JP7316176B2 - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物 Download PDF

Info

Publication number
JP7316176B2
JP7316176B2 JP2019182039A JP2019182039A JP7316176B2 JP 7316176 B2 JP7316176 B2 JP 7316176B2 JP 2019182039 A JP2019182039 A JP 2019182039A JP 2019182039 A JP2019182039 A JP 2019182039A JP 7316176 B2 JP7316176 B2 JP 7316176B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
building unit
ceiling
building
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019182039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020133389A (ja
Inventor
光明 平田
昌紀 堀田
幸光 長
文岳 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Publication of JP2020133389A publication Critical patent/JP2020133389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7316176B2 publication Critical patent/JP7316176B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

この発明は、ユニット建物に関するものである。
住宅などの建物には、ユニット建物で構成されたものがある。ユニット建物は、予め工場で製造した建物ユニットを建築現場へ搬送して、建築現場で組み立てることによって短期間のうちに建物を構築し得るようにしたものである。
建物ユニットには、4本の柱の上端部間および下端部間をそれぞれ4本の梁(天井梁および床梁)で矩形状に連結して成る直方体状のユニットフレームを備えたもの(鋼製ユニット)などがある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平11-336193号公報 特開2002-356919号公報
上記建物ユニットを、入隅部を形成するように隣接配置した場合、入隅部を形成する2つの建物ユニットのうちの一方の建物ユニットの内部に、入隅部のコーナー部の位置から隣接方向へ延びる補助梁を設けて、入隅部に作用する隣接方向の力を補助梁によって受けさせるようにしていた。しかし、このようした場合、建物ユニットの内部に補助梁を追加しなければならないため、建物ユニットの製造に負担が生じることになる。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
4本の柱の上端部間および下端部間をそれぞれ4本の天井梁および床梁で矩形状に連結し
矩形状に組まれた天井梁により画成されて、天井面材が取付けられる天井面と、矩形状に組まれた床梁により画成されて、床面材が取付けられる床面とを有して成る直方体状の建物ユニットが、
隣接する下階の建物ユニットの上に隣接する上階の建物ユニットが設置され、
上階および下階で互いに隣接する一方の建物ユニットが他方の建物ユニットと隣接する第一の梁部を有し、他方の建物ユニットが前記第一の梁部と隣接する第二の梁部を有し、
前記第一の梁部の端部に位置して、前記第二の梁部の中間部に垂直に突き当たるように配置されることで、前記第二の梁部との間に第一の入隅部を形成する第三の梁部、および、前記第二の梁部の端部に位置して、前記第一の梁部の中間部に垂直に突き当たるように配置されることで、前記第一の梁部との間に第二の入隅部を形成する第三の梁部を有するユニット建物であって、
前記第一の入隅部では、上階の建物ユニットの床梁となる前記第二の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの床梁となる前記第一の梁部の端部との上面間を上部連結プレートで連結し、
前記第二の入隅部では、上階の建物ユニットの床梁となる前記第一の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの床梁となる前記第二の梁部の端部との上間を上部連結プレートで連結すると共に、
前記第一の入隅部では、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第二の梁部の中間部と、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第一の梁部の端部との下面間を下部連結プレートで連結し、
前記第二の入隅部では、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第一の梁部の中間部と、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第二の梁部の端部との下間を下部連結プレートで連結しているユニット建物を特徴とする。

本発明によれば、上記構成によって、建物ユニットに対して製造上の負担を生じることなく第一の入隅部および第二の入隅部に作用する隣接方向の力を上部連結プレートおよび下部連結プレートを介して隣接する建物ユニットの上階の床面および下階の天井面に受けさせることができるようになる。
