JP7268853B2 - フレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、モバイル用電子機器等に使用するフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構に関する。更に詳しくは、有機ELパネル等のディスプレイを円滑に折り曲げができるモバイル用電子機器等に使用するフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構に関する。
近年、有機EL等を使用したフレキシブルディスプレイが登場している。このフレキシブルディスプレイは、それを保持する筐体だけではなく、ディスプレイまでも本のように折り畳み可能にしたものが提案されている(特許文献1及び2)。特許文献1及び特許文献2に記載されたものは、フレキシブルディスプレイを折り畳むとき、背表紙に相当する蝶番構造は、折り畳み時に、シート状部材に固定された円弧状部材である補強部材を相互に付き合わせて組立てて、ディスプレイの円弧面を形成するものである。
特開2018-113050号 特開2018-113052号
上記フレキシブルディスプレイのヒンジ機構は、本を見開きするかのように、ディスプレイを内側に折り畳むものである。また、このヒンジ機構は、フレキシブルディスプレイを折り畳むとき、揺動軸が一定位置ではなく複数あり、同時に複数の軸で揺動することになり、フレキシブルディスプレイに負荷される曲げ応力が不安定となる。フレキシブルディスプレイは、微細で積層された断面構造を有しているので、可能な限り折り畳み時に余分な曲げ応力がフレキシブルディスプレイに負荷されないものが好ましい。また、上記ヒンジ機構は、フレキシブルディスプレイの外側にヒンジ機構が配置されているため、折り畳んだ状態でフレキシブルディスプレイの表示面が筐体の内面側になり、半分に折り畳んだ状態でフレキシブルディスプレイの表示面を使うことができない。
本発明は、以上のような背景により以下の目的を達成するものである。
本発明の目的は、折り畳んだ状態でフレキシブルディスプレイの表示面が筐体の外面側になるようにして、筐体を開いた状態と折り畳んだ状態の両方でフレキシブルディスプレイの表示面を使うことができるフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構を提供することにある。
本発明の他の目的は、フレキシブルディスプレイを折り畳むとき、揺動位置をデイスプレイの近くで揺動できるフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、折曲げ動作を同期させることなく、一方から順次折曲げができるフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するために、次の手段を採る。
即ち、本発明1のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構は、
隣接する端部が二つ折りに折り畳み可能に連結された第1の筐体(31)及び第2の筐体(32)と、
前記第1の筐体(31)及び前記第2の筐体(32)の外面間に渡って配置され、表示面が前記外面側に配置されたフレキシブルディスプレイ(4)と、
前記第1の筐体(31)の端部に固定された第1の固定リンク(11,110)と、
前記第2の筐体(32)の端部に固定された第2の固定リンク(12,120)と、
前記第1の固定リンク(11,110)に、第1のヒンジ軸(51,510)を介して揺動可能に軸支された第1の揺動リンク(21,210)と、
前記第1の揺動リンク(21,210)と第2のヒンジ軸(52,520)を介して揺動可能に軸支された第2の揺動リンク(22,220)と、
前記第1の固定リンク(11,110)に形成され、前記第1の揺動リンク(21,210)が前記第1のヒンジ軸(51,510)を中心にして折り畳み方向に所定角度揺動するまで、前記第2の揺動リンク(22,220)の揺動時滑り面(64,640)が前記第2のヒンジ軸(52,520)を中心にして折り畳み方向に揺動するのを阻止する折り畳み方向の揺動規制面(61,610)と、
前記第1の固定リンク(11,110)に形成され、前記第1の揺動リンク(21,210)の開き方向の当接面(65,650)が前記第1のヒンジ軸(51,510)を中心にして開き方向に揺動するのを阻止する開き方向の揺動規制面(63,630)と、
