JP7290455B2 - 接続具および医療用スタンド付属荷台、医療用スタンド接続機能付き患者搬送具 - Google Patents

接続具および医療用スタンド付属荷台、医療用スタンド接続機能付き患者搬送具 Download PDF

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Description

本発明は、接続具および医療用スタンド付属荷台、医療用スタンド接続機能付き患者搬送具に関する。特に着脱が容易な接続具、および、その接続具を用いる医療用スタンド付属荷台ならびに医療用スタンド接続機能付き患者搬送具に関する。
患者とともに移動する点滴スタンドに、さらに他の医療器具を取り付けることがある。たとえば、酸素吸入を必要とする患者の場合には酸素ボンベを患者とともに移動する必要がある。また、患者の脈拍や呼吸等を常時計測する必要がある場合には、それらの計測器を患者とともに移動する。しかし、医療器具は常に点滴スタンドに備えられるものではなく、点滴スタンドから着脱できることが要求される。
医療器具を点滴スタンドとともに移動するために、点滴スタンドへの付随物の積載治具が提案されている(特許文献1参照)。この積載治具は、付随物を載置する底部と、底部と固定される垂直部材と、垂直部材に設置され付随物を拘束する拘束部材と、垂直部材に設けられた固定部材を有する。固定部材では、点滴スタンドの支柱に嵌合部材を嵌めて、嵌合部材をノブボルトで締めて、支柱に固定する。このようにして、積載治具を点滴スタンドに取り付け、医療器具を積載治具に載置して点滴スタンドとともに搬送する。
特許第5930933号明細書
特許文献1の点滴スタンドへの付随物の積載治具によれば、医療器具を点滴スタンドとともに搬送することが可能となるが、積載治具を点滴スタンドに固定するには、ノブボルトを締めて嵌合部材を支柱に固定する必要がある。ノブボルトを締めると支柱に傷をつけてしまうので、特に医療関係では、消毒および清掃のうえで、好ましくない。また積載治具を外すにはノブボルトを緩めて嵌合部材を支柱から取り外す必要があり、点滴スタンドへの着脱には手間がかかるものであった。
そこで、本発明は、棒状体に傷つけることなく、棒状体に着脱が容易な接続具を提供することを目的とする。また、その接続具を用いた点滴スタンド等の医療用スタンドに着脱容易な医療用スタンド付属荷台、およびその接続具を用いた医療用スタンド接続機能付き患者搬送具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様に係る接続具は、たとえば図1に示すように、棒状体100に接続される接続具1であって、心棒40と、心棒40の心棒周りにおける一方向Xに設けられる第1拘束部10であって、心棒40の軸方向Zに直交し、かつ、心棒40の心棒周りにおける一方向Xに直交する方向+Yの1つで開口し、他の方向には棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する、第1拘束部10と、心棒40の心棒周りにおける第1拘束部10と同方向Xにおいて、第1拘束部10から離間した位置に設けられる第2拘束部20であって、第1拘束部10の開口する方向と逆方向-Yに開口し、他の方向には棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する、第2拘束部20と、第1拘束部10と第2拘束部20の間で、心棒周りにおける第1拘束部10と同方向Xに突出可能な、第3拘束部30であって、心棒40の両側方に第1拘束部10の開口する方向+Yと第2拘束部20の開口する方向-Yとへの棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する、第3拘束部30とを備える。

