JP5134935B2 - 電動機 - Google Patents

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本発明は、電動機に関するものである。
電動機は駆動源として種々の用途に用いられており、様々な製品の内部に組み込まれて使用されることが多い。例えば、送風機、冷凍空調用の圧縮機、さらには、自動車のパワーウィンドウやワイパー等のいわゆる補機類等にも用いられている。このように、製品内部に組み込まれる電動機に関しては、高効率化だけではなく、小型化(薄型化)、あるいは組立性の向上が求められている。そして、高効率化、小型化、組立性の向上を図るためのロータあるいはステータの形状が検討されている。
特許文献1には、小型化や生産性の向上を図るためのステッピングモータの構成が開示され、特許文献2には、コアの回転方向の位置決めを行うために、コア平坦部の外周に位置決め用のV状溝を備えた構成が開示されている。また、特許文献3には、多相クローポール型モータが示され、磁性粉を圧縮成形することで製造の容易化を図りながらも複雑な形状の爪型磁極を得ることで、モータの高効率化を行っている。
特許文献4〜6には、コアの位置決めに関し、ボビンを用いた構成が開示されている。
特開2005-287288号公報 特開平4-17538号公報 特開2006-296188号公報 特開平8-116659号公報 特開2005-304164号公報 特開平10-295070号公報
製造性を向上しつつも電動機の小型化及び高効率化を図るには、コアの位置決めが重要となる。特に、磁極を有するコアを対向して配置する構成においては、両コアの位置ずれが磁界形成に影響を与えるため、位置決めの容易化を図ることが必要となる。
特許文献1は金属板を同一形状に成形したものを一対のステータとして用い、これに位置決め孔及び貫通孔を形成して位置決めを行っている。また、特許文献2ではコア平坦部の外周にV状溝を有し、位置決め用のスライダを用いてコアの回転方向の位置決めを行っている。さらに、特許文献3では、コアに凸部及び凹溝を設けること、あるいは、嵌合突起と嵌合孔を設け(図15〜図18参照)、これによって位置決めを図っている。
これらの特許文献1〜3に示されるようにコアに位置決め構造を設ける場合には、十分なコア強度が要求される。特許文献1では、金属板を金型で成形したコアを用いているため、位置決め孔を容易に成形できると考えられるが、コア強度が低い場合には貫通孔を設けることでさらに強度が低下し、その後の製造工程における取扱性や信頼性の低下を招くことになる。
特に、特許文献3は、磁性粉を圧縮成形したコアを用い、磁極の成形をしやすくしているものの、コア自体は磁性粉を圧縮したものに過ぎず、十分な強度を確保することは容易ではない。したがって、貫通孔を設けずに凹凸形状による位置決めを採用しているが、形状の複雑化を招いてしまう。複雑な形状の爪型磁極が得られることが圧縮成形のメリットの一つであるが、位置決め構造は、爪型磁極と異なり、位置決めがなされた後の電動機としては高効率化に寄与しないため、強度の面では単純な形状が望ましい。
特許文献4〜6はボビンを用いて位置決めを行っているが、特許文献4では、ボビンの位置決め用突部とコア外周部に設けた切欠きとの嵌合を用いるものであり(段落0037等参照)、コアに位置決め構造を有する点において特許文献1〜3と同様の課題が生じ得る。
特許文献5〜6は、ボビンの内周側に突出する位置決め部を備えた例が開示され、これによってコアの位置決めを図っているが、これらはいずれもロータが配置される内周側に突出する構成であるため、位置決め部の存在が磁極の形状や磁極間の距離に影響を与え、高効率化に制約が生じてしまうものであった。
上述のように、特に磁性粉を圧縮成形したコアを用いる場合には、強度上、コア形状の単純化が必要となる。1相を形成する2つの対向したコア(以下、両コアを指して「上下コア」という。)の位置決めに際し、単純なコア形状での位置決めを可能とする方法及びそのときに生じ得る課題について一例を示しながら説明する。
