JP7297473B2 - 制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラムに関する。
空気調和機の室内機と室外機は、互いに通信しながら連携して動作する。例えば、室内機は、室内機の吸い込み温度とユーザが設定した設定温度に基づく圧縮機の回転数などの指令信号を室外機に送信し、室外機は、室内機からの指令に基づいて動作する。一方、室外機は、圧縮機の吐出側の温度や熱交換器の温度等の運転状態を示す情報を室内機へ送信する。室内機は、室外機から送信された情報を監視する。
消費電力の低減のため、空調運転が待機状態となると、室内機と室外機の通信を遮断する空気調和機が存在する(例えば、特許文献1)。
特開2018-58619号公報
室温が設定温度となると空気調和機は安定運転状態となることが多い。安定運転状態で低電力化を実現する制御が求められている。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、制御装置は、空気調和機の制御装置であって、前記空気調和機の室内機の制御装置である第1制御装置と、前記空気調和機の室外機の制御装置である第2制御装置と、を含み、前記第1制御装置は、空気調和機が安定運転状態にあることを判定する判定部と、前記室内機が安定運転状態にあるか否かを判定する第1判定部と、前記室内機と前記室外機を接続する通信回路の遮断と接続を切り替えることにより、前記室内機と前記室外機の通信を制御する通信制御部と、を備え、前記第2制御装置は、前記室外機が安定運転状態にあるか否かを判定する第2判定部と、前記第2判定部が、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記通信の再開を指示する再開信号を前記第1制御装置に送信する第2送信部と、を備え、前記判定部が、前記安定運転状態にあると判定すると、前記通信制御部は、前記通信回路を遮断して前記通信を停止し、前記通信制御部が前記通信回路を遮断した後に、前記第1判定部が、前記室内機が安定運転状態にはないと判定すると、前記通信制御部は、前記通信回路を接続して、前記通信を再開し、前記通信制御部が前記通信回路を遮断した後に、前記第2判定部が、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記第2送信部は、前記再開信号を前記第1制御装置へ送信し、前記第1制御装置が前記再開信号を受信すると、前記通信制御部は、前記通信回路を接続して、前記通信を再開する。
本発明の一態様によれば、前記第1制御装置と前記第2制御装置とは、前記通信回路とは異なる通信線で接続されていて、前記第2送信部は、前記通信線を通じて、前記再開信号を前記第1制御装置へ送信する。
本発明の一態様によれば、前記第2送信部は、無線通信により前記再開信号を前記第1制御装置へ送信する。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させるクロック周波数制御部、をさらに備える。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、前記室内機および前記室外機が備えるセンサのうちの少なくとも一部への給電を停止するセンサ給電制御部、をさらに備える。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記判定部が、安定運転状態であると判定した後に、人感センサまたは日射センサが検出した値に基づいて、前記安定運転状態の終了を予測する予測部、をさらに備え、前記予測部が、前記安定運転状態の終了を予測すると、前記通信回路を通信可能に接続し、前記室内機と前記室外機の間の通信を再開する。
本発明の一態様によれば、空気調和機は、室内機と、室外機と、上記の何れかに記載の制御装置と、を備える。
本発明の一態様によれば、制御方法は、空気調和機の制御方法であって、空気調和機が安定運転状態にあることを判定するステップと、前記判定するステップで前記安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機を接続する通信回路を遮断して前記室内機と前記室外機の通信を停止するステップと、前記通信回路が遮断された後に、前記室内機が安定運転状態にはないと判定すると、前記室内機が、前記通信回路を接続して、前記通信を再開し、前記通信回路が遮断された後に、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記室外機から、前記通信の再開を指示する再開信号を前記室内機へ送信し、前記室内機は、前記再開信号を受信すると、前記通信回路を接続して、前記通信を再開するステップと、を有する。
本発明の一態様によれば、プログラムは、コンピュータを、空気調和機が安定運転状態にあることを判定する手段、前記判定する手段が前記安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機を接続する通信回路を遮断して前記室内機と前記室外機の通信を停止する手段、前記通信回路が遮断された後に、前記室内機が安定運転状態にはないと判定すると、前記通信回路を接続して、前記通信を再開する手段、前記通信回路が遮断された後に、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記室外機から、前記通信の再開を指示する再開信号を前記室内機へ送信する手段、前記室内機が前記再開信号を受信すると、前記通信回路を接続して、前記通信を再開する手段、として機能させる。
本発明の実施形態による制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラムによれば、空気調和機の低電力化を実現することができる。
