JP7361957B2 - 映像データ収集解析装置 - Google Patents

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Description

本開示技術は、映像データ収集解析装置に関する。
従来技術にかかるドライブレコーダーは、カメラから走行映像を取得し、取得した映像をSDなどのストレージに保存する。ストレージには記憶容量の上限があるため、記憶容量を超えて録画する場合、ドライブレコーダーは古い情報を削除することにより記憶容量を確保する。
ところで最近では、ドライブレコーダーで撮影した走行映像から、路面劣化や道路異常などを検知し、通信機能を用いて検知情報を外部サーバへアップロードするといったことが検討されている。この技術分野において、例えば特許文献1には、センターサーバによって生成されるデータベースの更新に役立つ画像データに絞ったアップロードを行うことで、通信量や通信に使用する帯域を節約して画像データをアップロードする技術が開示されている。
特開2018-198004号公報
特許文献1に例示される従来技術においては、映像解析部の処理能力が十分であれば走行映像を連続的に解析できるが、映像解析部の処理能力が十分ではなく追いつかないことが生じ得る。この状態が続くとストレージの記憶容量が圧迫され、古い情報が削除される。削除される古い情報の中には、重要なデータが存在することがある。
本開示技術は、上記課題に鑑み、記憶容量確保のための情報削除が行われても、重要なデータが削除されない映像データ収集解析装置を提供することを目的とする。
本開示技術にかかる映像データ収集解析装置は、車両に搭載されたセンサから車両についてのセンサ値を取得するセンサ値取得部と、車両の外部を撮影した車外映像を取得する映像取得部と、外部サーバと通信を行う車外通信部と、センサ値取得部が取得したセンサ値から、車両が走行する道路の異常度合を判定する異常度合判定部と、判定された異常度合に基づいて、車外映像を解析する際の優先度を決定する解析優先度決定部と、優先度に基づいて、車外映像に映る道路の路面状態を解析する映像解析部と、を備え、映像解析部は、車外映像の中で優先度が予め定められた閾値を超えたときに取得されたものを、優先度が高い順に解析する、というものである。
本開示技術にかかる映像データ収集解析装置は上記構成を備えるため、カメラ映像以外から取得されるセンサ情報に基づいて判断された道路異常の特徴及びサーバ情報から解析する映像の優先順位を決定し、優先順位の高いものから解析を実施する。その結果、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置は、映像解析部の処理が間に合わなくなる場合でも、重要な映像データが消去されることを防ぐ。
図1は、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置をそなえた映像データ収集解析システムの構成例を示す概略図である。 図2は、実施の形態1にかかる映像データ収集解析装置の機能を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1にかかる映像データ収集解析装置の処理フローを示すフローチャートである。 図4は、図3のフローチャートにおける解析優先度を決定するステップ(ST3)内部処理を表した部分フローチャートである。 図5は、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置が想定している道路異常の例を示した模式図である。図5Aは、道路における異常と対応する加速度センサーの時系列信号を表した模式図である。図5Bは、道路における異常の種類と各種センサの解析結果とを対応させた表の一例である。 図6は、図3のフローチャートにおける映像データを解析するステップ(ST4)の内部処理を表した部分フローチャートである。
開示技術にかかる映像データ収集解析装置1は、以下の図に沿った説明により明らかにされる。
実施の形態1.
図1は、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置1をそなえた映像データ収集解析システムの構成例を示す概略図である。図1が示すとおり、映像データ収集解析システムは、車両内に搭載された映像データ収集解析装置1と、車両に搭載され車外を撮像するカメラ2と、車両に搭載され各種の状態を検知するセンサ3と、から構成される。
図1におけるカメラ2は車両に搭載されたものであり、前方、後方、及び左右などの車外を撮影する。車外を撮影した映像は、以下「車外映像」と呼ぶ。図1におけるセンサ3は車両に搭載されたものであり、車両の状態を検知するものと、車両の周辺を検知するものと、その他時刻などを得るためのものが考えられる。車両の状態を検知するものとしては、加速度計、ジャイロ、マイク、車輪速度計などが挙げられる。車両の周辺を検知するものとしては、コーナーセンサ、LiDAR、レーザ変位計などが挙げられる。その他のものとしては、GNSSなどが挙げられる。
図2は、実施の形態1にかかる映像データ収集解析装置1の機能を示すブロック図である。図2が示すとおり映像データ収集解析装置1は、メモリ10と、車外通信部11と、映像取得部12と、センサ値取得部13と、映像解析部14と、異常度合判定部15と、解析優先度決定部16と、サーバ情報取得部17とを備える。