図8は、コアの位置決めのために、コア外周の接合面に凹凸を設け、それを組み合わせることにより爪型磁極の間隔が等しくなるようにした例を示している。この例は、磁性粉を圧縮成形して圧粉磁心を得るにあたって、金型の応力集中による破損防止や、成形体を型から取り出す際に成形体のスプリングバックにより金型と固着し、成形体自身が破損してしまうことを防止するために、この凹凸の形状の側面を傾斜させた場合を示している。
この圧粉磁心は鉄粉が圧縮成形されて押し固められたものであるため、強度のほか、成形時の加圧方向に対しては寸法精度が得られ難い。したがって、凹凸の高さ方向バラツキが生じ得る。
このとき、互いに係合する凹凸のうち、凸部が凹部よりも高くなってしまった場合は上下コア接合面に隙間ができることになる(図8(b)参照)。一方、逆に凸部が凹部深さよりも低くなってしまう場合は、凹凸間の側面に隙間が生じるため(図8(c)参照)、上下コアの位置精度、特に回転方向の精度が悪くなり、位置ずれが生ずる。
これらの図8(b)(c)に示される状態は、電動機の特性を悪化させる原因となり、単に電動機の性能低下を招くだけではなく、電動機の性能のばらつき、すなわち、量産される電動機の個体差を生じやすいものとなっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、生産性の向上と高効率化を図りながらも小型、薄型の電動機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本願発明は、円環形状の基部とこの基部から突出して周方向に複数形成される爪型磁極とを有する成形体を、磁性粉を圧縮して成形し、この成形体が対向して配置される固定子コアを備え、一の成形体の爪型磁極の間に他の成形体の爪型磁極が位置するように構成した電動機において、
対向して配置される成形体の間であって前記爪型磁極よりも外周側に、コイルが巻き回されるボビンを備え、
前記ボビンは、両面に前記成形体に向かって突出する複数の突起を備え、
前記成形体は前記基部の内周側であって前記爪型磁極の間に複数の凹状を有し、
前記突起は、前記凹状内で、前記凹状の底部と前記爪型磁極の先端部との間に位置し、一の爪型磁極とこの爪型磁極と隣り合う爪型磁極との間の距離L4が、前記爪型磁極の先端部と前記凹状の底部との距離L5よりも小さいことを特徴とする。
本願発明における、より好ましい態様は、第一には、一の成形体における爪型磁極間の距離L1は前記爪型磁極の幅L2よりも大きく、前記成形体と前記ボビンとを組み合わせた状態で前記凹状の幅と前記突起の幅とが等しいことである
上記の各構成における、さらに好ましい具体的態様は、下記の通りである。
(1)前記突起は、前記ボビンの両側において互い違いに突出すること。
(2)前記固定子コア、前記ボビン及び前記コイルによって組み立てられたステータと、前記ステータを挟むように取り付けられたブラケットと、前記ブラケットに設けられた軸受により支持され回転軸を中心に回転するロータとを有すること。
(3)前記固定子コア、前記ボビン及び前記コイルを3相分積層して組み立てられたステータと、前記ステータを挟むように取り付けられたブラケットと、前記ブラケットに設けられた軸受により支持され回転軸を中心に回転するロータとを有すること。
本発明によれば、生産性の向上と高効率化を図りながらも小型、薄型の電動機を提供することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。本欄では、ステータのコアに磁性粉を圧縮した成形体を対向して配置したものを用い、この圧粉磁心からなる成形体に特別な凹凸を付けずに位置決めをする構成を説明する。まず、図1及び図2を用いて本実施形態の電動機の構成を説明する。
図1は本実施形態の電動機に用いられるステータの1相分(符号3)の分解斜視図である。図1に示すように、上下コアは、磁性粉を圧縮して成形された圧粉コア2を対向したものが用いられ、これによって固定子コアを構成している。すなわち、本実施形態では、同一形状の圧粉コア2を対向配置することで1相分の上下コアを構成している。
