JP7310236B2 - 金銭処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金銭処理装置に関し、より詳細には、例えば釣銭機として適用される金銭処理装置に関するものである。
昨今のスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、客さばきや現金管理の厳正化のため、自動釣銭機として金銭処理装置が設置されている。この金銭処理装置は、通常、POS(Point Of Sales)レジスタ装置等の上位装置に接続されたレジスタシステムを構成しており、上位装置からの指令に応じて硬貨や紙幣等の金銭の入出金処理を行うものである。
かかる金銭処理装置は、前面に開口を有する箱状の装置本体に、金銭処理ユニットが前方部分が露出する態様で挿入されて構成されている。金銭処理ユニットは、入金口から入金された金銭を取り込んで収納庫に振分収納する一方、出金指示が与えられた場合に収納庫から釣銭に相当する金銭を繰り出して出金口から出金させるものである。
そのような金銭処理装置においては、電磁ロック手段がロック状態となることにより金銭処理ユニットが装置本体から離脱することが規制されており、電磁ロック手段が非ロック状態となることにより金銭処理ユニットが装置本体から離脱することを許容している(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-265154号公報
ところで、上述した金銭処理装置では、電磁ロック状態が非ロック状態となった場合に金銭処理ユニットが装置本体から離脱できるように構成されていたので、例えば停電時等のように電磁ロック手段を非ロック状態にさせることができないときには、金銭処理ユニットを装置本体から離脱させることができず、不便であった。
本発明は、上記実情に鑑みて、自動でも手動でも金銭処理ユニットを必要に応じて装置本体から離脱させることができ、利便性の向上を図ることができる金銭処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る金銭処理装置は、入金された金銭を金種毎に振り分けて収納する一方、出金指示が与えられた場合に該当する金銭を繰り出して出金する金銭処理ユニットが、開口を有する箱状の装置本体に対して挿脱可能に設けられた金銭処理装置であって、前記金銭処理ユニットは、前記装置本体と係合可能な係合姿勢と、前記装置本体と非係合状態となる非係合姿勢との間で変位可能に設けられ、付勢手段により前記係合姿勢となるように付勢されたロックレバーと、常態においては前記ロックレバーが前記係合姿勢となることを許容する一方、操作入力部を通じて解錠操作入力が行われた場合に、前記ロックレバーを前記付勢手段の付勢力に抗して前記係合姿勢から前記非係合姿勢に変位させる解錠動作を行う手動操作部と、常態においては前記ロックレバーが前記係合姿勢となることを許容する一方、解錠指令が与えられた場合に内蔵するソレノイドが通電状態となって前記ロックレバーを前記付勢手段の付勢力に抗して前記係合姿勢から前記非係合姿勢に変位させる解錠動作を行う自動操作部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記手動操作部及び前記自動操作部は、互いにそれぞれの前記ロックレバーに対する解錠動作を許容することを特徴とする。
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記解錠指令が与えられた場合に、前記ソレノイドに対して第1の電圧を印加させて前記ロックレバーを前記非係合姿勢に変位させた後、前記ソレノイドに対して前記第1の電圧よりも小さい第2の電圧を印加させて前記ロックレバーを前記非係合姿勢に所定時間維持させる通電動作を行う制御部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記ロックレバーが前記非係合姿勢にあることを検出する姿勢検出手段と、前記金銭処理ユニットが前記装置本体から離脱したか否かを検出するユニット検出手段とを備え、前記制御部は、前記通電動作を行ったにも関わらず前記ユニット検出手段により前記金銭処理ユニットが前記装置本体から離脱したことが検出されない場合、予め決められた待機時間が経過するまで前記ソレノイドに対する通電を停止し、該待機時間が経過した後に、前記通電動作を再度行うことを特徴とする。
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記制御部は、前記待機時間を挟んで前記通電動作を予め決められた回数行った場合、前記待機時間よりも長い休止時間が経過するまで前記通電動作を規制することを特徴とする。
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記制御部による前記解錠指令が与えられてから前記通電動作を行うまでの時間を任意に設定可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、手動操作部が、常態においてはロックレバーが係合姿勢となることを許容する一方、操作入力部を通じて解錠操作入力が行われた場合に、ロックレバーを付勢手段の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に変位させる解錠動作を行い、自動操作部が、常態においてはロックレバーが係合姿勢となることを許容する一方、解錠指令が与えられた場合に内蔵するソレノイドが通電状態となってロックレバーを付勢手段の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に変位させる解錠動作を行うので、自動でも手動でも金銭処理ユニットを必要に応じて装置本体から離脱させることができ、利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である金銭処理装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態である金銭処理装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図3は、硬貨処理本体に設けられた硬貨処理ユニットを示す正面図である。 図4は、硬貨処理ユニットの内部構造を模式的に示す模式図である。 図5は、硬貨処理本体に設けられた硬貨処理ユニットを示す正面図であり、一部を省略している。 図6は、図2に示した硬貨ロック部を示す斜視図であり、一部の構成要素を分離して示している。 図7は、図2に示した硬貨ロック部を示す斜視図であり、一部の構成要素を分離して示している。 