JP6940337B2 - 車載器および急減速イベント検知方法 - Google Patents
車載器および急減速イベント検知方法 Download PDFInfo
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Description
(1)例えば、雪道で車両が停止状態から発進する際には、タイヤがスリップし空転した後で車両がゆっくりと発進することになるので、速度センサで検出される車速に例えば図7に示すような異常な変化が現れる。したがって、この車速を微分して加速度を算出すると、異常な変化が大きな加速度として検出される。その結果、車両の単なる発進動作であるにもかかわらず、急減速のイベントとして誤判定される。
(1) 車両の車輪の回動に連動して発生する速度信号を前記車輪の回動を検知する車速センサから取得する速度信号取得部と、
前記車両に加わる加速度の大きさを表すG値を前記車両に搭載された加速度センサから取得するG値取得部と、
前記速度信号から算出される速度変化率と、前記G値とを組合せた判定条件に基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知するイベント検知部と、
前記車両の内部および外部のうち少なくとも一方を撮像する撮影装置と、
前記イベントが検知された場合に、前記イベントの発生時刻の近傍において前記撮影装置により撮像された映像を所定の外部装置に送信するイベント処理部と、
を備え、
前記G値取得部は、互いに異なるタイミングで検知された複数の前記G値を保持可能なG値履歴保持部を有し、
前記イベント検知部は、現在の前記速度変化率が所定の閾値を超え、且つ、現在から所定時間前の時点から現在までの範囲の前記G値履歴保持部に保持されている複数の前記G値のうち1つ以上の前記G値が所定の第2閾値を超えたことに基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知する、
ことを特徴とする車載器。
車両の車輪の回動に連動して発生する速度信号を前記車輪の回動を検知する車速センサから取得させ、
前記車両に加わる加速度の大きさを表すG値を前記車両に搭載された加速度センサから取得させ、
前記速度信号から算出される速度変化率と、前記G値とを組合せた判定条件に基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知させ、
前記イベントが検知された場合に、前記イベントの発生時刻の近傍において前記車両の内部および外部のうち少なくとも一方を撮像する撮影装置により撮像された映像を所定の外部装置に送信させる、急減速イベント検知方法であって、
前記車載器に、
互いに異なるタイミングで検知された複数の前記G値をG値履歴保持部に保持させ、
現在の前記速度変化率が所定の閾値を超え、且つ、現在から所定時間前の時点から現在までの範囲の前記G値履歴保持部に保持されている複数の前記G値のうち1つ以上の前記G値が所定の第2閾値を超えたことに基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知させる、
ことを特徴とする急減速イベント検知方法。
運行管理システムの構成例を図1に示す。
速度パルス信号SG1により検出される加速度VA1(km/h/s)、およびGセンサ28で検出される車両前後方向のG値VA2の経時変化と、ドライブレコーダ10における判定動作との関係の例−1を図2に示す。
加速度テーブルTB1の構成および保持される内容の具体例−1を図3に示す。図3に示した加速度テーブルTB1の内容は、図2に示した加速度VA1およびG値VA2の経時変化と対応する状況のデータを表している。また、後述するようにこの加速度テーブルTB1の内容は定期的に更新される。
速度パルス信号SG1により検出される加速度VA1(km/h/s)、およびGセンサ28で検出される車両前後方向のG値VA2の経時変化と、ドライブレコーダ10における判定動作との関係の例−2を図4に示す。
加速度テーブルTB1の構成および保持される内容の具体例−2を図5に示す。図5に示した加速度テーブルTB1の内容は、図4に示した加速度VA1およびG値VA2の経時変化と対応する状況のデータを表している。
急減速イベントを判定するためのドライブレコーダ10の動作例を図6に示す。すなわち、判定部11aを含むCPU11が、図6の処理手順を実行し、車両の急減速を検知する。また、図6の処理手順を実行する際には、速度パルス信号SG1により特定される車両速度(km/h)と、Gセンサ出力SG2のG値と、加速度テーブルTB1を利用する。
図1に示したドライブレコーダ10は、運転手のブレーキ操作等による車両の急減速を表す挙動の有無を判定する際に、速度信号から算出される速度変化率と、前記車両に加わる加速度の大きさを表すG値とを組合せた判定条件を利用する。すなわち、速度信号から算出される速度変化率を利用して挙動の有無を判定することにより、G値を用いて判定する場合と比べて判定精度が向上する。但し、車輪がスリップするような特殊な環境では速度信号と実際の車体の速度との間に大きな誤差が発生するので、速度変化率だけで判定する場合には、例えば図7、図8に示すような状況で誤判定が生じる。しかし、速度変化率とG値とを組合せた判定条件を利用することで、誤判定を防止できる。
[1] 車両の速度を表す速度信号(速度パルス信号SG1)を取得する速度信号取得部(速度I/F12A)と、
前記車両に加わる加速度の大きさを表すG値(Gセンサ出力SG2)を取得するG値取得部(センサ入力I/F14)と、
