JP7345837B2 - 表示プレート支持具 - Google Patents

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Description

本発明は,情報を表示する表示プレートを地面に対して立てた状態で支持することで通行者に対して提示する表示プレート支持具に関する。
従来の支持具の一例として特許文献1に開示されているものを挙げることができる。同文献の図1に描かれている支持具(工事用看板K)は,「フレーム11」と「脚体20」とを有している。フレーム11に対して同図中で上側から「表示板1」を差し込むことで,表示板1を支持する状態とすることができる。表示板1は樹脂製であるがフレーム11や脚体20は金属製である。
実用新案登録第3110515号公報
しかしながら前記した従来の技術には,次のような問題点があった。金属製であるために重量面で運搬等の作業の負担が大きかった。また,作業者あるいは周辺物への攻撃性が強かった。樹脂化すれば軽量化や低攻撃性には資するが,単純に樹脂化しただけでは必要な強度を備えることが難しかった。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,軽量性および低攻撃性と,必要な強度を備えることとを両立させた合成樹脂製の表示プレート支持具を提供することにある。
本発明の態様における表示プレート支持具は,可撓性の表示プレートを支持するブロー成形により一体形成された合成樹脂製の表示プレート支持具であって,表示プレートの収納空間の底面に位置するプレート支持壁と,収納空間からみてプレート支持壁より遠方に位置し,プレート支持壁との間に中空空間を隔てて配置されている後面壁と,プレート支持壁を地面に対して立てた状態に維持する脚部材を,角度変更と脱着とのうち少なくとも角度変更が可能な状態にて後面壁の外側に位置するように保持する脚部材保持部とを有し,プレート支持壁および後面壁はそれぞれ,正面視にて四辺形状をなす枠状部と,枠状部がなす四辺形の中央部に位置する中間部と,枠状部の各コーナーと中間部とを連結する連結部とを有している。
上記表示プレート支持具では,プレート支持壁が,表示プレートを収納する収納空間の底面をなしている。そして収納空間からみてプレート支持壁より遠方には後面壁が,プレート支持壁との間に中空空間を隔てて配置されている。ブロー成形により形成されたこのプレート支持壁と後面壁との2枚構成であることにより本態様の表示プレート支持具の剛性と軽量性との両立が図られている。また,プレート支持壁および後面壁が枠状部と中間部と連結部とを有する形状であるため,それらに区画された窓状の部分が存在する。このことも軽量性と剛性に貢献する。
記の表示プレート支持具は,脚部材を脚部材保持部に取り付けることで,地面あるいは床面に対して立った状態に維持することができる。脚部材は,表示プレート支持具に対して角度変更と脱着とのうち少なくとも角度変更が可能である。このため,非使用時には脚部材を外すか収納時用の角度とすることで,省スペースな保管が可能である。
本発明の第1および第2の態様の表示プレート支持具ではさらに,枠状部の部分のプレート支持壁および後面壁のうち少なくとも一方の壁に,他方の壁に向かって溝状に窪んだ窪み溝部が形成されている。このようにプレート支持壁もしくは後面壁を単純な平板でなく凹凸のある形状とすることで,表示プレート支持具の剛性向上により貢献する。窪み溝部の幅方向両側に溝壁部が形成されていてもよい。第1の態様では,窪み溝部は,連結部の部分に,枠状部の全体形状に対する対角線方向に設けられている。第2の態様では,後面壁に,プレート支持壁に向かって窪んだ脚部材収納凹部と,脚部材収納凹部とそれ以外の箇所との境目の縦壁部と,縦壁部を挟んで脚部材収納凹部に隣接する副凹部とが形成されており,脚部材保持部は,縦壁部における脚部材収納凹部と副凹部とに挟まれた部位に形成されており,窪み溝部が後面壁に設けられるとともに,窪み溝部と副凹部とが繋がっている箇所があり,副凹部は,プレート支持壁と後面壁との間に隙間がある離間型の部分と,プレート支持壁と後面壁とが接触する連絡型の部分との少なくとも一方を含んでいる。このようになっていれば,脚部材の取り付け強度や表示プレート支持具の剛性向上にさらに貢献する。第1および第2の態様ではさらに,窪み溝部内に,プレート支持壁と後面壁との間に隙間がある離間窪み部と,プレート支持壁と後面壁とが接触する連絡窪み部とが形成されており,離間窪み部と連絡窪み部とのうち少なくとも連絡窪み部は,幅方向両側の溝壁部間にわたって,1つの窪み溝部内の複数箇所に形成されているものであるとよりよい。プレート支持壁と後面壁とが接触する連絡窪み部が設けられることで,表示プレート支持具がさらに補強される。連絡窪み部は,窪み溝部内の複数箇所に離散的に設けられているとより効果が高い。窪み溝部は,連結部の部分と中間部の部分とに設けられているとよりよい。