圧粉コア2には爪型磁極2aが複数形成されており、一方の圧粉コア2の爪型磁極2aと他方の圧粉コア2の爪型磁極2aとが互いに干渉しないように、上下コアが組み合わされる。したがって、本実施形態に示す例では、上下コア合わせて24の爪型磁極がステータの内周面に隣り合って配置されることになる。
これらの対向配置される圧粉コア2に挟まれてボビン1が挟持されている。ボビン1にはコイルが巻き回され、このコイルに電流を流すことによって電動機が回転する。また、ボビン1にはコア位置決め用の突起1aを備えている。突起1aの作用効果については後述する。
図2は3相クローティース電動機の分解図である。ステータ10は、図1に示す上下コア2、ボビン1及びコイルを3相積層したものであり、このステータ10の中心に、シャフトとロータコアとマグネットを組み合わせて構成したロータ11が挿入される。ステータ10の両側はブラケットが配置され、図2ではステータ10の両端面が、負荷側ブラケット12aと反負荷側ブラケット12bとで挟まれている。ロータ11はベアリング13にて支持され、これらの積層構造を形成するため、貫通ねじ14によって各構成が固定される。
図3は図2に示したステータ10の断面を示す図であり、図4はステータ10内部の3相分のステータ形状を示す外観斜視図である。図5は、図4の3相からなるステータ10のうち、1相分3を分解して示した図であり、2つの対向する圧粉コア2の間に、絶縁用ボビン1に銅線を巻き回して製作したコイル4を挟み込んでいることを示している。
また、圧粉コア2の外周側面には凹部が設けられている。上下コアを組み合わせることによって、この凹部が開口部となり、ここから巻き線が引き出される。3相積層の際には、この巻き線引出し部も3箇所になるが、これらを近づけて配置することで、簡易な構成で電動機を構成することができる。
図1〜5に示すように、圧粉コア2に設けられた爪型磁極2aは、ステータ10の内周面、すなわち、のロータ11と向かい合う部分に、隣り合って配置され、コイル4に電流が流れることによって、互いに隣り合う磁極間に磁束が発生する。これによってロータ11に回転力が生じて電動機として機能することになる。
次に、本実施形態における上下コアの位置決めについて、さらに具体的な構成を示しながら説明する。
図1に示すように、上下コアに磁性粉の成形体からなる圧粉コア2を対向したものが用いられ、圧粉コア2に設けられた爪型磁極2aが隣り合って配置される。また、ボビン1はコア位置決め用の突起1aを複数備えている。突起1aは、ボビン1を挟む圧粉コア2に向かって上下両側に突出しており、この突起1aが圧粉コア2の爪型磁極2aの間に挿入される。なお、図1に示すように、上下両側に突出する突起1aは、上下で互い違いに突出しており、後述する凹状2b内への挿入が行いやすくなっている。
圧粉コア2及びボビン1には円環形状のものを用い、図1に示すように、一方の圧粉コア2の爪型磁極2aと他方の圧粉コア2の爪型磁極2aとが互い違いに並ぶように、両コアが組み合わされる。このとき、上下コアが組み合わされた状態で互いに隣り合う爪型磁極2a間の距離をL4とする。
このように上下コアが組み合わされるため、ステータ10の内周面を構成する爪型磁極2aは、円周方向の幅L2が、爪型磁極2a間の距離L1よりも小さくなっている。
また、円環状の圧粉コア2は平面形状の基部2’において、爪型磁極2a間に凹状2bを備えている。この凹状2bは、図に示すとおり、爪型磁極2aの間において、基部2’の円環面において凹み形状となっているものであり、基部2’の円環面に切り欠き等のような特別の凹凸形状を設けることなく形成される。
上下コアが組み合わされた状態では、他方の圧粉コア2の爪型磁極2aの先端部が、凹状2b内に位置するため、圧粉コア2の内周部における凹状2bの幅はL2よりも大となっている。また、この凹状2bの根元部には、ボビン1の突起1aが挿入される。したがって、凹状2bの円周方向の幅L3は、圧粉コア2とボビン1とが組み合わされた状態でボビン1に設けられた突起1aの幅L3と同じ幅となっている。
