JP7332492B2 - 部品実装装置および部品実装システム - Google Patents

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Description

この発明は、部品実装装置および部品実装システムに関し、特に、部品供給装置を配置可能な台車をセット可能な複数のセット部を備える部品実装装置およびその部品実装システムに関する。
従来、部品供給装置を配置可能な台車をセット可能な複数のセット部を備える部品実装装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、テープフィーダ(部品供給装置)を配置可能な台車をセット可能な4つの台車セット部を備える表面実装機(部品実装装置)が開示されている。この表面実装機は、基板の生産時の段取りデータとして、4つの台車セット部に対する台車のセット位置を示す単一の段取りパターンデータを含む段取りデータを作成するように構成されている。
特開2009-246322号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された表面実装機では、所定の種類の基板に対して台車のセット位置を示す単一の段取りパターンデータしか作成されないため、基板の生産時の台車のセット位置の自由度が低い。このため、基板の生産時の台車のセット位置の自由度を高めることが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、基板の生産時の台車のセット位置の自由度を高めることが可能な部品実装装置および部品実装システムを提供することである。
この発明の第1の局面による部品実装装置は、部品供給装置を配置可能な台車をセット可能な複数のセット部を含み、基板に部品を実装可能に構成された部品実装装置本体と、複数のセット部のうちいずれのセット部に台車をセットするかを示すセット位置情報と、台車上の部品の配置情報とのうちの少なくともセット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータを含基板の種類毎に設けられる基板の生産時に段取り状態の確認のために用いられる段取りデータから、所定の段取りパターンデータを選択する制御を行う制御部と、を備える。
この発明の第1の局面による部品実装装置では、上記のように構成する。これにより、所定の種類の基板の生産に対して1つの段取りパターンデータしかないために、基板の生産時の台車の段取り位置の選択の余地がない場合と異なり、複数の段取りパターンデータの中から、所定の種類の基板の生産時に用いる段取りパターンデータを選択することができる。その結果、基板の生産時の台車のセット位置の自由度を高めることが可能な部品実装装置を提供することができる。
上記第1の局面による部品実装装置において、好ましくは、複数の段取りパターンデータは、各々に対応する部品の実装順序情報を有する。このように構成すれば、複数の段取りパターンデータのうちのいずれの段取りパターンデータが選択された場合にも、選択された段取りパターンデータに適した実装順序情報を用いて基板に部品を実装することができる。その結果、複数の段取りパターンデータのうちのいずれの段取りパターンデータが選択された場合にも、基板に部品を迅速かつ確実に実装することができる。
上記第1の局面による部品実装装置において、好ましくは、段取りデータは、基板の種類名を示す親データと、親データに関連付けられた子データとしての複数の段取りパターンデータとを含む。このように構成すれば、基板の種類名を示す親データにより基板の種類を容易に認識することができるとともに、親データに関連付けられた子データとして、所定の種類の基板の複数の段取りパターンデータを容易に認識することができる。
上記第1の局面による部品実装装置において、好ましくは、制御部は、複数の段取りパターンデータの中から、複数のセット部の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータを検索して選択する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、作業者が生産計画で定められたセット位置以外の誤ったセット位置に台車をセットした場合にも、複数の段取りパターンデータの中に誤ってセットしたセット位置に対応する段取りパターンデータがある場合には、誤ってセットしたセット位置に対応する段取りパターンデータを制御部により自動的に選択して基板の生産を行うことができる。その結果、台車の誤セットに起因して運転停止が発生することを抑制することができる。
また、上記のように構成すれば、急な生産計画の変更が発生した場合にも、複数の段取りパターンデータの中に急な生産計画の変更に対応する段取りパターンデータがある場合には、急な生産計画の変更に対応する段取りパターンデータに基づいて台車をセット位置にセットするだけで、適切な段取りパターンデータを制御部により自動的に選択して基板の生産を行うことができる。
この場合、好ましくは、制御部は、複数の段取りパターンデータのうちのデフォルトの段取りパターンデータの段取りパターンとは異なる段取りパターンで台車がセットされている場合、複数の段取りパターンデータの中から、複数のセット部の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータを検索して選択する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、デフォルトの段取りパターンデータの段取りパターンとは異なる段取りパターンで台車がセットされている場合(作業者がセット位置を誤って台車をセットした場合、急な生産計画の変更によりセット位置が変更された場合など)に、デフォルトの段取りパターンデータ以外の段取りパターンデータを制御部により自動的に選択して基板の生産を行うことができる。
上記複数のセット部の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータを検索して選択する構成において、好ましくは、制御部は、複数のセット部の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータが見つからない場合、作業者に対して段取り未完了エラーを通知する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、作業者は、段取り未完了エラーの通知により、セット位置への台車の段取りが未完了であることを迅速に知ることができるので、未完了のセット位置への台車の段取りを迅速に行うことができる。
上記第1の局面による部品実装装置において、好ましくは、複数のセット部は、基板の搬送方向と直交する方向の一方側に配置された一方側セット部と、基板の搬送方向と直交する方向の他方側に配置された他方側セット部とを含み、制御部は、複数の段取りパターンデータの中から、一方側セット部または他方側セット部にセットされた台車のみにより基板を生産可能な段取りパターンデータを選択して基板の生産を開始するとともに、基板の生産の開始後に、台車が一方側セット部および他方側セット部の両方にセットされた場合、一方側セット部および他方側セット部の両方にセットされた台車により基板を生産可能な段取りパターンデータを選択して基板を生産する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、少ない段取り時間で基板の生産を開始することができるので、部品実装装置の稼働率を高めることができる。また、基板の生産の開始後に、台車が一方側セット部および他方側セット部の両方にセットされた場合には、一方側セット部および他方側セット部の両方にセットされた台車により基板を生産することができるので、基板の生産を効果的に継続することができる。
この発明の第2の局面による部品実装システムは、部品供給装置を配置可能な台車をセット可能な複数のセット部を含み、基板に部品を実装可能に構成された部品実装装置本体と、複数のセット部のうちいずれのセット部に台車をセットするかを示すセット位置情報と、台車上の部品の配置情報とのうちの少なくともセット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータを含基板の種類毎に設けられる基板の生産時に段取り状態の確認のために用いられる段取りデータを作成する制御を行う制御装置と、を備える。
この発明の第2の局面による部品実装システムでは、上記のように構成する。これにより、所定の種類の基板の生産に対して1つの段取りパターンデータしかないために、基板の生産時の台車の段取り位置の選択の余地がない場合と異なり、複数の段取りパターンデータの中から、所定の種類の基板の生産時に用いる段取りパターンデータを選択することができる。その結果、基板の生産時の台車のセット位置の自由度を高めることが可能な部品実装システムを提供することができる。
上記第2の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、制御装置は、各々に対応する部品の実装順序情報を有する複数の段取りパターンデータを含む、段取りデータを作成する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、複数の段取りパターンデータのうちのいずれの段取りパターンデータが選択された場合にも、選択された段取りパターンデータに適した実装順序情報を用いて基板に部品を実装することができる。その結果、複数の段取りパターンデータのうちのいずれの段取りパターンデータが選択された場合にも、基板に部品を迅速かつ確実に実装することができる。
上記第2の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、制御装置は、基板の種類名を示す親データと、親データに関連付けられた子データとしての複数の段取りパターンデータとを含む、段取りデータを作成する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、基板の種類名を示す親データにより基板の種類を容易に認識することができるとともに、親データに関連付けられた子データとして、所定の種類の基板の複数の段取りパターンデータを容易に認識することができる。
上記第2の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、制御装置は、生産する基板の種類の切り替え時に台車の交換による運転停止が発生しないように、基板の種類毎の複数の段取りパターンデータの中から段取りパターンデータを選択して、基板の生産計画を作成する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、基板の種類毎に1つの段取りパターンデータしかない場合と異なり、基板の種類毎に複数の段取りパターンデータの中から、段取りパターンデータを選択して基板の生産計画を作成することができるので、生産する基板の種類の切り替え時に台車の交換による運転停止が発生しない基板の生産計画を容易に作成することができる。その結果、生産する基板の種類の切り替え時に台車の交換による運転停止が発生することを抑制することができるので、部品実装装置の稼働率を高めることができる。