図8は、図6及び図7に示した硬貨ロック部における一部の構成要素の分解斜視図である。 図9は、硬貨用ロックレバーと硬貨処理本体との係合状態を模式的に示す説明図である。 図10は、図6及び図7に示した硬貨ロック部において、硬貨用手動操作部に操作入力が与えられた場合の動作を示す分解斜視図である。 図11は、図6及び図7に示した硬貨ロック部において、硬貨用手動操作部に操作入力が与えられた場合の動作を示す分解斜視図である。 図12は、図6及び図7に示した硬貨ロック部において、硬貨用手動操作部に解錠操作入力が与えられた場合の動作を示す分解斜視図である。 図13は、硬貨用手動操作部に解錠操作入力が与えられた場合の硬貨用ロックレバーと硬貨処理本体との非係合状態を模式的に示す説明図である。 図14は、硬貨用自動操作部を構成する硬貨用ソレノイドが通電状態となる場合の硬貨用ロックレバーと硬貨処理本体との非係合状態を模式的に示す説明図である。 図15は、制御部が実施する通電制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図16は、紙幣処理本体に設けられた紙幣処理ユニットを示す正面図である。 図17は、紙幣処理ユニットの内部構造を模式的に示す模式図である。 図18は、図2に示した紙幣ロック部を示す斜視図であり、一部の構成要素を適宜省略して示している。 図19は、図2に示した紙幣ロック部を示す斜視図であり、一部の構成要素を適宜省略して示している。 図20は、図18及び図19に示した紙幣ロック部の平面図である。 図21は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用手動操作部に操作入力が与えられた場合の動作を示す斜視図である。 図22は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用手動操作部に操作入力が与えられた場合の動作を示す平面図である。 図23は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用手動操作部に解錠操作入力が与えられた場合の動作を示す斜視図である。 図24は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用手動操作部に解錠操作入力が与えられた場合の動作を示す平面図である。 図25は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用自動操作部の第1紙幣ソレノイドが通電状態となる場合の動作を示す斜視図である。 図26は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用自動操作部の第1紙幣ソレノイドが通電状態となる場合の動作を示す平面図である。 図27は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用自動操作部の第2紙幣ソレノイドが通電状態となる場合の動作を示す斜視図である。 図28は、図18~図20に示した紙幣ロック部において、紙幣用自動操作部の第2紙幣ソレノイドが通電状態となる場合の動作を示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る金銭処理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である金銭処理装置を示すものであり、図1は、金銭処理装置の外観構成を示す斜視図であり、図2は、金銭処理装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
ここで例示する金銭処理装置1は、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においてPOS(Point Of Sales)レジスタ装置PRを上位機器として接続される自動釣銭機として適用されるものであり、装置本体10と、硬貨処理ユニット20と、紙幣処理ユニット50と、制御部100とを備えて構成されている。
装置本体10は、硬貨処理本体11と紙幣処理本体12とを備えて構成されている。硬貨処理本体11は、前面に開口(図示せず)を有する箱状の筐体である。紙幣処理本体12は、前面に開口12aを有する箱状の筐体である。これら硬貨処理本体11と紙幣処理本体12とは、硬貨処理本体11が左方で紙幣処理本体12が右方となる態様で左右に並んで並設されることで、装置本体10を構成している。つまり、装置本体10は、前面に開口を有する箱状の形態を成している。
硬貨処理ユニット20は、硬貨処理本体11の前面の開口を通じて該硬貨処理本体11の内部に挿入されて、前方部分が露出された状態で該硬貨処理本体11に設けられた金銭処理ユニットである。かかる硬貨処理ユニット20は、硬貨処理本体11に挿脱可能に設けられて硬貨処理機2を構成している。
硬貨処理機2には、硬貨処理ユニット検出部(ユニット検出手段)11bが設けられている。この硬貨処理ユニット検出部11bは、硬貨処理本体11の所定個所に設置されており、硬貨処理本体11から硬貨処理ユニット20が離脱したか否かを検出してその検出結果を制御部100に送出するものである。
紙幣処理ユニット50は、紙幣処理本体12の前面の開口12aを通じて該紙幣処理本体12の内部に挿入されて、前方部分が露出された状態で該紙幣処理本体12に設けられた金銭処理ユニットである。かかる紙幣処理ユニット50は、紙幣処理本体12に挿脱可能に設けられて紙幣処理機3を構成している。
紙幣処理機3には、紙幣処理ユニット検出部(ユニット検出手段)12bが設けられている。この紙幣処理ユニット検出部12bは、紙幣処理本体12の所定個所に設置されており、紙幣処理本体12から紙幣処理ユニット50が離脱したか否かを検出してその検出結果を制御部100に送出するものである。
制御部100は、硬貨処理機2及び紙幣処理機3の各部と電気的に接続されており、同じく電気的に接続された記憶部110に記憶されたプログラムやデータに従って、硬貨処理機2及び紙幣処理機3の各部の動作を統括的に制御するものである。特に本実施の形態においては、POSレジスタ装置PRより解錠指令が与えられた場合に、該当する硬貨処理機2又は紙幣処理機3に駆動指令を与えるものである。尚、制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
以下においては、硬貨処理ユニット20を金銭処理ユニットとする金銭処理装置1について先に説明し、その後に紙幣処理ユニット50を金銭処理ユニットとする金銭処理装置1について説明する。
