JP7336626B2 - セラミック焼結体、セラミック基板、実装用基板、電子装置及びセラミック焼結体の製造方法 - Google Patents

セラミック焼結体、セラミック基板、実装用基板、電子装置及びセラミック焼結体の製造方法 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、セラミック焼結体、セラミック基板、実装用基板、電子装置及びセラミック焼結体の製造方法に関する。
従来、セラミック焼結体を基板として用いたセラミック基板は、優れた絶縁性及び熱伝導性を有することから、電子部品を実装するための実装用基板として利用される場合がある。例えば、特許文献1には、Al(アルミナ)を主成分としTiO(酸化チタン)を添加剤として含有するセラミック基板が開示されている。また、引用文献1には、120nm~500nmの粒子サイズのAl粉末を用い、1μm以下の粒子サイズを有することも記載されている。
特許文献2には、相互に接触した銅板とアルミナ基板とを不活性雰囲気中において、加熱して、アルミナ基板上に銅板が配置された実装用基板が記載されている。特許文献2に開示された方法は、AMB(Active Metal Bonding)法と言われている。また、特許文献3には、セラミックと銅の直接接合法を用いて作製した実装用基板が記載されている。特許文献3に開示された方法は、DCB(Direct Copper Bonding)法と言われている。また、引用文献4には、アルミナ等の基板の表面に銅や銅合金で構成された金属板を、ホットプレス工程を用いて接合する回路基板の製造方法が記載されている。
特開2017-218368号公報 特開昭63-166774号公報 特開平5-243725号公報 特開2020-145335号公報
実施形態の一態様によるセラミック焼結体は、Al(アルミナ)及び添加材を含有し、Alの含有量が94質量%以上であるセラミック焼結体からなる。添加剤は、SiO(シリカ)、CaO(カルシア)、MgO(マグネシア)、TiO(酸化チタン)及びFe(酸化鉄)を含有する。セラミック焼結体におけるTi(チタン)のTiO換算での含有量が120ppm以上であり、且つ、Fe(鉄)のFe換算での含有量が180ppm以上である。
図1は、実施形態に係る実装用基板の概略を示す側面図である。 図2は、実施形態に係るセラミック焼結体の表面のTEM写真である。 図3は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。 図4は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。 図5は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。 図6は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。 図7は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。 図8は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。 図9は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。 図10は、実施形態に係る電子装置の一例を示す側面図である。 図11は、調合含有量とICP含有量の関係を示す近似関数の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するセラミック焼結体、セラミック基板、実装用基板、電子装置及びセラミック焼結体の製造方法の実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態により本開示が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。さらに、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
また、以下に示す実施形態では、「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」といった表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密に「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、たとえば製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