本発明の第一実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。 本発明の第一実施形態による室内機と室外機の通信を説明する図である。 本発明の第一実施形態による空気調和機の冷媒回路の一例を示す概略図である。 本発明の第一実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第一実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。 本発明の第二実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第二実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第三実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第三実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第四実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第四実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第五実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第五実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の各実施形態における制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
<第一実施形態>
以下、本発明の第一実施形態による低電力化について図1~図5を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。
空気調和機は、室内機100、室外機200を備える。室外機200の端子207は、室内機100の端子107、20ボルト電源の出力端子それぞれに接続される。室内機100の端子108は、室外機200の端子208に接続される。
室内機100は、制御装置10、フォトカプラ102、103、抵抗101、104、106、トランジスタ105等を備える。制御装置10は、受信用のフォトカプラ102の出力ダイオード、送信用のフォトカプラ103の発光ダイオードと接続されている。制御装置10はプロセッサ10aを備えている。
室外機200は、制御装置20、フォトカプラ203、204、抵抗201、202、206、トランジスタ205等を備える。制御装置20は、受信用のフォトカプラ203の出力ダイオード、送信用のフォトカプラ204の発光ダイオードと接続されている。制御装置20はプロセッサ20aを備えている。
20ボルト電源には、抵抗201、接続線301、抵抗101、フォトカプラ102、フォトカプラ103、トランジスタ105、抵抗106、接続線302、抵抗202、フォトカプラ203、フォトカプラ204、トランジスタ205が接続され、通信回路300を形成している。通常、制御装置10はフォトカプラ103の発光ダイオードに電流を流しフォトカプラ103をON(導通)とし、フォトカプラ103およびトランジスタ105を導通状態とする。また、制御装置20はフォトカプラ204をONとし、フォトカプラ204およびトランジスタ205を導通状態とする。つまり、通信回路300には電流が流れている。この状態を基本として、制御装置10はフォトカプラ103のON/OFFを切り替え、制御装置20は204のON/OFFを切り替えることにより、通信を行う。
具体的には、室内機100から室外機200へ制御情報を送信する場合、室内機100の制御装置10は、フォトカプラ103のON(導通)とOFF(非導通)を切り替える。このとき、室外機200では、制御装置20がフォトカプラ204をON(導通)の状態に維持する。制御装置10がフォトカプラ103のONとすると、20ボルト電源から、抵抗201、接続線301、抵抗101、フォトカプラ102、トランジスタ105、抵抗106、接続線302、抵抗202、フォトカプラ203の発光ダイオード、フォトカプラ203の出力トランジスタ、トランジスタ205の順で電流が流れる。このとき、室外機200の制御装置20には、フォトカプラ203の出力トランジスタから電流が供給される。制御装置20は、これをハイ信号(「1」)として受信する。一方、制御装置10がフォトカプラ103をOFFとすると、上記回路に電流は流れず、制御装置20には、フォトカプラ203から電流が供給されない。制御装置20は、これをロー信号(「0」)として受信する。このように室内機100から室外機200へ信号を送信する場合、通信回路300に電流が流れる状態を基本として、送信用のフォトカプラ103のONとOFFを切り替えることで、通信回路300における電流の非導通と導通を切り替える。すると、「0」と「1」で構成されるデジタル信号が生成され、室外機200の受信用のフォトカプラ203に伝わり、制御装置20に入力される。これにより、制御情報は、デジタル信号として室内機100から室外機200へ伝達される。
また、室外機200から室内機100へ室外機の運転状態を送信する場合、制御装置20は、フォトカプラ204のON(導通)及びOFF(非導通)を切り替える。このとき、室内機100では、制御装置10が、フォトカプラ103をON(導通)の状態に維持する。制御装置20がフォトカプラ204をONとすると、上記と同様にして電流が流れ、室内機100の制御装置10は、ハイ信号(「1」)を受信する。一方、フォトカプラ204をOFFとすると、上記回路に電流は流れず、制御装置10は、ロー信号(「0」)を受信する。このように、室外機200の送信用フォトカプラ204のONとOFFを切り替えることによりデジタル信号が生成され、当該デジタル信号は、通信回路300を通じて室内機100の受信用のフォトカプラ102に伝わり、制御装置10に入力される。これにより、制御情報は、デジタル信号として室外機200から室内機100へ伝達される。
室内機100と室外機200は、例えば、1秒に1回、制御情報の送受信を行う。例えば、制御装置10が、ユーザの設定に基づく運転指令値(例えば、冷房、暖房か、どの程度の強さで運転するか)を含んだ制御情報を上記のようにして送信し、これを制御装置20が受信する。制御装置20は、受信した制御情報に基づいて、圧縮機の回転数制御などを行う。それと並行して、制御装置20は、室内機100から送信された制御情報に対する応答として、室外機200に設けられた各種センサが検出した値を含む制御情報を、上記の方法によって室内機100へ送信する。室内機100では、制御装置10が、この制御情報を受信する。室内機100と室外機200は、室内機100を起点とする制御情報の送受信を1秒に1回(1往復)行う。制御情報を受信した制御装置10は、制御情報に含まれる室外機200のセンサ値に基づいて、室外機200の運転状態を評価し、適切な運転指令値を含む制御情報を生成する。制御装置10は、次の1秒に生成した制御情報を制御装置20へ送信し、その応答を制御装置20から受信する。図2にこの様子を示す。
図2は、本発明の第一実施形態による室内機と室外機の通信を説明する図である。
