JP7264103B2 - 車両制御システム及び車両制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の走行を制御する車両制御システム及び車両制御方法に関する。
特許文献1は、車両の走行制御装置を開示している。その走行制御装置は、横滑り防止制御を行う。自動運転状態において、車両がカーブ外側に向けて旋回するように横滑り防止制御が作動した場合、走行制御装置は、車線逸脱や対向車との接触といった危険状態が発生する可能性があるか判定する。危険状態が発生する可能性がある場合、走行制御装置は、横滑り防止制御を中止する。そして、走行制御装置は、車両がカーブ内側に向けて旋回するように緊急回避制御を行う。
特許文献2は、車両の制御装置を開示している。その制御装置は、目標走行ラインに沿って車両が自動で走行するように自動運転制御を行う。また、制御装置は、車両が走行レーンから逸脱することを回避する車線逸脱回避制御を行う。
特開2017-165216号公報 特開2018-136700号公報
特許文献1に開示されている横滑り防止制御は、車両の挙動を安定化させる車両安定制御である。特許文献2に開示されている自動運転制御や車線逸脱回避制御は、車両の運転を支援する運転支援制御である。運転支援制御の実行中には、特に車両安定性を向上させることが望まれる。そのために、車両安定制御の作動閾値を下げて、車両安定制御を作動させやすくすることが考えられる。しかしながら、作動閾値が低下するにつれて、0点誤差等のセンサ誤差の影響がより大きくなる。その結果、車両安定制御の誤作動が発生しやすくなる。
本発明の1つの目的は、運転支援制御の実行中、車両安定制御の誤作動を抑制しつつ、車両安定性を向上させることができる技術を提供することにある。
第1の観点は、車両の走行を制御する車両制御システムに関連する。
車両制御システムは、
車両の挙動を安定化させる車両安定制御と、車両の運転を支援する運転支援制御とを実行するように構成されたプロセッサと、
車両に搭載されたセンサによって検出される車両状態を示す車両状態情報が格納される記憶装置と
を備える。
プロセッサは、更に、車両状態情報で示される車両状態に基づいて、車両の不安定度を表す不安定状態量と車両安定制御の作動閾値を算出する。
平均不安定状態量は、車両の横加速度が所定の範囲内に存在する場合の不安定状態量の平均値である。
平均作動閾値は、車両の横加速度が所定の範囲内に存在する場合の作動閾値の平均値である。
状態変化量は、平均不安定状態量からの不安定状態量の増加量である。
閾値変化量は、平均作動閾値からの作動閾値の増加量である。
運転支援制御の実行中、プロセッサは、状態変化量が閾値変化量よりも大きくなることに応答して車両安定制御を作動させる。
第2の観点は、車両の走行を制御する車両制御方法に関連する。
車両制御方法は、
車両の挙動を安定化させる車両安定制御を実行することと、
車両の運転を支援する運転支援制御を実行することと、
車両に搭載されたセンサによって車両状態を検出することと、
センサによって検出された車両状態に基づいて、車両の不安定度を表す不安定状態量と車両安定制御の作動閾値を算出することと
を含む。
平均不安定状態量は、車両の横加速度が所定の範囲内に存在する場合の不安定状態量の平均値である。
平均作動閾値は、横加速度が所定の範囲内に存在する場合の作動閾値の平均値である。
状態変化量は、平均不安定状態量からの不安定状態量の増加量である。
閾値変化量は、平均作動閾値からの作動閾値の増加量である。
車両制御方法は、更に、運転支援制御の実行中、状態変化量が閾値変化量よりも大きくなることに応答して車両安定制御を作動させることを含む。
本発明によれば、運転支援制御の実行中の車両安定制御の作動条件は、「状態変化量が閾値変化量よりも大きくなること」である。状態変化量は、平均不安定状態量からの不安定状態量の増加量である。閾値変化量は、平均作動閾値からの作動閾値の増加量である。上記の作動条件が用いられる場合、作動条件が「不安定状態量が作動閾値よりも大きくなること」である場合と比較して、車両安定制御はより作動しやすくなる。すなわち、車両安定制御はより早期に作動する。車両の不安定挙動が大きくなる前に車両安定制御が作動するため、運転支援制御実行中の車両安定性がより向上する。