このように構成した接続具では、第1拘束部により開口する方向以外の3方向で棒状体の軸直交方向の変位を拘束し、第2拘束部により開口する方向以外の3方向で棒状体の軸直交方向の変位を拘束し、ここで、第1拘束部の開口する方向と第2拘束部の開口する方向とは逆方向であり、さらに、第1拘束部と第2拘束部の間において第3拘束部により第1拘束部と第2拘束部の開口する方向で棒状体の軸直交方向の変位を拘束する。すなわち、棒状体の軸直交方向変位を拘束する接続具となる。そして、第1拘束部の開口する方向と第2拘束部の開口する方向とが逆方向であるので、それらの間を棒状体と接触させつつ回転中心として回転することにより、棒状体は第1拘束部および第2拘束部と係合する。その後に第3拘束部を第1拘束部および第2拘束部の方向に突出させることで、接続具は棒状体と接続される。また、上記の逆の操作により、接続具と棒状体との接続を解除できる。よって、着脱が容易である。また、ノブボルトで締め付けるようなこともないので、棒状体を傷つけない。
本発明の第2の態様に係る接続具1では、たとえば図1に示すように、第3拘束部30は、一端で心棒40に回動可能に支持され、心棒40から突出する位置と、心棒40から突出しない位置との間を回動する。このように構成すると、第3拘束部を回動することにより心棒から突出させ、また、突出させないようにできる。よって、着脱が容易となる。
本発明の第3の態様に係る接続具1では、たとえば図1に示すように、第3拘束部30の回動を拘束する止め部材32を備える。このように構成すると、止め部材で第3拘束部の回動を拘束することにより、接続具が棒状体と接続された状態を堅固にできる。
本発明の第4の態様に係る接続具1では、たとえば図1に示すように、第1拘束部10と第2拘束部20は、心棒40の軸に垂直な面で略コの字状断面を有する。このように構成すると、簡易な構造の第1拘束部と第2拘束部となる。なお、「略コの字状」とは、コの字において、角が丸みを有している場合や厳密には直角に曲がっていない場合を含むことを意味する。
本発明の第5の態様に係る接続具1では、たとえば図1に示すように、第1拘束部10と第2拘束部20は、棒状体100の軸直交方向の変位を平面で拘束する。このように構成すると、棒状体の軸直交方向の変位を平面で拘束するので、確実に変位を拘束して棒状体に接続される接続具となる。また、平面で棒状体の軸直交方向変位を拘束するので、棒状体を傷つけない。
本発明の第6の態様に係る接続具1では、たとえば図3に示すように、第1拘束部10と第2拘束部20の棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に、棒状体100との滑りを抑止する部材18が設けられる。このように構成すると、第1拘束部と第2拘束部の棒状体の軸直交方向の変位を拘束する平面に、棒状体との滑りを抑止する部材が設けられるので、接続具は棒状体の軸方向変位を拘束することができる。
本発明の第7の態様に係る接続具1では、たとえば図3に示すように、第1拘束部10と第2拘束部20の棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に、棒状体100との滑りを助長する部材19が設けられる。このように構成すると、第1拘束部と第2拘束部の棒状体の軸直交方向の変位を拘束する平面に、棒状体との滑りを助長する部材が設けられるので、接続具と棒状体は、棒状体の軸方向に互いに滑り易い。
本発明の第8の態様に係る医療用スタンド付属荷台60では、たとえば図4に示すように、第1ないし第7のいずれかの態様に記載の接続具1と、心棒周りにおける第1拘束部10と反対の方向で、心棒40に固着される平板62とを備え、接続具1は医療用スタンド110に接続される。このように構成すると、医療用スタンドに着脱が容易で医療用スタンドを傷つけない、医療用スタンド付属荷台となる。
本発明の第9の態様に係る医療用スタンド付属荷台60では、たとえば図4に示すように、平板62は、心棒40と直交方向の面を有し、接続具1が医療用スタンド110に接続されたときに平板62より上方となる位置で心棒40に固着された枠64を有する。このように構成すると、たとえば酸素ボンベなどの荷物を平板に載置し枠で落下を防止するので使い易い医療用スタンド付属荷台となる。
