JP7293859B2 - 埋込磁石型ロータおよび埋込磁石型ロータの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、埋込磁石型ロータおよび埋込磁石型ロータの製造方法に関する。
従来、界磁源となる永久磁石が埋め込まれてなる埋込磁石型のロータが存在する。たとえば特許文献1に記載されるように、円筒状のロータには、その外周側へ向けて開くU字状をなす複数の磁石孔が周方向に並べて設けられている。これら磁石孔には、その内形形状に対応するU字状の磁石が埋め込まれている。磁石のU字先端の角部には、所定の半径を有する曲面が設けられている。ロータからステータへ向けた磁束の流れがより滑らかになることにより、モータのトルク変動が抑制される。
特開2005-57951号公報
特許文献1のロータによれば、磁石のU字先端の角部に曲面を設けることによって、たしかにトルク変動を抑制することができるのかもしれない。しかし、特許文献1のロータにおいては、磁石のU字先端の角部に曲面が設けられないロータと比べて、当該曲面が設けられる分だけ磁石量が減少する。このため、磁石量の減少に応じてモータトルクが低下するおそれがある。
本発明の目的は、モータトルクを確保しつつトルク変動を低減することができる埋込磁石型ロータを提供することにある。また、モータトルクを確保しつつトルク変動を低減することができる埋込磁石型ロータが得られる埋込磁石型ロータの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成し得る埋込磁石型ロータは、円筒状のステータに対して相対回転可能に挿入される円柱状のコアと、前記コアに設けられた複数の磁石孔にそれぞれ埋め込まれる永久磁石とを備え、前記コアの軸方向からみて、前記磁石孔は前記コアの中心側から周面側へ向けて延びる延設部分を有している。前記コアの軸方向からみて、前記延設部分の幅は前記コアの周面側へ向けて狭くならないように設定されるものであって、前記コアにおける前記磁石孔の延設部分と前記コアの周面との間の部分である壁の厚みは、前記コアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に薄くなるように設定されている。
この構成によれば、壁の磁気抵抗は、コアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に大きくなる。このため、永久磁石から発せられる磁束が壁における前述した他の磁石孔と反対側の部分を通りやすくなる。したがって、コアとステータとの間の隙間内における磁束密度分布の高次成分が低減し、コギングトルク、ひいてはトルク変動が抑制される。また、壁の磁気抵抗がコアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に大きくなることにより、永久磁石から発せられる磁束のうち壁を通って前述した他の磁石孔に埋め込まれた永久磁石へ至る無駄な磁束である漏れ磁束が減少する。これにより、モータトルクを確保することができる。また、コアの軸方向からみて、延設部分の幅はコアの周面側へ向けて狭くならないように設定されるため、磁石孔に埋め込まれる永久磁石の延設部分に対応する部位の厚みも一定となる。永久磁石のパーミアンス係数が確保されるため、永久磁石は減磁しにくい。
上記の埋込磁石型ロータにおいて、前記延設部分における前記コアの周面に対応する内側面は、前記他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に前記コアの周面に近接するように設けられていることが好ましい。
この構成によれば、コアの軸方向からみて、壁の厚みをコアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に薄くすることができる。また、たとえば壁の厚みを一定とする場合に比べて、永久磁石の量を増大させることができる。永久磁石の量が増大する分だけ、モータトルクをより増大させることができる。
上記の埋込磁石型ロータにおいて、前記延設部分における前記コアの周面に対応する内側面は、前記他の磁石孔との境界部分の中間を通って前記コアの半径方向に沿って延びる極間線上に設定される中心点を中心とした円弧面であることが好ましい。
