JP7306683B2 - ガス置換用ドライルーム - Google Patents

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Description

本発明は、有機ELディスプレイ製造装置が設置されたブースなどの不活性ガス(以下、活性ガス濃度を可能な限り0ppmに近づけたガスのことを「不活性ガス」という)濃度の乾燥室、チャンバ、ブースにおいて、製造装置のメンテナンスや調整などのために、低露点(以下、露点温度が0度以下のことを「低露点」という)の環境へ比較的短時間で切替を行うことができる除湿装置、ガス精製機を含めたガス置換システムに関するものである。
従来、液晶表示装置に代わる次世代フラットパネルディスプレイとして期待される有機EL表示装置などに用いられる有機EL素子は、固体発光型の安価な大面積フルカラー表示素子や書き込み光源アレイとしての用途が有望視されており、活発な研究開発が進められてきた。しかし、有機EL素子に用いられる有機発光材料などの有機物質や電極などは水分に弱く、空気中の水分で性能や特性が急激に劣化する。従って、これらの開発に伴う実験の際にも、極めて低い露点の空気や、液体窒素を気化させた窒素ガスなどの不活性ガスで空気をパージしたブースの中で製造や実験を行う必要がある。
また現在、有機ELディスプレー(OLED)の製造には、インクジェット技術などの印刷技術を利用して、液状の有機EL用材料を基板上で均一な薄膜にし、生産効率や性能を高めた素子を作成する技術の開発が行われている。このような製造技術の開発のためには、製造装置の周囲環境を水分1ppm以下、酸素1ppm以下などの低露点で不活性ガス濃度にするため、窒素ガスなどの不活性ガスでブース内を満たしている。ただし、ブース内において製造装置のメンテナンスや調整などを行う場合、低露点の不活性ガス環境を大気環境に戻す(以下、「大気ブレーク」という)必要がある。
このとき、通常の大気で不活性ガス環境を置換すると内部にある装置の様々な部品が水分を吸着し、不活性ガス環境に再び戻す際、部品が吸着した水分を脱着するのに非常に時間がかかる。
大気ブレークした大気環境から再度不活性ガス環境に戻すための不活性ガス量を最小にし、装置の休止時間を最小限化するため、ガスエンクロージャアセンブリの内部容積を最小限化する技術として特許文献1に記載のものがある。
特許文献2には、不活性ガス循環精製装置付グローブボックスが開示されている。これによると、グローブボックス内の不活性ガスの雰囲気を一定に保ち、効率良く酸素と水分を除去するため、ガス中の酸素を除去する金属触媒を充填した金属触媒充填部と、ガス中の水分を吸着除去するモレキュラーシーブの乾燥剤を充填した乾燥剤充填部から構成される吸着塔によって、酸素及び水分を除去した循環ガスを供給するように構成し、グローブボックス内のガスを循環ポンプで吸い出し、吸着塔内を通過中に酸素と水分を除去して再びグローブボックスに戻して、ガス循環を行う。
特許6153539号 特許第5676521号 特開2019-52835号
特許文献1に開示されたものは、ガスエンクロージャをフレーム化し、内部容積をできるだけ小さくすることにより、ガスエンクロージャ内の不活性ガス量を最小にして保守などによる休止時間を最小限化するとともに、種々のOLED製造装置の設置面積に適応するように作業空間を最適化できるものである。しかしながら、休止中に付随して、不活性ガス精製と水分除去を同時に行うガス精製システムも停止するため、再度、ブース内を低湿度で不活性ガス環境に戻すための時間が掛かり過ぎるという問題があった。また、ガス精製装置と除湿装置が同一機構内にあり、酸素と水分では精製速度が異なり、酸素の除去と比較して水分の除去に非常に時間がかかるため、同時に除去するのは難しいという課題もある。
特許文献2のような従来のシステムにおいても、酸素除去と水分除去が直列カラムで行われるため、水分除去能力律速での機器選定が行われていた。このように、従来の技術では大気ブレーク後、不活性ガス環境に戻すまでの復帰時間が長くなり、これに伴い製造装置のライン立上げにも時間がかかる。