本発明の第10の態様に係る医療用スタンド接続機能付き患者搬送具120では、たとえば図4および図5に示すように、患者搬送具130と、患者搬送具130に固着された水平方向のピン124と、第1ないし第7のいずれかの態様に記載の接続具1であって、第1拘束部10と第2拘束部20との間で、心棒周りにおける第1拘束部10の開口と同方向X回りに回動可能にピン124に支持された接続具1とを備え、接続具1は医療用スタンド110に接続される。このように構成すると、医療用スタンドを容易に着脱可能で医療用スタンドを傷つけない、医療用スタンド接続機能付き患者搬送具となる。
本発明の接続具によれば、心棒と、心棒の心棒周りにおける一方向に設けられる第1拘束部であって、心棒の軸方向に直交し、かつ、心棒の心棒周りにおける一方向に直交する方向の1つで開口し、他の方向には棒状体の軸直交方向の変位を拘束する、第1拘束部と、心棒の心棒周りにおける第1拘束部と同方向において、第1拘束部から離間した位置に設けられる第2拘束部であって、第1拘束部の開口する方向と逆方向に開口し、他の方向には棒状体の軸直交方向の変位を拘束する、第2拘束部と、第1拘束部と第2拘束部の間で、心棒周りにおける第1拘束部と同方向に突出可能な、第3拘束部であって、心棒の両側方に第1拘束部の開口する方向と第2拘束部の開口する方向とへの棒状体の軸直交方向の変位を拘束する、第3拘束部とを備えるので、棒状体の軸直交方向変位を拘束する接続具となる。特に、棒状体への着脱が容易で棒状体を傷つけない、接続具となる。
また、本発明の医療用スタンド付属荷台によれば、本発明の接続具を有するので、医療用スタンドに着脱が容易で、棒状体を傷つけない医療用スタンド付属荷台となる。本発明の医療用スタンド接続機能付き患者搬送具によれば、本発明の接続具を有するので、医療用スタンドを容易に着脱可能で棒状体を傷つけない、医療用スタンド接続機能付き患者搬送具となる。
図1は、本発明に係る接続具を説明する図で、(a)は第3拘束部を心棒から突出させた状態を示す斜視図で、(b)は第3拘束部を心棒から突出させない状態を示す側面図である。 図2は、本発明に係る接続具を棒状体に接続する様子を説明する図で、(a)は接続具を棒状体に接触させたところ、(b)は接続具を回転させ、第1拘束部および第2拘束部を棒状体と係合したところを示す。 図3は、棒状体の軸直交方向の変位を拘束する平面に、棒状体との滑りを抑止する部材あるいは棒状体との滑りを助長する部材を設けた第1拘束部を示す斜視図である。 図4は、本発明に係る医療用スタンド付属荷台の斜視図であり、(a)は医療用スタンドに医療用スタンド付属荷台を取り付けたところを、(b)は医療用スタンド付属荷台に酸素ボンベを載置したところを示す。 図5は、本発明に係る医療用スタンド接続機能付き患者搬送具を示す斜視図であり、(a)は医療用スタンドの棒状体を接続したところを示し、(b)は医療用スタンドの棒状体を接続する様子を示す。 図6は、本発明に係る接続具の使用例を示し、(a)は物流用の吊り下げラックに用いた例、(b)は看板等の吊り下げに用いた例、(c)は自転車の収納ボックスの吊り下げに用いた例、(d)はハンガーの吊り下げに用いた例を示す。 図7は、本発明に係る接続具をカートの連結に用いた例を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一または相当する装置には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態として、棒状体100に接続する接続具1を説明する図である。接続具1は、接続具1の本体としての心棒40と、心棒40に設けられる第1拘束部10と、第1拘束部10から離間した位置で心棒40に設けられる第2拘束部20と、第1拘束部10と第2拘束部20の間で心棒40に設けられる第3拘束部30とを有する。こここで、「棒状体」とは、長い直線状の部材を指し、その断面形状は、丸でも多角形でもH型でもよく、任意である。「棒状体100」は、たとえば、柱でも梁でもよく、置かれた向きは限定されない。
心棒40は、基本的に剛な棒状の部材である。「棒状」とは、長い直線状の部材を指し、その断面形状は任意であり、中実でも中空でもH型でもよい。また、板材から切り出したものでもよい。「基本的に剛な」とは、接続具1として使用するのに困難を生じるような変形をしなければよい。