この場合、好ましくは、制御装置は、生産する基板の種類の切り替え時に台車の交換による運転停止が発生しないように、基板の種類の生産順序を変更しつつ、基板の種類毎の複数の段取りパターンデータの中から段取りパターンデータを選択して、基板の生産計画を作成する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、基板の種類の生産順序の変更により、基板の生産計画の自由度をより高めることができるので、生産する基板の種類の切り替え時に台車の交換による運転停止が発生しない基板の生産計画をより容易に作成することができる。その結果、生産する基板の種類の切り替え時に台車の交換による運転停止が発生することをより抑制することができるので、部品実装装置の稼働率をより高めることができる。
上記第2の局面による部品実装システムにおいて、好ましくは、制御装置は、生産する基板の種類の切り替え時に台車の交換による運転停止が発生したとしても基板の総生産時間が短くなるように、基板の種類毎の複数の段取りパターンデータの中から段取りパターンデータを選択して、基板の生産計画を作成する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、基板の総生産時間が短くなる基板の生産計画を容易に作成することができるので、部品実装装置の生産性を高めることができる。
本発明によれば、上記のように、基板の生産時の台車のセット位置の自由度を高めることが可能な部品実装装置および部品実装システムを提供することができる。
第1実施形態による部品実装システムを示す模式的な図である。 第1実施形態による部品実装装置を示す模式的な平面図である。 第1実施形態による部品実装装置の台車交換を説明するための模式図である。 第1実施形態による生産管理装置を示すブロック図である。 第1実施形態による部品実装システムの段取りデータを説明するための模式図である。 第1実施形態による子データの部品配置情報を説明するための模式図である。 第1実施形態による子データ選択処理を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態による生産管理装置を示すブロック図である。 基板の生産計画において停止段取りが必要な場合を説明するための模式図である。 第2実施形態による生産計画作成処理を説明するための模式図である。 第2実施形態による生産計画作成処理を説明するためのフローチャートである。 第3実施形態による生産管理装置を示すブロック図である。 第3実施形態による生産計画作成処理を説明するための模式図である。 第3実施形態による生産計画作成処理を説明するためのフローチャートである。 第4実施形態による生産管理装置を示すブロック図である。 基板の生産計画において無停止段取りができない場合を説明するための模式図である。 第4実施形態による生産計画作成処理を説明するための模式図である。 第4実施形態による生産計画作成処理を説明するためのフローチャートである。 図18に示すフローチャートの続きを示すフローチャートである。 第5実施形態による部品実装装置を示す模式的な平面図である。 第5実施形態による生産管理装置を示すブロック図である。 第5実施形態による子データを説明するための模式図である。 第5実施形態の変形例による部品実装装置を示す模式的な平面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照して、第1実施形態による部品実装システム100の構成について説明する。
(部品実装システムの構成)
部品実装システム100は、IC、トランジスタ、コンデンサおよび抵抗などの部品E(電子部品)を、プリント基板などの基板Pに実装して、部品Eが実装された基板Pを生産するシステムである。
図1に示すように、部品実装システム100は、基板Pの生産を行うための実装ライン200と、基板Pの生産の管理を行うための生産管理装置300とを備えている。なお、生産管理装置300は、特許請求の範囲の「制御装置」の一例である。
実装ライン200は、印刷装置200aと、部品実装装置200bと、リフロー前の検査装置200cと、リフロー炉200dと、リフロー後の検査装置200eとを備えている。なお、実装ライン200の装置構成は、図1に示す装置構成に限られるものではない。
実装ライン200では、印刷装置200aと、部品実装装置200bと、リフロー前の検査装置200cと、リフロー炉200dと、リフロー後の検査装置200eとは、上流側から下流側に向かって、この順に並んで配置されている。また、各装置の間には、それぞれ、装置間において基板Pを搬送して受け渡す受渡コンベア(図示せず)が配置されている。受渡コンベアは、基板Pを基板搬送方向(X方向)に搬送して、上流側の装置から下流側の装置に受け渡す。
印刷装置200aは、基板Pの生産作業として、はんだなどの接合材を基板Pにスクリーン印刷する印刷作業を行う。部品実装装置200bは、基板Pの生産作業として、部品Eを印刷装置200aにより印刷作業が行われた基板Pに実装する実装作業を行う。リフロー前の検査装置200cは、基板Pの検査作業として、部品実装装置200bにより実装作業が行われた基板Pを検査する検査作業を行う。リフロー炉200dは、基板Pの生産作業として、基板Pに印刷された接合材を溶融させて固化させることにより、部品Eをリフロー前の検査装置200cにより検査作業が行われた基板Pに接合するリフロー作業を行う。リフロー後の検査装置200eは、基板Pの検査作業として、リフロー炉200dによりリフロー作業が行われた基板Pを検査する検査作業を行う。
(部品実装装置の構成)
次に、図2を参照して、部品実装装置200bの構成について説明する。なお、以下の説明では、基板搬送方向に沿った方向をX方向とし、水平面内でX方向と直交する方向をY方向とし、X方向およびY方向に直交する上下方向をZ方向とする。また、部品実装装置200bは、特許請求の範囲の「部品実装装置本体」の一例である。
図2に示すように、部品実装装置200bは、基台201と、搬送部202と、ヘッドユニット203と、ヘッド水平移動機構部204と、部品撮像部205と、基板撮像部206と、制御部207と、通信部208とを備えている。
基台201は、部品実装装置200bにおいて各構成要素を配置する基礎となる台である。基台201上には、搬送部202、レール部242および部品撮像部205が設けられている。また、基台201内には、制御部207が設けられている。また、基台201には、部品Eを供給するテープフィーダ210を配置可能な台車220をセットするためのセット部211が複数(4つ)設けられている。具体的には、基台201には、Y方向の両側(Y1方向側およびY2方向側)に、2つずつ、セット部211が設けられている。なお、テープフィーダ210は、特許請求の範囲の「部品供給装置」の一例である。
テープフィーダ210は、基板Pに実装される部品Eを供給する装置である。具体的には、テープフィーダ210は、部品Eを収納する部品供給テープ(図示せず)を送ることにより、部品Eを供給するように構成されている。テープフィーダ210は、ヘッドユニット203による部品保持動作に応じて、部品供給テープを間欠的に送るように構成されている。
また、テープフィーダ210は、台車220上に複数並んで配置された状態で、セット部211に対してセットされるように構成されている。これにより、台車220に配置された複数のテープフィーダ210を一度に交換することができる。また、本実施形態では、図3に示すように、部品実装装置200bは、運転中(基板Pの生産中)に、運転(基板Pの生産)を停止させることなく、台車220を交換可能に構成されている。具体的には、部品実装装置200bは、基板Pの生産中に、未使用の台車220を別の台車220に交換可能に構成されている。これにより、所定の種類の基板Pの生産中に、運転を停止させることなく、所定の種類の基板Pよりも後に生産予定の種類の基板Pに用いる台車220をセットすることができる。すなわち、台車220の無停止段取りを行うことができる。なお、図3では、理解の容易化のために、部品実装装置200bを模式的に図示している。
図2に示すように、搬送部202は、実装前の基板Pを搬入し、基板搬送方向(X方向)に搬送し、実装後の基板Pを搬出するように構成されている。また、搬送部202は、搬入された基板Pを基板固定位置Paまで搬送するとともに、基板固定位置Paにおいて基板固定機構(図示せず)により固定するように構成されている。また、搬送部202は、一対の搬送ベルト221を含んでいる。搬送部202は、一対の搬送ベルト221により、基板Pの幅方向(Y方向)の両端をそれぞれ下側(Z2方向側)から支持した状態で、基板Pを基板搬送方向に搬送するように構成されている。
ヘッドユニット203は、部品実装用のヘッドユニットである。ヘッドユニット203は、基板固定位置Paにおいて固定された基板Pに部品Eを実装する。ヘッドユニット203は、複数(5つ)のヘッド231(実装ヘッド)を含む。ヘッド231の先端には、部品Eを保持(吸着)するためのノズル(図示せず)が装着されている。ヘッド231は、負圧供給部(図示せず)から供給された負圧により、ノズルに部品Eを保持(吸着)可能に構成されている。また、ヘッド231は、部品Eを保持するためかまたは保持された部品Eを実装するための下降位置と、保持された部品Eを基板Pに搬送するための上昇位置との間で、上下方向に移動可能に構成されている。
ヘッド水平移動機構部204は、ヘッドユニット203を水平方向(X方向およびY方向)に移動させるように構成されている。ヘッド水平移動機構部204は、ヘッドユニット203をX方向に移動可能に支持する支持部241と、支持部241をY方向に移動可能に支持するレール部242とを含む。支持部241は、X方向に延びるボールねじ軸241aと、ボールねじ軸241aを回転させるX軸モータ241bとを有する。ヘッドユニット203には、支持部241のボールねじ軸241aと係合するボールナット(図示せず)が設けられている。ヘッドユニット203は、X軸モータ241bによりボールねじ軸241aが回転されることにより、ボールねじ軸241aと係合するボールナットとともに、支持部241に沿って基板搬送方向に移動可能に構成されている。
レール部242は、支持部241のX方向の両端部をY方向に移動可能に支持する一対のガイドレール242aと、Y方向に延びるボールねじ軸242bと、ボールねじ軸242bを回転させるY軸モータ242cとを有する。支持部241には、レール部242のボールねじ軸242bと係合するボールナット(図示せず)が設けられている。支持部241は、Y軸モータ242cによりボールねじ軸242bが回転されることにより、ボールねじ軸242bと係合するボールナットとともに、レール部242の一対のガイドレール242aに沿ってY方向に移動可能に構成されている。