そこで、特許文献3のようにデシカントロータを用いて水分を除去し、低露点ガスを供給することで、所定の水分濃度への到達時間が大幅に短縮されるガス置換用ドライルームが開発された。特許文献2で水分除去に用いられているペレット状モレキュラーシーブと比較して、水分除去にデシカントロータを用いるメリットは、ハニカム状であるため表面積が広く、低圧損であり、かつハニカムの壁は非常に薄く吸着水分の拡散が速いため、ハニカムエレメント全体において瞬時に吸脱着が行われることである。
特許文献3のガス置換用ドライルームは、乾燥空気供給装置からの乾燥空気を循環させた乾燥室の内部に、OLEDの製造や研究開発に用いる製造装置を格納する気密容器を設け、この気密容器に不活性ガス及び低露点ガスを供給するようにしてある。また、気密容器の循環路に不活性ガス精製装置と低露点ガス供給装置を直列に配置し、その循環路と切り離した循環路を別途設け、互いに独立して制御するようにしたので、水分除去性能と酸素除去性能を個別に調整できる。さらに、大気ブレーク中に別途設けた循環路を循環させることにより、気密容器の大気ブレーク後の大気環境から不活性ガス環境へ戻す復帰時間を大幅に短縮できる。不活性ガスの供給を停止した状態で、低露点ガスの供給を維持することができるので、大気ブレークの後でも速やかに気密ブース内の露点は低い状態に到達する。
本発明は、特許文献3に記載の気密容器を覆う乾燥室及び乾燥室内部に乾燥空気を供給循環させるための乾燥空気供給装置を省略し、低露点ガス精製装置及び不活性ガス精製装置を接続して一体型として構成したもので、特許文献3のガス置換用ドライルームに比べて、装置の簡便化、省スペース化、運転方法の簡素化を目指すことを目的とする。
本発明は以上のような課題を解決するため、OLEDの製造や研究開発に用いる製造装置を格納する気密ブースを設け、この気密ブースに低露点ガス及び不活性ガスを供給するようにし、不活性ガス精製装置と低露点ガス供給装置を接続して一体化し、必要に応じて低露点ガス供給装置を通過したガスが不活性ガス精製装置を通らないようにバイパス経路を通る切替手段を設けたので、大気ブレーク中に調整などで気密ブース内部に人が入る場合に、乾燥空気を気密ブースに供給しながら、不活性ガスは気密ブースへの供給から切り離して閉ループ循環で維持でき、大気ブレークによる休止時間を大幅に短縮させることができる。あるいは閉ループ循環せず、大気ブレーク中に低露点ガス供給装置を運転することにより、乾燥空気の供給量を低減することができる。水の分子は極性物質であり、低露点に維持する必要のある気密ブースに大気をそのまま導入すると、気密ブースの壁面やフィルタ内部に水分子が付着する。この付着した水分子を排出するために、低露点空気を長時間供給する必要があるが、本発明の場合は不活性ガスの供給を停止した状態で、乾燥空気を供給しているので、大気ブレークの後でも速やかに気密ブース内の露点を低い状態に到達させることができる。
また、不活性ガスとしてボンベに入った窒素ガスであっても、液化窒素を気化させた窒素ガスであっても、あるいは深冷分離または圧力スイング吸着(PSA)、膜分離方式などにより空気から酸素を除去した窒素ガスであってもガスの価格が高く、大気ブレークの時間や大気ブレーク後の不活性ガス環境に戻す復帰時間を短縮しないと費用がかさむ。一方で低露点ガスをデシカントロータで作り、低露点ガスの供給を維持しながら不活性ガスの供給を停止してメンテナンスなど行うことで、費用を削減することができる。
水分除去をデシカント除湿機で行い、水分除去時間を大幅に短縮し、同時に低露点ガスの一部を不活性ガス精製装置に導入して酸素除去を行うので、デシカント除湿機で処理するガス量と、不活性ガス精製装置に導入するガス量を調整することにより最適な運転条件で不活性ガス濃度のドライルームを作ることができる。