前記速度信号から算出される速度変化率(Vn−1−Vn)と、前記G値とを組合せた判定条件に基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知するイベント検知部(判定部11a、S15〜S17)と、
前記イベントが検知された場合に所定の処理を実行するイベント処理部(CPU11、S18)と、
を備えたことを特徴とする車載器(ドライブレコーダ10)。
前記イベント処理部は、前記所定の処理として、前記イベントの発生時刻の近傍において前記撮影装置により撮像された映像を所定の外部装置に送信する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の車載器。
前記イベント検知部は、前記速度変化率と、前記G値履歴保持部に保持されている複数の前記G値とに基づいて前記車両の急減速に関連するイベントを検知する、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の車載器。
ことを特徴とする上記[3]に記載の車載器。
前記車両に加わる加速度の大きさを表すG値(Gセンサ出力SG2)の情報を取得し、
前記速度信号の情報から算出される速度変化率(Vn−1−Vn)と、前記G値の情報とを組合せた判定条件(S15〜S17)に基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知し、
前記イベントの情報を出力する(S18)、
ことを特徴とする急減速イベント検知方法。
8 無線基地局
10 ドライブレコーダ
11、31 CPU
11a 判定部
12A 速度I/F
12B エンジン回転I/F
13 外部入力I/F
14 センサ入力I/F
15 GPS受信部
15a GPSアンテナ
16 カメラI/F
17 記録部
18 カードI/F
19 音声I/F
20、42 スピーカ
21 RTC
22 SW入力部
23 車載カメラ
24、32 通信部
25 電源部
26A 不揮発メモリ
26B 揮発メモリ
27 表示部
28 Gセンサ
29 アナログ入力I/F
30 事務所PC
33 表示部
34 記憶部
35 カードI/F
36 操作部
37 出力部
38 音声I/F
41 マイク
48 外部I/F
51 車速センサ
54 外部記憶装置
55 事故地点DB
56 運行データDB
57 ハザードマップDB
65 メモリカード
70 ネットワーク
TB1 加速度テーブル
TB1a 時間管理領域
TB1b 速度記憶領域
TB1c 加速度記憶領域
TB1d G値記憶領域
A1 参照範囲
SG1 速度パルス信号
SG2 Gセンサ出力
Claims (2)
- 車両の車輪の回動に連動して発生する速度信号を前記車輪の回動を検知する車速センサから取得する速度信号取得部と、
前記車両に加わる加速度の大きさを表すG値を前記車両に搭載された加速度センサから取得するG値取得部と、
前記速度信号から算出される速度変化率と、前記G値とを組合せた判定条件に基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知するイベント検知部と、
前記車両の内部および外部のうち少なくとも一方を撮像する撮影装置と、
前記イベントが検知された場合に、前記イベントの発生時刻の近傍において前記撮影装置により撮像された映像を所定の外部装置に送信するイベント処理部と、
を備え、
前記G値取得部は、互いに異なるタイミングで検知された複数の前記G値を保持可能なG値履歴保持部を有し、
前記イベント検知部は、現在の前記速度変化率が所定の閾値を超え、且つ、現在から所定時間前の時点から現在までの範囲の前記G値履歴保持部に保持されている複数の前記G値のうち1つ以上の前記G値が所定の第2閾値を超えたことに基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知する、
ことを特徴とする車載器。 - 車両に搭載された車載器に、
車両の車輪の回動に連動して発生する速度信号を前記車輪の回動を検知する車速センサから取得させ、
前記車両に加わる加速度の大きさを表すG値を前記車両に搭載された加速度センサから取得させ、
前記速度信号から算出される速度変化率と、前記G値とを組合せた判定条件に基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知させ、
前記イベントが検知された場合に、前記イベントの発生時刻の近傍において前記車両の内部および外部のうち少なくとも一方を撮像する撮影装置により撮像された映像を所定の外部装置に送信させる、急減速イベント検知方法であって、
前記車載器に、
互いに異なるタイミングで検知された複数の前記G値をG値履歴保持部に保持させ、
現在の前記速度変化率が所定の閾値を超え、且つ、現在から所定時間前の時点から現在までの範囲の前記G値履歴保持部に保持されている複数の前記G値のうち1つ以上の前記G値が所定の第2閾値を超えたことに基づいて、前記車両の急減速に関連するイベントを検知させる、
ことを特徴とする急減速イベント検知方法。
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JP2017168614A JP6940337B2 (ja) | 2017-09-01 | 2017-09-01 | 車載器および急減速イベント検知方法 |
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