JP7319899B2 - 燃料電池用シール部材 - Google Patents
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Description
つまり、上記シール部材においては、圧縮割れ耐性、低へたり性、低温~高温の広い温度領域での耐性を全て満足することが、課題である。
しかしながら、燃料電池用シール部材の厚みは通常1mm程度と薄いため、上記の手法では、軟化剤の揮発等による体積収縮の影響が大きく、へたりが生じやすい。
一方、上記軟化剤の添加量を減らすと、シール部材が伸びにくくなり、圧縮割れ耐性が落ちるという課題が生じる。
また、上記シール部材の耐低温性を向上させるために、ゴム成分にエチレン-ブテン-ジエンゴムを用い、さらにポリαオレフィンを軟化剤として使用することが知られているが、充分な高温特性が得られなかったことから、未だ改善の余地がある。
[1]燃料電池の構成部材をシールするために用いられる燃料電池用シール部材であって、下記の(A)~(D)成分を含有するゴム組成物の架橋体からなることを特徴とする燃料電池用シール部材。
(A)エチレン-プロピレンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴムおよびエチレン-ブテン-ジエンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つのゴム成分。
(B)流動点が-30℃以下であり、かつ40℃における動粘度が8~500mm2/sである、直鎖構造の炭化水素系軟化剤。
(C)2官能の(メタ)アクリレートモノマー。
(D)有機過酸化物からなる架橋剤。
[2]上記炭化水素系軟化剤(B)がポリαオレフィンである、[1]に記載の燃料電池用シール部材。
[3]上記2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)の主鎖が脂肪族炭化水素である、[1]または[2]に記載の燃料電池用シール部材。
[4]上記ゴム組成物における炭化水素系軟化剤(B)の含有量が、上記ゴム成分(A)100重量部に対し5~60重量部の範囲である、[1]~[3]のいずれかに記載の燃料電池用シール部材。
[5]上記ゴム組成物における2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)の含有量が、上記ゴム成分(A)100重量部に対し0.1~10重量部の範囲である、[1]~[4]のいずれかに記載の燃料電池用シール部材。
(A)エチレン-プロピレンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴムおよびエチレン-ブテン-ジエンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つのゴム成分。
(B)流動点が-30℃以下であり、かつ40℃における動粘度が8~500mm2/sである、直鎖構造の炭化水素系軟化剤。
(C)2官能の(メタ)アクリレートモノマー。
(D)有機過酸化物からなる架橋剤。
上記ゴム成分(A)は、上記ゴム組成物の主成分であって、通常、ゴム組成物全体の過半を占める。そして、上記のように、ゴム成分(A)としては、エチレン-プロピレンゴム(EPM)、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)、およびエチレン-ブテン-ジエンゴム(EBT)が、単独であるいは二種以上併せて用いられる。
そして、上記EPDMやEBT中のジエン含有量が多くなれば、それに比例して架橋体であるシール部材の架橋密度が高くなり、より一層低温シール性が向上することとなる。このようなことから、そのジエン含有量(ジエン成分の質量割合)は、1~20重量%の範囲が好ましく、より好ましくは3~15重量%の範囲が好ましい。
上記炭化水素系軟化剤(B)としては、流動点が-30℃以下であり、かつ40℃における動粘度が8~500mm2/sである、直鎖構造の炭化水素系軟化剤が用いられる。上記炭化水素系軟化剤(B)の流動点は、低温性、揮発性の観点から、好ましくは-35~-80℃以下、より好ましくは-40~-80℃以下である。また、上記炭化水素系軟化剤(B)の、40℃における動粘度は、揮発性およびゴム成分(A)との相溶性等の観点から、好ましくは9~460mm2/s、より好ましくは10~420mm2/sである。また、上記炭化水素系軟化剤(B)は、ゴム成分(A)との相溶性等の観点から、上記のように、直鎖構造の炭化水素系軟化剤が用いられる。
上記2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)は、(メタ)アクリル基を2つ有する(メタ)アクリレートモノマーである。なお、本発明において、(メタ)アクリロイル基とは、アクリロイル基あるいはメタクリロイル基を意味し、(メタ)アクリレートモノマーとは、アクリレートモノマーあるいはメタクリレートモノマーを意味する。
