JPH09353A - 補助天板機能付き机 - Google Patents

補助天板機能付き机

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Publication number
JPH09353A
JPH09353A JP15822995A JP15822995A JPH09353A JP H09353 A JPH09353 A JP H09353A JP 15822995 A JP15822995 A JP 15822995A JP 15822995 A JP15822995 A JP 15822995A JP H09353 A JPH09353 A JP H09353A
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JP
Japan
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leg plate
plate
movable
movable leg
fixed
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Withdrawn
Application number
JP15822995A
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English (en)
Inventor
Reiji Miyahara
玲児 宮原
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
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Publication of JPH09353A publication Critical patent/JPH09353A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常は足入れ空間の側方が脚板体で閉鎖され
た平机として使用でき、天板を広く利用したい時に脚板
体の前部を開放すると同時に開放部分を利用して天板の
側方に補助天板を水平に設けることが可能な補助天板機
能付き机を提供する。 【構成】 天板1の下方に設けた足入れ空間4の少なく
とも左右一側に脚板体3を有する机であって、脚板体の
後部を固定脚板6となし且つ前部又は前部の一部を外側
方へ回動可能な可動脚板7となし、また適宜固定脚板と
可動脚板の外側面を覆う化粧脚板を外側方へ回動可能に
設け、可動脚板を又は化粧脚板とともに可動脚板を外側
方へ回動させて足入れ空間の前部側方を開放するととも
に、可動脚板自体を又は化粧脚板を水平に支持して補助
天板として使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補助天板機能付き机に
係わり、更に詳しくは通常は足入れ空間の側方が脚板体
で閉鎖された平机として使用し、必要に応じて脚板体の
前部を開放すると同時に開放部分を利用して天板の側方
に補助天板を設けることが可能な机に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の学習用又は事務用の平机は、天板
の下方一側に袖引出し体を設けるとともに、他方に脚板
を設け、袖引出し体と脚板間を足入れ空間となしたもの
が極めて一般的である。そして、前記脚板は一枚物の板
体で形成されており、足入れ空間の側方を開放すること
はできなかった。
【0003】一方、OA用の平机においては、天板の一
側又は両側にL字形の脚板を設け、脚板の前部を開放
し、足入れ空間と側方の空間とを連続させて使用者の動
線の邪魔にならないように機能を追求したものも一般的
に提供されている。
【0004】また、実公昭51−52483号公報に開
示されているように、机の脚部の両側に折畳み式の袖天
板を設け、該袖天板を使用しない時には脚部の外側面に
形成した凹所内に折畳み格納し、該袖天板を使用する時
には脚部の外側方へ回動引出して水平となし且つ折畳み
式の支持脚を開いて該袖天板を支持して使用できるよう
になした机が提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、学習用又は事