本発明の第3の態様の表示プレート支持具では,後面壁に,プレート支持壁に向かって窪んだ,後面壁の外縁に達しない脚部材収納凹部と,脚部材収納凹部とそれ以外の箇所との境目の縦壁部とが形成されており,脚部材保持部は縦壁部の一部に形成されている。このようになっていれば,保管時や運搬時等には,脚部材を脚部材収納凹部に収納した収納状態とすることができる。脚部材保持部は,脚部材収納凹部とそれ以外の箇所との境目である縦壁部に形成することができる。
第3の態様の表示プレート支持具ではまた,脚部材保持部での角度変更により,脚部材収納凹部から突出した状態と,脚部材収納凹部に収納された状態とをとることができる金属性素材の脚部材を有し,脚部材は,脚部材収納凹部に収納された状態では,表示プレート支持具のうち脚部材以外の部分の外縁により規定される面内方向範囲から突出せず,かつ,プレート支持壁および後面壁により規定される厚さ方向範囲から突出しない。収納状態では表示プレート支持具から面内方向にも厚さ方向にも突出しないサイズおよび形状の脚部材であれば,金属性等の硬度の高い材質のものであっても,保管時や運搬時等における他への攻撃性が低い。
本発明の第4の態様の表示プレート支持具では,枠状部,中間部,および連結部による4箇所の窓が形成されている。
上記態様の表示プレート支持具ではまた,収納空間のコーナー部の前に覆い被さるコーナー支持部を有することが望ましい。コーナー支持部を有することで,表示プレートのコーナー支持部に外向きの湾曲癖が付いていたとしてもその突出を防止でき,表示プレートによる外部への攻撃性を低減できる。
本構成によれば,軽量性および低攻撃性と,必要な強度を備えることとを両立させた合成樹脂製の表示プレート支持具が提供されている。
実施の形態に係る表示プレート支持具を前方から見た斜視図である。 実施の形態に係る表示プレート支持具を後方から見た斜視図である。 表示プレート支持具の前面側からの斜視図である。 脚部材を収納した状態での表示プレート支持具の後面側からの斜視図である。 図4の状態から脚部材を取り除いて示す表示プレート支持具の斜視図である。 実施の形態に係る表示プレート支持具の正面図(表示プレート半分あり)である。 図5に示した表示プレート支持具(本体部)の一部を切除して示す斜視図である。 図7中の一部を拡大して示す斜視図である。 図4に示した表示プレート支持具(本体部)の断面図である。 図4中の一部を拡大して示す斜視図である。 図4の視線での表示プレート支持具に対して表示プレートを装着した状態を示す部分斜視図である。 本発明を適用可能な表示部材の他の例を示す斜視図である。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,図1および図2に示す表示プレート支持具10として本発明を具体化したものである。図1および図2には,表示プレート支持具10に表示プレート1を装着している状態を示している。図1および図2に示される表示プレート支持具10は,表示プレート1を収納する本体部2と,本体部2の後方に位置して本体部2を立った状態に維持する脚部材3とを有している。図1および図2に示される表示プレート支持具10では,下部にて本体部2と脚部材3とに錘4が掛け渡されている。これにより表示プレート支持具10の立ち姿態が安定している。
表示プレート支持具10においては表示プレート1を撤去した状態とすることもできる。その状態での表示プレート支持具10を図3に示す。図3は表示プレート支持具10の前面側を示している。表示プレート支持具10では脚部材3を収納した状態とすることもできる。その状態での表示プレート支持具10を図4に示す。図4は表示プレート支持具10の後面側を示している。脚部材3は,本体部2における脚部材保持部16に取り付けられている。図1および図2の立ち姿態と図4の収納状態とでは,本体部2に対する脚部材3の角度が違っている。錘4は表示プレート支持具10から独立した別部品であり,図3および図4では示していない。