上記2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)のなかでも、ゴム成分(A)との相溶性、耐熱性等の観点から、上記2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)の主鎖が炭化水素系であるものが好ましい。
また、上記2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)の主鎖は、脂肪族炭化水素であることが好ましく、その炭素数は、好ましくは2~14、より好ましくは2~10の範囲である。
そして、上記2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)としては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4-ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6-ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9-ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10-デカンジオールジ(メタ)アクリレート、ジメチロール-トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、3-メチル-1,5-ペンタジオールジ(メタ)アクリレート等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。なかでも、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4-ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6-ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9-ノナンジオールジ(メタ)アクリレートが好ましい。なお、上記化合物名における「(メタ)アクリレート」とは、アクリレートあるいはメタクリレートを意味する。
前記のゴム成分(A)の架橋剤(D)は、有機過酸化物からなるものである。上記有機過酸化物としては、例えば、パーオキシケタール、パーオキシエステル、ジアシルパーオキサイド、パーオキシジカーボネート、ジアルキルパーオキサイド、ハイドロパーオキサイド等があげられる。これらは単独であるいは二種以上併せて用いられる。このような有機過酸化物のなかでも、例えば、1時間半減期温度が160℃以下の有機過酸化物からなるものが好ましく用いられ、シール部材と電解質膜とを接着させるためには、1時間半減期温度が130℃以下の有機過酸化物を用いることが好ましい。さらには、130℃程度の温度で架橋しやすく、架橋剤を加えて混練したゴム組成物の取扱性にも優れるという理由から、1時間半減期温度が100℃以上のパーオキシケタールおよびパーオキシエステルの少なくとも一方が好ましく、特に好ましくは、1時間半減期温度が110℃以上のものが好適である。また、パーオキシエステルを用いると、より短時間で架橋を行うことができる。
上記カーボンブラックのグレードは、特に限定されるものではなく、SAF級、ISAF級、HAF級、MAF級、FEF級、GPF級、SRF級、FT級、MT級等から適宜選択すればよい。
上記老化防止剤の配合量は、前記ゴム成分(A)100重量部に対し、0.05~10重量部であることが好ましく、より好ましくは0.1~5重量部の範囲である。
上記接着成分の配合量は、前記ゴム成分(A)100重量部に対し、0.5~20重量部であることが好ましく、より好ましくは1~10重量部の範囲である。
本発明の燃料電池用シール部材は、例えば、前記(A)~(D)成分、および必要に応じて、その他の各種添加剤を配合して、ゴム組成物を調製した後、これを架橋することにより作製することができる。なお、上記シール部材の架橋成形は、通常、金型内による熱架橋(130~190℃で1~30分間の熱架橋)により行われる。なお、前記(C)成分を含有することから、本発明の燃料電池用シール部材は、上記熱架橋と併用して、電子線架橋を行うことも可能である。