図3及び図4は、それぞれ図1及び図2に示した硬貨処理ユニット20を示すものであり、図3は、硬貨処理本体11に設けられた硬貨処理ユニット20を示す正面図であり、図4は、硬貨処理ユニット20の内部構造を模式的に示す模式図である。
これら図3及び図4に示すように、硬貨処理ユニット20は、硬貨投入口21と、硬貨出金口22と、硬貨返却口23と、硬貨搬送機構30とを備えて構成されている。
硬貨投入口21は、硬貨処理ユニット20の前方部分の上面右側に設けられており、投入された硬貨を内部に受け入れるための開口である。この硬貨投入口21は、例えば顧客等の利用者からの預り金を一時保持する一時保持部として機能する。
硬貨出金口22は、上記前方部分の前面左側に設けられている。この硬貨出金口22は、内部に収納された硬貨を払い出すための開口であり、該前方部分の前面に取り付けられた出金トレイ24に硬貨を払い出すものである。硬貨返却口23は、上記前方部分の前面右側に設けられている。この硬貨返却口23は、硬貨を返却するための開口である。
ところで、硬貨返却口23の左方には、図5に示すように、小径孔25が形成されている。この小径孔25は、例えば工具等の先端部分が前方より挿通することを許容する内径を有しており、その後方には電源スイッチ26が設置されている。かかる小径孔25は、前方より挿通する工具等の先端部分が電源スイッチ26を押圧することを許容するもので、常態においては、カバー27(図3参照)により覆われている。
硬貨搬送機構30は、制御部100に電気的に接続されており、入金搬送部31、一時保留部32、硬貨振分部33、硬貨収納庫34、出金搬送部35及び切換ゲート群36を有している。
入金搬送部31は、硬貨投入口21より投入されるとともに図示せぬ投入検出センサによって検出された硬貨を搬送するものであり、検銭部37が設けられている。検銭部37は、硬貨の真贋及び金種を判別し、その判別結果を制御部100に送出するものである。
一時保留部32は、検銭部37で正貨と判定された硬貨を一時的に保留するものである。硬貨振分部33は、一時保留部32で保留されてから搬送された硬貨を金種毎に振り分けるものである。
硬貨収納庫34は、金種毎に設けられており、硬貨振分部33により振り分けられた硬貨を収納するものである。各硬貨収納庫34は、投入された硬貨を金種別に個別に収納するようにしている。また各硬貨収納庫34は、制御部100から与えられる指令に応じて、収納する商品を繰り出す機能を有している。
出金搬送部35は、硬貨収納庫34から繰り出された硬貨を前方に向けて搬送するものである。つまり出金搬送部35は、硬貨収納庫34から繰り出された硬貨を、硬貨出金口22に連通する出金シュート38に向けて前方に搬送するものである。
切換ゲート群36は、第1切換ゲート36a、第2切換ゲート36b及び第3切換ゲート36cを備えている。第1切換ゲート36aは、入金搬送部31の搬送方向下流側に設けられている。この第1切換ゲート36aは、入金搬送部31で搬送された硬貨を一時保留部32に搬送させる状態と、該硬貨を硬貨出金口22に搬送させる状態との間で択一的に切換可能なものである。
第2切換ゲート36bは、一時保留部32の搬送方向下流側に設けられている。この第2切換ゲート36bは、一時保留部32で保留された硬貨を硬貨振分部33に送出させる状態と、該硬貨を硬貨返却口23に送出させる状態との間で択一的に切換可能なものである。かかる第2切換ゲート36bは、常態においては、一時保留部32で保留された硬貨を硬貨振分部33に送出させる状態となっている。
尚、一時保留部32で保留された硬貨は、硬貨振分部33若しくは硬貨返却口23に搬送ベルトや搬送ローラ等の搬送手段(図示せず)により搬送される際に、図示せぬリバースローラにより、互いに重なり合わないよう1枚ずつ搬送される。また硬貨の搬送姿勢であるが、横倒姿勢、すなわち硬貨の中心軸が搬送方向に略直交する姿勢で搬送される。
第3切換ゲート36cは、出金搬送部35の搬送方向下流側に設けられている。この第3切換ゲート36cは、出金搬送部35で搬送された硬貨を、出金シュート38を経由して硬貨出金口22に搬送させる搬送状態と、該硬貨を一時保留部32に搬送させる循環状態との間で択一的に切換可能なものである。かかる第3切換ゲート36cは、常態においては、搬送状態となっている。
また硬貨処理ユニット20は、上記構成の他、硬貨ロック部40を備えている。図6及び図7は、それぞれ硬貨ロック部40を示す斜視図であり、一部の構成要素を分離して示している。
これら図6及び図7に示すように、硬貨ロック部40は、硬貨用ロックベース41と、硬貨用ロックレバー42と、硬貨用手動操作部43と、硬貨用自動操作部44と、硬貨用姿勢検出部45とを備えて構成されている。
硬貨用ロックベース41は、板金等を屈曲等して構成されている。硬貨用ロックレバー42は、板金等を加工して構成され、図8にも示すように、基部421と、左側部422と、右側部423とを有している。基部421は、硬貨用ロックレバー42の底部を構成する水平延在部分である。
左側部422は、基部421の左端部より上方に向けて延在する部分であり、前後方向が長手方向となる長尺状の平板状部分である。この左側部422には、右延部422a、フック部422b及び被検出部422cが形成されている。右延部422aは、左側部422の前端部の下端縁部より右方に向けて延在する部分である。フック部422bは、左側部422の後端部に下方に突出する態様で形成されている。被検出部422cは、左側部422の後端部に上方に突出する態様で形成されている。右側部423は、基部421の右端部より上方に向けて延在する平板状部分である。
このような硬貨用ロックレバー42は、左側部422と右側部423とに左右一対となる態様で形成された貫通孔422d,423aに、硬貨用ロックベース41の左側壁部411と右側壁部412とに架設されるロックレバー軸46が貫通することにより、ロックレバー軸46の中心軸回りに揺動可能となる態様で硬貨用ロックベース41に設けられている。
そして、硬貨用ロックレバー42は、右延部422aに一端が係止されたコイルスプリング47の他端が硬貨用ロックベース41の天壁部413に係止されており、ロックレバー軸46に貫通される部分よりも後方部分が該コイルスプリング47により下方に向けて付勢され、基部421が硬貨用ロックベース41の底壁部414に当接してその姿勢が維持されている。
基部421が底壁部414に当接した姿勢の硬貨用ロックレバー42は、詳細は後述するが、図9に示すように、フック部422bが硬貨処理本体11の底面11cに形成された係合孔11c1に挿通して、硬貨処理本体11と係合可能である。