図3,図4に示されるように表示プレート支持具10の本体部2は,全体として表示プレート1よりやや大きいサイズの長方形状のものである。図3に示されるように表示プレート支持具10を前面側から見ると,縁辺に沿って側辺支持部5が設けられている。その内側にはプレート支持壁6が設けられている。プレート支持壁6は,本体部2の内部における表示プレート1を収納する収納空間の底面を規定する部位である。つまり図1や図2に示した状態にて表示プレート1の裏面に対して,このプレート支持壁6が対面している。プレート支持壁6には,側辺支持部5に沿った四辺形状の枠状部61と,中央部に位置する中間部62と,枠状部61の各コーナーと中間部62とを連結する連結部63とが含まれている。プレート支持壁6のこの形状により,表示プレート支持具10には4箇所の窓12が形成されている。さらに本体部2の下端側には,錘4を掛けるための貫通孔13が形成されている。
図4に示される表示プレート支持具10の後面側は,後面壁7により構成されている。後面壁7はプレート支持壁6とは別の板状部材である。後面壁7は,表示プレート1の収納空間から見てプレート支持壁6より遠方に位置している。後面壁7とプレート支持壁6とは間に中空空間を隔てて配置されている。後面壁7もプレート支持壁6と同様に,四辺形状の枠状部71と,中央部に位置する中間部72と,枠状部71の各コーナーと中間部72とを連結する連結部73と含んでいる。
このため後面側からでも,4箇所の窓12が設けられていることが分かる。図2においては窓12を通して表示プレート1の裏面が見えている。このように枠状部61,71,中間部62,72,連結部63,73により窓12が形成される構造であることも,本体部2の軽量性と剛性に貢献している。下端側の貫通孔13も後面側から視認可能である。後面壁7には,溝状の脚部材収納凹部14が設けられている。図1,図2中に示されている脚部材3は,図4の状態では脚部材収納凹部14に収納されている。
脚部材3は,本体部2から取り外してしまうこともできる。図4の状態から脚部材3を取り除いた状態を図5に示す。なお,本体部2と表示プレート1とはいずれも合成樹脂製である。特に表示プレート1はある程度の可撓性がある材質のものである。本体部2は,合成樹脂の素材をブロー成形により前述の後面壁7とプレート支持壁6との2枚構成に成形したものである。脚部材3は合成樹脂製でも金属製でもよい。ただし脚部材3を合成樹脂製とする場合,本体部2の合成樹脂よりは硬い材質のものとするのがよい。
本体部2の前面側について図6によりさらに説明する。図6は本体部2の正面図であるが,左半分は表示プレート1を装着している状態を示しており,右半分は表示プレート1を装着していない状態を示している。通常の使用ではこのような状態にすることはあまりないが,表示プレート1を左右方向に半分に切断したものを敢えて本体部2に装着すれば図6と同じ状態になる。
図6に示されるように側辺支持部5には,内向きに突出した脱落防止部8が離散的に設けられている。本形態では側辺支持部5の両長辺に2箇所ずつ,両短辺に3箇所ずつ,脱落防止部8が設けられている。図6中の左半分から明らかなように脱落防止部8は表示プレート1よりも前方側に位置している。つまり脱落防止部8は,表示プレート1の前に部分的に覆い被さるものである。これにより表示プレート1の脱落を防止している。
図7に,図5に示した状態の本体部2の一部を切除したものを示す。図7に示されるように表示プレート支持具10の本体部2の後面壁7には,窪み溝部26が形成されている。窪み溝部26は,後面壁7の一部をプレート支持壁6に向かって凹ませた溝状の部位である。窪み溝部26は,脚部材収納凹部14とは別に形成されている。窪み溝部26は,後面壁7のうちの連結部73の部分に,本体部2の全体形状に対する対角線方向に設けられている。
図7中の記号Pで示される範囲を拡大して図8に示す。図8には,本体部2における連結部63および連結部73の部分を,本体部2の全体形状に対する対角線方向に切断した切断面が現れている。これにより図8には,窪み溝部26の内部構造が現れている。図8に見るように,窪み溝部26は,後面壁7とプレート支持壁6との間に隙間がある離間窪み部27と,後面壁7とプレート支持壁6とが隙間なく密着している連絡窪み部28とを含んでいる。離間窪み部27と連絡窪み部28とは,窪み溝部26の長手方向に対して交互に配置されている。図8の例では,1つの窪み溝部26の中に複数箇所の離間窪み部27および連絡窪み部28が形成されている。連絡窪み部28は,後面壁7とプレート支持壁6とが接合されている箇所であってもよいし,後面壁7とプレート支持壁6とが単に接触しているだけで接合されてはいない箇所であってもよい。