上記シール部材は、シール部の形状に応じて、所定形状に成形しておくことが好ましい。例えば、フィルム状に成形すると、燃料電池の各種構成部材にシール部材を、接着剤により貼り付けて、利用に供することができる。なお、本発明のシール部材は、燃料電池の各種構成部材間に接着せずに配置するといった使用態様であってもよい。また、本発明のシール部材は、その架橋成形されたものを接着剤により貼り付ける(後接着する)他、接着剤の塗布面に対し、本発明のシール部材を架橋成形(架橋接着)することにより、後述のように、燃料電池のMEA、セパレータ等の構成部材と、本発明のシール部材とを、金型内で一体成形することも可能である。
本発明の燃料電池シール体としては、燃料電池用構成部材と、それをシールするシール部材(本発明の燃料電池用シール部材)とが、接着層を介して接着されてなるもの等があげられる。
エチレン含有量41重量%、ジエン含有量14重量%の、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(三井化学社製、EPT-9090M)
エチレン含有量50重量%、ジエン含有量7.1重量%の、エチレン-ブテン-ジエンゴム(三井化学社製、EBT-K-9330M)
エチレン含有量46重量%、ジエン含有量8.5重量%の、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(住友化学社製、エスプレン5365)
エチレン含有量51重量%の、エチレン-プロピレンゴム(三井化学社製、EPT 0045)
流動点が-68℃、40℃における動粘度が17.4mm2/s、250℃で1時間加熱したときに揮発する量が13.2重量%である、ポリαオレフィン系軟化剤(日鉄ケミカル&マテリアル社製、PAO401)
流動点が-54℃、40℃における動粘度が65.3mm2/s、250℃で1時間加熱したときに揮発する量が2.0重量%である、ポリαオレフィン系軟化剤(日鉄ケミカル&マテリアル社製、PAO10)
流動点が-57℃、40℃における動粘度が31mm2/s、250℃で1時間加熱したときに揮発する量が6.4重量%である、ポリαオレフィン系軟化剤(エクソン社製、スペクトラシン+6)
流動点が-36℃、40℃における動粘度が396mm2/sである、ポリαオレフィン系軟化剤(エクソン社製、スペクトラシン40)
流動点が-40℃、40℃における動粘度が400mm2/sである、エチレン-プロピレン共重合体系軟化剤(三井化学社製、ルーカント LX004)
流動点が-70℃、40℃における動粘度が5.1mm2/s、250℃で1時間加熱したときに揮発する量が99.0重量%である、ポリαオレフィン系軟化剤(日鉄ケミカル&マテリアル社製、PAO210)
流動点が-42℃、40℃における動粘度が614mm2/sである、ポリαオレフィン系軟化剤(エクソン社製、スペクトラシン Elite65)
流動点が-42.5℃、40℃における動粘度が20.1mm2/sである、ナフテン系軟化剤(日本サン石油社製、サンセン410)
流動点が-17.5℃、40℃における動粘度が30.6mm2/sである、パラフィン系軟化剤(出光興産社製、ダイアナプロセスPW-32)
下記の化学式に示す、1,6-ヘキサンジオールジアクリレート(大阪有機化学工業社製、ビスコート#230)
下記の化学式に示す、1,9-ノナンジオールジアクリレート(大阪有機化学工業社製、ビスコート#260)
下記の化学式に示す、ペンタエリスリトールテトラアクリレート(新中村化学工業社製、A-TMMT)
キャボットジャパン社製、SPHERON5200(GPF級)
日油社製、パーヘキサC
アミン系老化防止剤(精工化学株式会社社製、ノンフレックスRD)
(シール部材用の架橋ゴムの作製)
後記の表1および表2に示す各成分を、同表に示す割合で配合し、バンバリーミキサーおよびオープンロールを用いて混練することにより、ゴム組成物を調製した。そして、得られたゴム組成物を、所定の金型を用いて160℃で10分間保持することにより架橋し、直径15mm、厚み1mmの、円板状の架橋ゴム(サンプル)を作製した。
上記架橋ゴム(サンプル)に対し、JIS K 6262に準拠して、高温での圧縮永久歪み試験を行った。すなわち、上記架橋ゴムを、圧縮率25%で圧縮し、その状態で120℃×24時間の加熱を行った後、解放し、室温(25℃)下で30分経過した後の架橋ゴムの厚みを測定して、圧縮永久歪み(%)を算出した。そして、以下の基準で、高温へたり性の評価を行った。
◎:圧縮永久歪みが10%以下。
○:圧縮永久歪みが15%以下。
△:圧縮永久歪みが20%以下。
×:圧縮永久歪みが20%を上回る。
上記架橋ゴム(サンプル)に対し、JIS K 6262に準拠して、低温での圧縮永久歪み試験を行った。すなわち、上記架橋ゴムを、圧縮率25%で圧縮し、その状態で-30℃×24時間の放置を行った後、解放し、室温(25℃)下で30分経過した後の架橋ゴムの厚みを測定して、圧縮永久歪み(%)を算出した。そして、以下の基準で、低温へたり性の評価を行った。
◎:圧縮永久歪みが40%以下。
○:圧縮永久歪みが50%以下。