務用若しくはOA用の平机は、天板を広く利用する意味
で天板上に書籍や物品を置きたくない場合には、袖ワゴ
ンを平机の側方に設置してその上面に載置することが一
般的になされている。また、前述の公報記載の机は、袖
天板を脚部の側方へ開いて使用することができるので、
前述の要請は満足されるが、脚部が前後に配した脚杆の
内側に側壁板を固定した構造であり、この脚杆と側壁板
とで前記袖天板を格納する凹所を形成していることか
ら、脚部の前部を開放するような構造になっていない。
【0006】そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決
しようとするところは、通常は足入れ空間の側方が脚板
体で閉鎖された平机として使用でき、天板を広く利用し
たい時に脚板体の前部を開放すると同時に開放部分を利
用して天板の側方に補助天板を水平に設けることが可能
な補助天板機能付き机を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、天板の下方に設けた足入れ空間の少なくと
も左右一側に脚板体を有する机であって、前記脚板体の
後部を固定脚板となし且つ前部又は前部の一部を外側方
へ回動可能な可動脚板となし、また適宜固定脚板と可動
脚板の外側面を覆う化粧脚板を外側方へ回動可能に設
け、前記可動脚板を又は化粧脚板とともに可動脚板を外
側方へ回動させて足入れ空間の前部側方を開放するとと
もに、該可動脚板自体を又は前記化粧脚板を水平に支持
して補助天板として使用可能である補助天板機能付き机
を構成した。
【0008】具体的には、前記脚板体を、後部の固定脚
板と、前部の可動脚板とで構成し、前記可動脚板の上縁
を天板の側縁に水平な回動軸を有する蝶番で回動可能に
連結するとともに、可動脚板の内面側に伸縮可能な支持
脚を回動折畳み可能に設けてなり、前記可動脚板を固定
脚板の前方延長線上に配して一体の脚板体となし、一方
前記可動脚板を外側方へ回動させて水平に配し且つ前記
支持脚を伸ばして可動脚板を支持してなる補助天板機能
付き机を提供する。
【0009】又は、前記脚板体を、後部の本体部及び該
本体部の上部から前方へ延設した延長部を有する倒L字
形の固定脚板と、前記延長部より下方の前部の可動脚板
とで構成し、前記可動脚板の上縁を前記延長部の下縁に
水平な回動軸を有する蝶番で回動可能に連結するととも
に、可動脚板の内面側下端に棒状又は板状の支持脚を回
動折畳み可能に設けてなり、前記可動脚板を固定脚板の
延長線上に配し且つ可動脚板に平行に折畳んだ支持脚の
上端を前記延長部の内面に当接して一体の脚板体とな
し、一方前記可動脚板を外側方へ回動させて水平に配し
且つ前記支持脚を開いて可動脚板を支持してなる補助天
板機能付き机を提供する。
【0010】又は、前記脚板体を、後部の固定脚板と、
前部の可動脚板と、該固定脚板と可動脚板の外側面を覆
う化粧脚板とで構成し、前記可動脚板の後縁を固定脚板
の前縁に垂直な回動軸を有する蝶番で回動可能に連結す
るとともに、化粧脚板の上縁を固定脚板と可動脚板より
も側方へ突出させた天板の側縁に水平な回動軸を有する
蝶番で回動可能に連結し、前記可動脚板を固定脚板の前
方延長線上に配し且つ固定脚板と可動脚板の外側面に化
粧脚板を重合させて一体の脚板体となし、一方前記化粧
脚板を外側方へ回動させて水平に配し且つ可動脚板を外
側方へ回動させて該化粧脚板の下面を支持してなる補助
天板機能付き机を提供する。
【0011】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の補助天板機能
付き机は、天板の下方に設けた足入れ空間の少なくとも
左右一側に有する脚板体を、固定脚板と可動脚板とで構
成し、固定脚板は脚板体の後部にあって天板を常時支持
し、可動脚板は通常は固定脚板の前部に連続して外観上
は固定脚板と一体化した脚板体を形成し、足入れ空間の
前部側方を閉鎖するものであるが、該可動脚板を外側方
を回動させれば、脚板体の前部を開放して足入れ空間の
前部側方を開放することができるとともに、該可動脚板
を水平に伸縮可能な支持脚又は折畳み可能な棒状若しく
は板状の支持脚によってその状態を支持して該可動脚板
を補助天板として利用することが可能である。
【0012】この場合、前記脚板体を、後部の固定脚板
と、前部の可動脚板とで構成し、前記可動脚板の上縁を