メモリ10は、カメラ2及びセンサ3から取得したデータを記憶する。車外通信部11は、公衆回線及びWiFi等の無線通信を介して、外部サーバと各種情報を通信する。より具体的に車外通信部11は、映像解析部14から送信された解析結果を外部サーバへ送信する。また車外通信部11は、外部サーバから送信されたサーバ情報をサーバ情報取得部17へ送信する。
映像取得部12は、カメラ2から送信された車外映像の映像データを取得し、映像解析部14へ送信する。センサ値取得部13は、センサ3から出力されたセンサデータを取得し、異常度合判定部15へ出力する。
映像解析部14は、映像取得部12から送信された映像データを解析し、道路の異常の度合を判定する。映像解析部14は、解析優先度決定部16により決定された優先度に従って、解析優先度の高い順に処理を進める。なお、映像解析部14が解析する映像データの単位は、画像フレームの単位であっても、時間の単位であってもよく、ユーザがあらかじめ設定できるような構成としてよい。
異常度合判定部15は、センサ値取得部13から出力されたセンサデータに演算処理を施し、センサデータに対応する道路について異常の度合を判定する。センサデータへの演算処理とは、閾値との比較、平均値の算出、ピーク値の算出、スペクトル周波数の算出、等が挙げられる。上記の映像データの単位は、センサデータへの演算処理の種類によって決定してもよい。異常度合判定部15で判定した異常度合の情報は、解析優先度決定部16へ出力される。
解析優先度決定部16は、異常度合判定部15から出力された異常度合の情報とサーバ情報取得部17から出力されたサーバ情報とに基づいて、各映像の解析優先度を決定する。決定した映像ごとの解析優先度は、映像解析部14へ出力される。解析優先度決定部16が行う解析優先度の決定は、映像解析部14が解析する映像データの単位と同じ単位で行ってよく、画像フレームの単位であっても、時間の単位であってもよい。
サーバ情報取得部17は、車外通信部11から送信されたサーバ情報を、解析優先度決定部16へ出力する。ここでのサーバ情報は、どの道路異常を優先的に解析したいか、といった情報が含まれる。
図3は、実施の形態1にかかる映像データ収集解析装置1の処理フローを示すフローチャートである。図3が示すとおり、映像データ収集解析装置1の処理には、センサ値を取得するステップ(ST1)と、センサ値を解析するステップ(ST2)と、解析優先度を決定するステップ(ST3)と、映像データを解析するステップ(ST4)とを有する。
センサ値を取得するステップ(ST1)は、センサ値取得部13によって実施され、センサ3から出力されたセンサデータを取得する、すなわちサンプリングする処理ステップである。
センサ値を解析するステップ(ST2)は、異常度合判定部15によって実施され、道路にて発生する異常の度合が判定される。ここで道路にて発生する異常には、ポットホール、ひび割れ、轍(わだち)掘れ、落下物、障害物、人動物、等が想定される。
解析優先度を決定するステップ(ST3)は、解析優先度決定部16によって実施される。解析優先度を決定するステップ(ST3)の詳細は、以降の説明により明らかにされる。
映像データを解析するステップ(ST4)は、映像解析部14によって実施される。映像データを解析するステップ(ST4)の詳細も、以降の説明により明らかにされる。
図4は、図3のフローチャートにおける解析優先度を決定するステップ(ST3)の内部処理を表した部分フローチャートである。図4が示すとおり解析優先度を決定するステップ(ST3)は、異常検出の有無を判定するステップ(ST301)と、検出した異常についての位置情報と時刻とを取得するステップ(ST302)と、異常の特徴を取得するステップ(ST303)と、サーバ情報を取得するステップ(ST304)と、サーバ情報と異常の特徴に基づいて解析優先度を決定するステップ(ST305)と、解析優先度を最低に設定するステップ(ST306)と、を有する。
異常検出の有無を判定するステップ(ST301)は、解析優先度を決定するステップ(ST3)のうちの最初のステップであり、解析優先度決定部16によって実施される。ここでの処理は、異常度合判定部15から出力された異常度合の情報に基づいて行われる。異常度合が既定値よりも低ければ、処理は解析優先度を最低に設定するステップ(ST306)へと進む。それ以外の場合は、処理は検出した異常についての位置情報と時刻とを取得するステップ(ST302)へと進む。
検出した異常についての位置情報と時刻とを取得するステップ(ST302)は、解析優先度を決定するステップ(ST3)の内部ステップであり、解析優先度決定部16によって実施される。ここでの処理は、異常度合が既定値よりも超えたときの時刻とその位置情報を取得する処理である。なお、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置1は、カメラ2による映像の対象が本装置が搭載されている車両の前方の路面の映像であることを考慮してもよい。すなわち解析優先度決定部16は、異常を検出した時刻と、関連づけるカメラ2で撮像した時刻との間に、遅れ時間を考慮してもよい。