前記第2の揺動リンク(22,220)と前記第2の固定リンク(12,120)との間を揺動可能に順次連結する複数の揺動リンク(23・・,230・・)と、
前記第1の揺動リンク(21,210)、前記第2の揺動リンク(22,220)、前記複数の揺動リンク(23・・,230・・)に各々形成された前記折り畳み方向の揺動規制面(61,610)及び前記開き方向の揺動規制面(63,630)と
を備えたことを特徴とする。
本発明2のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構は、本発明1において、
前記第1の固定リンク(11)に形成され、前記第1の揺動リンク(21)を折り畳むとき、前記第1の揺動リンク(21)の当接面(66)に当接して、折り畳み方向の揺動角度を所定角度に規制する折り畳み方向の揺動角度規制面(62)と、
前記第1の揺動リンク(21)、前記第2の揺動リンク(22)、及び前記複数の揺動リンク(23・・)に各々形成された前記折り畳み方向の揺動角度規制面(62)を備えたことを特徴とする。
本発明3のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構は、本発明1又は2において、
前記第1の揺動リンク(21,210)、前記第2の揺動リンク(22,220)及び前記複数の揺動リンク(23・・,230・・)を揺動可能に軸支する前記第1のヒンジ軸(51,510)及び前記第2のヒンジ軸(52,520)の軸心が、前記フレキシブルディスプレイ(4)の裏面の近傍に配置されていることを特徴とする。
本発明のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構は、折り畳んだ状態でフレキシブルディスプレイの表示面が筐体の外面側になるため、筐体を開いた状態と折り畳んだ状態の両方でフレキシブルディスプレイの表示面を使うことができる。また、折曲げ動作を同期させることなく、一方から順次折曲げができる。その結果、折り畳み時に余分な曲げ応力がフレキシブルディスプレイに負荷されないため、フレキシブルディスプレイに負荷される曲げ応力が安定する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構を示す全体正面図である。 図2は、図1の全体斜視図である。 図3は、図2の分解斜視図である。 図4(a)は、図1の第1の固定リンクの拡大正面図、図4(b)は図1の第1の揺動リンクの拡大正面図、図4(c)は、図1の第2の固定リンクの拡大正面図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構の折り畳み動作を示す動作説明図である。 図6は、図5の後工程を示す動作説明図である。 図7は、図6の後工程を示す動作説明図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構を示す全体正面図である。 図9は、図8の全体斜視図である。 図10は、図9の要部の分解斜視図である。 図11は、図10を反対側から見た分解斜視図である。 図12(a)は、図11の第2の揺動リンクの全体斜視図、図12(b)は図12(a)の第2の揺動リンクの拡大正面図、図12(c)は、図11の第1の揺動リンクの拡大正面図である。 図13は、本発明の第2の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構を180度折り畳んだ状態を示す全体正面図である。
〔フレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構の第1の実施の形態〕
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構100を示す全体正面図、図2は図1の全体斜視図、図3は図2の分解斜視図である。図1から図3に示すように、フレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構100は、図1から図3で見て、左側から順に、第1の固定リンク11、第1の揺動リンク21、第2の揺動リンク22、第3の揺動リンク23、第4の揺動リンク24、第5の揺動リンク25、第2の固定リンク12で構成されている。図1に示すように、第1の固定リンク11及び第2の固定リンク12は、携帯電話等のモバイル用電子機器の第1の筐体(二点鎖線で示す)31及び第2の筐体(二点鎖線で示す)32に固定される。