実施例にかかる、入隅部を有するユニット建物の斜視図である。 変形例にかかる、入隅部を有するユニット建物の平面図である。 他の変形例にかかる、入隅部を有するユニット建物の平面図である。 別の変形例にかかる、入隅部を有するユニット建物の平面図である。 図1AのA部を拡大した斜視図である。 図2の平面図である。 図2の上部連結プレートの部分の縦断面図である。 入隅部を有する図1Aとは別の構成のユニット建物の斜視図である。 図5のB部の上部を拡大した斜視図である。 図3と合わせて見られるように図6を左右反対勝手にした状態の平面図である。 図7の上部連結プレートおよび下部連結プレートの部分の縦断面図である。 この実施例にかかる、入隅部に作用する隣接方向の力を、建物ユニットの構成面で受けている様子を示すユニット建物の斜視図である。 比較例にかかる、入隅部に作用する隣接方向の力を、補助梁によって受けている様子を示すユニット建物の斜視図である。 図10の補助梁の取付状態を示す縦断面図である。 別の実施例にかかる、図5のB部の下部を拡大した斜視図である。 図3、図7と合わせて見られるように図12を左右反対勝手にした状態の底面図である。 実施例にかかるセットバックによる入隅部を有するユニット建物の斜視図である。 図14の部分拡大斜視図である。 図15のC部の断面図である。 スペーサの端面図である。 別のスペーサの端面図である。 比較例にかかるセットバックによる入隅部を有するユニット建物の斜視図である。 セットバックによる入隅部を有するユニット建物のプランの実例を示す斜視図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1A~図20は、この実施の形態を説明するためのものである。
図1Aに示すように、住宅などの建物1を、ユニット建物2で構成する。ユニット建物2は、予め工場で製造した建物ユニット3,4を建築現場へ搬送して、建築現場で組み立てることによって短期間のうちに建物1を構築し得るようにしたものである。
そして、建物ユニット3,4を、それぞれ4本の柱5の上端部間および下端部間をそれぞれ4本の梁(天井梁6および床梁7)で矩形状に連結して成る直方体状のユニットフレームを有する鋼製ユニットとする。
例えば、複数階層のユニット建物2の場合、基礎の上に下階の建物ユニット3が設置され、下階の建物ユニット3の上に上階の建物ユニット4が設置される。但し、ユニット建物2を3階以上とする場合には、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4とは、相対的なものとなる。通常の場合、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4とは、互いに同じ大きさとされ、互いに位置を揃えた状態で上下に積層される。但し、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4とには、大きさの異なるものを上下に積層したり、互いに位置をズラして上下に積層したりしたものなども存在している。以下の実施例では、主に、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4とを、互いに同じ大きさとし、互いに位置を揃えた状態で上下に積層したものの例として説明する。
この場合、基礎の周辺には、下階の建物ユニット3の床面8が設置される。また、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4との境界位置には、下階の建物ユニット3の天井面9と、上階の建物ユニット4の床面8とが上下に重なった状態で設置される。そして、最上階の建物ユニット4の上部の位置(または屋根の位置)には、上階の建物ユニット4の天井面9が設置される。
そして、この実施の形態では、ユニット建物2を、建物ユニット3,4が、入隅部10を有して隣接配置されるようにしている。
この際、入隅部10を構成する一方の建物ユニット3a,4aは、他方の建物ユニット3b,4bと隣接する第一の梁部11を有している。
また、他方の建物ユニット3b,4bは、第一の梁部11と隣接する第二の梁部12、および、第二の梁部12の端部に位置して、第一の梁部11の長手方向の中間部に垂直に突き当たるように配置されることで、第一の梁部11との間に入隅部10を形成する第三の梁部13を有している。
ここで、入隅部10は、隣接する建物ユニット3a,3bまたは4a,4bが段違いになっている部分にできる凹んだ隅のことである。入隅部10は、土地の形状に合わせて、例えば、異なる大きさの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを隣接配置する場合や、隣接方向15と直交する方向16に位置をズラした状態で建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを隣接配置する場合(雁行配置)や、向きを異ならせた状態で建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを隣接配置する場合などに生じ得る。なお、図1Aは、ユニット建物2における、建物ユニット3a,3bおよび4a,4bの位置を、隣接方向15と直交する方向16にズラすことで、平面的に見て合計2箇所の入隅部10を形成したものとなっている。2箇所の入隅部10は、上下階に亘って連続して形成されている。また、図1B~図1Dは、入隅部10を有するユニット建物2を、建物ユニット3,4の雁行配置などによって形成した例であり、それぞれ、平面的に見て合計4箇所(図1B)または2箇所(図1C、図1D)の入隅部10を上下階に亘って連続して有するものとなっている。入隅部10を有するユニット建物2は、上記の他にも各種存在し得る。
そして、第一の梁部11は、他方の建物ユニット3b,4bに隣接している、一方の建物ユニット3a,4aの天井梁6や床梁7のことである。
第二の梁部12は、一方の建物ユニット3a,4aに隣接している、他方の建物ユニット3b,4bの天井梁6や床梁7のことである。第一の梁部11と第二の梁部12は、少なくとも一端部の位置が長手方向に対してズレた状態で、ほぼ平行に配置される。
第三の梁部13は、第一の梁部11の長手方向の範囲内に位置している、他方の建物ユニット3b,4bの天井梁6や床梁7のことである。