(実装用基板)
図1は、実施形態に係る実装用基板1の概略を示す側面図である。図1に示す実装用基板1は、セラミック焼結体からなるセラミック基板2と、金属層3とを備える。なお、セラミック焼結体はセラミック基板2と実質的に同じであるため、図中における符号は省略する。言い換えるとセラミック焼結体の図中の符号は2である。セラミック焼結体は、例えば、棒状体やブロック体や中空部材などの構造部材に用いてもよい。
セラミック基板2は、Al(アルミナ)及び添加剤を含有し、Alの含有量が94質量%以上であるセラミック焼結体からなる、厚さが例えば0.2~1mm程度の板状部材である。添加剤は、SiO(シリカ)、CaO(カルシア)、MgO(マグネシア)、TiO(酸化チタン)及びFe(酸化鉄)を含有する。
実施形態に係るセラミック基板2において、セラミック焼結体におけるTi(チタン)のTiO換算での含有量が120ppm以上であり、且つ、Fe(鉄)のFe換算での含有量が180ppm以上である。これにより、実施形態に係るセラミック焼結体を用いたセラミック基板2は、機械的強度が高い。また、実施形態に係るセラミック焼結体は、耐熱衝撃性に優れる。
セラミック焼結体におけるTiのTiO換算での含有量、及びFeのFe換算での含有量は、例えば以下の方法により確認することができる。まず、ICP発光分光分析装置(ICP)を用いて、セラミック焼結体におけるTi及びFeの定量分析を行う。そして、ICPで測定したTiの含有量から酸化物であるTiOに換算した含有量(ICP含有量)を求めるとともに、ICPで測定したFeの含有量から酸化物であるFeに換算した含有量(ICP含有量)を求める。
実施形態に係るセラミック焼結体を用いたセラミック基板2が機械的強度を向上させることができる理由は、例えば以下のように考えられる。すなわち、セラミック基板2を構成するセラミック焼結体にTiOを含有させることで、セラミック焼結体の結晶粒界にTiOが位置することとなる。セラミック焼結体におけるTiOの含有量が120ppm以上であると、セラミック焼結体の結晶粒界に位置するTiOは、結晶粒界において発生し易い亀裂の進行を阻止する抵抗体として機能する。また、セラミック焼結体の結晶粒界に位置するTiOは、焼結助剤成分(例えば、SiO、CaO及びMgO)に対する結晶核となることから、結晶粒界を多結晶化且つ強靭化することができ、亀裂の発生を抑止することができる。したがって、セラミック焼結体にTiOを適切な含有量で含有させることで、セラミック基板2の機械的強度を向上させることができる。
また、セラミック基板2を構成するセラミック焼結体にFeを含有させることで、セラミック焼結体の結晶粒界にFeが位置することとなる。セラミック焼結体におけるFeの含有量が180ppm以上であると、セラミック焼結体の結晶粒界に位置するFeは、結晶粒界を移動させるとともに、結晶粒界に位置するTiOを移動させる現象を引き起こす。したがって、セラミック焼結体にFeを適切な含有量で含有させることで、結晶粒界及びTiOを適度に分散させることができる。セラミック基板2の機械的強度は、結晶粒界及びTiOの分散が進行するほど、向上する。したがって、実施形態に係るセラミック基板2によれば、セラミック基板2の機械的強度を向上させることができる。
また、実施形態に係るセラミック基板2を構成するセラミック焼結体は、96質量%以上98質量%以下のAlを含有してもよい。Alの含有量が96質量%よりも少ないと、セラミック焼結体に占める焼結助剤成分(例えば、SiO、CaO及びMgO)の割合が大きくなることから、主成分であるAlどうしの焼結が脆弱となる可能性がある。Alの含有量が98質量%を超えると、Alの結晶が緻密化し難くなるため、セラミック基板2の機械的強度が低下する可能性がある。
また、実施形態に係るセラミック基板2を構成するセラミック焼結体におけるTiのTiO換算での含有量は、350ppm以下であることが好ましい。TiOの含有量が350ppmを超えると、セラミック焼結体の結晶粒界に位置するTiOの分布に偏りが生じることから、セラミック基板2の機械的強度が低下する可能性がある。