即ち、第1の固定リンク11は、第1の筐体31の右端部の内側の外面310に2本のビス11Aで固定される。同様に、第2の固定リンク12は、第2の筐体32の左端部の内側の外面320に2本のビス12Aで固定される。第1の筐体31及び第2の筐体32は、図1の上下方向に折り曲げて箱状に成形され、第1の筐体31の外側の外面311と第2の筐体32の外側の外面321には、有機EL等のフレキシブルディスプレイ4が貼り付けて固定されている。フレキシブルディスプレイ4の表示面41は、第1の筐体31の外面311と第2の筐体32の外面321側に配置される。また、フレキシブルディスプレイ4の裏面42に接して、第1の固定リンク11、第1の揺動リンク21、第2の揺動リンク22、第3の揺動リンク23、第4の揺動リンク24、第5の揺動リンク25、第2の固定リンク12が配置される。
第1の固定リンク11、第2の揺動リンク22、第4の揺動リンク24、第2の固定リンク12が同一平面(図1の紙面に平行な平面)上に一直線状に配置され、その下面に、第1の揺動リンク21、第3の揺動リンク23、第5の揺動リンク25が重ねて一直線状に配置されている。第1の揺動リンク21は、第1の固定リンク11に第1のヒンジ軸51を介して揺動可能に軸支されている。第2の揺動リンク22は、第1の揺動リンク21に第2のヒンジ軸52を介して揺動可能に軸支されている。第3の揺動リンク23は、第2の揺動リンク22に第3のヒンジ軸53を介して揺動可能に軸支されている。第4の揺動リンク24は、第3の揺動リンク23に第4のヒンジ軸54を介して揺動可能に軸支されている。第5の揺動リンク25は、第4の揺動リンク24に第5のヒンジ軸55を介して揺動可能に軸支されている。第2の固定リンク12は、第5の揺動リンク25に第6のヒンジ軸56を介して揺動可能に軸支されている。
第1の揺動リンク21から第5の揺動リンク25は全く同一形状を有しているので、第1の揺動リンク21の形状について詳細に説明する。第1の固定リンク11の右端側は第1の揺動リンク21から第5の揺動リンク25の右側半分と同一形状を有している。また、第2の固定リンク12の左端側は第1の揺動リンク21から第5の揺動リンク25の左側半分と同一形状を有している。図4(a)は図1の第1の固定リンク11の拡大正面図、図4(b)は図1の第1の揺動リンク21の拡大正面図、図4(c)は図1の第2の固定リンク12の拡大正面図である。図4(a)、図4(b)に示すように、第1の固定リンク11、第1の揺動リンク21には、折り畳み方向の揺動規制面61、折り畳み方向の揺動角度規制面62、開き方向の揺動規制面63が各々形成されている。開き方向の揺動規制面63は第2の固定リンク12にも形成されている。開き方向の揺動規制面63は円弧状凸面に形成され、第1の固定リンク11、第1の揺動リンク21及び第2の固定リンク12の上面と下面の両方に形成(図2、図3参照)されている。
第1の固定リンク11の折り畳み方向の揺動規制面61は、第1のヒンジ軸51の軸心を中心とする半径r1の円弧状凸面に形成されている。また、第1の揺動リンク21の折り畳み方向の揺動規制面61は、第2のヒンジ軸52の軸心を中心とする半径r1の円弧状凸面に形成されている。第1の揺動リンク21及び第2の固定リンク12には、折り畳み方向の揺動規制面61に摺接する揺動時滑り面64が各々形成されている。揺動時滑り面64は、折り畳み方向の揺動規制面61と同じ半径r1の円弧状凹面に形成されている。また、第1の揺動リンク21及び第2の固定リンク12には、開き方向の揺動規制面63に当接可能な開き方向の当接面65が各々形成されている。開き方向の当接面65は円弧状凹面に形成されている。また、第1の固定リンク11、第1の揺動リンク21及び第2の固定リンク12には、直線状の折り畳み方向の揺動角度規制面62に当接可能な折り畳み方向の当接面66が各々形成されている。折り畳み方向の当接面66は直線状に形成され、第1の固定リンク11、第1の揺動リンク21及び第2の固定リンク12の上面と下面の両方に形成(図2、図3参照)されている。折り畳み方向の当接面66の角度は40度に形成され、折り畳み方向の揺動角度規制面62の角度は70度に形成されている。但し、第1の固定リンク11の折り畳み方向の当接面66は、折り畳み方向の揺動角度規制面62には当接しない。
〔第1の実施の形態の折り畳み動作の説明〕