第1拘束部10は、心棒40の心棒周りにおける一方向+Xに設けられる。すなわち、第1拘束部10は、心棒40から+X方向に突出する。第1拘束部10は、心棒40の軸方向Zに直交し、かつ、心棒40の心棒周りにおける一方向+Xに直交する方向Yの1つで開口する。図1(a)では、+Y方向に開口し、他の方向+X、-X、-Yでは棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する。別の言い方をすれば、第1拘束部10の+Y方向では、棒状体100が第1拘束部10内に出入り可能である。なお、棒状体100の軸直交方向の変位を拘束するとは、逆の見方をすれば、心棒40の軸に直交する方向の接続具1の変位が棒状体100により拘束されることになる。
第1拘束部10は、コの字状断面を有する部材を固定して形成している。コの字状断面を有する部材を固定して第1拘束部10を形成すると、棒状体100の軸直交方向の変位を平面で拘束するので、好ましい。しかし、第1拘束部10のコの字状断面では、角が丸みを有しても、角が直角に曲がっていなくてもよく、これらの断面を「略コの字状断面」と称する。また、第1拘束部10は、L字状断面を有する部材を心棒40に固定して形成してもよい。この場合、棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する3平面の内の1平面は、心棒40の表面となる。また、第1拘束部10の断面は略コの字以外でもよく、たとえばC型でもよく、任意である。さらに、第1拘束部10は、心棒40と一体に成形されてもよく、その形成方法は任意である。また、第1拘束部10は、針金を曲げて形成したような、心棒40の軸方向Zに長くなく、棒状体100を平面あるいは面ではなく、線で拘束してもよい。
第2拘束部20は、心棒40の心棒周りにおける第1拘束部10と同方向+Xに設けられる。第1拘束部10と第2拘束部20とは心棒40の軸方向で離間する。第1拘束部10または第2拘束部20は、心棒40の端部に設けられてもよいし、端部以外の位置に設けられてもよい。第2拘束部20は、第1拘束部10が開口する+Y方向と逆方向の-Y方向で開口し、他の方向+X、-X、+Yでは棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する。その他の点では、第2拘束部20は第1拘束部10と同様であるので、重複する説明は省略する。
第3拘束部30は、第1拘束部10と第2拘束部20との間で、心棒40の心棒周りにおける第1拘束部10と同方向+Xに突出可能な部材である。第3拘束部30は、心棒40の両側方(+Y、-Y方向)で突出することにより、棒状体100の軸直交方向の変位を第1拘束部10の開口する+Y方向と第2拘束部20の開口する-Y方向とで拘束する。
第3拘束部30は、一端で心棒40に回動可能に支持される。たとえば、コの字状断面の部材の一端をピン32で心棒40に取り付ける。なお、第3拘束部30はコの字状断面の部材に限られない。第3拘束部30は、ピン32回りに回動することにより、心棒40から+X方向へ突出した位置と、心棒40から突出しない位置とを切り替えることができる。図1(a)は第3拘束部30を心棒40から突出させた状態を示す斜視図で、図1(b)は第3拘束部30を心棒40から突出させない状態を示す側面図である。ピン32をねじで締められる構造とすることにより、第3拘束部30の回動を拘束することができる。第3拘束部30の回動を拘束することにより、接続具1と棒状体100との接続状体を固定できる。なお、第3拘束部30の回動を拘束するのは、他の公知の手段でもよく、たとえば、心棒40に凸部を設けて第3拘束部30に形成した凹部と嵌合してもよいし、フックで拘束してもよい。なお、第3拘束部30は、一端が心棒40に回動可能に支持される構造でなくてもよく、たとえば、心棒40の両側方でX方向にスライドする構造でもよい。第3拘束部30は、棒状体100の軸直交方向の変位を拘束できれば、細い針でもよい。