△:圧縮永久歪みが60%以下。
×:圧縮永久歪みが60%を上回る。
上記架橋ゴム(サンプル)に対し、JIS K 6262に規定の圧縮永久歪み試験に用いる冶具と同様のものを使用し、所定の圧縮率(50%、55%、または60%)で圧縮した状態で120℃×24時間の加熱を行った後、解放し、架橋ゴムに外観割れが無いかを、目視により確認した。そして、以下の基準で、高温圧縮割れ性の評価を行った。
◎:圧縮率60%であっても、外観割れが認められない。
○:圧縮率55%および50%で外観割れが認められない。
△:圧縮率50%で外観割れが認められない。
×:圧縮率50%であっても、外観割れが認められる。
上記架橋ゴム(サンプル)に対し、JIS K 6262に規定の圧縮永久歪み試験に用いる冶具と同様のものを使用し、所定の圧縮率(50%、55%、または60%)で圧縮した状態で-30℃×24時間の放置を行った後、解放し、架橋ゴムに外観割れが無いかを、目視により確認した。そして、以下の基準で、低温圧縮割れ性の評価を行った。
◎:圧縮率60%であっても、外観割れが認められない。
○:圧縮率55%および50%で外観割れが認められない。
△:圧縮率50%で外観割れが認められない。
×:圧縮率50%であっても、外観割れが認められる。
以下の基準で、総合評価を行った。
◎:上記各特性の評価が○,◎のいずれかであり、かつ、3つ以上の評価が◎であった。
○:上記各特性の評価が○,◎のいずれかであった。
△:上記各特性の評価が、△を1つ以上含む、△,○,◎のいずれかであった。
×:上記各特性のいずれかの評価が×であった。
これに対し、比較例1の架橋ゴムは、本発明に規定の軟化剤(B成分)とは異なる動粘度の低い軟化剤を使用しているため、特に高温条件下での圧縮割れ耐性および低へたり性が得られない結果となった。比較例2の架橋ゴムは、本発明に規定の軟化剤(B成分)とは異なる動粘度の高い軟化剤を使用しているため、特に高温条件下での圧縮割れ耐性および低へたり性が得られない結果となった。比較例3の架橋ゴムは、本発明に規定の軟化剤(B成分)とは異なる環状構造の軟化剤を使用しているため、特に高温条件下での圧縮割れ耐性および低へたり性が得られない結果となった。比較例4の架橋ゴムは、2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C成分)ではなく、4官能の(メタ)アクリレートモノマーを架橋助剤として使用しているため、特に高温および低温条件下での圧縮割れ耐性に劣る結果となった。比較例5の架橋ゴムは、本発明に規定の軟化剤(B成分)とは異なる流動点の高い軟化剤を使用しているため、特に低温条件下での圧縮割れ耐性および低へたり性が得られない結果となった。
2 MEA
3 ガス拡散層
4a シール部材
4b リップ
5 セパレータ
6 接着層
7 ガス流路
Claims (5)
- 燃料電池の構成部材をシールするために用いられる燃料電池用シール部材であって、下記の(A)~(D)成分を含有し、(B)成分の含有量が(A)成分100重量部に対し5~60重量部の範囲であり、(C)成分の含有量が(A)成分100重量部に対し0.1~10重量部の範囲であり、(D)成分(純度100%の原体の場合)の含有量が(A)成分100重量部に対し0.4~12重量部の範囲である、ゴム組成物の架橋体からなることを特徴とする燃料電池用シール部材。
(A)エチレン-プロピレンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴムおよびエチレン-ブテン-ジエンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つのゴム成分。
(B)流動点が-30℃以下であり、かつ40℃における動粘度が8~500mm2/sである、直鎖構造の炭化水素系軟化剤。
(C)2官能の(メタ)アクリレートモノマー。
(D)有機過酸化物からなる架橋剤。 - 上記炭化水素系軟化剤(B)がポリαオレフィンである、請求項1記載の燃料電池用シール部材。
- 上記2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)の主鎖が脂肪族炭化水素である、請求項1または2記載の燃料電池用シール部材。
- 上記ゴム組成物における炭化水素系軟化剤(B)の含有量が、上記ゴム成分(A)100重量部に対し5~55重量部の範囲である、請求項1~3のいずれか一項に記載の燃料電池用シール部材。
- 上記ゴム組成物における2官能の(メタ)アクリレートモノマー(C)の含有量が、上記ゴム成分(A)100重量部に対し0.15~7.5重量部の範囲である、請求項1~4のいずれか一項に記載の燃料電池用シール部材。
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