図5は本発明の第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構100の折り畳み動作を示す動作説明図である。図5(a)は、第1の筐体31及び第2の筐体32を180度開いた状態を示す。180度開いた状態では、フレキシブルディスプレイ4の表示面41は、第1の筐体31及び第2の筐体32の外面311、321側に配置されてフラットな状態のため、広い表示面41を使用した画面操作が可能である。180度開いた状態では、左端の第1の揺動リンク21の揺動時滑り面64だけが折り畳み方向の揺動規制面61に接触していない。従って、第1の揺動リンク21だけが折り畳み方向に揺動可能である。また、180度開いた状態では、全ての揺動リンクと第2の固定リンク12の開き方向の当接面65が開き方向の揺動規制面63に当接しているため、第1の筐体31及び第2の筐体32を180度以上開くことはできない。
第1の筐体31に対して、図5(a)で反時計方向に第2の筐体32を折り畳むと、第1の揺動リンク21が第1のヒンジ軸51の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向に折り畳まれる。第2の揺動リンク22から第5の揺動リンク25、及び第2の固定リンク12は、第1の揺動リンク21と一緒に反時計方向に折り畳まれる。第1の揺動リンク21が30度反時計方向に折り畳まれると、図5(b)に示すように、第1の揺動リンク21の折り畳み方向の当接面66が第1の固定リンク11の折り畳み方向の揺動角度規制面62に当接して、第1の揺動リンク21の揺動動作が停止する。同時に、第2の揺動リンク22の揺動時滑り面64が第1の固定リンク11の折り畳み方向の揺動規制面61から離れる。従って、第2の揺動リンク22が折り畳み方向に揺動可能になる。
図5(b)で反時計方向に第2の筐体32をさらに折り畳むと、第2の揺動リンク22が第2のヒンジ軸52の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向にさらに折り畳まれる。第3の揺動リンク23から第5の揺動リンク25、及び第2の固定リンク12は、第2の揺動リンク22と一緒に反時計方向に折り畳まれる。第2の揺動リンク22が30度反時計方向に揺動すると、図5(c)に示すように、第2の揺動リンク22の折り畳み方向の当接面66が第1の揺動リンク21の折り畳み方向の揺動角度規制面(図示せず)62に当接して、第2の揺動リンク22の揺動動作が停止する。この結果、第1の筐体31に対して第2の筐体32が60度折り畳まれる。同時に、第3の揺動リンク23の揺動時滑り面(図示せず)64が第1の揺動リンク21の折り畳み方向の揺動規制面(図示せず)61から離れる。従って、第3の揺動リンク23が折り畳み方向に揺動可能になる。
図5(c)で反時計方向に第2の筐体32をさらに折り畳むと、第3の揺動リンク23が第3のヒンジ軸53の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向にさらに折り畳まれる。第4の揺動リンク24から第5の揺動リンク25、及び第2の固定リンク12は、第3の揺動リンク23と一緒に反時計方向に折り畳まれる。第3の揺動リンク23が30度反時計方向に揺動すると、図6(a)に示すように、第3の揺動リンク23の折り畳み方向の当接面66が第2の揺動リンク22の折り畳み方向の揺動角度規制面62に当接して、第3の揺動リンク23の揺動動作が停止する。この結果、第1の筐体31に対して第2の筐体32が90度折り畳まれる。同時に、第4の揺動リンク24の揺動時滑り面64が第2の揺動リンク22の折り畳み方向の揺動規制面61から離れる。従って、第4の揺動リンク24が折り畳み方向に揺動可能になる。
図6(a)で反時計方向に第2の筐体32をさらに折り畳むと、第4の揺動リンク24が第4のヒンジ軸54の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向にさらに折り畳まれる。第5の揺動リンク25及び第2の固定リンク12は、第4の揺動リンク24と一緒に反時計方向に折り畳まれる。第4の揺動リンク24が30度反時計方向に揺動すると、図6(b)に示すように、第4の揺動リンク24の折り畳み方向の当接面66が第3の揺動リンク23の折り畳み方向の揺動角度規制面(図示せず)62に当接して、第4の揺動リンク24の揺動動作が停止する。この結果、第1の筐体31に対して第2の筐体32が120度折り畳まれる。同時に、第5の揺動リンク25の揺動時滑り面64が第3の揺動リンク23の折り畳み方向の揺動規制面(図示せず)61から離れる。従って、第5の揺動リンク25が折り畳み方向に揺動可能になる。