次に、図2を参照して、接続具1を棒状体100に取り付ける手順を説明する。ここでは、医療用スタンドとしての点滴スタンド110の支柱が棒状体100である。接続具1の第3拘束部30を心棒40から突出しない位置としておく。そして、第1拘束部10と第2拘束部20の間の心棒40の+X方向(第1拘束部10および第2拘束部20が突出する方向、図1参照)を棒状体100に当てる。この状態を図2(a)に示す。そして、心棒40を棒状体100に当てた位置を中心として、接続具1を回す。その際、第1拘束部10と第2拘束部20が開口する方向が棒状体100に向かうように回す。接続具1を回すことにより、棒状体100は、第1拘束部10および第2拘束部20内に入る。そこで、第1拘束部10および第2拘束部20は、棒状体100の軸直交方向の変位をそれぞれ3方向で拘束する。この状態を図2(b)に示す。ここで、第3拘束部30を回動して心棒40から突出させる。よって、第1拘束部10と第2拘束部20が開口する方向への棒状体100の軸直交方向の変位が拘束され、接続具1は棒状体100に接続される。このように、接続具1は、簡単な手順で棒状体100に接続することができる。また、第3拘束部30を回動して心棒40から突出させないようにして、接続具1を逆方向に回すことにより、接続具1を棒状体100から容易に取り外すことができる。しかも、ノブボルト等を用いないので、棒状体100を傷つけることがない。
図1および図2に示すように、第1拘束部10、第2拘束部20が、心棒40の軸方向Zに比較的長く、かつ、第3拘束部30が第1拘束部10と第2拘束部20との間をほぼつなぐ程度の長さを有していると、棒状体100の3方向+X、-X、-Yの軸直交方向の変位を第1拘束部10と第3拘束部30とを合わせた長さで拘束し、棒状体100の3方向+X、-X、+Yの軸直交方向の変位を第2拘束部20と第3拘束部30とを合わせた長さで拘束する。したがって、棒状体100の軸直交方向の変位を強固に拘束できるので好ましい。
図3に示すように、接続具1では、第1拘束部10または第2拘束部20において棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを抑止する部材18を設けてもよい。すべりを抑止する部材18は、棒状体100の軸直交方向の変位を拘束するいずれの平面にも設けるのが好ましいが、いずれかの平面に設けるだけでもよい。すべりを抑止する部材18は、平面の全面にわたって設けられなくても、棒状体100に接触する部分に設けられればよい。すべりを抑止する部材18としては、硬質ゴム等の摩擦係数の大きな材料で形成されたシートが典型的であるが、公知のすべりを抑止する部材でよい。すべりを抑止する部材18の弾性変形により棒状体100を挟むようにしてもよい。第1拘束部10および第2拘束部20の棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを抑止する部材18を設けると、棒状体100の軸方向の変位も拘束できる。すなわち、接続具1は、棒状体100の軸方向にすべることがなくなる。なお、第1拘束部10と第2拘束部20の両方の、さらには第3拘束部30の、棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを抑止する部材18を設けてもよい。
あるいは、図3に示すように、接続具1では、第1拘束部10および第2拘束部20において棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを助長する部材19を設けてもよい。すべりを助長する部材19は、棒状体100の軸直交方向の変位を拘束するいずれの平面にも設けるのが好ましい。すべりを助長する部材19は、平面の全面にわたって設けられなくても、棒状体100に接触する部分に設けられればよい。すべりを助長する部材19としては、テフロン(登録商標)シート等の摩擦係数の小さな材料で形成されたシートが典型的であるが、公知のすべりを助長する部材でよい。第1拘束部10および第2拘束部20の棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを助長する部材19を設けると、棒状体100が軸方向に変位しやすくなる。すなわち、接続具1は、棒状体100の軸方向にすべりやすくなる。なお、第3拘束部30の棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面にも棒状体100とのすべりを助長する部材19を設けるのが好ましい。