ヘッド水平移動機構部204の支持部241およびレール部242により、ヘッドユニット203は、基台201上を水平方向に移動可能に構成されている。これにより、ヘッドユニット203のヘッド231は、テープフィーダ210の上方に移動して、テープフィーダ210から供給される部品Eを保持(吸着)可能である。また、ヘッドユニット203のヘッド231は、基板固定位置Paにおいて固定された基板Pの上方に移動して、保持(吸着)された部品Eを基板Pに実装可能である。
部品撮像部205は、部品認識用のカメラである。部品撮像部205は、ヘッドユニット203のヘッド231による部品Eの基板Pへの搬送中に、ヘッド231のノズルに保持(吸着)された部品Eを撮像する。部品撮像部205は、基台201の上面上に固定されており、部品Eの下側(Z2方向側)から、ヘッド231のノズルに保持(吸着)された部品Eを撮像する。部品撮像部205による部品Eの撮像画像に基づいて、制御部207は、部品Eの保持状態(回転姿勢およびヘッド231に対する保持位置)を取得(認識)する。
基板撮像部206は、基板認識用のカメラである。基板撮像部206は、ヘッドユニット203のヘッド231による基板Pへの部品Eの実装開始前に、基板固定位置Paにおいて固定された基板Pにおいて、基板Pの上面に付された位置認識マークF(フィデューシャルマーク)を上方から撮像する。位置認識マークFは、基板Pの位置を認識するためのマークである。基板撮像部206による位置認識マークFの撮像画像に基づいて、制御部207は、基板固定位置Paにおいて固定された基板Pの正確な位置および姿勢を取得(認識)する。また、基板撮像部206は、ヘッドユニット203に取り付けられている。基板撮像部206は、ヘッドユニット203と共に、水平方向に移動可能に構成されている。
制御部207は、部品実装装置200bの動作を制御する制御回路である。制御部207は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)を含んでいる。制御部207は、生産プログラムに基づいて、搬送部202、テープフィーダ210、X軸モータ241bおよびY軸モータ242cなどを制御することにより、ヘッドユニット203により基板Pに部品Eを実装させて、基板Pを生産する制御を行うように構成されている。
通信部208は、情報の通信を行うためのインターフェースである。通信部208は、部品実装装置200bと、部品実装システム100の他の装置(印刷装置200a、リフロー前の検査装置200c、リフロー炉200d、リフロー後の検査装置200e、生産管理装置300)とを通信可能に接続する。
(生産管理装置の構成)
次に、図4を参照して、生産管理装置300の構成について説明する。
生産管理装置300は、部品実装装置200bにおける部品配置の段取りを支援するための装置である。生産管理装置300は、たとえば、各種の演算を行うことが可能に構成されたパーソナルコンピュータである。
図3に示すように、生産管理装置300は、操作部301と、表示部302と、通信部303と、記憶部304と、制御部305とを備えている。
操作部301は、マウスやキーボードなどを含み、ユーザによる操作を受け付けるように構成されている。表示部302は、たとえば液晶モニタを含み、部品配置の段取りの演算結果などの情報を表示する。通信部303は、情報の通信を行うためのインターフェースである。通信部303は、生産管理装置300と、部品実装システム100の他の装置(印刷装置200a、部品実装装置200b、リフロー前の検査装置200c、リフロー炉200d、リフロー後の検査装置200e)とを通信可能に接続する。
記憶部304は、たとえばフラッシュメモリを含む記憶媒体であり、情報を記憶可能に構成されている。記憶部304には、部品配置の段取りの演算結果(後述する段取りデータ310など)が記憶されている。制御部305は、生産管理装置300の動作を制御する制御回路である。制御部305は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)を含んでいる。
制御部305は、作業者が基板Pの生産に先立って部品実装装置200bの複数のセット部211に対して台車220をセットする段取り(前段取り)を行うための段取りデータ310を作成する制御を行うように構成されている。段取りデータ310は、複数のセット部211に対する台車220のセット位置と、セット位置にセットされる台車220上の部品Eの配置とを示すデータである。制御部305は、生産予定の基板Pの種類毎(品種毎)に、段取りデータ310を作成する制御を行うように構成されている。たとえば、生産予定の基板Pの種類(品種)が3つである場合、制御部305により、3つの段取りデータ310が作成される。そして、段取りデータ310に基づいて、作業者により、基板Pの生産に先立って台車220の段取りが行われる。
(段取りデータ)
ここで、第1実施形態では、図5および図6に示すように、生産管理装置300の制御部305は、複数のセット部211に対する台車220のセット位置情報(図5参照)と、台車220上の部品Eの配置情報(図6参照)とのうちの少なくともセット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータ311を含む、所定の種類の基板Pの生産時の段取りデータ310を作成する制御を行うように構成されている。セット位置情報は、複数のセット部211のうちどのセット位置(セット部211)に台車220をセットするかを示す情報である。また、部品Eの配置情報は、台車220上のテープフィーダ210のセット位置毎の部品Eの種類を示す情報である。なお、部品Eの配置情報は、複数の段取りパターンデータ311において、互いに異なっていてもよいし、互いに同じであってもよい。部品Eの配置情報が、複数の段取りパターンデータ311において互いに同じである場合、複数の段取りパターンデータ311のいずれを用いたとしても同様の生産効率を得ることができる。また、図5では、理解の容易化のために、複数のセット部211に対する台車220のセット位置をハッチングにより図示している。
また、複数の段取りパターンデータ311は、デフォルトの段取りパターンデータ311と、デフォルトではない段取りパターンデータ311とを含んでいる。デフォルトの段取りパターンデータ311は、予め決められた基準に従って、設定することができる。たとえば、複数の段取りパターンデータ311のうち、最も生産効率の高い段取りパターンデータ311を、デフォルトの段取りパターンデータ311に設定することができる。
また、複数の段取りパターンデータ311は、各々に対応する台車220のセット位置情報および部品Eの配置情報に加えて、各々に対応する部品Eの実装順序情報を有している。すなわち、生産管理装置300の制御部305は、各々に対応する部品Eの実装順序情報を有する複数の段取りパターンデータ311を含む、段取りデータ310を作成する制御を行うように構成されている。部品Eの実装順序情報は、セット位置情報に基づくセット位置に台車220がセットされ、かつ、台車220上において部品Eの配置情報に基づく配置位置に部品Eが配置された場合の、部品Eの実装順序を示す情報である。部品Eの実装順序情報は、段取りパターンデータ311毎に最適化されている。
また、生産管理装置300の制御部305は、基板Pの種類名を示す親データ312と、親データ312に関連付けられた子データとしての複数の段取りパターンデータ311とを含む、段取りデータ310を作成する制御を行うように構成されている。
また、第1実施形態では、部品実装装置200bの制御部207は、複数のセット部211に対する台車220のセット位置情報(図5参照)と、台車220上の部品Eの配置情報(図6参照)とのうちの少なくともセット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータ311を含む、所定の種類の基板Pの生産時の段取りデータ310から、所定の段取りパターンデータ311を選択する制御を行うように構成されている。
具体的には、部品実装装置200bの制御部207は、複数の段取りパターンデータ311の中から、複数のセット部211の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータ311を検索して選択する制御を行うように構成されている。より具体的には、部品実装装置200bの制御部207は、複数の段取りパターンデータ311のうちのデフォルトの段取りパターンデータ311の段取りパターンとは異なる段取りパターンで台車220がセットされている場合、複数のセット部211の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータ311を検索して選択する制御を行うように構成されている。また、部品実装装置200bの制御部207は、複数のセット部211の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータ311が見つからない場合、作業者に対して段取り未完了エラーを通知する制御を行うように構成されている。
(子データ選択処理)
次に、図7を参照して、第1実施形態の部品実装装置200bによる子データ選択処理をフローチャートに基づいて説明する。フローチャートの各処理は、部品実装装置200bの制御部207により行われる。
図7に示すように、まず、ステップS101において、基板Pの生産に先立って基板Pの種類が選択される。なお、基板Pの種類の選択は、作業者(ユーザ)により行われてもよいし、制御部207により自動的に行われてもよい。ステップS101では、段取りデータ310の親データ312が選択される。
そして、ステップS102において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在するか否かが検出される。未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在することが検出された場合、ステップS103に進む。
そして、ステップS103において、段取り状態の確認を行う子データ(段取りパターンデータ311)が選択される。なお、1回目のステップS103では、段取り状態の確認を行う子データ(段取りパターンデータ311)として、デフォルトの段取りパターンデータ311が選択される。
そして、ステップS104において、全ての部品Eの段取りがOKであるか否かが検出される。すなわち、ステップS104では、複数のセット部211の現在の段取り状態の部品配置と、ステップS103において選択された子データ(段取りパターンデータ311)の部品配置とが一致するか否かが検出される。
なお、複数のセット部211の現在の段取り状態の部品配置は、たとえば、セット部211にセットされたテープフィーダ210から、テープフィーダ210に関連付けられた部品EのID(識別情報)を取得することにより、取得することができる。