この構成によれば、壁の厚みを効果的かつ簡単に変化させることができる。また、たとえば壁の厚みを一定とする場合に比べて、永久磁石の量をより増大させることができる。永久磁石の量が増大する分だけ、モータトルクをより増大させることができる。
上記目的を達成し得る埋込磁石型ロータの製造方法は、円筒状のステータに対して相対回転可能に挿入される円柱状のコアと、前記コアに設けられた複数の磁石孔にそれぞれ埋め込まれる永久磁石とを備え、前記コアの軸方向からみて、前記磁石孔は前記コアの中心側から周面側へ向けて延びる延設部分を有している埋込磁石型ロータの製造方法である。前記コアの軸方向からみて、前記延設部分の幅は前記コアの周面側へ向けて狭くならないように設定する。また、前記コアの軸方向からみて、前記コアにおける前記磁石孔の延設部分と前記コアの周面との間の部分である壁の厚みは、モータトルクとトルク変動とを考慮して、前記コアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて薄くなるように設定する。
上記の製造方法によれば、壁の厚みを、モータトルクおよびトルク変動を考慮した適切な厚みに設定することができる。そして上記の製造方法により得られる埋込磁石型ロータによれば、つぎの作用が得られる。すなわち、壁の磁気抵抗は、コアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に大きくなる。このため、永久磁石から発せられる磁束が壁における前述した他の磁石孔と反対側の部分を通りやすくなる。したがって、コアとステータとの間の隙間内における磁束密度分布の高次成分が低減し、コギングトルク、ひいてはトルク変動が抑制される。また、壁の磁気抵抗がコアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に大きくなることにより、永久磁石から発せられる磁束のうち壁を通って前述した他の磁石孔に埋め込まれた永久磁石へ至る無駄な磁束である漏れ磁束が減少する。これにより、モータトルクを確保することができる。また、コアの軸方向からみて、延設部分の幅はコアの周面側へ向けて狭くならないように設定されるため、磁石孔に埋め込まれる永久磁石の延設部分に対応する部位の厚みも一定となる。永久磁石のパーミアンス係数が確保されるため、永久磁石は減磁しにくい。
上記の埋込磁石型ロータの製造方法において、前記コアは電磁鋼板が積層されてなるものであって、前記壁における最も薄い部分である最薄部の厚みは、前記電磁鋼板を打ち抜き加工することができる最小限の厚み、および前記電磁鋼板の製造公差に基づき設定することが好ましい。
この製造方法によれば、壁の厚みをコアの製造工程を考慮した適切な厚みに設定することができる。
本発明の埋込磁石型ロータによれば、モータトルクを確保しつつトルク変動を低減することができる。また、本発明の埋込磁石型ロータの製造方法によれば、モータトルクを確保しつつトルク変動を低減することができる埋込磁石型ロータが得られる。
埋込磁石型ロータの一実施の形態が使用されるモータの一部分を破断した正面図。 埋込磁石型ロータの一実施の形態を示す斜視図。 一実施の形態のロータをその軸方向からみた要部を示す平面図。 (a)は一実施の形態および比較例のロータが使用されたモータの定格トルクを示すグラフ、(b)は一実施の形態および比較例のロータが使用されたモータのコギングトルク割合を示すグラフ、(c)は一実施の形態および比較例のロータの要部を示す平面図。 一実施の形態および比較例のロータが使用されたモータにおけるエアギャップ内の磁束密度の分布を示すグラフ。 一実施の形態および比較例のロータが使用されたモータにおけるモータトルクの変化を示すグラフ。 一実施の形態および比較例のロータが使用されたモータにおけるコギングトルクの変化を示すグラフ。 一実施の形態のロータが使用されたモータにおけるエアギャップ内の磁束密度の変化を示すグラフ。 他の実施の形態のロータをその軸方向からみた要部を示す平面図。 (a),(b)は、他の実施の形態のロータをその軸方向からみた要部を示す平面図。
以下、埋込磁石型ロータの一実施の形態を説明する。まず埋込磁石型ロータが使用されるIPMモータ(Interior Permanent Magnet Motor)の構造を説明する。