なお、この実施例では、同じ大きさの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを隣接方向15と直交する方向16に位置をズラして隣接配置しているため、入隅部10が反対側の2箇所に形成されることになる。そして、2箇所の入隅部10は、隣接する建物ユニット3a,3bまたは4a,4bに対して、第一の梁部11と、第二の梁部12および第三の梁部13とが逆の関係になっている。よって、一方の建物ユニット3a,4aと他方の建物ユニット3b,4bは、相対的なものであり、第一の梁部11、第二の梁部12および第三の梁部13も、相対的なものである。
この実施例では、一方の建物ユニット3a,4aが第一の梁部11を有し、他方の建物ユニット3b,4bが第二の梁部12および第三の梁部13を有するものとして説明しているが、他方の建物ユニット3b,4bが第一の梁部11を有し、一方の建物ユニット3a,4aが第二の梁部12および第三の梁部13を有する場合についても同様である。また、特に図示しないが、異なる大きさの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを、片側の位置を揃えて隣接配置することで、反対側に1箇所の入隅部10を有するユニット建物2を形成することができる。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
(1)図2(~図4)に示すように、上記した入隅部10を有するユニット建物2に対し、
第一の梁部11の長手方向の中間部の上部と、第二の梁部12の端部の上部との間を上部連結プレート21で連結しても良い。
ここで、第一の梁部11、第二の梁部12および第三の梁部13は、それぞれ、ほぼ垂直なウェブ部23の上下端部から建物ユニット3,4の内方へ向かってほぼ水平に延びる上下のフランジ部(上フランジ部24、下フランジ部25)を有するほぼC字断面の部材などで構成されている。
上部連結プレート21は、第一の梁部11の上部(の上フランジ部24)と第二の梁部12の上部(の上フランジ部24)との間に架設可能な幅寸法を有して、第一の梁部11および第二の梁部12に沿い所要の長さで延びる、ほぼ水平なほぼ矩形状の金属板などとされている。
そして、上部連結プレート21は、第一の梁部11の上部(の上フランジ部24)と第二の梁部12の上部(の上フランジ部24)とに対し、ボルト、ナットなどの締結固定具26,27などを用いてほぼ上下方向に締結固定されている。この際、締結固定具26,27は、上部連結プレート21と、第一の梁部11の上部(の上フランジ部24)との間、および、第二の梁部12の上部(の上フランジ部24)との間に対し、それぞれ単数または複数本取付けることができる。この場合には、締結固定具26,27を、それぞれ複数本ずつ取付けるようにしている。なお、締結固定具26の設置位置や設置本数については、状況に応じて最適に設定することができる。
(2)図2(~図4)に示すように、上部連結プレート21は、上階の天井梁6の上部に設けられても良い。
または、図5、図6(~図8)に示すように、上部連結プレート21は、上階の床梁7の上部に設けられても良い。
ここで、図2(~図4)の場合、上部連結プレート21は、最上階の建物ユニット4(建物ユニット4a,4b)の天井梁6の上フランジ部24の上部間に、第一の梁部11の長手方向の中間部と、第二の梁部12の端部と、に跨るように取付けられている。
この際、上部連結プレート21は、建物ユニット4bの柱5の頂面5aにまで及ぶ長さとしても良い。
そして、上部連結プレート21は、第一の梁部11の上フランジ部24と第二の梁部12の上フランジ部24および柱5の頂面5aとに対してボルト、ナットなどの締結固定具26,27などによって上下方向に締結固定されている。上階の建物ユニット4の柱5の頂面5aは、金属製のプレートで塞がれており、頂面5aの中央部には、(例えば、建物ユニット3,4どうしの位置決めを行わせるための)位置決めピンを通せるようにした位置決め孔(ネジ孔)が設けられている。そして、締結固定具27は、この位置決め孔に取付けるものとしている。
また、柱5と梁(天井梁6および床梁7)との接合部には、ジョイントピース28が用いられている。そのため、梁(天井梁6および床梁7)の端部に上部連結プレート21を取付ける場合には、間にジョイントピース28が介在される場合がある。ジョイントピース28は、ほぼ垂直なウェブ部と上下のフランジ部とを有するほぼC字断面の部材とされており、梁(天井梁6および床梁7)を内側に嵌合可能な大きさとされて、柱5の端部(上端部及び下端部)の側面に溶接固定されている。そして、ジョイントピース28と梁(天井梁6および床梁7)の端部とは、ボルト固定や溶接固定などで固定される。このようなジョイントピース28の部分に取付けるために、第一の梁部11の上フランジ部24と上部連結プレート21との間には、ジョイントピース28の上側のフランジ部とほぼ同じ厚みのスペーサ29を介在させるのが好ましい。スペーサ29は、上部連結プレート21と別体に形成して介在設置するようにしても良いし、上部連結プレート21の下面に予め固定して一体化しておいても良い。
次に、図5、図6(~図8)の場合には、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4との境界部分となる位置に上部連結プレート21を設けるようにしている。
そして、上部連結プレート21は、上階の建物ユニット4の床梁7の上フランジ部24の上部間に、第一の梁部11の長手方向の中間部と、第二の梁部12の端部とに跨るように取付けられる。上部連結プレート21は、上階の建物ユニット4の柱5まで及ばない長さ(ジョイントピース28の上側に対して取付けられる長さ)とされている。
なお、その他の構成については、図2(~図4)の最上階の建物ユニット4の天井梁6の場合とほぼ同様とすることができる。上部連結プレート21は、上階の天井梁6の上部と、上階の床梁7の上部との一方または両方に設けることができる。
また、図2(~図4)、および、図5、図6(~図8)では、上部連結プレート21を、上階の建物ユニット4の天井梁6や床梁7の上部に設けるようにしているが、構造的に可能であれば、上記に代えてまたは加えて、上部連結プレート21は、下階の建物ユニット4の天井梁6および床梁7の上部の少なくとも一方に対して設けるようにしても良い。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 1)一方の建物ユニット3a,4aの第一の梁部11の長手方向の中間部と、他方の建物ユニット3b,4bの第二の梁部12の端部との上部間を上部連結プレート21で連結した。