ステップS104において、全ての部品Eの段取りがOKであることが検出された場合、ステップS105に進む。
そして、ステップS105において、子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。その後、子データ選択処理が終了されて、基板Pの生産が開始される。基板Pの生産では、採用された子データ(段取りパターンデータ311)の部品Eの実装順序情報に基づいて、基板Pに対する実装動作が行われる。
また、ステップS104において、全ての部品Eの段取りがOKではない(いずれかの部品Eの段取りがNGである)ことが検出された場合、ステップS102に進む。そして、次の未検索の子データ(段取りパターンデータ311)に対して、ステップS103およびS104の処理が行われる。
また、ステップS102において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在しないことが検出された場合、ステップS106に進む。すなわち、複数の子データ(段取りパターンデータ311)の中に、複数のセット部211の現在の段取り状態の部品配置と一致する子データ(段取りパターンデータ311)が存在しない場合、ステップS106に進む。
そして、ステップS106において、デフォルトの子データ(段取りパターンデータ311)が、仮の段取りパターンデータ311として採用される。
そして、ステップS107において、作業者に対して段取り未完了エラーが通知される。その後、子データ選択処理が終了されて、作業者による台車220の再段取りが行われる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、複数のセット部211に対する台車220のセット位置情報と、台車220上の部品Eの配置情報とのうちの少なくともセット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータ311を含む、所定の種類の基板Pの生産時の段取りデータ310を作成する制御を行う生産管理装置300を設ける。また、複数のセット部211に対する台車220のセット位置情報と、台車220上の部品Eの配置情報とのうちの少なくともセット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータ311を含む、所定の種類の基板Pの生産時の段取りデータ310から、所定の段取りパターンデータ311を選択する制御を行う制御部207を設ける。これにより、所定の種類の基板Pの生産に対して1つの段取りパターンデータ311しかないために、基板Pの生産時の台車220の段取り位置の選択の余地がない場合と異なり、複数の段取りパターンデータ311の中から、所定の種類の基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311を選択することができる。その結果、基板Pの生産時の台車220のセット位置の自由度を高めることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、生産管理装置300を、各々に対応する部品Eの実装順序情報を有する複数の段取りパターンデータ311を含む、段取りデータ310を作成する制御を行うように構成する。これにより、複数の段取りパターンデータ311のうちのいずれの段取りパターンデータ311が選択された場合にも、選択された段取りパターンデータ311に適した実装順序情報を用いて基板Pに部品Eを実装することができる。その結果、複数の段取りパターンデータ311のうちのいずれの段取りパターンデータ311が選択された場合にも、基板Pに部品Eを迅速かつ確実に実装することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、生産管理装置300を、基板Pの種類名を示す親データ312と、親データ312に関連付けられた子データとしての複数の段取りパターンデータ311とを含む、段取りデータ310を作成する制御を行うように構成する。これにより、基板Pの種類名を示す親データ312により基板Pの種類を容易に認識することができるとともに、親データ312に関連付けられた子データとして、所定の種類の基板Pの複数の段取りパターンデータ311を容易に認識することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部207を、複数の段取りパターンデータ311の中から、複数のセット部211の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータ311を検索して選択する制御を行うように構成する。これにより、作業者が生産計画で定められたセット位置以外の誤ったセット位置に台車220をセットした場合にも、複数の段取りパターンデータ311の中に誤ってセットしたセット位置に対応する段取りパターンデータ311がある場合には、誤ってセットしたセット位置に対応する段取りパターンデータ311を制御部207により自動的に選択して基板Pの生産を行うことができる。その結果、台車220の誤セットに起因して運転停止が発生することを抑制することができる。
また、上記のように構成することにより、急な生産計画の変更が発生した場合にも、複数の段取りパターンデータ311の中に急な生産計画の変更に対応する段取りパターンデータ311がある場合には、急な生産計画の変更に対応する段取りパターンデータ311に基づいて台車220をセット位置にセットするだけで、適切な段取りパターンデータ311を制御部207により自動的に選択して基板Pの生産を行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部207を、複数の段取りパターンデータ311のうちのデフォルトの段取りパターンデータ311の段取りパターンとは異なる段取りパターンで台車220がセットされている場合、複数の段取りパターンデータ311の中から、複数のセット部211の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータ311を検索して選択する制御を行うように構成する。これにより、デフォルトの段取りパターンデータ311の段取りパターンとは異なる段取りパターンで台車220がセットされている場合(作業者がセット位置を誤って台車220をセットした場合、急な生産計画の変更によりセット位置が変更された場合など)に、デフォルトの段取りパターンデータ311以外の段取りパターンデータ311を制御部207により自動的に選択して基板Pの生産を行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部207を、複数のセット部211の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータ311が見つからない場合、作業者に対して段取り未完了エラーを通知する制御を行うように構成する。これにより、作業者は、段取り未完了エラーの通知により、セット位置への台車220の段取りが未完了であることを迅速に知ることができるので、未完了のセット位置への台車220の段取りを迅速に行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図8~図11を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、生産管理装置が無停止段取り可能な生産計画を作成する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(生産管理装置の構成)
第2実施形態による生産管理装置300aは、図8に示すように、制御部305aを備える点で、上記第1実施形態の生産管理装置300と相違する。なお、生産管理装置300aは、特許請求の範囲の「制御装置」の一例である。
ここで、図9に示すように、基板Pの種類毎に生産順序が決まっている場合、基板Pの種類毎にデフォルトの段取りパターンデータ311のみを選択して、基板Pの生産計画を作成すると、部品実装装置200bの運転を停止させずに台車220の段取りを行う無停止段取りが行えずに、部品実装装置200bの運転を停止させて台車220の段取りを行う停止段取りが発生する場合がある。停止段取りが発生すると、部品実装装置200bの運転を停止する必要があるため、部品実装装置200bの稼働率が低下する。図9に示す例では、種類1から種類2および種類3から種類4への基板Pの生産の切り替え時に、台車220のセット位置が互いに重なるため、停止段取りを行う必要がある。一方、図9に示す例では、種類2から種類3への基板Pの生産の切り替え時には、台車220のセット位置が互いに重ならないため、無停止段取りを行うことが可能である。
そこで、第2実施形態では、図10に示すように、生産管理装置300aの制御部305aは、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生しないように、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成されている。具体的には、生産管理装置300aの制御部305aは、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220のセット位置が互いに重ならないように、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成されている。
図10では、種類1、2、3および4の順に基板Pを生産する例を図示している。この例において、種類1の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、デフォルトの段取りパターンデータ311が選択されている。また、種類2の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、種類1の基板Pの段取りパターンデータ311の台車220のセット位置と重ならない台車220のセット位置を有する段取りパターンデータ311が選択されている。また、種類3の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、種類2の基板Pの段取りパターンデータ311の台車220のセット位置と重ならない台車220のセット位置を有する段取りパターンデータ311が選択されている。また、種類4の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、種類3の基板Pの段取りパターンデータ311の台車220のセット位置と重ならない台車220のセット位置を有する段取りパターンデータ311が選択されている。これらの結果、種類1から種類2、種類2から種類3、および、種類3から種類4への基板Pの生産の切り替え時のいずれにおいても、台車220のセット位置が互いに重ならないため、無停止段取りを行うことが可能である。