図6(b)で反時計方向に第2の筐体32をさらに折り畳むと、第5の揺動リンク25が第5のヒンジ軸55の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向にさらに折り畳まれる。第2の固定リンク12は第5の揺動リンク25と一緒に反時計方向に折り畳まれる。第5の揺動リンク25が30度反時計方向に揺動すると、図7(a)に示すように、第5の揺動リンク25の折り畳み方向の当接面66が第4の揺動リンク24の折り畳み方向の揺動角度規制面62に当接して、第5の揺動リンク25の揺動動作が停止する。この結果、第1の筐体31に対して第2の筐体32が150度折り畳まれる。同時に、第2の固定リンク12の揺動時滑り面64が第4の揺動リンク24の折り畳み方向の揺動規制面61から離れる。従って、第2の固定リンク12が折り畳み方向に揺動可能になる。
図7(a)で反時計方向に第2の筐体32をさらに折り畳むと、第2の固定リンク12が第6のヒンジ軸56の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向にさらに折り畳まれる。第2の固定リンク12が30度反時計方向に揺動すると、図7(b)に示すように、第2の固定リンク12の折り畳み方向の当接面66が第5の揺動リンク25の折り畳み方向の揺動角度規制面(図示せず)62に当接して、第2の固定リンク12の揺動動作が停止する。この結果、第1の筐体31に対して第2の筐体32が180度折り畳まれ、半分に折り畳んだ状態でフレキシブルディスプレイ4の表示面41を使うことが可能になる。本発明の第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構100は、折曲げ動作を同期させることなく、一方から順次折曲げができる。従って、折り畳み時に余分な曲げ応力がフレキシブルディスプレイ4に負荷されないため、フレキシブルディスプレイ4に負荷される曲げ応力が安定し、フレキシブルディスプレイ4の耐久性が向上する。
〔フレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構の第2の実施の形態〕
以下、本発明の第2の実施の形態を図面に基づいて説明する。第2の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構は、ヒンジ軸の軸心をフレキシブルディスプレイ4の裏面42に接近して配置した例である。図8から図12に示すように、第2の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構200は、図8、図9で見て、左側から順に、第1の固定リンク110、第1の揺動リンク210、第2の揺動リンク220、第3の揺動リンク230、第4の揺動リンク240、第5の揺動リンク250、第2の固定リンク120で構成されている。図8に示すように、第1の固定リンク110及び第2の固定リンク120は、第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構100と同様に、第1の筐体(二点鎖線で示す)31及び第2の筐体(二点鎖線で示す)32に2本のビス110A、120Aで各々固定される。第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構100と同様に、フレキシブルディスプレイ4の裏面42に接して、第1の固定リンク110、第1の揺動リンク210、第2の揺動リンク220、第3の揺動リンク230、第4の揺動リンク240、第5の揺動リンク250、第2の固定リンク120が配置される。
第1の固定リンク110、第2の揺動リンク220、第4の揺動リンク240、第2の固定リンク120は勝手違いの2個の部品で構成され、第1の揺動リンク210、第3の揺動リンク230、第5の揺動リンク250を両側から挟み込んで一直線状に配置されている。第1の揺動リンク210は、第1の固定リンク110、110に第1のヒンジ軸(図8で破線で示す)510、510を介して揺動可能に軸支されている。第2の揺動リンク220、220は、第1の揺動リンク210に第2のヒンジ軸(図8で破線で示す)520を介して各々揺動可能に軸支されている。第3の揺動リンク230は、第2の揺動リンク220、220に第3のヒンジ軸(図8で破線で示す)530、530を介して揺動可能に軸支されている。第4の揺動リンク240、240は、第3の揺動リンク230に第4のヒンジ軸(図8で破線で示す)540を介して各々揺動可能に軸支されている。第5の揺動リンク250は、第4の揺動リンク240、240に第5のヒンジ軸(図8で破線で示す)550、550を介して揺動可能に軸支されている。第2の固定リンク120、120は、第5の揺動リンク250に第6のヒンジ軸(図8で破線で示す)560を介して各々揺動可能に軸支されている。図8に示すように、第1のヒンジ軸510から第6のヒンジ軸560の軸心は、フレキシブルディスプレイ4の裏面42に接近して配置されている。