また、本発明によれば、次のような理由で、車両安定制御の作動に対するセンサ誤差(0点誤差等)の影響が低減される。不安定状態量は、車両に搭載されたセンサによって検出される車両状態に基づいて算出される。平均不安定状態量は、横加速度が所定の範囲内に存在する場合の不安定状態量の平均値である。センサ誤差は、それら不安定状態量及び平均不安定状態量の誤差の原因となる。しかしながら、不安定状態量も平均不安定状態量も同じ車両状態に基づいて算出されているため、それらの誤差の傾向は一致する。従って、不安定状態量と平均不安定状態量との間の差分を取った場合、双方の誤差同士が互いに打ち消しあう。結果として、差分である状態変化量に対するセンサ誤差の影響が低減される。同様の理由により、差分である閾値変化量に対するセンサ誤差の影響が低減される。それら状態変化量と閾値変化量に基づいて、車両安定制御を作動させるか否かが判定される。従って、車両安定制御の作動に対するセンサ誤差の影響が低減される。その結果、センサ誤差に起因する車両安定制御の誤作動が抑制される。
このように、本発明によれば、運転支援制御の実行中、車両安定制御の誤作動を抑制しつつ、車両安定性を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る車両制御システムの概要を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御非実行中の車両安定制御を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御実行中の車両安定制御を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態に係る車両制御システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における運転環境情報の例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御非実行中の車両安定制御に関連する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る運転支援制御実行中の車両安定制御に関連する処理を示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
1.車両制御システムの概要
図1は、本実施の形態に係る車両制御システム10の概要を説明するための概念図である。車両制御システム10は、車両1の走行を自動的に制御する「車両走行制御」を実行する。車両走行制御は、操舵制御、加速制御、及び制動制御のうち少なくとも1つを含む。典型的には、車両制御システム10は、車両1に搭載されている。あるいは、車両制御システム10の少なくとも一部は、車両1の外部の外部装置に配置され、リモートで車両走行制御を行ってもよい。
車両走行制御は、車両1の運転を支援する「運転支援制御」に適用される。運転支援制御としては、自動運転制御、リスク回避制御、車線維持支援制御(LTA: Lane Tracing Assist)、等が挙げられる。自動運転制御は、車両1の自動運転を制御する。例えば、自動運転制御は、車両1が目的地に向かって自動的に走行するように車両走行制御を行う。リスク回避制御は、車両1の前方の物体との衝突リスクを低減するために操舵制御と制動制御のうち少なくとも一方を行う。車線維持支援制御は、車両1が走行レーンに沿って走行するように車両走行制御を行う。
典型的には、運転支援制御では、目標軌道TRが用いられる。目標軌道TRは、車両1が走行する道路内における車両1の目標位置及び目標速度を含む。車両制御システム10は、目標軌道TRを生成し、車両1が目標軌道TRに追従するように車両走行制御を行う。このような運転支援制御は、軌道追従制御(trajectory following control)とも呼ばれる。