また、実施形態に係るセラミック基板2を構成するセラミック焼結体におけるFeのFe換算での含有量は、TiのTiO換算での含有量よりも多いことが好ましい。TiOの含有量がFeの含有量よりも多いと、セラミック焼結体の結晶粒界に位置するTiOの分布に偏りが生じることから、セラミック基板2の機械的強度が低下する可能性がある。なお、セラミック基板2を構成するセラミック焼結体におけるFeのFe換算での含有量は、410ppm以下であることが好ましい。
また、実施形態に係るセラミック基板2を構成するセラミック焼結体は、ZrO(ジルコニア)を含有しない。ZrO(ジルコニア)は比較的に高価である。このため、セラミック焼結体がZrOを含有しないことで、原料価格を抑えることができる。
また、ZrOを含有しないことにより、実施形態に係るセラミック基板2は、熱伝導率を向上させ且つ誘電損失を低減させることができる。例えば、Al:ZrO(Y(イットリア)を含む)=90:10の割合でZrOを含有するセラミック基板においては、熱伝導率が23W/m・Kであり、1MHzにおける誘電損失が2×10-4である。これに対し、実施形態に係るセラミック基板2においては、例えば、熱伝導率が25W/m・Kであり、1MHzにおける誘電損失が0.4×10-4である。実施形態に係るセラミック基板2によれば、かかる熱伝導率及び誘電損失の観点からも有効な特性値が得られる。
また、実施形態に係るセラミック基板2を構成するセラミック焼結体におけるTiO及びFeは、結晶粒界に位置している。セラミック焼結体におけるTiO及びFeの位置は、例えば、セラミック基板2の表面をSEM(走査型電子顕微鏡)またはTEM(透過型電子顕微鏡)付属のEDX(エネルギー分散型X線分析装置)を用いて観察することで確認することができる。
図2は、実施形態に係るセラミック基板2の表面のTEM写真である。また、図3~図9は、図2に示すTEM写真と同一の箇所における特定元素の分布の分析結果を示すEDX画像である。
TEM及びEDXによる観察は、倍率500000倍で行った。図2のTEM写真において、セラミック焼結体の結晶粒界は、白色の領域で示される。
図3のEDX画像は、O(酸素)の分布の分析結果を示す複合画像である。図4のEDX画像は、Mg(マグネシウム)の分布の分析結果を示す複合画像である。図5のEDX画像は、Al(アルミニウム)の分布の分析結果を示す複合画像である。図6のEDX画像は、Si(シリコン)の分布の分析結果を示す複合画像である。図7のEDX画像は、Ca(カルシウム)の分布の分析結果を示す複合画像である。図8のEDX画像は、Ti(チタン)の分布の分析結果を示す複合画像である。図9のEDX画像は、Fe(鉄)の分布の分析結果を示す複合画像である。図4~図9に示すEDX画像において、特定元素(つまり、O、Mg、Al、Si、Ca、Ti又はFe)が多い領域は、白色で示される。
図2のTEM写真及び図4~図9のEDX画像から、セラミック基板2を構成するセラミック焼結体におけるTiO及びFeは、焼結助剤成分(例えば、SiO、CaO及びMgO)と同様にセラミック焼結体の結晶粒界に位置することが分かる。
このように、TiO及びFeがセラミック焼結体の結晶粒界に位置することにより、結晶粒界における亀裂の発生及び進行を抑制することができる。したがって、実施形態に係るセラミック基板2によれば、機械的強度をより向上させることができる。
図1の説明に戻る。金属層3は、セラミック基板2上に位置している。金属層3は、例えば、金属板である。金属板の厚さは、例えば0.1~5mm程度とすることができる。金属板の材料としては、例えば銅又はアルミニウムを用いることができる。金属板は、例えば、特許文献2に開示されたAMB(Active Metal Bonding)法又は特許文献3に開示されたDCB(Direct Copper Bonding)法又は特許文献4に開示されたホットプレスを利用する方法等を用いてセラミック基板上に接合することができる。なお、セラミック基板2と金属板3との接合条件は、特許文献2~4に開示された範囲の条件に限定されるものではない。また、金属層3は、例えば、銅、銀又は白金等の貴金属を主成分とする金属ペーストであってもよい。この場合、金属ペーストの厚さは、例えば1~40μm程度とすることができる。金属層3は、少なくともセラミック基板2側において、TiおよびFeを含有していてもよい。セラミック基板2には、FeおよびTiが含まれているため、接合時にセラミック基板2から金属層3にTiやFeが拡散することによって、セラミック基板2と金属層3との接合強度が高まる。また、金属層3には、TiやFe、Cuを含有する合金や化合物が位置していてもよい。金属層3は、セラミック基板2の両面に位置していてもよい。また、金属板3は、セラミック基板2の片面に位置しており、他の面に放熱部材が位置していてもよい。