(生産計画作成処理)
次に、図11を参照して、第2実施形態の生産管理装置300aによる生産計画作成処理をフローチャートに基づいて説明する。フローチャートの各処理は、生産管理装置300aの制御部305aにより行われる。
図11に示すように、まず、ステップS201において、基板Pの種類が選択される。なお、1回目のステップS201では、生産順序が1番目の基板Pの種類が選択される。また、ステップS201では、段取りデータ310の親データ312が選択される。
そして、ステップS202において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在するか否かが検出される。未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在することが検出された場合、ステップS203に進む。
そして、ステップS203において、子データ(段取りパターンデータ311)が選択される。なお、基板Pの種類毎の1回目のステップS203では、子データ(段取りパターンデータ311)として、デフォルトの段取りパターンデータ311が選択される。
そして、ステップS204において、無停止段取りが可能であるか否かが検出される。すなわち、ステップS204では、ステップS201において選択された基板Pの種類と、その基板Pに対して生産順序が1つ前の基板Pの種類との切り替え時に台車220のセット位置が互いに重ならないか否かが検出される。ステップS204において、無停止段取りができないことが検出された場合、ステップS202に進む。そして、次の未検索の子データ(段取りパターンデータ311)に対して、ステップS203およびS204の処理が行われる。また、ステップS204において、無停止段取りが可能であることが検出された場合、ステップS205に進む。
そして、ステップS205において、子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。
そして、ステップS206において、作業者に対して無停止段取りが指示される。ステップS206では、たとえば、生産管理装置300aの表示部302に無停止段取りの指示を表示することにより、作業者に対して無停止段取りが指示される。その後、ステップS207に進む。
また、ステップS202において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在しないことが検出された場合、ステップS208に進む。すなわち、複数の子データ(段取りパターンデータ311)の中に、無停止段取り可能な子データ(段取りパターンデータ311)が存在しない場合、ステップS208に進む。
そして、ステップS208において、デフォルトの子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。
そして、ステップS209において、作業者に対して停止段取りが指示される。ステップS209では、たとえば、生産管理装置300aの表示部302に停止段取りの指示を表示することにより、作業者に対して停止段取りが指示される。その後、ステップS207に進む。
そして、ステップS207において、次の基板Pの種類が存在するか否かが検出される。ステップS207において、次の基板Pの種類が存在することが検出された場合、ステップS201に進む。そして、次の基板Pの種類に対して、ステップS202~S209の処理が適宜行われる。また、ステップS207において、次の基板Pの種類が存在しないことが検出された場合、生産計画作成処理が終了される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、生産管理装置300aを、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生しないように、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成する。これにより、基板Pの種類毎に1つの段取りパターンデータ311しかない場合と異なり、基板Pの種類毎に複数の段取りパターンデータ311の中から、段取りパターンデータ311を選択して基板Pの生産計画を作成することができるので、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生しない基板Pの生産計画を容易に作成することができる。その結果、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生することを抑制することができるので、部品実装装置200bの稼働率を高めることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、図12~図14を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、上記第2実施形態とは異なり、生産管理装置が停止段取りが発生したとしても基板の総生産時間が短くなる生産計画を作成する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(生産管理装置の構成)
第3実施形態による生産管理装置300bは、図12に示すように、制御部305bを備える点で、上記第1実施形態の生産管理装置300と相違する。なお、生産管理装置300bは、特許請求の範囲の「制御装置」の一例である。
ここで、図13に示すように、無停止段取りを行うよりも停止段取りを行った方が、基板Pの総生産時間が短くなる場合がある。図13に示す例では、種類1から種類2への基板Pの生産の切り替え時には、無停止段取りを行うよりも停止段取りを行った方が、基板Pの総生産時間が短いため、停止段取りが選択されている。一方、図13に示す例では、種類2から種類3への基板Pの生産の切り替え時には、停止段取りを行うよりも無停止段取りを行った方が、基板Pの総生産時間が短いため、無停止段取りが選択されている。
そこで、第3実施形態では、生産管理装置300bの制御部305bは、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生したとしても基板Pの総生産時間が短くなるように、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成されている。具体的には、生産管理装置300bの制御部305bは、停止段取り時の基板Pの生産時間が無停止段取り時の基板Pの生産時間よりも短い場合、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から、停止段取りになる段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成されている。また、生産管理装置300bの制御部305bは、無停止段取り時の基板Pの生産時間が停止段取り時の基板Pの生産時間よりも短い場合、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から、無停止段取りになる段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成されている。
(生産計画作成処理)
次に、図14を参照して、第3実施形態の生産管理装置300bによる生産計画作成処理をフローチャートに基づいて説明する。フローチャートの各処理は、生産管理装置300bの制御部305bにより行われる。
図14に示すように、まず、ステップS301において、基板Pの種類が選択される。なお、1回目のステップS301では、生産順序が1番目の基板Pの種類が選択される。また、ステップS301では、段取りデータ310の親データ312が選択される。
そして、ステップS302において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在するか否かが検出される。未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在することが検出された場合、ステップS303に進む。
そして、ステップS303において、子データ(段取りパターンデータ311)が選択される。なお、基板Pの種類毎の1回目のステップS303では、子データ(段取りパターンデータ311)として、デフォルトの段取りパターンデータ311が選択される。
そして、ステップS304において、CT(サイクルタイム)推定結果が取得される。なお、CT(サイクルタイム)とは、ステップS303において選択された子データ(段取りパターンデータ311)を用いた場合の、1枚の基板Pの生産(実装)に要する時間を意味している。
そして、ステップS305において、無停止段取りが可能であるか否かが検出される。ステップS305において、無停止段取りが可能であることが検出された場合、ステップS307に進む。また、無停止段取りができないことが検出された場合、ステップS306に進む。
そして、ステップS306において、CT推定結果に対して、停止段取りを行う場合の予想段取り時間が加算される。
そして、ステップS307において、CT推定結果が記憶部304に一時保存される。なお、ステップS307では、ステップS306を経由していない場合(すなわち、無停止段取りを行う場合)、予想段取り時間を含まないCT推定結果が記憶部304に一時保存される。また、ステップS307では、ステップS306を経由している場合(すなわち、停止段取りを行う場合)、予想段取り時間を含むCT推定結果が記憶部304に一時保存される。
そして、ステップS302に進み、次の未検索の子データ(段取りパターンデータ311)に対して、ステップS303~S307の処理が適宜行われる。
そして、ステップS302において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在しないことが検出された場合、ステップS308に進む。すなわち、全ての子データ(段取りパターンデータ311)のCT推定結果が取得された場合、ステップS308に進む。
そして、ステップS308において、複数の子データ(段取りパターンデータ311)のうち、CT推定結果で示す時間が最も短い子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。すなわち、ステップS308では、停止段取りになる子データ(段取りパターンデータ311)のCT推定結果で示す時間が最も短い場合、停止段取りになる子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。また、ステップS308では、無停止段取りになる子データ(段取りパターンデータ311)のCT推定結果で示す時間が最も短い場合、無停止段取りになる子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。