天板の側縁に水平な回動軸を有する蝶番で回動可能に連
結した構造でも、前記脚板体を、後部及び前方上部へ延
設した延長部を有する倒L字形の固定脚板と、前記延長
部より下方の前部の可動脚板とで構成し、前記可動脚板
の上縁を前記延長部の下縁に水平な回動軸を有する蝶番
で回動可能に連結した構造でも略同様な作用を有する。
【0013】また、前記脚板体を、後部の固定脚板と、
前部の可動脚板と、該固定脚板と可動脚板の外側面を覆
う化粧脚板とで構成し、前記可動脚板の後縁を固定脚板
の前縁に垂直な回動軸を有する蝶番で回動可能に連結す
るとともに、化粧脚板の上縁を固定脚板と可動脚板より
も側方へ突出させた天板の側縁に水平な回動軸を有する
蝶番で回動可能に連結した構造のものは、通常は可動脚
板を固定脚板の前方延長線上に配し且つ固定脚板と可動
脚板の外側面に化粧脚板を重合させて一体の脚板体を形
成するので側面視においては固定脚板と可動脚板の継ぎ
目が隠れるので外観上より一体化した脚板体を構成する
のである。一方、前記化粧脚板を外側方へ回動させて水
平に配し且つ可動脚板を外側方へ回動させて該化粧脚板
の下面を支持することで前記同様に足入れ空間の前部側
方を開放することができるとともに、化粧脚板を補助天
板として利用できるのである。
【0014】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1〜図6は本発明の第1実施
例を示し、図7〜図10は本発明の第2実施例を示し、
図11〜図14は本発明の第3実施例を示し、図中1は
天板、2は天板1の下方一側に設けた袖引出し体、3は
天板1の下方他側に設けた脚板体、4は袖引出し体2と
脚板体3間で天板1の下面に設けたセンター引出し、5
は袖引出し体2と脚板体3間でセンター引出し4の下方
の足入れ空間をそれぞれ示している。
【0015】先ず、図1〜図6に基づいて本発明の第1
実施例を説明する。本実施例の脚板体3は、後部の固定
脚板6と、前部の可動脚板7とで構成し、前記固定脚板
6は天板1の後部下面に固定し、前記可動脚板7はその
上縁を天板1の側縁に水平な回動軸8aを有する蝶番8
で回動可能に連結している。また、前記固定脚板6の下
端には、該固定脚板6の板厚より若干幅の広い接地杆9
を固定し、該接地杆9は天板1の前端に対応する位置ま
で前方に延びている。更に詳しくは、前記可動脚板7
は、前記固定脚板6と同じ板厚であり、高さは前記天板
1の下面と接地杆9の上面との間隔より若干低く、幅は
固定脚板6の前端から略天板1の前端までの距離に略等
しく設定したものである。
【0016】図1及び図2は、前記可動脚板7を固定脚
板6の前方延長線上に配して一体の脚板体3を構成し、
足入れ空間5の前部側方を閉鎖した状態(以下「平机態
様」と称する。)を示し、図3及び図4は可動脚板7を
蝶番8の回動軸8aを中心として外側方へ回動させて水
平に配した状態(以下「補助天板態様」と称する。)を
それぞれ示している。
【0017】前記蝶番8は、いわゆるピアノ蝶番と称す
るものであり、可動脚板7を補助天板態様となした際
に、該可動脚板7と天板1との間に隙間が生じない構造
のものである。また、可動脚板7を平机態様となした際
に、該可動脚板7が天板1の下方に格納されるように、
また補助天板態様となした際に、該可動脚板7と天板1
との上面が面一になるように、その取付板の形状及び回
動軸8aの位置は工夫されている。
【0018】補助天板態様となした時に前記可動脚板7
を支持するため、本実施例では図5に示すように、伸縮
可能な支持脚10を前記可動脚板7の内面側に回動折畳
み格納可能に設けている。即ち、前記可動脚板7の内面
側の中央部から遊端側にかけて縦長の格納溝11を形成
し、支持脚10の一端を該格納溝11の内部であって可
動脚板7の中央寄り位置に水平な枢軸12で枢着し、支
持脚10を最も縮めた状態で格納溝11内に格納できる
ようにしている。尚、図示しないが、補助天板態様にお
いて水平となした可動脚板7の略中央部から垂下させた
支持脚10の角度を維持する適宜な固定手段を設けるこ
とが実用的である。
【0019】このように、平机態様において前記可動脚
板7を垂直となして固定脚板6の前方延長線上に配した
場合には、固定脚板6と可動脚板7とで一体の脚板体3
が形成されて足入れ空間5の前部側方が閉鎖され、支持