これにより、図9に示すように、2つの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを、入隅部10を有して隣接配置した場合の、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを、上部連結プレート21を介して連結された2つの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bのほぼ水平な構成面(天井面9や床面8の少なくとも1つ)によって面で受けさせることができるようになる。
なお、天井面9は、矩形状に組まれた天井梁6によって画成されており、矩形状の天井梁6の内部には、単数または複数本の横桟が、隣接方向15に適宜設けられており、更に下面には、天井面材が取付けられることによって、面方向に対して必要十分な剛性を備えている。
また、床面8は、矩形状に組まれた床梁7によって画成されており、矩形状の床梁7の内部には、単数または複数本の横桟が、隣接方向15に適宜設けられており、更に上面には、床面材が取付けられることによって、面方向に対して必要十分な剛性を備えている。
そのため、例えば、図10、図11の比較例に示すように、一方の建物ユニット3a,4aの内部に、第三の梁部13の延長線上に位置して入隅部10のコーナー部の位置から隣接方向15へ延びる補助梁35を設けて、補助梁35によって入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを線で受ける必要をなくすことが可能になる。なお、補助梁35と、他方の建物ユニット3b,4bの下部との間は、水平ジョイント金具36で連結されるようにしているが、水平ジョイント金具36は、隣接する天井梁6の下部どうしを直接連結するものとはなっておらず、この実施例のように、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを一方の建物ユニット3aの天井面9で受ける効果を得ることについては余り期待できない。
この実施例の場合、隣接する建物ユニット3a,3bまたは4a,4bの梁(天井梁6および床梁7)の上部間に上部連結プレート21を取付けるだけで、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを2つの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bのほぼ水平な構成面で受けることができるようになる。そのため、一方の建物ユニット3a,4aの内部に補助梁35を追加で設ける必要をなくすことができる(即ち、一方の建物ユニット3a,4aを通常の構造のままとすることができる)。よって、その分、建物ユニット3,4に対する製造上の負担を軽減したり、建物ユニット3,4の製造コストを抑制したりできるようになる。また、補助梁35が一方の建物ユニット3a,4aの内部において配線の妨げなどとなるようなことなども防止できる。更に、入隅部10を有して隣接配置される建物ユニット3a,3bまたは4a,4bに対する配置制限などもなくすことができる。
(効果 2)上部連結プレート21が、上階(の建物ユニット4)の天井梁6または床梁7の上部間に設けられても良い。これにより、上階の天井梁6の上部間や、上階の床梁7の上部間を、上部連結プレート21で連結することで、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを上階の天井面9や床面8によって受けさせることができるようになる。
なお、図3中、37は建物ユニット3,4に取付けられた外壁パネルである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
(3)図12、図13(および図8)に示すように、上記した入隅部10を有するユニット建物2に対し、
第一の梁部11の長手方向の中間部の下部と第二の梁部12の端部の下部との間を下部連結プレート41で連結しても良い。
ここで、下部連結プレート41は、第一の梁部11の下部(の下フランジ部25)と第二の梁部12の下部(の下フランジ部25)との間に架設可能な幅寸法を有して、
第一の梁部11および第二の梁部12に沿い所要の長さで延びる、ほぼ水平なほぼ矩形状の金属板などとされている。そして、下部連結プレート41は、ボルト、ナットなどの締結固定具26などによって第一の梁部11の下部(の下フランジ部25)と第二の梁部12の下部(の下フランジ部25)との間に上下方向に締結固定されている。
(4)下部連結プレート41は、下階の天井梁6の下部に設けられても良い。
または、下部連結プレート41は、下階の床梁7の下部に設けられても良い。
ここで、この実施例の場合、下部連結プレート41は、最下階の建物ユニット3の床梁7の下フランジ部25の下部間に、第一の梁部11の長手方向の中間部と、第二の梁部12の端部とに跨るように取付けられている。梁(天井梁6および床梁7)の端部と下部連結プレート41との間には、ジョイントピース28およびスペーサ29を挟んでも良い。
なお、下部連結プレート41は、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4との境界部分に対して設ける場合においても、下階の建物ユニット3の天井梁6の下フランジ部25の下部間に、第一の梁部11の長手方向の中間部と、第二の梁部12の端部とに跨るように取付けられる。下部連結プレート41は、上部連結プレート21を上下反転させたようなものとすることができる。
上記以外の構成については、実施例1とほぼ同様とすることができる。下部連結プレート41は、下階の天井梁6の下部と、下階の床梁7の下部との一方または両方に設けることができる。