制御装置10は、所定の時間をかけて8ブロック長の制御情報を送信する(ポーリング)。8ブロック長の制御情報の各ビットは、フォトカプラ102のON/OFF制御によって生成された「0」と「1」で構成されている。制御装置20は、この制御情報を受信すると、所定の時間T2だけ待機して、8ブロック長の制御情報を送信する(リターン)。この制御情報を受信した制御装置10は、時間T3の間に指令値の算出などを行って、前回、制御情報を送信し終えてから所定の時間T1後に8ブロック長の制御情報を送信する(ポーリング)。制御装置10と制御装置20は、毎秒この通信処理を繰り返す。次に室内機100と室外機200に設けられた冷媒回路およびセンサについて説明する。
図3は、本発明の第一実施形態による空気調和機の冷媒回路の概略図である。
図3に示すように空気調和機は、圧縮機1、室外熱交換器2、膨張弁3、室内熱交換器4、四方弁5、それらを接続する冷媒配管6などを含む冷媒回路を備える。
圧縮機1は、冷媒を圧縮し、圧縮後の高温、高圧の冷媒を吐出する。暖房運転では、圧縮機1が吐出した冷媒は、四方弁5を介して室内熱交換器4に供給され、室内の空気へ放熱し、凝縮する。室内熱交換器4で凝縮した液冷媒は、膨張弁3によって減圧され、低圧の冷媒となる。低圧の冷媒は、室外熱交換器2へ供給され、外気から吸熱して気化する。気化した冷媒は、四方弁5を通過して圧縮機1へ吸入される。圧縮機1は低圧の冷媒を圧縮して高圧の冷媒を吐出する。
冷房運転では、制御装置20は、四方弁5の接続を切り替える。圧縮機1が吐出した高温、高圧の冷媒は、四方弁5を介して室外熱交換器2に供給され、外気へ放熱し凝縮する。凝縮した冷媒は膨張弁3によって減圧され、室内熱交換器4へ供給される。室内熱交換器4では、冷媒は、室内の空気からの吸熱により気化する。気化した冷媒は、四方弁5を通過して圧縮機1へ吸入される。圧縮機1は低圧の冷媒を圧縮して高温、高圧の冷媒を吐出する。図3に示す冷媒回路では、上記の過程が繰り返されて冷媒が循環する。冷媒が上記のように循環することで空気調和機は、暖房または冷房を行う。
室内機100には室内熱交換器4と制御装置10が設けられ、室内熱交換器4の例えば、出入口には、温度センサc11,c12が設けられている。また、室内機100の吸入口には、室内の温度と湿度を検出するための温度センサc13、湿度センサc14が設けられている。また、室内機100には、室内に存在する人を検知する目的で室内へ向けて人感センサc15が設けられている。また、室内への日差しを検出するために日射センサc16が設けられている。制御装置10は、各センサc11~c15の検出した値を取得する。室外機200には、圧縮機1、膨張弁3、室外熱交換器2、四方弁5、制御装置20が設けられる。室外熱交換器2の例えば、出入口には、温度センサc21,c22が、圧縮機1の吐出側には温度センサc23が設けられている。また、室外機200には、外気温を検出する温度センサc24が設けられている。制御装置20は、各センサc21~c24の検出した値を取得する。なお、図3に例示するセンサの数や位置は一例であってこれに限定されない。
制御装置10は、ユーザが設定した冷房、暖房などの運転モード、設定温度とセンサc13が検出する吸い込み温度との差に基づく運転指令値を含む制御情報を生成してデジタル信号の形式で制御装置20へ送信する。制御装置20は、センサc21~c24が検出した温度を含む制御情報を生成してデジタル信号の形式で制御装置10へ送信する。そして、制御装置20は、制御装置10から受信した運転指令値に基づいて、圧縮機1の回転数を制御し、暖房運転または冷房運転を実行する。これらの処理は、制御装置10においてはプロセッサ10aが行い、制御装置20ではプロセッサ20aが行う。
一般に空気調和機が運転している間、制御装置10と制御装置20は、常時、上記の通信処理を行っている。上記したように、送受信されるデジタル信号は、通信回路300が導通する状態を基本として、電流の流れを遮断することにより生成される。その為、通信回路300には電流が流れており、その分の電力が消費される。従って、通信回路300を遮断し、電流が流れない状態を長く設けることができれば、空気調和機の運転を低電力化できる。本実施形態では、制御装置10および制御装置20が連携して、通信頻度を減らし、その間、通信回路300に電流が流れないようにする。また、空気調和機の制御性を失わない程度の頻度で、室外機200の各センサc21~c23が検出した温度を室内機100へ送信し、室内機100は、最新の室外機200の状態に基づく制御情報を室外機200へ送信する。次に図4を用いて制御装置10および制御装置20による通信制御について説明する。
図4は、本発明の第一実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
室内機100の制御装置10は、データ取得部11と、操作受付部12と、判定部13と、送信部14と、受信部15と、記憶部16と、通信遮断部17とを備える。
データ取得部11は、温度センサc11~c13、湿度センサc14、人感センサc15、日射センサc16が検出した値を取得する。
操作受付部12は、ユーザが、リモコン等で指示した運転モードや設定温度の設定を受け付ける。
判定部13は、空気調和機が安定運転状態かどうかを判定する。安定運転状態とは、例えば、ユーザが指示した設定温度に変化が無く、各センサc11~c13、c21~c23等が検出した値の変動が所定の範囲内で静定していることである。
送信部14は、データ取得部11が取得した各センサが検出した値や、操作受付部12が取得した設定温度、制御装置20から受信した各センサが検出した値等に基づいて、室外機200に対する運転指令値を算出する。また、送信部14は、フォトカプラ103のON/OFFを制御して、算出した運転指令値を含む制御情報を送信する。また、送信部14は、制御装置20へ制御情報を送信するインターバルを変更する。例えば、空気調和機の通常運転時には、送信部14は、毎秒1回の送信を行う。また、空気調和機が、安定運転状態のときには、送信部14は、例えば、1分に1回の割合で制御情報の送信を行う。また、その際、送信部14は、低電力通信を行うことを示すフラグ(以下、低電力フラグ)を含んだ制御情報を生成して、室外機200へ送信する。
受信部15は、フォトカプラ102を介して制御情報を受信する。受信部15は、受信した制御情報を分析し、温度センサc21~c24が検出した温度などを取り出し、判定部13へ出力する。
記憶部16は、データ取得部11が取得した値など種々のデータを記憶する。
通信遮断部17は、空気調和機の運転状態が安定運転状態となると、フォトカプラ103をOFFにして、通信回路300を遮断する。つまり、通信回路300に電流が流れない状態とする。また、通信遮断部17は、安定運転状態中も、所定の時間間隔でフォトカプラ103をONにして、通信可能なように通信回路300を接続する。