図1に示すように、IPMモータ10は円筒状のケース11、円筒状のステータ12、出力軸13および円柱状のロータ14を有している。ステータ12はケース11の内周面に圧入された状態で固定されている。ステータ12の内周面には図示しない複数のティースが形成されている。これらティースには、それぞれ導線が巻回されることにより3相(U相,V相,W相)に対応するコイル12aが設けられている。出力軸13は図示しない軸受を介してケース11に対して回転可能に支持されている。ロータ14は出力軸13の外周に固定されている。ロータ14の外周面とステータ12の内周面との間には全周にわたってエアギャップGp(隙間)が形成されている。
つぎに、ロータ14の構成を詳細に説明する。
図2に示すように、ロータ14は、複数枚の電磁鋼板20が積層されてなる円柱状のロータコア21、およびロータコア21の内部に埋め込まれた10個の永久磁石22を有している。
ロータコア21の中心には、出力軸13が挿入される挿入孔23が設けられている。挿入孔23はロータコア21の軸方向に沿って貫通している。また、ロータコア21における挿入孔23の周囲には永久磁石22と同数の10個の磁石孔24が設けられている。各磁石孔24はロータコア21の軸方向に沿って貫通している。ロータコア21を軸方向からみて、各磁石孔24はロータコア21の円周方向に沿って一定間隔をあけて設けられている。また、ロータコア21の軸方向からみて、各磁石孔24はロータコア21の内周面から外周面へ向かうにつれて開くU字状をなしている。
各磁石孔24には、永久磁石22が埋め込まれている。永久磁石22としては、たとえば樹脂結合型のボンド磁石が採用される。ボンド磁石は、磁性粉末とバインダ(結着剤)としての合成樹脂とを混合したものを所定の形状(ここでは、U字柱状)に成形して着磁することにより製造される。永久磁石22は、たとえばU字の内側部分がN極、U字の外側部分がS極となるように着磁される。
図3に示すように、磁石孔24は第1の孔部31、第2の孔部32および第3の孔部33が互いに連結されてなる。第1の孔部31および第2の孔部32は、U字の2つの腕部に相当する部分であって、ロータコア21の半径方向に沿った外周側に向かうにつれてロータコア21の円周方向における対向距離が徐々に長くなるように設けられている。第3の孔部33は、U字の底部に相当する部分であって、第1の孔部31および第2の孔部32におけるロータコア21の半径方向における内周側の端部を連結するように設けられている。なお、第1の孔部31および第2の孔部32は、磁石孔24におけるロータコア21の中心側から周面側へ向けて延びる延設部分に相当する。
ロータコア21の軸方向からみて、第1の孔部31における外周側の内側面31aとロータコア21の外周面21aとの間の部分である壁34の厚みは、ロータコア21の円周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔24(図3中の右隣の磁石孔24)へ向かうにつれて徐々に薄くなるように設定されている。換言すれば、ロータコア21の軸方向からみて、壁34の厚みは、ロータコア21の周方向において、磁石孔24のU字内側である極中心線L1側から磁石孔24のU字外側である極間線L2側へ向かうにつれて徐々に薄くなるように設定されている。
極中心線L1とは、ロータコア21の軸方向からみて、ロータコア21の半径方向に沿って延び、かつロータコア21の中心を通る直線であって、磁石孔24あるいは永久磁石22の対称軸に一致する直線をいう。また、極間線L2とは、ロータコア21の軸方向からみて、ロータコア21の半径方向に沿って延び、かつロータコア21の中心を通る直線であって、ロータコア21の円周方向において隣り合う2つの磁石孔24,24の境界部分の中間を通る直線をいう。
ロータコア21の軸方向からみて、壁34の内側面でもある、第1の孔部31における外周側の内側面31aは、極間線L2上に設定される中心点P01を中心とする円弧面である。第1の孔部31における外周側の内側面31aは、ロータコア21の円周方向において、極中心線L1側から極間線L2側へ向かうにつれて、換言すれば磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれて、ロータコア21の外周面に対して徐々に近接する。