(電子装置)
次に、上述した実装用基板1を備えた電子装置10の構成について図10を参照して説明する。図10は、実施形態に係る電子装置10の一例を示す側面図である。
図10に示すように、電子装置10は、実装用基板1と、実装用基板1の金属層3上に位置する電子部品4とを備える。なお、実装用基板1の金属層3が位置する面とは反対側の面に、電子部品4からの放熱を行うためのヒートシンクや流路部材が位置してもよい。
電子部品4としては、例えば、発光ダイオード(LED)素子、絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ(IGBT)素子、インテリジェント・パワー・モジュール(IPM)素子、金属酸化膜型電界効果トランジスタ(MOSFET)素子、フリーホイーリングダイオード(FWD)素子、ジャイアント・トランジスタ(GTR)素子、ショットキー・バリア・ダイオード(SBD)等の半導体素子、昇華型サーマルプリンタヘッド素子、サーマルインクジェットプリンタヘッド素子及びペルチェ素子等の発熱素子を用いることができる。
(製造方法)
次に、実施形態に係る実装用基板1が備えるセラミック基板2の製造方法について説明する。
主原料としてAl(アルミナ)の粉末を準備する。また、添加剤として、SiO(シリカ)、CaO(カルシア)、MgO(マグネシア)、TiO(酸化チタン)及びFe(酸化鉄)の各粉末を準備する。
まず、Alの含有量が94質量%以上となるように、Alの粉末及び添加剤の粉末を調合して調合粉末を得る。このときの調合組成は、次の組成とする。セラミック基板2に含まれるAlがAl換算で94質量%以上である。SiをSiO、CaをCaO、MgをMgO、TiをTiO、FeをFeに換算した値の合計(つまり、セラミック基板2に含まれる添加剤)が1.0質量%以上6.0質量%以下である。添加剤におけるSiOの質量比率は、例えば38質量%以上60質量%以下である。添加剤におけるCaOの質量比率は、例えば20質量%以上43質量%以下である。添加剤におけるMgOの質量比率は、例えば14質量%以上37質量%以下である。また、Alの粉末に不純物として含まれるFeのFe換算での含有量は100~300ppmである。
また、添加剤におけるTiのTiO換算での含有量(調合含有量)は0.48質量%以上1.18質量%以下であり、且つ、FeのFe換算での含有量(調合含有量)は0.48質量%以上であることが好ましい。
次に、Alの粉末及び添加剤の粉末を調合して得られた調合粉末に溶剤及びバインダーを添加した後、これらを例えばボールミル等で混合及び粉砕することでスラリーを作製する。
次に、スラリーをスプレードライヤーを用いて噴霧乾燥することで顆粒を作製する。
その後、顆粒をプレス成形法又はロールコンパクション成形法等により成形して、所望の形状の成形体を作製する。なお、顆粒を作製せずに、スラリーをドクターブレード法により成形して、シート状の成形体を作製してもよい。また、必要に応じて、作製した成形体にドリル又はレーザ等により切欠き、穴又は凹部等を形成してもよい。
次に、成形体を熱処理することで脱脂を行った後、成形体を焼成する。焼成温度は、例えば、1500℃以上1600℃以下の範囲内である。焼成後の組成は、TiO及びFeを除き、調合組成と同じである。なお、成形体の焼成により得られるセラミック焼結体に、必要に応じて、研磨、研削、ドリル加工、レーザ加工又はブラスト加工等を施してもよい。以上により、実施形態に係るセラミック焼結体を用いたセラミック基板2が得られる。
以下に、実施形態に係るセラミック基板2の実施例を具体的に説明する。
<実施例1>
実施例1のセラミック焼結体(試料No.3~8)を、以下のように作製した。セラミック焼結体に含まれるAl及び添加剤の各含有量(質量%)が表1に示す含有量となるようにAlの粉末及び添加剤の粉末を調合して調合粉末を作製した。次に、調合粉末に溶剤及びバインダーを添加した後、スラリーを経て顆粒を作製し、顆粒をプレス成形によって所望の形状に整え、成形体を作製した。その後、バインダー成分を脱脂により除去した後、成形体を焼成し、セラミック焼結体(試料No.3~8)を得た。
(ICP含有量について)