室外機200の制御装置20は、データ取得部21と、受信部22と、送信部23と、記憶部24と、を備える。
データ取得部21は、温度センサc21~c24が検出した値を取得する。
受信部22は、フォトカプラ203を介して制御情報を受信する。受信部22は、受信した制御情報を分析し、運転指令値を取り出す。また、受信部22は、受信した制御情報を分析し、制御情報に低電力フラグが含まれていれば、このフラグを送信部23へ出力する。
送信部23は、フォトカプラ204のON/OFFを制御して、各センサc21~c24が検出した値を含む制御情報を送信する。また、送信部23は、室内機100の制御装置10の指示に基づいて、制御装置10へ制御情報を送信する頻度を変更する。例えば、受信部22が受信した制御情報に低電力フラグが含まれていないことに基づいて、毎秒1回の送信を行う。また、低電力フラグが含まれている場合、送信部23は、例えば、1分に1回、制御情報の送信を行う。
記憶部24は、データ取得部21が取得した値など種々のデータを記憶する。
制御装置10、20は上記した機能以外にも種々の機能を有するが、本実施形態に関係のない機能の説明は省略する。例えば、制御装置20は、制御装置10から受信した運転指令値に基づいて、圧縮機1を制御する。
図5は、本発明の第一実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。
前提として、制御装置10と制御装置20は、毎秒1回、制御情報の送受信を行っている。まず、室内機100の制御装置10が、センサの検出値を取得する(ステップS11)。具体的には、データ取得部11が、温度センサc11~c13、湿度センサc14、人感センサc15などが検出した値を取得し、これらを判定部13へ出力する。また、室外機200では、データ取得部21が、温度センサc21~c24の検出値を取得し、これらを送信部23へ出力する。送信部23は、これらの値を含んだ制御情報を生成し、室内機100へ送信する。室内機100では、受信部15が、制御情報を受信する。受信部15は、制御情報を分析して、各温度センサc21~c24が検出した温度を判定部13へ出力する。
次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。判定部13は、温度センサc11~c13、温度センサc21~c23の計測値を、例えば、数分間監視し、温度センサc13が検出した温度と設定温度との差が0.5℃以内で、且つ各センサの値の変動が所定の範囲内(例えば、±0.5℃)であれば安定運転状態であると判定する。また、温度センサc13と設定温度の差が0.5℃以上乖離したり、数分間における温度センサc11~c13、温度センサc21~c23の検出値が0.5℃以上変動したりする場合、判定部13は、安定運転状態ではないと判定する。判定部13は、判定の結果を送信部14と通信遮断部17へ出力する。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。例えば、通信遮断部17は、通信回路300の通電状態を維持する。つまり、フォトカプラ103をOFFとしない。また、送信部14は、制御装置10と制御装置20の間の通信の頻度を維持する。具体的には、送信部14は、低電力フラグを含まない所定の形式で制御情報を毎秒1回送信する。これを受けて制御装置20の送信部23は、室外機200の各センサc21~c24の検出値を毎秒1回送信する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、送信部14は、制御装置10と制御装置20の間の通信の頻度を低下する(ステップS13)。具体的には、送信部14は、低電力フラグを含む制御情報を送信する。受信部22は、受信した制御情報を分析し、低電力フラグを送信部23へ出力する。これを受けて室外機200の送信部23は、室外機200のセンサの検出値を毎分1回送信する。これと並行して、通信遮断部17は、送信部14が低電力フラグを含む制御情報を送信した後、通信回路300を遮断する。つまり、フォトカプラ103をOFFとする。そして、室内機100と室外機200が通信を行うタイミングに合わせてフォトカプラ103をONとする。これにより、通信回路300が通電状態となり、室内機100と室外機200が通信可能な状態となる。なお、送信部14は、低電力フラグを含む制御情報を毎分1回送信してもよいし、初回だけ低電力フラグを含む制御情報を送信し、2回目以降の信号には、低電力フラグを含めずに毎分1回の頻度で制御情報を送信してもよい。一旦、判定部13が安定運転状態であると判定すると、送信部14が低電力フラグを含む制御情報を送信したことを契機に、制御装置10と制御装置20とは、1分間に1回の頻度で通信を行う。例えば、送信部14は、データ取得部11が取得した最新の検出値を制御装置20へ送信する。送信部23も、データ取得部21が取得した最新の検出値を制御装置10へ送信する。また、通信遮断部17は、1分のうち制御装置10と制御装置20とが通信に要する時間だけフォトカプラ103をONとし、残りの時間はフォトカプラ103をOFFとする。例えば、図2に例示する通信方法で1往復のやり取りで、互いに必要な情報を送受信できるのであれば、1秒間だけONとし、残りの時間をOFFとする。あるいは、必要なデータの送受信に、例えば、10回の通信が必要であれば、1分間のうち10秒だけONとし、残りの50秒間はOFFとする。
この間も制御装置10では、ステップS11と同様に、判定部13が、室内機100および室外機200で各センサc11~c13、c21~c24によって検出された値や、ユーザによる設定温度などの情報を取得し(ステップS14)、空気調和機が安定運転状態であるか否かを判定する(ステップS15)。判定部13は、判定の結果を送信部14と通信遮断部17へ出力する。
安定運転状態が継続している場合(ステップS15;Yes)、制御装置10と制御装置20とは、1分間に1回の通信を継続し、ステップS14以降の処理を繰り返す。一方、安定運転状態ではなくなった場合(ステップS15;No)、送信部14は、通信頻度を1秒に1回の頻度に戻す(ステップS16)。例えば、送信部14は、通信頻度を通常時に戻すことを意味するフラグを含んだ制御情報を生成し、室外機200へ送信する。あるいは、安定運転状態の間、毎回、低電力フラグを含む制御情報を送信していた場合、低電力フラグを含まない制御情報を送信する。室外機200では、受信部22が受信した制御情報に含まれるフラグを送信部23へ出力する。送信部23は、フラグの有無に基づいて、室内機100による通信頻度の変更指示を検出する。送信部23は、1秒に1回、データ取得部21が取得した各センサの検出値を室内機100へ送信する。また、通信遮断部17は、送信部14が通信頻度を通常時に戻すことを意味するフラグを含む制御情報を送信した後、フォトカプラ103をONの状態に維持する。つまり、通信回路300を通電状態のままとする。これにより、1秒に1回の通信を行うことができる。