中心点P01は、つぎのようにして設定される。すなわち、まず壁34の最も厚い部分である最厚部34aの厚みt1と、壁34の最も薄い部分である最薄部34bの厚みt2とを設定する。次いで、第1の孔部31における外周側の内側面31aと、ロータコア21の円周方向において互いに対向する2つの内側面とが交わる2つの点P1,P2を通る円弧の中心を中心点P01として極間線L2上に設定する。
最厚部34aの厚みt1は、たとえば電磁鋼板20の厚みと同程度の厚みに設定される。最薄部34bの厚みt2は、電磁鋼板20の磁石孔24に対応する孔の部分を打ち抜き加工することができる最小限の厚みに基づき設定される。
最薄部34bの厚みt2は、次式(A)で表される。
t2=tmin±ε …(A)
ただし、「tmin」は壁34の取り得る最小厚みである。最小厚みtminは、電磁鋼板20の磁石孔24に対応する孔の部分を打ち抜き加工することができる最小限の厚みの理論値であって、電磁鋼板20の厚みによって決まる値である。最小厚みtminは、たとえば電磁鋼板20の厚みから、その30%~50%程度の値を減算した値に設定される。「ε」は製造公差であって、電磁鋼板20をたとえばプレスによって打ち抜き加工する際に使用する金型の精度などによって決まる値である。
たとえば電磁鋼板20の厚みが「0.5mm」である場合、最小厚みtminは「0.35mm」、製造公差εは「0.14mm」となる。この場合、最薄部34bの厚みt2の取り得る範囲は「0.21mm~0.49mm」、望ましい範囲は「0.28mm~0.42mm」、最適な範囲は「0.32mm~0.38mm」である。
なお、ロータコア21の軸方向からみて、第2の孔部32における外周側の内側面32aとロータコア21の外周面21aとの間の部分である壁35の厚みについても、先の壁34と同様の観点に基づき設定される。すなわち、壁35は、ロータコア21の円周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔24(図3中の左隣の磁石孔24)へ向かうにつれて徐々に薄くなるように設定されている。ロータコア21の軸方向からみて、第2の孔部32における外周側の内側面32aは、ロータコア21の円周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔24(図3中の左隣の磁石孔24)との間の極間線L3上に設定される中心点P02を中心とする円弧面である。また、第2の孔部32における外周側の内側面32aは、ロータコア21の円周方向において、極中心線L1側から極間線L3側へ向かうにつれて、換言すれば磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれて、ロータコア21の外周面に対して徐々に近接する。壁35も、その最も厚い部分である最厚部35a、および最も薄い部分である最薄部35bを有している。
<実施の形態の作用>
つぎに、ロータ14の実施例と比較例1~比較例4との比較を通じて、本実施の形態の作用を説明する。実施例および比較例1~比較例4において、電磁鋼板20の厚みは同じであって、ここでは「0.5mm」に設定されている。また、ロータコア21の壁34,35は同様の作用を奏するため、ここではロータコア21の壁34による作用を主として説明し、壁35による作用についてはその詳細な説明を割愛する。
図4(c)に示すように、実施例では、ロータコア21における壁34の厚みは、ロータコア21の円周方向において磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうに連れて徐々に薄くなるように設定されている。実施例では、壁34の最厚部34aの厚みt1が「0.5mm」、最薄部34bの厚みt2が「0.35mm」に設定されている。
比較例1では、ロータコア21における壁34の厚みがその円周方向の全長にわたって一定の値に設定されている。壁34の厚みは、実施例の最厚部34aと同じ「0.5mm」で一定である。
比較例2~比較例4では、磁石孔24における第1の孔部31の外周側かつU字内側の角部(図4(c)中の左上の角部)に曲面S2,S3,S4が設けられている。これら曲面S2~S4の半径R2,R3,R4の大小関係は次式(B)に示すとおりである。
R2<R3<R4 …(B)
ここでは、曲面S2の半径R2は「1.0mm」、曲面S3の半径R3は「2.0mm」、曲面S4の半径R4は「2.9mm」に設定されている。
