JP7274992B2 - アンカーボルト固定治具及びアンカーフレーム - Google Patents
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Description
鉛直姿勢とされた状態で少なくとも下端部に雄ネジが形成されたアンカーボルトと、鉛直姿勢とされる架台脚とを、上下に直線状に配置するアンカーボルト固定治具であって、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルトの下端部及び当該下端部の雄ネジに締められたアンカーボルト用ナットを入れるための上側中低部と、
鉛直姿勢とされた前記架台脚の上端部を固定するための下側固定部と、
を備えている。
前記上側中低部は、前記アンカーボルト用ナットをセットする段差部を有している。
前記下側固定部は、前記架台脚の上端部を入れるための下側中低部である。
前記架台脚は、鉛直姿勢とされた状態で少なくとも上端部に雄ネジが形成され、
前記下側固定部は、前記架台脚の上端部の雄ネジに締められた架台脚用ナットをセットする段差部を有している。
前記アンカーボルトと前記架台脚とを結ぶラインを中心軸として放射状に形作られたプレートを備えている、
ことが好ましい。
前記プレートは、四角形状の第1のプレートと四角形状の第2のプレートとの組み合わせによって形作られ、
前記第1のプレートは、両端部に形成された一対の第1の切欠き部と、当該一方の第1の切欠き部から中心側に向けて形成された第1の切込み部とを備え、
前記第2のプレートは、両端部に形成された一対の第2の切欠き部と、当該一方の第1の切欠き部から中心側に向けて形成された第2の切込み部とを備え、
前記第1の切込み部と前記第2の切込み部とが嵌り合うことで、前記第1のプレートと前記第2のプレートとが放射状に連結され、
前記上側中低部は、前記一方の第1の切欠き部と前記一方の第2の切欠き部とによって囲まれた領域であり、前記下側固定部は、前記他方の第1の切欠き部と前記他方の第2の切欠き部とによって囲まれた領域である、
ことが好ましい。
前記上側中低部の寸法と前記下側固定部の寸法とは、相違している、
ことが好ましい。
本発明に係るアンカーボルト固定治具と、
鉛直姿勢とされた状態で少なくとも下端部に雄ネジが形成され、下端部が前記上側中低部内に入れられるアンカーボルトと、
前記アンカーボルトの下端部の雄ネジに締められ、前記アンカーボルト固定治具の上側中低部内に入れられるアンカーボルト用ナットと、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルトが貫通する貫通孔を有し、前記アンカーボルト用ナット及び鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具の上端縁に間接的に又は直接的に重ねられる定着板と、
鉛直姿勢とされた状態で上端部が前記アンカーボルト固定治具の下側固定部に固定される架台脚と、
を備え、
前記アンカーボルトと前記架台脚とは、直線状に配置されている。
前記アンカーボルトの雄ネジに締められ、前記定着板の上面に重なる定着板側ナットを備え、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具の上端縁と前記定着板との間に介在する型板であって、隅柱のように配置された少なくとも4本の前記アンカーボルト及び4本の前記架台脚をそれぞれ隅部で配置するように枠状に成形された型板を備え、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具の上端縁と前記型板の下面とが固着されている、
ことが好ましい。
鉛直姿勢とされた状態で少なくとも下端部に雄ネジ21が形成されたアンカーボルト20と、鉛直姿勢とされる架台脚30とを、上下に直線状に配置するアンカーボルト固定治具10であって、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト20の下端部及び当該下端部の雄ネジ21に締められたアンカーボルト用ナット91を入れるための上側中低部11と、
鉛直姿勢とされた前記架台脚30の上端部を固定するための下側固定部12と、
を備えている。
前記上側中低部11は、前記アンカーボルト用ナット91をセットする段差部113を有している。
前記下側固定部12は、前記架台脚30の上端部を入れるための下側中低部12である。
前記架台脚30は、鉛直姿勢とされた状態で少なくとも上端部に雄ネジ31が形成され、
前記下側固定部12は、前記架台脚30の上端部の雄ネジ31に締められた架台脚用ナット92をセットする段差部123を有している。
前記アンカーボルト20と前記架台脚30とを結ぶラインを中心軸として放射状に形作られたプレートを備えている。
前記プレートは、四角形状の第1のプレート110と四角形状の第2のプレート120との組み合わせによって形作られ、
前記第1のプレート110は、両端部に形成された一対の第1の切欠き部111,111と、当該一方の第1の切欠き部111から中心側に向けて形成された第1の切込み部112とを備え、
前記第2のプレート120は、両端部に形成された一対の第2の切欠き部121,121と、当該一方の第1の切欠き部111から中心側に向けて形成された第2の切込み部122とを備え、
前記第1の切込み部112と前記第2の切込み部122とが嵌り合うことで、前記第1のプレート110と前記第2のプレート120とが放射状に連結され、
前記上側中低部11は、前前記一方の第1の切欠き部111と前記一方の第2の切欠き部121とによって囲まれた領域であり前記下側固定部12は、前記他方の第1の切欠き部111と前記他方の第2の切欠き部121とによって囲まれた領域である。
前記上側中低部11の寸法と前記下側固定部12の寸法とは、相違している。
前記本発明に係るいずれかのアンカーボルト固定治具10と、
鉛直姿勢とされた状態で少なくとも下端部に雄ネジ21が形成され、下端部が前記上側中低部11内に入れられるアンカーボルト20と、
前記アンカーボルト20の下端部の雄ネジ21に締められ、前記アンカーボルト固定治具10の上側中低部11内に入れられるアンカーボルト用ナット91と、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト20を貫通する貫通孔を有し、前記アンカーボルト用ナット91及び鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具10の上端縁に間接的に又は直接的に重ねられる定着板40と、
鉛直姿勢とされた状態で上端部が前記アンカーボルト固定治具10の下側固定部12に固定される架台脚30と、
を備え、
前記アンカーボルト20と前記架台脚30とは、直線状に配置されている。