脚10は可動脚板7の格納溝11内に全部又は一部を残
して格納される。そして、本実施例ではこの平机態様に
おいて可動脚板7が不意に変動しないように、図6に示
すように、前記接地杆9の内側上面に突条13を形成
し、可動脚板7の遊端内面を当止するとともに、適宜接
地杆9の上面に設けたボールキャッチ14(図6(a) )
や、突条13と可動脚板7の遊端内面とに設けたマグネ
ットキャッチ15(図6(b) )等によって自由な可動脚
板7の移動を規制することが好ましい。
【0020】次に、図7〜図10に基づいて本発明の第
2実施例を説明する。本実施例の脚板体3は、前記同様
に固定脚板6と可動脚板7とで構成するが、該固定脚板
6は、後部の本体部6aと該本体部6aの上部から前方
へ延設した延長部6bを有する倒L字形であり、該延長
部6bが天板1の下面前端まで固定されている。従っ
て、本実施例の可動脚板7は、前記固定脚板6と同じ板
厚であり、高さは前記固定脚板6の延長部6bの下端と
接地杆9の上面との間隔より若干低く、幅は固定脚板6
の本体部6aの前端から略天板1の前端までの距離に等
しく設定したものである。そして、前記可動脚板7はそ
の上縁を固定脚板6の延長部6bの下縁に水平な回動軸
16aを有する蝶番16,16で回動可能に連結してい
る。この蝶番16は、前述のピアノ蝶番であっても通常
の短い蝶番であっても良い。
【0021】そして、前記可動脚板7の内面側下端に棒
状又は板状の支持脚17を回動折畳み可能に設け、前記
可動脚板7を固定脚板6の延長線上に配し且つ可動脚板
7に対して支持脚17を平行に折畳んだ平机態様におい
て、該支持脚17の上端を前記延長部6bの内面に当接
するようにしている。この平机態様において、可動脚板
7が不意に回動移動しないように、前記同様に接地杆9
に突条13を設けたり、図示しないボールキャッチ14
やマグネットキャッチ15を前記同様に設けている。
尚、前記支持脚17は一端を可動脚板7の内側面の遊端
部に蝶番18にて枢着しているが、平机態様において、
支持脚17を可動脚板7の内側面に沿って折畳んだ状態
を維持するため、該支持脚17と可動脚板7との対向面
間にマグネットキャッチ19を設けたり、あるいは互い
に重合状態でボルト止めする。
【0022】本実施例の場合も、前記可動脚板7を固定
脚板6と面一となして脚板体3を形成して足入れ空間5
の前部側方を閉鎖する平机態様と、前記可動脚板7を蝶
番16の水平な回動軸16aを中心として外側方へ回動
させて水平に配して足入れ空間5の前部側方を開放する
とともに、前記支持脚17を開いて可動脚板7を支持し
た補助天板態様とを実現することが可能である。その他
の構成は、前記第1実施例と同様であるので同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0023】次に、図11〜図14に基づいて本発明の
第3実施例を説明する。本実施例の脚板体3は、後部の
固定脚板6と、前部の可動脚板7と、該固定脚板6と可
動脚板7の外側面を覆う化粧脚板20とで構成し、前記
固定脚板6は天板1の後部下面に固定し、前記可動脚板
7はその後縁を固定脚板6の前縁に垂直な回動軸21a
を有する蝶番21で回動可能に連結するとともに、前記
化粧脚板20の上縁を固定脚板6と可動脚板7よりも側
方へ突出させた天板1の側縁に水平な回動軸22aを有
する蝶番22で回動可能に連結している。ここで、前記
蝶番21は通常の蝶番で良く、また前記蝶番22は第1
実施例と同様にピアノ蝶番を用いるのが好ましい。
【0024】本実施例の場合には、前記接地杆9は設け
てなく、直接固定脚板6が床面に載置されるのであり、
また図13及び図14に示した補助天板態様において化
粧脚板20の下面を可動脚板7で支持する必要があるた
め、該可動脚板7の高さは天板1の下面と床面との間隔
と一致させ、また可動脚板7の幅は固定脚板6の前端と
天板1の前端の間隔に略一致させている。
【0025】本実施例でも、可動脚板7を固定脚板6の
前方延長線上に配し且つ固定脚板6と可動脚板7の外側
面に化粧脚板20を重合させて一体の脚板体3となした
平机態様と、また化粧脚板20を蝶番22の水平な回動
軸22aを中心として外側方を回動させて略水平に配し
た後、可動脚板7を蝶番21の垂直な回動軸21aを中
心として外側方へ回動させ且つ該可動脚板7で化粧脚板