次に、得られたセラミック焼結体における金属元素(Ti、Fe)の含有量をICPにより測定し、酸化物(TiO、Fe)に換算した含有量(ICP含有量)を求めた。得られた各ICP含有量の数値を表1に示す。
なお、表1に示すICP含有量のうち、下線が付されたICP含有量の数値は、調合含有量(すなわち、添加剤におけるTi、FeのTiO、Fe換算での含有量)とICP含有量の関係を示す近似関数を用いて推定された値である。
図11は、調合含有量とICP含有量の関係を示す近似関数の一例を示す図である。図11においては、TiOに関する調合含有量とICP含有量の関係を示す近似関数と、Feに関する調合含有量とICP含有量の関係を示す近似関数とが示される。各近似関数は、調合含有量に対するICP含有量の各測定値に基づき、作成される。表1に示すICP含有量のうち、下線が付されたICP含有量の数値は、図11に示す各近似関数に各調合含有量を適用することにより、推定することができる。なお、表1において、下線が付されたICP含有量の数値(つまり、推定値)は、小数点以下を四捨五入して得られる数値である。
(3点曲げ強度試験、耐熱衝撃試験について)
また、得られたセラミック焼結体の各試料の試料形状は、3mm×4mm×40mmの試験片(以下「JIS片」とも呼ぶ。)とした。JIS片は、プレス成形法により作製した。このJIS片を用いて、3点曲げ強度試験および耐熱衝撃試験を行った。耐熱衝撃試験の結果は後述する。
各試料について、JIS R1601-2008に準拠して3点曲げ強度を測定した。3点曲げ強度の測定に用いるクロスヘッド速度は、0.5mm/minとした。得られた3点曲げ強度試験の結果は、表1に示す通りである。耐熱衝撃試験は、JIS R1648-2002に準拠して行った。耐熱衝撃試験のクロスヘッド速度も0.5mm/minである。
<比較例1>
比較例1のセラミック焼結体(試料No.1)を、Alの粉末に添加剤としてTiOの粉末を調合しない点を除き、実施例1と同様の条件により作製した。
得られたセラミック焼結体における金属元素(Ti、Fe)について、上記と同様のICP含有量の測定及び推定を行った。得られた各ICP含有量の数値を表1に示す。なお、表1において、セラミック焼結体におけるTiOのICP含有量は、0ではない。これは、調合されるAlの粉末にTiOが不純物として含まれているためである。
また、得られたセラミック焼結体について、実施例1と同様の3点曲げ強度試験を行った。3点曲げ強度試験の結果は、表1に示す通りである。
<比較例2>
比較例2のセラミック焼結体(試料No.2)を、Alの粉末に添加剤としてFeの粉末を調合しない点を除き、実施例1と同様の条件により作製した。
得られたセラミック焼結体における金属元素(Ti、Fe)について、実施例1と同様のICP含有量の測定及び推定を行った。得られた各ICP含有量の数値を表1に示す。なお、表1において、セラミック焼結体におけるFeのICP含有量は、0ではない。これは、調合されるAlの粉末にFeが不純物として含まれているためである。
また、得られたセラミック焼結体について、実施例1と同様の3点曲げ強度試験を行った。3点曲げ強度試験の結果は、表1に示す通りである。
Figure 0007336626000001
Alの粉末に添加剤としてTiOの粉末又はFeの粉末を添加しない試料No.1、2は、3点曲げ強度が490MPa未満であった。これに対し、実施例1のセラミック焼結体である試料No.3~8は、3点曲げ強度が490MPa以上であった。
以上の結果から、セラミック焼結体におけるTi(チタン)のTiO換算での含有量が120ppm以上であり、且つ、Fe(鉄)のFe換算での含有量が180ppm以上であることが好ましい。
<実施例2>
Al及び添加剤の各含有量(質量%)を変更してセラミック焼結体(試料No.9~12)を作製した。セラミック焼結体に含まれるAl及び添加剤の各含有量(質量%)を表2に示す含有量に変更した点以外の条件は、実施例1と同じである。なお、試料No.9、10、12は、それぞれ試料No.7、5、8と同じ試料である。
また、実施例1と同様のICP含有量の測定及び推定、並びに、実施例1と同様の3点曲げ強度試験を行った。得られた各ICP含有量の数値を表2に示す。また、得られた3点曲げ強度試験の結果は、表2に示す通りである。
Figure 0007336626000002
Alの含有量が96質量%以上98質量%以下である試料No.10、11は、Alの含有量が96質量%未満である試料No.9及びAlの含有量が98質量%を超える試料No.12よりも3点曲げ強度が大きかった。