窪み溝部26の幅方向の両側には,溝壁部29が形成されている。溝壁部29は,窪み溝部26(離間窪み部27および連絡窪み部28)と,後面壁7のうち窪み溝部26以外の部分とを繋ぐ縦壁である。図8中の窪み溝部26の箇所には片側の溝壁部29しか見えていないが,切断前の本来の形状の本体部2では窪み溝部26の幅方向の両側に溝壁部29が存在している。
このように窪み溝部26が形成されていることで,本体部2の剛性が高められている。まず,本体部2の全体がプレート支持壁6と後面壁7との2枚構成となっていること自体,本体部2の全体としての剛性向上を,重量増を伴わずに達成することに貢献している。このため表示プレート支持具10を,脚部材3を含めたとしても比較的軽量なものとすることができる。表示プレート支持具10が軽量であれば,その分作業性がよいことはもちろん,運搬時や保管時等における外部のものへの攻撃性も低いことになる。
そして,2枚構成のうちの1枚である後面壁7が,単純な平面でなく,凹凸(窪み溝部26)のある形状とされていることによって,さらに剛性が向上している。さらに,窪み溝部26の一部が部分的に,プレート支持壁6と密着している連絡窪み部28とされていることで,より剛性が向上している。この連絡窪み部28が1つの窪み溝部26の中に離散的に複数箇所設けられていることで,連絡窪み部28の効果がより増大している。また,このような窪み溝部26が比較的狭い部位である連結部73の部分に設けられていることで,本体部2の全体の補強への貢献がより大きくなっている。なお図5に現れているように窪み溝部26は,連結部73ばかりでなく中間部72にも設けられている。
次に,前述の脚部材収納凹部14(図4,図5,図7)について説明する。脚部材収納凹部14は図5で見ると,左右両辺の枠状部71と,下辺の枠状部71と,中間部72とに形成されている。これはむろん,脚部材3の形状に合わせたものである。ここで,左右両辺の枠状部71に形成されている脚部材収納凹部14に着目すると,これらの脚部材収納凹部14は,脚部材保持部16の辺りから本体部2の下端付近に及んで形成されている。ただし脚部材収納凹部14は本体部2の下端に突き抜けてはいない。他に脚部材保持部16のどの箇所を見ても,本体部2の外縁に達している箇所はない。脚部材3はむろん,図4の収納状態にしたときに上記の脚部材収納凹部14に完全に収納される形状およびサイズのものである。
脚部材収納凹部14は,後面壁7とプレート支持壁6との間に隙間がある離間型として形成されていてもよいし,後面壁7とプレート支持壁6とが隙間なく密着している連絡型として形成されていてもよい。連絡型の場合,後面壁7とプレート支持壁6とが接合されていてもよいし,後面壁7とプレート支持壁6とが単に接触しているだけで接合されてはいない構成であってもよい。離間型の部分と連絡型の部分との両方を含んでいてもよい。
これより図9の断面図に示されるように,収納状態での本体部2においては,脚部材3は完全に脚部材収納凹部14に収納されており,外形的に本体部2から外に脚部材3が突出している部位はない。つまり収納状態での脚部材3は,表示プレート支持具10の本体部2の外縁により規定される面内方向範囲から突出していない。また,プレート支持壁6および後面壁7により規定される厚さ方向範囲からも突出していない。図9に示されるのは図6中のA-A位置の断面であるが,脚部材3のうち左右両辺沿いの部位においても同様である。
これにより,脚部材3を取り除かなくても収納状態にしておけば,表示プレート支持具10を運搬等する際に脚部材3が外部のものをあまり攻撃しないようになっている。また,表示プレート支持具10を設置する作業の際における脚部材3による地面または床面への攻撃性も低減されている。表示プレート支持具10を設置する際には,表示プレート支持具10の下辺を接地させつつ,収納状態にある脚部材3を脚部材収納凹部14から引き出すことになる。このとき,上記のような表示プレート支持具10の本体部2と脚部材3とのサイズの関係から,脚部材3の下端が地面または床面を擦ってしまうことが起こりにくいのである。設置してある表示プレート支持具10を回収する際も同様である。なお,脚部材収納凹部14に収納されている状態の脚部材3であっても,本体部2の中空空間内に内蔵されている訳ではなく,後面壁7よりは外側に位置する。
