JP2021195834A - 柱脚アンカー構造体、架台、および柱脚アンカー構造体の設計方法 - Google Patents

柱脚アンカー構造体、架台、および柱脚アンカー構造体の設計方法 Download PDF

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Michio Ito
一司 大塚
Hitoshi Otsuka
弘也 赤池
Hiroya Akaike
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Abstract

【課題】柱脚アンカー構造体を構成する形板が設計時に選択されたものであるか否かを製造現場において判断することを可能にすること。【解決手段】柱脚アンカー構造体1が、規格によって仕様が定められた複数の形板から選択された一の形板と、一の形板を支持する架台と、を備え、架台2は、下形板31を支持する一対の支持部221を有し、下形板31は、一対の支持部221で支持される一対の被支持部312を有し、規格は、一対の被支持部312の内側端の間隔bが段階的に大きくなるように下形板31の仕様を定めるものであり、被支持部312間隔bが第1の間隔である仕様、間隔が第1の間隔よりも1段階大きい第2の間隔である仕様、間隔が第2の間隔よりも1段階大きい第3の間隔である仕様を含み、一対の支持部221の内側端の間隔dは、第1の間隔以上であり、一対の支持部221の外側端の間隔cは、第2の間隔以上、かつ第3の間隔以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、柱脚アンカー構造体、架台、および柱脚アンカー構造体の設計方法に関する。
従来、地面に打設されたコンクリートに建物用柱脚を設置するための柱脚アンカー構造体が知られている(例えば、特許文献1)。柱脚アンカー構造体は、建物の柱に接合されるベースプレートを基礎コンクリートに固定する構造体である。
柱脚アンカー構造体は、均しコンクリート上に配置される架台、架台上に設置される形板、およびベースプレートを基礎コンクリートに固定するためのアンカーボルトなどから構成される。
架台、および形板は、あらかじめ規格によってその仕様が定められており、ベースプレートの種類およびサイズなどの仕様に合わせて選択される。また、柱脚アンカー構造体を構成するこれらの部品は、一般に、建設現場で組み立てられる。
特開2018−53563号公報
設計時に選択された形板とは異なる形板が建設現場に誤って納入された場合、建設現場では、これに気づかずに形板を架台に取り付けてしまうおそれがある。設計時に選択された形板とは異なる形板が架台に取り付けられてしまうと、柱脚アンカー構造体のアンカーボルトの位置とベースプレートに形成されたボルト穴の位置とが一致しなくなるため、基礎コンクリートに対してベースプレートをアンカーボルトで固定できなくなる。
本発明は、柱脚アンカー構造体を構成する形板が設計時に選択されたものであるか否かを製造現場において判断することを可能にする柱脚アンカー構造体、架台、および柱脚アンカー構造体の設計方法を提供することを目的とする。
本発明に係る柱脚アンカー構造体は、規格によって仕様が定められた複数の形板から選択された一の形板と、一の形板を支持する架台と、を備える柱脚アンカー構造体であって、架台は、形板を支持する一対の支持部を有し、形板は、一対の支持部で支持される一対の被支持部を有し、規格は、一対の被支持部の間隔が段階的に大きくなるように形板の仕様を定めるものであり、間隔が第1の間隔である仕様、間隔が第1の間隔よりも1段階大きい第2の間隔である仕様、間隔が第2の間隔よりも1段階大きい第3の間隔である仕様を含み、一対の支持部の内側端の間隔は、第1の間隔以上であり、一対の支持部の外側端の間隔は、第2の間隔以上、かつ第3の間隔以下である。
本発明に係る架台は、規格によって仕様が定められた複数の形板から選択された一の形板を支持する架台であって、形板を支持する一対の支持部を有し、形板は、一対の支持部で支持される一対の被支持部を有し、規格は、一対の被支持部の間隔が段階的に大きくなるように形板の仕様を定めるものであり、間隔が第1の間隔である仕様、間隔が第1の間隔よりも1段階大きい第2の間隔である仕様、間隔が第2の間隔よりも1段階大きい第3の間隔である仕様を含み、一対の支持部の内側端の間隔は、第1の間隔以上であり、一対の支持部の外側端の間隔は、第2の間隔以上、かつ第3の間隔以下である。