また、車両走行制御は、車両1の挙動を安定化させる「車両安定制御(VSC: Vehicle Stability Control)」にも適用される。車両安定制御は、「横滑り防止制御」とも呼ばれる。例えば車両1の旋回時、車両制御システム10は、車両1に搭載されたセンサによって検出される車両状態に基づいて、横滑り、アンダーステア、オーバーステア等の不安定挙動を検出する。不安的挙動が検出されると、車両制御システム10は、不安定挙動を打ち消すようなカウンタヨーモーメントを発生させる。例えば、車両制御システム10は、左右の車輪の制動力の差が発生するように制動制御を行うことにより、カウンタヨーモーメントを発生させる。他の例として、車両制御システム10は、操舵制御を行い車輪を転舵することによって、カウンタヨーモーメントを発生させてもよい。不安定挙動が解消されることにより、車両1の挙動が安定化する。
本実施の形態によれば、運転支援制御が実行されている場合と実行されていない場合とで、車両安定制御の作動条件(介入条件)が異なる。具体的には、運転支援制御の実行中、運転支援制御が実行されていないときと比較して、車両安定制御はより作動しやすくなる(介入しやすくなる)。例えば、自動運転制御の実行中、ドライバによる手動運転時と比較して、車両安定制御はより作動しやすくなる。以下、運転支援制御が実行されている場合と実行されていない場合のそれぞれについて説明する。
2.運転支援制御非実行中の車両安定制御
車両1に搭載されたセンサは、車速、操舵角、ヨーレート、横加速度、等の車両状態を検出する。車両制御システム10は、センサによって検出された車両状態に基づいて、車両1の不安定度を表す「不安定状態量DS」を算出する。
例えば、不安定状態量DSは、実ヨーレートと目標ヨーレート(期待ヨーレート)との間の偏差の絶対値である。実ヨーレートが目標ヨーレートよりも高いことは、オーバーステア傾向を意味する。逆に、実ヨーレートが目標ヨーレートよりも低いことは、アンダーステア傾向を意味する。実ヨーレートは、センサによって検出される。目標ヨーレートは、操舵角と車速をパラメータとして含む公知の式に従って算出される。車両制御システム10は、センサによって検出された操舵角と車速に応じた目標ヨーレートを算出し、その目標ヨーレートと実ヨーレートとの偏差の絶対値を不安定状態量DSとして算出する。
図2は、運転支援制御非実行中の車両安定制御を説明するための概念図である。横軸は、横加速度Gyを表している。縦軸は、不安定状態量DS及び車両安定制御の作動閾値THを表している。横加速度Gyが増加するにつれて、不安定状態量DSは増加する。
車両安定制御の作動閾値THは、センサ誤差等に起因する車両安定制御の誤作動を防止するために、比較的大きく設定されている。また、本実施の形態では、車両安定制御の作動閾値THは、車両状態に応じて変動する。車両制御システム10は、センサによって検出された車両状態に基づいて、車両安定制御の作動閾値THを算出する。作動閾値THの算出には、例えば、車両状態と作動閾値THとの対応関係を示すマップが用いられる。図2に示される例では、作動閾値THは、横加速度Gyが増加するにつれて増加する。
運転支援制御が実行されていない場合、車両安定制御の作動条件は、「不安定状態量DSが作動閾値THよりも大きいこと」である。車両制御システム10は、不安定状態量DSが作動閾値THよりも大きくなることに応答して、車両安定制御を作動させる。図2に示される例では、横加速度Gyがαとなる状態で、車両安定制御が作動する。
3.運転支援制御実行中の車両安定制御
図3は、運転支援制御実行中の車両安定制御を説明するための概念図である。図3のフォーマットは、図2のものと同じである。横加速度Gyに関して、車両挙動が安定している所定の低横加速度範囲RNGを考える。例えば、低横加速度範囲RNGの上限値は、0.5G(Gは重力加速度)である。例えば、低横加速度範囲RNGは、0.4G~0.5Gの範囲である。
平均不安定状態量DS_aveは、横加速度Gyが低横加速度範囲RNG内に存在する場合の不安定状態量DSの平均値である。例えば、平均不安定状態量DS_aveは、予め計測され与えられるパラメータである。あるいは、車両制御システム10は、車両走行の度に算出され蓄積される不安定状態量DSに基づいて、平均不安定状態量DS_aveを更新してもよい。