次に図4を参照して、接続具1を利用した医療用スタンド付属荷台60について説明する。医療用スタンド付属荷台60は、医療用現場で用いるあるいは患者が搬送できる医療器具スタンドなどの医療用スタンドに着脱可能な荷台である。ここでは、医療用スタンドとして点滴スタンド110を例に説明する。医療用スタンド付属荷台60は、接続具1と、接続具1の心棒40周りにおける第1拘束部10と反対の方向で、心棒40に固着される平板62を備える。この平板62が荷台となる。図4(a)にも示すように、接続具1は、点滴スタンド110の支柱である棒状体100に、接続具1の第1拘束部10および第2拘束部20側で接続される。そこで、心棒40周りにおける第1拘束部10と反対の方向で心棒40に固着される平板62は点滴スタンド110側から外向きに延在する。そのため、物を平板62上に載置し易い。
医療用スタンド付属荷台60では、平板62が心棒40と直交して固着され、心棒40と直交方向の面を有するのが好ましい。医療用スタンド付属荷台60の支柱である棒状体100は床面から垂直方向となるのが普通であり、接続具1を棒状体100に接続すると、心棒40は棒状体100と平行となり、同じく床面に垂直となる。すなわち、心棒40に直交する平板62の面は水平面となるので、物を載置し易い。医療用スタンド付属荷台60は、平板62より上方で心棒40に固着された枠64をさらに有するのが好ましい。枠64は、平板62に載置した物を囲み、点滴スタンド110を移動させるときなどに落下しないようにする。よって、枠64の形状は任意であり、載置する物の形状に合わせるのがよい。また、医療用スタンド付属荷台60は、物の安定性や高さに応じた数の枠64を有するのが好ましい、図4(a)では2つの枠64を有する例を示す。
図4(b)には、物として酸素ボンベ118を載置した医療用スタンド付属荷台60を点滴スタンド110に接続したところを示す。2つの枠64は、酸素ボンベ118の形状に合わせて円形とされる。また、酸素ボンベ118は、細長い形状であるので、平板62は、心棒40にL字型の板を固着して、酸素ボンベ118を載置する位置を下方に下げている。すなわち、平板62の形状は任意であり、物を載置する面を有していればよい。あるいは、載置する位置を下方に下げるためには、接続具1の心棒40を下方に延長してもよい。すなわち、第1拘束部10あるいは第2拘束部20の位置から心棒40がさらに延在してもよい。酸素ボンベ118を載置する位置を下方に下げて、点滴スタンド110のキャスタの近くにすることで、点滴スタンド110の移動が安定するとともに、酸素ボンベ118の揺れを小さくすることができる。なお、医療用スタンド付属荷台60に用いる接続具1では、第1拘束部10または第2拘束部20において棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを抑止する部材18を設けて、接続具1が上下にずれないようにすることが好ましい。医療用スタンド付属荷台60によれば、医療用スタンドに着脱容易な荷台となる。
次に図5を参照して、接続具1を利用した医療用スタンド接続機能付き患者搬送具120について説明する。医療用スタンド接続機能付き患者搬送具120は、先に説明した点滴スタンド110などの医療用現場あるいは患者が搬送できる医療器具スタンドを接続可能な患者搬送具である。患者搬送具とは、車椅子や移動式寝台など、患者を搬送するための装置をいう。ここでは、車椅子130を例に説明する。たとえば、車椅子130の一対のティッピングレバー132にアタッチメント122を取り付ける。アタッチメント122は、医療用スタンドに接続するための接続具1を操作し易い高さにするために用いられる。車椅子130の形状によっては、車椅子130の別の部品に接続具1を設けてもよい。アタッチメント122にピン124が水平方向に取り付けられる。ここでいう水平方向は厳密な水平方向でなくてもよく、接続具1を回し易い方向であればよい。接続具1では、第1拘束部10と第2拘束部20の間の心棒40にピン124用の孔を形成する。接続具1の孔にピン124を挿通し、心棒40回りにおける第1拘束部10と第2拘束部20の開口と同方向に回動可能に接続具1をアタッチメント122で支持する。「開口と同方向に回動可能」という場合、逆方向に回すことを含む。その際、第1拘束部10と第2拘束部20が、アタッチメント122に対し心棒40の反対側とする。