第1の揺動リンク210、第3の揺動リンク230、第5の揺動リンク250は全く同一形状を有しているので、第1の揺動リンク210の形状について詳細に説明する。また、第2の揺動リンク220、第4の揺動リンク240は全く同一形状を有しているので、第2の揺動リンク220の形状について詳細に説明する。第1の固定リンク110の右端側は第2の揺動リンク220、第4の揺動リンク240の右側半分と同一形状を有している。また、第2の固定リンク120の左端側は第2の揺動リンク220、第4の揺動リンク240の左側半分と同一形状を有している。図10は図9の要部の分解斜視図、図11は図10を反対側から見た分解斜視図、図12(a)は、図11の第2の揺動リンク220の全体斜視図、図12(b)は図12(a)の第2の揺動リンク220の拡大正面図、図12(c)は図11の第1の揺動リンク210の拡大正面図である。第1のヒンジ軸510から第6のヒンジ軸560は、第1の固定リンク110、第2の揺動リンク220、第4の揺動リンク240、第2の固定リンク120に形成されている。
また、第1のヒンジ軸510から第6のヒンジ軸560は、ほぼ上半分だけの扇型に形成されている。第1の揺動リンク210、第3の揺動リンク230、第5の揺動リンク250の両側面には、第1のヒンジ軸510から第6のヒンジ軸560に嵌合する第1のヒンジ孔710から第6のヒンジ孔760が形成されている。第1のヒンジ孔710から第6のヒンジ孔760は、ほぼ上半分だけの扇型に形成されている。また、第1のヒンジ軸510から第6のヒンジ軸560の外周には、扇型のガイド溝570が各々形成されている。第1の揺動リンク210、第3の揺動リンク230、第5の揺動リンク250の両側面の第1のヒンジ孔710から第6のヒンジ孔760の外周には、扇型のガイド軸770が各々形成されている。ガイド軸770にガイド溝570が各々嵌合して、全ての揺動リンクと固定リンクを揺動可能に軸支している。
図10から図12に示すように、第1の固定リンク110、第1の揺動リンク210から第5の揺動リンク250には、折り畳み方向の揺動規制面610が各々形成されている。第1の固定リンク110の折り畳み方向の揺動規制面610は、第1のヒンジ軸510の軸心を中心とする半径r1の円弧状凸面に形成されている。また、図12(c)に示すように、第1の揺動リンク210の折り畳み方向の揺動規制面610は、第2のヒンジ孔720の軸心を中心とする半径r1の円弧状凸面に形成されている。また、図12(b)に示すように、第2の揺動リンク220の折り畳み方向の揺動規制面610は、第3のヒンジ軸530の軸心を中心とする半径r1の円弧状凸面に形成されている。第1の揺動リンク210から第2の固定リンク120には、折り畳み方向の揺動規制面610に摺接する揺動時滑り面640が各々形成されている。揺動時滑り面640は、半径r1の円弧状凹面に形成されている。
第1の固定リンク110、第2の揺動リンク220、第4の揺動リンク240の右端側には、開き方向の揺動規制面630が各々形成されている。開き方向の揺動規制面630は、第1のヒンジ軸510、第3のヒンジ軸530、第5のヒンジ軸550の軸心から半径方向外側に伸びる平面に形成されている。また、第1の揺動リンク210、第3の揺動リンク230、及び第5の揺動リンク250の左端側の両側面には、開き方向の揺動規制面630に当接可能な開き方向の当接面650が形成されている。開き方向の当接面650は、第1のヒンジ孔710、第3のヒンジ孔730、第5のヒンジ孔750の軸心から半径方向外側に伸びる平面に形成されている。