以上の結果から、セラミック基板2を構成するセラミック焼結体は、96質量%以上98質量%以下のAlを含有することが好ましい。
TiOのICP含有量が350ppm以下である試料No.10~12は、TiOのICP含有量が350ppmを超える試料No.9よりも3点曲げ強度が大きかった。
以上の結果から、セラミック基板2を構成するセラミック焼結体におけるTiのTiO換算での含有量は、350ppm以下であることが好ましい。
<実施例3>
セラミック焼結体におけるFeのFe換算での含有量とTiのTiO換算での含有量とを変更してセラミック焼結体(試料No.13、14)を作製した。セラミック焼結体におけるFeのFe換算での含有量とTiのTiO換算での含有量とを表3に示すICP含有量に変更した点、及びセラミック焼結体に含まれるAl及び添加剤の各含有量(質量%)を表3に示す含有量に変更した点以外の条件は、実施例1と同じである。
また、実施例1と同様のICP含有量の測定及び推定を行った。得られた各ICP含有量の数値を表3に示す。
(3点曲げ強度試験について)
また、得られたセラミック焼結体の各試料の試料形状は、24mm×40mm×0.32mmの試験片(以下「テスト基板」と呼ぶ。)とした。テスト基板は、ロールコンパクション成形法により作製した。
各試料について、JIS R1601-2008に準拠して3点曲げ強度を測定した。3点曲げ強度の測定に用いるクロスヘッド速度は、5mm/minとした。得られた3点曲げ強度試験の結果は、表3に示す通りである。
Figure 0007336626000003
FeのICP含有量がTiOのICP含有量よりも200ppm以上大きい試料No.14は、FeのICP含有量とTiOのICP含有量との差が20ppm以下である試料No.13よりも3点曲げ強度が大きかった。
以上の結果から、セラミック基板2を構成するセラミック焼結体におけるFeのFe換算での含有量は、TiのTiO換算での含有量よりも多いことが好ましい。
<実施例4>
実施例4のセラミック焼結体(試料No.18~20、22、23)を、以下のように作製した。セラミック焼結体に含まれるAl及び添加剤の各含有量(質量%)が表4に示す含有量となるようにAlの粉末及び添加剤の粉末を調合して調合粉末を作製した。ここで、添加剤におけるTiのTiO換算での含有量とFeのFe換算での含有量とは、それぞれ表4に示す調合含有量であった。次に、調合粉末に溶剤及びバインダーを添加した後、スラリーを経て顆粒を作製し、顆粒をプレス成形によって所望の形状に整え、成形体を作製した。その後、バインダー成分を脱脂により除去した後、成形体を焼成し、セラミック焼結体(試料No.18~20、22、23)を得た。なお、試料No.18~20、22、23は、それぞれ試料No.3、5、6、7、11と同じ試料である。
また、得られた各試料について、実施例1と同様の3点曲げ強度試験を行った。3点曲げ強度試験の結果は、表4に示す通りである。
<比較例3>
比較例3のセラミック焼結体(試料No.16)を、Alの粉末に添加剤としてTiO2の粉末を調合しない点を除き、実施例4と同様の条件により作製した。なお、試料No.16は、試料No.1と同じ試料である。
また、得られたセラミック焼結体について、実施例4と同様の3点曲げ強度試験を行った。3点曲げ強度試験の結果は、表4に示す通りである。
<比較例4>
比較例4のセラミック焼結体(試料No.17)を、Alの粉末に添加剤としてFeの粉末を調合しない点を除き、実施例4と同様の条件により作製した。なお、試料No.17は、試料No.2と同じ試料である。
また、得られたセラミック焼結体について、実施例4と同様の3点曲げ強度試験を行った。3点曲げ強度試験の結果は、表4に示す通りである。
<比較例5>
比較例5のセラミック焼結体(試料No.21)を、添加剤におけるTiのTiO換算での含有量を表4に示す調合含有量に変更した点を除き、実施例4と同様の条件により作製した。
また、得られたセラミック焼結体について、実施例4と同様の3点曲げ強度試験を行った。3点曲げ強度試験の結果は、表4に示す通りである。
Figure 0007336626000004
Alの粉末に添加剤としてTiOの粉末又はFeの粉末を添加しない試料No.16、17及びTiOの調合含有量が1.18質量%を超える試料No.21は、3点曲げ強度が490MPa未満であった。これに対し、実施例4のセラミック焼結体である試料No.18~20、22、23は、3点曲げ強度が490MPa以上であった。