医療用スタンド(たとえば図4に示す点滴スタンド110)の棒状体100を、アタッチメント122に支持された接続具1に接触させ、接続具1を回して、棒状体100を第1拘束部10および第2拘束部20内に入れる。そして、第3拘束部30を心棒40から突出するように回動することにより、医療用スタンドは接続具1に接続される。すなわち、医療用スタンドが車椅子130に接続される。また、第3拘束部30を心棒40から突出しないように回動し、接続具1を逆方向に回して、棒状体100を第1拘束部10および第2拘束部20から外すことにより、医療用スタンドは車椅子130との接続が解除される。なお、医療用スタンド接続機能付き患者搬送具120に用いる接続具1では、第1拘束部10または第2拘束部20において棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを助長する部材19を設けて、接続具1が上下にずれ易くすることが好ましい。医療用スタンドを接続した車椅子130を搬送するときに、段差を超えて搬送することもあり、医療用スタンドと車椅子130との高さがスムースに変わることができるようにするためである。医療用スタンド接続機能付き患者搬送具120によれば、医療用スタンドの着脱を容易に行うことができる。
例えば、図6に示すように、接続具1は、種々の吊り下げ用途に使用することができる。図6(a)に示すように、物流用の吊り下げラックに用いることができる。すなわち、搬送物72を接続具1から吊り下げ、接続具1をラック70に接続することにより、搬送物72をラック70に沿って移動可能である。この場合、接続具1には、第1拘束部10および第2拘束部20において棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを助長する部材19が設けられるのが好ましい。接続具1を用いることにより、搬送物72をラック70に簡単に取り付け、取り外すことができる。同様に、カーテンレールに後付けするランナーとして用いることができる。
また図6(b)に示すように、看板76等の吊り下げに用いることもできる。看板76等を接続具1から吊り下げ、フレーム74に接続することにより、例えば屋外に設置しても風等で看板76等がフレーム74から外れることがない。接続具1を用いることにより、看板76等をフレーム74に簡単に取り付け、取り外すことができ、例えば表裏の取り換えが容易である。
また図6(c)に示すように、収納ボックス80等の吊り下げに用いることもできる。収納ボックス80等を接続具1から吊り下げ、自転車78のフレームに接続することにより、走行中に収納ボックス80等が自転車78から外れることがない。接続具1を用いることにより、収納ボックス80等を自転車78に簡単に取り付け、取り外すことができる。
また図6(d)に示すように、ハンガー84等の吊り下げに用いることもできる。ハンガー84を接続具1から吊り下げ、物干し竿82に接続することにより、風等でハンガー84が物干し竿82から外れることがない。接続具1を用いることにより、ハンガー84を物干し竿82に簡単に取り付け、取り外すことができる。図6(b)~(d)に例示するような小型の接続具1では、第1拘束部10や第2拘束部20を針金やフックのようなもので形成してもよい。また、滑り易いプラスチックで形成することで、ラックやカーテンレール上を滑らかに滑らせることができる。