本発明に係る柱脚アンカー構造体の設計方法は、規格によって仕様が定められた複数の形板から選択された一の形板と、一の形板を支持する架台と、を備える柱脚アンカー構造体の設計方法であって、架台は、形板を支持する一対の支持部を有し、形板は、一対の支持部で支持される一対の被支持部を有し、規格は、一対の被支持部の間隔が段階的に大きくなるように形板の仕様を定めるものであり、間隔が第1の間隔である仕様、間隔が第1の間隔よりも1段階大きい第2の間隔である仕様、間隔が第2の間隔よりも1段階大きい第3の間隔である仕様を含み、一対の支持部の内側端の間隔を、第1の間隔以上に定めることと、一対の支持部の外側端の間隔を、第2の間隔以上、かつ第3の間隔以下に定めることを含む。
本発明によれば、柱脚アンカー構造体を構成する形板が設計時に選択されたものであるか否かを建設現場において判断することが可能になる。
柱脚アンカー構造体の斜視図である。 柱脚アンカー構造体の設置工程を説明する図である。 柱脚アンカー構造体の設置工程を説明する図である。 柱脚アンカー構造体の設置工程を説明する図である。 柱脚アンカー構造体の設置工程を説明する図である。 形板の仕様の一例を説明する図である。 架台の仕様の一例を説明する図である。 柱脚アンカー構造体の平面図である。 図8のA−A線矢視図である。 柱脚アンカー構造体の平面図である。 図10のB−B線矢視図である。 柱脚アンカー構造体の平面図である。 図12のC−C線矢視図である。
以下、本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。なお、本発明は、この実施形態に限定されないことはいうまでもない。
[柱脚アンカー構造体の概要]
柱脚アンカー構造体の概要について説明する。
図1は、柱脚アンカー構造体の斜視図である。柱脚アンカー構造体1は、建物の柱を基礎コンクリート上に固定するための構造体である。柱脚アンカー構造体1は、架台2、およびアンカーフレーム3を備えている。
架台2は、均しコンクリート上に載置され、アンカーフレーム3を支持する部材である。架台2は、支柱21、横部材22、および台座23を有する。
支柱21は、均しコンクリートに対して垂直に配置される部材である。支柱21には、例えば、材軸方向に長い山形鋼などの鋼材が用いられる。
横部材22は、支柱21の上端部に固定されて、各支柱21を連結する。横部材22には、例えば、材軸方向に長い山形鋼などの鋼材が用いられる。また、横部材22は、支持部221を有している。
支持部221は、互いに平行に配置された一対の横部材22の上端から水平方向かつ互いに離間する方向に突出する部分である。この一対の支持部221の上面は下形板31の下面に当接し、アンカーフレーム3を支持する。
支持部221にアンカーフレーム3が載置された状態において、支持部221の上面には、アンカーフレーム3と支持部221とを接合するための溶接代が確保されている。この溶接代については後述する。
支持部221の長手方向の長さは、支持部221にアンカーフレーム3が載置された際に、アンカーボルト32の下形板31より下方の部分が支持部221に干渉しないように形成される。具体的には、支持部221は、長手方向の長さが横部材22の長手方向の長さより短く、両端部が切り欠かれたように形成されている。
台座23は、支柱21の下端部に固定される部材である。台座23は、各支柱21をその下端部において連結し、架台2の安定性を確保する。
アンカーフレーム3は、架台2によって支持される部材である。アンカーフレーム3は、下形板31、アンカーボルト32、およびナット33、34を有している。
下形板31は、架台2によって支持される矩形状の鉄板である。下形板31には、中央に矩形の開口311が形成される。つまり、下形板31は、4つの帯状の板部材である被支持部312が枠状に連結された形状に形成されている。下形板31は、複数の長方形の鉄板を溶接などにより枠状に接合して形成してもよい。4つの被支持部312は、対応する架台2の4つの支持部221によって支持される。4つの被支持部312のうち、開口311を挟んで互いに対向する一対の被支持部312が、本願発明の一対の被支持部に相当する。なお、下形板31の形状、および下形板31に形成される開口311の形状は矩形に限られず、他の形状であってもよい。例えば、対向する一対の被支持部312は、必ずしも互いに平行に配置されていなくてもよい。
下形板31には、所定の位置にアンカーボルト32用の穴(不図示)が形成される。このボルト穴は、ベースプレート4に形成されたボルト穴に対応する位置に形成される。下形板31は架台2の上面に対して、例えば、溶接によって接合される。
アンカーボルト32は、下形板31に形成されたアンカーボルト32用の穴に挿入されて固定される。アンカーボルト32は、2つのナット33が下形板31を挟んだ状態で締結されることによって、下形板31に固定される。
アンカーボルト32の上部に対して、ベースプレート4のボルト用の穴が挿通される。そして、アンカーボルト32にナット34を締め付けることによりベースプレート4が基礎コンクリートに固定される。