本発明のガス置換用ドライルームは前述の如く構成したので、大気ブレーク中も容器内上部に設置されたHEPAフィルタやULPAフィルタなどの空気浄化フィルタから循環させることなく一方向(以下、「ワンパス」という)で乾燥空気を供給することにより、最も水分を保持しやすいフィルタが水分を保持しないようにして、メンテナンスや保守、段取り替えなどを実施する。また、デシカント除湿機の後に不活性ガス精製装置を接続して一体化し、大気ブレーク中に別途設けた循環路を循環させることにより、循環空気が大気環境に近づかないようにした。このようにすることにより、気密ブースの大気ブレーク後の大気環境から、低露点かつ不活性ガス環境へ戻す復帰時間を大幅に短縮することができる。さらに、この除湿装置から不活性ガス精製装置に流れるガスの流量を調整することにより、容易に短時間で低露点かつ不活性ガス環境へ最適化できるようなドライルームとすることができる。
図1は本発明のドライルームの実施例1におけるフロー図である。 図2は本発明のドライルームの実施例2におけるフロー図である。
以下に本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施例について限定されるものではない。
本実施形態では、内部を低露点、不活性ガスで清浄に保つ必要のある容器のガス置換除湿装置及びガス置換方法として、インクジェット技術などの印刷技術を利用した有機ELディスプレー(OLED)の製造あるいは研究開発装置のブースを例に説明する。なお、本発明は、OLEDの製造あるいは研究開発装置に限らず、保管空間内を低露点、不活性ガス環境で清浄に保つ必要のある、リチウムイオン電池材料や半導体分野の開発に用いるグローブボックスなどの収納容器、または閉鎖空間に対しても用いることができる。
以下、本発明のガス置換用ドライルームの実施例1について図1に沿って詳細に説明する。気密ブース1は、内部を低露点、不活性ガスで清浄に保たれている。気密ブース1は、グローブボックスやドライルームなどでもよい。気密ブース1にはOLEDの製造や研究開発に用いる製造装置2を格納しており、クリーン度が要求される場合には、気密ブース1内上部の給気部分にHEPAフィルタやULPAフィルタなどの空気浄化フィルタ3を有する構成とする。なお、空気浄化フィルタ3については、複数のファンフィルタユニットとしてもよい。容器1には配管aを通してユーティリティとしての窒素ガスや乾燥空気が供給される。
デシカント除湿機16において、ハニカムロータ5は処理ゾーン6、パージゾーン7、再生ゾーン8に分割されている。ハニカムロータ5は、ギヤードモータなどのロータ駆動モータ9により回転しながら、連続的に水分を吸脱着することができる。ハニカムロータ5の処理ゾーン6には送風機10を通して、被処理ガスがプレクーラ11によって冷却供給される。被処理ガスの一部は、処理ゾーン6の前で分岐され、パージゾーン7を通過した後、再生ヒータ14で加熱され、再生ゾーン8へ送られる。再生ゾーン8を通過したガスは冷却器15で冷却され、ハニカムから脱着した再生ガス中の湿分が凝縮した水のドレンとして除去され、送風機10の前に戻される。処理ゾーン6でハニカムを通過した被処理ガスは、必要に応じてアフターヒータ12で温められて、気密ブース1に供給空気SAとして供給される。本実施例では、パージゾーン7を有するハニカムロータ5を使用したが、これに限定されるものではなく、処理ゾーンと再生ゾーンに2分割されたハニカムロータを使った構成としてもよい。
窒素精製機23において、窒素精製用の触媒容器18、19は、銅触媒や白金触媒などの金属触媒が収納されており、二塔で構成される。触媒が破過すると、窒素ガスと水素ガスを流しながらヒータ20、21で温度を上げて触媒を再生する。なお、本実施例では、銅触媒や白金触媒などに限定されるものではなく、銅及び/又は白金を主成分とする触媒や酸素を除去する用途に用いる他の金属触媒を用いる構成にしてもよい。金属触媒はペレット状の他に、粒状、粉状のもの、担体に担持したものなどを用いてもよい。本実施例では触媒容器を二塔式としたが、これに限定されるものでなく、一塔式もしくは複数塔設けてもよい。
窒素ガス供給設備に余力がある場合は、デシカント除湿機及び窒素精製機を気密性のある部屋内に設置し、その部屋へ窒素ガスを供給するようにして、デシカント除湿機16からの活性ガス侵入を抑制するような構成としてもよい。