図12(図13)では、下部連結プレート41を、下階の建物ユニット4の天井梁6や床梁7の下部に設けるようにしているが、構造的に可能であれば、上記に代えてまたは加えて、下部連結プレート41を、上階の建物ユニット4の天井梁6および床梁7の下部の少なくとも一方に対して設けるようにしても良い。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 3)一方の建物ユニット3a,4aの第一の梁部11の長手方向の中間部と、他方の建物ユニット3b,4bの第二の梁部12の端部との下部間を下部連結プレート41で連結した。
これにより、2つの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを、入隅部10を有して隣接配置した場合の、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを、下部連結プレート41を介して連結された2つの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bのほぼ水平な構成面(天井面9や床面8の少なくとも1つ)によって面で受けさせることができるようになる。なお、その他の作用効果については、上記した実施例とほぼ同様である。
(効果 4)下部連結プレート41が、下階の天井梁6または床梁7の下部に設けられても良い。これにより、下階の天井梁6の間や、下階の床梁7の間を、下部連結プレート41で連結して、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを下階の天井面9や床面8によって受けさせることができるようになる。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
(5)図8に示すように、上記した入隅部10を有するユニット建物2に対し、
第一の梁部11の長手方向の中間部の上部と、第二の梁部12の端部の上部との間を上部連結プレート21で連結すると共に、
第一の梁部11の長手方向の中間部の下部と第二の梁部12の端部の下部との間を下部連結プレート41で連結しても良い。
ここで、上部連結プレート21および下部連結プレート41については、上記各実施例と同様である。上部連結プレート21と下部連結プレート41は、入隅部10を有するユニット建物2における、同じ第一の梁部11および第二の梁部12の間や、異なる第一の梁部11および第二の梁部12の間に対し適宜混在させて用いることができる。
(6)上部連結プレート21が、上階の床梁7の上部に設けられ、
下部連結プレート41が、下階の天井梁6の下部に設けられても良い。
ここで、上部連結プレート21および下部連結プレート41は、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4との境界部分における、上下に位置する上階の床梁7と下階の天井梁6とに対し、上下に離隔するように組み合わせた状態で両方同時に設けることができる。この場合、上部連結プレート21は、上階の建物ユニット4の床梁7の上フランジ部24の上部間に、第一の梁部11の中間部と、第二の梁部12の端部とに跨るように取付けられる。また、下部連結プレート41は、下階の建物ユニット3の天井梁6の下フランジ部25の下部間に、第一の梁部11の中間部と、第二の梁部12の端部とに跨るように取付けられる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 5)一方の建物ユニット3a,4aの第一の梁部11の長手方向の中間部と、他方の建物ユニット3b,4bの第二の梁部12の端部との上部間を上部連結プレート21で連結すると共に、一方の建物ユニット3a,4aの第一の梁部11の長手方向の中間部と、他方の建物ユニット3b,4bの第二の梁部12の端部との下部間を下部連結プレート41で連結した。
これにより、2つの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bを、入隅部10を有して隣接配置した場合の、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを、上部連結プレート21および下部連結プレート41を介して連結された2つの建物ユニット3a,3bまたは4a,4bのほぼ水平な構成面(天井面9や床面8など)によって多重に受けさせることができるようになる。なお、その他の作用効果については、上記した実施例とほぼ同様である。
(効果 6)上部連結プレート21が、上階の床梁7の上部に設けられ、下部連結プレート41が、下階の天井梁6の下部に設けられても良い。これにより、下階の建物ユニット3と上階の建物ユニット4との境界部分において、上階の床梁7の間を上部連結プレート21で連結して、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを上階の床面8によって受けさせること、および、下階の天井梁6の間を下部連結プレート41で連結して、入隅部10に作用する隣接方向15の力Fを下階の天井面9によって受けさせることを、同時に行わせ得るようになるため、より効果的となる。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
(7)図14~図16に示すように、入隅部10を形成する第二の梁部12が上階の床梁7とされても良い。
第二の梁部12と、第二の梁部12の下に位置する下階の天井梁6との間に、第二の梁部12の端部または端部近傍を下側から支持するスペーサ51が介在されても良い。
スペーサ51は、隣接する下階の天井梁6の上まで延びる延長部52を有しても良い。
ここで、建物1(ユニット建物2)については、上記各実施例と同様のものとしても良いが、後述するように、上記各実施例とは異なるものとしても良い。
