今回の現在位置情報ともに取得できた場合に、前記第一車両速度の正誤を判断する
    ことを特徴とする速度データ取得装置。
  2. 前記制御部は、前記第一車両速度と前記第二車両速度との差が所定値以上である場合に、前記第一車両速度が誤っていると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の速度データ取得装置。
  3. 前記第一取得部は、前記車速センサからのパルス信号に基づいて算出された車両速度データを、前記第一車両速度として取得する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の速度データ取得装置。
  4. 取得した前記第一車両速度又は前記第二車両速度を前記速度データとして送信する送信部を備える
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の速度データ取得装置。
  5. 請求項4に記載された速度データ取得装置を有し、前記車両に搭載され、前記車両の運データを収集する車載器と、
    前記車載器と通信可能であり、前記車載器から前記運行データを受信し、前記車両の運行管理に関するサービスを提供するサーバと、
    前記サーバと通信可能な管理装置と、を備え、
    前記車載器は、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を、前記速度データとして前記運行データに含めて、前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記車載器から受信した前記運行データに基づいて、前記車両の運行管理に関する情報を生成して、前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記情報を受信する
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  6. コンピュータを利用して車両の速度データを取得する速度データ取得方法であって、
    前記車両に搭載された車速センサの出力に基づく車両速度を第一車両速度として取得し、
    所定時間の経過毎にGPSデータを受信して、前回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の前回の現在位置情報と、今回受信された前記GPSデータに基づいて取得される前記車両の今回の現在位置情報とに基づいて得られる車両速度を、第二車両速度として取得し、
    前記前回の現在位置情報及び前記今回の現在位置情報ともに取得できた場合に前記第一車両速度の正誤を判断し、前記第一車両速度が正しい場合には前記第一車両速度を前記速度データとして取得し、前記第一車両速度が誤りの場合には前記第二車両速度を前記速度データとして取得する、
    という各処理を、前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とする速度データ取得方法。
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