異常の特徴を取得するステップ(ST303)は、解析優先度を決定するステップ(ST3)の内部ステップであり、解析優先度決定部16によって実施される。ここでの処理は、異常度合が既定値よりも超えたときの異常の特徴を取得する処理である。図5は、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置1が想定している道路異常の例を示した模式図である。異常の特徴を取得するステップ(ST303)は、図5に沿った以下の説明により明らかにされる。
図5が示すように、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置1が想定している道路異常には、ポットホール、大きなひび割れ、小さなひび割れ、大きな障害物、小さな障害物、等が挙げられる。図5Aは、道路における異常と対応する加速度センの時系列信号を表した模式図である。図5Aは、例えば加速度センの時系列信号を解析することによって、ポットホール及びひび割れを検出できることを示している。また図5Bは、複数種類のセンサ3のセンサデータから得られる特徴量を観測することにより、道路の異常の種別を判別できることを示している。ここで特徴量とは、信号のピーク値、ピーク値の間隔、スペクトル周波数、平均値、最大値、最小値、等が考えられる。
複数のセンサ3のセンサデータから得られる特徴量が全部でN種類(Nは1以上の整数)あったとする。すると道路異常は、種類ごとにカテゴライズしてN次元の特徴量空間にプロットすることができる。ここで参照データとして、正常な道路の場合もカテゴライズしてN次元の特徴量空間にプロットすることが望ましい。過去の蓄積データから得られたN次元の特徴量空間でのプロット情報は、道路異常の種類ごとにカテゴライズした特徴量空間マップへと作り変えることができる。特徴量空間マップは、特徴量のプロットから当該プロットが属する蓋然性の高い道路異常の種類を導くことができる。本開示技術にかかる映像データ収集解析装置1は、オフラインで作成された特徴量空間マップを備えていてもよい。また、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置1は、学習機能を備えていてもよく、学習により特徴量空間マップを更新する構成を備えていてもよい。さらに、特徴量のプロットから蓋然性の高い道路異常の種類を導く方法は、決定木を用いたものでもよい。
図5Bが示すように、本開示技術にかかる映像データ収集解析装置1は、特徴量空間マップから導いた蓋然性の高い道路異常の種類に対して、深刻度と信頼度とを設定してもよい。深刻度とは、道路異常が原因となって生じる事故の深刻度であって、例えばポットホールであればその深さと幅とによって決め、例えば障害物であればその大きさによって決める。信頼度とは、例えば特徴量空間マップから導く道路異常の種類の蓋然性によって決める。
サーバ情報を取得するステップ(ST304)は、解析優先度を決定するステップ(ST3)の内部ステップであり、解析優先度決定部16によって実施される。ここでの処理は、サーバ情報取得部17から送信されたサーバ情報を取得する処理である。サーバ情報の例は、道路異常の種類ごとにサーバ側が映像データを取得したい度合を示したものである。例えばサーバ側が映像データを取得したい度合(以下「要求度合」という)は、0以上1以下の数値で表すことができる。ここでの例は、優先度の高いものほど1に近く、優先度の低いものほど0に近い値とする。
サーバ情報と異常の特徴に基づいて解析優先度を決定するステップ(ST305)は、解析優先度を決定するステップ(ST3)の内部ステップであり、解析優先度決定部16によって実施される。ここでの処理は、最終的な映像データの解析優先度を決定する処理である。ここで用いる情報は、サーバ情報を取得するステップ(ST304)で取得した0以上1以下の数値で表した要求度合である。解析優先度は、要求度合をそのまま用いてもよい。また、解析優先度の決定は、この要求度合とともに、図5Bで示した深刻度と信頼度とを用いてもよい。深刻度及び信頼度も、それぞれ0以上1以下の数値で表し、最終的な映像データの解析優先度を、これら3つの数値を重み付けして掛け合わせることによって求めてもよい。このときの重みは、使用者によって適宜設定できるようにしてもよい。
図6は、図3のフローチャートにおける映像データを解析するステップ(ST4)の内部処理を表した部分フローチャートである。図6が示すとおり映像データを解析するステップ(ST4)は、カメラ映像を取得するステップ(ST401)と、解析優先度が一番高い映像を選択するステップ(ST402)と、解析優先度が閾値以上であるか否かを判断するステップ(ST403)と、映像を解析するステップ(ST404)と、解析結果を送信するステップ(ST405)と、を有する。
カメラ映像を取得するステップ(ST401)は、映像データを解析するステップ(ST4)の内部ステップであり、映像解析部14によって実施される。ここでの処理は、車両に搭載されたカメラ2から映像データを取得する処理である。
解析優先度が一番高い映像を選択するステップ(ST402)は、映像データを解析するステップ(ST4)の内部ステップであり、映像解析部14によって実施される。ここでの処理は、解析優先度決定部16で決定した解析優先度のうち一番優先度の高い映像を解析対象として選択する処理である。