前記アンカーボルト20の雄ネジに締められ、前記定着板40の上面に重なる定着板側ナット93を備え、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具10の上端縁と前記定着板40との間に介在する型板50であって、隅柱のように配置された少なくとも4本の前記アンカーボルト20及び4本の前記架台脚30をそれぞれ隅部で配置するように枠状に成形された型板50を備え、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具10の上端縁と前記型板50の下面とが固着されている。
11・・・・上側中低部
110・・・第1のプレート
111・・・第1の切欠き部
112・・・第1の切込み部
113・・・段差部
12・・・・下側固定部(下側中低部)
120・・・第2のプレート
121・・・第2の切欠き部
122・・・第2の切込み部
123・・・段差部
20・・・・アンカーボルト
21・・・・雄ネジ
22・・・・雄ネジ
30・・・・架台脚
31・・・・雄ネジ
40・・・・定着板
50・・・・型板
60・・・・テンプレート
70・・・・固定板
80・・・・後施工アンカー
91・・・・定着板側ナット
92・・・・架台脚用ナット
93・・・・アンカーボルト用ナット
94・・・・ボトム側ナット
95・・・・トップ側ナット
Claims (7)
- 鉛直姿勢とされた状態で少なくとも下端部に雄ネジが形成されたアンカーボルトと、鉛直姿勢とされる架台脚とを、上下に直線状に配置するアンカーボルト固定治具であって、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルトの下端部及び当該下端部の雄ネジに締められたアンカーボルト用ナットを入れるための上側中低部と、
鉛直姿勢とされた前記架台脚の上端部を固定するための下側固定部と、
前記アンカーボルトと前記架台脚とを結ぶラインを中心軸として放射状に形作られたプレートと、
を備え、
前記下側固定部は、前記架台脚の上端部を入れるための下側中低部であり、
前記プレートは、第1のプレートと第2のプレートとの組み合わせによって形作られる、
アンカーボルト固定治具。 - 前記第1のプレートは四角形状であり、
前記第2のプレートは四角形状であり、
前記第1のプレートは、両端部に形成された一対の第1の切欠き部と、当該一方の第1の切欠き部から中心側に向けて形成された第1の切込み部とを備え、
前記第2のプレートは、両端部に形成された一対の第2の切欠き部と、当該一方の第1の切欠き部から中心側に向けて形成された第2の切込み部とを備え、
前記第1の切込み部と前記第2の切込み部とが嵌り合うことで、前記第1のプレートと前記第2のプレートとが放射状に連結され、
前記上側中低部は、前記一方の第1の切欠き部と前記一方の第2の切欠き部とによって囲まれた領域であり、前記下側固定部は、前記他方の第1の切欠き部と前記他方の第2の切欠き部とによって囲まれた領域である、
請求項1に記載のアンカーボルト固定治具。 - 前記上側中低部は、前記アンカーボルト用ナットをセットする段差部を有している、
請求項1又は2に記載のアンカーボルト固定治具。 - 前記架台脚は、鉛直姿勢とされた状態で少なくとも上端部に雄ネジが形成され、
前記下側固定部は、前記架台脚の上端部の雄ネジに締められた架台脚用ナットをセットする段差部を有している、
請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のアンカーボルト固定治具。 - 前記上側中低部の寸法と前記下側固定部の寸法とは、相違している、
請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のアンカーボルト固定治具。 - 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のアンカーボルト固定治具と、
鉛直姿勢とされた状態で少なくとも下端部に雄ネジが形成され、下端部が前記上側中低部内に入れられるアンカーボルトと、
前記アンカーボルトの下端部の雄ネジに締められ、前記アンカーボルト固定治具の上側中低部内に入れられるアンカーボルト用ナットと、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルトが貫通する貫通孔を有し、前記アンカーボルト用ナット及び鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具の上端縁に間接的に又は直接的に重ねられる定着板と、
鉛直姿勢とされた状態で上端部が前記アンカーボルト固定治具の下側固定部に固定される架台脚と、
を備え、
前記アンカーボルトと前記架台脚とは、直線状に配置されている、
アンカーフレーム。 - 前記アンカーボルトの雄ネジに締められ、前記定着板の上面に重なる定着板側ナットを備え、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具の上端縁と前記定着板との間に介在する型板であって、隅柱のように配置された少なくとも4本の前記アンカーボルト及び4本の前記架台脚をそれぞれ隅部で配置するように枠状に成形された型板を備え、
鉛直姿勢とされた前記アンカーボルト固定治具の上端縁と前記型板の下面とが固着されている、
請求項6に記載のアンカーフレーム。
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JP2019166924A JP7274992B2 (ja) | 2019-09-13 | 2019-09-13 | アンカーボルト固定治具及びアンカーフレーム |
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JP2021042621A JP2021042621A (ja) | 2021-03-18 |
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Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JP2003268780A (ja) | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Hitachi Metals Techno Ltd | アンカーボルト設置構造 |
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JPH0733690B2 (ja) * | 1991-11-15 | 1995-04-12 | 大和ハウス工業株式会社 | アンカーフレームおよびその固定治具 |
JP2566470Y2 (ja) * | 1993-03-03 | 1998-03-25 | 丸井産業株式会社 | 構築用アンカーボルトの固定装置 |
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2019
- 2019-09-13 JP JP2019166924A patent/JP7274992B2/ja active Active
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