一般に室内機と室外機は、空気調和機の運転状態にかかわらず、制御に支障の出ない周期で通信を行っている。しかし、空気調和機が安定した状態で運転している場合、毎回、同様のデータ(変動が無い温度)を送受信することになり処理が過剰となる。また、通信回路300の通電状態を維持することにより、無駄な電力を消費することになる。本実施形態によれば、空気調和機が安定運転状態となると、制御に影響のない程度に通信の周期を長くし、通信の回数を減らす。それに合わせて通信回路300を遮断する。これにより、通信に要する電力を削減し低電力化することができる。また、最低限の通信を維持することにより、空気調和機の運転状態に変化が生じたときに対応することができる。
また、従来、空気調和機が待機状態のときに室内機と室外機の通信を遮断して省電力化を図る技術は提供されているが、本実施形態の通信制御によれば、運転中の空気調和機において省電力化を図ることができる。
なお、上記の実施形態では、安定運転状態となると1分に1回の通信を維持することとしたがこれに限定されない。例えば2秒ごと、10秒ごと、30秒ごとでもよいし、90秒ごとや2分ごとでも構わない。
また、安定運転状態ではなくなったときの通信間隔を段階的に短くするようにしてもよい。例えば、設定温度と温度センサc13が検出した吸い込み温度(室温)との差が、0.5℃となると、まず、1分間隔の通信を30秒間隔にして、それに合わせて通信回路300を遮断するようにして、温度の変動をしばらく監視し、速やかに安定運転状態に戻るようであれば、再び1分間隔の通信に戻すといった制御を行ってもよい。
<第二実施形態>
以下、本発明の第二実施形態による通信制御について図6~図8を参照して説明する。
第一実施形態では、安定運転状態となると通信頻度を低下させた。第二実施形態では、安定運転状態となると通信を一旦停止する。以下、本発明の第二実施形態に係る構成のうち、本発明の第一実施形態と同じ構成、機能には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。
図6は、本発明の第二実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。
第二実施形態に係る空気調和機では、制御装置10と制御装置20とを接続する通信線303が設けられている。また、第二実施形態に係る空気調和機は、図2で例示した各センサを備える。
図7は、本発明の第二実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の構成に加え、第2受信部18を備えている。また、制御装置10は、判定部13に代えて、判定部13´を備える。
判定部13´は、第一実施形態の機能に加え、室内機100が備える温度センサc11~c13の検出値に基づいて、室内機100が安定運転状態かどうかを判定する機能を備えている。
第2受信部18は、第2送信部25が送信した通信の再開を指示する再開信号を受信する。
制御装置20は、第一実施形態の構成に加え、第2送信部25と判定部26とを備えている。
判定部26は、室外機200が備える温度センサc21~c23が検出した温度に基づいて、室外機200が安定運転状態かどうかを判定する。
第2送信部25は、第2受信部18へ信号を送信する。第2送信部25と第2受信部18は、通信線303で接続されており、制御装置20から制御装置10へ再開信号を送信することができる。
図8は、本発明の第二施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。制御装置10は、各センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13´は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。送信部14は、制御装置10と制御装置20の間の通信の頻度を維持する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、室内機100は、室外機200との通信を休止する(ステップS131)。例えば、送信部14は、通信の休止を示すフラグを含んだ制御情報を送信し、それ以降の制御情報の送信を停止する。受信部22は、受信した制御情報を分析し、休止を示すフラグを送信部23へ出力する。これを受けて送信部23は、室外機200のセンサの検出値の送信を停止する。これにより、室内機100と室外機200の間の通信は休止される。また、通信遮断部17は、フォトカプラ103をOFFとし、通信回路300を遮断する。
通信の休止後、室内機100と室外機200は、それぞれ独立して運転状態を監視し、安定運転状態か否かを判定する(ステップS141)。例えば、室内機100の判定部13´は、温度センサc13の検出値と設定温度の差が0.5℃以下、所定時間における温度センサc11~c13の検出値の変動が0.5℃以内であれば、室内機100は安定運転状態であると判定する。また、例えば、室外機200の判定部26は、所定時間における温度センサc21~c23の検出値の変動が0.5℃以内であれば、室外機200は安定運転状態であると判定する。判定部26は、室外機200が安定運転状態でなくなると、通信の再開を指示する再開信号の通知を第2送信部25へ指示する。第2送信部25は、再開信号を制御装置10へ送信する。第2受信部18は、再開信号の受信を判定部13へ通知する。
判定部13´は、再開信号を受信すると、又は、室内機100が安定運転状態ではなくなったと判定すると(ステップS151;Yes)、通信の再開を送信部14と通信遮断部17へ指示する。通信遮断部17は、フォトカプラ103をONとする。送信部14は、運転指令値を含む制御情報を生成し、室外機200へ送信する。受信部22は、送信された制御情報を受信する。すると、送信部23は、室外機200のセンサ検出値を含む制御情報を生成し、室内機100へ送信する。室内機100では、受信部15が、この信号を受信し、送信部14が運転指令値を含む制御情報を送信する。このようにして毎秒1回のデータの送受信が再開される(ステップS161)。
再開信号を受信せず、且つ、安定運転状態が継続している場合(ステップS151;No)、ステップS141以降の処理を繰り返す。