解析優先度が閾値以上であるか否かを判断するステップ(ST403)は、映像データを解析するステップ(ST4)の内部ステップであり、映像解析部14によって実施される。ここでの処理は、或る条件に基づいて判断を行う処理であり、判断の結果によってフローの行き先が異なる。ここでの条件とは、解析対象として選択された映像の解析優先度が、あらかじめ決めておいた閾値以上であることである。解析優先度が閾値以上であれば、処理は映像を解析するステップ(ST404)へと進む。条件を満たさない場合は、当該映像についての映像データを解析するステップ(ST4)を終了する。
解析優先度が閾値以上であるか否かを判断するステップ(ST403)において、条件に用いる閾値は、以下のように考えて設定する。閾値を0と設定することは、閾値を設定しないことと同義になり、すべての映像が解析対象となり解析優先度の順位解析がなされていく。閾値を1に近づけると映像解析部14での解析する映像の数が減るため、解析の負荷を軽減させることにつながる。
映像を解析するステップ(ST404)は、映像データを解析するステップ(ST4)のコアとなる内部ステップであり、映像解析部14によって実施される。ここでの処理は、映像の解析を実施する処理である。より具体的には、映像データを解析するステップ(ST4)は、車外映像に映る道路の路面状態を、画像解析により解析する。映像解析部14は、画像解析に機械学習を用いてもよい。
解析結果を送信するステップ(ST405)は、映像データを解析するステップ(ST4)の内部ステップであり、映像解析部14によって実施される。ここでの処理は、映像を解析するステップ(ST404)での解析結果を受けて、必要に応じて解析結果及び映像データを車外通信部11へ出力する。出力された解析結果及び映像データは、外部サーバへアップロードされる。
以上のように実施の形態1にかかる映像データ収集解析装置1は上記構成を備えるため、映像解析部14の処理が間に合わなくなる場合でも、重要な映像データが消去されることを防ぐ。
実施の形態2.
実施の形態1にかかる映像データ収集解析装置1は、1台の車両で用いた態様であったが、これに限定するものではない。実施の形態2にかかる映像データ収集解析装置1は、複数の車両で用いられる。
複数の車両で1つの目的を達成するシステムは、コネクテッドカーシステムとよばれることがある。実施の形態2にかかる映像データ収集解析装置1は、コネクテッドカーシステムの一例として考えることができる。
コネクテッドカーシステムにおいては、複数の車両が実施の形態2にかかる映像データ収集解析装置1をそれぞれ備える。実施の形態2にかかる映像データ収集解析装置1は、車外通信部11を介して、それぞれの映像データ収集解析装置1が算出した映像解析の結果と、異常度合判定の結果と、解析優先度の決定結果とを、共有できる構成を備える。
以上の構成を備えることにより実施の形態2にかかる映像データ収集解析装置1は、コネクテッドカーシステムにおいても使用でき、情報を共有し、映像解析部14の処理が間に合わなくなる場合でも、重要な映像データが消去されることを防ぐ。
1 映像データ収集解析装置、 2 カメラ、 3 センサ、 10 メモリ、 11 車外通信部、 12 映像取得部、 13 センサ値取得部、 14 映像解析部、 15 異常度合判定部、 16 解析優先度決定部、 17 サーバ情報取得部。

Claims (2)

  1. 車両に搭載されたセンサから前記車両についてのセンサ値を取得するセンサ値取得部と、
    前記車両の外部を撮影した車外映像を取得する映像取得部と、
    外部サーバと通信を行う車外通信部と、
    前記センサ値取得部が取得したセンサ値から、前記車両が走行する道路の異常度合を判定する異常度合判定部と、
    判定された前記異常度合に基づいて、前記車外映像を解析する際の優先度を決定する解析優先度決定部と、
    前記優先度に基づいて、前記車外映像に映る道路の路面状態を解析する映像解析部と、を備え
    前記映像解析部は、前記車外映像の中で前記優先度が予め定められた閾値を超えたときに取得されたものを、前記優先度が高い順に解析する、
    映像データ収集解析装置。
  2. 車両に搭載されたセンサから前記車両についてのセンサ値を取得するセンサ値取得部と、
    前記車両の外部を撮影した車外映像を取得する映像取得部と、
    外部サーバと通信を行う車外通信部と、
    前記センサ値取得部が取得したセンサ値から、前記車両が走行する道路の異常度合を判定する異常度合判定部と、
    判定された前記異常度合に基づいて、前記車外映像を解析する際の優先度を決定する解析優先度決定部と、
    前記優先度に基づいて、前記車外映像に映る道路の路面状態を解析する映像解析部と
    前記車外通信部からサーバ情報を取得するサーバ情報取得部と、を備え、
    前記解析優先度決定部は、前記異常度合と前記サーバ情報に基づいて、前記優先度を決定する、
    映像データ収集解析装置。
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