また、第1の揺動リンク210、第3の揺動リンク230、及び第5の揺動リンク250の右端側の両側面には、開き方向の揺動規制面670が各々形成されている。開き方向の揺動規制面670は、第2のヒンジ孔720、第4のヒンジ孔740、第6のヒンジ孔760の軸心から半径方向外側に伸びる平面に形成されている。また、第2の揺動リンク220、第4の揺動リンク240、及び第2の固定リンク120の左端側には、開き方向の揺動規制面670に当接可能な開き方向の当接面680が形成されている。開き方向の当接面680は、第2のヒンジ軸520、第4のヒンジ軸540、第6のヒンジ軸560の軸心から半径方向外側に伸びる平面に形成されている。
〔第2の実施の形態の折り畳み動作の説明〕
図8は、第1の筐体31及び第2の筐体32を180度開いた状態を示す。180度開いた状態では、左端の第1の揺動リンク210の揺動時滑り面640だけが折り畳み方向の揺動規制面610に接触していない。従って、第1の揺動リンク210だけが折り畳み方向に揺動可能である。また、180度開いた状態では、全ての揺動リンクと第2の固定リンク120の開き方向の当接面650、680が開き方向の揺動規制面630、670に当接しているため、第1の筐体31及び第2の筐体32を180度以上開くことはできない。
第1の筐体31に対して、図8で反時計方向に第2の筐体32を折り畳むと、第1の揺動リンク210が第1のヒンジ軸510、510の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向に折り畳まれる。第2の揺動リンク220から第5の揺動リンク250、及び第2の固定リンク120は、第1の揺動リンク210と一緒に反時計方向に折り畳まれる。第1の揺動リンク210が30度反時計方向に折り畳まれると、第2の揺動リンク220、220の揺動時滑り面640、640が第1の固定リンク110、110の折り畳み方向の揺動規制面610、610から離れる。従って、第2の揺動リンク220、220が折り畳み方向に揺動可能になる。
図8で反時計方向に第2の筐体32をさらに折り畳むと、第2の揺動リンク220、220が第2のヒンジ軸520の軸心を中心として反時計方向に揺動し、第2の筐体32が反時計方向にさらに折り畳まれる。第3の揺動リンク230から第5の揺動リンク250、及び第2の固定リンク120は、第2の揺動リンク220、220と一緒に反時計方向に折り畳まれる。この折り畳み動作が第3の揺動リンク230から第2の固定リンク120まで順次繰り返されて、図13に示すように、第1の筐体31に対して第2の筐体32が180度折り畳まれ、半分に折り畳んだ状態でフレキシブルディスプレイ4の表示面41を使うことが可能になる。本発明の第2の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構200は、上記した第1の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構100と同様に、折曲げ動作を同期させることなく、一方から順次折曲げができる。従って、折り畳み時に余分な曲げ応力がフレキシブルディスプレイ4に負荷されないため、フレキシブルディスプレイ4に負荷される曲げ応力が安定し、フレキシブルディスプレイ4の耐久性が向上する。さらに、本発明の第2の実施の形態のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構200は、第1のヒンジ軸510から第6のヒンジ軸560の軸心が、フレキシブルディスプレイ4の裏面42に接近して配置されている。従って、第1の筐体31及び第2の筐体32を180度開いた状態と180度折り畳んだ状態で、第1の揺動リンク210から第5の揺動リンク250がフレキシブルディスプレイ4の裏面42に接触する長さが変化しない。その結果、フレキシブルディスプレイ4に無理な力が加わらないため、好ましい。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこの実施例に限定されることはない。例えば、前述した実施例では、5個の揺動リンクで構成されているが揺動リンクの数は限定されない。
100…フレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構
200…フレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構
11、110…第1の固定リンク
11A、110A…ビス
12、120…第2の固定リンク
12A、120A…ビス
21、210…第1の揺動リンク
22、220…第2の揺動リンク
23、230…第3の揺動リンク
24、240…第4の揺動リンク
25、250…第5の揺動リンク
