JP7285173B2 - 定圧液供給装置 - Google Patents
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Description
液を吐出する容積式のポンプ本体、及び 前記ポンプ本体に連結されかつ、前記ポンプ本体を運転する電動モータを含むポンプ部と、
前記電動モータの回転速度を変更させるインバータと、
前記インバータを通じて前記ポンプ部を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、少なくとも、前記電動モータの実トルクに関連する第1パラメータと、前記ポンプ部の吐出圧力と、の関係を定めたテーブル又は関係式を有しかつ、前記第1パラメータをフィードバックしながら、前記ポンプ部の吐出圧力が目標圧力となるように、前記テーブル又は前記関係式に従い前記電動モータを制御するトルクフィードバック制御を行い、
前記コントローラはまた、前記センサが出力する信号を受けかつ、前記液の圧力が目標圧力となるように前記電動モータを制御する圧力フィードバック制御を行う。
前記コントローラは、前記第1パラメータと前記第2パラメータとをフィードバックしながら、前記ポンプ部の吐出圧力が目標圧力となるように、前記テーブル又は前記関係式に従い前記電動モータを制御するトルクフィードバック制御を行う、としてもよい。
図1は、ここに開示する定圧液供給装置が、クーラント供給装置1に適用された構成例を示している。
クーラントが供給される工具21は、クーラントが噴出する噴出孔22を有している。このため、吐出ライン3及び供給ライン23におけるクーラントの流量が増えると、ポンプ部4の吐出圧力が高くなる。電動モータ42の回転速度とポンプ部4の吐出圧力とは比例関係にある。また、定容量型の容積式のポンプ本体41において、吐出圧力とトルクとは比例関係にある。電動モータ42の実トルクはインバータ72の出力トルクに相当する。このため、インバータ72の出力トルクとポンプ部4の吐出圧力とは比例関係にある。コントローラ71は、インバータ72の出力トルクをフィードバック信号として用いる。コントローラ71は、電動モータ42のトルクが目標トルクとなるように、電動モータ42を制御する。つまり、コントローラ71は、トルクフィードバック制御を行う。このことにより、コントローラ71は、ポンプ部4の吐出圧力を検知する圧力センサを用いなくても、ポンプ部4の吐出圧力が目標圧力となるように、ポンプ部4を制御できる。圧力センサを省略することにより、クーラント供給装置1の構成を簡略化できる。
第1関係式 ytotal=(a1x1+b1)+(a21x2+b2) 但し、所定回転速度N以下
第2関係式 ytotal=(a1x1+b1)+(a22x2+b3) 但し、所定回転速度N超
の二つである。
クーラント供給装置1は、様々な工作機械2に接続される。工作機械2におけるクーラントの配管構成は、工作機械2毎に異なる。配管の圧力損失は、工作機械2毎に相違する。
図3は、コントローラ71が実行する、電動モータ42の制御に係るフローチャートである。コントローラ71は、ステップS1において、クーラント供給装置1の起動時か否かを判断する。起動時でない場合、プロセスはステップS1を繰り返す、起動時である場合、プロセスはステップS2へ進む。
図6は、クーラント供給装置の変形例を示している。図6のクーラント供給装置10において、トルクフィードバック制御のフィードバック信号は、インバータ72の出力トルクのみである。コントローラ710は、関係式又はテーブル7110を有している。関係式は、例えば、図2の左図201に示す、インバータ72の出力トルク(y)と、ポンプ部4の吐出圧力(x1)との関係を定めた関係式(y=a1x1+b1)である。コントローラ710は、ポンプ部4の目標圧力と、テーブル又は関係式7110とに基づいて、インバータ72の目標出力トルクを設定する。
2 工作機械(対象装置)
21 工具(対象物)
22 噴出孔
24 圧力センサ
4 ポンプ部
41 ポンプ本体
42 電動モータ
71、710 コントローラ
711、7110 テーブル又は関係式
72 インバータ
Claims (4)
- 対象装置に接続されかつ、前記対象装置に液を供給する定圧液供給装置であって、
前記対象装置は、液の噴出孔を有する対象物と、液の圧力に対応した信号を出力するセンサとを備え、
前記定圧液供給装置は、
液を吐出する容積式のポンプ本体、及び 前記ポンプ本体に連結されかつ、前記ポンプ本体を運転する電動モータを含むポンプ部と、
前記電動モータの回転速度を変更させるインバータと、
前記インバータを通じて前記ポンプ部を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、少なくとも、前記電動モータの実トルクに関連する第1パラメータと、前記ポンプ部の吐出圧力と、の関係を定めたテーブル又は関係式を有しかつ、前記第1パラメータをフィードバックしながら、前記ポンプ部の吐出圧力が目標圧力となるように、前記テーブル又は前記関係式に従い前記電動モータを制御するトルクフィードバック制御を行い、
前記コントローラはまた、前記センサが出力する信号を受けかつ、前記液の圧力が目標圧力となるように前記電動モータを制御する圧力フィードバック制御を行う定圧液供給装置。 - 請求項1に記載の定圧液供給装置において、
前記コントローラは、前記センサが出力する信号に基づく前記液の圧力と、前記目標圧力との偏差が所定以上である状態が、所定時間継続した場合に、前記圧力フィードバック制御を行う定圧液供給装置。 - 請求項1又は2に記載の定圧液供給装置において、
前記コントローラは、前記定圧液供給装置の起動から第2所定時間が経過するまで、前記圧力フィードバック制御を禁止する定圧液供給装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の定圧液供給装置において、
前記コントローラは、前記第1パラメータと、前記ポンプ部の回転速度である第2パラメータと、前記ポンプ部の吐出圧力と、の関係を定めたテーブル又は関係式を有し、
前記コントローラは、前記第1パラメータと前記第2パラメータとをフィードバックしながら、前記ポンプ部の吐出圧力が目標圧力となるように、前記テーブル又は前記関係式に従い前記電動モータを制御するトルクフィードバック制御を行う定圧液供給装置。
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