状態変化量ΔDSは、不安定状態量DSと平均不安定状態量DS_aveとの間の差分である(ΔDS=DS-DS_ave)。より詳細には、状態変化量ΔDSは、平均不安定状態量DS_aveからの不安定状態量DSの増加量(正値)である。
平均作動閾値TH_aveは、横加速度Gyが低横加速度範囲RNG内に存在する場合の車両安定制御の作動閾値THの平均値である。例えば、平均作動閾値TH_aveは、予め計測され与えられるパラメータである。あるいは、車両制御システム10は、車両走行の度に算出され蓄積される作動閾値THに基づいて、平均作動閾値TH_aveを更新してもよい。
閾値変化量ΔTHは、作動閾値THと平均作動閾値TH_aveとの間の差分である(ΔTH=TH-TH_ave)。より詳細には、閾値変化量ΔTHは、平均作動閾値TH_aveからの作動閾値THの増加量(正値)である。
運転支援制御が実行されている場合、車両安定制御の作動条件は、「状態変化量ΔDSが閾値変化量ΔTHよりも大きいこと」である。車両制御システム10は、状態変化量ΔDSが閾値変化量ΔTHよりも大きくなることに応答して、車両安定制御を作動させる。図3に示される例では、横加速度Gyがαよりも低いβとなる状態で、車両安定制御が作動する。
図2と図3の対比から分かるように、運転支援制御の実行中、運転支援制御が実行されていないときと比較して、車両安定制御はより作動しやすくなる。言い換えれば、運転支援制御の実行中、運転支援制御が実行されていないときと比較して、車両安定制御はより早期に作動する。すなわち、「不安定状態量DSが作動閾値THよりも大きいこと」の代わりに「状態変化量ΔDSが閾値変化量ΔTHよりも大きいこと」を作動条件として用いることは、作動閾値THを下げることと同じ効果をもたらす。実際には作動閾値THを下げることなく、作動閾値THを下げることと同じ効果が得られるのである。
4.効果
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、運転支援制御の実行中、「状態変化量ΔDSが閾値変化量ΔTHよりも大きいこと」が、車両安定制御の作動条件として用いられる。これにより、運転支援制御の実行中は、車両安定制御が作動しやすくなる、つまり、車両安定制御がより早期に作動する。車両1の不安定挙動が大きくなる前に車両安定制御が作動するため、運転支援制御実行中の車両安定性がより向上する。
運転支援制御において、車両制御システム10は、車両1が目標軌道TRに追従するように車両走行制御を行ってもよい。運転支援制御実行中の車両安定性が向上する結果、目標軌道TRに対する追従性も向上する。
更に、本実施の形態によれば、次のような理由で、車両安定制御の作動に対するセンサ誤差(0点誤差、等)の影響が低減される。不安定状態量DSは、車両1に搭載されたセンサによって検出される車両状態に基づいて算出される。平均不安定状態量DS_aveは、横加速度Gyが低横加速度範囲RNG内に存在する場合の不安定状態量DSの平均値である。センサ誤差は、不安定状態量DS及び平均不安定状態量DS_aveの誤差の原因となる。しかしながら、不安定状態量DSも平均不安定状態量DS_aveも同じ車両状態に基づいて算出されているため、それらの誤差の傾向は一致する。従って、不安定状態量DSと平均不安定状態量DS_aveとの間の差分を取った場合、双方の誤差同士が互いに打ち消しあう。結果として、差分である状態変化量ΔDSに対するセンサ誤差の影響が低減される。同様の理由により、差分である閾値変化量ΔTHに対するセンサ誤差の影響が低減される。それら状態変化量ΔDSと閾値変化量ΔTHに基づいて、車両安定制御を作動させるか否かが判定される。従って、車両安定制御の作動に対するセンサ誤差の影響が低減される。
比較例として、車両安定制御を早期に作動させるために、車両安定制御の作動閾値THそのものを下げることを考える。しかしながら、作動閾値THが低下するにつれて、0点誤差等のセンサ誤差の影響がより大きくなる。その結果、車両安定制御の誤作動が発生しやすくなる。