以上の結果から、調合粉末を作製する際には、添加剤におけるTiのTiO換算での含有量が0.48質量%以上1.18質量%以下であり、且つ、FeのFe換算での含有量が0.48質量%以上であることが好ましい。
実施例1における試料No.1、2、8を用いて耐熱衝撃試験を行った。耐熱衝撃試験の結果は、表5に示す通りである。試料No.1、2は比較例であり、試料No.8は実施例である。表5には、耐熱衝撃試験を行わなずにJIS片の3点曲げ強度を評価した結果も示している。耐熱衝撃試験を行わなかったJIS片の3点曲げ強度は、温度の記載のないものである。また、表5に、JIS片を190℃、240℃、265℃、290℃に加熱した後、JIS片を水温が10℃の水中に投下して急冷した後に3点曲げ試験を行って測定したJIS片の3点曲げ強度を示す。
Figure 0007336626000005
比較例である試料No.1および試料No.2は、265℃で、30%ほど3点曲げ強度が劣化し、290℃では80%ほど3点曲げ強度が劣化した。一方、実施例である試料No.8は、265℃における強度劣化は4%程度にとどまり、290℃では61%ほど3点曲げ強度が劣化した。以上より、耐熱衝撃性の観点から見ても、セラミック焼結体におけるTi(チタン)のTiO換算での含有量が120ppm以上であり、且つ、Fe(鉄)のFe換算での含有量が180ppm以上であることが好ましい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 実装用基板
2 セラミック基板
3 金属層
4 電子部品
10 電子装置

Claims (13)

  1. Al及び添加剤を含有し、前記Alの含有量が94質量%以上であるセラミック焼結体からなり、
    前記添加剤は、SiO、CaO、MgO、TiO及びFeを含有し、
    前記セラミック焼結体におけるTiのTiO換算での含有量は120ppm以上であり、且つ、FeのFe換算での含有量は180ppm以上である、セラミック焼結体。
  2. 前記セラミック焼結体は、96質量%以上98質量%以下の前記Alを含有する、請求項1に記載のセラミック焼結体。
  3. 前記セラミック焼結体におけるTiのTiO換算での含有量は350ppm以下である、請求項1記載のセラミック焼結体。
  4. 前記セラミック焼結体におけるFeのFe換算での含有量は、TiのTiO換算での含有量よりも多い、請求項1記載のセラミック焼結体。
  5. 前記セラミック焼結体におけるFeのFe換算での含有量は410ppm以下である、請求項1記載のセラミック焼結体。
  6. 前記セラミック焼結体は、ZrOを含有しない、請求項1記載のセラミック焼結体。
  7. 前記セラミック焼結体におけるTiO及びFeは、結晶粒界に位置している、請求項1記載のセラミック焼結体。
  8. 請求項1~7のいずれか一つに記載のセラミック焼結体を板状としたセラミック基板。
  9. 請求項8に記載のセラミック基板と、
    前記セラミック基板上に位置する金属層と
    を備える、実装用基板。
  10. 前記金属層は、少なくとも前記セラミック基板側において、TiおよびFeを含有する、請求項9に記載の実装用基板。
  11. 請求項9記載の実装用基板と、
    前記実装用基板における前記金属層上に位置する電子部品と
    を備える、電子装置。
  12. Alの含有量が94質量%以上となるように、Alの粉末及び添加剤の粉末を調合して調合粉末を作製する工程と、
    前記調合粉末を用いて成形体を作製する工程と、
    前記成形体を焼成する工程と
    を含み、
    前記調合粉末を作製する工程において、前記Alの粉末に、前記添加剤として、SiO、CaO、MgO、TiO及びFeの各粉末を調合して前記調合粉末を作製し、
    前記添加剤におけるTiのTiO換算での含有量が0.48質量%以上1.18質量%以下であり、且つ、FeのFe換算での含有量が0.48質量%以上である、セラミック焼結体の製造方法。
  13. 前記Alの粉末に不純物として含まれるFeのFe換算での含有量は100~300ppmである、請求項12に記載のセラミック焼結体の製造方法。
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