第二の梁部12は、上階の建物ユニット4bのものとなっている。第二の梁部12の下に位置する下階の天井梁6は、下階の建物ユニット3b’のものとなっている。隣接する下階の天井梁6は、上階の建物ユニット4aの第一の梁部11の下に位置する下階の建物ユニット3aのものとなっている。入隅部10を形成する上階の建物ユニット4aと上階の建物ユニット4bとの間には、上部連結プレート21と下部連結プレート41との少なくとも一方が設けられるのが好ましい。なお、下階の建物ユニット3aと上階の建物ユニット4aとの間、および、下階の建物ユニット3b’と上階の建物ユニット4bとの間には、上下連結部55が適宜設けられている。また、下階の建物ユニット3aと下階の建物ユニット3b’との間には、横連結部56が設けられている。上下連結部55や横連結部56は、入隅部10を形成していない部分に対して通常設けられているものである。
スペーサ51は、下階の天井梁6の端部または端部近傍(上記各実施例の場合)や、中間部(この実施例の場合)の上部に設置される上下支持座である。延長部52は、隣接方向15へ延ばされて隣接する下階の天井梁6の中間部の上部に載置される支持面積拡大部である。スペーサ51は、第二の梁部12の端部のジョイントピース28の下に設置されている。
スペーサ51は、第二の梁部12と、隣接する2つの下階の天井梁6との間に対して、例えば、介在状態で設置されても良いし、また、例えば、接着固定や溶接固定やボルト固定やクランプ固定などによって固定されても良い。
(8)図16、図17に示すように、スペーサ51は、第二の梁部12の端部または端部近傍と、下に位置する下階の天井梁6との間隔dよりも厚くなっていても良い(スペーサ51の板厚t>間隔d)。
ここで、スペーサ51は、例えば、金属板などで構成することができる。スペーサ51の板厚tは、上記した間隔dよりも僅かに大きくなっていれば良い。間隔dは、設計値であり、板厚tは、実際に設置したときの最大誤差を見込んだ分だけ大きくするのが好ましい。
なお、延長部52については、第二の梁部12を、隣接する下階の天井梁6にて下側から支持させられれば良いので、特に、隣接する下階の天井梁6と、その上に位置する第一の梁部との間隔よりも厚くする必要はない。スペーサ51は、延長部52を含めて均一肉厚のものなどとすることができる。
(9)図18に示すように、スペーサ51は、金属板61の面に弾性体62,63を積層したものとしても良い。
ここで、金属板61は、第二の梁部12を受けることができれば、どのような材質のものとしても良い。金属板61は、単体で上記した板厚tとなるようにしても良いし、弾性体62,63を含めて上記した板厚tとなるようにしても良い。
弾性体62,63は、金属板61の上下両面に設けても良いし、金属板61の上面または下面の少なくとも一方に対して設けても良いが、上下両面に設けるのが好ましい。弾性体62,63は、例えば、ゴム系の材料などで形成するのが好ましい。上下両面に設ける場合、弾性体62,63は、同じ材質のものとしても良いし、異なる材質のものとしても良い。弾性体62,63は、それぞれ単層材で構成しても良いし、多層材で構成しても良い。
また、弾性体62,63は、金属板61の全面に設けても良いし、支持に必要な部分に対してのみ局所的に設けるようにしても良い。また、上下両面に設ける場合、弾性体62,63の厚み(α,β)は、同じ(α=β)にしても良いし、異なる(α>βまたはα<β)ようにしても良い。
そして、スペーサ51は、片面に弾性体62(または弾性体63)を有する場合の厚みt1や、両面に弾性体62,63を有する場合の厚みt2が、上記した間隔dよりも厚くなり、第二の梁部12によって弾性体62,63が潰されたときの厚みが、上記した間隔dと同じかそれよりも僅かに厚くなるようにする。
(10)図14、図15に示すように、下階の建物ユニット3b’に対して上階の建物ユニット4bが、セットバックされることで、上階部分にのみ入隅部10が形成されるようにしても良い。
ここで、セットバックとは、下階の建物ユニット3b’に対して上階の建物ユニット4aを、奥へズラして配置することである。この実施例では、上階の建物ユニット4bは、下階の建物ユニット3b’に対して隣接方向15と直交する方向16へズラして配置されている。下階の建物ユニット3b’については、隣接する下階の建物ユニット3aと入隅部10側の端部の位置を揃えた状態で配置されている。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 7)第二の梁部12と、第二の梁部12の下に位置する下階の天井梁6との間にスペーサ51を介在させても良い。これにより、第二の梁部12となる上階の床梁7の端部または端部近傍を、スペーサ51を介して第二の梁部12の下に位置する下階の天井梁6によって上下方向に受けさせることができる。
そして、スペーサ51が、隣接する下階の天井梁6の上まで延びる延長部52を有しても良い。これにより、入隅部10を形成する第二の梁部12の端部または端部近傍を、スペーサ51の延長部52を介して隣接する下階の天井梁6にも上下方向に受けさせることができる。そのため、第二の梁部12の端部の荷重を、互いに隣接する2つの下階の建物ユニット3a,3b’における互いに隣接する2本の天井梁6によって分散支持できるようになる。よって、上階の第二の梁部12に対する支持剛性を上げると共に、下階の天井梁6のそれぞれの撓みを抑制することができる。
(効果 8)スペーサ51を、第二の梁部12の端部または端部近傍と、下に位置する下階の天井梁6との間隔dよりも厚くしても良い。これにより、第二の梁部12の端部または端部近傍を、上記した間隔dよりも厚手のスペーサ51を介して下階の天井梁6にて確実に下から受けさせることができる。また、実際に設置されたときに設計値(間隔d)と誤差が生じても、支障なく第二の梁部12の端部または端部近傍を受けさせることができる。
(効果 9)スペーサ51は、金属板61の面に弾性体62,63を積層したものとしても良い。これにより、金属板61によって第二の梁部12の端部を確実に支持すると共に、弾性体62,63によって、スペーサ51に対する、第二の梁部12の端部または端部近傍や、下に位置する下階の各天井梁6などとの当たりを和らげることや、スペーサ51の位置ズレを防止することや、スペーサ51による振動の伝達や騒音の発生などを防止することができる。