図8の拡大図中にも,脚部材収納凹部14の一部が現れている。脚部材収納凹部14も,後面壁7の一部をプレート支持壁6に向かって凹ませた溝状の部位である。その点では窪み溝部26と共通する。脚部材収納凹部14についても,脚部材収納凹部14と後面壁7のうち脚部材収納凹部14以外の部分との境目に縦壁部30が形成されている。前述の脚部材保持部16は,縦壁部30に形成されている穴である。
図10に,図4中の一部を拡大して示す。図10に示される領域は,図4の本体部2のうち,中間部72の上端寄りの部分である。この部分は,図8に示した領域Pと一部重なるが,それよりやや右上の部分である。ただし図10には,本体部2を切断していない状態で示している。また,図10に示される本体部2には,脚部材3が取り付けられ収納状態とされている。図10に現れているように脚部材3は,脚部材保持部16の箇所にて取り付け部材31により角度変更可能に取り付けられている。つまり,脚部材3における脚部材保持部16の穴の箇所に対応する箇所にも穴が開けられており,取り付け部材31はこれらの穴を貫通している。脚部材3を本体部2から取り外すときには,取り付け部材31を取り除けばよい。
さらに図10に現れているように,後面壁7における,脚部材保持部16に隣接する部位には,副凹部32が設けられている。前述の脚部材保持部16の穴は,脚部材収納凹部14の外側では副凹部32に顔を出している。つまり脚部材保持部16は,縦壁部30のうち脚部材収納凹部14と副凹部32とに挟まれた部位に形成されている。副凹部32が設けられていることで,取り付け部材31による脚部材3の取り付け作業や取り付け部材31の取り外し作業が容易になっている。また,脚部材収納凹部14と副凹部32との間で縦壁部30がリブ状をなしており,取り付け部材31による脚部材3の取り付け強度が向上している。副凹部32は,図10中に現れているものばかりでなく,左右両辺沿いの脚部材収納凹部14における脚部材保持部16に隣接する部位にも設けられている(図5)。
図10中に見られるように副凹部32は,窪み溝部26と繋がっている。このことにより,後面壁7における凹凸のある形状の部分が広げられている。このため表示プレート支持具10の剛性向上にさらに貢献している。窪み溝部26と繋がっている副凹部32は,中間部72に設けられているものである。
副凹部32は,後面壁7とプレート支持壁6との間に隙間がある離間型として形成されていてもよいし,後面壁7とプレート支持壁6とが隙間なく密着している連絡型として形成されていてもよい。連絡型の場合,後面壁7とプレート支持壁6とが接合されていてもよいし,後面壁7とプレート支持壁6とが単に接触しているだけで接合されてはいない構成であってもよい。離間型の部分と連絡型の部分との両方を含んでいてもよい。
図1に戻って,本形態の表示プレート支持具10には,コーナー支持部18も設けられている。コーナー支持部18は,側辺支持部5の隣り合う2辺間に渡されて形成されている。コーナー支持部18は,装着されている表示プレート1の前に部分的に覆い被さる形状であるという点で,脱落防止部8と共通する。図4,図5に現れているように,表示プレート1が装着されていない状態であれば,本体部2の裏面側からでも脱落防止部8やコーナー支持部18が見える。しかし表示プレート1が装着されている状態では図11に示すように,裏面側からでは脱落防止部8やコーナー支持部18が見えない。
表示プレート1は可撓性であるため特にそのコーナー部に湾曲癖が付くことがある。コーナー支持部18が設けられていることで,表示プレート1のコーナー部に特に外向きの湾曲癖が付いていたとしても,表示プレート1のコーナー部が表示プレート支持具10の本体部2から前方側へ張り出すように逸脱することが防止される。これにより,表示プレート支持具10を,湾曲癖がついている表示プレート1を装着したままの状態で運搬等する場合であっても,表示プレート1が外部のものをあまり攻撃しないようになっている。本形態の本体部2では四隅のコーナーのいずれにもコーナー支持部18が設けられている。