このように硬貨用ロックレバー42は、常態においては、コイルスプリング47に付勢されることで硬貨処理本体11に係合可能な係合姿勢となる。コイルスプリング47は、硬貨用ロックレバー42を係合姿勢となるように付勢する付勢手段を構成している。
硬貨用手動操作部43は、硬貨用キーシリンダ431を備えている。硬貨用キーシリンダ431は、硬貨用ロックベース41の前壁部415に形成された取付孔415aを貫通する態様で取り付けられており、図3等に示すように、その前面の鍵孔431aが前方に露出した操作入力部である。
この硬貨用キーシリンダ431は、従来公知のものであり、鍵孔431aに図示せぬキーが挿入されて操作入力されることで、自身に取り付けられたカム432を自身の中心軸回りに回動させるものである。
このような硬貨用手動操作部43は、基準状態にある場合、図6及び図7に示すように、カム432が硬貨用ロックレバー42から離隔していて当接しない。そのため、硬貨用ロックレバー42は、係合姿勢に維持される。また鍵孔431aに図示せぬキーが挿入されて操作入力されることで、基準状態から前方から見て反時計回りに所定角度だけ回動される場合、図10及び図11に示すように、カム432が硬貨用ロックレバー42に当接せず、硬貨用ロックレバー42は係合姿勢に維持される。
一方、鍵孔431aに図示せぬキーが挿入されて解錠操作入力されることで、基準状態から前方から見て時計回りに所定角度だけ回動される場合、図12に示すように、カム432が硬貨用ロックレバー42の右延部422aを上方から押圧し、これにより硬貨用ロックレバー42が、コイルスプリング47の付勢力に抗して、上方に揺動する。このように硬貨用ロックレバー42は、上方に揺動する場合、図13に示すように、フック部422bが係合孔11c1から離脱して硬貨処理本体11と非係合状態となる非係合姿勢となる。
つまり、硬貨用ロックレバー42は、硬貨処理本体11と係合可能な係合姿勢と、硬貨処理本体11体と非係合状態となる非係合姿勢との間で揺動可能に設けられ、コイルスプリング47により係合姿勢となるように付勢されている。また硬貨用手動操作部43は、常態においては硬貨用ロックレバー42が係合姿勢となることを許容する一方、解錠操作入力が行われた場合に、硬貨用ロックレバー42をコイルスプリング47の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行うものである。
硬貨用自動操作部44は、硬貨用ソレノイド441を備えている。硬貨用ソレノイド441は、硬貨用ロックベース41の天壁部413に装着されており、制御部100から与えられる指令により通電状態となる場合に、プランジャ(図示せず)を図示せぬバネの付勢力に抗して上方に向けて吸引するものである。プランジャには、左右方向に沿って延在するロッド442が取り付けてある。このロッド442は、軸方向の長さが、硬貨用ロックレバー42の左右幅よりも大きいものであり、常態においては、硬貨用ロックレバー42の左側部422及び右側部423よりも下方に離隔して配置される。尚、硬貨用ロックレバー42における左側部422及び右側部423において、ロッド442の直上となる下端縁部は、後方に向かうに連れて漸次下方に傾斜している。
このような硬貨用自動操作部44は、常態においては、ロッド442が硬貨用ロックレバー42から離隔しているので、硬貨用ロックレバー42が係合姿勢となることを許容している。その一方、制御部100から駆動指令が与えられることにより硬貨用ソレノイド441が通電状態となる場合、プランジャを上方に向けて吸引することで、図14に示すように、ロッド442が左側部422及び右側部423に当接し、硬貨用ロックレバー42をコイルスプリング47の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行うものである。
硬貨用姿勢検出部45は、硬貨用ロックベース41の天壁部413の後端部分に設置されている。この硬貨用姿勢検出部45は、例えば光センサ等により構成され、硬貨用ロックレバー42が非係合姿勢となる場合に、被検出部422cにより発光部からの光が遮蔽されることで、硬貨用ロックレバー42が非係合姿勢にあることを検出する姿勢検出手段である。この硬貨用姿勢検出部45は、硬貨用ロックレバー42が非係合姿勢にあることを検出した場合、その検出結果を制御部100に送出するものである。
以上のような構成を有する硬貨処理ユニット20を金銭処理ユニットとする金銭処理装置1においては、硬貨処理ユニット20が硬貨処理本体11に挿入された場合、図9に示したように、硬貨用ロックレバー42のフック部422bが係合孔11c1に挿入しており、これにより硬貨処理ユニット20が硬貨処理本体11から前方に引き出されて離脱してしまうことを抑制している。この場合において、硬貨処理ユニット20に設けられて硬貨処理本体11の底面11cを転動可能なローラ20Rは、該底面11cに上方に突出する態様で設けられた突起11c2により前方への転動が規制されることで、係合孔11c1の前縁部分とフック部422bとの間に間隙Sが形成されている。尚、硬貨処理ユニット20が前方に引き出される際、ローラ20Rは突起11c2を乗り越えることが可能である。
そして、金銭処理装置1は、硬貨用キーシリンダ431の鍵孔431aにキーが挿入されて解錠操作入力が行われた場合、図13に示したように、硬貨用ロックレバー42がコイルスプリング47の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動することにより、硬貨用ロックレバー42と硬貨処理本体11との係合状態が解除され、硬貨処理ユニット20が前方に引き出されて硬貨処理本体11から離脱することを許容する。
一方、硬貨処理ユニット20が硬貨処理本体11に挿入された状態にて、POSレジスタ装置PRより解錠指令が与えられる場合、制御部100は、次のような通電制御処理を行う。
図15は、制御部100が実施する通電制御処理の処理内容を示すフローチャートである。この通電制御処理において、制御部100は、POSレジスタ装置PRより解錠指令が与えられた場合(ステップS101)、予め設定された設定時間が経過したか否かを判断する(ステップS102)。設定時間は、POSレジスタ装置PRを通じて任意に設定されるもので、記憶部110に記憶されている。
設定時間が経過したものと判断した場合(ステップS102:Yes)、制御部100は、硬貨用ソレノイド441に対して第1の電圧(例えば24V程度)を印加させて該硬貨用ソレノイド441を通電状態にさせ(ステップS103)、硬貨用姿勢検出部45により硬貨用ロックレバー42が非係合姿勢にあることが検出されるか否かを判断する(ステップS104)。