一方、本実施の形態によれば、車両安定制御を早期に作動させるために、「状態変化量ΔDSが閾値変化量ΔTHよりも大きいこと」が作動条件として用いられる。この作動条件の場合、上述の通りセンサ誤差の影響が低減される。従って、センサ誤差に起因する車両安定制御の誤作動が抑制される。すなわち、本実施の形態によれば、運転支援制御の実行中、車両安定制御の誤作動を抑制しつつ、車両安定制御を早期に作動させ、車両安定性を適切に向上させることが可能となる。
5.車両制御システムの具体例
5-1.構成例
図4は、本実施の形態に係る車両制御システム10の構成例を示すブロック図である。車両制御システム10は、センサ群20、走行装置30、及び制御装置100を備えている。
センサ群20は、車両1に搭載されている。センサ群20は、位置センサ21、車両状態センサ22、及び認識センサ23を含んでいる。位置センサ21は、車両1の位置及び方位を検出する。位置センサ21としては、GPS(Global Positioning System)センサが例示される。車両状態センサ22は、車両1の車両状態を検出する。車両状態センサ22としては、車速センサ(車輪速センサ)、ヨーレートセンサ、横加速度センサ、操舵角センサ、操舵トルクセンサ、等が例示される。認識センサ23は、車両1の周囲の状況を認識(検出)する。認識センサ23としては、カメラ、レーダ、ライダー(LIDAR: Laser Imaging Detection and Ranging)、等が例示される。
走行装置30は、操舵装置31、駆動装置32、及び制動装置33を含んでいる。操舵装置31は、車両1の車輪を転舵する。例えば、操舵装置31は、パワーステアリング(EPS: Electric Power Steering)装置を含んでいる。駆動装置32は、駆動力を発生させる動力源である。駆動装置32としては、エンジン、電動機、インホイールモータ、等が例示される。制動装置33は、制動力を発生させる。制動装置33は、車両1の複数の車輪のそれぞれにおける制動力を独立して調整可能なように構成されている。
制御装置100は、車両1を制御する。典型的には、制御装置100は、車両1に搭載されるマイクロコンピュータである。制御装置100は、ECU(Electronic Control Unit)とも呼ばれる。制御装置100は、複数のECUの組み合わせであってもよい。あるいは、制御装置100は、車両1の外部の情報処理装置であってもよい。その場合、制御装置100は、車両1と通信を行い、車両1をリモートで制御する。
制御装置100は、プロセッサ110及び記憶装置120を備えている。プロセッサ110は、各種処理を実行する。記憶装置120には、各種情報が格納される。記憶装置120としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、等が例示される。プロセッサ110がコンピュータプログラムである制御プログラムを実行することにより、プロセッサ110(制御装置100)による各種処理が実現される。制御プログラムは、記憶装置120に格納されている、あるいは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されている。
5-2.情報取得処理
プロセッサ110は、車両1の運転環境を示す運転環境情報200を取得する情報取得処理を実行する。運転環境情報200は、車両1に搭載されたセンサ群20による検出結果に基づいて取得される。取得された運転環境情報200は、記憶装置120に格納される。
図5は、運転環境情報200の例を示すブロック図である。運転環境情報200は、車両位置情報210、車両状態情報220、周辺状況情報230、及び地図情報240を含んでいる。
車両位置情報210は、車両1の位置及び方位を示す情報である。プロセッサ110は、位置センサ21による検出結果から車両位置情報210を取得する。
車両状態情報220は、車両1の車両状態を示す情報である。車両状態としては、車速、ヨーレート、横加速度、操舵角、操舵トルク、等が例示される。プロセッサ110は、車両状態センサ22による検出結果から車両状態情報220を取得する。