(効果 10)下階の建物ユニット3b’に対して上階の建物ユニット4bをセットバックさせることで上階部分にのみ入隅部10を形成するようにしても良い。このようにした場合、下階の建物ユニット3b’と入隅部10を形成した上階の建物ユニット4bとの柱5の位置が一致しなくなるので、上階の建物ユニット4bの入隅部10となる部分の柱5周辺を下階の建物ユニット3b’に支持させるために、例えば、図19に示すように、下階の建物ユニット3b’における第二の梁部12の端部の下の位置に中柱65を設けたり、第二の梁部12の下に沿って補強梁66などを追加設置したりする必要が生じることになる。
これに対し、第二の梁部12の端部または端部近傍を、スペーサ51および延長部52を介して第二の梁部12の下に位置する下階の天井梁6および隣接する下階の天井梁6によって受けさせるようにすることで、中柱65や補強梁66などを不要化できる。そのため、上下方向に対して上階部分にのみ入隅部10を有する構造が、安価に成立するので、例えば、図20に示すような複雑な形状の建物1(ユニット建物2)を構成することができ、プラン自由度を向上することができる。
2 ユニット建物
3 下階の建物ユニット
3a 一方の建物ユニット
3b 他方の建物ユニット
4 上階の建物ユニット
4a 一方の建物ユニット
4b 他方の建物ユニット
5 柱
6 天井梁(梁)
7 床梁(梁)
10 入隅部
11 第一の梁部
12 第二の梁部
13 第三の梁部
15 隣接方向
16 直行する方向
21 上部連結プレート
41 下部連結プレート
51 スペーサ51
52 延長部52
62 金属板61
63 弾性体
64 弾性体
d 間隔
t 板厚

Claims (2)

  1. 4本の柱の上端部間および下端部間をそれぞれ4本の天井梁および床梁で矩形状に連結し
    矩形状に組まれた天井梁により画成されて、天井面材が取付けられる天井面と、矩形状に組まれた床梁により画成されて、床面材が取付けられる床面とを有して成る直方体状の建物ユニットが、
    隣接する下階の建物ユニットの上に隣接する上階の建物ユニットが設置され、
    上階および下階で互いに隣接する一方の建物ユニットが他方の建物ユニットと隣接する第一の梁部を有し、他方の建物ユニットが前記第一の梁部と隣接する第二の梁部を有し、
    前記第一の梁部の端部に位置して、前記第二の梁部の中間部に垂直に突き当たるように配置されることで、前記第二の梁部との間に第一の入隅部を形成する第三の梁部、および、前記第二の梁部の端部に位置して、前記第一の梁部の中間部に垂直に突き当たるように配置されることで、前記第一の梁部との間に第二の入隅部を形成する第三の梁部を有するユニット建物であって、
    前記第一の入隅部では、上階の建物ユニットの床梁となる前記第二の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの床梁となる前記第一の梁部の端部との上面間を上部連結プレートで連結し、
    前記第二の入隅部では、上階の建物ユニットの床梁となる前記第一の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの床梁となる前記第二の梁部の端部との上間を上部連結プレートで連結すると共に、
    前記第一の入隅部では、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第二の梁部の中間部と、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第一の梁部の端部との下面間を下部連結プレートで連結し、
    前記第二の入隅部では、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第一の梁部の中間部と、下階の建物ユニットの天井梁となる前記第二の梁部の端部との下間を下部連結プレートで連結していることを特徴とするユニット建物。
  2. 4本の柱の上端部間および下端部間をそれぞれ4本の天井梁および床梁で矩形状に連結し、
    矩形状に組まれた天井梁により画成されて、天井面材が取付けられる天井面と、矩形状に組まれた床梁により画成されて、床面材が取付けられる床面とを有して成る直方体状の建物ユニットが、
    隣接する下階の建物ユニットの上に隣接する上階の建物ユニットが設置され、
    上階で互いに隣接する一方の建物ユニットが他方の建物ユニットと隣接する第一の梁部を有し、他方の建物ユニットが前記第一の梁部と隣接する第二の梁部を有し、
    前記第一の梁部の端部に位置して、前記第二の梁部の中間部に垂直に突き当たるように配置されることで、前記第二の梁部との間に第一の入隅部を形成する第三の梁部、および、前記第二の梁部の端部に位置して、前記第一の梁部の中間部に垂直に突き当たるように配置されることで、前記第一の梁部との間に第二の入隅部を形成する第三の梁部を有するユニット建物であって、
    前記第一の入隅部では、上階の建物ユニットの床梁となる前記第二の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの床梁となる前記第一の梁部の端部との上面間を上部連結プレートで連結し、
    前記第二の入隅部では、上階の建物ユニットの床梁となる前記第一の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの床梁となる前記第二の梁部の端部との上面間を上部連結プレートで連結すると共に、
    前記第一の入隅部では、上階の建物ユニットの天井梁となる前記第二の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの天井梁となる前記第一の梁部の端部との上面間を上部連結プレートで連結し、
    前記第二の入隅部では、上階の建物ユニットの天井梁となる前記第一の梁部の中間部と、上階の建物ユニットの天井梁となる前記第二の梁部の端部との上面間を上部連結プレートで連結していることを特徴とするユニット建物。
JP2019182039A 2019-02-18 2019-10-02 ユニット建物 Active JP7316176B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019026329 2019-02-18