図4(a)のグラフに示すように、実施例および比較例1~4のロータを有するIPMモータの定格トルクを解析したところ、実施例のロータを使用したIPMモータの定格トルクが最も大きい値となった。比較例1~4のロータを有するIPMモータの定格トルクは、比較例1,2、比較例3、比較例4の順に小さい値となった。すなわち、曲面S2,S3,S4の半径R2,R3,R4が大きくなるほど、IPMモータの定格トルクの値が小さくなる。
これは、つぎの理由による。すなわち、実施例では、第1の孔部31における外周側の内側面31aが磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれてロータコア21の外周面に対して徐々に近接する円弧面状に設けられる。このため、壁34の厚みは一定ではなくロータコア21の円周方向において磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれて徐々に薄くなる。しかも、壁34の最薄部34bの厚みt2は、打ち抜き加工することができる最小限の厚みである最小厚みtminを基準として設定される。したがって、壁34の厚みが最厚部34aの厚みt1から最薄部34bの厚みt2へ向けて徐々に薄くされる分だけ磁石孔24の容積が増加する。すなわち、実施例のロータによれば、比較例1~比較例4のロータに比べて磁石孔24に埋め込まれる永久磁石22の量を増やすことが可能である。永久磁石22の量が増大する分だけ、IPMモータの定格トルクの値も大きくなる。また、壁34の厚みが最厚部34aの厚みt1から最薄部34bの厚みt2へ向けて徐々に薄くされるところ、壁34の厚みが薄くなるほど磁気抵抗が増大する。このため、特定の永久磁石22から発せられる磁束のうち壁34を通って隣接する永久磁石22へ至る無駄な磁束である漏れ磁束が減少する。この漏れ磁束が減少する分だけ、IPMモータの定格トルクを確保することができる。
これに対して、比較例2~比較例4のロータにおいては、第1の孔部31の曲面S2,S3,S4の半径が大きくなるほど磁石孔24の容積、ひいては磁石孔24に埋め込まれる永久磁石22の量が減少し、その永久磁石22の量が減少する分だけIPMモータの定格トルクが減少する。ちなみに、比較例1および比較例2のロータを使用したIPMモータの定格トルクは、ほぼ同じ値である。すなわち、比較例2の曲面S2の半径R2が極小さい値に設定されているため、磁石量に対する曲面S2の影響はほとんどないと考えられる。
図4(b)のグラフに示すように、実施例および比較例1~4のロータを有するIPMモータの定格トルクに対するコギングトルクの割合を解析したところ、実施例および比較例4のロータを使用したIPMモータのコギングトルク割合が比較例1~比較例3のロータを使用したIPMモータに比べて特に小さい値となった。
これは、つぎの理由による。比較例4のロータを使用したIPMモータについては、磁石孔24における第1の孔部31の外周側かつU字内側の角部に曲面S4が設けられている。この曲面S4は比較例1~比較例4の中で最も大きい半径R4を有していて、第1の孔部31のU字内側の内側面(図4(c)中の左内側面)からU字外側の内側面(図4(c)中の右内側面)に達するかたちで設けられている。この構成により、IPMモータのエアギャップGp内の磁束密度の分布、具体的にはロータからステータへ向けた磁束の流れがより滑らかになるため、コギングトルクが減少する。
実施例のロータを使用したIPMモータについては、第1の孔部31における外周側の内側面31aとロータコア21の外周面21aとの間の部分である壁34の厚みが、磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれて徐々に薄くなる。換言すれば、第1の孔部31における外周側の内側面31aは、磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれてロータコア21の外周面に対して徐々に近接する円弧面状をなしている。この構成により、比較例4の曲面S4と同様の作用が得られるため、コギングトルクが減少したと考えられる。
実施例のロータを使用したIPMモータにおいて、ロータの回転角とIPMモータにおけるエアギャップ内の磁束密度との関係は、つぎの通りである。