20の下面を支持した補助天板態様とを実現できるので
ある。この場合は、平机態様においては、足入れ空間5
の前部側方が閉鎖されている上に、固定脚板6と可動脚
板7との継ぎ目が化粧脚板20で覆われており、また補
助天板態様においては可動脚板7によって化粧脚板20
が支持されるので支持強度が高いのである。
【0026】また、図15及び図16に示したものは第
3実施例の変形例であり、この場合の固定脚板6は、第
2実施例と同様に後部の本体部6aと前部上方の延長部
6bからなり、可動脚板7の後縁が固定脚板6の本体部
6aの前縁に垂直な回動軸21aを有する蝶番21で回
動可能に連結するとともに、化粧脚板20の上縁を固定
脚板6であって延長部6bの下縁に沿った位置に水平な
回動軸22aを有する蝶番22で回動可能に連結してい
る。
【0027】また、図17は、第1実施例における天板
1と可動脚板7との蝶着部、第3実施例における天板1
と化粧脚板20との蝶着部の変形例であり、天板1の側
縁と可動脚板7又は化粧脚板20の上縁を45度の角度
で切断し、平机態様において互いの部材が90度の角度
に接合し、補助天板態様において互いの部材間に隙間が
生じないように通常の蝶番23で蝶着したものである。
【0028】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の補助天板機能付
き机は、以下の顕著な効果を奏するものである。
【0029】請求項1によれば、通常は足入れ空間の側
方が脚板体で閉鎖された平机(平机態様)として使用で
き、天板を広く利用したい時に脚板体の前部を開放する
と同時に天板の側方に脚板体の一部を水平に支持して補
助天板(補助天板態様)として利用することができる。
【0030】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、補助天板態様となした際には天板と可動脚板とを面
一となって天板と可動脚板とを区別なく利用でき、また
支持脚が伸縮するので平机態様となした際に支持脚をコ
ンパクトに格納できる。
【0031】請求項3によれば、請求項1の効果に加え
て、天板の下方にセンター引出しを設けた際に、固定脚
板の延長部によってセンター引出しの側面を外覆するの
で、外観性を損なうことがなく、また平机態様において
可動脚板の内側面に沿って折畳んだ支持脚の上端を固定
脚板の延長部の内面に当止するので、可動脚板のガタつ
き及び不意の移動を規制することができる。
【0032】請求項4によれば、請求項1の効果に加え
て、補助天板態様において化粧脚板の下面を可動脚板で
支持するので支持強度が高く、また平机態様において化
粧脚板によって固定脚板と可動脚板の外側面を覆うの
で、固定脚板と可動脚板の継ぎ目が隠されて外観性の向
上が図れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平机態様の全体斜視
図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す補助天板態様の全体
斜視図である。
【図4】同じく正面図である。
【図5】可動脚板の拡大斜視図である。
【図6】可動脚板の移動規制手段の一例を示す部分拡大
断面図であり、(a) はボールキャッチを用いた例、(b)
はマグネットキャッチを用いた例を示す。
【図7】本発明の第2実施例を示す平机態様の全体斜視
図である。
【図8】同じく部分正面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す補助天板態様の部分
斜視図である。
【図10】同じく部分正面図である。
【図11】本発明の第3実施例を示す平机態様の全体斜
視図である。
【図12】同じく部分正面図である。
【図13】本発明の第3実施例を示す補助天板態様の全
体斜視図である。
【図14】同じく正面図である。
【図15】第3実施例の変形例を示し、平机態様の部分
正面図である。
【図16】同じく補助天板態様の部分正面図である。
【図17】天板と可動脚板又は化粧脚板の蝶着部の変形
例を示す部分正面図である。
【符号の説明】
1 天板 2 袖引出し体 3 脚板体 4 センター引出し 5 足入れ空間 6 固定脚板 6a 本体部 6b 延長部 7 可動脚板 8 蝶番 9 接地杆 10 支持脚 11 格納溝 12 枢軸 13 突条 14 ボールキャッチ 15 マグネットキャッチ 16 蝶番 17 支持脚 18 蝶番 19 マグネットキャッチ 20 化粧脚板 21 蝶番 22 蝶番 23 蝶番