以上の構成の本発明のガス置換用ドライルームの動作をまず、気密ブース1のメンテナンス、段取り替え、調整などを行なうための大気ブレークについて説明する。
(大気ブレーク)
バルブ26、29、30を閉じ、バルブ27、28を開けて乾燥空気供給装置(図示せず)などからの乾燥空気を配管aから気密ブース1の上部から導入することで、窒素ガスを乾燥空気に置換する。低露点の乾燥空気が気密ブース1の上部からワンパスで供給されるようにすることにより、大量の空気を一度に安全に供給できるため、窒素と空気の置換スピードを大幅に短縮できる。気密ブース1の中で最も湿分を保持しやすい空気浄化フィルタ3の上部から、気密ブース1内部を循環させることなくワンパスで乾燥空気を供給することで、内部で人が作業しても湿分は容器1内に残らず外に排出される。
大気ブレーク中は以下の(1)、(2)のケースがある。
(1)一方、不活性ガス循環ラインでは大気ブレークの間、バルブ29、30は閉じているので、不活性ガスはデシカント除湿機16、窒素精製機23を循環している。このときバルブを操作することにより、それぞれの装置に流れるガスの流量や循環回数を変えることで最適な運転環境を整えることができる。なお、バルブについては、これに限定されるものではなく、ダンパやVAV(Variable Air Volume)などの風量調整装置を用いてもよい。
(2)また、図1のように気密ブースが1つの場合には、大気ブレーク中にデシカント除湿機16によって気密ブース1内を除湿することもできる。この場合、バルブ29、30、31を開き、バルブ33、34を閉じる。気密ブース1からの還気RAは配管bを通して、デシカント除湿機16の再生ゾーン8からの戻りガスと混合し、送風機10によってプレクーラ11で冷却されて、被処理ガスとしてハニカムロータ5の処理ゾーン6に供給される。また、被処理ガスの一部は処理ゾーン6の前で分岐され、パージゾーン7を通過した後、再生ヒータ14で加熱され、再生ゾーン8へ送られる。処理ゾーン6を通過した低露点ガスは給気SAとして、配管cを通して気密ブース1に供給される。このようにして、循環運転することで、気密ブース1の低露点環境を維持しつつ、ユーティリティとしての乾燥空気の供給量を削減することができる。
次に、気密ブース1の窒素置換及び循環運転について説明する。
(窒素置換運転)
大気ブレーク後、気密ブース1内を窒素で置換して酸素濃度を100ppm以下といった規定の濃度以下にする。大気ブレークのケース(1)、(2)に応じて、窒素置換運転は以下のようになる。
(1)まず、バルブ27を閉じ、バルブ26を開く。配管aを通して窒素ボンベや窒素ガス供給装置(図示せず)などからの窒素ガスを気密ブース1に供給する。気密ブース1からの還気RAは配管bによりバルブ28を開いて排気する。窒素ガスが気密ブース1の上部からワンパスで供給されるようにすることにより、一度に大量のガスを供給できるため、気密ブースに残存する空気を窒素ガスで一気に置換し、窒素と空気の置換スピードを大幅に短縮できる。気密ブース1内の酸素濃度が100ppmに低下するまで続ける。
(2)(1)と同様の操作を行う。気密ブース1内に供給された窒素ガスはバルブ28を通して排気されるが、残りのガスはハニカムロータの再生ゾーン8を通過し、冷却器15よって冷却されたガスと混合され、被処理ガスとしてハニカムロータ5の処理ゾーン6へ導入される。被処理ガスの一部は、処理ゾーン6の前で分岐され、パージゾーン7を通過した後、再生ヒータ14で加熱され、再生ゾーン8へ送られる。なお、このときバルブ31は開いており、バルブ33、34は閉じているので、酸素などの活性ガスが窒素精製機23へ流れ込むことはない。処理ゾーン6でハニカムを通過した被処理ガスは、必要に応じてアフターヒータ12で温められて、配管cを通して気密ブース1に供給空気SAとして供給される。このようにして、窒素ガスを供給して気密ブース1内のガスを置換しつつ、大気ブレーク後の気密ブース1内に溜まった水分を除湿することで、気密ブース1内の水分濃度及び酸素濃度は徐々に低下する。気密ブース1内の酸素濃度が100ppm以下になるまで、この循環運転を行い、気密ブース1内を窒素ガスで置換する。