[柱脚アンカー構造体の設置工程]
次に、図2〜図5を用いて柱脚アンカー構造体1の設置工程について説明する。
図2〜図5は、柱脚アンカー構造体1の設置工程を説明する図である。
まず、均しコンクリート5上の適切な位置に架台2が載置される(図2参照)。次に、架台2上に組み立てられたアンカーフレーム3が載置され、架台2とアンカーフレーム3の下形板31とが溶接により接合される。
アンカーボルト32の上端付近には、各アンカーボルト32の姿勢を垂直状態に維持し、各アンカーボルト32間のピッチを維持するための上形板35がナット34によって固定されている。上形板35の形状は、下形板31の形状と同じであってもよい。下形板31と同様に上形板35も複数の長方形の鉄板を溶接などにより枠状に接合して形成してもよい。上形板35を用いてアンカーボルト32を仮留めしているため、基礎コンクリート6を流し込む際にアンカーボルト32にコンクリートから力が加わったとしても、アンカーボルト32の位置がずれることはない。
つづいて、建物の基礎となる基礎コンクリート6が打設される(図3参照)。基礎コンクリート6は、上形板35の下面付近まで打設される。基礎コンクリート6が打設されると、架台2、およびアンカーフレーム3の大部分は、基礎コンクリート6に埋設される。
基礎コンクリート6が固まると、上形板35が取り外される(図4参照)。
その後、基礎コンクリート6から露出したアンカーボルト32にベースプレート4に形成されたボルト用の穴を挿通させて、ベースプレート4を基礎コンクリート6上に設置する(図5参照)。つづいて、ナット34がアンカーボルト32に締め付けられ、ベースプレート4が基礎コンクリート6上に固定される。
このような工程により、柱脚アンカー構造体1が基礎コンクリート6に設置されるとともに、柱脚アンカー構造体1によりベースプレート4が基礎コンクリート6に固定される。なお、ベースプレート4と基礎コンクリート6との間には、モルタルが注入されてもよい。
[柱脚アンカー構造体の仕様]
次に、柱脚アンカー構造体1の仕様について説明する。
柱脚アンカー構造体1を構成する架台2および下形板31の仕様は、規格によってあらかじめ定められている。ここで、架台2および下形板31の仕様とは、架台2および下形板31の各部の寸法を定めるものである。規格には、各部の寸法が定められた架台2および下形板31に係る複数の仕様が含まれる。柱に接合されるベースプレート4が決まると、ベースプレート4に適合する下形板31および架台2が規格で定められた複数の仕様の中から選択される。
図6は、柱脚アンカー構造体1の下形板31の規格の例であって、仕様の一部(31A、31B、31C)を示したものである。
下形板31は、規格によって、500×500用下形板31A、550×550用下形板31B、および600×600用下形板31Cがあらかじめ段階的に定められている。
500×500用下形板31Aは、外形寸法aが780[mm]、開口の一辺の長さ、つまり、対向する一対の被支持部の内側端の間隔bが500[mm]である。550×550用下形板31Bは、外形寸法aが830[mm]、開口の一辺の長さbが550[mm]である。600×600用下形板31Cは、外形寸法aが880[mm]、開口の一辺の長さbが600[mm]である。
すなわち、この規格では、各下形板31の開口の一辺の長さbが、50[mm]ごとに大きくなるように定められている。換言すれば、開口311を挟んで対向して設けられた一対の被支持部312の内側端の間隔bが段階的に大きくなるように規格で定められている。
図7は、柱脚アンカー構造体1の架台2の規格の例であって、仕様の一部(2A、2B、3C)を示したものである。
架台2は、規格によって、500×500用架台2A、550×550用架台2B、および600×600用架台2Cがあらかじめ定められている。
500×500用架台2Aは、一対の支持部221の外側端の間隔cが540[mm]、内側端の間隔dが450[mm]、支持部221の幅eが45[mm]である。550×550用架台2Bは、一対の支持部221の外側端の間隔cが590[mm]、内側端の間隔dが500[mm]、支持部221の幅eが45[mm]である。600×600用架台2Cは、一対の支持部221の外側端の間隔cが640[mm]、内側端の間隔dが550[mm]、支持部221の幅が45[mm]である。
次に、所定の仕様の架台2(2B)上に、対応する適切な仕様の下形板31(31B)が配置された場合と、一段階小さい仕様の下形板31(31A)が配置された場合と、一段階大きい仕様の下形板31(31C)が配置された場合について、順に説明する。