31…第1の筐体
310…外面
311…外面
32…第2の筐体
320…外面
321…外面
4…フレキシブルディスプレイ
41…表示面
42…裏面
51、510…第1のヒンジ軸
52、520…第2のヒンジ軸
53、530…第3のヒンジ軸
54、540…第4のヒンジ軸
55、550…第5のヒンジ軸
56、560…第6のヒンジ軸
570…ガイド溝
61、610…折り畳み方向の揺動規制面
62…折り畳み方向の揺動角度規制面
63、630…開き方向の揺動規制面
64、640…揺動時滑り面
65、650…開き方向の当接面
66…折り畳み方向の当接面
670…開き方向の揺動規制面
680…開き方向の当接面
710…第1のヒンジ孔
720…第2のヒンジ孔
730…第3のヒンジ孔
740…第4のヒンジ孔
750…第5のヒンジ孔
760…第6のヒンジ孔
770…ガイド軸

Claims (3)

  1. 隣接する端部が二つ折りに折り畳み可能に連結された第1の筐体(31)及び第2の筐体(32)と、
    前記第1の筐体(31)及び前記第2の筐体(32)の外面間に渡って配置され、表示面が前記外面側に配置されたフレキシブルディスプレイ(4)と、
    前記第1の筐体(31)の端部に固定された第1の固定リンク(11,110)と、
    前記第2の筐体(32)の端部に固定された第2の固定リンク(12,120)と、
    前記第1の固定リンク(11,110)に、第1のヒンジ軸(51,510)を介して揺動可能に軸支された第1の揺動リンク(21,210)と、
    前記第1の揺動リンク(21,210)と第2のヒンジ軸(52,520)を介して揺動可能に軸支された第2の揺動リンク(22,220)と、
    前記第1の固定リンク(11,110)に形成され、前記第1の揺動リンク(21,210)が前記第1のヒンジ軸(51,510)を中心にして折り畳み方向に所定角度揺動するまで、前記第2の揺動リンク(22,220)の揺動時滑り面(64,640)が前記第2のヒンジ軸(52,520)を中心にして折り畳み方向に揺動するのを阻止する折り畳み方向の揺動規制面(61,610)と、
    前記第1の固定リンク(11,110)に形成され、前記第1の揺動リンク(21,210)の開き方向の当接面(65,650)が前記第1のヒンジ軸(51,510)を中心にして開き方向に揺動するのを阻止する開き方向の揺動規制面(63,630)と、
    前記第2の揺動リンク(22,220)と前記第2の固定リンク(12,120)との間を揺動可能に順次連結する複数の揺動リンク(23・・,230・・)と、
    前記第1の揺動リンク(21,210)、前記第2の揺動リンク(22,220)、前記複数の揺動リンク(23・・,230・・)に各々形成された前記折り畳み方向の揺動規制面(61,610)及び前記開き方向の揺動規制面(63,630)と
    を備えたことを特徴とするフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構。
  2. 請求項1に記載のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構において、
    前記第1の固定リンク(11)に形成され、前記第1の揺動リンク(21)を折り畳むとき、前記第1の揺動リンク(21)の当接面(66)に当接して、折り畳み方向の揺動角度を所定角度に規制する折り畳み方向の揺動角度規制面(62)と、
    前記第1の揺動リンク(21)、前記第2の揺動リンク(22)、及び前記複数の揺動リンク(23・・)に各々形成された前記折り畳み方向の揺動角度規制面(62)を備えたことを特徴とするフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構。
  3. 請求項1又は2に記載のフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構において、
    前記第1の揺動リンク(21,210)、前記第2の揺動リンク(22,220)及び前記複数の揺動リンク(23・・,230・・)を揺動可能に軸支する前記第1のヒンジ軸(51,510)及び前記第2のヒンジ軸(52,520)の軸心が、前記フレキシブルディスプレイ(4)の裏面の近傍に配置されていることを特徴とするフレキシブルディスプレイ用ヒンジ機構
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