以上詳細に説明したように本実施の形態によれば,表示プレート支持具10の本体部2をブロー成形による後面壁7とプレート支持壁6との2枚構成のものとしている。これにより,軽量性と高剛性とを両立することで,作業性や低攻撃性,必要な強度を兼ね備えた表示プレート支持具10が実現されている。さらに,後面壁7の一部に窪み溝部26を設けるとともに,窪み溝部26を離間窪み部27と連絡窪み部28とで構成することで剛性をより高めている。そして,脚部材3が収納状態では脚部材収納凹部14に完全に収納されるようにしつつ,脚部材収納凹部14の縦壁部30に脚部材保持部16を設けている。さらにコーナー支持部18を設けることで,湾曲癖がついた表示プレート1を装着したままの状態でも表示プレート1が外向きに突出しないようにしている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,前記形態では本体部2および表示プレート1の全体形が長方形状であった。しかしこのようなものに限らず,全体形は長方形に限らず正方形でもよいし,台形な他の形状でもよい。
また前記形態では,窪み溝部26の形成箇所として連結部73と中間部72とを示したが,枠状部71に窪み溝部26が形成されているものであってもよい。また,前記形態における窪み溝部26は,後面壁7の一部をプレート支持壁6に向かって凹ませた部位であったが,逆に,プレート支持壁6の一部を後面壁7に向かって凹ませた部位であってもよい。あるいは,後面壁7とプレート支持壁6とのいずれをも他方に向かって凹ませた部位であってもよい。
また,前記形態では脚部材3に関して,本体部2に対する角度変更と脱着とのいずれもが可能なものであったが,角度変更のみ可能で取り外しができないものであってもよい。さらには,脚部材3を有さず,本体部2同士を連結することで立ち状態を実現するものであってもよい。例えば図12のように2つの表示部材23を組み合わせてなる表示具24にも本発明を適用できる。すなわち2つの表示部材23を前記形態の本体部2のようなものとし,その頂部25を連結部(脚部材保持部)とするのである。
この場合,各表示部材23(本体部2)から見て,もう1つの表示部材23が脚部材3の役割を果たしていると見ることができる。その場合には脚部材収納凹部14に相当する部位は不要である。また,その場合の連結部は,角度変更のみ可能なものでもよいし,角度変更と脱着とのいずれもが可能なものでもよい。図12のような縦長のものに限らず横長のものでもよい。
1 表示プレート
6 プレート支持壁
7 後面壁
10 表示プレート支持具
14 脚部材収納凹部
16 脚部材保持部
26 窪み溝部
27 離間窪み部
28 連絡窪み部
29 溝壁部
30 縦壁部
32 副凹部
61 枠状部(プレート支持壁)
62 中間部(プレート支持壁)
63 連結部(プレート支持壁)
71 枠状部(後面壁)
72 中間部(後面壁)
73 連結部(後面壁)

Claims (6)

  1. 可撓性の表示プレートを支持するブロー成形により一体形成された合成樹脂製の表示プレート支持具であって,
    表示プレートの収納空間の底面に位置するプレート支持壁と,
    前記収納空間からみて前記プレート支持壁より遠方に位置し,前記プレート支持壁との間に中空空間を隔てて配置されている後面壁と,
    前記プレート支持壁を地面に対して立てた状態に維持する脚部材を,角度変更と脱着とのうち少なくとも角度変更が可能な状態にて前記後面壁の外側に位置するように保持する脚部材保持部とを有し,
    前記プレート支持壁および前記後面壁はそれぞれ,
    正面視にて四辺形状をなす枠状部と,
    前記枠状部がなす四辺形の中央部に位置する中間部と,
    前記枠状部の各コーナーと前記中間部とを連結する連結部とを有し,
    前記プレート支持壁および前記後面壁のうち少なくとも一方の壁に,他方の壁に向かって溝状に窪んだ窪み溝部が形成されており,
    前記窪み溝部は,前記連結部の部分に,前記枠状部の全体形状に対する対角線方向に設けられている表示プレート支持具。
  2. 可撓性の表示プレートを支持するブロー成形により一体形成された合成樹脂製の表示プレート支持具であって,
    表示プレートの収納空間の底面に位置するプレート支持壁と,
    前記収納空間からみて前記プレート支持壁より遠方に位置し,前記プレート支持壁との間に中空空間を隔てて配置されている後面壁と,
    前記プレート支持壁を地面に対して立てた状態に維持する脚部材を,角度変更と脱着とのうち少なくとも角度変更が可能な状態にて前記後面壁の外側に位置するように保持する脚部材保持部とを有し,
    前記プレート支持壁および前記後面壁はそれぞれ,
    正面視にて四辺形状をなす枠状部と,
    前記枠状部がなす四辺形の中央部に位置する中間部と,