そして、ステップS309において、作業者に対して、停止段取りかまたは無停止段取りが指示される。
そして、ステップS310において、次の基板Pの種類が存在するか否かが検出される。ステップS310において、次の基板Pの種類が存在することが検出された場合、ステップS301に進む。そして、次の基板Pの種類に対して、ステップS302~S309の処理が適宜行われる。また、ステップS310において、次の基板Pの種類が存在しないことが検出された場合、生産計画作成処理が終了される。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、生産管理装置300bを、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生したとしても基板Pの総生産時間が短くなるように、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成する。これにより、基板Pの総生産時間が短くなる基板Pの生産計画を容易に作成することができるので、部品実装装置200bの生産性を高めることができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
次に、図15~図19を参照して、第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、上記第2実施形態とは異なり、生産管理装置が基板の種類の生産順序を変更しつつ無停止段取り可能な生産計画を作成する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(生産管理装置の構成)
第4実施形態による生産管理装置300cは、図15に示すように、制御部305cを備える点で、上記第1実施形態の生産管理装置300と相違する。なお、生産管理装置300cは、特許請求の範囲の「制御装置」の一例である。
ここで、図16に示すように、基板Pの種類毎に生産順序が決まっている場合、基板Pの種類の切り替え時に、台車220のセット位置が必ず互いに重なる場合がある。この場合、台車220のセット位置が必ず互いに重なる基板Pの種類の切り替え時には、停止段取りが必ず発生するため、無停止段取りを行うことができない。図16に示す例では、種類1から種類2への基板Pの生産の切り替え時には、台車220のセット位置が必ず互いに重なるため、無停止段取りを行うことができない。なお、図16に示す例では、種類2から種類3および種類3から種類4への基板Pの生産の切り替え時には、段取りパターンデータ311の選択によっては、台車220のセット位置が互いに重ならない場合もあるため、無停止段取りを行うことが可能である。
一方、基板Pの種類の生産順序が決まっている場合でも、基板Pの種類の生産順序を変更可能な場合がある。この場合、基板Pの種類の生産順序を変更することにより、無停止段取りを行うことが可能な場合がある。
そこで、第4実施形態では、図17に示すように、生産管理装置300cの制御部305cは、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生ないように、基板Pの種類の生産順序を変更しつつ、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成されている。具体的には、生産管理装置300cの制御部305cは、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220のセット位置が互いに重なる場合、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220のセット位置が互いに重ならないように、基板Pの種類の生産順序を変更しつつ、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成されている。
図17では、種類1、2、3および4の順であった、基板Pの種類の生産順序を、種類1、3、2および4の順に変更して基板Pを生産する例を図示している。この例において、基板Pの種類の生産順序を変更せずに、種類1、2の順に基板Pを生産する場合、種類1から種類2への基板Pの生産の切り替え時には、台車220のセット位置が必ず互いに重なるため、無停止段取りを行うことができない。一方、基板Pの種類の生産順序を変更して、種類1、3の順に基板Pを生産する場合、種類1から種類3への基板Pの生産の切り替え時には、段取りパターンデータ311の選択によっては、台車220のセット位置が互いに重ならない場合もあるため、無停止段取りを行うことが可能である。
図17に示す例では、種類1の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、デフォルトの段取りパターンデータ311が選択されている。また、種類3の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、種類1の基板Pの段取りパターンデータ311の台車220のセット位置と重ならない台車220のセット位置を有する段取りパターンデータ311が選択されている。また、種類2の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、種類3の基板Pの段取りパターンデータ311の台車220のセット位置と重ならない台車220のセット位置を有する段取りパターンデータ311が選択されている。また、種類4の基板Pの4つの段取りパターンデータ311の中から、種類2の基板Pの段取りパターンデータ311の台車220のセット位置と重ならない台車220のセット位置を有する段取りパターンデータ311が選択されている。これらの結果、種類1から種類3、種類3から種類2、および、種類2から種類4への基板Pの生産の切り替え時のいずれにおいても、台車220のセット位置が互いに重ならないため、無停止段取りを行うことが可能である。
(生産計画作成処理)
次に、図18および図19を参照して、第4実施形態の生産管理装置300cによる生産計画作成処理をフローチャートに基づいて説明する。フローチャートの各処理は、生産管理装置300cの制御部305cにより行われる。
図18に示すように、まず、ステップS401において、基板Pの種類が選択される。なお、1回目のステップS401では、生産順序が1番目の基板Pの種類が選択される。また、ステップS401では、段取りデータ310の親データ312が選択される。
そして、ステップS402において、スキップされた基板Pの種類が存在するか否かが検出される。なお、基板Pの種類のスキップについては、後述する。ステップS402において、スキップされた基板Pの種類が存在することが検出された場合、ステップS405に進む。また、ステップS402において、スキップされた基板Pの種類が存在しないことが検出された場合、ステップS403に進む。
そして、ステップS403において、スキップされた基板Pの種類が前回と同じ種類であるか否かが検出される。ステップS403において、スキップされた基板Pの種類が前回と同じ種類であることが検出された場合、ステップS405に進む。また、ステップS403において、スキップされた基板Pの種類が前回と同じ種類ではないことが検出された場合、ステップS404に進む。
そして、ステップS404において、選択された基板Pの種類が最初にスキップされた基板Pの種類に差し替えられる。すなわち、ステップS404では、最初にスキップされた基板Pの種類が選択される。そして、ステップS405に進む。
そして、図19に示すように、ステップS405において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在するか否かが検出される。未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在することが検出された場合、ステップS406に進む。
そして、ステップS406において、子データ(段取りパターンデータ311)が選択される。なお、基板Pの種類毎の1回目のステップS406では、子データ(段取りパターンデータ311)として、デフォルトの段取りパターンデータ311が選択される。
そして、ステップS407において、無停止段取りが可能であるか否かが検出される。ステップS407において、無停止段取りができないことが検出された場合、ステップS405に進む。そして、次の未検索の子データ(段取りパターンデータ311)に対して、ステップS406およびS407の処理が行われる。また、ステップS407において、無停止段取りが可能であることが検出された場合、ステップS408に進む。
そして、ステップS408において、子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。
そして、ステップS409において、作業者に対して無停止段取りが指示される。その後、ステップS414に進む。
また、ステップS405において、未検索の子データ(段取りパターンデータ311)が存在しないことが検出された場合、ステップS410に進む。すなわち、複数の子データ(段取りパターンデータ311)の中に、無停止段取り可能な子データ(段取りパターンデータ311)が存在しない場合、ステップS410に進む。
そして、ステップS410において、基板Pの種類の生産順序が変更可能であるか否かが検出される。ステップS410では、たとえば、予め作業者(ユーザ)により入力されている基板Pの種類の生産順序の変更可否情報に基づいて、基板Pの種類の生産順序が変更可能であるか否かが検出される。なお、ステップS410では、生産順序が最後である基板Pの種類に対して検出を行う場合、および、スキップされた基板Pの種類しか残されていない場合には、基板Pの種類の生産順序が変更可能でないことが検出される。
ステップS410において、基板Pの種類の生産順序が変更可能でないことが検出された場合、ステップS411に進む。
そして、ステップS411において、デフォルトの子データ(段取りパターンデータ311)が基板Pの生産時に用いる段取りパターンデータ311として採用される。
そして、ステップS412において、作業者に対して停止段取りが指示される。その後、ステップS414に進む。
また、ステップS410において、基板Pの種類の生産順序が変更可能であることが検出された場合、ステップS413に進む。
そして、ステップS413において、基板Pの種類がスキップされる。
そして、ステップS414において、次の基板Pの種類が存在するか否かが検出される。ステップS414において、次の基板Pの種類が存在することが検出された場合、ステップS401に進む。そして、次の基板Pの種類に対して、ステップS402~S413の処理が適宜行われる。また、ステップS414において、次の基板Pの種類が存在しないことが検出された場合、生産計画作成処理が終了される。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態の効果)