周辺状況情報230は、車両1の周囲の状況を示す情報である。プロセッサ110は、認識センサ23による検出結果から周辺状況情報230を取得する。例えば、周辺状況情報230は、車両1の周囲の物体に関する物体情報を含む。車両1の周囲の物体としては、周辺車両、歩行者、自転車、白線、ガードレール、縁石、落下物、等が例示される。物体情報は、車両1に対する物体の相対位置及び相対速度を示す。
地図情報240は、レーン配置、道路形状、等を示す。プロセッサ110は、地図データベースから、必要なエリアの地図情報240を取得する。地図データベースは、車両1に搭載されている所定の記憶装置に格納されていてもよいし、車両1の外部の管理サーバに格納されていてもよい。後者の場合、プロセッサ110は、管理サーバと通信を行い、必要な地図情報240を取得する。
5-3.車両状態量算出処理
プロセッサ110は、車両状態情報220で示される車両状態に基づいて、上述の不安定状態量DSと車両走行制御の作動閾値THを算出する。例えば、不安定状態量DSは、実ヨーレートと目標ヨーレート(期待ヨーレート)との間の偏差の絶対値である。実ヨーレートは、ヨーレートセンサによって検出される。目標ヨーレートは、操舵角と車速をパラメータとして含む公知の式に従って算出される。操舵角は、操舵角センサによって検出される。車速は、車速センサ(車輪速センサ)によって検出される。プロセッサ110は、操舵角と車速に応じた目標ヨーレートを算出し、その目標ヨーレートと実ヨーレートとの偏差の絶対値を不安定状態量DSとして算出する。また、プロセッサ110は、車両状態と作動閾値THとの対応関係を示すマップを用いることによって、車両状態に応じた作動閾値THを算出する。
平均不安定状態量DS_aveは、横加速度Gyが所定の低横加速度範囲RNG(例:0.4G~0.5G)内に存在する場合の不安定状態量DSの平均値である。例えば、平均不安定状態量DS_aveは、予め計測され与えられるパラメータである。あるいは、プロセッサ110は、車両走行の度に算出され蓄積される不安定状態量DSに基づいて、平均不安定状態量DS_aveを更新してもよい。
平均作動閾値TH_aveは、横加速度Gyが所定の低横加速度範囲RNG内に存在する場合の車両安定制御の作動閾値THの平均値である。例えば、平均作動閾値TH_aveは、予め計測され与えられるパラメータである。あるいは、プロセッサ110は、車両走行の度に算出され蓄積される作動閾値THに基づいて、平均作動閾値TH_aveを更新してもよい。
平均値情報300は、平均不安定状態量DS_ave及び平均作動閾値TH_aveを示す情報である。例えば、平均値情報300は、予め生成され、記憶装置120に格納される(図4参照)。プロセッサ110は、車両走行の度に平均値情報300を更新してもよい。
5-4.車両走行制御
プロセッサ110は、車両1の走行を制御する車両走行制御を実行する。車両走行制御は、車両1の操舵を制御する操舵制御、車両1の加速を制御する加速制御、及び車両1の減速を制御する制動制御を含む。プロセッサ110は、走行装置30を制御することによって車両走行制御を実行する。具体的には、プロセッサ110は、操舵装置31を制御することによって操舵制御を実行する。また、プロセッサ110は、駆動装置32を制御することによって加速制御を実行する。また、制御装置100は、制動装置33を制御することによって制動制御を実行する。
5-5.運転支援制御
プロセッサ110は、車両1の運転を支援する運転支援制御を実行する。運転支援制御としては、自動運転制御、リスク回避制御、車線維持支援制御、等が挙げられる。この運転支援制御は、上記の運転環境情報200に基づいて実行される。
自動運転制御の一例は、次の通りである。プロセッサ110は、車両位置情報210と地図情報240に基づいて、目的地に到達するための走行プランを生成する。更に、プロセッサ110は、走行プランに従って目標軌道TR(図1参照)を生成する。目標軌道TRは、車両1が走行する道路内における車両1の目標位置及び目標速度を含む。そして、プロセッサ110は、車両1が目標軌道TRに追従するように車両走行制御を行う。