図8は、550×550用架台2Bに550×550用下形板31Bが配置された状態の柱脚アンカー構造体1の平面図であり、図9は、図8のA−A線矢視図である。
550×550用架台2Bの一対の支持部221の外側端の間隔cは590[mm]であり、550×550用下形板31Bの一対の被支持部312の内側端の間隔bは550[mm]である。つまり、各支持部221は、20[mm]の幅で下形板31Bの被支持部312を支持することとなる。
また、支持部221の内側端の間隔dは500[mm]である。すなわち、下形板31Bの被支持部312の内側端の間隔bは、架台2Bの一対の支持部221の内側端の間隔dよりも長い。そのため、支持部221の上面に、架台2Bと下形板31Bとを接合するための溶接代が確保され、架台2と下形板31Bとを溶接部222を介して接合することができる。したがって、建設現場の作業者は、架台2Bに対して適切な下形板31Bが載置されていることを確認することができる。
図10は、550×550用架台2Bに500×500用下形板31Aが配置された状態の柱脚アンカー構造体1の平面図であり、図11は、図10のB−B線矢視図である。
550×550用架台2Bの一対の支持部221の内側端の間隔dは500[mm]であり、500×500用下形板31Aの一対の被支持部312の内側端の間隔bは500[mm]である。つまり、架台2Bの支持部221の上面は、下形板31Aで覆われることになる。したがって、下形板31Aを支持部221で支持することができる。
しかし、支持部221の上面は、下形板31Aによって完全に覆われており、支持部221の上面には、架台2Bと下形板31Aとを接合するための溶接代が確保できない。したがって、建設現場の作業者は、架台2Bに対して適切な下形板が載置されていないことに気付くことができる。
図12は、550×550用架台2Bに600×600用下形板31Cが配置された状態の柱脚アンカー構造体1の平面図であり、図13は、図12のC−C線矢視図である。550×550用架台2Bの一対の支持部221の外側端の間隔cは590[mm]であり、600×600用下形板31Cの一対の被支持部312の内側端の間隔bは600[mm]である。つまり、一対の被支持部312の内側端の間隔bは、架台2Bの支持部221の外側端の間隔cよりも長い。そのため、下形板31Cを架台2Bの支持部221に載置することができない。したがって、建設現場の作業者は、下形板31Cが架台2Bに適合するものではないことに気付くことができる。
なお、上記説明と同様に、500×500用架台2Aと500×500用下形板31Aとが組み合わされる場合は、架台2A上に下形板31Aを載置することができるとともに、支持部221の上面には架台2Aと下形板31Aとを接合するための溶接代が確保される。したがって、建設現場の作業者は、架台2Aに対して適切な下形板31Aが載置されていることを確認することができる。
一方、500×500用架台2Aと550×550用下形板31Bとが組み合わされる場合は、一対の支持部221の外側端の間隔cよりも被支持部312の内側端の間隔bの方が長くなる。そのため、架台2A上に下形板31Bを載置することができない。したがって、建設現場の作業者は、下形板31Bが架台2Aに適合するものではないことに気付くことができる。
また、600×600用架台2Cと600×600用下形板31Cとが組み合わされる場合は、架台2C上に下形板31Cを載置することができるとともに、支持部221の上面には架台2Cと下形板31Cとを接合するための溶接代が確保される。したがって、建設現場の作業者は、架台2Cに対して適切な下形板31Cが載置されていることを確認することができる。
一方、600×600用架台2Cと550×550用下形板31Bとが組み合わされる場合は、支持部221の内側端の間隔dと被支持部312の内側端の間隔bが同じになる。したがって、支持部221の上面に架台2Cと下形板31Bとを接合するための溶接代を確保することができない。したがって、建設現場の作業者は、下形板31Bが架台2Cに適合するものではないことに気付くことができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態では、ベースプレート4の仕様に応じて適切なアンカーフレーム3および架台2が選択できるように、あらかじめアンカーフレーム3および架台2の仕様が規格で定められている。また、この規格では、仕様の異なる架台2とアンカーフレーム3とが適合しないようにあらかじめ各寸法が定められている。したがって、互いに異なる仕様の架台2およびアンカーフレーム3が誤って組み立てられることを防止することができる。