第4実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第4実施形態では、上記のように、生産管理装置300cを、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生しないように、基板Pの種類の生産順序を変更しつつ、基板Pの種類毎の複数の段取りパターンデータ311の中から段取りパターンデータ311を選択して、基板Pの生産計画を作成する制御を行うように構成する。これにより、基板Pの種類の生産順序の変更により、基板Pの生産計画の自由度をより高めることができるので、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生しない基板Pの生産計画をより容易に作成することができる。その結果、生産する基板Pの種類の切り替え時に台車220の交換による運転停止が発生することをより抑制することができるので、部品実装装置200bの稼働率をより高めることができる。
なお、第4実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第5実施形態]
次に、図20~図22を参照して、第5実施形態について説明する。この第5実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、部品実装装置が運転中に段取りパターンデータを切り替える例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(部品実装装置の構成)
第5実施形態による部品実装装置200fは、図20に示すように、搬送部202aと、2つのヘッドユニット203aおよび203bと、ヘッド水平移動機構部204aと、制御部207aとを備える点で、上記第1実施形態の部品実装装置200bと相違する。なお、部品実装装置200fは、特許請求の範囲の「部品実装装置本体」の一例である。
搬送部202aの基本的な構成は、上記第1実施形態の搬送部202と同様であるため、相違点のみを説明する。搬送部202aは、単一の実装ステージ202bを含んでいる。実装ステージ202bは、基板固定機構(図示せず)により基板Pを固定可能に構成されている。
ヘッドユニット203aおよび203bの基本的な構成は、上記第1実施形態のヘッドユニット203と同様であるため、相違点のみを説明する。ヘッドユニット203aは、ヘッドユニット203bに対してY2方向側に設けられている。ヘッドユニット203bは、ヘッドユニット203aに対してY1方向側に設けられている。ヘッドユニット203aおよび203bは、実装ステージ202bにおいて固定された基板Pに部品Eを実装する。
ヘッド水平移動機構部204aの基本的な構成は、上記第1実施形態のヘッド水平移動機構部204と同様であるため、相違点のみを説明する。ヘッド水平移動機構部204aは、ヘッドユニット203aおよび203bを互いに独立して水平方向(X方向およびY方向)に移動させるように構成されている。ヘッド水平移動機構部204aは、ヘッドユニット203aをX方向に移動可能に支持する支持部241cと、ヘッドユニット203bをX方向に移動可能に支持する支持部241dと、支持部241cおよび241bをY方向に移動可能に支持するレール部242dとを含む。ヘッドユニット203aおよび支持部241cは、一方側の実装テーブルを構成している。また、ヘッドユニット203bおよび支持部241dは、他方側の実装テーブルを構成している。
また、第5実施形態では、基板Pの搬送方向と直交する方向の一方側(Y2方向側)に配置された2つのセット部211を、一方側セット部211aと称するとともに、基板Pの搬送方向と直交する方向の他方側(Y1方向側)に配置された2つのセット部211を、他方側セット部211bと称する。第5実施形態では、複数のセット部211は、一方側セット部211aと、他方側セット部211bとを含む。
ヘッドユニット203aは、一方側セット部211aにセットされた台車220上のテープフィーダ210から供給される部品Eを保持(吸着)して、実装ステージ202bにおいて固定された基板Pに部品Eを実装するように構成されている。また、ヘッドユニット203bは、他方側セット部211bにセットされた台車220上のテープフィーダ210から供給される部品Eを保持(吸着)して、実装ステージ202bにおいて固定された基板Pに部品Eを実装するように構成されている。
(生産管理装置の構成)
第5実施形態による生産管理装置300dは、図21に示すように、制御部305dを備える点で、上記第1実施形態の生産管理装置300と相違する。なお、生産管理装置300dは、特許請求の範囲の「制御装置」の一例である。
第5実施形態では、図22に示すように、生産管理装置300dの制御部305dは、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bにセットされた台車220のみにより基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311と、一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた台車220により基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311とを含む、段取りデータ310を作成する制御を行うように構成されている。すなわち、生産管理装置300dの制御部305dは、ヘッドユニット203aまたはヘッドユニット203bのみにより基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311と、ヘッドユニット203aおよびヘッドユニット203bの両方により基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311とを含む、段取りデータ310を作成する制御を行うように構成されている。
また、第5実施形態では、部品実装装置200fの制御部207aは、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bのみに台車220がセットされた状態で運転を開始した場合、複数の段取りパターンデータ311の中から、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bにセットされた台車220のみにより基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pの生産を開始する制御を行うように構成されている。また、部品実装装置200fの制御部207aは、基板Pの生産の開始後に、台車220が一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた場合、一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた台車220により基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pを生産する制御を行うように構成されている。
すなわち、部品実装装置200fの制御部207aは、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bのみに台車220がセットされた状態で運転を開始した場合、複数の段取りパターンデータ311の中から、ヘッドユニット203aまたはヘッドユニット203bのみにより基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pの生産を開始する制御を行うように構成されている。また、部品実装装置200fの制御部207aは、基板Pの生産の開始後に、台車220が一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた場合、ヘッドユニット203aおよびヘッドユニット203bの両方により基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pを生産する制御を行うように構成されている。
なお、第5実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態の効果)
第5実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第5実施形態では、上記のように、複数のセット部211を、基板Pの搬送方向と直交する方向の一方側に配置された一方側セット部211aと、基板Pの搬送方向と直交する方向の他方側に配置された他方側セット部211bとを含むように構成する。また、制御部207aを、複数の段取りパターンデータ311の中から、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bにセットされた台車220のみにより基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pの生産を開始するとともに、基板Pの生産の開始後に、台車220が一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた場合、一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた台車220により基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pを生産する制御を行うように構成する。これにより、少ない段取り時間で基板Pの生産を開始することができるので、部品実装装置200fの稼働率を高めることができる。また、基板Pの生産の開始後に、台車220が一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた場合には、一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた台車220により基板Pを生産することができるので、基板Pの生産を効果的に継続することができる。
なお、第5実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第5実施形態の変形例]
次に、図23を参照して、第5実施形態の変形例について説明する。この第5実施形態の変形例では、単一の実装ステージを設けた上記第5実施形態とは異なり、複数の実装ステージを設けた例について説明する。なお、上記第5実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(部品実装装置の構成)
第5実施形態の変形例による部品実装装置200gは、図23に示すように、搬送部202cを備える点で、上記第5実施形態の部品実装装置200fと相違する。なお、部品実装装置200gは、特許請求の範囲の「部品実装装置本体」の一例である。