    前記枠状部の各コーナーと前記中間部とを連結する連結部とを有し,
    前記プレート支持壁および前記後面壁のうち少なくとも一方の壁に,他方の壁に向かって溝状に窪んだ窪み溝部が形成されており,
    前記後面壁に,
    前記プレート支持壁に向かって窪んだ脚部材収納凹部と,
    前記脚部材収納凹部とそれ以外の箇所との境目の縦壁部と,
    前記縦壁部を挟んで前記脚部材収納凹部に隣接する副凹部とが形成されており,
    前記脚部材保持部は,前記縦壁部における前記脚部材収納凹部と前記副凹部とに挟まれた部位に形成されており,
    前記窪み溝部が前記後面壁に設けられるとともに,前記窪み溝部と前記副凹部とが繋がっている箇所があり,
    前記副凹部は,
    前記プレート支持壁と前記後面壁との間に隙間がある離間型の部分と,
    前記プレート支持壁と前記後面壁とが接触する連絡型の部分との少なくとも一方を含む表示プレート支持具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示プレート支持具であって
    記窪み溝部内に,
    前記プレート支持壁と前記後面壁との間に隙間がある離間窪み部と,
    前記プレート支持壁と前記後面壁とが接触する連絡窪み部とが形成されており,
    前記離間窪み部と前記連絡窪み部とのうち少なくとも前記連絡窪み部は,1つの前記窪み溝部内の複数箇所に形成されている表示プレート支持具。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の表示プレート支持具であって,
    前記窪み溝部は,前記連結部の部分と前記中間部の部分とに設けられている表示プレート支持具
  5. 可撓性の表示プレートを支持するブロー成形により一体形成された合成樹脂製の表示プレート支持具であって,
    表示プレートの収納空間の底面に位置するプレート支持壁と,
    前記収納空間からみて前記プレート支持壁より遠方に位置し,前記プレート支持壁との間に中空空間を隔てて配置されている後面壁と,
    前記プレート支持壁を地面に対して立てた状態に維持することができる金属性素材の脚部材と,
    前記脚部材を角度変更と脱着とのうち少なくとも角度変更が可能な状態にて前記後面壁の外側に位置するように保持する脚部材保持部とを有し,
    前記プレート支持壁および前記後面壁はそれぞれ,
    正面視にて四辺形状をなす枠状部と,
    前記枠状部がなす四辺形の中央部に位置する中間部と,
    前記枠状部の各コーナーと前記中間部とを連結する連結部とを有し,
    前記後面壁に,
    前記プレート支持壁に向かって窪んだ,前記後面壁の外縁に達しない脚部材収納凹部と,
    前記脚部材収納凹部とそれ以外の箇所との境目の縦壁部とが形成されており,
    前記脚部材保持部は前記縦壁部の一部に形成されており,
    前記脚部材は,
    前記脚部材収納凹部から突出し前記プレート支持壁を地面に対して立てた状態に維持する状態と,
    前記脚部材収納凹部に収納され,前記表示プレート支持具のうち前記脚部材以外の部分の外縁により規定される面内方向範囲から突出せず,かつ,前記プレート支持壁および前記後面壁により規定される厚さ方向範囲から突出しない状態とをとることができるものである表示プレート支持具。
  6. 可撓性の表示プレートを支持するブロー成形により一体形成された合成樹脂製の表示プレート支持具であって,
    表示プレートの収納空間の底面に位置するプレート支持壁と,
    前記収納空間からみて前記プレート支持壁より遠方に位置し,前記プレート支持壁との間に中空空間を隔てて配置されている後面壁と,
    前記プレート支持壁を地面に対して立てた状態に維持する脚部材を,角度変更と脱着とのうち少なくとも角度変更が可能な状態にて前記後面壁の外側に位置するように保持する脚部材保持部とを有し,
    前記プレート支持壁および前記後面壁はそれぞれ,
    正面視にて四辺形状をなす枠状部と,
    前記枠状部がなす四辺形の中央部に位置する中間部と,
    前記枠状部の各コーナーと前記中間部とを連結する連結部とを有し,
    前記枠状部,前記中間部,および前記連結部による4箇所の窓が形成されている表示プレート支持具。
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