本実施形態のように、空気調和機が安定運転状態となると室内機100と室外機200の間の通信回路を遮断し、通信を休止することで、運転中の低電力化を実現することができる。また、室内機100、室外機200の何れかで安定運転状態を脱した場合、通信を再開することができるので、ユーザの快適性や安全性を損なうことなく空気調和機を運転することができる。
なお、図6では通信線303で室内機100と室外機200を接続することとしたが、通信線303を設けず、第2送信部25と第2受信部18とが無線通信を行って、再開信号を送信してもよい。
<第三実施形態>
以下、本発明の第三実施形態による通信制御について図9~図10を参照して説明する。
第一実施形態、第二実施形態では、安定運転状態でなくなると通信の頻度を元の状態へと戻し通信を行った。第三実施形態では、人感センサc15、日射センサ16cが検出するデータを利用して、安定運転を継続できなくなるタイミングを予測し、先行的に元の通信頻度に戻して通信を行う。以下、本発明の第三実施形態に係る構成のうち、本発明の第一、第二実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。また、第三実施形態に係る構成は、第一実施形態、第二実施形態の何れとも組み合わせることが可能であるが、第一実施形態と組み合わせた場合の構成例を示す。
図9は、本発明の第三実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の構成に加え、予測部19を備えている。
予測部19は、人感センサc15、日射センサ16cの検出値のうちの少なくとも1つを用いて、近い未来に安定運転状態でなくなることを予測する。例えば、人感センサc15が人を検出しない状態から人を検出する状態に変化すると、予測部19は、近い未来に安定運転状態でなくなると予測する。また、予測部19は、例えば、日射センサ16cが検出する日射量の変化を熱量に換算し、換算した熱量が室内の温度に与える影響を、所定の予測式から算出し、その影響が閾値より大きい場合、安定運転状態でなくなると予測する。予測部19は、予測結果を送信部14、通信遮断部17へ出力する。
図10は、本発明の第三実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。制御装置10は、センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。送信部14は、制御装置10と制御装置20の間の通信の頻度を維持する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、室内機100は、室外機200との通信頻度を低下する(ステップS13)。このとき、通信遮断部17は、通信回路300を遮断する。次に判定部13は、図5のフローチャートのステップS14以降の処理を行う。本実施形態では、その処理と並行して、予測部19が、データ取得部11が取得した人感センサc15、日射センサc16の検出値を取得する(ステップS142)。予測部19は、安定運転状態が近い未来に終了するかどうかを予測する(ステップS152)。安定運転状態の終了を予測しない場合(ステップS153;No)、ステップS142以降の処理を繰り返す。制御装置10と制御装置20とは、1分間に1回の頻度の通信を継続する。安定運転状態の終了が予測された場合(ステップS153;Yes)、送信部14は、通信頻度を1秒に1回の頻度に戻す(ステップS16)。通信遮断部17は、通信回路300を通電状態とする。なお、予測部19が安定運転状態の終了を予測しない場合でも、例えば、ユーザが設定温度を変更した場合など、図5のステップS15で安定運転状態ではないと判定されると、送信部14は、通信頻度を1秒に1回に戻す。
本実施形態によれば、空気調和機の運転状態の変化が、実際に温度センサ11c~13c、温度センサ21c~23cが検出する温度に現れる前に、安定運転状態から変化することを予測し、先行的に通常の通信頻度に戻すことができる。これにより、制御の応答遅れを防ぎ、省電力化を達成しつつ、ユーザの快適性を維持することができる。
<第四実施形態>
以下、本発明の第四実施形態による低電力制御について図11~図12を参照して説明する。
第四実施形態では、通信頻度の低下による省電力化に加え、室内機100の制御装置10のプロセッサのクロック周波数を低下させて、さらなる低電力化を図る。以下、本発明の第四実施形態に係る構成のうち、本発明の第一~第三実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。また、第四実施形態に係る構成は、第一~第三実施形態の何れとも組み合わせることが可能であるが、第一実施形態と組み合わせた場合の構成例を示す。
図11は、本発明の第四実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の構成に加え、クロック周波数制御部1Aを備えている。
クロック周波数制御部1Aは、制御装置10が備えるプロセッサ10aのクロック周波数を変更する。例えば、安定運転状態のときにはクロック周波数を低下させ、それ以外の運転状態では、所定のクロック周波数で動作させる。
図12は、本発明の第三実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。制御装置10は、センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。送信部14は、制御装置10と制御装置20の間の通信の頻度を維持する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、制御装置10は、制御装置20との通信頻度および制御装置10自身のクロック周波数を低下させる(ステップS133)。通信頻度の低下については、第一実施形態と同様である。また、クロック周波数については、クロック周波数制御部1Aが、例えば発振器の周波数に対する逓倍率を小さくすることにより低下させる。なお、制御装置20のプロセッサ20aについては、圧縮機1のインバータ制御の精度を維持するため、安定運転時においてもクロック周波数の低下を行わない。
通信頻度およびクロック周波数を低下させている間も、判定部13は、温度センサc11~c13、温度センサc21~c23などが検出した値を取得し(ステップS14)、空気調和機が安定運転状態であるか否かを判定する(ステップS15)。判定部13は、判定の結果を送信部14、通信遮断部17、クロック周波数制御部1Aへ出力する。