リスク回避制御の一例は、次の通りである。プロセッサ110は、車両状態情報220(車速等)と周辺状況情報230(物体情報)に基づいて、車両1の前方に存在し、車両1と衝突する可能性のある物体を認識する。プロセッサ110は、認識した物体との衝突リスクが軽減されるような目標軌道TRを生成する。例えば、目標軌道TRは、物体から離れる方向への操舵を要求する。あるいは、目標軌道TRは、減速を要求する。そして、プロセッサ110は、車両1が目標軌道TRに追従するように車両走行制御(操舵制御と制動制御の少なくとも一方)を行う。
車線維持支援制御の一例は、次の通りである。例えば、目標軌道TRは、走行レーンの中央を通る線である。プロセッサ110は、地図情報240と車両位置情報210に基づいて、目標軌道TRを算出することができる。あるいは、プロセッサ110は、周辺状況情報230(白線情報)に基づいて、走行レーンを認識し、目標軌道TRを算出することができる。プロセッサ110は、車両1が目標軌道TRに追従するように車両走行制御を行う。
5-6.車両安定制御
プロセッサ110は、車両1の挙動を安定化させる車両安定制御(横滑り防止制御)を実行する。典型的には、車両安定制御は、車両1の旋回時に作動する。以下、本実施の形態に係る車両安定制御に関連する処理について説明する。
5-6-1.運転支援制御非実行中の処理
図6は、運転支援制御非実行中の車両安定制御に関連する処理を示すフローチャートである。図6に示される処理フローは、一定サイクル毎に繰り返し実行される。
ステップS110において、プロセッサ110は、上述の情報取得処理を実行する。すなわち、プロセッサ110は、センサ群20による検出結果に基づいて運転環境情報200を取得する。運転環境情報200は、記憶装置120に格納される。
ステップS120において、プロセッサ110は、上述の車両状態量算出処理を実行する。すなわち、プロセッサ110は、車両状態情報220で示される車両状態に基づいて、不安定状態量DSと車両走行制御の作動閾値THを算出する。
ステップS130において、プロセッサ110は、車両安定制御の作動条件が成立するか否かを判定する。運転支援制御非実行中の場合の車両安定制御の作動条件は、「不安定状態量DSが作動閾値THよりも大きいこと」である。作動条件が成立する場合(ステップS130;Yes)、処理は、ステップS140に進む。一方、作動条件が成立しない場合(ステップS130;No)、処理は、ステップS150に進む。
ステップS140において、プロセッサ110は、車両安定制御を実行する、つまり、車両安定制御を作動させる。プロセッサ110は、車両1の挙動を安定化させるために、不安定挙動を打ち消すようなカウンタヨーモーメントを発生させる。
例えば、プロセッサ110は、左右の車輪の制動力の差が発生するように制動制御を行うことにより、カウンタヨーモーメントを発生させる。例えば、オーバーステアを解消するためのカウンタヨーモーメントは、旋回の外前輪、あるいは、外前輪と外後輪の両方に制動力をかけることにより発生させることができる。他の例として、アンダーステアを解消するためのカウンタヨーモーメントは、旋回の内前輪、あるいは、内前輪と内後輪の両方に制動力をかけることにより発生させることができる。プロセッサ110は、各車輪に対する制動制御量を算出し、その制動制御量に従って制動装置33を制御する。
他の例として、プロセッサ110は、操舵制御を行い車輪を転舵することによって、カウンタヨーモーメントを発生させてもよい。この場合、プロセッサ110は、カウンタヨーモーメントの発生に必要な操舵制御量を算出し、その操舵制御量に従って操舵装置31を制御する。
ステップS150において、プロセッサ110は、車両安定制御を実行しない、つまり、車両安定制御を作動させない。車両安定制御が既に実行中であった場合、プロセッサ110は、車両安定制御を停止させる。
5-6-2.運転支援制御実行中の処理
図7は、運転支援制御実行中の車両安定制御に関連する処理を示すフローチャートである。図7に示される処理フローは、一定サイクル毎に繰り返し実行される。
ステップS210は、上述のステップS110と同様である。プロセッサ110は、情報取得処理を実行し、運転環境情報200を取得する。