図8のグラフに示すように、ロータ14が1つの永久磁石22に対応する角度だけ回転したとき、IPMモータ10のエアギャップGp内の磁束密度は、ロータの回転角の変化に対して頂部が凹んだ滑らかな台形状に変化する。すなわち、ロータの回転角が0°を基準として増大するにつれて磁束密度は急激に増大する。その後、ロータの回転角が増大するにつれて、磁束密度は下に凸となる滑らかな凹状の曲線を描くかたちで減少から増大へ転じ、やがて急激に減少する。図8のグラフから、ロータ14の回転に対して、IPMモータ10のエアギャップGp内の磁束密度の分布が滑らかに変化することが見てとれる。
ここで、IPMモータ10におけるエアギャップGp内の磁束密度分布には、多くのひずみ(高調波成分)が含まれる。磁束密度分布のひずみは、IPMモータのコギングトルク、ひいてはトルク変動を増加させる要因にもなる。
図5のグラフに示すように、実施例および比較例1のロータを使用したIPMモータのエアギャップ内の磁束密度分布を解析したところ、おおよその傾向として、実施例のロータを使用したIPMモータのエアギャップ内の磁束密度分布における高次成分は、比較例1のロータを使用したIPMモータに比べて小さな値となる。特に、実施例のロータを使用したIPMモータのエアギャップ内の磁束密度分布における5次成分は、比較例1のロータを使用したIPMモータに比べて大幅に減少している。このため、実施例のロータを使用したIPMモータのコギングトルクは、比較例1のロータを使用したIPMモータのコギングトルクよりも小さくなる。
図6のグラフに示すように、実施例および比較例1のロータを使用したIPMモータにおけるロータの回転角に対するトルクの変化を実測したところ、実施例のロータを使用したIPMモータが発生するトルクの平均値T0は、比較例1のロータを使用したIPMモータが発生するトルクの平均値T1よりも大きい値となった。IPMモータの発生トルクについて、先の図4(a)に示される解析結果に近似した実測結果が得られた。
図7のグラフに示すように、実施例および比較例1のロータを使用したIPMモータにおけるロータの回転角に対するコギングトルクの変化を実測したところ、実施例のロータを使用したIPMモータのコギングトルクA0は、比較例1のロータを使用したIPMモータのコギングトルクA1よりも小さい値となった。ちなみに、コギングトルクはロータとステータとの位置関係によって変動するところ、その変動の振幅として評価する。IPMモータのコギングトルクについて、先の図4(b)に示される解析結果に対応した実測結果が得られた。
図4(b)に示されるように、比較例4のロータを使用したIPMモータのコギングトルク割合は、実施例のロータを使用したIPMモータのコギングトルク割合に比べてわずかに小さい値となる。しかし、先の図4(a)のグラフに示されるように、IPMモータの定格トルクの点では、比較例4のロータを使用したIPMモータは実施例のロータを使用したIPMモータに大きく劣る。したがって、実施例のロータを使用したIPMモータによれば、定格トルクを確保しつつ、トルク変動を低減することが可能である。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ロータコア21の軸方向からみて、磁石孔24の第1の孔部31における外周側の内側面31aとロータコア21の外周面21aとの間の部分である壁34の厚みは、磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれて徐々に薄くなるように設定されている。このため、壁34における磁気抵抗は、磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうに連れて徐々に大きくなる。永久磁石22から発せられる磁束が壁34におけるU字内側の部分を通りやすくなることにより、IPMモータ10におけるエアギャップGp内の磁束密度分布の高次成分、特に5次成分が低減する。したがって、IPMモータ10のコギングトルク、ひいてはトルク変動が抑制される。壁35によっても壁34と同様の作用および効果が得られる。