搬送部202cは、複数(2つ)の実装ステージ202dおよび202eを含んでいる。実装ステージ202dおよび202eは、基板固定機構(図示せず)により基板Pを固定可能に構成されている。
また、第5実施形態の変形例では、ヘッドユニット203aは、一方側セット部211aにセットされた台車220上のテープフィーダ210から供給される部品Eを保持(吸着)して、実装ステージ202dにおいて固定された基板Pに部品Eを実装するように構成されている。また、ヘッドユニット203bは、他方側セット部211bにセットされた台車220上のテープフィーダ210から供給される部品Eを保持(吸着)して、実装ステージ202eにおいて固定された基板Pに部品Eを実装するように構成されている。
本構成においても、上記第5実施形態と同様の制御を行うことができる。
すなわち、部品実装装置200fの制御部207aは、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bのみに台車220がセットされた状態で運転を開始した場合、複数の段取りパターンデータ311の中から、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bにセットされた台車220のみにより基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pの生産を開始する制御を行うように構成されている。また、部品実装装置200fの制御部207aは、基板Pの生産の開始後に、台車220が一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた場合、一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた台車220により基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pを生産する制御を行うように構成されている。
すなわち、部品実装装置200fの制御部207aは、一方側セット部211aまたは他方側セット部211bのみに台車220がセットされた状態で運転を開始した場合、複数の段取りパターンデータ311の中から、ヘッドユニット203aおよび実装ステージ202dの組またはヘッドユニット203bおよび実装ステージ202eの組のみにより基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pの生産を開始する制御を行うように構成されている。また、部品実装装置200fの制御部207aは、基板Pの生産の開始後に、台車220が一方側セット部211aおよび他方側セット部211bの両方にセットされた場合、ヘッドユニット203aおよび実装ステージ202dの組およびヘッドユニット203bおよび実装ステージ202eの組の両方により基板Pを生産可能な段取りパターンデータ311を選択して基板Pを生産する制御を行うように構成されている。
なお、第5実施形態の変形例の構成および効果は、上記第5実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、本発明では、上記第1~第5実施形態に記載された構成のうち、互いに適用可能な構成同士を組み合わせてもよい。
また、上記第1~第5実施形態では、生産管理装置(制御装置)が段取りデータを作成する制御を行う例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、部品実装装置が段取りデータを作成する制御を行ってもよい。
また、上記第1~第5実施形態では、段取りパターンデータが、部品の実装順序情報を有している例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、段取りパターンデータが、必ずしも部品の実装順序情報を有していなくてもよい。
また、上記第1~第5実施形態では、段取りデータが、親データと、子データとしての複数の段取りパターンデータを含んでいる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、段取りデータが、必ずしも親データを含んでいなくてもよい。すなわち、段取りデータが、親データを含むことなく、複数の段取りパターンデータを含んでいてもよい。
また、上記第1~第5実施形態では、複数の段取りパターンデータが、デフォルトの段取りパターンデータと、デフォルトではない段取りパターンデータとを含んでいる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、複数の段取りパターンデータが、必ずしもデフォルトの段取りパターンデータと、デフォルトではない段取りパターンデータとを含んでいなくてもよい。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、制御部の処理動作を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
100 部品実装システム
200b、200f、200g 部品実装装置(部品実装装置本体)
207、207a 制御部
210 テープフィーダ(部品供給装置)
211 セット部
211a 一方側セット部
211b 他方側セット部
220 台車
300、300a、300b、300c、300d 生産管理装置(制御装置)
310 段取りデータ
311 段取りパターンデータ(子データ)
312 親データ
E 部品
P 基板

Claims (13)

  1. 部品供給装置を配置可能な台車をセット可能な複数のセット部を含み、基板に部品を実装可能に構成された部品実装装置本体と、
    前記複数のセット部のうちいずれのセット部に前記台車をセットするかを示すセット位置情報と、前記台車上の前記部品の配置情報とのうちの少なくとも前記セット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータを含前記基板の種類毎に設けられる前記基板の生産時に段取り状態の確認のために用いられる段取りデータから、所定の段取りパターンデータを選択する制御を行う制御部と、を備える、部品実装装置。
  2. 前記複数の段取りパターンデータは、各々に対応する前記部品の実装順序情報を有する、請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記段取りデータは、前記基板の種類名を示す親データと、前記親データに関連付けられた子データとしての前記複数の段取りパターンデータとを含む、請求項1または2に記載の部品実装装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の段取りパターンデータの中から、前記複数のセット部の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータを検索して選択する制御を行うように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  5. 前記制御部は、前記複数の段取りパターンデータのうちのデフォルトの段取りパターンデータの段取りパターンとは異なる段取りパターンで前記台車がセットされている場合、前記複数の段取りパターンデータの中から、前記複数のセット部の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータを検索して選択する制御を行うように構成されている、請求項4に記載の部品実装装置。
  6. 前記制御部は、前記複数のセット部の現在の段取り状態に一致する段取りパターンデータが見つからない場合、作業者に対して段取り未完了エラーを通知する制御を行うように構成されている、請求項4または5に記載の部品実装装置。
  7. 前記複数のセット部は、前記基板の搬送方向と直交する方向の一方側に配置された一方側セット部と、前記基板の搬送方向と直交する方向の他方側に配置された他方側セット部とを含み、
    前記制御部は、前記複数の段取りパターンデータの中から、前記一方側セット部または前記他方側セット部にセットされた前記台車のみにより前記基板を生産可能な段取りパターンデータを選択して前記基板の生産を開始するとともに、前記基板の生産の開始後に、前記台車が前記一方側セット部および前記他方側セット部の両方にセットされた場合、前記一方側セット部および前記他方側セット部の両方にセットされた前記台車により前記基板を生産可能な段取りパターンデータを選択して前記基板を生産する制御を行うように構成されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  8. 部品供給装置を配置可能な台車をセット可能な複数のセット部を含み、基板に部品を実装可能に構成された部品実装装置本体と、
    前記複数のセット部のうちいずれのセット部に前記台車をセットするかを示すセット位置情報と、前記台車上の前記部品の配置情報とのうちの少なくとも前記セット位置情報が互いに異なる複数の段取りパターンデータを含前記基板の種類毎に設けられる前記基板の生産時に段取り状態の確認のために用いられる段取りデータを作成する制御を行う制御装置と、を備える、部品実装システム。
  9. 前記制御装置は、各々に対応する前記部品の実装順序情報を有する前記複数の段取りパターンデータを含む、前記段取りデータを作成する制御を行うように構成されている、請求項8に記載の部品実装システム。
  10. 前記制御装置は、前記基板の種類名を示す親データと、前記親データに関連付けられた子データとしての前記複数の段取りパターンデータとを含む、前記段取りデータを作成する制御を行うように構成されている、請求項8または9に記載の部品実装システム。
  11. 前記制御装置は、生産する前記基板の種類の切り替え時に前記台車の交換による運転停止が発生しないように、前記基板の種類毎の前記複数の段取りパターンデータの中から段取りパターンデータを選択して、前記基板の生産計画を作成する制御を行うように構成されている、請求項8~10のいずれか1項に記載の部品実装システム。
  12. 前記制御装置は、生産する前記基板の種類の切り替え時に前記台車の交換による運転停止が発生しないように、前記基板の種類の生産順序を変更しつつ、前記基板の種類毎の前記複数の段取りパターンデータの中から段取りパターンデータを選択して、前記基板の生産計画を作成する制御を行うように構成されている、請求項11に記載の部品実装システム。
  13. 前記制御装置は、生産する前記基板の種類の切り替え時に前記台車の交換による運転停止が発生したとしても前記基板の総生産時間が短くなるように、前記基板の種類毎の前記複数の段取りパターンデータの中から段取りパターンデータを選択して、前記基板の生産計画を作成する制御を行うように構成されている、請求項8~12のいずれか1項に記載の部品実装システム。
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