ステップS220は、上述のステップS120と同様である。プロセッサ110は、車両状態量算出処理を実行し、不安定状態量DSと車両走行制御の作動閾値THを算出する。
ステップS230において、プロセッサ110は、車両安定制御の作動条件が成立するか否かを判定する。運転支援制御実行中の場合の車両安定制御の作動条件は、「状態変化量ΔDSが閾値変化量ΔTHよりも大きいこと」である。状態変化量ΔDSは、平均不安定状態量DS_aveからの不安定状態量DSの増加量である。閾値変化量ΔTHは、平均作動閾値TH_aveからの作動閾値THの増加量である。平均不安定状態量DS_ave及び平均作動閾値TH_aveは、記憶装置120に格納された平均値情報300から得られる。作動条件が成立する場合(ステップS230;Yes)、処理は、ステップS240に進む。一方、作動条件が成立しない場合(ステップS230;No)、処理は、ステップS250に進む。
ステップS240は、上述のステップS140と同様である。プロセッサ110は、車両安定制御を実行する、つまり、車両安定制御を作動させる。
ステップS250は、上述のステップS150と同様である。プロセッサ110は、車両安定制御を実行しない、つまり、車両安定制御を作動させない。
1 車両
10 車両制御システム
20 センサ群
22 車両状態センサ
30 走行装置
100 制御装置
110 プロセッサ
120 記憶装置
200 運転環境情報
220 車両状態情報
300 平均値情報
DS 不安定状態量
DS_ave 平均不安定状態量
ΔDS 状態変化量
TH 作動閾値
TH_ave 平均作動閾値
ΔTH 閾値変化量

Claims (5)

  1. 車両の走行を制御する車両制御システムであって、
    前記車両の挙動を安定化させる車両安定制御と、前記車両の運転を支援する運転支援制御とを実行するように構成されたプロセッサと、
    前記車両に搭載されたセンサによって検出される車両状態を示す車両状態情報が格納される記憶装置と
    を備え、
    前記プロセッサは、更に、前記車両状態情報で示される前記車両状態に基づいて、前記車両の不安定度を表す不安定状態量と前記車両安定制御の作動閾値を算出し、
    平均不安定状態量は、前記車両の横加速度が所定の範囲内に存在する場合の前記不安定状態量の平均値であり、
    平均作動閾値は、前記横加速度が前記所定の範囲内に存在する場合の前記作動閾値の平均値であり、
    状態変化量は、前記平均不安定状態量からの前記不安定状態量の増加量であり、
    閾値変化量は、前記平均作動閾値からの前記作動閾値の増加量であり、
    前記運転支援制御の実行中、前記プロセッサは、前記状態変化量が前記閾値変化量よりも大きくなることに応答して前記車両安定制御を作動させる
    車両制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムであって、
    前記運転支援制御が実行されていない場合、前記プロセッサは、前記不安定状態量が前記作動閾値よりも大きくなることに応答して前記車両安定制御を作動させる
    車両制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両制御システムであって、
    前記記憶装置には、更に、前記平均不安定状態量及び前記平均作動閾値を示す平均値情報が格納される
    車両制御システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
    前記運転支援制御において、前記プロセッサは、目標軌道を生成し、前記車両が前記目標軌道に追従するように前記車両の前記走行を制御する
    車両制御システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
    前記所定の範囲の上限値は、0.5×重力加速度である
    車両制御システム。
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