上記の構成を備えたことによって、ボビン1の突起1aが圧粉コア2の凹状2bに挿入されて上下コアの位置決めがなされ、圧粉コア2が回転方向にずれることはない。また、突起1aは内周側ではなく、各圧粉コア2側に突出しているため、ロータ11側で隣り合う爪型磁極2aの配置に影響を与えることはなく、隣り合う爪型磁極2a間の距離L4を所望の値に収めることができる。
また、爪型磁極2aの先端部を、凹状2b内に収めることによって、対向する圧粉コアの基部2’と干渉することなく、ロータ11と向かい合う内周部に爪型磁極2aを並べることができる。すなわち、爪型磁極2aの先端部を、対向する圧粉コア2の基部2’の円環面まで延伸可能な構成となり、効果的な磁路形成が可能となる。
さらに、互いに対向する上下コアにおいては、隣り合う爪型磁極2a間で磁路が形成されるが、爪型磁極2aの先端部と基部2’との間の距離L5を隣り合う爪型磁極2a間の距離L4よりも大きくするとともに、爪型磁極2aの先端部と基部2’との間に絶縁材料からなるボビン1の突起1aを位置させるため、磁束の漏れを抑制し、高効率な構成とすることができる。すなわち、互いに隣り合う爪型磁極間の距離L4が、爪型磁極2aの先端部と凹状2bの底部(基部2’)との距離L5よりも小さいため、通電時に形成される磁束に及ぼす影響を低減できる。併せて、突起1aの径方向の幅L6もL5とほぼ同一としているため、磁束漏れ低減に寄与している。
上記のように、ボビンを用いる場合には、ボビン1の両面にコア2と勘合するような突起1aを設け、ボビン1とコア2を組み合わせることで、コア2を組み合わせて固定子コアを形成する際に、両者を必要な角度に位置決めすることができる。また、凹状2b、突起1a、爪型磁極2aの位置関係から、磁束の漏れの抑制が図られ、高効率化を図ることができる。
図6は、実施例1とは異なる上下コアの位置決めを行う例を示す図である。上述したように、本実施形態の圧粉コア2は、磁性粉を圧縮した成形体からなっており、この点は実施例2においても同様である。以下では、特に示した構成を除いて実施例1と共通するため、詳細な説明は省略する。
実施例2の特徴は、上下コアの位置決めに金型を用いることにある。具体的には、次の通りである。本実施形態では、磁性粉を圧縮した成形体が対向して配置されたコア2を用いることとしているが、この圧粉コア2は樹脂でモールドして使用される。成形体をモールドする際、成形体を保持するために金型を用いる。
図6は、実施例2において用いられる金型の例を示す図である。このモールド金型5は成形体の保持部を備え、この保持部にモールドされる成形体が設置される。本実施形態では、圧粉コア2を対向配置することによって固定子コアを構成しているため、金型も上金型と下金型をセットにして用いられる。なお、以下の説明では、図6は下金型を示すものとする。すなわち、図6の左図は下金型の上面図であり、右図は中心線の断面図である。
このような金型を用いると、圧粉コア2を対向配置して樹脂でモールドする際に、上下の金型において、それぞれ周方向の位置決めがなされれば、モールド後の上下コアを位置決めして固定することができることになる。したがって、圧粉コア2の周方向の位置決めを、ボビンを用いることなく行うことができる。
本実施例の金型5は、図6に示すように、上下のモールド金型に成形体の保持部を有し、この保持部に圧粉コア2の爪型磁極2aあるいは凹状2bと精密に勘合する突起5aを備えている。これによって圧粉コア2が金型5上において、周方向の移動が規制されて位置決めされる。他方、この圧粉コア2と対向配置される圧粉コアも、図示しない上金型によって同様に位置決めがなされる。
したがって、上下金型を組み合わせ、この状態を保持しながらモールド樹脂成型を行うことにより、位置決めされた状態で固定子コアを得ることができる。したがって、爪型磁極2aを等ピッチに配置できる。また、その後の製造工程においてステータ3の取扱性の向上が図られる。