(酸素除去・窒素精製運転)
気密ブース1内の酸素濃度が100ppm以下といった規定の濃度に低下した後、バルブ28、31を閉め、バルブ33、34、35、36を開ける。このとき、窒素精製機23の他のバルブは閉じたままにする。これにより、窒素精製機23の触媒容器18にハニカムロータ5のパージゾーン7を通過したガスが導入され、触媒容器18内の金属触媒により酸素除去が開始される。また、バルブ26を絞ることで配管aを通る窒素の供給流量を低減させ、窒素ガスを供給しつつ、気密ブース1内の正圧を保つ。気密ブース1からの還気RAは被処理ガスとして、配管bを通してハニカムロータ5に供給される。
デシカント除湿機16におけるガスの流れは前述の通りである。パージゾーン7を通過したガスは、ハニカムの吸着熱により昇温する。一方、金属触媒は比較的高い温度条件で酸素と反応しやすいため、パージゾーンを通過した温度の高いガスを触媒容器に供給すると都合がよい。金属触媒に例えば銅が含まれているとすると、次式のように銅が酸素と反応して酸化し、酸化銅となることにより酸素が除去される。
2Cu+O→2CuO
窒素精製機23を通過したガスはヒータ14で加熱され、ハニカムロータ5の再生ゾーン8に導入される。再生ゾーン8を通過したガスは再び処理ゾーン6を通って、気密ブース1に給気SAとして供給される。このように循環運転をすることで、酸素濃度及び/または水分濃度は徐々に低下する。例えば、水分濃度10ppm、酸素濃度1ppm以下などの規定の濃度になるまで循環運転を行う。その後、製造装置2の運転を開始し、OLEDの製造や研究開発のための実験などを開始する。なお、本実施例では触媒容器18にガスを流す構成としたが、触媒容器19にガスが流れるような構成としてもよい。すなわち、二つの触媒容器を並列に設置し(二塔式)、一台の触媒容器の触媒を再生している間、他の触媒容器で窒素精製処理を行う。なお、これに限るものでなく、一つまたは複数の触媒容器から成る、一つまたは複数の窒素精製機で構成するようにしてもよい。
実施例1では、パージゾーンを通過したガスを窒素精製機に送るようにしたが、処理ゾーンを通過したガス、あるいはパージゾーンを通過したガスと処理ゾーンを通過したガスを混合して供給するようにしてもよい。あるいは窒素置換の際に用いる窒素ガスを供給するユーティリティと窒素精製機を接続して、窒素ガスを気密ブースに供給するような構成にしてもよい。なお、触媒容器にはハニカムロータで除湿された低露点ガスが流通するので、水分が溜まりにくい。
(触媒再生運転)
触媒が破過し、触媒容器を通過したガスが例えば酸素濃度1ppmなどの規定の濃度を超えた場合、触媒の再生運転を開始する。例えば、触媒容器18内の触媒が破過した場合、バルブ35、36を閉め、バルブ37、38を開き、パージゾーン7を通過したガスが触媒容器19に流れ込むように切り替える。次に、バルブ39、40、43、44を開け、水素ガスを含む窒素ガス供給装置や窒素ガス供給装置(図示せず)などから所定の濃度に調整した水素ガスを含む窒素ガスを触媒容器18に供給する。同時にヒータ20で加熱する。例えば、金属触媒に例えば銅が含まれている場合、次式のように酸化銅が水素と反応して還元され、銅となることにより酸素が除去され、触媒は再生され、真空ポンプ22によって真空引きされ、排気される。
CuO+H→Cu+H
なお、反応によって排出された水はバルブ46を開けることにより、ドレンとして排出される。
以上の構成により、省スペースなガス置換システムとすることが可能となり、配管や設置工事などに掛かるイニシャルコストを抑えることが可能となる。
図2に本発明のドライルームの実施例2におけるフロー図を示す。実施例1では、気密ブースを1つとしたが、実施例2では複数の気密ブースで構成される。なお、図2では1A、1B、1Cの3つの気密ブースからなる構成にしたが、これに限るものではなく、2つあるいは、4つ以上設けてもよい。実施例2は実施例1と装置構成はほぼ同様であるので、重複する説明は省略する。