安定運転状態が継続している場合(ステップS15;Yes)、ステップS14以降の処理を繰り返す。制御装置10と制御装置20とは、1分間に1回の頻度で通信を継続する。また、クロック周波数制御部1Aは、制御装置10のプロセッサ10aのクロック周波数を低下させたままとする。一方、安定運転状態ではなくなった場合(ステップS15;No)、送信部14は、通信頻度を1秒に1回の頻度に戻す。また、クロック周波数制御部1Aは、制御装置10のプロセッサのクロック周波数を低下前の値に戻す(ステップS163)。
本実施形態によれば、通信頻度の低下、通信回路300の遮断による低電力化に加え、制御装置10のクロック周波数を低下させることで、第一実施形態~第三実施形態と比較して、さらに低電力化することができる。
<第五実施形態>
以下、本発明の第五実施形態による低電力制御について図13~図14を参照して説明する。
第五実施形態では、通信頻度の低下による省電力化に加え、温度センサc11~c13、c21~c24への給電を停止して、さらなる低電力化を図る。以下、本発明の第五実施形態に係る構成のうち、本発明の第一~第四実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。また、第五実施形態に係る構成は、第一~第四実施形態の何れとも組み合わせることが可能であるが、第一実施形態と組み合わせた場合の構成例を示す。
図13は、本発明の第五実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の構成に加え、センサ給電制御部1Bを備えている。
センサ給電制御部1Bは、制御装置10が備える温度センサc11~c13、湿度センサc14等への給電を制御する。例えば、空気調和機が安定運転状態のときには、センサ給電制御部1Bは、温度センサc11~c13への給電を所定の周期で断続的に行う。また、センサ給電制御部1Bは、それ以外の運転状態のときに温度センサc11~c13への給電を継続的に行う。
制御装置20は、第一実施形態の構成に加え、センサ給電制御部2Bを備えている。
センサ給電制御部2Bは、制御装置20が備える温度センサc21~c24への給電を制御する。例えば、安定運転状態のときには、センサ給電制御部2Bは、温度センサc21~c24への給電を所定の周期で断続的に行う。また、センサ給電制御部2Bは、それ以外の運転状態のときに、温度センサc21~c23への給電を継続的に行う。
図14は、本発明の第三実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。また、温度センサc11~c13、温度センサc21~c23へは常時給電されている。制御装置10は、センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。送信部14は、制御装置10と制御装置20の間の通信の頻度を維持する。また、センサ給電制御部1B、2Bは各センサへの給電を常時行う。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、通信頻度を低下し、センサへの給電を所定の時間間隔で行う(ステップS134)。具体的には、制御装置10では、通信遮断部17が通信回路300を遮断し、送信部14が制御装置20との通信頻度を、例えば、1分間に1回に低下させる。また、センサ給電制御部1Bが、温度センサc11~c13等への給電を所定の時間間隔で行うよう切り替える。例えば、センサ給電制御部1Bは、10秒を1サイクルとして、9秒間は給電を停止し、1秒間だけ給電を行う。また、制御装置20では、センサ給電制御部2Bが、温度センサc21~c24への給電を所定の時間間隔で行うよう切り替える。例えば、センサ給電制御部2Bは、10秒を1サイクルとして、9秒間は給電を停止し、1秒間だけ給電を行う。また、送信部23は、制御装置10から受信した制御情報に低電力フラグが含まれていることに基づいて、1分間に1回だけ、各センサc21~c24が検出した最新の検出値を含む制御情報を、制御装置10へ送信する。
通信頻度を低下させ、センサへの給電を断続的に行っている間も、判定部13は、温度センサc11~c13、温度センサc21~c23などの検出値を取得し(ステップS14)、空気調和機が安定運転状態であるか否かを判定する(ステップS15)。判定部13は、判定の結果を送信部14、通信遮断部17,センサ給電制御部1Bへ出力する。
安定運転状態が継続している場合(ステップS15;Yes)、ステップS14以降の処理を繰り返す。制御装置10と制御装置20とは、1分間に1回の頻度の通信を継続する。また、センサ給電制御部1Bおよびセンサ給電制御部2Bは、センサへの給電を10秒のうち1秒だけ行う。一方、安定運転状態ではなくなった場合(ステップS15;No)、送信部14は、通信頻度を1秒に1回の頻度に戻す。また、センサ給電制御部1Bおよびセンサ給電制御部2Bは、各センサへの給電を常時行う(ステップS164)。なお、室外機200では、受信部22が受信した制御情報に含まれるフラグを送信部23とセンサ給電制御部2Bへ出力する。センサ給電制御部2Bは、このフラグに基づいて、温度センサc21~c24への給電方法を変更する。
本実施形態によれば、通信回路300の遮断による低電力化に加え、センサへの供給する電力を低下させることで、第一実施形態と比較して、さらに低電力化することができる。
なお、給電を停止するセンサは、上記センサのうちの一部であってもよい。例えば、室外機200の温度センサc21~c24のみ給電を停止するようにしてもよい。
図15は、本発明の各実施形態における制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。コンピュータ900は、CPU901に代えて、MPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサを備えていてもよい。
上述の制御装置10、制御装置20は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
なお、制御装置10、制御装置20の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各機能部による処理を行ってもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、CD、DVD、USB等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
なお上記実施形態では、通信回路300の遮断時に室内機100のフォトカプラ103をOFFとすることとしたが、通信遮断部17と同様の機能を制御装置20に設け、フォトカプラ204をOFFとするようにしてもよい。なお、通信遮断部17、送信部14は、通信制御部の一例である。