図7は、上述の実施例1や実施例2で示した電動機を用いた一例を示す図であり、この例ではFFUを示している。電動機20の回転軸にはファン21が取り付けられており、フィルタ23と共に筐体22に収められて、ファンフィルタユニット(FFU)を構成している。筐体22は上方に開口部を有しており、ファン21が回転することによって開口部から空気が取り込まれる。すなわち、ファン21の回転によって図中の上部から空気が吸い込まれ、ファン21の下方に取り付けられたフィルタ23を通過する。
したがって、フィルタ23を通過する際に空気がろ過され、フィルタ23の下流側(図中の下部)へは清浄な空気として排出される。FFUの運転中はクリーンルーム内に塵埃等が除去された空気を供給し続け、クリーンルーム内を清浄に保つことができる。
本実施形態のFFUは、クリーンルームの天井部に取り付けられるため、薄型化の要求が強い。FFUは、筐体22にフィルタ23、電動機20、ファン21が取り付けられるため、電動機20の小型化を図ることにより、FFUとしても薄型化が可能となる。
ステータの1相分(符号3)の分解斜視図。 3相クローティース電動機の分解図。 ステータの断面を示す図。 ステータ内部の3相分のステータ形状を示す外観斜視図。 3相からなるステータのうち、1相分を分解して示した図。 上下コアの位置決めを行う他の例を示す図。 本実施形態のFFUの構造を示す図。 コアの位置決め例と課題を示す図。
符号の説明
1…ボビン、1a…突起、2…圧粉コア、2’…基部、2a…爪型磁極、2b…凹状、3…1相分、4…コイル、5…金型、5a…突起、10…ステータ、11…ロータ、12…ブラケット、13…ベアリング、14…貫通ねじ、20…電動機、21…ファン、22…FFU筐体、23…フィルタ。

Claims (5)

  1. 円環形状の基部とこの基部から突出して周方向に複数形成される爪型磁極とを有する成形体を、磁性粉を圧縮して成形し、この成形体が対向して配置される固定子コアを備え、一の成形体の爪型磁極の間に他の成形体の爪型磁極が位置するように構成した電動機において、
    対向して配置される成形体の間であって前記爪型磁極よりも外周側に、コイルが巻き回されるボビンを備え、
    前記ボビンは、両面に前記成形体に向かって突出する複数の突起を備え、
    前記成形体は前記基部の内周側であって前記爪型磁極の間に複数の凹状を有し、
    前記突起は、前記凹状内で、前記凹状の底部と前記爪型磁極の先端部との間に位置し、
    一の爪型磁極とこの爪型磁極と隣り合う爪型磁極との間の距離L4が、前記爪型磁極の先端部と前記凹状の底部との距離L5よりも小さいことを特徴とする電動機。
  2. 一の成形体における爪型磁極間の距離L1は前記爪型磁極の幅L2よりも大きく、前記成形体と前記ボビンとを組み合わせた状態で前記凹状の幅と前記突起の幅とが等しいことを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前記突起は、前記ボビンの両側において互い違いに突出することを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。
  4. 前記固定子コア、前記ボビン及び前記コイルによって組み立てられたステータと、前記ステータを挟むように取り付けられたブラケットと、前記ブラケットに設けられた軸受により支持され回転軸を中心に回転するロータとを有する請求項1〜のいずれかに記載の電動機。
  5. 前記固定子コア、前記ボビン及び前記コイルを3相分積層して組み立てられたステータと、前記ステータを挟むように取り付けられたブラケットと、前記ブラケットに設けられた軸受により支持され回転軸を中心に回転するロータとを有する請求項1〜のいずれかに記載の電動機。
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