本実施形態では、下形板31の形状について、対向する一対の被支持部を二組設けて開口311を有する枠状にしたが、対向する一対の被支持部を一組だけ設けて構成するものであっても良い。この場合は対向する一対の被支持部を一組だけでそれに直交する一対の被支持部は設けられないので開口は存在しない。また、これに対応させて架台の横部材も同様に構成しても良い。
1 柱脚アンカー構造体
2 架台
21 支柱
22 横部材
221 支持部
222 溶接部
23 台座
3 アンカーフレーム
31 下形板
311 開口
312 被支持部
32 アンカーボルト
33 ナット
34 ナット
35 上形板
4 ベースプレート
5 均しコンクリート
6 基礎コンクリート
a 外形寸法
b 被支持部の間隔
c 外側端の間隔
d 内側端の間隔
e 支持部の幅

Claims (9)

  1. 規格によって仕様が定められた複数の形板から選択された一の形板と、前記一の形板を支持する架台と、を備える柱脚アンカー構造体であって、
    前記架台は、前記形板を支持する一対の支持部を有し、
    前記形板は、前記一対の支持部で支持される一対の被支持部を有し、
    前記規格は、前記一対の被支持部の間隔が段階的に大きくなるように前記形板の仕様を定めるものであり、前記間隔が第1の間隔である仕様、前記間隔が前記第1の間隔よりも1段階大きい第2の間隔である仕様、前記間隔が第2の間隔よりも1段階大きい第3の間隔である仕様を含み、
    前記一対の支持部の内側端の間隔は、前記第1の間隔以上であり、
    前記一対の支持部の外側端の間隔は、前記第2の間隔以上、かつ前記第3の間隔以下である柱脚アンカー構造体。
  2. 前記第1の間隔と前記第2の間隔との差は、前記第2の間隔と前記第3の間隔との差と同じである請求項1に記載の柱脚アンカー構造体。
  3. 前記間隔が前記第2の間隔である形板が前記架台に設置された場合、前記支持部の上面には、前記支持部と前記形板とを接合するための溶接代が確保される請求項1または2に記載の柱脚アンカー構造体。
  4. 規格によって仕様が定められた複数の形板から選択された一の形板を支持する架台であって、
    前記形板を支持する一対の支持部を有し、
    前記形板は、前記一対の支持部で支持される一対の被支持部を有し、
    前記規格は、前記一対の被支持部の間隔が段階的に大きくなるように前記形板の仕様を定めるものであり、前記間隔が第1の間隔である仕様、前記間隔が前記第1の間隔よりも1段階大きい第2の間隔である仕様、前記間隔が第2の間隔よりも1段階大きい第3の間隔である仕様を含み、
    前記一対の支持部の内側端の間隔は、前記第1の間隔以上であり、
    前記一対の支持部の外側端の間隔は、前記第2の間隔以上、かつ前記第3の間隔以下である架台。
  5. 前記第1の間隔と前記第2の間隔との差は、前記第2の間隔と前記第3の間隔との差と同じである請求項4に記載の架台。
  6. 前記間隔が前記第2の間隔である形板が前記架台に設置された場合、前記支持部の上面には、前記支持部と前記形板とを接合するための溶接代が確保される請求項4または5に記載の架台。
  7. 規格によって仕様が定められた複数の形板から選択された一の形板と、前記一の形板を支持する架台と、を備える柱脚アンカー構造体の設計方法であって、
    前記架台は、前記形板を支持する一対の支持部を有し、
    前記形板は、前記一対の支持部で支持される一対の被支持部を有し、
    前記規格は、前記一対の被支持部の間隔が段階的に大きくなるように前記形板の仕様を定めるものであり、前記間隔が第1の間隔である仕様、前記間隔が前記第1の間隔よりも1段階大きい第2の間隔である仕様、前記間隔が第2の間隔よりも1段階大きい第3の間隔である仕様を含み、
    前記一対の支持部の内側端の間隔を、前記第1の間隔以上に定めることと、
    前記一対の支持部の外側端の間隔を、前記第2の間隔以上、かつ前記第3の間隔以下に定めることを含む柱脚アンカー構造体の設計方法。
  8. 前記第1の間隔と前記第2の間隔との差を、前記第2の間隔と前記第3の間隔との差と同じに定めることを含む請求項7に記載の柱脚アンカー構造体の設計方法。
  9. 前記間隔が前記第2の間隔である形板が前記架台に設置された場合に、前記支持部の上面に、前記支持部と前記形板とを接合するための溶接代が確保されるように前記内側端の間隔を定めることをさらに含む請求項7または8に記載の柱脚アンカー構造体の設計方法。
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JP2023111051A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 日本鋳造株式会社 アンカーユニット

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