硬貨用ソレノイド441が通電状態になることにより、図14に示したように、硬貨用ソレノイド441がプランジャを上方に吸引することにより、ロッド442が左側部422及び右側部423に当接して硬貨用ロックレバー42をコイルスプリング47の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる。
そして、硬貨用姿勢検出部45により硬貨用ロックレバー42が非係合姿勢にあることが検出された場合(ステップS104:Yes)、制御部100は、硬貨用ソレノイド441に対して第1の電圧よりも小さい第2の電圧、具体的には第1の電圧の半分程度の大きさの第2の電圧を印加させて該硬貨用ソレノイド441の通電状態を維持し(ステップS105)、予め決められた所定時間(例えば10秒間程度)が経過するまでに硬貨処理ユニット検出部11bが硬貨処理ユニット20の離脱を検出したか否かを判断する(ステップS106,ステップS107)。
硬貨処理ユニット検出部11bが硬貨処理ユニット20の離脱を検出したものと判断した場合(ステップS106:Yes,ステップS107:No)、制御部100は、硬貨用ソレノイド441に対する電力の供給を停止させて非通電状態にさせ(ステップS108)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように硬貨用ソレノイド441が非通電状態になることにより、プランジャは、バネにより下方に向けて移動して初期位置に配置され、その結果、硬貨用ロックレバー42は、コイルスプリング47により係合姿勢に揺動する。
一方、硬貨処理ユニット検出部11bが硬貨処理ユニット20の離脱を検出せずに所定時間が経過したものと判断した場合(ステップS106:No,ステップS107:Yes)、制御部100は、硬貨用ソレノイド441に対する電力の供給を停止させて非通電状態にさせ(ステップS109)、今回の硬貨用ソレノイド441に対する通電が後述する待機時間を経過した後に行われた2回目か否かを判断する(ステップS110)。
今回の硬貨用ソレノイド441に対する通電が2回目に該当しないと判断した場合(ステップS110:No)、制御部100は、記憶部110に予め記憶された待機時間(例えば1秒間程度)が経過したか否かを判断する(ステップS111)。
待機時間が経過したものと判断した場合(ステップS111:Yes)、制御部100は、ステップS103の処理に移行し、硬貨用ソレノイド441に対する電圧の印加を繰り返す。
ところで、今回の硬貨用ソレノイド441に対する通電が2回目に該当すると判断した場合(ステップS110:Yes)、制御部100は、記憶部110に予め記憶された休止時間(例えば60秒間程度)が経過したか否かを判断する(ステップS112)。
休止時間が経過したものと判断した場合(ステップS112:Yes)、制御部100は、休止時間の計測を終了し(ステップS113)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
このように上記金銭処理装置1においては、制御部100が、POSレジスタ装置PRから解錠指令が与えられた場合に、硬貨用ソレノイド441に対して第1の電圧を印加させて硬貨用ロックレバー42を非係合姿勢に揺動させた後、硬貨用ソレノイド441に対して第1の電圧よりも小さい第2の電圧を印加させて硬貨用ロックレバー42を非係合姿勢に所定時間維持させる通電動作を行っている。そして制御部100は、通電動作を行ったにも関わらず硬貨処理ユニット検出部11bにより硬貨処理ユニット20が硬貨処理本体11(装置本体10)から離脱したことが検出されない場合、予め決められた待機時間が経過するまで硬貨用ソレノイド441に対する通電を停止し、該待機時間が経過した後に、通電動作を再度行っている。更に制御部100は、待機時間を挟んで通電動作を2回行った場合、待機時間よりも長い休止時間が経過するまで通電動作を規制している。
また上記金銭処理装置1において、硬貨用手動操作部43は、基準状態にある場合にカム432が硬貨用ロックレバー42から離隔しており、硬貨用自動操作部44は、常態においてロッド442が硬貨用ロックレバー42から離隔しているので、硬貨用手動操作部43及び硬貨用自動操作部44は、互いにそれぞれの硬貨用ロックレバー42に対する解錠動作を許容している。
以上説明したように、硬貨処理ユニット20を金銭処理ユニットとする金銭処理装置1によれば、硬貨用手動操作部43が、常態においては硬貨用ロックレバー42が係合姿勢となることを許容する一方、硬貨用キーシリンダ431を通じて解錠操作入力が行われた場合に、硬貨用ロックレバー42をコイルスプリング47の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行い、硬貨用自動操作部44が、常態においては硬貨用ロックレバー42が係合姿勢となることを許容する一方、解錠指令が与えられた場合に内蔵する硬貨用ソレノイド441が通電状態となって硬貨用ロックレバー42をコイルスプリング47の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行うので、自動でも手動でも硬貨処理ユニット20を必要に応じて硬貨処理本体11(装置本体10)から離脱させることができ、利便性の向上を図ることができる。
上記金銭処理装置1によれば、硬貨用ロックレバー42がコイルスプリング47により係合姿勢となるように付勢されているとともに、硬貨用自動操作部44が硬貨用ソレノイド441を内蔵しているので、硬貨用ソレノイド441が通電されている途中に停電等により電力の供給が遮断された場合、硬貨用ロックレバー42は、コイルスプリング47により係合姿勢に揺動することができ、硬貨処理本体11との係合状態を保持することが可能になる。
上記金銭処理装置1によれば、制御部100が、POSレジスタ装置PRから解錠指令が与えられた場合に、硬貨用ソレノイド441に対して第1の電圧を印加させて硬貨用ロックレバー42を非係合姿勢に揺動させた後、硬貨用ソレノイド441に対して第1の電圧よりも小さい第2の電圧を印加させて硬貨用ロックレバー42を非係合姿勢に所定時間維持させる通電動作を行っているので、硬貨用ソレノイド441の発熱を抑制し、所望の性能を発揮させることができる。
上記金銭処理装置1によれば、制御部100が、通電動作を行ったにも関わらず硬貨処理ユニット検出部11bにより硬貨処理ユニット20が硬貨処理本体11(装置本体10)から離脱したことが検出されない場合、予め決められた待機時間が経過するまで硬貨用ソレノイド441に対する通電を停止し、該待機時間が経過した後に、通電動作を再度行っているので、何らかの理由により最初の通電動作で硬貨処理ユニット20が引き出されない場合でも、次の通電動作で硬貨処理ユニット20を引き出すことができ、利便性の向上を図ることができる。