(2)また、壁34の磁気抵抗が磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれて徐々に増大することにより、特定の永久磁石22から発せられる磁束のうち壁34を通って最も近く隣接する永久磁石22へ至る無駄な磁束である漏れ磁束が減少する。この漏れ磁束が減少する分だけ、IPMモータが発生するトルクを確保することができる。すなわち、IPMモータ10のトルクを確保しつつトルク変動を低減することができる。壁35によっても壁34と同様の作用および効果が得られる。
(3)また、第1の孔部31における外周側の内側面31aは、磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれてロータコア21の外周面21aに対して徐々に近接している。このため、たとえば壁34の厚みを一定とする場合に比べて、永久磁石22の量を増大させることができる。この永久磁石22の量が増大する分だけ、IPMモータ10が発生するトルクをより増大させることができる。第2の孔部32における外周側の内側面32aによっても、第1の孔部31における外周側の内側面31aと同様の作用および効果が得られる。
(4)しかも、第1の孔部31における外周側の内側面31aは、極間線L2上に設定される中心点P01を中心とする円弧面である。また、第2の孔部32における外周側の内側面32aは、極間線L3上に設定される中心点P02を中心とする円弧面である。このため、効果的に、かつ簡単に壁34の厚みを変化させることができる。
(5)磁石孔24における第1の孔部31、第2の孔部32および第3の孔部33の幅は、すべて同じ値に設定されている。すなわち、永久磁石22の厚み(すなわち、永久磁石22の磁化方向における長さ)は、U字の全長にわたって一定である。永久磁石22のパーミアンス係数の値がU字の全長にわたって同じ値となるため、永久磁石22は減磁しにくい。これに対し、先の図4(c)に示される比較例2~比較例4では、永久磁石のU字先端の厚みが他の部分の厚みよりも薄いためパーミアンス係数が低下する。したがって、比較例2~比較例4のロータに使用される永久磁石は、実施例のロータに使用される永久磁石に比べて減磁しやすい。
ちなみに、パーミアンス係数とは、減磁界(磁界強度)と磁束密度との比をいう。パーミアンス係数は、自己減磁の影響を表す値でもあって、永久磁石22の形状に依存する。また、減磁界とは、磁化された永久磁石の表面に生じる磁界はN極からS極へ向かうところ、永久磁石の内部で働く磁化の方向とは逆向きの磁界をいう。この減磁界は、永久磁石の寸法比によって異なり、磁化方向に細長い永久磁石ほど小さくなる。減磁界の影響は、実用的には減磁界と磁束密度の比の傾きで表わされる。
(6)ロータコア21の軸方向からみて、壁34,35の厚みは、モータトルクとトルク変動とを考慮して設定される。このため、壁34,35の厚みを、モータトルクおよびトルク変動を考慮した適切な厚みに設定することができる。
(7)壁34,35における最も薄い部分である最薄部34b,35bの厚みは、電磁鋼板20を打ち抜き加工することができる最小限の厚み、および電磁鋼板20の製造公差に基づき設定される。このため、壁34,35の厚みをロータコア21の製造工程を考慮した適切な厚みに設定することができる。
<他の実施の形態>
なお、本実施の形態は、つぎのように変更して実施してもよい。
・永久磁石22として、ボンド磁石に代えて、焼結磁石を採用してもよい。焼結磁石は、磁性粉末が高温で焼き固められてなる。
・ロータコア21として、複数枚の電磁鋼板20が積層されてなる積層鉄心に代えて、磁性粉末が圧縮成形されてなる圧粉磁心を採用してもよい。この場合、圧粉磁心の強度によっては、壁34の取り得る最小厚みtminに基づく最薄部34bの厚みt2を上記実施例よりも小さい値に設定することができる。
・本実施の形態では、10個の永久磁石22を有する10極構造のロータ14を一例として挙げたが、ロータ14の磁極数は特に限定されるものではなく適宜変更してもよい。
・図10(a)に示すように、ロータコア21に対して直方体状の永久磁石22をロータ14の軸方向からみてV字状をなすように埋め込んでもよい。この場合、永久磁石22が埋め込まれる磁石孔24は各々独立して設けてもよい。この場合、磁石孔24は、ロータコア21の中心側から周面側へ向けて延びる延設部分に相当する。また、図10(b)に示すように、永久磁石22はロータコア21の軸方向に直交する断面形状が角型のU字状をなしていてもよい。また、図示は割愛するが、永久磁石22はロータコア21の軸方向に直交する断面形状がV字状をなしていてもよい。
