JP7325395B2 - 油圧パワーステアリングコントローラ - Google Patents
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Description
従って、ポンプの部位からの作動油のリークを抑制し得る安価な油圧パワーステアリングコントローラが構成された。
〔基本構成〕
図1に示すように、バルブハウジング1にバルブユニット2を収容したバルブボディAと、メータリングポンプ3で構成されるポンプ部Bと、メータリングポンプ3の端部を覆うカバー5を有するカバー部Cとを備え、カバー5を貫通する複数(実施形態では5本)の締結ボルト6によりバルブボディAとポンプ部Bとカバー部Cとを連結して油圧パワーステアリングコントローラPSが構成されている。
この油圧パワーステアリングコントローラPSの油圧回路を図3に示している。同図に示すように、外部の油圧ポンプ10からの作動油がポンプポート6Pからバルブユニット2に供給され、バルブユニット2から戻された作動油がタンクポート6Tから排出される。また、メータリングポンプ3で制御された作動油が、一対のシリンダポート6Cの一方から複動型のステアリングシリンダ11の一方の油室に供給され、他方の油室から他方のシリンダポート6Cに戻される。
図1に示すように、バルブボディAは、バルブハウジング1にバルブユニット2を収容している。図面には示していないが、バルブハウジング1は軸芯Xを中心とする筒状であり、この内面に複数の流路が形成されている。また、バルブユニット2は、バルブハウジング1の内部に軸芯Xと同軸芯で配置した筒状のスリーブと、このスリーブの内部に軸芯Xと同軸で配置した筒状のスプールとを有しており、スプールの端部を入力軸2aとして外部に突出している。
ポンプ部Bは、図1に示すように、メータリングポンプ3で構成され、このメータリングポンプ3は、トロコイド歯形の内歯を有するポンプステータ3aの内部にトロコイド歯形の外歯を有するポンプロータ3bを配置している。ポンプステータ3aは、軸芯Xと同軸芯で配置され、ポンプロータ3bは、内歯の歯数より1歯だけ少ない歯数であり、内歯と外歯とが咬合するように回転中心が軸芯Xから外れた位置に配置される。
図1に示すように、カバー部Cは、カバー5と、このカバー5に一体形成されたスリーブ20とで構成されている。このカバー5に対し、前述した5本の締結ボルト6が貫通し、この締結ボルト6の内端側の雄ネジ部が、バルブハウジング1に螺合することにより、バルブボディAのバルブハウジング1と、プレート7と、ポンプ部Bのポンプステータ3aと、カバー部Cのカバー5とが一体化している。
このように、ポンプ部Bのポンプステータ3aに焼結金属を用いることにより、油圧パワーステアリングコントローラPSの製造コストの低下を実現しつつ、ポンプステータ3aの外周面から作動油が漏出した場合には、カバー5と一体的に形成したスリーブ20と、シールリング21とが外方への漏出を抑制するため、作動油量の低下を防止し、作動油の漏出による、ユニット近傍の作動油の付着を解消できる。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
3b ポンプロータ
6 締結ボルト
6a 流路
6P ポンプポート
6T タンクポート
6C シリンダポート
7 プレート
10 油圧ポンプ
11 ステアリングシリンダ
12 ステアリングホイール
20 スリーブ
21 シールリング(シール)
A バルブボディ
B ポンプ部
C カバー部
X 軸芯
Claims (5)
- 外部のステアリングホイールの回転操作に連動して外部のポンプから供給される作動油の流れを制御するバルブボディと、
前記バルブボディで制御された作動油を前記ステアリングホイールの回転量に応じて外部のステアリングシリンダに送り出すポンプ部と、
前記ポンプ部の端部を覆うカバー部とを備え、
前記バルブボディと前記ポンプ部とが共通する軸芯を中心に等しい外径となる外周面を有し、これらが前記軸芯に沿う方向で連結され、
前記カバー部が、前記ポンプ部における前記バルブボディと反対側の端部位置から前記ポンプ部と前記バルブボディとの対向部を超えて前記バルブボディに達する領域まで前記ポンプ部の外周面及び前記バルブボディの外周面に外嵌するスリーブを一体的に形成している油圧パワーステアリングコントローラ。 - 前記ポンプ部が、内歯を有するポンプステータと、このポンプステータの内部に配置され、前記内歯より少ない歯数の外歯を有するポンプロータとを有し、前記ステアリングホイールの回転に連動して前記外歯が前記内歯に咬合する状態で前記ポンプロータが自転しつつ公転することにより作動油の油量を設定するように構成され、
前記ポンプステータが焼結金属で形成されている請求項1に記載の油圧パワーステアリングコントローラ。 - 前記スリーブのうち前記バルブボディの外周面を覆う部位の内面と、前記バルブボディの外周面との対向部にシールリングを備えている請求項1又は2に記載の油圧パワーステアリングコントローラ。
- 前記ポンプ部と前記バルブボディとを締結固定する複数の締結ボルトが、前記カバー部を貫通して備えられると共に、複数の前記締結ボルトがボルト軸芯に沿う孔状の流路を有し、
複数の前記締結ボルトが、前記ポンプからの作動油を供給するポンプポートと、前記バルブボディから作動油を排出するタンクポートと、前記ポンプ部からの作動油を前記ステアリングシリンダに給排する一対のシリンダポートとに振り分けて用いられている請求項1~3のいずれか一項に記載の油圧パワーステアリングコントローラ。 - 前記軸芯を中心に前記バルブボディ及び前記ポンプ部と等しい外径となる外周面を有し、前記軸芯に沿う方向で前記バルブボディと前記ポンプ部との間に配置されたプレートを備え、
前記スリーブは、前記ポンプ部における前記バルブボディと反対側の端部位置から、前記ポンプ部と前記プレートとの対向部及び前記プレートと前記バルブボディとの対向部を超えて前記バルブボディに達する領域まで前記ポンプ部の外周面、前記プレートの外周面、及び前記バルブボディの外周面に外嵌している請求項1~4のいずれか一項に記載の油圧パワーステアリングコントローラ。
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JP2020212486A JP7325395B2 (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 油圧パワーステアリングコントローラ |
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JP2022098850A JP2022098850A (ja) | 2022-07-04 |
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Family Applications (1)
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JP2020212486A Active JP7325395B2 (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 油圧パワーステアリングコントローラ |
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2020
- 2020-12-22 JP JP2020212486A patent/JP7325395B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2022098850A (ja) | 2022-07-04 |
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