上記金銭処理装置1によれば、制御部100が、待機時間を挟んで通電動作を2回行った場合、待機時間よりも長い休止時間が経過するまで通電動作を規制しているので、硬貨用ソレノイド441の通電動作に時間的制限及び回数的制限を与えることができ、これによっても、硬貨用ソレノイド441の発熱を抑制し、所望の性能を発揮させることができる。
上記金銭処理装置1によれば、硬貨処理ユニット20が硬貨処理本体11に挿入された場合に、係合孔11c1の前縁部分とフック部422bとの間に間隙Sが形成されているので、硬貨用ロックレバー42を係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる際に、フック部422bが硬貨処理本体11に接する虞れがなく、これにより、硬貨用ロックレバー42の揺動における負荷が増大することを防止することができる。
上記金銭処理装置1によれば、硬貨用ロックレバー42の左側部422及び右側部423において、ロッド442の直上となる下端縁部は、後方に向かうに連れて漸次下方に傾斜しているので、硬貨用ソレノイド441が通電状態となることにより上方に移動するロッド442と接触することになるが、硬貨用ロックレバー42の揺動に要する力を低減させることができる。
上記金銭処理装置1によれば、制御部100による解錠指令が与えられてから通電動作を行うまでの時間を任意に設定可能としたので、POSレジスタ装置PRと金銭処理装置1との配置関係に応じて通電動作の開始時間を調整でき、利便性の向上を図ることができる。
図16及び図17は、それぞれ図1及び図2に示した紙幣処理ユニット50を示すものであり、図16は、紙幣処理本体12に設けられた紙幣処理ユニット50を示す正面図であり、図17は、紙幣処理ユニット50の内部構造を模式的に示す模式図である。
ここで例示する紙幣処理ユニット50は、前方部分に、紙幣を投入するための紙幣入金口51と、収納された紙幣を釣銭として払い出す紙幣出金口52とが形成されている。また紙幣処理ユニット50の前方部分の下部には、引き出し可能な状態で設けられた回収庫53の前面部が露出している。
そのような紙幣処理ユニット50は、紙幣入金口51から投入された紙幣を内部に導入する入金部54、紙幣を紙幣出金口52に繰り出す出金部55、回収庫53、紙幣の真贋及び金種を判別する鑑別部56、金種毎の紙幣を収納する紙幣収納庫57を有する。上述した入金部54、出金部55、回収庫53、鑑別部56、紙幣収納庫57は、紙幣搬送機構58によって接続されている。
これら紙幣処理ユニット50は、制御部100に電気的に接続されており、次のように動作するものである。紙幣入金口51に入金された紙幣は、入金部54の図示しない検出センサによって検出された後、制御部100により駆動される紙幣搬送機構58によって鑑別部56に搬送される。紙幣搬送機構58は、その搬送途中で紙幣が詰まったり、鑑別部56での判別が不十分となったりする場合には、入金部54を経由して該紙幣を紙幣入金口51に一旦戻す。
また紙幣搬送機構58は、鑑別部56によって紙幣が正貨でないと判別された場合には、該紙幣を出金部55に搬送して紙幣出金口52より出金させる。一方、紙幣搬送機構58は、鑑別部56によって紙幣が正貨であると判別された場合、この紙幣を金種に応じた紙幣収納庫57に収納する。
一方、POSレジスタ装置PRから出金指令があった場合、制御部100は、対応する金種の紙幣を紙幣収納庫57から紙幣搬送機構58に繰り出させ、該紙幣搬送機構58により出金部55に搬送して紙幣出金口52より出金させる。
そして、紙幣処理ユニット50は、上記構成の他、紙幣ロック部60を備えている。図18及び図19は、それぞれ紙幣ロック部60を示す斜視図であり、一部の構成要素を適宜省略して示している。
これら図18及び図19に示すように、紙幣ロック部60は、紙幣用ロックレバー62と、紙幣用手動操作部63と、紙幣用自動操作部64と、紙幣用姿勢検出部65(図2参照)とを備えて構成されている。
紙幣用ロックレバー62は、紙幣用ロックベース61(図20参照)に上下方向に沿って延在する態様で支持されたレバー軸611に貫通された状態で、該レバー軸611の中心軸回りに揺動可能に設けられている。この紙幣用ロックレバー62には、後端部より左方に向けて突出する第1フック部621と、後端部より右方に向けて突出する第2フック部622とが設けられている。
第1フック部621は、紙幣用ロックレバー62の左方域を覆う態様で配設されたロックプレート66の矩形孔661を貫通している。ロックプレート66は、紙幣用ロックレバー62と同様にレバー軸611の中心軸回りに揺動可能に設けられており、紙幣用ロックベース61との間に介在するプレート用バネ671により付勢されることで、図18及び図19に示したように最も左方に揺動した状態に配置されている。また紙幣用ロックレバー62は、紙幣用ロックベース61との間に介在するレバーバネ672により付勢されることで、レバー軸611の後方部分が右方に向けて付勢されてその姿勢が決められており、図20に示すように、紙幣用ロックベース61に形成された連通孔612を第2フック部622が左方から右方に向けて貫通している。
このように紙幣用ロックレバー62は、常態においては、図20に示したように、第1フック部621が、ロックプレート66の矩形孔661を貫通して紙幣処理本体12の左面12cに形成された係合孔12c1に挿通して紙幣処理本体12と係合可能である。また紙幣用ロックレバー62は、第2フック部622が、紙幣用ロックベース61の連通孔612を貫通して回収庫53の係止孔531に挿入して回収庫53と係止可能である。つまり、紙幣用ロックレバー62は、常態においては、紙幣処理本体12に係合可能な係合姿勢となる。
紙幣用手動操作部63は、紙幣用キーシリンダ631を備えている。紙幣用キーシリンダ631は、図16等に示すように、その前面の鍵孔631aが前方に露出した操作入力部である。
この紙幣用キーシリンダ631は、従来公知のものであり、鍵孔631aに図示せぬキーが挿入されて操作入力されることで、自身に取り付けられたカム632,633(図23参照)を自身の中心軸回りに回動させるものである。
このような紙幣用手動操作部63は、基準状態にある場合、図18~図20に示すように、カム632,633が紙幣用ロックレバー62及びロックプレート66から離隔していて当接しない。そのため、紙幣用ロックレバー62は、係合姿勢に維持される。また鍵孔631aに図示せぬキーが挿入されて操作入力されることで、基準状態から前方から見て反時計回りに所定角度だけ回動される場合、図21及び図22に示すように、カム632が紙幣用ロックレバー62に当接して、該紙幣用ロックレバー62をレバーバネ672の付勢力に抗して左方に向けて揺動させる。