JP2019026329 2019-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020133389A JP2020133389A (ja) 2020-08-31
JP7316176B2 true JP7316176B2 (ja) 2023-07-27

Family

ID=72278043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019182039A Active JP7316176B2 (ja) 2019-02-18 2019-10-02 ユニット建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7316176B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000240165A (ja) 1998-06-29 2000-09-05 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの連結構造
JP2002081140A (ja) 2000-09-11 2002-03-22 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
JP2002356919A (ja) 2001-03-26 2002-12-13 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物
JP2008291489A (ja) 2007-05-24 2008-12-04 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの補強構造
JP2010126896A (ja) 2008-11-25 2010-06-10 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
US20130180182A1 (en) 2010-09-20 2013-07-18 Seung Hyeup Yoo Container-type system booth for an indoor/outdoor exhibition or event

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000240165A (ja) 1998-06-29 2000-09-05 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの連結構造
JP2002081140A (ja) 2000-09-11 2002-03-22 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
JP2002356919A (ja) 2001-03-26 2002-12-13 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物
JP2008291489A (ja) 2007-05-24 2008-12-04 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの補強構造
JP2010126896A (ja) 2008-11-25 2010-06-10 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
US20130180182A1 (en) 2010-09-20 2013-07-18 Seung Hyeup Yoo Container-type system booth for an indoor/outdoor exhibition or event

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020133389A (ja) 2020-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5356298B2 (ja) 建物ユニット
JP4729055B2 (ja) ユニット建物の連結構造及びユニット建物
JP4583778B2 (ja) ユニット式建物
JP7316176B2 (ja) ユニット建物
JP5400283B2 (ja) 建物ユニットの連結構造及びユニット建物
KR100963580B1 (ko) 유닛 모듈라 시스템의 연결구, 모듈라 유닛 및 그 모듈라유닛의 제작방법
JP6837826B2 (ja) 建物の補強構造及び補強方法
JP5873369B2 (ja) 建物の張出構造
JP4328455B2 (ja) ユニット式建物
JP5667775B2 (ja) 建物
JP5053137B2 (ja) ユニット式建物
JP6962753B2 (ja) 建物ユニット及びユニット式建物
JP7303712B2 (ja) ユニット建物
JP4994009B2 (ja) 鉄骨制振架構を有する建築物
KR100963583B1 (ko) 유닛 모듈라 시스템의 연결구, 모듈라 유닛 및 그 모듈라유닛의 제작방법
JP5693867B2 (ja) 建物
JP7358142B2 (ja) ユニット建物
JP2024008392A (ja) 建物ユニットおよびユニット建物
JP2020147986A (ja) 建物ユニットの連結構造
JP6974090B2 (ja) 屋根構造
JP5749610B2 (ja) ユニット建物
JP5629171B2 (ja) 建物ユニットと付帯構造物との連結構造及びユニット建物
JP2022054699A (ja) 建物ユニット
JP6417166B2 (ja) 屋根の支持構造
JP2016037745A (ja) 屋根の支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230714

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7316176

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151