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の下方に設けた足入れ空間の少なく
    とも左右一側に脚板体を有する机であって、前記脚板体
    の後部を固定脚板となし且つ前部又は前部の一部を外側
    方へ回動可能な可動脚板となし、また適宜固定脚板と可
    動脚板の外側面を覆う化粧脚板を外側方へ回動可能に設
    け、前記可動脚板を又は化粧脚板とともに可動脚板を外
    側方へ回動させて足入れ空間の前部側方を開放するとと
    もに、該可動脚板自体を又は前記化粧脚板を水平に支持
    して補助天板として使用可能であることを特徴とする補
    助天板機能付き机。
  2. 【請求項2】 前記脚板体を、後部の固定脚板と、前部
    の可動脚板とで構成し、前記可動脚板の上縁を天板の側
    縁に水平な回動軸を有する蝶番で回動可能に連結すると
    ともに、可動脚板の内面側に伸縮可能な支持脚を回動折
    畳み可能に設けてなり、前記可動脚板を固定脚板の前方
    延長線上に配して一体の脚板体となし、一方前記可動脚
    板を外側方へ回動させて水平に配し且つ前記支持脚を伸
    ばして可動脚板を支持してなる請求項1記載の補助天板
    機能付き机。
  3. 【請求項3】 前記脚板体を、後部の本体部及び該本体
    部の上部から前方へ延設した延長部を有する倒L字形の
    固定脚板と、前記延長部より下方の前部の可動脚板とで
    構成し、前記可動脚板の上縁を前記延長部の下縁に水平
    な回動軸を有する蝶番で回動可能に連結するとともに、
    可動脚板の内面側下端に棒状又は板状の支持脚を回動折
    畳み可能に設けてなり、前記可動脚板を固定脚板の延長
    線上に配し且つ可動脚板に平行に折畳んだ支持脚の上端
    を前記延長部の内面に当接して一体の脚板体となし、一
    方前記可動脚板を外側方へ回動させて水平に配し且つ前
    記支持脚を開いて可動脚板を支持してなる請求項1記載
    の補助天板機能付き机。
  4. 【請求項4】 前記脚板体を、後部の固定脚板と、前部
    の可動脚板と、該固定脚板と可動脚板の外側面を覆う化
    粧脚板とで構成し、前記可動脚板の後縁を固定脚板の前
    縁に垂直な回動軸を有する蝶番で回動可能に連結すると
    ともに、化粧脚板の上縁を固定脚板と可動脚板よりも側
    方へ突出させた天板の側縁に水平な回動軸を有する蝶番
    で回動可能に連結し、前記可動脚板を固定脚板の前方延
    長線上に配し且つ固定脚板と可動脚板の外側面に化粧脚
    板を重合させて一体の脚板体となし、一方前記化粧脚板
    を外側方へ回動させて水平に配し且つ可動脚板を外側方
    へ回動させて該化粧脚板の下面を支持してなる請求項1
    記載の補助天板機能付き机。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4947734A (en) * 1987-04-20 1990-08-14 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Method of duty-ratio control for hydraulically actuated slip control lock-up clutch and transmission
JP2008253719A (ja) * 2007-03-13 2008-10-23 Itoki Corp 学習机及び学習机と書棚との組合せ家具
CN111466704A (zh) * 2020-05-06 2020-07-31 尹梅花 一种可旋转可加长的多功能吧台桌
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JP2021092608A (ja) * 2019-12-06 2021-06-17 三甲株式会社 表示プレート支持具

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