このように紙幣用ロックレバー62が左方に揺動すると、第2フック部622と回収庫53との係止状態が解除され、回収庫53は図示せぬ付勢手段により前方に向けて付勢されることで、回収庫53を取り出すことができる。
一方、鍵孔631aに図示せぬキーが挿入されて解錠操作入力されることで、基準状態から前方から見て時計回りに所定角度だけ回動される場合、図23及び図24に示すように、カム633がロックプレート66に当接して、このロックプレート66をプレート用バネ671の付勢力に抗して右方に向けて揺動させる。
このようにロックプレート66が右方に揺動することにより、紙幣用ロックレバー62も右方に揺動することになり、第1フック部621が係合孔12c1から離脱して紙幣処理本体12と非係合状態となる非係合姿勢となる。
つまり、紙幣用ロックレバー62は、紙幣処理本体12と係合可能な係合姿勢と、紙幣処理本体12体と非係合状態となる非係合姿勢との間で揺動可能に設けられ、プレート用バネ671及びレバーバネ672により係合姿勢となるように付勢されている。また紙幣用手動操作部63は、常態においては紙幣用ロックレバー62が係合姿勢となることを許容する一方、解錠操作入力が行われた場合に、紙幣用ロックレバー62をプレート用バネ671の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行うものである。
紙幣用自動操作部64は、第1紙幣用ソレノイド641及び第2紙幣用ソレノイド642を備えている。第1紙幣用ソレノイド641は、制御部100から与えられる駆動指令により通電状態となる場合に、図25及び図26に示すように、第1プランジャ641aを図示せぬバネの付勢力に抗して左方に向けて吸引するものである。第1プランジャ641aは、リンク機構641bを介して紙幣用ロックレバー62に連結されている。第2紙幣用ソレノイド642は、制御部100から与えられる駆動指令により通電状態となる場合に、図27及び図28に示すように、第2プランジャ642aを図示せぬバネの付勢力に抗して左方に向けて吸引するものである。第2プランジャ642aは、リンク機構642bを介してロックプレート66に連結されている。
このような紙幣用自動操作部64は、常態においては、紙幣用ロックレバー62が係合姿勢となることを許容している。その一方、制御部100から駆動指令が与えられることにより第1紙幣用ソレノイド641が通電状態となる場合、第1プランジャ641aを左方に向けて吸引することで、図25及び図26に示したように、紙幣用ロックレバー62をレバーバネ672の付勢力に抗して左方に向けて揺動させ、第2フック部622と回収庫53との係止状態が解除させるものである。また、制御部100から駆動指令が与えられることにより第2紙幣用ソレノイド642が通電状態となる場合、第2プランジャ642aを左方に向けて吸引することで、図27及び図28に示したように、ロックプレート66をプレート用バネ671の付勢力に抗して右方に向けて揺動させ、これにより紙幣用ロックレバー62も右方に揺動させて係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行うものである。
紙幣用姿勢検出部65は、例えば光センサ等により構成されるもので、紙幣用ロックレバー62が非係合姿勢にあることを検出する姿勢検出手段である。この紙幣用姿勢検出部65は、紙幣用ロックレバー62が非係合姿勢にあることを検出した場合、その検出結果を制御部100に送出するものである。
以上のような構成を有する紙幣処理ユニット50を金銭処理ユニットとする金銭処理装置1においては、紙幣処理ユニット50が紙幣処理本体12に挿入された場合、図20に示したように、紙幣用ロックレバー62の第1フック部621が係合孔12c1に挿入しており、これにより紙幣処理ユニット50が紙幣処理本体12から前方に引き出されて離脱してしまうことを抑制している。
そして、金銭処理装置1は、紙幣用キーシリンダ631の鍵孔631aにキーが挿入されて解錠操作入力が行われた場合、図23及び図24に示したように、ロックプレート66をプレート用バネ671の付勢力に抗して右方に向けて揺動させることにより、紙幣用ロックレバー62を係合状態から非係合状態に揺動させ、紙幣用ロックレバー62と紙幣処理本体12との係合状態が解除され、紙幣処理ユニット50が前方に引き出されて紙幣処理本体12から離脱することを許容する。
一方、紙幣処理ユニット50が紙幣処理本体12に挿入された状態にて、POSレジスタ装置PRより解錠指令が与えられる場合、制御部100は、第2紙幣用ソレノイド642を通電状態にさせて、図27及び図28に示したように、ロックプレート66をプレート用バネ671の付勢力に抗して右方に向けて揺動させることにより、紙幣用ロックレバー62を係合状態から非係合状態に揺動させ、紙幣用ロックレバー62と紙幣処理本体12との係合状態が解除され、紙幣処理ユニット50が前方に引き出されて紙幣処理本体12から離脱することを許容する。
以上説明したように、紙幣処理ユニット50を金銭処理ユニットとする金銭処理装置1によれば、紙幣用手動操作部63が、常態においては紙幣用ロックレバー62が係合姿勢となることを許容する一方、紙幣用キーシリンダ631を通じて解錠操作入力が行われた場合に、紙幣用ロックレバー62をプレート用バネ671の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行い、紙幣用自動操作部64が、常態においては紙幣用ロックレバー62が係合姿勢となることを許容する一方、解錠指令が与えられた場合に内蔵する第2紙幣用ソレノイド642が通電状態となって紙幣用ロックレバー62をプレート用バネ671の付勢力に抗して係合姿勢から非係合姿勢に揺動させる解錠動作を行うので、自動でも手動でも紙幣処理ユニット50を必要に応じて紙幣処理本体12(装置本体10)から離脱させることができ、利便性の向上を図ることができる。
上記金銭処理装置1によれば、紙幣用ロックレバー62がプレート用バネ671及びレバーバネ672により係合姿勢となるように付勢されているとともに、紙幣用自動操作部64が第2紙幣用ソレノイド642を内蔵しているので、第2紙幣用ソレノイド642が通電されている途中に停電等により電力の供給が遮断された場合、紙幣用ロックレバー62は、プレート用バネ671及びレバーバネ672により係合姿勢に揺動することができ、紙幣処理本体12との係合状態を保持することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、装置本体10を構成する硬貨処理本体11及び紙幣処理本体12は、いずれも前面に開口12aを有していたが、本発明においては、装置本体は、前面に限られず、側面や後面に開口を有していてもよい。