気密ブースが複数存在する場合、一部の気密ブースが大気ブレーク中でも、別の気密ブースでは不活性ガスを循環させ、酸素除去・窒素精製運転を維持することができる。このため、大気ブレーク後の大気環境から、低露点で不活性ガス濃度な環境に戻す復帰時間を大幅に短縮することができる。また、一台のデシカント除湿機及び窒素精製機で各気密ブースのガス供給を賄うことができるため、コストを抑えることができる。本発明のシステムは大規模ラインになるほどコストメリットが大きいという特長がある。
なお、実施例2では一台のデシカント除湿機及び窒素精製機で供給するように構成したが、複数台のデシカント除湿機及び/または窒素精製機で、気密ブースに不活性ガスを供給するように構成してもよい。
以下の実施例2の説明において、気密ブース1Aは不活性ガス環境から大気ブレークを行い、さらに大気ブレーク後、大気環境から低露点・不活性ガス環境へ戻して酸素除去・窒素精製運転を行うとする。この間、気密ブース1B、1Cは酸素除去・精製運転を継続して行うとする。
(大気ブレーク)
気密ブース1Aを大気ブレークにより、大気環境に戻す場合について説明する。バルブ26、47B、47C、48A、51Aを閉じ、バルブ27、47A、50Aを開けて乾燥空気を配管aを通して気密ブース1Aの上部から導入することで、窒素ガスを乾燥空気に置換する。低露点の乾燥空気が気密ブース1Aの上部からワンパスで供給されるようにすることにより、大量の空気を一度に安全に供給できるため、窒素と空気の置換スピードを大幅に短縮できる。なお、全ての気密ブースにおいて、大気ブレークとなる場合には、バルブ48を全て閉じ、バルブ49を開くことで、気密ブースとは独立して、デシカント除湿機及び窒素精製機を循環運転することにより不活性ガスを維持することができるので、大気ブレークから不活性ガス循環運転までの復帰時間が短くなる。
(窒素置換運転)
大気ブレーク後、気密ブース1A内を窒素ガスで置換して酸素濃度を所定の濃度以下にする。まず、バルブ27を閉じ、バルブ26、バルブ47Aを開き、配管aを通して窒素ガスを気密ブース1Aに供給する。各気密ブースにおいて、配管aを通して窒素ガスを供給する場合は、流量計24及びバルブ47により、それぞれ供給するガスの流量を調整することができる。気密ブースからの還気RAはバルブ50Aを開いて排気する。このようにして、気密ブース1内の酸素濃度が規定の濃度以下になるまで、ワンパスで窒素置換運転を行い、気密ブース1内を窒素ガスで置換する。一方、気密ブース1B、1Cは酸素除去・窒素精製運転中で、バルブ50B、50Cは閉じ、バルブ51B、51Cが開いているので、還気RAは配管bにより不活性ガスがデシカント除湿機16へ導入される。ここで、バルブ48Aは閉じているので、酸素ガスがデシカント除湿機16及び窒素精製機23へ流入し、影響を及ぼすことはない。また、バルブ49を開いて配管dを通してバイパス運転することにより流量を調整できる。
気密ブース1B、1CからのRAと配管dを通してバイパス運転される不活性ガスが混合し、さらにハニカムロータ5の再生ゾーン8を通過したガスを混合させ、被処理ガスとしてハニカムロータ5の処理ゾーン6へ導入する。ここでバルブ31は閉じており、実施例1と同様、パージゾーン7を通過したガスが窒素精製機23に導入され、酸素除去・窒素精製運転される。
なお、全ての気密ブースが大気ブレークの状態から窒素置換運転する際にはバルブ31を開け、バルブ33、34を閉めて、窒素精製機23に活性ガスが流入しない状態にして、実施例1と同様に運転する。
(酸素除去・窒素精製運転)
気密ブース1A内の酸素濃度が規定の濃度以下まで低下した後、バルブ50Aを閉め、バルブ51Aを開ける。また、バルブ26を絞り、配管aを通る窒素ガスの供給流量を低減させ、窒素ガスを供給しつつ、気密ブース1内の正圧を保つ。気密ブース1からの還気RAは被処理ガスとして、配管bを通ってハニカムロータ5に供給される。ハニカムロータ5のパージゾーン7を通過したガスは送風機17によって窒素精製機23に導入される。窒素精製機23を通過した不活性ガスは再生ヒータ14で加熱され、ハニカムロータ5の再生ゾーン8に導入される。再生ゾーン8を通過したガスは再び処理ゾーン6を通って、気密ブース1に給気SAとして供給される。このように循環運転することで、酸素濃度及び/または水分濃度はさらに徐々に低下していく。規定の濃度に到達したら、製造装置2の運転を開始し、OLEDの製造や研究開発のための実験などを開始する。なお、図2においては、触媒容器を二塔式としたが、実施例1と同様、これに限るものではない。