・図9に示すように、ロータコア21の軸方向からみて、磁石孔24の第1の孔部31における外周側の内側面31aを円弧面状ではなく平面状に設けてもよい。磁石孔24の第2の孔部32における外周側の内側面32aについても同様である。このようにしても、壁34,35の厚みは、磁石孔24のU字内側からU字外側へ向かうにつれて徐々に薄くなる。このため、前記実施の形態の(1)~(5)と同様の効果を得ることができる。
・本実施の形態では、磁石孔24における第1の孔部31、第2の孔部32および第3の孔部33の幅をすべて同じ値(一定幅)に設定したが、ロータコア21の軸方向からみて、少なくとも第1の孔部31および第2の孔部32の幅がロータコア21の外周面側へ向けて狭くならないように設定すればよい。たとえばロータコア21の軸方向からみて、第1の孔部31および第2の孔部32の幅をロータコア21の外周面側へ向けて徐々に広くなるように設定してもよい。
・IPMモータ10は、たとえば電動パワーステアリング装置における操舵アシスト力の発生源、ステアバイワイヤ式の操舵装置における操舵反力の発生源あるいは車両の転舵輪を転舵させるための転舵力の発生源、または電気自動車あるいはハイブリッド自動車の走行用駆動源としての用に供してもよい。また、IPMモータ10は、電動オイルポンプ(EOP)の駆動源としての用に供してもよい。
12…ステータ、14…埋込磁石型のロータ、20…電磁鋼板、21…ロータコア、21a…ロータコアの外周面、22…永久磁石、24…磁石孔、31…第1の孔部(延設部分)、31a…内側面、32…第2の孔部(延設部分)、32a…内側面、33…第3の孔部、34,35…壁、34a,35a…最厚部、34b,35b…最薄部、L2…極間線、P01,P02…中心点。

Claims (4)

  1. 円筒状のステータに対して相対回転可能に挿入される円柱状のコアと、前記コアに設けられた複数の磁石孔にそれぞれ埋め込まれる永久磁石とを備え、前記コアの軸方向からみて、前記磁石孔は前記コアの中心側から周面側へ向けて延びる延設部分を有している埋込磁石型ロータであって、
    前記コアの軸方向からみて、前記延設部分の幅は前記コアの周面側へ向けて狭くならないように設定されるものであって、前記コアにおける前記磁石孔の延設部分と前記コアの周面との間の部分である壁の厚みは、前記コアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて薄くなるように設定されており、
    前記延設部分における前記コアの周面に対応する内側面は、前記他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に前記コアの周面に近接するように設けられている埋込磁石型ロータ。
  2. 前記延設部分における前記コアの周面に対応する内側面は、前記他の磁石孔との境界部分の中間を通って前記コアの半径方向に沿って延びる極間線上に設定される中心点を中心とした円弧面である請求項1に記載の埋込磁石型ロータ。
  3. 円筒状のステータに対して相対回転可能に挿入される円柱状のコアと、前記コアに設けられた複数の磁石孔にそれぞれ埋め込まれる永久磁石とを備え、前記コアの軸方向からみて、前記磁石孔は前記コアの中心側から周面側へ向けて延びる延設部分を有している埋込磁石型ロータの製造方法であって、
    前記コアの軸方向からみて、前記延設部分の幅は前記コアの周面側へ向けて狭くならないように設定する一方、前記コアにおける前記磁石孔の延設部分と前記コアの周面との間の部分である壁の厚みは、モータトルクとトルク変動とを考慮して、前記コアの周方向において最も近く隣り合う他の磁石孔へ向かうにつれて薄くなるように設定し
    前記延設部分における前記コアの周面に対応する内側面は、前記他の磁石孔へ向かうにつれて徐々に前記コアの周面に近接するように設ける埋込磁石型ロータの製造方法。
  4. 前記コアは電磁鋼板が積層されてなるものであって、
    前記壁における最も薄い部分である最薄部の厚みは、前記電磁鋼板を打ち抜き加工することができる最小限の厚み、および前記電磁鋼板の製造公差に基づき設定する請求項3に記載の埋込磁石型ロータの製造方法。
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