上述した実施の形態では、通電制御処理において、ステップS110で2回目か否かを判断していたが、本発明においては、2回に限られるものではなく、予め決められた任意の回数であってよい。
上述した実施の形態では特に述べていないが、紙幣処理ユニット50を金銭処理ユニットとする金銭処理装置1においても、POSレジスタ装置PRより解錠指令が与えられた場合、制御部100は、図15で示した通電制御処理を行ってもよい。通電処理の内容は、上述したものと同じであるので割愛する。
このような通電制御処理を行うことにより、制御部100が、POSレジスタ装置PRから解錠指令が与えられた場合に、第2紙幣用ソレノイド642に対して第1の電圧を印加させて紙幣用ロックレバー62を非係合姿勢に揺動させた後、第2紙幣用ソレノイド642に対して第1の電圧よりも小さい第2の電圧を印加させて紙幣用ロックレバー62を非係合姿勢に所定時間維持させる通電動作を行うことになり、第2紙幣用ソレノイド642の発熱を抑制し、所望の性能を発揮させることができる。
また制御部100が、通電動作を行ったにも関わらず紙幣処理ユニット検出部12bにより紙幣処理ユニット50が紙幣処理本体12(装置本体10)から離脱したことが検出されない場合、予め決められた待機時間が経過するまで第2紙幣用ソレノイド642に対する通電を停止し、該待機時間が経過した後に、通電動作を再度行っているので、何らかの理由により最初の通電動作で紙幣処理ユニット50が引き出されない場合でも、次の通電動作で紙幣処理ユニット50を引き出すことができ、利便性の向上を図ることができる。
また制御部100は、待機時間を挟んで通電動作を2回行った場合、待機時間よりも長い休止時間が経過するまで通電動作を規制しているので、第2紙幣用ソレノイド642の通電動作に時間的制限及び回数的制限を与えることができ、これによっても、第2紙幣用ソレノイド642の発熱を抑制し、所望の性能を発揮させることができる。
しかも、制御部100による解錠指令が与えられてから通電動作を行うまでの時間を任意に設定可能としたので、POSレジスタ装置PRと金銭処理装置1との配置関係に応じて通電動作の開始時間を調整でき、利便性の向上を図ることができる。
1…金銭処理装置、2…硬貨処理機、3…紙幣処理機、10…装置本体、11…硬貨処理本体、11b…硬貨処理ユニット検出部(ユニット検出手段)、12…紙幣処理本体、12b…紙幣処理ユニット検出部(ユニット検出手段)、20…硬貨処理ユニット、21…硬貨投入口、22…硬貨出金口、23…硬貨返却口、30…硬貨搬送機構、31…入金搬送部、32…一時保留部、33…硬貨振分部、34…硬貨収納庫、35…出金搬送部、36…切換ゲート群、40…硬貨ロック部、41…硬貨用ロックベース、42…硬貨用ロックレバー、43…硬貨用手動操作部、44…硬貨用自動操作部、441…硬貨用ソレノイド、442…ロッド、45…硬貨用姿勢検出部、46…ロックレバー軸、47…コイルスプリング、50…紙幣処理ユニット、51…紙幣入金口、52…紙幣出金口、53…回収庫、54…入金部、55…出金部、56…鑑別部、57…紙幣収納庫、58…紙幣搬送機構、60…紙幣ロック部、62…紙幣用ロックレバー、63…紙幣用手動操作部、64…紙幣用自動操作部、641…第1紙幣用ソレノイド、642…第2紙幣用ソレノイド、65…紙幣用姿勢検出部、100…制御部、110…記憶部、PR…POSレジスタ装置。

Claims (5)

  1. 入金された金銭を金種毎に振り分けて収納する一方、出金指示が与えられた場合に該当する金銭を繰り出して出金する金銭処理ユニットが、開口を有する箱状の装置本体に対して挿脱可能に設けられた金銭処理装置であって、
    前記金銭処理ユニットは、
    前記装置本体と係合可能な係合姿勢と、前記装置本体と非係合状態となる非係合姿勢との間で変位可能に設けられ、付勢手段により前記係合姿勢となるように付勢されたロックレバーと、
    常態においては前記ロックレバーが前記係合姿勢となることを許容する一方、操作入力部を通じて解錠操作入力が行われた場合に、前記ロックレバーを前記付勢手段の付勢力に抗して前記係合姿勢から前記非係合姿勢に変位させる解錠動作を行う手動操作部と、
    常態においては前記ロックレバーが前記係合姿勢となることを許容する一方、解錠指令が与えられた場合に内蔵するソレノイドが通電状態となって前記ロックレバーを前記付勢手段の付勢力に抗して前記係合姿勢から前記非係合姿勢に変位させる解錠動作を行う自動操作部と
    前記解錠指令が与えられた場合に、前記ソレノイドに対して第1の電圧を印加させて前記ロックレバーを前記非係合姿勢に変位させた後、前記ソレノイドに対して前記第1の電圧よりも小さい第2の電圧を印加させて前記ロックレバーを前記非係合姿勢に所定時間維持させる通電動作を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする金銭処理装置。
  2. 前記手動操作部及び前記自動操作部は、互いにそれぞれの前記ロックレバーに対する解錠動作を許容することを特徴とする請求項1に記載の金銭処理装置。
  3. 前記ロックレバーが前記非係合姿勢にあることを検出する姿勢検出手段と、
    前記金銭処理ユニットが前記装置本体から離脱したか否かを検出するユニット検出手段と
    を備え、
    前記制御部は、前記通電動作を行ったにも関わらず前記ユニット検出手段により前記金銭処理ユニットが前記装置本体から離脱したことが検出されない場合、予め決められた待機時間が経過するまで前記ソレノイドに対する通電を停止し、該待機時間が経過した後に、前記通電動作を再度行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金銭処理装置。
  4. 前記制御部は、前記待機時間を挟んで前記通電動作を予め決められた回数行った場合、前記待機時間よりも長い休止時間が経過するまで前記通電動作を規制することを特徴とする請求項に記載の金銭処理装置。
  5. 前記制御部による前記解錠指令が与えられてから前記通電動作を行うまでの時間を任意に設定可能としたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の金銭処理装置。
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