デシカント除湿機と窒素精製機を接続して、一体型の装置とすることにより、特許文献3に比べて省スペースなガス置換システムとすることが可能となり、配管や設置工事などにかかるイニシャルコストを抑えることが可能になる。
以上のことにより、気密ブース1の大気ブレーク後の大気環境から内部を低露点、不活性ガスで清浄な環境に戻すまでの復帰時間を従来技術の1/5~1/10に短縮することができる。また、気密ブース1内を容易に低露点で不活性ガス環境に最適化できるようなガス置換システムを実現できる。
本発明は、保管空間内を低露点、低活性ガス濃度で清浄に保つ必要のある、リチウムイオン電池材料などを開発するために用いるグローブボックスなどの収納容器やドライルームに対しても用いることができる。
1 気密ブース
2 製造装置
3 空気浄化フィルタ
4 ガス循環路
5 ハニカムロータ
6 処理ゾーン
7 パージゾーン
8 再生ゾーン
9 ロータ駆動モータ
10、17 送風機
11 プレクーラ
12 アフターヒータ
13 エアフィルタ
14 再生ヒータ
15 冷却器
16 デシカント除湿機
18、19 触媒容器
20、21 ヒータ
22 ポンプ
23 窒素精製機
24、25 流量計
26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51 バルブ

Claims (6)

  1. 乾燥空気及び/又は不活性ガスを供給する配管を接続した気密ブースを設け、低露点ガス供給装置としてのデシカント除湿機の後に不活性ガス精製装置としての窒素精製機を接続して一体型とし、酸素除去・窒素精製運転時には前記デシカント除湿機を通過したガスが前記窒素精製機を通過し、前記デシカント除湿機は少なくとも処理ゾーンと再生ゾーンとを有し、前記窒素精製機を通過したガスを前記再生ゾーンに導入し、前記再生ゾーンを通過したガスを前記処理ゾーンに導入するようにし、前記気密ブースには異物を除去するフィルタを介して前記処理ゾーンを通過した低露点ガスを供給するようにし、前記気密ブースからの還気前記再生ゾーンを通過したガスと混合して前記処理ゾーンへ再循環させる管路とを備えたことを特徴とするガス置換用ドライルーム。
  2. 前記デシカント除湿機を通過したガスを前記窒素精製機に送る管路と前記窒素精製機を通過したガスを前記再生ゾーンに送る管路とを接続するバイパス管路を設け、それぞれの管路にバルブを設け、前記バルブを開閉することにより大気ブレーク中及び/又は窒素置換運転時には前記デシカント除湿機を通過したガスが前記窒素精製機を通らないようにバイパスすることを特徴とする請求項1に記載のガス置換用ドライルーム。
  3. 前記気密ブースが一つまたは複数からなる請求項1及び請求項2に記載のガス置換用ドライルーム。
  4. 異物除去フィルタは、HEPAフィルタ及び/又はULPAフィルタを内蔵したファンフィルタであることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか一項に記載のガス置換用ドライルーム。
  5. 前記窒素精製機が銅及び/又は白金を主成分とする触媒を内蔵した窒素精製機である請求項1から請求項4いずれか一項に記載のガス置換用ドライルーム。
  6. 前記デシカント除湿機の前記処理ゾーンと前記再生ゾーンの間に、さらにパージゾーンを設け、前記パージゾーンを通過したガスが前記窒素精製機に供給されるようにしたことを特徴とする請求項1から5いずれか一項に記載のガス置換用ドライルーム。
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