1・・・圧縮機
2・・・室外熱交換器
3・・・膨張弁
4・・・室内熱交換器
5・・・四方弁
6・・・冷媒配管
10、20・・・制御装置
10a、20a・・・プロセッサ
11、21・・・データ取得部
12・・・操作受付部
13、13´・・・判定部
14、23・・・送信部
15、22・・・受信部
16、24・・・記憶部
17・・・通信遮断部
18・・・第2受信部
19・・・予測部
1A・・・クロック周波数制御部
1B、2B・・・センサ給電制御部
25・・・第2送信部
100・・・室内機
200・・・室外機
107、108、207、208・・・端子
102、103、203、204・・・フォトカプラ
101、104、106、201、202、206・・・抵抗
105、205・・・トランジスタ
300・・・通信回路
301、302・・・接続線
c11、c12、c13、c21、c22、c23、c24・・・温度センサ
c14・・・湿度センサ
c15・・・人感センサ
c16・・・日射センサ
900・・・コンピュータ
901・・・CPU、
902・・・主記憶装置、
903・・・補助記憶装置、
904・・・入出力インタフェース
905・・・通信インタフェース

Claims (9)

  1. 空気調和機の制御装置であって、
    前記空気調和機の室内機の制御装置である第1制御装置と、前記空気調和機の室外機の制御装置である第2制御装置と、を含み、
    前記第1制御装置は、
    空気調和機が安定運転状態にあることを判定する判定部と、
    前記室内機が安定運転状態にあるか否かを判定する第1判定部と、
    前記室内機と前記室外機を接続する通信回路遮断と接続を切り替えることにより、前記室内機と前記室外機の通信を制御する通信制御部と、
    を備え、
    前記第2制御装置は、
    前記室外機が安定運転状態にあるか否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部が、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記通信の再開を指示する再開信号を前記第1制御装置に送信する第2送信部と、
    を備え、
    前記判定部が、前記安定運転状態にあると判定すると、前記通信制御部は、前記通信回路を遮断して前記通信を停止し、
    前記通信制御部が前記通信回路を遮断した後に、前記第1判定部が、前記室内機が安定運転状態にはないと判定すると、前記通信制御部は、前記通信回路を接続して、前記通信を再開し、
    前記通信制御部が前記通信回路を遮断した後に、前記第2判定部が、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記第2送信部は、前記再開信号を前記第1制御装置へ送信し、前記第1制御装置が前記再開信号を受信すると、前記通信制御部は、前記通信回路を接続して、前記通信を再開する、
    制御装置。
  2. 前記第1制御装置と前記第2制御装置とは、前記通信回路とは異なる通信線で接続されていて、前記第2送信部は、前記通信線を通じて、前記再開信号を前記第1制御装置へ送信する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第2送信部は、無線通信により前記再開信号を前記第1制御装置へ送信する、
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記判定部が、前記安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させるクロック周波数制御部、
    をさらに備える請求項1から請求項の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記判定部が、前記安定運転状態にあると判定すると、前記室内機および前記室外機が備えるセンサのうちの少なくとも一部への給電を停止するセンサ給電制御部、
    をさらに備える請求項1から請求項何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記判定部が、前記安定運転状態であると判定した後に、人感センサまたは日射センサが検出した値に基づいて、前記安定運転状態の終了を予測する予測部、
    をさらに備え、
    前記予測部が、前記安定運転状態の終了を予測すると、前記通信回路を通信可能に接続し、前記室内機と前記室外機の間の通信を再開する、
    請求項1から請求項の何れか1項に記載の制御装置。
  7. 室内機と、室外機と、
    請求項1から請求項の何れか1項に記載の制御装置と、
    を備える空気調和機。
  8. 空気調和機の制御方法であって、
    空気調和機が安定運転状態にあることを判定するステップと、
    前記判定するステップで前記安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機を接続する通信回路を遮断して前記室内機と前記室外機の通信を停止するステップと、
    前記通信回路が遮断された後に、前記室内機が安定運転状態にはないと判定すると、前記室内機が、前記通信回路を接続して、前記通信を再開し、
    前記通信回路が遮断された後に、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記室外機から、前記通信の再開を指示する再開信号を前記室内機へ送信し、前記室内機は、前記再開信号を受信すると、前記通信回路を接続して、前記通信を再開するステップと、
    を有する制御方法。
  9. コンピュータを、
    空気調和機が安定運転状態にあることを判定する手段、
    前記判定する手段が前記安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機を接続する通信回路を遮断して前記室内機と前記室外機の通信を停止する手段、
    前記通信回路が遮断された後に、前記室内機が安定運転状態にはないと判定すると、前記通信回路を接続して、前記通信を再開する手段、
    前記通信回路が遮断された後に、前記室外機が安定運転状態にはないと判定すると、前記室外機から、前記通信の再開を指示する再開信号を前記室内機へ送信する手段、
    前記室内機が前記再開信号を受信すると、前記通信回路を接続して、前記通信を再開する手段、
    として機能させるためのプログラム。
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