さらに、図7に示すように、接続具1は、カート、ワゴン、台車、運搬車、電車車両などを連結する連結器として用いることができる。接続具1を有するカート90の相手側のカート92に棒状体100としての梁94あるいは柱があれば、容易に着脱し、かつ、堅固な接続が可能である。この場合には、第1拘束部10および第2拘束部20において棒状体100の軸直交方向の変位を拘束する平面に棒状体100とのすべりを助長する部材19を設けることが好ましい。カート90、92同士の上下の揺れ等の相対変位を許容するためである。なお、図7では、接続具1をカート90、92の連結に用いるものとしたが、ワゴン、台車、運搬車、電車車両等においても、同様に用いることができる。特に電車車両のように重量の大きなものの連結に用いる場合には、接続具1を堅固な材料で形成する。
このように、本発明の接続具1は、小さなものから大きなものまで広範な用途で用いることができ、また、素材も、鉄鋼等の堅牢なものからプラスチックなどの軽量のものまで多様な素材で形成できる。
1 接続具
10 第1拘束部
18 滑りを抑止する部材
19 滑りを助長する部材
20 第2拘束部
30 第3拘束部
32 ピン(止め部材)
40 心棒
60 医療用スタンド付属荷台
62 平板
64 枠
70 ラック
72 搬送物
74 フレーム
76 看板
78 自転車
80 収納ボックス
82 物干し竿
84 ハンガー
90、92 カート
94 梁
100 棒状体
110 点滴スタンド(医療用スタンド)
118 酸素ボンベ
120 医療用スタンド接続機能付き患者搬送具
124 ピン
130 車椅子(患者搬送具)
132 ティッピングレバー

Claims (8)

  1. 棒状体に接続される接続具であって:
    心棒と;
    前記心棒の心棒周りにおける一方向に設けられる第1拘束部であって、前記心棒の軸方向に直交し、かつ、前記心棒の心棒周りにおける一方向に直交する方向の1つで開口し、他の方向には前記棒状体の軸直交方向の変位を拘束する、第1拘束部と;
    前記心棒の心棒周りにおける前記第1拘束部と同方向において、前記第1拘束部から離間した位置に設けられる第2拘束部であって、前記第1拘束部の開口する方向と逆方向に開口し、他の方向には前記棒状体の軸直交方向の変位を拘束する、第2拘束部と;
    前記第1拘束部と前記第2拘束部の間で、前記心棒周りにおける前記第1拘束部と同方向に突出可能な、第3拘束部であって、前記心棒の両側方に前記第1拘束部の開口する方向と前記第2拘束部の開口する方向とへの前記棒状体の軸直交方向の変位を拘束する、第3拘束部とを備え;
    前記第3拘束部は、一端で前記心棒に回動可能に支持され、前記心棒から突出する位置と、前記心棒から突出しない位置との間を回動する;
    接続具。
  2. 前記第3拘束部の回動を拘束する止め部材を備える;
    請求項1に記載の接続具。
  3. 前記第1拘束部と前記第2拘束部は、前記心棒の軸に垂直な面で略コの字状断面を有する;
    請求項1または2のいずれか1項に記載の接続具。
  4. 前記第1拘束部と前記第2拘束部は、前記棒状体の軸直交方向の変位を平面で拘束する;
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の接続具。
  5. 前記第1拘束部と前記第2拘束部の前記棒状体の軸直交方向の変位を拘束する平面に、前記棒状体との滑りを抑止する部材が設けられる;
    請求項4に記載の接続具。
  6. 前記第1拘束部と前記第2拘束部の前記棒状体の軸直交方向の変位を拘束する平面に、前記棒状体との滑りを助長する部材が設けられる;
    請求項4に記載の接続具。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の接続具と、
    前記心棒周りにおける前記第1拘束部と反対の方向で、前記心棒に固着される平板とを備え、
    前記接続具は医療用スタンドに接続される;
    医療用スタンド付属荷台。
  8. 前記平板は、前記心棒と直交方向の面を有し、
    前記接続具が前記医療用スタンドに接続されたときに前記平板より上方となる位置で前記心棒に固着された枠を有する、
    請求項7に記載の医療用スタンド付属荷台。
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